JPWO2014054751A1 - 可変容量コンデンサ - Google Patents

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尚信 大川
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久幸 矢澤
亨 宮武
亨 宮武
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Abstract

【課題】本発明は、容量電極の対向距離の可変範囲を大きくすることが可能な可変容量コンデンサを提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、互いに対向して設けられた1対の容量電極24、34と、1対の容量電極24、34の対向間隔を変化させるための駆動電圧が与えられる1対の駆動電極25、35と、を有する可変容量コンデンサ10において、1対の容量電極24、34の対向間隔を前記駆動電圧による変化方向と反対方向に変化させるためのバイアス電圧が与えられる1対のバイアス電極23、33を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、可変容量コンデンサに関し、特に、電圧の印加により1対の容量電極間の対向間隔が変化する可変容量コンデンサに関する。
携帯電話機などの携帯機器において、発振回路や制御回路に可変容量コンデンサを使用することにより、部品点数を削減して機器の小型化を図ることが期待されている。
このような可変容量コンデンサは、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)と呼ばれる微小デバイス技術によって大量生産することが可能である。MEMSは小型化に適していて、大量生産すれば比較的安価な製品にすることができるので、携帯機器の小型化や高性能化に寄与することが期待される。さらに、携帯電話に使用されている周波数帯域は700MHz〜2.5GHz等の広い帯域であるため、最小の電気容量に対して最大の電気容量が10倍程度の可変比を有する可変容量コンデンサが要望されている。
図11は、特許文献1に記載されている従来例の可変容量コンデンサの斜視図である。図11に示すように、固定部120と可動部130とが間隔を設けて対向配置されている。可動部130の中央部に2箇所梁150が設けられて固定部120と固定されており、可動部130は梁150のねじれによって回転可能になっている。固定部120には、固定電極として駆動電極121と容量電極122とが、可動部130に対向して設けられている。可動部130の裏面には、駆動電極121及び容量電極122と対向する共通電極として可動電極131が形成されている。
駆動電極121と可動電極131との間に駆動電圧を印加すると、駆動電極121と可動電極131との間に電位差が生じて、静電力(ク−ロン力)が発生する。この静電力により、可動部130は梁150を回転軸として駆動電極121に引き寄せられる。これにより、容量電極122と可動電極131との距離は大きくなる方向に変化するため、容量電極122と可動電極131とで形成される静電容量が変化する。可動部130は、ク−ロン力と梁150のねじれに対する復元力とが均衡する位置まで変位して静止する。よって、駆動電極121と可動電極131との間に印加する電圧値によって、可動部130の変位する位置を変えることができ、所望の静電容量値に調整することができる。
特開平9−153436号公報
しかしながら、可変容量範囲を大きくするために、静電力の無い状態の可動部130と駆動電極121との対向間隔の3分の1以上に、可動部130の可変範囲を大きく変化させようとすると、静電力と復元力との均衡を保つことができなくなる。よって、可動部130が固定部120に引っ張られて接触した状態となり、もとの状態に復帰できなくなる。これはプルイン効果と呼ばれる現象で、静電駆動方式の可変範囲に制限を与えている。
ここで、可動部130と駆動電極121との間に駆動電圧が印加されていない位置を初期状態と定義する。可変範囲を大きくする方法として、図11に示すように、駆動電極121の位置と比較して、容量電極122を梁150からX2方向に離して配置しなければならなかった。従来の可変容量コンデンサ110において、より大きな可変範囲を得るためには、容量電極122と梁150との配置を離さなければならないので、全体の寸法が大きくなってしまう。容量電極122と梁150との配置を離す方法は、機器の小型化に反し、好ましくない。
また、可動部130の位置は、静電力と梁150のねじれによる復元力との釣り合いによって決められる。しかしながら、静電力は、電圧の2乗に比例し、電極間の距離の2乗に反比例する。このため、駆動電圧が小さい場合においては駆動電圧の変化に対して可動部130の変位量が小さくなり、可動部130と容量電極122との対向間隔の制御可能な可変範囲が制限されている。
