JPWO2014016906A1 - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

エレベータシステムは、読取装置(8)、呼び登録部(14)、幅設定部(12)、制御部(15)を備える。読取装置(8)は、エレベータの乗場(4)に設けられる。読取装置(8)は、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る。呼び登録部(14)は、呼びを登録することができる人を、読取装置(8)が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体の所有者に制限する。幅設定部(12)は、読取装置(8)によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数に基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する。制御部(15)は、エレベータのかご(2)が乗場に停止した際に、幅設定部(12)によって設定された開放幅に基づいて、ドアを開放させる。

Description

この発明は、エレベータシステムに関するものである。
特許文献1及び2に、エレベータ装置の従来技術が開示されている。
特許文献1に記載されたエレベータ装置では、乗場にいる利用者の数を検出する。乗場にいる利用者が少ない場合、利用者がかごに乗る際に、エレベータのドアを全開させない。このような制御は、無駄な電力消費を抑えるために行われる。また、上記制御は、運転効率が低下することを防止するために行われる。
特許文献2に記載されたエレベータ装置では、防犯運転が行われる。防犯運転では、利用者がかごに乗る際に、エレベータのドアを少ししか開かない。例えば、エレベータのドアは、人が一人しか通過できないように開かれる。
日本特公昭61−9233号公報 日本特公昭63−3821号公報
一部のエレベータでは、その利用が特定の人に制限されている。このようなエレベータでは、一般の人は基本的にかごに乗ることができない。しかし、エレベータを正規に利用できる人(正規利用者)がかごに乗る場合は、当然のことながらエレベータのドアが開く。このドアが開いた瞬間にかごに乗ってしまえば、正規利用者ではない人でもエレベータを利用できてしまう。
特許文献1及び2は、その利用が特定の人に制限されたエレベータを開示していない。
特許文献1に記載されたエレベータ装置では、乗場にいる人が正規利用者か否かを判定することができない。正規利用者ではない人が乗場にいる場合に、エレベータのドアが全開してしまう。
特許文献2に記載されたエレベータ装置では、エレベータのドアが、一人分の幅しか開かない。特定の人しか利用できないエレベータは、一般の人が入ることができないビルに設置されることが多い。このようなビルに、特許文献2に記載されたエレベータ装置が備えられると、利便性が大幅に低下してしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、利便性を損なうことなく、正規利用者ではない人によってエレベータが利用されることを防止することができるエレベータシステムを提供することである。
この発明に係るエレベータシステムは、エレベータの乗場に設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第1読取装置と、呼びを登録することができる人を、第1読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体の所有者に制限するための呼び登録部と、第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数に基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する幅設定部と、エレベータのかごが乗場に停止した際に、幅設定部によって設定された開放幅に基づいて、ドアを開放させる制御部と、を備えたものである。
また、この発明に係るエレベータシステムは、エレベータのかごに設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第2読取装置と、呼びを登録することができる人を、第2読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体の所有者に制限するための呼び登録部と、第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数に基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する幅設定部と、エレベータのかごが乗場に停止した際に、幅設定部によって設定された開放幅に基づいて、ドアを開放させる制御部と、を備えたものである。
この発明によれば、利便性を損なうことなく、正規利用者ではない人によってエレベータが利用されることを防止することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態5におけるエレベータシステムの要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態6におけるエレベータシステムを示す構成図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に、同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータシステムを示す構成図である。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの要部を示す構成図である。
