JPWO2014103599A1 - カテーテル - Google Patents

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Abstract

カテーテル(10)のハブ(14)は、シャフト(12)の基端を保持するシャフト保持部(28)と、シャフト保持部(28)よりも基端側に設けられシャフト(12)の内腔(13)と連通するハブ内腔(24)を形成するハブ内腔形成部(34)とを有する。ハブ内腔形成部(34)は、シャフト保持部(28)に対して縮径した段差部(30)を介してシャフト保持部(28)よりも基端側に設けられる。段差部(30)は、基端方向に向かって内径が減少する内縁部(38)を有する。

Description

本発明は、カテーテルに関する。
従来、血管等の生体器官内にカテーテルを導入して生体器官内の病変部(例えば、狭窄部)を検査・処置することが広範に行われている。この種のカテーテルは、一般に、カテーテル本体を構成する長尺なシャフトと、当該シャフトの基端部に連結されたハブとを有する(例えば、米国特許第6355027号明細書を参照)。
このようなカテーテルの使用において、カテーテルの先端を生体内の目的部位まで到達させるには、体内の複雑に分岐した血管内や体腔内でシャフトを選択的に進行させる必要がある。このため、通常、カテーテルの内腔にガイドワイヤを挿通させ、カテーテルの先端に対して当該ガイドワイヤの先端を先行させた状態で、当該ガイドワイヤに沿って血管内や体腔内でカテーテルを走行させる。
ところで、カテーテルに先行して生体管腔内に挿入されたガイドワイヤを、カテーテルの内腔に挿入するには、カテーテルのシャフトの先端からガイドワイヤの基端部を挿入し、ガイドワイヤの当該基端部をシャフト内で相対的に基端方向に移動させ、さらにハブ内腔を基端方向に通す必要がある。この際、シャフトの内周部とハブの内周部(ハブ内腔を形成する内周部)との間に段差が生じていると、当該段差にガイドワイヤの基端部が引っ掛かることで移動抵抗が生じ、ハブ内でガイドワイヤをそれ以上基端側に移動させることが困難となる場合がある。特に、ガイドワイヤの基端部を屈曲させて使用する場合もあり、そのような場合には、ガイドワイヤの基端部が前記段差に引っ掛かりやすくなる。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、カテーテルの先端からガイドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの基端部をハブ内に通す際に、ハブ内でガイドワイヤの基端部をスムーズに基端方向に移動させることができるカテーテルを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、カテーテル本体を構成するシャフトと、前記シャフトの基端に設けられたハブとを備えるカテーテルであって、前記ハブは、前記シャフトの基端を保持するシャフト保持部と、前記シャフト保持部よりも基端側に設けられ前記シャフトの内腔と連通するハブ内腔を形成するハブ内腔形成部とを有し、前記ハブ内腔形成部は、前記シャフト保持部に対して縮径した段差部を介して前記シャフト保持部よりも基端側に設けられ、前記段差部は、基端方向に向かって内径が減少する内縁部を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、ハブにおいてシャフトの基端に対して縮径した段差部の内縁部の内径が、基端方向に向かって減少するものとなっている。このため、シャフト内周部とハブ内周部との間に段差部がある場合でも、カテーテルの先端からガイドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの基端部をハブ内に通す際に、基端方向に向かって内径が減少する前記内縁部のガイド作用により、ガイドワイヤの基端部が段差部に引っ掛かることがないため、ガイドワイヤの基端部がハブ内腔内へ好適に案内される。これにより、ハブ内でガイドワイヤの基端部をスムーズに基端方向に移動させることができる。
上記のカテーテルにおいて、前記シャフトの基端は、前記ハブに設けられた前記段差部に当接してもよい。
上記の構成によれば、シャフトの基端と段差部との間にガイドワイヤの基端部が入り込むことがなく、ハブ内でガイドワイヤの基端部をよりスムーズに基端方向に移動させることができる。
上記のカテーテルにおいて、前記ハブに設けられた前記内縁部は、前記ハブの縦断面において弧状に湾曲した形状であってもよい。
上記の構成によれば、カテーテルの先端からガイドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの基端部をハブ内に通す際に、ガイドワイヤの基端部が段差部に接触した場合でも、R形状を有する内縁部によってガイドワイヤの基端部がハブの軸線側にスムーズに案内される。
