JPWO2014073166A1 - 冷却装置およびそれを搭載した発熱体収納装置 - Google Patents

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訓央 清本
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隆博 佐橋
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将吾 前田
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Abstract

冷却装置は本体ケース(3a)と、外気ファン(14)および内気ファン(17)と、熱交換素子(11)とを備えている。本体ケース(3a)の内部は、素子ケーシング(10)により内気エリア(51)と外気エリア(52)とに2分されている。そして外気エリア(52)には外気ファン(14)が配置され、内気エリア(51)には内気吸気口(6)に隣接した内気ファン(17)と内気吐出口(7)に隣接した熱交換素子(11)とが配置されている。

Description

本発明は、冷却装置およびそれを搭載した発熱体収納装置に関する。
携帯電話の基地局は、発熱体となる送・受信機を収納した発熱体収納装置を有している。ここで送・受信機には、数十アンペア以上の電流が流れる。そのため、携帯電話の基地局において、発熱体収納装置の冷却は、送・受信機の動作の安定化のために極めて重要である。
図11は、従来の冷却装置の構成図である。図11に示すように冷却装置100は、本体ケース111と、本体ケース111内に設けられた外気用の第1送風機112および本体ケース111内の内気用の第2送風機113と、熱交換器114とを備えている。本体ケース111は、外気用の第1吸込口107と第1吐出口108、および内気用の第2吸込口109と第2吐出口110を有している。熱交換器114は、本体ケース111内において外気と内気との熱交換を行う(例えば特許文献1参照)。
特開2000−161875号公報
携帯電話の基地局は、冷却装置が発熱体収納装置の壁面に備えられている。従来の冷却装置は、本体ケース内に外気用の第1送風機と、内気用の第2送風機とを備えている。冷却装置は、これら2つの送風機に挟まれるようにして熱交換器を収納した構成となっているため、本体ケースが大きくなっている。そのため、この冷却装置を発熱体収納装置の壁面に備える携帯電話の基地局の設置面積も大きくなっている。しかし、携帯電話の基地局は、ビルの屋上、鉄塔・電柱への設置が求められ、より小さい設置面積が要求されている。
そこで本発明の冷却装置は外気吸気口、外気吐出口、内気吸気口、および内気吐出口を設けた本体ケースと、本体ケースの内部に設けられた外気ファンおよび内気ファンと、本体ケースの内部において外気と内気との熱交換を行う熱交換素子とを備えている。熱交換素子は、複数の板体をそれぞれ所定間隔離して積層して形成されている。また熱交換素子は、本体ケースの内部に内気を吸込む内気エリアと、外気を吸込む外気エリアとに2分する素子ケーシングにより保持されている。外気吸気口は、外気エリアに設けられている。内気吸気口と内気吐出口とは、内気エリアにおける本体ケースの取付面に設けられている。外気エリアには、外気ファンが配置されている。内気エリアには、内気吸気口に隣接した内気ファンと、内気吐出口に隣接した熱交換素子とが配置されている。
このような冷却装置は、外気エリアと内気エリアとの2つのエリアに分けられている。その結果外気ファンと、熱交換素子と、内気ファンとは1方向に並べて配置される必要がなくなるため、冷却装置の取付面が小さくなり、その冷却装置を搭載する発熱体収納装置の設置面積も小さくなる。
