JPWO2014115265A1 - 一人乗り移動機器 - Google Patents

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Abstract

搭乗台10に設けられた複数の荷重センサと、搭乗台10に設けられた複数のバイブレータとを備え、複数の荷重センサからの出力信号に基づいて加重の有無および重心位置を検出し、当該検出した加重の有無および重心位置に応じて複数のバイブレータの駆動を制御することにより、搭乗者が搭乗台10に乗って重心移動により走行制御を行ったときに、そのときの加重の有無および重心位置によって変わる一人乗り移動機器の動作に応じた振動が複数のバイブレータにより搭乗者に伝えられるようにし、搭乗者が一人乗り移動機器の動作を足元から伝わる振動により把握して、自分の意図通りに一人乗り移動機器を操縦することができるようにする。

Description

本発明は、一人乗り移動機器に関し、特に、人の重心移動により走行制御可能な移動機器に関するものである。
近年、人ひとりを乗せて走行する新たなタイプの移動機器として、所謂「パーソナルモビリティ(一人乗り移動機器)」が注目されている。パーソナルモビリティの代表例として、既に市販されているSegway(登録商標)が存在する。また、トヨタ、ホンダ、スズキ等の各社からも、パーソナルモビリティの試作車が提供されている。これらのパーソナルモビリティでは、身体を傾けて重心移動するだけで直進や旋回の調整ができるようになされている。
また、スケートボードに乗るようなスタイルのパーソナルモビリティも提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。これら特許文献1〜4に記載のパーソナルモビリティにおいても、人の重心移動により走行制御を行うことが可能になされている。特許文献1〜4に記載のパーソナルモビリティは、各社から提供されている市販車または試作車に比べてサイズがコンパクトなため、不十分な点はあるものの比較的持ち運びや収納にも適したものとなっている。
特開2004−345608号公報 特開2004−359094号公報 特開2006−217952号公報 特開2006−256401号公報
上記特許文献1〜4に記載の技術では、ボード上のどの位置に重心を移動させるかによって旋回の角度や走行速度などパーソナルモビリティの動きが決まる。しかしながら、重心移動は搭乗者が感覚的に行わざるを得ないため、搭乗者が意図あるいは予想しているパーソナルモビリティの動きと、ボード上の重心位置によって変わるパーソナルモビリティの実際の動きとが一致しないことがある。そのため、搭乗者が自分の意図通りにパーソナルモビリティを操縦することが難しいという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ボード状の搭乗台に車輪を設けた構成タイプで、搭乗者の重心移動により走行制御を行うことが可能になされた一人乗り移動機器において、搭乗台に対する加重の有無や搭乗台上の重心位置によって変わる一人乗り移動機器の動作を搭乗者に分かりやすく伝達して、搭乗者が自分の意図通りに一人乗り移動機器を操縦しやすくすることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、ボード状の搭乗台に設けられた複数の荷重センサと、搭乗台に設けられた複数のバイブレータと、当該バイブレータの駆動制御を行う制御回路とを備え、制御回路において、複数の荷重センサからの出力信号に基づいて加重の有無および重心位置を検出し、当該検出した加重の有無および重心位置によって変わる一人乗り移動機器の動作に応じて複数のバイブレータの駆動を制御するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、搭乗者が一人乗り移動機器に乗って重心移動により走行制御を行うと、そのときの荷重センサへの加重の有無および搭乗台上の重心位置が検出され、加重の有無および重心位置によって変わる一人乗り移動機器の動作に応じた振動が複数のバイブレータにより搭乗者に伝えられる。これにより、搭乗者は、加重の有無や重心位置によって変わる一人乗り移動機器の動作を足元から伝わる振動により把握して、自分の意図通りに一人乗り移動機器を操縦することができるようになる。