以上のように、従来例の可変容量コンデンサ110において、容量電極122の対向間隔の可変範囲を大きくすることは実用上困難であった。
本発明は、上記課題を解決して、容量電極の対向間隔の可変範囲を大きくすることが可能な可変容量コンデンサを提供することを目的とする。
本発明の可変容量コンデンサは、互いに対向して設けられた1対の容量電極と、前記1対の容量電極の対向間隔を変化させるための駆動電圧が与えられる1対の駆動電極と、を有する可変容量コンデンサにおいて、前記1対の容量電極の対向間隔を前記駆動電圧による変化方向と反対方向に変化させるためのバイアス電圧が与えられる1対のバイアス電極を有することを特徴とする。
これによれば、駆動電圧を印加していない初期状態において1対のバイアス電極の間にバイアス電圧を印加して、1対の容量電極の対向間隔を前記駆動電圧による変化方向と反対方向に変化させることができる。よって、初期状態において1対のバイアス電極の間にバイアス電圧を印加することにより、駆動電圧により変化させることができる1対の容量電極の対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
さらに、駆動電圧により1対の容量電極の対向間隔を変化させる場合において、バイアス電圧による静電力と駆動電圧による静電力とが相殺される方向に働く。よって、駆動電圧が小さい場合であっても、容量電極の変位量と駆動電圧との線形性を向上させることができ、1対の容量電極の対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
したがって、本発明の可変容量コンデンサによれば、容量電極の対向間隔の可変範囲を大きくすることが可能である。
本発明の可変容量コンデンサにおいて、前記1対の容量電極は、固定部に設けられた固定容量電極と可動部に設けられた可動容量電極とを有し、前記1対の駆動電極は、固定駆動電極と可動駆動電極とを有し、前記1対のバイアス電極は、固定バイアス電極と可動バイアス電極とを有して構成されており、前記可動駆動電極及び前記可動バイアス電極は前記可動部に設けられていることが好適である。これによれば可動駆動電極、可動バイアス電極、及び可動容量電極が可動部に設けられているため、バイアス電圧及び駆動電圧を印加することにより、1対の容量電極の対向間隔を容易に制御して、容量電極の対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
本発明の可変容量コンデンサにおいて、前記可動部は、リンク部によって連結された第1の可動部及び第2の可動部を有して構成されており、前記第1の可動部には、前記第1の可動部と前記リンク部とを連結する第1の連結部が設けられており、前記第2の可動部には、前記第2の可動部と前記リンク部とを連結する第2の連結部が設けられており、前記リンク部は、前記第1の可動部が前記固定部に接近するとき前記第2の可動部が前記固定部から離れるように、前記リンク部に連結された支点部を支点として回動可能に設けられており、前記支点部は、前記第1の連結部と前記支点部との距離よりも、前記第2の連結部と前記支点部との距離が長くなる位置に設けられているとともに、前記可動容量電極は前記第2の可動部に設けられていることが好適である。
これによれば、第1の可動部と第2の可動部とが、支点部を支点として固定部に対して逆方向に移動する。よって、初期状態において固定バイアス電極と可動バイアス電極との間にバイアス電圧を印加することにより、駆動電圧により変化させる方向とは逆の方向に1対の容量電極の対向間隔を変化させることができる。また、第1の可動部の変位量と第2の可動部の変位量との比は、支点部を設ける位置によって変化するため、第1の可動部の変位量に対して第2の可動部の変位量が大きくなる。よって、容量電極の対向間隔の可動範囲をより大きくすることが可能である。
本発明の可変容量コンデンサにおいて、前記固定部は、第1の固定部と第2の固定部とを有して構成され、第1の固定部と第2の固定部とは、前記可動部を挟むように対向して配置されており、前記第1の固定部には、前記固定バイアス電極及び前記固定駆動電極が設けられており、前記第2の固定部には、前記固定容量電極が設けられていることが好ましい。
また、本発明の可変容量コンデンサにおいて、前記固定部は、第1の固定部と第2の固定部とを有して構成され、第1の固定部と第2の固定部とは、前記可動部を挟むように対向して配置されており、前記第1の固定部には、前記固定バイアス電極及び前記固定駆動電極のいずれか一方と、前記固定容量電極が設けられており、前記第2の固定部には、前記固定バイアス電極及び前記固定駆動電極のいずれか他方が設けられていることが好ましい。
これによれば、1対の容量電極の対向面積を大きくすることができ、容量電極間の容量を大きくすることができる。また、固定バイアス電極または固定駆動電極についても面積を大きくできる。静電力の大きさは電極面積に比例するため、より低いバイアス電圧又は駆動電圧により、容量電極間の対向間隔の可動範囲を大きくする、又は変位させることが可能である。