上記のカテーテルにおいて、前記ハブに設けられた前記内縁部は、前記ハブの縦断面において直線状を呈していてもよい。
上記の構成によれば、カテーテルの先端からガイドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの基端部をハブ内に通す際に、ガイドワイヤの基端部が段差部に接触した場合でも、直線状に傾斜する内縁部によってガイドワイヤの基端部がハブの軸線側にスムーズに案内される。
本発明のカテーテルによれば、カテーテルの先端からガイドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの基端部をハブ内に通す際に、基端方向に向かって内径が減少する前記内縁部のガイド作用により、ガイドワイヤの基端部が段差部に引っ掛かることがないため、ガイドワイヤの基端部がハブ内腔内へ好適に案内される。これにより、ハブ内でガイドワイヤの基端部をスムーズに基端方向に移動させることができる。
本発明の一実施形態に係るカテーテルの一部省略側面図である。 図1に示したカテーテルのハブの一部省略縦断面図である。 図3Aは、図2に示したハブの一部省略縦断面図であり、図3Bは、変形例に係るハブの一部省略縦断面図である。 図4Aは、ハブ内でガイドワイヤの基端部を基端方向に移動させる操作を説明する第1の図であり、図4Bは、ハブ内でガイドワイヤの基端部を基端方向に移動させる操作を説明する第2の図であり、図4Cは、ハブ内でガイドワイヤの基端部を基端方向に移動させる操作を説明する第3の図である。
以下、本発明に係るカテーテルについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカテーテル10の一部省略側面図である。カテーテル10は、血管内や体腔内に挿入して先端を目的部位まで到達させ、治療用の薬剤注入や診断用の造影剤注入を行うために使用される。図1に示すように、カテーテル10は、細径で長尺なシャフト12と、シャフト12の基端に接続されたハブ14と、シャフト12のハブ14への接続部に設けられたストレインリリーフ16とを備える。
シャフト12は、血管等の生体管腔内に挿入されるカテーテル本体を構成するものであって、先端から基端まで連通する内腔13(図2も参照)が形成された可撓性を有する長尺で細径のチューブ状部材である。シャフト12の長さは、例えば、500mm〜2000mm程度、好ましくは、1000mm〜1500mm程度である。
シャフト12の外径は、例えば0.3mm〜3mm程度、好ましくは、0.4mm〜2mm程度である。シャフト12の内径は、例えば、0.2mm〜2.5mm程度、好ましくは、0.3mm〜1.8mm程度である。シャフト12の外径及び内径は、先端側にいくほど小さくなってもよい。シャフト12の最先端部はテーパを有していてもよい。
シャフト12の最先端部近傍の外周面には、X線不透過マーカ(造影マーカ)18が固着されている。X線不透過マーカ18は、金あるいは白金等からなるX線(放射線)不透過性を有する材質によって形成されることにより、生体内でカテーテル10の先端位置をX線造影下で視認するためのものである。
ハブ14は、その先端にてシャフト12の基端を保持する中空構造の部材であり、基端にはシリンジ等の他の器具が接続可能となっている。ハブ14は、例えば、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン等の硬質の樹脂等により構成され得る。本実施形態では、ハブ14は、透明性を有する材料(ポリカーボネート等)により構成される。これにより、ガイドワイヤ42(図4A等参照)等を挿通させる際に、ハブ14内のガイドワイヤ42の端部の存在を確認することができ、好適である。
ストレインリリーフ16は、シャフト12のハブ14への接続部での屈曲(キンク)を防止するためのものであり、例えば先細りのチューブ状に形成された適度の可撓性及び剛性を有する樹脂製の部材である。ストレインリリーフ16は、シャフト12の構成材料と同様の材料で構成され得る。
次に、ハブ14の具体的な構成を説明する。図2は、ハブ14の一部省略縦断面図である。図2に示すように、ハブ14は、中空状の胴体部20と、胴体部20の外側面から突出した複数(図示例では、2つ)の羽根部22とから構成される。胴体部20は、シャフト12の内腔13と連通するハブ内腔24を形成する内周部(以下、「ハブ内腔形成部34」と呼ぶ)と、ハブ14の基端で開口する基端開口部26とを有する。
また、ハブ14における先端側には、円筒状内面を有するシャフト保持部28が設けられる。シャフト保持部28には、シャフト12の基端部32が保持及び固定されている。シャフト保持部28よりも基端側には、シャフト保持部28に対して縮径した段差部30を介して、ハブ内腔形成部34が設けられている。