本実施形態による一人乗り移動機器(パーソナルモビリティ)の外観を示す概略斜視図である。 本実施形態による一人乗り移動機器の外形を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。 本実施形態による搭乗台の構成例を示す図であり、(a)はシャーシ、(b)は上面カバーを示す図である。 本実施形態の搭乗台に備えられる各構成をデフォルメして示す模式図である。 本実施形態による荷重センサとバイブレータと規定位置との関係を示す平面図である。 本実施形態による制御回路が備える機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態の重心位置検出部により検出される重心位置の例を示す図である。 本実施形態のモータ駆動制御部が重心位置のX座標に応じて行う操舵角の制御例を示す図である。 本実施形態のモータ駆動制御部が重心位置のY座標に応じて行う走行速度や進行方向の制御例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による一人乗り移動機器(パーソナルモビリティ)の外観を示す概略斜視図である。また、図2は、本実施形態による一人乗り移動機器の外形を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の一人乗り移動機器は、ボード状の搭乗台10に車輪21,22を設けた構成タイプで、搭乗者の重心移動により走行制御を行うことが可能になされている。すなわち、搭乗者は搭乗台10の上に両足を乗せて起立状態で搭乗し、前後左右に重心移動を行うことにより、直進、左右への旋回、走行速度の制御を行うことができるようになされている。
図2(d)に示すように、本実施形態の一人乗り移動機器は、4個の車輪21,22を備えている。4個の車輪21,22のうち、2個の前輪21は、搭乗台10に内蔵された2個のモータ(図示せず)によりそれぞれ独立して駆動される駆動付き車輪である。また、残り2個の後輪22は、360度自由に回転可能なタイプのキャスタである。後輪22に用いるキャスタは、2つの車輪を平行に並べて1つの車輪のように使うタイプの双輪キャスタであってもよい。
搭乗台10は、その底部に4個の車輪21,22が取り付けられるとともに、2個の駆動付き車輪21を駆動するモータ、制御回路およびバッテリ(何れも図示せず)を内部に収容する。搭乗台10は平面が略矩形形状となっており、その四隅付近に4個の車輪21,22が取り付けられている。これにより、搭乗者が一人乗り移動機器に乗ったときの走行安定性を確保できるようにしている。
搭乗台10は、モータ、制御回路およびバッテリを収容するシャーシ11と、当該シャーシ11の上に被せる上面カバー12とから構成されている。図3は、この搭乗台10の構成例を示す図であり、(a)はシャーシ11、(b)は上面カバー12を示している。また、図4は、搭乗台10に備えられる各構成(具体的には後述する)をデフォルメして示す模式図である。
図3(a)に示すように、シャーシ11は、モータを収容するモータ収容部13と、バッテリおよび制御回路を収容する回路収容部14とを備えている。また、シャーシ11の四隅には、前輪である駆動付き車輪21を取り付けるための前輪用空間15と、後輪であるキャスタ22を取り付けるための後輪用空間16とが形成されている。
一方、上面カバー12は、図3(b)に示すように、略矩形形状のボードの4辺に、当該ボードに対して略垂直な側壁が設けられた箱型形状を有している。これは、上面カバー12の上に搭乗者が乗ったときに、その重みによって上面カバー12が容易に撓まないようにするためである。もちろん、剛性の強い金属材料で上面カバー12を構成するとか、上面カバー12を厚くするといった工夫によって、上面カバー12が撓まないようにしてもよい。
本実施形態の一人乗り移動機器は、搭乗台10に設けられた複数の荷重センサ41を備えている。図3(a)および図4に示すように、複数の荷重センサ41は、搭乗台10(具体的には、シャーシ11の上面カバー12が取り付けられる側の面)の四隅付近に4個設けられている。本実施形態において、荷重センサ41は厚さ0.5mm程度の矩形形状をしており、その表面は厚さ1mm以下の薄いアルミ板42によって覆われている。