本発明によれば、容量電極の対向間隔の可変範囲を大きくすることが可能な可変容量コンデンサを提供することができる。
本発明の第1の実施形態における可変容量コンデンサの分解斜視図である。 第1の実施形態における可変容量コンデンサの平面図である。 図2のIII−III線で切断して矢印方向から見たときの断面図である。 実施例における、駆動電圧と容量との関係を示すグラフである。 第1の実施形態の可変容量コンデンサの第1の変形例を示す断面図である。 第2の変形例における可変容量コンデンサの分解斜視図である。 第2の変形例における可変容量コンデンサの断面図である。 第3の変形例における可変容量コンデンサの断面図である。 第2の実施形態における可変容量コンデンサの断面図である。 第3の実施形態における可変容量コンデンサの断面図である。 従来例の可変容量コンデンサを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態の可変容量コンデンサについて図面を用いて詳細に説明する。なお、各図面の寸法は適宜変更して示している。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態の可変容量コンデンサ10の分解斜視図である。図2は、第1の実施形態の可変容量コンデンサ10を説明する平面図である。
図1に示すように本実施形態の可変容量コンデンサ10は、固定部20と、第1の可動部30と、第2の可動部40とを有して構成されている。第1の可動部30と第2の可動部40とは、リンク部50によって連結されている。図1及び図2に示すように、リンク部50は、リンク部50aとリンク部50bとで2箇所に設けられている。図2に示すように、リンク部50aは、第1の可動部30に設けられた第1の連結部36aに連結されるとともに、第2の可動部40のX1側端部に設けられた第2の連結部46a及び第3の連結部47aに連結されている。また、リンク部50bは、リンク部50aと点対称に設けられている。このように、リンク部50a、及びリンク部50bによって、第1の可動部30と第2の可動部40とが連結されている。さらに、リンク部50を補助して第1の可動部30及び第2の可動部40を支持するための補助リンク部51が設けられている。
図1に示すように、固定部20に形成された接合支持部26a、26b、27a、27bは、接合部65a、65b、66a、66bと接合され、これにより、第1の可動部30及び第2の可動部40と固定部20とが接合される。図2に示すように、接合部65a、65bとリンク部50a、50bとは、支点部60a、60bで連結しており、リンク部50a、50bは支点部60a、60bを支点として回動可能に設けられている。すなわち、第1の可動部30がZ2方向に変位して固定部20に接近するとき第2の可動部40が固定部20から離れるようにZ1方向に変位し、または、その逆の動作が可能なようにリンク部50a、50bが設けられている。なお、補助リンク部51は接合部65aに設けられた支点部61と連結されて、リンク部50a、50bと連動可能となっている。
第1の可動部30及び第2の可動部40は微小であり、たとえば、第1の可動部30のX1−X2方向の長さは1mm以下であり、Y1−Y2方向の長さは0.8mm以下である。さらに、厚み寸法は0.1mm以下である。
図3は、第1の可動部30及び第2の可動部40の動作を説明するための断面図であって、図2のIII−III線で切断して矢印方向から見たときの断面図である。図3(a)は静電力が与えられていない状態であり、図3(b)はバイアス電圧が印加されて変位した状態での断面図である。
図3(a)に示すように、静電力が与えられていない状態では、第1の可動部30と固定部20との間隔D1’が、第2の可動部40と固定部20との間隔D2’とほぼ等しくなるような状態で、第1の可動部30と第2の可動部40とが静止する。
図3(a)に示すように、本実施形態の可変容量コンデンサ10は、1対の容量電極と、1対の駆動電極と、1対のバイアス電極を有して構成されている。図3(a)に示すように、第2の可動部40と対向する固定部20の領域に固定バイアス電極23と固定容量電極24が設けられており、固定部20と対向する第2の可動部40には可動バイアス電極33と可動容量電極34とが形成されている。また、第1の可動部30と対向する位置において、固定部20には固定駆動電極25が形成され、第1の可動部30には可動駆動電極35が形成されている。
なお、第1の可動部30は導電性材料であり、第1の可動部30の材料が可動駆動電極35として機能している。同様に、第2の可動部40は導電性材料であり、第2の可動部40の材料が可動バイアス電極33及び可動容量電極34として機能している。可動バイアス電極33及び可動容量電極34は共通の可動電極から構成される。