制御装置1は、エレベータの運行を制御する。例えば、制御装置1は、駆動装置(図示せず)を制御することにより、かご2を昇降路3内で昇降させる。制御装置1は、エレベータの乗場4の高さに合わせて、かご2を停止させる。
かご2は、かごドア5とドア制御装置6とを備える。かごドア5は、かご出入口を開閉する。ドア制御装置6は、かごドア5の開閉を制御する。
乗場4に、乗場ドア7と読取装置8とが設けられる。乗場ドア7は、乗場出入口を開閉する。乗場4に、乗場ドア7を駆動するための装置は備えられていない。乗場ドア7は、かご2が乗場4に停止している時にかごドア5が開閉すると、かごドア5と共に開閉する。
制御装置1は、かご2を乗場4に停止させると、ドア制御装置6に制御信号を出力する。ドア制御装置6は、受信した制御信号に基づいて、エレベータのドア(かごドア5及び乗場ドア7)を開閉させる。エレベータの利用者は、エレベータのドアが開放している間に、乗場4からかご2に乗ったり、かご2から乗場4に降りたりすることができる。
図1では、ビルの最上階の乗場4を示している。乗場4は、ビルの各階床に備えられる。乗場4をビルの一部の階床にのみ備えても良い。
読取装置8は、読取範囲9に存在するタグ10から識別情報を読み取る。読取範囲9は、読取装置8がタグ10から情報を読み取ることができる範囲である。読取範囲9は、例えば、乗場出入口の近傍にあるタグ10から情報を読み取ることができるように、予め設定される。
タグ10は、エレベータを利用する人が所有する。タグ10には、識別情報が予め記憶される。識別情報は、タグ10(タグ10の所有者)を識別するための情報である。
読取装置8は、タグ10が読取範囲9に存在する場合に、そのタグ10が有する識別情報を無線通信によって読み取る。読取装置8は、タグ10から識別情報を読み取ると、自機情報と読み取った識別情報とを制御装置1に出力する。自機情報とは、読取装置8を個別に特定するための情報である。制御装置1は、読取装置8から上記情報を受信することにより、どの読取装置8がどのタグ10から識別情報を読み取ったのかを特定することができる。即ち、制御装置1は、どのタグ10の所有者がどの乗場4にいるのかを特定することができる。
タグ10は、識別情報を有する情報記録媒体の一例である。タグ10の例として、パッシブ型のICタグ、アクティブ型のICタグ、RFタグ等が挙げられる。また、情報記録媒体は、識別情報を有していれば、タグ以外の媒体であっても良い。情報記録媒体は、例えば、携帯電話や専用の端末であっても良い。
図2は制御装置1の構成を示している。制御装置1は、検出部11、幅設定部12、記憶部13、呼び登録部14、制御部15を備える。制御装置1は、上述した駆動装置やドア制御装置6、各乗場4の読取装置8に接続される。
検出部11は、乗場4にいる正規利用者の数を検出する。検出部11は、乗場4毎に、正規利用者の数を検出する。このエレベータは、その利用が特定の人に制限されている。例えば、エレベータの利用は、タグ10の所有者に制限される。タグ10の所有者が、エレベータの正規利用者である。
検出部11は、読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数を、乗場4にいる正規利用者の数として検出する。検出部11は、読取装置8から受信する情報に基づいて、一定の周期で上記検出を行う。
幅設定部12は、エレベータのドアの開放幅を設定する。エレベータのドアが両開き方式の場合、ドアが開いた時のドアの間隔のことを開放幅という。片開き方式のドアでは、ドアが開いた時のドアと戸当り部との間隔のことを開放幅という。
幅設定部12は、検出部11によって検出されたタグ10の個数に基づいて、上記設定を行う。幅設定部12が開放幅を設定する上で必要な情報は、記憶部13に記憶される。記憶部13に、タグ10の個数とドアの開放幅との関係が記憶される。
Figure 2014016906
表1は、記憶部13に記憶された内容の一例を示している。各項目の具体的な値は、ビルの仕様やエレベータの種類に応じて適宜設定される。
例えば、5階の乗場4に、4人の人がいる場合を考える。この4人のうち、3人がタグ10を所持しているものとする。即ち、残りの1人はタグ10を所持していない。
かかる場合、5階の読取装置8により、3つのタグ10から識別情報が読み取られる。読取装置8は、自機情報と読み取った識別情報とを制御装置1に出力する。検出部11は、読取装置8から受信した情報に基づいて、5階の乗場4に存在するタグ10の個数を「3」と検出する。幅設定部12は、検出部11が検出した結果に基づいて、5階での開放幅を75cmと設定する。
呼び登録部14は、呼びを登録する機能を有する。呼び登録部14は、乗場4からの情報に基づいて、呼び(乗場呼び又は乗場行先呼び)を登録する。呼び登録部14は、かご2からの情報に基づいて、呼び(行先呼び)を登録する。
呼び登録部14は、呼びを登録することができる人を、エレベータの正規利用者に制限するための機能を備える。例えば、呼び登録部14は、呼びを登録することができる人をタグ10の所有者に制限する。なお、タグ10を所持している人は、タグ10の所有者とみなされる。タグ10の所有者全員が呼びを登録することができるように予め設定しておいても良い。タグ10の所有者の一部のみが呼びを登録することができるように予め設定しておいても良い。呼び登録を制限する機能は、呼び登録部14自体によって実現しても良いし、他の装置を利用して実現しても良い。
