JPWO2014050087A1 - 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

太陽電池モジュール(10)は、太陽電池パネル(11)とフレーム構造体(12)で構成される。フレーム構造体(12)は、太陽電池パネル(11)の周縁部に配置され、中空部を有する断面形状の複数のフレーム材(22),(23)と、中空部に設けられたコーナ部材(25)と、中空部に設けられ、コーナ部材(25)を保持する保持部と、フレーム材(22),(23)を加圧し、形成した複数のカシメ部と、を備える。

Description

本発明は、太陽電池モジュール及びその製造方法に関する。
太陽電池モジュールは、複数の太陽電池を複数の配線材を用いて互いに直列接続し、受光面側と裏面側をそれぞれ封止材で挟み、その外側の受光面側と裏面側にそれぞれ保護部材を配置し、端部を複数のフレーム材を用いて枠状に固定して構成される。
このような太陽電池モジュールでは、フレーム構造体は、各フレーム材のコーナ部に、コーナーピースという固定部材を取り付け部に圧入することにより、フレーム材同士を接合して固定する方法が採られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−95819号公報
特許文献1にかかる太陽電池モジュールでは、フレーム材にコーナーピースを圧入してフレーム材間を固定する方法であるため、精度良く所定の位置にフレーム材を配置する必要があった。また、フレーム材間の接続不良を修正できるようにした場合、コーナーピースがフレーム材から抜けるなど十分な強度を持ったフレーム構造体とすることができない場合があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされた太陽電池モジュールと、その製造方法を提供することである。
本発明に係る太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、太陽電池パネルの周縁部に配置され、中空部を有する断面形状の複数のフレーム材と、中空部に設けられたコーナ部材と、中空部に設けられ、コーナ部材を保持する保持部と、フレーム材を加圧し、形成した複数のカシメ部と、を備える。
本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、中空部を有する断面形状の複数のフレーム材を用意し、L字型のコーナ部材を2つのフレーム材の中空部にそれぞれ挿入して配置し、コーナ部材と重なる2つのフレーム材の内側壁部を同時に加圧して、2つのフレーム材のそれぞれにカシメ部を形成し、2つのフレーム材を一体化して角部を形成し、複数のフレーム材により太陽電池パネルの枠体を形成する。
上記構成によれば、フレーム材の断面形状の中空部に配置されるコーナ部材を用い、フレーム材とコーナ部材とを加圧して固定するので、高い精度を必要とされることなくフレーム材とコーナ部材を配置でき、複数のフレーム材を互いにしっかりと固定して、太陽電池パネルの周縁部を支持できる。
本発明の実施の形態における太陽電池モジュールの構成図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−Bにおける断面図、(c)は太陽電池パネルの断面図である。 本発明の実施の形態における太陽電池モジュールのフレーム構造体の構成図である。 本発明の実施の形態における太陽電池モジュールのフレーム構造体の組付けで、一方のフレーム材の一方端にコーナ部材の一方端を挿入する手順を示す図である。 図3に引き続き、コーナ部材の他方端を他方のフレーム材の他方端に挿入する手順を示す図である。 図4に引き続き、2つのフレーム材が互いに突き合わせられた状態で、カシメ治具を用いて、2つのフレーム材とコーナ部材を固定する手順を示す図である。 本発明の実施の形態における太陽電池モジュールのフレーム構造体のカシメ部を示す図である。 他のカシメ部の例を示す図である。 別のカシメ部の例を示す図である。 フレーム材の保持部とコーナ部材と重なるようにカシメを行った例を示す図である。