図1は、本発明の実施の形態の発熱体収納装置を示す斜視図である。 図2は、同発熱体収納装置のキャビネットドアを開放した時の斜視図である。 図3Aは、同冷却装置の正面図である。 図3Bは、図3Aの3B−3B線断面図である。 図4は、本発明の実施の形態の発熱体収納装置の設置例を示す斜視図である。 図5Aは、同冷却装置の外気側本体ケース斜視図である。 図5Bは、同冷却装置の外気側内部構造図である。 図6は、同冷却装置のキャビネット側斜視図である。 図7は、図1を鉛直方向上方から見た透視図である。 図8は、本発明の実施の形態の発熱体収納装置において冷却装置を異なる位置に取付けた場合の鉛直方向上方から見た内部模式図である。 図9は、同冷却装置の外カバーを外した冷却装置本体の斜視図である。 図10は、同発熱体収納装置において冷却装置をさらに異なる位置に取付けた場合の水平方向から見た内部模式図である。 図11は、従来の冷却装置の構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態の発熱体収納装置を示す斜視図である。図1に示すように発熱体収納装置30には、キャビネット1の2つの面に、それぞれ前面キャビネットドア2a、側面キャビネットドア2bがキャビネット1に対して開閉可能に設けられている。そして、側面キャビネットドア2bに冷却装置3が備えられている。
図2は、本発明の実施の形態の発熱体収納装置のキャビネットドアを開放した時の斜視図である。キャビネット1内には、通信機4が備えられている。通信機4は、前面キャビネットドア2a側を前面にして、かつ、内部基板が閉鎖した前面キャビネットドア2aと直交するように配置されている。すなわち、キャビネット1の前面側1aに空気が送り込まれると、通信機4の内部基板に沿ってキャビネット1の背面側1bに空気が流れる。また、前面キャビネットドア2aが開放されると、通信機4のメンテナンスなどが行なえる。
図3Aは本発明の実施の形態の冷却装置の正面図、図3Bは図3Aの3B−3B線断面図である。図3A、図3Bに示すように冷却装置3は、本体ケース3a、外気ファン14、内気ファン17、および熱交換素子11を備えている。本体ケース3aは、そのひとつの面がキャビネット1に固定されている。本体ケース3aの内部は、素子ケーシング10によってキャビネット1側の内気エリア51と、外気23側の外気エリア52とに2分割されている。素子ケーシング10は、熱交換素子11を保持する。内気エリア51では、本体ケース3aの内部に内気24が吸込まれる。また外気エリア52では、本体ケース3aの内部に外気23が吸込まれる。
また本体ケース3aは、キャビネット1側に固定される取付面3bに、内気吸気口6と、内気吐出口7とが設けられている。そして、取付面3bの対向面には、外気吸気口8が設けられている。また外気吐出口9は、本体ケース3aの底面に設けられている。素子ケーシング10は、取付面3bとほぼ平行に取り付けられている。なお取付面3bは、内気エリア51の構成面である。
図4は、本発明の実施の形態の発熱体収納装置の設置例を示す斜視図である。図4は、発熱体収納装置30が電柱53に据え付けられた場合である。冷却装置3には、下面を開口して外気吐出口9が設けられている。
図3Bに示すように内気エリア51には、内気吸気口6に隣接した内気ファン17と、内気吐出口7に隣接した熱交換素子11とが設けられている。内気ファン17は、吸込み側を内気吸気口6に向けて固定された軸流型の羽根車を有している。そして内気ファン17は、内気ファン回転軸17aと内気吸気口6における内気吸い込み方向6aとが平行になるように配置されている。また外気エリア52には、外気ファン14と、外気吸気口8とが設けられている。
熱交換素子11は、本体ケース3aの内部において外気23と内気24との熱交換を行う。また熱交換素子11は、複数の板体25がそれぞれ所定間隔離して積層して形成されている。板体25は、平行四辺形状である。また板体25は、合成樹脂製である。板体25の表面には、その表面をレーン状に仕切る複数の整流壁がそれぞれ設けられている。整流壁は、流入口となる板体25の一端から他端に向けて伸びている。整流壁は、板体25の他端の手前において一方の長辺(流入口側の辺と鈍角にて隣り合った辺)側に湾曲する形状であり、流出口につながっている。
このような整流壁によって、板体25上に略L字状の複数の送風レーンができる。また熱交換素子11では、内気24については、キャビネット1側に短い送風レーンが設けられ、外気23側に長い送風レーンが設けられる。一方、外気23については、キャビネット1側に長い送風レーンが設けられ、外気23側に短い送風レーンが設けられる。図3Bには、内気24用の送風路を形成する整流壁が点線にて示されている。なお、外気23用の送風路を形成する整流壁は、板体25の対角線の交点を中心にして内気24用の整流壁を180度回転させた形状である。