制御部15は、エレベータの運行を制御する。例えば、制御部15は、呼び登録部14によって乗場呼びが登録されると、かご2を乗場4に停止させる。かご2が乗場4に停止すると、制御部15は、ドア制御装置6に制御信号を出力する。これにより、エレベータのドアが開放される。この時、制御部15は、幅設定部12によって設定された開放幅に基づいて、制御信号の出力を行う。
上記構成を有するエレベータシステムであれば、乗場4にいる正規利用者の数に応じて、ドアの開放幅を適切に調整することができる。乗場4にいる正規利用者の数が多ければドアは大きく開かれ、利便性が損なわれることはない。乗場4に多くの人がいる場合であっても、正規利用者の数が少なければ、ドアが大きく開放されることはない。正規利用者ではない人によってエレベータが利用されることを、確実に防止することができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータシステムを示す構成図である。
本実施の形態では、乗場4に、入力装置16が設けられる。その他の構成は、図1及び図2に示す構成と同じである。
入力装置16は、乗場4で呼びを登録することができる人を、エレベータの正規利用者に制限するために備えられた装置である。入力装置16は、呼び入力が行われると、呼びの登録要求を制御装置1に出力する。呼び登録部14は、入力装置16から呼びの登録要求を受信すると、受信した登録要求に基づいて呼びを登録する。即ち、一般の人は、入力装置16に対して呼び入力を行うことができない。
呼び入力は、呼びを登録するために利用者が行う操作や動作である。ある一定の状態が継続した際に、呼び入力が行われたと判断しても良い。
呼び入力は、タグ10を用いて行われる。例えば、入力装置16は、タグ10が極近い位置に配置されると、そのタグ10から識別情報を読み取る。入力装置16は、識別情報を読み取ると、呼び入力が行われたことを検出する。入力装置16は、タグ10から識別情報を読み取る際に、タグ10から行先階の情報を読み取っても良い。
他の例として、入力装置16に方向ボタン(或いは、行先ボタン)を備えても良い。入力装置16は、方向ボタンが単に押されても、呼び入力が行われたことを検出しない。例えば、入力装置16は、タグ10から識別情報を読み取った後に方向ボタンが押されると、呼び入力が行われたことを検出する。
幅設定部12は、例えば、実施の形態1の場合と同様に、検出部11によって検出されたタグ10の個数に基づいてドアの開放幅を設定する。
また、幅設定部12は、検出部11によって検出されたタグ10の個数と乗場4から登録された呼びの有無との双方に基づいて、ドアの開放幅を設定しても良い。幅設定部12が開放幅を設定する上で必要な情報は、記憶部13に記憶される。
Figure 2014016906
表2は、記憶部13に記憶された内容の一例を示している。各項目の具体的な値は、ビルの仕様やエレベータの種類に応じて適宜設定される。
上記構成を有するエレベータ装置であれば、例えば、タグ10を所持する人が乗場4を横切っただけでは、幅設定部12による開放幅の設定は行われない。ドアの開放幅を、実際にかご2に乗る人に合わせて適切に設定することができる。
入力装置16は、呼びを登録することができる人をエレベータの正規利用者に制限するために、必ずしも必要になる装置ではない。
読取装置8を利用しても、上記機能は実現できる。例えば、読取装置8は、タグ10から識別情報を読み取ると、自機情報と読み取った識別情報とを制御装置1に出力する。また、読取装置8は、同じ識別情報の読み取りを一定時間継続して行うと、呼び入力が行われたことを検出する。かかる構成であれば、入力装置16を使用せずにタグ10を用いて呼び入力を行うことができる。
呼び入力は、タグ10を用いなくても行うことは可能である。例えば、正規利用者は、呼び入力を行うために、タグ10以外の情報記憶媒体を使用しても良い。また、乗場4に、指紋認証装置を設置しても良い。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3におけるエレベータシステムを示す構成図である。
本実施の形態では、かご2に、読取装置17が設けられる。その他の構成は、図1及び図2に示す構成と同じである。
読取装置17は、読取範囲18に存在するタグ10から識別情報を読み取る。読取範囲18は、読取装置17がタグ10から情報を読み取ることができる範囲である。読取範囲18は、例えば、かご2内に存在するタグ10から情報を読み取ることができるように、予め設定される。
読取装置17は、タグ10が読取範囲18に存在する場合に、そのタグ10が有する識別情報を無線通信によって読み取る。読取装置17は、タグ10から識別情報を読み取ると、自機情報と読み取った識別情報とを制御装置1に出力する。自機情報とは、読取装置17を個別に特定するための情報である。制御装置1は、読取装置17から上記情報を受信することにより、読取装置17がどのタグ10から識別情報を読み取ったのかを特定することができる。即ち、制御装置1は、どのタグ10の所有者がかご2内にいるのかを特定することができる。