このハブ内腔形成部34の少なくとも基端側の部分(基端開口部26から先端側に所定長の範囲)は、先端方向に向かって所定の割合で内径が減少するテーパとして構成されている。このテーパ内には、他の機器(例えば、シリンジ等)が接続可能であるルアーテーパ部が基部側に存在する。ハブ内腔形成部34において、ルアーテーパ部よりも先端側に存在するテーパは、ルアーテーパ部と同じ傾斜角度のテーパ、あるいは当該テーパと異なる傾斜角度のテーパであってもよい。
本実施形態では、ハブ14とシャフト12とは別個に製作されたものであり、当該ハブ14の先端(シャフト保持部28)にシャフト12の基端部32が挿入され、接着、熱融着等の適宜の接合手段により接合されている。なお、ハブ14は、インサート成型によってシャフト12の基端に設けられてもよい。
図3Aは、図2に示したハブ14の一部省略縦断面図である。図3Aに示すように、シャフト12の基端面12aは、段差部30の先端30aに突き当たり、これによってハブ14に対するシャフト12の位置決めがなされている。なお、シャフト12の基端面12aと段差部30の先端30aとの間に、多少の隙間が設けられてもよいが、そのような隙間は、ハブ14内にガイドワイヤ42(図4A等参照)を基端方向に通す際に、ガイドワイヤ42の基端部43が入り込まない程度の大きさであることが好ましい。
シャフト12の内腔13を形成する内周部36(以下、「シャフト内腔形成部36」と呼ぶ)の基端側の内径R1は、ハブ内腔形成部34の先端部の内径R2よりも大きく、この内径差により、段差部30が形成されている。カテーテル10の先端からガイドワイヤ42を挿入し、ガイドワイヤ42の基端部43をハブ14内に通す際に、ガイドワイヤ42の基端方向への移動が段差部30によって妨げられないように、当該段差部30は、基端方向に向かって内径が減少する内縁部38(内周部)を有する。
図3Aに示すように、本実施形態において具体的には、段差部30の内縁部38は、ハブ14の縦断面において弧状に湾曲した形状(R形状:ハブ14の内側に向かって盛り上がるように湾曲した形状)を有する。このR形状は、内縁部38の周方向の全周に亘って設けられている。内縁部38の最先端部の内径は、シャフト12の基端開口の直径(シャフト12の内径R1)と同じか、それよりも大きい。
このように構成された内縁部38を有することにより、カテーテル10の先端からガイドワイヤ42を挿入し、ガイドワイヤ42の基端部43をハブ14内に通す際に、ガイドワイヤ42の基端部43が段差部30に接触した場合でも、R形状を有する内縁部38によってガイドワイヤ42の基端部43がハブ14の軸線a側にスムーズに案内される。
ハブ14においては、R形状を有する内縁部38に代えて、図3Bに示すように、ハブ14の縦断面において軸線aに対して直線状に傾斜する内縁部39を採用してもよい。この直線状に傾斜する形状は、内縁部39の周方向の全周に亘って設けられている。内縁部39の最先端部の内径は、シャフト12の基端開口の直径と同じか、それよりも大きい。
このような直線状を呈する内縁部39によっても、カテーテル10の先端からガイドワイヤ42を挿入し、ガイドワイヤ42の基端部43をハブ14内に通す際に、ガイドワイヤ42の基端部43が段差部30に接触した場合でも、直線状に傾斜する内縁部39によってガイドワイヤ42の基端部43がハブ14の軸線a側にスムーズに案内される。
本実施形態に係るカテーテル10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下、主として図4A〜図4Cを参照し、カテーテル10の作用及び効果について説明する。本例では、基端部43を屈曲させたガイドワイヤ42をカテーテル10の先端(シャフト12の先端開口)から挿入し、ガイドワイヤ42の基端部43をハブ14内に通す操作について説明するが、基端部43を屈曲させていない(基端部43が直線状)のガイドワイヤ42をカテーテル10の先端から挿入する場合にも、後述する作用効果が得られる。
基端部43を屈曲させたガイドワイヤ42を、カテーテル10のシャフト12の先端開口から挿入し、カテーテル10に対して相対的に基端方向に移動させていくと、図4Aに示すように、やがてガイドワイヤ42の基端部43がシャフト12の基端部32内へと至る。そしてさらにガイドワイヤ42をカテーテル10に対して基端方向に移動させると、図4Bに示すように、ガイドワイヤ42の屈曲した基端部43が、ハブ14内の段差部30に接触する場合がある。
ところで、従来のカテーテルのハブでは、ガイドワイヤ42の基端部43が、ハブ内でシャフトの基端側に設けられた段差部に接触した場合、当該段差部にガイドワイヤ42の基端部43が引っ掛かってガイドワイヤ42の移動が阻止され、ガイドワイヤ42をそれ以上ハブに対して基端方向に移動させることが困難になることがある。