また、固定容量電極24と可動容量電極34とが平行平板を形成するように対向面が平面に形成されている。固定容量電極24と可動容量電極34との対向面は、可動方向であるZ1−Z2方向に垂直な平面領域を有し、平面領域に平行状態でZ1−Z2方向に変位する。Z1−Z2方向の可変範囲のいずれの位置においても、容量電極は平行平板の状態を維持している。なお、ここで言う「平行平板」とはコンデンサの物理的原理を表わす表現であり、厳密な平行状態に限定されない。
可変容量コンデンサ10には、電気容量を制御するための制御部(図示しない)が接続されて、固定駆動電極25と可動駆動電極35とに静電力を発生させるための駆動電圧、及び固定バイアス電極23と可動バイアス電極33とに静電力を発生させるためのバイアス電圧が制御部から与えられる。
1対の駆動電極である固定駆動電極25と可動駆動電極35とに駆動電圧が与えられると、静電力により第1の可動部30はZ2方向に変位し、リンク部50a、50bにより連結された第2の可動部40は支点部60a、60bを支点としてZ1方向に変位する。このとき、第1の連結部36a、36b、第2の連結部46a、46b、第3の連結部47a、47b、及び支点部60a、60b、61a、61bは、ねじれ変形する。このねじれ変形は弾性変形であって、各連結部及び支点部60a、60b、61a、61bは、ねじれ変形に対して元に戻ろうとする復元力を有している。静電力と復元力とが釣り合った位置で第2の可動部40は静止し、このときの固定容量電極24と可動容量電極34とで形成される容量が、可変容量コンデンサ10の電気容量となる。このように、駆動電圧により生じる静電力と復元力との均衡によって第2の可動部40の変位量を制御して、可変容量コンデンサ10の電気容量を所望の値とすることができる。
本実施形態の可変容量コンデンサ10において、固定部20の第2の可動部40と対向する位置に固定バイアス電極23が設けられている。また、第2の可動部40には、可動バイアス電極33が設けられている。図3(b)には、固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間にバイアス電圧が加えられたときの可変容量コンデンサ10の断面図を示す。図3(b)に示すように、バイアス電圧が加えられることで固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間に静電力が発生して、第2の可動部40はZ2方向に変位する。そして、リンク部50a、50bによって第2の可動部40と連結された第1の可動部30は、支点部60a、60bを支点として第2の可動部40と逆方向のZ1方向に変位する。本実施形態において、駆動電圧が印加されておらず、バイアス電圧を印加した状態を初期状態とする。また、図3(b)に示すように、バイアス電圧を印加した初期状態における第2の可動部40の変位量をΔD1、第1の可動部30の変位量をΔD2とする。
バイアス電圧を印加した状態で、第1の可動部30が固定部20方向(Z2方向)に移動するように、固定駆動電極25と可動駆動電極35とに駆動電圧が与えられる。これにより、第2の可動部40は、駆動電圧により生じる静電力と、バイアス電圧により生じる静電力及び各連結部等の復元力と、が均衡する位置で静止して、このときの固定容量電極24と可動容量電極34との間の容量が可変容量コンデンサ10の電気容量となる。
従来例のように、固定バイアス電極23と可動バイアス電極33とにバイアス電圧を印加しない場合、駆動電圧による第1の可動部30の可動範囲は、プルイン効果により、静電力が与えられていない状態の電極間距離(図3(a)のD1’)の1/3に制限されている。本実施形態の可変容量コンデンサ10によれば、初期状態で固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間にバイアス電圧を印加することにより、第2の可動部40の可動範囲は図3(b)のΔD1の大きさだけ大きくなる。また、リンク部50a、50bにより連結された第1の可動部30において、プルイン効果から、静電力が与えられていない状態の電極間距離D1’の1/3まで変位させることができるため、可動範囲は図3(b)に示すΔD2の分だけ大きくなる。これにより、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可動範囲が大きくなる。
以上のように、本実施形態の可変容量コンデンサ10によれば、初期状態において固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間にバイアス電圧を印加して、駆動電圧により可動容量電極34が変位する方向とは逆方向に可動容量電極34を変位させることができる。これにより、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