このような熱交換素子11は、1つの面を外気23側の第1流入口11a(外気用空気吸込口)とし、外気23側の流出口は、外気チャンバー12を介して外気吐出口9と接続されている。また熱交換素子11は、第1流入口11aと対向する面が内気24側の第2流入口11b(内気用空気吸込口)である。また内気24側の流出口は、内気吐出口7と接続されている。熱交換素子11は、素子ケーシング10によって、取付面3bに押さえつけられている。
図5Aは本発明の実施の形態の冷却装置の外気側本体ケース斜視図、図5Bは、同冷却装置の外気側内部構造図である。図5A、図5Bに示すように本体ケース3aが取り外されと、素子ケーシング10が露出する。素子ケーシング10には、吸気側と吐出側とを2分する仕切板13と、外気ファン14とが固定されている。また素子ケーシング10には、外気通風口15、16が開口されている。外気通風口15は、外気ファン14が吹き出す外気23を、図3Bの熱交換素子11の第1流入口11aへ導く。外気通風口16は、図3Bの熱交換素子11の外気流出口から流出する外気23を外気チャンバー12に導く。
外気ファン14には、ターボ型の遠心送風機が用いられている。外気ファン14は、吸込口が外気吸気口8と一致するように固定され、外気ファン回転軸14aと外気吸気口8における外気吸い込み方向8aとが平行になっている。
図6は、本発明の実施の形態の冷却装置のキャビネット側斜視図である。図6は、冷却装置3をキャビネット1側から見た図である。キャビネット1側の本体ケース3aには、内気吸気口6、内気吐出口7が開けられている。内気吸気口6の本体ケース3aの内側には、内気ファン17が固定されている。キャビネット1への取付面3bの周囲には、気密性を確保するため、パッキン18が貼り付けられている。
図7は、図1を鉛直方向上方から見た透視図である。図7に示す発熱体収納装置30は、図6に示す内気吐出口7がキャビネット1の前面側1aに配置され、内気吸気口6がキャビネット1の背面側1bに配置されている。図7を用いて、冷却装置3の動作について説明する。
まず、外気23の動きを説明する。外気ファン14が動作すると、外気吸気口8から白矢印にて示す冷たい外気23が吸い込まれる。外気23は外気ファン14により昇圧され、外気通風口15を通って熱交換素子11に流入する。熱交換素子11を通過した黒矢印にて示す温かい外気23は、外気通風口16から外気チャンバー12へと流入する。そして、図3Aに示す冷却装置3の下面に設けた外気吐出口9から再び外気空間へ排出される。
一方、キャビネット1内の黒矢印にて示す温かい内気24は、内気ファン17が動作すると、内気吸気口6から冷却装置3内に流入する。そして内気24は、内気ファン17により昇圧され、図3Bに示す熱交換素子11の第2流入口11bから熱交換素子11内に流入する。熱交換素子11を通過した白矢印にて示す冷たい内気24は、熱交換素子11から流出すると同時に、内気吐出口7から再びキャビネット1内へ排出される。
ここで、図3Bに示す熱交換素子11内では、薄い板体25により仕切られ、黒矢印にて示す温かい内気24と白矢印にて示す冷たい外気23とが交互に通過する内気風路、外気風路が形成されているので、内気24と外気23との間において熱交換が行われる。すなわち、通信機4の発熱を受けた温かい内気24と、冷たい外気23との間において熱交換され、内気24は冷却され、外気23は温められる。
冷却された内気24は、キャビネット1の前面側1aに吹き出される。通信機4は、前面キャビネットドア2aと直交するように内部基板が配置されているので、キャビネット1内の内気24は、前面側1aから背面側1bへと流れる。キャビネット1の背面側1bには、通信機4を配置せず、内気24のチャンバー空間となっている。そして、このチャンバー空間には、通信機4の発熱を受けた温かい内気24が溜まる。冷却装置3の内気ファン17は、このチャンバー空間に溜まった温かい内気24を吸い込む。吸い込まれた温かい内気24は、冷却装置3内において冷却される。
このように冷却装置3は、キャビネット1の内部が素子ケーシング10により鉛直方向に2分されている。キャビネット1側に内気ファン17、熱交換素子11が配置され、外気23側に外気ファン14が配置されるので、冷却装置3の取付面積は小さくなる。すなわち、熱交換素子11と外気ファン14とがキャビネット1側から見て重なるように配置されているので、冷却装置3のキャビネット1への取付面積が小さくなる。
また、図3Bに示すように内気ファン回転軸17aと内気吸気口6における内気吸い込み方向6aとが平行であるので、キャビネット1の固定面を基準として内気エリア51が薄型になる。すなわち内気ファン17は、径方向の長さより、軸方向の長さが小さいので、内気エリア51が薄型になる。