これに対し、本発明のカテーテル10では、ハブ14内に設けられた段差部30の内縁部38が、基端方向に向かって内径が減少するように形成されているため、ガイドワイヤ42の基端部43が段差部30に接触した場合でも、当該基端部43が内縁部38によって軸線a側に案内される(誘導される)。従って、図4Cに示すように、段差部30によってガイドワイヤ42の移動が阻止されることがなく、ハブ14内でガイドワイヤ42を基端方向にスムーズに移動させることができる。
特に、基端部43を屈曲させたガイドワイヤ42の場合、基端部43が直線状の場合と比較して、ハブ14内を通す際に基端部43が段差部30に接触しやすくなるが、そのような屈曲した基端部43が段差部30に接触した場合でも、図4B及び図4Cに示すように、基端方向に向かって内径が減少する内縁部38のガイド作用によって、当該基端部43はハブ内腔24内へとスムーズに案内される。
以上説明したように、本実施形態に係るカテーテル10によれば、ハブ14においてシャフト12の基端に対して縮径した段差部30の内縁部38の内径が、基端方向に向かって減少するものとなっている。このため、シャフト内腔形成部36とハブ内腔形成部34との間に段差部30がある場合でも、カテーテル10の先端からガイドワイヤ42を挿入し、ガイドワイヤ42の基端部43をハブ14内に通す際に、基端方向に向かって内径が減少する前記内縁部38のガイド作用により、ガイドワイヤ42の基端部43が段差部30に引っ掛かることがないため、ガイドワイヤ42の基端部43がハブ内腔24内へ好適に案内される。これにより、ハブ14内でガイドワイヤ42の基端部43をスムーズに基端方向に移動させることができる。
また、本実施形態の場合、シャフト12の基端面12aはハブ14に設けられた段差部30の先端30aに当接している。この構成により、シャフト12の基端部32と段差部30との間にガイドワイヤ42の基端部43が入り込むことがなく、ハブ14内でガイドワイヤ42の基端部43をよりスムーズに基端方向に移動させることができる。
また特に、図3Aに示したように、本実施形態では、ハブ14に設けられた内縁部38は、ハブ14の縦断面において弧状に湾曲した形状(ハブ14の内側に向かって盛り上がるように湾曲した形状)である。この構成によれば、ガイドワイヤ42の最基端部44(図4B参照)と内縁部38との接触が、点接触に近くなり接触面積が低減することによって、ガイドワイヤ42の最基端部44と内縁部38との摩擦抵抗を減らすことができる。このため、ハブ14内でガイドワイヤ42の基端部43を基端方向に移動させる際に、ガイドワイヤ42の基端部43が段差部30を通過しやすくなる。
一方、図3Bに示したように、ハブ14の縦断面において直線状を呈する内縁部39が設けられる場合であっても、直線状に傾斜する内縁部39によってガイドワイヤ42の基端部43がハブ14の軸線a側にスムーズに案内されるため、当該基端部43が段差部30に引っ掛かることがなく、ハブ14内でガイドワイヤ42の基端部43を基端方向へと容易に移動させることができる。
上記において、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。

Claims (4)

  1. カテーテル本体を構成するシャフト(12)と、前記シャフト(12)の基端に設けられたハブ(14)とを備えるカテーテル(10)であって、
    前記ハブ(14)は、前記シャフト(12)の基端を保持するシャフト保持部(28)と、前記シャフト保持部(28)よりも基端側に設けられ前記シャフト(12)の内腔(13)と連通するハブ内腔(24)を形成するハブ内腔形成部(34)とを有し、
    前記ハブ内腔形成部(34)は、前記シャフト保持部(28)に対して縮径した段差部(30)を介して前記シャフト保持部(28)よりも基端側に設けられ、
    前記段差部(30)は、基端方向に向かって内径が減少する内縁部(38、39)を有する、
    ことを特徴とするカテーテル(10)。
  2. 請求項1記載のカテーテル(10)において、
    前記シャフト(12)の基端は、前記ハブ(14)に設けられた前記段差部(30)に当接している、
    ことを特徴とするカテーテル(10)。
  3. 請求項1又は2記載のカテーテル(10)において、
    前記ハブ(14)に設けられた前記内縁部(38)は、前記ハブ(14)の縦断面において弧状に湾曲した形状である、
    ことを特徴とするカテーテル(10)。
  4. 請求項1又は2記載のカテーテル(10)において、
    前記ハブ(14)に設けられた前記内縁部(39)は、前記ハブ(14)の縦断面において直線状を呈する、
    ことを特徴とするカテーテル(10)。
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