さらに、バイアス電圧を印加した状態で、駆動電圧により1対の容量電極である固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔を変化させる場合において、バイアス電圧による静電力と駆動電圧による静電力とが相殺される方向に働く。よって、駆動電圧が小さい場合であっても、容量電極の変位量と駆動電圧との線形性を向上させることができ、1対の容量電極の対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
したがって、本発明の可変容量コンデンサ10によれば、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可変範囲を大きくすることが可能である。
なお、固定駆動電極25と可動駆動電極35との対向する面の少なくとも一方に、可動駆動電極35の可動範囲を制限するストッパ(図示しない)を設けることも可能である。
ストッパは、駆動電圧による第1の可動部30の変位量が、静電力がない状態での電極位置から、電極間距離(図3(a)に示すD1’)の3分の1以下に制限されるように設けられていることが好ましい。ストッパを設けることによって、第1の可動部30の変位量をD1’の3分の1以下に制限して、プルイン効果による駆動電極どうしの貼りつきを防ぐことができる。
次に、本実施形態の可変容量コンデンサ10の実施例について、比較例と比較して説明する。図4は実施例の可変容量コンデンサ10における、駆動電圧と容量の関係を示すグラフである。本実施例の可変容量コンデンサ10は、図1〜3に示すような構成の可変容量コンデンサ10とした。1対の容量電極の対向面積を9.5×10−8として、静電力が加えられない状態での第1の可動部30と第2の可動部40との距離を1.7×10−6mとした。また、リンク部50aの支点部60aの位置は、図2に示す第1の連結部36aと支点部60aとの距離(L1)と第2の連結部46aと支点部60aとの距離(L2)との比が、L1:L2=1:5となるように設けた。リンク部50bの支点部60bの位置も同様とした。1対のバイアス電極間にはバイアス電圧として3.2Vが印加されており、バイアス電圧を印加した状態で1対の駆動電極間に電圧を印加して、容量電極間の対向間隔を変化させた。そのときの駆動電圧と、1対の容量電極間の容量をとの関係を算出した結果を、図4に示す。なお、比較例は、実施例の可変容量コンデンサ10と同様の構成として、バイアス電極にバイアス電圧を印加せずに容量を変化させたときの結果を示す。
図4に示すように、本実施例及び比較例の可変容量コンデンサ10は、いずれも、駆動電圧を大きくするに従って、第2の可動部40が図3のZ1方向に変位して容量が小さくなる傾向を示す。比較例の可変容量コンデンサは、駆動電圧が小さい領域において、駆動電圧の変化に対する容量の変化が小さく、線形性が悪くなっている。そのため、大きな容量変化範囲が得られていない。比較例の可変容量コンデンサにおいては、駆動電圧0V〜23Vの範囲で、容量を5.0×10−13F〜1.6×10−13Fまで変化させることが可能である。なお、本実施例及び比較例ともに、駆動電圧による第1の可動部30の変位量ΔD1が、図3(a)の固定駆動電極25と可動駆動電極35との距離D1’の1/3以上になると、プルイン効果が発生する。本実施例及び比較例では、駆動電圧約23V以上でプルイン効果が発生して、測定不能となる。
これに対し、本実施例の可変容量コンデンサ10においては、図4に示すように駆動電圧を0〜約23Vまで変化させることで、容量を7.3×10−13F〜1.6×10−13Fまで変化させることができる。バイアス電圧を印加しない比較例よりも可変容量範囲が大きくなっており、特に駆動電圧が0〜10V程度の低い電圧の領域において、可変容量範囲が大きくなっていることが示されている。
これは、初期状態において固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間にバイアス電圧を印加して、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可動範囲を大きくしたためである。さらに、バイアス電圧による静電力と駆動電圧による静電力とが相殺される方向に働くため、駆動電圧が小さい場合であっても、容量電極の変位量と駆動電圧との線形性を向上させることができる。よって本実施例の可変容量コンデンサ10において、1対の容量電極の対向間隔の可動範囲を大きくして、容量変化を大きくすることが可能であると示された。
図5は、第1の実施形態の可変容量コンデンサ10の第1の変形例を示す断面図である。図5は、図3と同様の箇所で切断した断面図であり、図5(a)は静電力が与えられていない状態、図5(b)はバイアス電圧が印加されて変位した状態での断面図である。
図5に示す第1の変形例の可変容量コンデンサ10において、1対のバイアス電極及び1対の駆動電極を形成する位置が異なっている。図5に示すように、可動駆動電極35が第2の可動部40に形成されて、可動駆動電極35と対向する位置において固定部20に固定駆動電極25が形成されている。また、可動バイアス電極33は第1の可動部30に形成されており、可動バイアス電極33と対向する位置において、固定部20に固定バイアス電極23が形成されている。