検出部11は、乗場4にいる正規利用者の数を検出する。検出部11は、乗場4毎に、正規利用者の数を検出する。例えば、検出部11は、読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数を、乗場4にいる正規利用者の数として検出する。検出部11は、読取装置8から受信する情報に基づいて、一定の周期で上記検出を行う。
また、検出部11は、かご2内にいる正規利用者の数を検出する。例えば、検出部11は、読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数を、かご2内にいる正規利用者の数として検出する。検出部11は、読取装置17から受信する情報に基づいて、一定の周期で上記検出を行う。
幅設定部12は、検出部11によって検出されたタグ10の個数に基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する。即ち、幅設定部12は、読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数と読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数との双方に基づいて、上記設定を行う。
上記構成を有するエレベータ装置であれば、かご2から降りる人のことも考慮して、ドアの開放幅を適切に設定することができる。
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4におけるエレベータシステムを示す構成図である。
本実施の形態では、乗場4に、入力装置16が設けられる。かご2に、読取装置17及び入力装置19が設けられる。その他の構成は、図1及び図2に示す構成と同じである。
入力装置19は、かご2内で呼びを登録することができる人を、エレベータの正規利用者に制限するために備えられた装置である。入力装置19は、呼び入力が行われると、呼びの登録要求を制御装置1に出力する。呼び登録部14は、入力装置19から呼びの登録要求を受信すると、受信した登録要求に基づいて行先呼びを登録する。即ち、一般の人は、入力装置19に対して呼び入力を行うことができない。
入力装置19の構成及び機能は、入力装置16の構成及び機能と基本的に同じである。例えば、入力装置19に対する呼び入力は、タグ10を用いて行われる。
入力装置19は、かご2内で呼びを登録することができる人をエレベータの正規利用者に制限するために、必ずしも必要になる装置ではない。読取装置17を利用すれば、入力装置19を使用せずにかご2内で呼び入力を行うこともできる。呼び入力を行うために、タグ10を用いなくても良い。
検出部11は、乗場4にいる正規利用者の数を検出する。検出部11は、乗場4毎に、正規利用者の数を検出する。例えば、検出部11は、読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数を、乗場4にいる正規利用者の数として検出する。検出部11は、読取装置8から受信する情報に基づいて、一定の周期で上記検出を行う。
また、検出部11は、かご2内にいる正規利用者の数を検出する。例えば、検出部11は、読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数を、かご2内にいる正規利用者の数として検出する。検出部11は、読取装置17から受信する情報に基づいて、一定の周期で上記検出を行う。
幅設定部12は、以下の情報I乃至IVに基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する。
I:読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数
II:乗場4から登録された呼びの有無
III:読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数
IV:かご2内の人が乗場4に降りるための行先呼びの有無
ドアの開放幅の設定は、乗場4毎に行われる。例えば、幅設定部12は、かご2が3階の乗場4に停止する場合、以下の情報I(3)乃至IV(3)に基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する。
I(3):3階の乗場4に設置された読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数
II(3):3階の乗場4から登録された乗場呼びの有無
III(3):3階の乗場4にかご2が停止する時に、読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数
IV(3):かご2内の人が3階の乗場4に降りるための行先呼びの有無
幅設定部12が開放幅を設定する上で必要な情報は、記憶部13に記憶される。表3乃至表5に、記憶部13に記憶された内容の例を示す。
Figure 2014016906
Figure 2014016906
表3及び表4は、幅設定部12が、乗場4に存在するタグ10の数を、実際に存在する数よりも少なく検出する場合の例を示している。これにより、正規利用者ではない人がかご2に乗ることを、より厳しく制限することができる。
例えば、検出部11(又は、幅設定部12)は、次式によってタグ10の個数を検出する。
(タグ個数)=α×(乗場のタグ個数)×(乗場呼びの有無)+β×(かごのタグ個数)×(行先呼びの有無) ・・・(1)
α、β:重み付け係数