一方、上面カバー12は、図3(b)および図4に示すように、シャーシ11と対向する面(上面カバー12の裏面)の、4個の荷重センサ41と対向する位置に支柱43を備えている。この支柱43は、高さ1mm程度の円柱形状をしており、その円形の断面積は荷重センサ41の面積よりも小さくなっている。シャーシ11の上に上面カバー12を被せたときに、この支柱43によって、シャーシ11と上面カバー12との対向面が支柱43以外の面で非接触状態となるようにしている。
上述したように、上面カバー12を箱型形状にして容易に撓まないようにしているのは、上面カバー12の上に搭乗者が乗っても、シャーシ11と上面カバー12とが支柱43以外の面で非接触状態を維持できるようにするためである。すなわち、上面カバー12の上に搭乗者が乗ったときに、支柱43を介して荷重センサ41に対して搭乗者の体重によって正確に加重が行われるようにするためである。
また、上述したように荷重センサ41の表面を薄いアルミ板42で覆っているのは、荷重センサ41よりも面積の小さい支柱43に加えられた力をアルミ板42によって広範囲に分散させ、荷重センサ41の全面に対して均等に加重が行われるようにするためである。なお、荷重センサ41を断面円形のボタン電池形状とし、その直径と支柱43の直径とを略同じ大きさに設計した場合、アルミ板42を省略することが可能である。あるいは、支柱43を四角柱とし、その断面積と荷重センサ41の面積とを略同じ大きさに設計した場合も、アルミ板42を省略することが可能である。
また、図4に示すように、本実施形態の一人乗り移動機器は、搭乗台10に設けられた複数のバイブレータ44を備えている。このバイブレータ44は、断面円形のボタン電池形状となっている。また、本実施形態では、複数のバイブレータ44の周囲にそれぞれ、当該バイブレータ44により発生された振動の伝達を遮断する振動遮断部材45を備えている。この振動遮断部材45は、例えばリング状のゴムにより構成されている。
図3(b)に示すように、上面カバー12の裏面には、複数のバイブレータ44を収容するための円形の穴47が形成されている。この上面カバー12の裏面に形成された円形の穴47に、バイブレータ44およびその周囲に設けたリング状の振動遮断部材45が収容されるようになっている。
図3(b)および図4に示すように、複数のバイブレータ44は、複数の荷重センサ41(これに対向する支柱43)よりも上面カバー12の中心寄りの位置で、上面カバー12の規定位置に人が搭乗したときに足裏と対向する位置に4個設けられている。
図5は、荷重センサ41とバイブレータ44と上面カバー12の人が乗る規定位置との関係を示す平面図である。図5に示すように、4個の荷重センサ41は、搭乗台10(シャーシ11)の四隅付近に設けられている。また、4個のバイブレータ44は、搭乗台10(上面カバー12)の四隅よりも中心寄りの位置、つまり4個の荷重センサ41よりも中心寄りの位置に設けられている。
なお、複数のバイブレータ44の位置を複数の荷重センサ41よりも上面カバー12の中心寄りとしたのは、複数の荷重センサ41を搭乗台10の四隅付近に設けているからである。複数の荷重センサ41を搭乗台10の四隅より内側に設けることにより、荷重センサ41の外側にバイブレータ44を設置する余裕のスペースがある場合は、バイブレータ44の位置を荷重センサ41よりも中心寄りとする必要は必ずしもない。
また、人が乗る規定位置50は、両足を平行にして肩幅程度に開いた状態で上面カバー12の上に起立したときに自然と両足が位置するところである。バイブレータ44は、この規定位置50の直下に設けるのが好ましい。更に好ましくは、2つのバイブレータ44は両足の拇指球の直下付近、残り2つのバイブレータ44は両足の踵の直下付近に設けるのがよい。バイブレータ44で発生した振動が、規定位置50に起立している搭乗者の足裏に伝わりやすくなるからである。また、本実施形態では、バイブレータ44の周囲に振動遮断部材45を設けているので、どの位置のバイブレータ44からの振動であるかが搭乗者の足裏に伝わりやすくなる。
図5に示す例では、例えば成人男性(靴サイズの平均値が26.5cm)が搭乗台10の規定位置50に乗ったときに、爪先の一部分と踵の一部分とが搭乗台10から少しはみ出るように搭乗台10のサイズが設計されている。例えば、搭乗台10は用紙A4サイズ程度で構成するのが好ましい。搭乗台10の上に足裏の全面が着くようなベタ足状態となるよりも、爪先部分や踵部分が搭乗台10から多少はみ出ていた方が重心をとりやすくなる(あるいは、重心移動を行いやすくなる)からである。