このような態様であっても1対の容量電極の対向間隔の可変範囲を大きくすることができる。図5(b)に示すように、固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間にバイアス電圧を印加すると、第1の可動部30はZ2方向にΔD1移動する。そして、リンク部50a、50bにより第1の可動部30と連結された第2の可動部40はZ2方向にΔD2移動する。すなわち、可変容量コンデンサ10の初期状態における固定容量電極24と可動容量電極34との距離が大きくなり、容量が小さくなる。そして、バイアス電圧が印加された状態で固定駆動電極25と可動駆動電極35との間に駆動電圧が印加されると、第2の可動部40がZ2方向に移動して、第1の可動部30は逆方向(Z1方向)に移動する。よって、本変形例においても、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
なお、バイアス電圧による第1の可動部30の変位量ΔD1は、プルイン効果のために図5(a)に示す電極間距離D1’の1/3に制限される。しかし、第1の可動部30と第2の可動部40とはリンク部50a、50bに連結されて、リンク部50a、50bに設けられた支点部60a、60bを支点とした変位が可能になる。そのため、第1の可動部30の変位量ΔD1と第2の可動部40の変位量ΔD2との比は、支点部60a、60bを設ける位置によって変化する。具体的には、ΔD1とΔD2との比は、図2に示す第1の連結部36a、36bと支点部60a、60bとの距離(L1)と第2の連結部46a、46bと支点部60a、60bとの距離(L2)との比を変えることで制御される。
本実施形態においては、第1の連結部36a、36bと支点部60a、60bとの距離(L1)よりも、第2の連結部46a、46bと支点部60a、60bとの距離(L2)が長くなる位置に支点部60a、60bを設けている。これにより、第1の可動部30の変位量ΔD1に対して第2の可動部40の変位量ΔD2が大きくなる。よって、駆動電圧により変位可能な第2の可動部40の変位量が大きくなるため、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可変範囲をより大きくすることが可能である。
図6は、第1の実施形態の第2の変形例における可変容量コンデンサ10の分解斜視図であり、図7は、第2の変形例の可変容量コンデンサ10の断面図である。図7(a)は静電力が与えられていない状態、図7(b)はバイアス電圧が印加されて変位した状態での断面図である。
図6及び図7に示す第2の変形例の可変容量コンデンサ10では、第1の連結部36a、36bが第1の可動部30のX1側及びX2側の端部に近づけて設けられており、リンク部50a、50bの長さが図1から図3の可変容量コンデンサ10に比べて長くなるように形成されている。また、支点部60a、60bの位置が第1の可動部30及び第2の可動部40のX1−X2方向の中央部からずらして設けられている。本変形例によれば、第1の連結部36a、36bと支点部60a、60bとの距離(L1)と、第2の連結部46a、46bと支点部60a、60bとの距離(L2)との比がより大きくなるように支点部60a、60bの位置を設けることが可能である。
図7(b)に示すように、固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間にバイアス電圧を印加したときに、第1の可動部30が固定部20側にΔD1だけ移動し、第2可動部40は逆方向にΔD2だけ移動する。第1の可動部30と第2の可動部40とは、リンク部50a、50bによって連結されており、ΔD1とΔD2との比は、L1とL2との比とほぼ等しい大きさとなる。よって、本変形例によれば、L1とL2との比を大きくすることにより、バイアス電圧を印加した初期状態における第2の可動部40の変位量ΔD2を大きくすることができる。よって、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可動範囲をより大きくすることができる。
図8は、本実施形態の可変容量コンデンサ10の第3の変形例を示す断面図である。図8(a)は静電力が与えられていない状態の可変容量コンデンサ10の断面図であり、(b)は静電力としてバイアス電圧が印加された初期状態の断面図を示す。図8(a)に示すように、第3の変形例の可変容量コンデンサ10においては、第2の可動部40と対向するように、固定部20に凹部が形成されており、凹部において、固定容量電極24及び固定駆動電極25が形成されている。