以下に図面を用いて、本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下では、全ての図面において一または対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、太陽電池モジュール10の構成図である。図1(a)は平面図、(b)は(a)のB−Bにおける断面図である。太陽電池モジュール10は、太陽電池パネル11と、太陽電池パネル11の周縁部を支持する枠体であるフレーム構造体12を含んで構成される。図1(c)は太陽電池パネル11の断面の拡大図である。
太陽電池パネル11は、複数の太陽電池13が配線材14,15で互いに接続された太陽電池ストリング16を有する。太陽電池パネル11は、受光面側保護部材19、受光面側封止材17、太陽電池ストリング16、裏面側封止材18、裏面側保護部材20を順次積層して構成される。
太陽電池13は、太陽光等の光を受光することで正孔および電子の光生成キャリアを生成する光電変換部を備える。光電変換部は、例えば、結晶性シリコン(c−Si)、ガリウム砒素(GaAs)、インジウム燐(InP)等の半導体材料の基板を有する。光電変換部の構造は、広義のpn接合である。例えば、n型単結晶シリコン基板と非晶質シリコンのヘテロ接合を用いることができる。この場合、受光面側の基板上に、i型非晶質シリコン層と、ボロン(B)等がドープされたp型非晶質シリコン層と、酸化インジウム(In2O3)の透光性導電酸化物で構成される透明導電膜(TCO)を積層し、基板の裏面側に、i型非晶質シリコン層と、燐(P)等がドープされたn型非晶質シリコン層と、透明導電膜を積層する構造とできる。
光電変換部は、太陽光等の光を電気に変換する機能を有すれば、これ以外の構造であってもよい。例えば、p型多結晶シリコン基板と、その受光面側に形成されたn型拡散層と、その裏面側に形成されたアルミニウム膜とを備える構造であってもよい。
配線材14,15は、光電変換部上に導電ペースト等を用いて形成された接続用電極に接着剤を介して接続される導電性部材である。配線材14,15としては、銅等の導電性材料で構成される薄板が用いられる。薄板に代えて撚り線状のものを用いることもできる。導電性材料としては、銅の他に、銀、アルミニウム、ニッケル、錫、金、あるいはこれらの合金を用いることができる。
接着剤としては、アクリル系、柔軟性の高いポリウレタン系、あるいはエポキシ系等の熱硬化性樹脂接着剤を用いることができる。接着剤には、導電性粒子が含まれる。導電性粒子としては、ニッケル、銀、金コート付ニッケル、錫メッキ付銅等を用いることができる。接着剤として、絶縁性の樹脂接着剤を用いることもできる。この場合には、配線材14,15と接続用電極の互いに対向する面は、部分的に接触して電気的接続を取るようにする。
受光面側封止材17と裏面側封止材18は、太陽電池13を受光面側保護部材19と裏面側保護部材20の間に固定するための部材である。これらの封止材17,18は、耐熱性、接着性、柔軟性、成形性、耐久性等を考慮して材質が選定される。封止材17,18は、それぞれ、できるだけ高い透明性を有し、入射した光を吸収したり反射することなく透過させる封止材が用いられる。例えば、ポリエチレン系のオレフィン樹脂やエチレンビニルアセテート(EVA)等が用いられる。EVA以外には、EEA、PVB、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等を用いることもできる。
受光面側保護部材19は、外部から光を取り入れることができる透明な板体、フィルムである。受光面側保護部材19としては、ガラス板、樹脂板、樹脂フィルム等の透光性を有する部材を用いることができる。
裏面側保護部材20は、太陽電池モジュール10の仕様によって透明または光を反射する材料が用いられる。透明材料を用いる場合、裏面側保護部材20としては、ガラス板、ポリエチレンテレフタレート(PET)シートや、複数種類のプラスチックシートを積層した複合シート等を用いることができる。また、光を反射する材料を用いる場合、裏面側保護部材20としては、白色に着色したポリエチレンテレフタレート(PET)シートや、複数種類のプラスチックシートを積層した複合シートの他、プラスチックシートと金属箔を積層した構造とすることができる。