また、搭乗台10を用紙A4サイズ程度で構成すると、図5に示すように、規定位置50は搭乗台10の周辺部に位置するようになる。この周辺部は上面カバー12の強度(加重に対する撓み耐性)が最も強い部分である。そのため、上面カバー12を可能な限り薄く形成して軽量化を図ることができるというメリットも有する。
また、上面カバー12に加重が行われると、その反作用でシャーシ11に応力が発生する。ここで、搭乗台10を用紙A4サイズ程度で構成することによって規定位置50が搭乗台10の周辺部にあると、その周辺部での加重によって発生する応力はシャーシ11の周辺部で最も強くなる。これにより、シャーシ11自体も撓みにくくなるので、シャーシ11も可能な限り薄く形成して軽量化を図ることができる。
搭乗台10に収容される制御回路(図示せず)は、荷重センサ41の出力信号を入力して、モータの駆動制御およびバイブレータ44の駆動制御を行う。図6は、制御回路が備える機能構成例を示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態の一人乗り移動機器が備える制御回路は、その機能構成として、重心位置検出部61と、モータ駆動制御部62と、バイブレータ駆動制御部63とを備えている。
上記各機能構成61〜63は、ハードウェア構成、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能構成61〜63は、実際にはCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。なお、プログラムを記憶する記録媒体はこれに限定されない。
重心位置検出部61は、複数の荷重センサ41からの出力信号に基づいて、搭乗者による加重の有無および搭乗台10上での搭乗者の重心位置を検出する。具体的には、重心位置検出部61は、複数の荷重センサ41からの出力信号に基づいて、加重の有無を検出するとともに、補間演算によって重心位置を検出する。図7は、重心位置検出部61により検出される重心位置の例を示す図である。図7に示すように、搭乗台10の平面上に、搭乗台10の中心位置を原点Oとする2次元座標(X−Y座標)を設定する。この場合、4個の荷重センサ41は何れも原点Oから等距離に位置している。
図7に示す座標平面において、第1象限〜第4象限に配置された荷重センサ41をそれぞれ符号41−1〜41−4で区別する。ここで、各荷重センサ41−1〜41−4で検出される荷重の大きさ(圧力)をそれぞれW−1〜W−4とする。また、原点Oから各荷重センサ41−1〜41−4までのX軸方向の距離をx(何れも同じ)、Y軸方向の距離をy(何れも同じ)とする。
この場合、各荷重センサ41−1〜41−4からの出力信号W−1〜W−4に基づいて重心位置検出部61により検出される重心位置G(x,y)は、
=x(W−1+W−4)/W−x(W−2+W−3)/W
=y(W−1+W−2)/W−y(W−3+W−4)/W
ただし、W=W−1+W−2+W−3+W−4
となる。
モータ駆動制御部62は、重心位置検出部61により検出された加重の有無および搭乗台10の重心位置Gに応じて、前輪である駆動付き車輪21に接続された2個のモータの駆動を制御する。すなわち、モータ駆動制御部62は、重心位置検出部61により加重が検出されたときに、2個のモータを駆動して一人乗り移動機器を発進させる。
ただし、重心位置検出部61により加重が検出された直後(搭乗者が搭乗台10に乗った直後)にモータを駆動して一人乗り移動機器を発進させると、搭乗者がバランスを崩してしまう恐れがある。そこで、重心位置検出部61により加重が検出された後、所定時間後(例えば、1.5秒後)にモータの駆動を開始するようにするのが好ましい。
一人乗り移動機器の発進後、モータ駆動制御部62は、重心位置検出部61により検出された重心位置Gに応じて、2個のモータのうちどちらをどの程度のトルクで駆動するかを制御する。具体的には、モータ駆動制御部62は、重心位置GのX座標に応じたモータ駆動によって操舵角の制御を行い、重心位置GのY座標に応じたモータ駆動によって走行速度や進行方向の制御を行う。
図8は、本実施形態のモータ駆動制御部62が重心位置GのX座標に応じて行う操舵角の制御例を示す図である。重心位置GのX座標に関しては、例えば図8のように、負の最大値から正の最大値までを3つの領域81〜83に分割し、X座標の値が負の値で最も小さくなる第1の領域81に重心位置Gがあるときは左旋回、X座標の値が正の値で最も大きくなる第3の領域83に重心位置Gがあるときは右旋回、その間の第2の領域82に重心位置Gがあるときは直進とするようにモータのトルクを制御する。