したがって、初期状態における固定容量電極24及び固定駆動電極25と第2の可動部との対向間隔が、固定部20に形成された凹部の深さの応じて大きくなる。よって固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可動範囲をより大きくすることができる。また、図8の固定部20の構成以外にも、固定バイアス電極23を形成する位置に凹部を設けた場合には、バイアス電圧を印加した状態における1対のバイアス電極の変位量を大きくすることが可能である。
<第2の実施形態>
図9には、第2の実施形態における可変容量コンデンサ11の断面図を示す。なお、第1の実施形態と同様の構成部材については、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。本実施形態の可変容量コンデンサ11は、リンク部50a、50bによって連結された第1の可動部30及び第2の可動部40を有して構成されている。第1の可動部30及び第2の可動部40は接合支持部26a、26b、27a、27b(27aのみ図示する)を介して第1の固定部21に接合されている。そして、第1の可動部30及び第2の可動部40と対向して第2の固定部22が設けられており、第1の固定部21と第2の固定部22とは、第1の可動部30及び第2の可動部40を挟むように配置されている。第2の固定部22は、第1の可動部30及び第2の可動部40を保護する保護部としての機能を有している。
図9に示すように、第1の固定部21には、固定バイアス電極23及び固定駆動電極25が設けられており、第2の固定部22には、固定容量電極24が設けられている。固定バイアス電極23は第1の可動部30と対向する位置に設けられており、固定容量電極24及び固定駆動電極25は第2の可動部40と対向する位置に設けられている。
固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間にバイアス電圧を印加すると、第1の可動部30は、第1の固定部21側に変位する。第1の可動部30とリンク部50a、50bによって連結された第2の可動部40は、第1の可動部30とは逆方向の第2の固定部22側に変位する。よって、バイアス電圧を印加した状態において固定容量電極24と可動容量電極34との距離が小さくなり、容量が大きくなる。そして、固定駆動電極25と可動駆動電極35との間に駆動電圧を印加すると、第2の可動部40が第1の固定部21側に変位する。第2の可動部40は、機械的な復元力及びバイアス電圧の静電力と、駆動電圧による静電力とが釣り合った位置で静止して、このときの容量電極間で形成される容量が、可変容量コンデンサ11の電気容量となる。
このような態様であっても、初期状態において固定バイアス電極23と可動バイアス電極33との間にバイアス電圧を印加して、駆動電圧により可動容量電極34が変位する方向とは逆方向に可動容量電極34を変位させることにより、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
さらに、駆動電圧を印加することにより、1対の容量電極である固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔を変化させる場合において、バイアス電圧による静電力と駆動電圧による静電力とが相殺される方向に働く。よって、駆動電圧が小さい場合であっても、容量電極の変位量と駆動電圧との線形性を向上させることができ、1対の容量電極の対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
したがって、本実施形態の可変容量コンデンサ11によれば、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可変範囲を大きくすることが可能である。
また、本実施形態の可変容量コンデンサ11では、固定容量電極24と固定駆動電極25とを、対向して配置された第1の固定部21と第2の固定部22とに別々に設けている。よって、固定容量電極24と可動容量電極34との対向面積を第1の実施形態と比較して大きく形成することができる。容量電極間に形成される容量は電極面積に比例するため、第1の実施形態に比べ、より大きい容量を取り出すことができ、また、可変容量範囲についてもより大きくなる。
<第3の実施形態>
第1の実施形態及び、第2の実施形態においては、リンク部50によって連結された第1の可動部30及び第2の可動部40を有する構成について示したが、これに限定されるものではない。図10には、第3の実施形態における可変容量コンデンサ12の断面図を示す。
第3の実施形態における可変容量コンデンサ12は、図10に示すように、可動部80と、可動部80を挟むように対向配置された第1の固定部71及び第2の固定部72を有して構成される。第1の固定部71には、固定容量電極24及び固定駆動電極25が設けられており、第2の固定部72には固定バイアス電極23が設けられている。
可動部80は、ばねやねじれ等による復元力を有する連結部81を介して第1の固定部71と接続されている。可動部80には、各固定電極と対向するように可動バイアス電極33、可動容量電極34、可動駆動電極35が設けられている。