太陽電池モジュールのフレーム構造体12は、複数のフレーム材を組み合わせて、太陽電池モジュール10の外形を枠状に保持するものである。以下では、特に断らない限り、太陽電池モジュールのフレーム構造体12を単にフレーム構造体12と述べる。太陽電池モジュールの平面形状が矩形の場合は、一方向に延在するフレーム材22を2つ、一方向と直交する方向に延在するフレーム材23を2つ、合計4つのフレーム材を矩形の枠状とし、フレーム構造体12とする。フレーム材22,23の上部には凹部21が設けられ、ここに太陽電池パネル11の周縁部が嵌め込まれ、接着材等で固定されて支持される。
図2は、フレーム構造体12の一部の斜視図として、矩形の枠状に組付けられたフレーム構造体12の4つの角部のうちの1つの角部を抜き出して示した図である。他の3つの角部も座標軸の方向が変わるのみで、同様な構造を有する。したがって、この1つの角部を用い、フレーム構造体12のフレーム材22,23の接続構造を説明する。
フレーム構造体12は、2つのフレーム材22,23を突き合わせ部24で突き合わせて角部が形成される。より具体的にはL字状のコーナ部材25の一方の足部をフレーム材22の中空部50、他方の脚部をフレーム23の中空部50の中空部に挿入して配置し、フレーム材22,23のコーナ部材25上を加圧し、変形させ、カシメ部30とカシメ部31を形成して固定する。なお、以下で部材の一部を加圧し、変形させ、2以上の部材を固定することを「カシメ」とし、このカシメを行う際に加圧し、変形した加圧痕を「カシメ部」として説明を行う。カシメ部30は、4か所の窪み32,33,34,35で構成され、カシメ部31も4か所の窪み36,37,38,39で構成される。
なお、カシメ部30,31は、太陽電池モジュールにフレーム構造体12を取り付けたときに太陽電池モジュールの受光面からは見えない部分となるため、フレーム材22,23の内側壁部56に形成される。フレーム材22,23の内側壁部56,57とは、太陽電池パネル11の周縁部に沿った壁面である。
フレーム材22,23は、中空部50を有する断面形状となるように、成形型を用いて引抜成形等によってアルミニウム合金等の金属材料を成形し、表面に耐水性等の耐候性処理を行った長尺材が用いられる。フレーム構造体12の矩形形状の大きさに合わせ、且つフレーム材22とフレーム材23を用いてフレーム構造体12を構成したときに、フレーム材22とフレーム材23の端面同士が接触するように、長尺材を斜めに切断してフレーム材22とフレーム材23を形成する。
突き合わせ部24は、フレーム材22の長手方向とフレーム材23の長手方向とが直交するように組み合わせられた箇所である。突き合わせ部24では、フレーム材22の一方端がその長手方向に対し所定の角度で斜め切断され、フレーム材23の一方端がその長手方向に対し、90度から所定の角度を差し引いた角度で斜め切断される。所定の角度を45度とすれば、フレーム材22の一方端も、フレーム材23の他方端も、ともに長手方向に対し45度の角度で斜めに切断される。
フレーム材22,23は、本体部40と、本体部40とともに凹部21を形成する固定部26と、を有する。本体部40は、剛性を有しながら軽量化を図るために、断面形状において中空部50を有する。なお、フレーム材22,23には、固定の際に用いられる鍔部27を設けることができる。
保持部51は、本体部40の内壁に設けられ、フレーム材22,23の長手方向に延びる凸部である。保持部51は、挿入部4つのリブ52,53,54,55で構成され、これら4つのリブ52,53,54,55に囲まれた挿入部28を形成する。この挿入部28の大きさよりコーナ部材25の断面形状を一回り小さくすることにより、コーナ部材25をフレーム材22,23の挿入部28に挿入し易くするとともに、カシメにより容易にコーナ部材25とフレーム材22,23を固定することができる。挿入部28の大きさは、コーナ部材25の大きさで規定されるが、コーナ部材25の軽量化を図ることで、小さくなる。なお、保持部51によりフレーム材22,23の矩形の枠形状の剛性を向上させることができ、フレーム材22,23自体の軽量化に伴う剛性の低下を抑制することができる。
コーナ部材25は、2つのフレーム材22,23の中空部50に挿入されて配置される部材である。コーナ部材25は、突き合わせ部24において2つのフレーム材22,23の長手方向が互いに直角をなすのに対応し、L字形状を有する。かかるコーナ部材25は、アルミニウム合金等の金属材料を押出成形等でL字形状に成形された長尺材を所定の厚さに切断したものを用いることができる。なお、コーナ部材25の断面積は、挿入部28の中空部50の断面積よりやや小さく設定することができる。これにより、バリなどによる2つのフレーム材22,23の接続不良をより良く防止することができる。バリとは、切断、圧入等の工程で加工物の辺などに付着した余分な材料のことである。また、コーナ部材25の断面積は、中空部50の断面積の75%以下、好ましくは50%以下に設定される。