すなわち、図8(b)に示すように、重心位置GのX座標がゼロに近い場合(例えば、X座標の値が−x〜+xである第2の領域82に重心位置Gがある場合)、モータ駆動制御部62は2個のモータ(つまり、左右の駆動付き車輪21)を同じトルクで駆動する。これにより、一人乗り移動機器は直進する。
また、図8(a)に示すように、重心位置GのX座標の値が−xより小さい場合(重心位置Gが第1の領域81にある場合)、モータ駆動制御部62は左輪のモータより右輪のモータを大きなトルクで駆動する。これにより、一人乗り移動機器は左方向に旋回する。このとき、左右のトルク差の大きさに応じて、左旋回の角度が決まる。左右のモータでどのくらいのトルク差をつけるかは、重心位置GのX座標の値に応じて決める。
本実施形態では、前輪のみを駆動付き車輪21とし、後輪はキャスタ22としているので、左輪のモータを非駆動として右輪のモータだけを駆動することにより、その場で左方向に信地旋回(非駆動とした左輪を回転中心とする旋回)をすることも可能である。あるいは、左輪のモータと右輪のモータとを同じ大きさのトルクで互いに逆向きに駆動することにより、その場で左方向に超信地旋回(2個の駆動付き車輪21の中央を回転中心とする旋回)をすることも可能である。
また、図8(c)に示すように、重心位置GのX座標がxより大きい場合(重心位置Gが第3の領域83にある場合)、モータ駆動制御部62は右輪のモータより左輪のモータを大きなトルクで駆動する。これにより、一人乗り移動機器は右方向に旋回する。このとき、左右のトルク差の大きさに応じて、右旋回の角度が決まる。この場合も、左右のモータでどのくらいのトルク差をつけるかは、重心位置GのX座標の値に応じて決める。右輪のモータを非駆動として左輪のモータだけを駆動することにより、右方向に信地旋回をすることも可能である。あるいは、左輪のモータと右輪のモータとを同じ大きさのトルクで互いに逆向きに駆動することにより、その場で右方向に超信地旋回をすることも可能である。
図9は、重心位置GのY座標に応じて行う走行速度や進行方向の制御例を示す図である。重心位置GのY座標に関しては、図9のように、負の最大値から正の最大値までを3つの領域91〜93に分割し、Y座標の値がyより大きい第1の領域91に重心位置Gがあるときは加速、Y座標の値が−yより小さい第3の領域93に重心位置Gがあるときは減速、その間の第2の領域92に重心位置Gがあるときは等速となるようにモータのトルクを制御する。
なお、ここで示した制御例は一例に過ぎない。例えば、第1の領域91から第3の領域93を等分割し、第1の領域91に重心位置Gがあるときは前進、第2の領域92に重心位置Gがあるときは停止、第3の領域93に重心位置Gがあるときは後進となるようにモータのトルクを制御してもよい。この場合、第1の領域91の中では、重心位置GのY座標の値が大きくなるほど、モータ駆動制御部62はモータに与える正のトルクを大きくする。また、第3の領域93の中では、重心位置GのY座標の値が小さくなるほど(絶対値が大きくなるほど)、モータ駆動制御部62はモータに与える負のトルクを大きくする。
バイブレータ駆動制御部63は、重心位置検出部61により検出された加重の有無および重心位置Gに応じて、複数のバイブレータ44の駆動を制御する。すなわち、バイブレータ駆動制御部63は、重心位置検出部61により検出された加重の有無および重心位置Gに応じて、4個のバイブレータ44のうちどれをどの程度の大きさで駆動するかを制御する。
具体的には、バイブレータ駆動制御部63は、重心位置検出部61により加重が検出されたときに、4個のバイブレータ44を駆動して一人乗り移動機器が発進することを搭乗者に伝える。例えば、バイブレータ駆動制御部63は、重心位置検出部61による加重の検出後、0.5秒置きに4個のバイブレータ44を2回駆動させる。上述したモータ駆動制御部62は、その0.5秒後にモータの駆動を開始する。これにより、搭乗者は、搭乗台10に乗ってからバイブレータ44により足裏に伝わる2回の振動によりリズムを感じながら、発進のための準備(心構えや姿勢取り)を行うことができる。