本実施形態の可変容量コンデンサ12においても、初期状態においてバイアス電圧を印加すると、可動部80が第2の固定部72側へ変位する。バイアス電圧を印加した状態で固定駆動電極25と可動駆動電極35との間に駆動電圧を印加すると、可動部80が第1の固定部71側へ変位する。そして、バイアス電圧による静電力及び復元力と、駆動電圧による静電力とが釣り合った位置において可動部80が静止する。このときの固定容量電極24と可動容量電極34との間に形成される容量値が可変容量コンデンサ12の電気容量となる。
本実施形態においても、初期状態においてバイアス電圧により可動部80を変位させて、固定容量電極24と可動容量電極34との対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。また、駆動電圧による静電力と、バイアス電圧による静電力とが相殺される方向に働くため、低電圧領域において、駆動電圧の変化に対する容量変化の線形性を向上させることができる。また、可動駆動電極35、可動バイアス電極33、及び可動容量電極34が同一の可動部80に設けられているため、バイアス電圧及び駆動電圧を印加することにより、1対の容量電極の対向間隔を容易に制御して、容量電極の対向間隔の可動範囲を大きくすることができる。
10、11、12 可変容量コンデンサ
20 固定部
21、71 第1の固定部
22、72 第2の固定部
23 固定バイアス電極
24 固定容量電極
25 固定駆動電極
26a、26b、27a、27b 接合支持部
30 第1の可動部
33 可動バイアス電極
34 可動容量電極
35 可動駆動電極
36a、36b 第1の連結部
40 第2の可動部
46a、46b 第2の連結部
47a、47b 第3の連結部
50、50a、50b リンク部
51 補助リンク部
60a、60b、61a、61b 支点部
65a、65b、66a、66b 接合部
80 可動部

Claims (5)

  1. 互いに対向して設けられた1対の容量電極と、
    前記1対の容量電極の対向間隔を変化させるための駆動電圧が与えられる1対の駆動電極と、を有する可変容量コンデンサにおいて、
    前記1対の容量電極の対向間隔を前記駆動電圧による変化方向と反対方向に変化させるためのバイアス電圧が与えられる1対のバイアス電極を有することを特徴とする可変容量コンデンサ。
  2. 前記1対の容量電極は、固定部に設けられた固定容量電極と可動部に設けられた可動容量電極とを有し、
    前記1対の駆動電極は、固定駆動電極と可動駆動電極とを有し、
    前記1対のバイアス電極は、固定バイアス電極と可動バイアス電極とを有して構成されており、
    前記可動駆動電極及び前記可動バイアス電極は前記可動部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の可変容量コンデンサ。
  3. 前記可動部は、リンク部によって連結された第1の可動部及び第2の可動部を有して構成されており、
    前記第1の可動部には、前記第1の可動部と前記リンク部とを連結する第1の連結部が設けられており、
    前記第2の可動部には、前記第2の可動部と前記リンク部とを連結する第2の連結部が設けられており、
    前記リンク部は、前記第1の可動部が前記固定部に接近するとき前記第2の可動部が前記固定部から離れるように、前記リンク部に連結された支点部を支点として回動可能に設けられており、
    前記支点部は、前記第1の連結部と前記支点部との距離よりも、前記第2の連結部と前記支点部との距離が長くなる位置に設けられているとともに、前記可動容量電極は前記第2の可動部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の可変容量コンデンサ。
  4. 前記固定部は、第1の固定部と第2の固定部とを有して構成され、
    第1の固定部と第2の固定部とは、前記可動部を挟むように対向して配置されており、
    前記第1の固定部には、前記固定バイアス電極及び前記固定駆動電極が設けられており、前記第2の固定部には、前記固定容量電極が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の可変容量コンデンサ。
  5. 前記固定部は、第1の固定部と第2の固定部とを有して構成され、
    第1の固定部と第2の固定部とは、前記可動部を挟むように対向して配置されており、
    前記第1の固定部には、前記固定バイアス電極及び前記固定駆動電極のいずれか一方と、前記固定容量電極が設けられており、
    前記第2の固定部には、前記固定バイアス電極及び前記固定駆動電極のいずれか他方が設けられていることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の可変容量コンデンサ。
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