かかるフレーム構造体12の組付け手順を図3から図5を用いて詳細に説明する。
最初に、フレーム材22を準備する。フレーム材22の一方端は突き合わせ部24で、45度に斜め切断されている。次に、コーナ部材25を準備する。
図3に示すように、コーナ部材25は、互いに直交する方向に延びる一方側脚部60と他方側脚部61を有するL字形状部材である。一方側脚部60においてL字形の内側となる面には複数の爪62が設けられ、同様に、他方側脚部61においてL字形の内側となる面には複数の爪63が設けられる。これらの爪62,63を設けることで、カシメ部30,31を形成するときに爪62,63があることで、フレーム材22,23を容易に変形させることが可能となり、カシメによりしっかり固定しやすくなる。
コーナ部材25が準備されると、図3に示されるように、フレーム材22の一方端の中空部50にコーナ部材25の一方側脚部60を挿入する。コーナ部材25の一方側脚部60がフレーム材22の中空部50の4つのリブ52,53,54,55によって挿入部28に配置されるようして、白抜き矢印の方向(フレーム材22の延在方向)に挿入される。
次に、図4に示すように、フレーム材22の中空部50に一方側脚部60が挿入されたコーナ部材25の他方側脚部61をフレーム材23に挿入する。コーナ部材25の他方側脚部61がフレーム材23の他方端の中空部50の4つのリブ52,53,54,55によって挿入部28に配置されるようにして、フレーム材23を白抜き矢印の方向(他方側脚部61の延在方向)に移動させる。
フレーム材22,23の中空部50へコーナ部材25の挿入は、フレーム材22とフレーム材23が接触するまで行われる。これによって、フレーム材23はコーナ部材25の他方側脚部61に沿ってフレーム材22の突き合わせ部24の位置まで移動し、そこでフレーム材23の突き合わせ部24と突き合わせが行われる。
このようにして、コーナ部材25は、2つのフレーム材22,23の中空部50に挿入されて配置される。この状態で、図5に示すように、カシメ治具70を用いて、フレーム材22,23を加圧してカシメが行われる。カシメ治具70は平面形状が凸部形状を有し所定の厚さを有する工具で、フレーム材22,23に対向する4つの角部に、厚さ方向の上方と下方にそれぞれ1箇所ずつ、合計8箇所にそれぞれ凸部が設けられる。この8つの凸部がフレーム材22,23の内側壁部56,57にほぼ同時に当るようにカシメ治具70の位置決めを行い、フレーム材22,23の外側壁部を固定側として、カシメ治具70を白抜き矢印の方向(太陽電池パネルの中心側から角部に向かう方向)に所定の圧力で加圧し、カシメを行う。これによって、一度の工程でカシメ部30,31が形成される。
図6は、フレーム材22におけるカシメ部30の4か所の窪み32,33,34,35の詳細を示す図である。図6(a)はフレーム材22の内側壁部56の方から見た正面図、(b)は窪み32,33が形成された箇所における断面図である。窪み32,33,34,35は、リブ54,55と重ならず、コーナ部材25の一方側脚部60と重なるフレーム材22の内側壁部56に形成される。窪み32,33,34,35の位置をこのように設定することで、窪み32,33,34,35の形成によるフレーム材22の変形を、ほぼリブ54とリブ55の間の領域の範囲に止めることができ、太陽電池モジュール10の外観が損なわれることを抑制することができる。また、太陽電池パネルの中心側から角部に向かう方向に加圧し、カシメを行うため、形成される窪み32,33,34,35は、フレーム材22の加圧された面に対して斜めの側壁を有する窪みを形成することができる。これにより、コーナ部材25を抜けにくくすることができる。
上記では、カシメ部30を4箇所の窪みで構成するものとしたが、フレーム構造体12の仕様によっては、カシメ部30を構成する窪みの数を増減してもよい。図7は、カシメ部30を、縦1列に並んだ2か所の窪み32,33で構成する例を示す図で、図8は、カシメ部30を、コーナ部材25に対して斜めに配置された2つの窪み32,34で構成する例を示す図である。