一人乗り移動機器の発進後、バイブレータ駆動制御部63は、重心位置GのX座標に応じて左右どちらのバイブレータ44を駆動するかとその駆動力の大きさを制御するとともに、重心位置GのY座標に応じて前後どちらのバイブレータ44を駆動するかとその駆動力の大きさを制御する。また、駆動のリズムやテンポ、タイミング等を制御するようにしてもよい。
例えば、一人乗り移動機器の加速時には、バイブレータ駆動制御部63は前側2つのバイブレータ44を駆動する。このとき、バイブレータ駆動制御部63は、加速が行われている間はバイブレータ44の駆動を行い、例えば「トン、トン、トン、トトトトト」といったように走行速度に応じてリズムを変えて断続的に駆動する。なお、最高速に達すると一人乗り移動機器は等速となるので、その時点でバイブレータ駆動制御部63はバイブレータ44の駆動を停止する。
また、一人乗り移動機器の減速時には、バイブレータ駆動制御部63は後側2つのバイブレータ44を駆動する。このとき、バイブレータ駆動制御部63は、減速が行われている間はバイブレータ44の駆動を行い、例えば「ブー」といったようにバイブレータ44を継続的に振動させる。また、バイブレータ駆動制御部63は、減速量に応じて駆動(振動)の大きさを変える。例えば、大きく減速する場合はバイブレータ44を大きく振動させる。
また、一人乗り移動機器の右方向への旋回時(信地旋回または超信地旋回ではない)、バイブレータ駆動制御部63は、例えば右側2つのバイブレータ44を駆動する。このときの駆動の大きさは、例えば原点Oから重心位置Gまでの距離に比例して制御する。例えば、減速時と同様、大きく右旋回する場合は右側2つのバイブレータ44を「ブー」と継続的に大きく振動させる。
一方、一人乗り移動機器の左方向への旋回時(信地旋回または超信地旋回ではない)、バイブレータ駆動制御部63は、例えば左側2つのバイブレータ44を駆動する。このときの駆動の大きさは、例えば原点Oから重心位置Gまでの距離に比例して制御する。例えば、大きく左旋回する場合は左側2つのバイブレータ44を「ブー」と継続的に大きく振動させる。
また、一人乗り移動機器の信地旋回時または超信地旋回時、バイブレータ駆動制御部63は、4個のバイブレータ44を回転させるパターンで順番に駆動する。
なお、以上に示したバイブレータ44の駆動方法は一例であり、本発明はこの駆動方法に限定されるものではない。例えば、一人乗り移動機器の旋回時(信地旋回または超信地旋回ではない)、バイブレータ駆動制御部63は、原点Oから重心位置Gまでの距離が所定値以下の場合(つまり、旋回確度が所定角度以下となる場合)は前側1個(旋回方向に応じた左右何れか1個)のバイブレータ44のみを駆動し、原点Oから重心位置Gまでの距離が所定値より大きい場合(つまり、旋回確度が所定角度より大きくなる場合)は前後2個(旋回方向に応じた左右何れか2個)のバイブレータ44を駆動するようにしてもよい。
また、一人乗り移動機器の発進直後から所定時間は、重心位置Gがどこにあろうと、バイブレータ44の駆動を行わないようにしてもよい。上述したように、一人乗り移動機器の発進直前にバイブレータ44を2回断続的に振動させて発進の予告をしても、発進直後は慣性の法則により搭乗者の重心が後側に傾いてしまう可能性がある。したがって、発進直後から所定時間は、バイブレータ駆動制御部63はバイブレータ44を駆動させないようにすることが好ましい。また、これに合わせて、モータ駆動制御部62も発進直後から所定時間は重心位置Gに応じたモータの駆動制御(減速)は行わず、一定速度まで徐々に加速するようなモータの駆動制御を行うのが好ましい。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、ボード状の搭乗台10に設けられた複数の荷重センサ41と、搭乗台10に設けられた複数のバイブレータ44と、当該バイブレータ44の駆動制御を行う制御回路とを備え、制御回路において、複数の荷重センサ41からの出力信号に基づいて搭乗者による加重の有無および搭乗者の重心位置Gを検出し、当該検出した加重の有無および重心位置Gに応じて複数のバイブレータ44の駆動を制御するようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、搭乗者が一人乗り移動機器に乗って重心移動により走行制御を行うと、そのときの荷重センサ41への加重の有無および搭乗台10上の重心位置が検出され、加重の有無および重心位置によって変わる一人乗り移動機器の動作に応じた振動が複数のバイブレータ44により搭乗者に伝えられる。これにより、搭乗者は、加重の有無や重心位置によって変わる一人乗り移動機器の動作を足元から伝わる振動により把握して、自分の意図通りに一人乗り移動機器を操縦することができるようになる。