また図5A、図5Bに示すように外気ファン回転軸14aと外気吸気口8における外気吸い込み方向8aとが平行であるので、図3Bに示すキャビネット1の固定面を基準として外気エリア52が薄型になる。すなわち、外気ファン14は、径方向の長さより、軸方向の長さが小さいので、外気エリア52が薄型になる。
また、図7に示すように内気吐出口7がキャビネット1の前面側1a、内気吸気口6がキャビネット1の背面側1bに配置されているので、内気24がスムーズに流れて効率よく冷却される。すなわち内気24は、キャビネット1内では前面側1aから背面側1bへと流れ、冷却装置3内では背面側から前面側へと流れる。すなわち、キャビネット1内と冷却装置3内とに流れる内気24の向きは対向している。従って、内気24の流れにより、単純なループ状の循環風路が形成されて、圧力損失が小さく抑えられて効率よく冷却される。
なお図6に示すように、冷却装置3のキャビネット1側に、内気吐出口7と内気吸気口6との間を仕切る仕切板19が設けられている。そのため、キャビネット1内において内気吐出口7と内気吸気口6との間における内気24のショートカットが防がれる。
図8は、本発明の実施の形態の発熱体収納装置において冷却装置を異なる位置に取付けた場合の鉛直方向上方から見た内部模式図である。図8に示す発熱体収納装置30は、冷却装置3の取付面3bが前面キャビネットドア2aになっている。またキャビネット1の内部に、背面側1bから前面側1aへと内気24を流すダクト20が設けられている。ダクト20は、上方から見た時、内気吸気口6側に設けられている。ダクト20は、前面キャビネットドア2aが閉じられたとき、前面側1aにおいて冷却装置3の内気吸気口6に接続される。
このような構成によれば、冷却装置3の内気吐出口7から吹き出した内気24は、キャビネット1の前面側1aから通信機4の発熱を奪いながら背面側1bへ流れる。キャビネット1の背面側1bの内気24は、図3Bに示す内気ファン17の運転によりダクト20から吸い込まれ、内気吸気口6を介して冷却装置3内へ流れる。すなわち、内気24の流れは、ダクト20によって単純なループ状の循環風路が形成され、冷却された内気24が通信機4にあたるように冷却装置3から吹き出すので、効率よく通信機4の冷却が行なわれる。
なお、ダクト20内に補助内気ファン21が設けられることにより、ダクト20の圧力損失増加に対応して、風量が確保され、効率よく通信機4の冷却が行なわれる。
図9は、本発明の実施の形態の冷却装置の外カバーを外した冷却装置本体の斜視図である。図9に示すように外カバー22は、外気吸気口8に対応する位置に吸気開口22aを備えている。図9には示していないが、外カバー22は下面を開放していて、冷却装置3の外気吐出口9から吹き出す外気23を外気空間へ排出する。また、外カバー22は、天面を傾斜させている。そして冷却装置3は、図4に示すキャビネット1への固定面は略正方形である。
このような構成によれば、冷却装置3はキャビネット1への固定面に隣接するどの面も天面として、外カバー22を取り付けられる。すなわち、図9では冷却装置3の面Aを天面としているが、90度回転して面Bを天面としてもよい。この場合でも外カバー22は、傾斜面を天面として取り付けられる。
図10は、本発明の実施の形態の発熱体収納装置において冷却装置をさらに異なる位置に取付けた場合の水平方向から見た内部模式図である。図10に示す発熱体収納装置30は、内気吸気口6がキャビネット1の天面側1d、内気吐出口7がキャビネット1の底面側1cにして冷却装置3がキャビネット1の背面に取り付けられた場合である。図10に示すように通信機4は、キャビネット1内の上部空間に設けられ、キャビネット1の下部は通風空間である。
このような構成によれば、内気吐出口7から吹き出され冷却された内気24は、キャビネット1の下部を通って前面側1aへ流れていく。内気24は、キャビネット1の前面側1a(前面キャビネットドア2a側)において上方へ折り返す。そして内気24は、前面側1aから背面側1bへ通信機4内を通過して、通信機4の冷却を行ない、内気24は温められる。そして、キャビネット1の背面側1bに到達した温められた内気24は、再び内気吸気口6から冷却装置3内に吸い込まれて冷却される。