上記では、カシメ部30をリブ54,55と重ならない位置としたが、カシメ強度を優先する場合には、凸部の縦方向の配置間隔を広げ、カシメ部30をリブ54,55と重なる位置とすることが好ましい。
図9は、フレーム材22におけるカシメ部30の窪み72,73,74,75の位置を、リブ54,55とコーナ部材25が重なる位置に設定した例を示す図である。図9(a)はフレーム材22の内側壁部56の方から見た正面図、(b)は窪み72,73が形成された箇所における断面図である。
図9(b)に示すように、リブ54とリブ55がコーナ部材25を挟み込むように変形する。このため、リブ54とコーナ部材25、またリブ55とコーナ部材25に重なる部分を加圧し、窪み72,73,74,75を形成することで、リブ54,55に重ならず、コーナ部材25の一方側脚部60のみと重なるようにしてカシメを行った場合に比べ、より強固にフレーム材22とコーナ部材25を固定することができる。なお、リブ54,55にのみ重なるフレーム材22の内側壁部56を加圧してカシメ部を形成した場合、フレーム材22の変形が大きくなり、フレーム22に皺が現れ易くなる。このため、太陽電池モジュール10の外観の点から少なくとも一部はコーナ部材25と重なるフレーム材22の内側壁部56を加圧してカシメ部を形成することが好ましい。
なお、上記実施例でのフレーム材の断面形状、コーナ部材の形状、カシメ部の窪みの個数等は説明のための例示であって、太陽電池モジュールのフレーム構造体の仕様に応じ、適宜変更が可能である。
本発明は、太陽電池モジュール及びその製造方法に利用できる。
10 太陽電池モジュール、11 太陽電池パネル、12 フレーム構造体、13 太陽電池、14,15 配線材、16 太陽電池ストリング、17,18 封止材、19,20 保護部材、21 凹部、22,23 フレーム材、24 突き合せ部、25 コーナ部材、26 固定部、27 鍔部、28 挿入部、30,31 カシメ部、32,33,34,35,36,37,38,39,72,73,74,75 窪み、50 中空部、51 保持部、52,53,54,55 リブ、56,57 内側壁部、60 一方側脚部、61 他方側脚部、62,63 爪、70 カシメ治具。

Claims (6)

  1. 太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの周縁部に配置され、中空部を有する断面形状の複数のフレーム材と、
    前記中空部に設けられたコーナ部材と、
    前記中空部に設けられ、前記コーナ部材を保持する保持部と、
    前記フレーム材を加圧し、形成した複数のカシメ部と、
    を備える、太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記複数のカシメ部は、前記フレーム材の内壁側部に設けられた、太陽電池モジュール。
  3. 請求項2に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記複数のカシメ部は、前記コーナ部材と重なる前記フレーム材の内壁側部に窪みが設けられた、太陽電池モジュール。
  4. 請求項2に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記複数のカシメ部は、前記フレーム材の前記保持部と前記コーナ部材とに重なる前記フレーム材の内壁側部に有する、太陽電池モジュール。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記コーナ部材は、前記保持部に囲まれた挿入部に比べ小さい、太陽電池モジュール。
  6. 中空部を有する断面形状の複数のフレーム材を用意し、L字型のコーナ部材を2つの前記フレーム材の前記中空部にそれぞれ挿入して配置し、
    前記コーナ部材と重なる2つの前記フレーム材の内側壁部を同時に加圧して、2つの前記フレーム材のそれぞれにカシメ部を形成し、
    2つの前記フレーム材を一体化して角部を形成し、複数の前記フレーム材により太陽電池パネルの枠体を形成する、太陽電池モジュールの製造方法。
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