また、本実施形態では、搭乗台10の平面を用紙A4サイズ程の大きさの略矩形形状としているので、搭乗者の足が乗る規定位置50をほぼ一意に定めることができる。そして、その規定位置50の直下に4個のバイブレータ44を設けているので、できるだけ少ない数のバイブレータ44で、加重の有無や重心位置Gによって変わる一人乗り移動機器の動作を搭乗者に分かりやすく伝えることができる。また、本実施形態では、バイブレータ44の周囲に振動遮断部材45を設けているので、どの位置のバイブレータ44からの振動であるかを搭乗者に対してより分かりやすく伝えることができる。
搭乗台10の平面が用紙A4サイズ程の大きさであることは、搭乗台10に対する乗り降りが行いやすいというメリットも有する。また、バッグ等に入れて持ち運びをするのにも非常に便利である。上述したモータ駆動制御部62による駆動方法によれば、人が搭乗台10に乗っていないときはモータの駆動が行われず、搭乗台10に乗って前方向に重心移動すれば直進を開始する。よって、例えば所望の場所で本実施形態の一人乗り移動機器をバッグから取り出してサッと搭乗し、走行後に一人乗り移動機器からサッと降りて一人乗り移動機器を再びバッグに仕舞うといったフレキシブルな使い方が簡単にできるようになる。
また、本実施形態では、上面カバー12を箱型形状とし、上からの加重に対して撓みにくい構成としている。そのため、人が乗ったときに上面カバー12が撓んで支柱43以外の対向面でシャーシ11と接触することを防止することができる。したがって、剛性の強い金属材料で上面カバー12を構成したり、上面カバー12を必要以上に厚くしたりしなくても済む。これにより、一人乗り移動機器の軽量化に資することができ、サイズだけでなく重量の面からも持ち運びを行いやすくすることができる。
なお、上記実施形態では、シャーシ11に荷重センサ41を設ける一方、上面カバー12に支柱43を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。これとは逆に、シャーシ11に支柱43を設ける一方、上面カバー12に荷重センサ41を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、上面カバー12が撓んでシャーシ11と接触することを防止するために支柱43を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、シャーシ11または上面カバー12の何れかの四隅(荷重センサ41とアルミ板42が設けられる位置)に所定の厚みを有する土台を設けることにより、シャーシ11と上面カバー12との対向面が土台以外の面で非接触状態となるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、4個の荷重センサ41を設ける例について説明したが、これは単なる一例であって、本発明はこの数に限定されるものではない。また、上記実施形態では、4個のバイブレータ44を設ける例について説明したが、これは単なる一例であって、本発明はこの数に限定されるものではない。また、上記実施形態では、駆動付き車輪21を2個のモータにより駆動する例について説明したが、これは単なる一例であって、本発明はこの数に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、4輪のうち前輪の2つを駆動付き車輪21とし、後輪の2つをキャスタ22とする例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、前輪と後輪とを逆にしてもよい。また、4輪とも駆動付き車輪21により構成してもよい。ただし、4輪とも駆動付き車輪21にすると、モータも追加しなければならず、一人乗り移動機器の重量が増す点で好ましくない。また、車輪21の摩擦により信地旋回や超信地旋回ができないとか、車輪21に大きな負荷がかかって車輪21が破損したり、床を傷つけるなどのデメリットも生じる。これらの点を考慮すると、上記実施形態のように2つを駆動付き車輪21、2つを360度回転可能なキャスタ22とするのが好ましい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 搭乗台