乗場呼びの有無:「なし」の場合0、「あり」の場合1
行先呼びの有無:「なし」の場合0、「あり」の場合1
表3及び表4に示す内容は、式1において、α=1/2、β=1の場合を示している。重み付け係数α及びβの値は、ビルの仕様やエレベータの種類、設定するセキュリティレベル等に応じて適宜設定される。
Figure 2014016906
表5は、幅設定部12が、かご2に存在するタグ10の数を、実際に存在する数よりも多く検出する場合の例を示している。これにより、利用者は、かご2からスムーズに降りることができる。表5に示す内容は、上記式1において、α=1、β=2の場合を示している。
上記構成を有するエレベータ装置であれば、かご2から降りる人のことも考慮して、ドアの開放幅を適切に設定することができる。また、ドアの開放幅を、実際にかご2に乗る人及びかご2から降りる人に合わせて、適切に設定することができる。
幅設定部12は、上記情報IVに替えて情報Vを考慮して、ドアの開放幅を設定しても良い。
V:登録されている行先呼びの個数
かかる場合、記憶部13に、例えば、表6に示す内容が記憶される。
Figure 2014016906
登録されている行先呼びの数が多い場合、かご2内にいる人の行先階が分散される。このため、同じ乗場4に降りる人の数は少なくなる。表6は、このような事情を考慮した場合の例である。表6の行先呼びの項目は、(かご2内のタグ10の個数)から(登録されている行先呼びの個数−1)を引いた数を示している。
実施の形態5.
図6はこの発明の実施の形態5におけるエレベータシステムの要部を示す構成図である。制御装置1以外の構成は、実施の形態1乃至4の何れかで開示した構成と同じである。
本実施の形態では、制御装置1は、検出部11、幅設定部12、記憶部13、呼び登録部14、制御部15の他に、時間設定部20を備える。
時間設定部20は、エレベータのドアの開放時間を設定する。エレベータのドアが開放動作を開始してから完全に閉まるまでの時間のことを開放時間という。エレベータのドアが最大に開いている時間のことを開放時間と呼んでも良い。この時、ドアは全開しなくても良い。
時間設定部20は、検出部11によって検出されたタグ10の個数に基づいて、上記設定を行う。例えば、時間設定部20は、読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数に基づいて、開放時間を設定する。時間設定部20が開放時間を設定する上で必要な情報は、記憶部13に記憶される。
Figure 2014016906
表7は、記憶部13に記憶された内容の一例を示している。各項目の具体的な値は、ビルの仕様やエレベータの種類に応じて適宜設定される。
制御部15は、かご2が乗場4に停止すると、幅設定部12によって設定された開放幅と時間設定部20によって設定された開放時間との双方に基づいて、ドア制御装置6に制御信号を出力する。ドア制御装置6は、制御部15から受信した制御信号に基づいて、ドアを開閉させる。
時間設定部20は、読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数と乗場4から登録された呼びの有無との双方に基づいて、ドアの開放時間を設定しても良い。
Figure 2014016906
表8は、記憶部13に記憶された内容の一例を示している。各項目の具体的な値は、ビルの仕様やエレベータの種類に応じて適宜設定される。
かご2に読取装置17が設けられている場合、時間設定部20は、読取装置8によって識別情報が読み取られたタグ10の個数と読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数との双方に基づいて、開放時間の設定を行っても良い。
更に、時間設定部20は、開放時間を設定する際に、かご2内の人が乗場4に降りるための行先呼びの有無を考慮しても良い。即ち、時間設定部20は、上記情報I乃至IVに基づいて、エレベータのドアの開放時間を設定する。表9乃至表11に、記憶部13に記憶された内容の例を示す。
Figure 2014016906
Figure 2014016906
表9及び表10は、時間設定部20が、乗場4に存在するタグ10の数を、実際に存在する数よりも少なく検出する場合の例を示している。これにより、正規利用者ではない人がかご2に乗ることを、より厳しく制限することができる。
表9及び表10に示す内容は、上記式1において、α=1/2、β=1の場合を示している。重み付け係数α及びβの値は、ビルの仕様やエレベータの種類、設定するセキュリティレベル等に応じて適宜設定される。
Figure 2014016906
表11は、時間設定部20が、かご2に存在するタグ10の数を、実際に存在する数よりも多く検出する場合の例を示している。これにより、利用者は、かご2からスムーズに降りることができる。表11に示す内容は、上記式1において、α=1、β=2の場合を示している。
時間設定部20は、上記情報IVに替えて情報Vを考慮して、ドアの開放時間を設定しても良い。かかる場合、記憶部13に、例えば、表12に示す内容が記憶される。
Figure 2014016906
登録されている行先呼びの数が多い場合、かご2内にいる人の行先階が分散される。このため、同じ乗場4に降りる人の数は少なくなる。表12は、このような事情を考慮した場合の例である。表12の行先呼びの項目は、(かご2内のタグ10の個数)から(登録されている行先呼びの個数−1)を引いた数を示している。
実施の形態6.