このように、キャビネット1内において、下部と上部とにおいて通風方向が対向するように形成されている。そのため、通風経路が簡易化され、効率よく内気24が流れる。従って、効率よく通信機4の冷却が行なわれる。
なお、冷却装置3のキャビネット1側には、図6に示すように内気吐出口7と内気吸気口6との間を仕切る仕切板19が設けられている。そのため、冷却装置3内において内気吐出口7と内気吸気口6との間の内気24のショートカットが防がれる。また図10に示す仕切板26は、キャビネット1内において内気吐出口7と内気吸気口6との間の内気24のショートカットが防がれる。そして仕切板26は、内気吐出口7から吹き出す内気24をキャビネット1の下部空間へ導くガイドになっている。
以上のように、本発明の冷却装置およびそれを搭載した発熱体収納装置は、設置面積が限られる通信機器の基地局、その他屋外設置機器における冷却設備としてきわめて有用である。
1 キャビネット
1a 前面側
1b 背面側
1c 底面側
1d 天面側
2a 前面キャビネットドア
2b 側面キャビネットドア
3 冷却装置
3a 本体ケース
3b 取付面
4 通信機
6 内気吸気口
6a 内気吸い込み方向
7 内気吐出口
8 外気吸気口
8a 外気吸い込み方向
9 外気吐出口
10 素子ケーシング
11 熱交換素子
11a 第1流入口
11b 第2流入口
12 外気チャンバー
13 仕切板
14 外気ファン
14a 外気ファン回転軸
15,16 外気通風口
17 内気ファン
17a 内気ファン回転軸
18 パッキン
19,26 仕切板
20 ダクト
21 補助内気ファン
22 外カバー
22a 吸気開口
23 外気
24 内気
25 板体
30 発熱体収納装置
51 内気エリア
52 外気エリア
53 電柱

Claims (7)

  1. 外気吸気口、外気吐出口、内気吸気口、および内気吐出口を設けた本体ケースと、
    前記本体ケースの内部に設けられた外気ファンおよび内気ファンと、
    前記本体ケースの内部において外気と内気との熱交換を行う熱交換素子とを備え、
    前記熱交換素子は複数の板体をそれぞれ所定間隔離して積層して形成され、
    前記熱交換素子は前記本体ケースの内部に前記内気を吸込む内気エリアと前記外気を吸込む外気エリアとに2分する素子ケーシングにより保持され、
    前記外気吸気口は前記外気エリアに設けられ、
    前記内気吸気口と前記内気吐出口とは前記内気エリアにおける前記本体ケースの取付面に設けられ、
    前記外気エリアには前記外気ファンが配置され、
    前記内気エリアには前記内気吸気口に隣接した前記内気ファンと前記内気吐出口に隣接した前記熱交換素子とが配置されたことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記外気ファンはターボ型の遠心羽根車を有し、
    前記外気ファンの外気ファン回転軸は、前記外気吸気口の外気吸い込み方向と平行に配置されたことを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  3. 前記内気ファンは軸流型の羽根車を有し、
    前記内気ファンの内気ファン回転軸は、前記内気吸気口の内気吸い込み方向と平行に配置されたことを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  4. 請求項1記載の冷却装置が前記取付面によりキャビネットに取り付けられた発熱体収納装置であって、
    前記内気吐出口が前記キャビネットの前面側に配置され、前記内気吸気口が前記キャビネットの背面側に配置されたことを特徴とする発熱体収納装置。
  5. 請求項1記載の冷却装置が前記取付面によりキャビネットに取り付けられた発熱体収納装置であって、
    前記取付面が前面キャビネットドアに取り付けられ、
    前記キャビネットの内部には、前記内気吸気口に接続されるダクトが設けられたことを特徴とする発熱体収納装置。
  6. 補助内気ファンが前記ダクト内に設けられたことを特徴とする請求項5記載の発熱体収納装置。
  7. 請求項1記載の冷却装置が前記取付面によりキャビネットに取り付けられた発熱体収納装置であって、前記内気吐出口が前記キャビネットの底面側に配置され、前記内気吸気口が前記キャビネットの天面側に配置されたことを特徴とする発熱体収納装置。
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