11 シャーシ
12 上面カバー
21 駆動付き車輪
22 キャスタ
41 荷重センサ
42 アルミ板
43 支柱
44 バイブレータ
45 振動遮断部材
50 人が乗る規定位置
61 重心位置検出部
62 モータ駆動制御部
63 バイブレータ駆動制御部

Claims (9)

  1. ボード状の搭乗台に車輪を設けた構成タイプで、搭乗者の重心移動により走行制御を行うことが可能になされた一人乗り移動機器であって、
    複数の車輪と、
    上記複数の車輪が取り付けられるとともに、上記複数の車輪のうち少なくとも一部を駆動するモータおよび制御回路を収容する上記ボード状の搭乗台と、
    上記搭乗台に設けられた複数の荷重センサと、
    上記搭乗台に設けられた複数のバイブレータと、
    上記モータの駆動制御および上記バイブレータの駆動制御を行う上記制御回路とを備え、
    上記制御回路は、その機能構成として、上記複数の荷重センサからの出力信号に基づいて加重の有無および重心位置を検出する重心位置検出部と、
    上記重心位置検出部により検出された上記加重の有無および上記重心位置に応じて、上記モータの駆動を制御するモータ駆動制御部と、
    上記重心位置検出部により検出された上記加重の有無および上記重心位置に応じて、上記複数のバイブレータの駆動を制御するバイブレータ駆動制御部とを備えたことを特徴とする一人乗り移動機器。
  2. 上記複数のバイブレータは、上記搭乗台の規定位置に人が搭乗したときに足裏と対向する位置に設けられており、
    上記バイブレータ駆動制御部は、上記重心位置検出部により検出された上記加重の有無および上記重心位置に応じて、上記複数のバイブレータのうちどれをどの程度の大きさで駆動するかを制御することを特徴とする請求項1に記載の一人乗り移動機器。
  3. 上記複数のバイブレータの周囲にそれぞれ、当該バイブレータにより発生された振動の伝達を遮断する振動遮断部材を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の一人乗り移動機器。
  4. 上記搭乗台は平面が略用紙A4サイズの矩形形状にて構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の一人乗り移動機器。
  5. 上記複数の荷重センサは、上記搭乗台の四隅付近に設けられており、
    上記重心位置検出部は、上記複数の荷重センサからの出力信号に基づいて、補間演算によって上記重心位置を検出することを特徴とする請求項4に記載の一人乗り移動機器。
  6. 上記搭乗台は、上記モータおよび上記制御回路を収容するシャーシと、当該シャーシの上に被せる上面カバーとから構成され、
    上記上面カバーは、略矩形形状のボードの4辺に、当該ボードに対して略垂直な側壁が設けられた箱型形状を有していることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の一人乗り移動機器。
  7. 上記シャーシまたは上記上面カバーの何れかに上記複数の荷重センサが設けられるとともに、当該荷重センサが設けられる位置に土台が設けられ、上記シャーシと上記上面カバーとの対向面が上記土台以外の面で非接触状態となるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の一人乗り移動機器。
  8. 上記シャーシまたは上記上面カバーの何れかに上記複数の荷重センサが設けられるとともに、上記シャーシまたは上記上面カバーの何れかで上記荷重センサと対向する位置に支柱が設けられ、上記シャーシと上記上面カバーとの対向面が上記支柱以外の面で非接触状態となるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の一人乗り移動機器。
  9. 上記4個の車輪は、2個の上記モータによりそれぞれ独立して駆動される2個の駆動付き車輪と、2個のキャスタとにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の一人乗り移動機器。
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