図7はこの発明の実施の形態6におけるエレベータシステムを示す構成図である。
本実施の形態では、かご2に、読取装置17が設けられる。乗場4に、読取装置8は備えられていない。その他の構成は、図1及び図2に示す構成と同じである。
本実施の形態では、正規利用者ではない人がかご2に乗ることを常に厳しく制限する。
幅設定部12は、読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数に基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する。幅設定部12は、かご2内にタグ10が存在しない場合、乗場4にタグ10が存在するか否かに関わらず、ドアの開放幅を一定の値(例えば、最小値)に設定する。かご2内にタグ10が存在しない時にドアの開放幅が最小値に設定される場合、幅設定部12は、かご2内にタグ10が存在する時に、かご2内にタグ10が存在しない時よりもドアが大きく開くようにドアの開放幅を設定する。
幅設定部12は、読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数と、乗場4から登録された呼びの有無と、かご2内の人が乗場4に降りるための行先呼びの有無とに基づいて、ドアの開放幅を設定しても良い。
Figure 2014016906
表13は、記憶部13に記憶された内容の一例を示している。各項目の具体的な値は、ビルの仕様やエレベータの種類、設定するセキュリティレベル等に応じて適宜設定される。
また、幅設定部12は、読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数と、乗場4から登録された呼びの有無と、登録されている行先呼びの個数とに基づいて、ドアの開放幅を設定しても良い。
制御装置1は、図6に示す構成を備えても良い。
時間設定部20は、読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数に基づいて、エレベータのドアの開放時間を設定する。時間設定部20は、かご2内にタグ10が存在しない場合、乗場4にタグ10が存在するか否かに関わらず、ドアの開放時間を一定の値(例えば、最小値)に設定する。かご2内にタグ10が存在しない時にドアの開放時間が最小値に設定される場合、時間設定部20は、かご2内にタグ10が存在する時に、かご2内にタグ10が存在しない時よりもドアが長く開放するようにドアの開放時間を設定する。
時間設定部20は、読取装置17によって識別情報が読み取られたタグ10の個数と、乗場4から登録された呼びの有無と、かご2内の人が乗場4に降りるための行先呼びの有無とに基づいて、ドアの開放時間を設定しても良い。
Figure 2014016906
表14は、記憶部13に記憶された内容の一例を示している。各項目の具体的な値は、ビルの仕様やエレベータの種類、設定するセキュリティレベル等に応じて適宜設定される。
上記構成を有するエレベータ装置であっても、利便性を損なうことなく、正規利用者ではない人によってエレベータが利用されることを防止することができる。
本実施の形態では、乗場4からの呼びの登録方法は、如何なる方法であっても構わない。乗場4に、入力装置16を設置しても良い。また、かご2に入力装置19を設置しても良い。
この発明は、エレベータの利用が特定の人に制限されたシステムに適用することができる。
1 制御装置
2 かご
3 昇降路
4 乗場
5 かごドア
6 ドア制御装置
7 乗場ドア
8、17 読取装置
9、18 読取範囲
10 タグ
11 検出部
12 幅設定部
13 記憶部
14 呼び登録部
15 制御部
16、19 入力装置
20 時間設定部
この発明に係るエレベータシステムは、エレベータの乗場に設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第1読取装置と、呼びを登録することができる人を、第1読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体の所有者に制限するための呼び登録部と、第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と乗場から登録された呼びの有無とに基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する幅設定部と、エレベータのかごが乗場に停止した際に、幅設定部によって設定された開放幅に基づいて、ドアを開放させる制御部と、を備えたものである。
また、この発明に係るエレベータシステムは、エレベータのかごに設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第2読取装置と、呼びを登録することができる人を、第2読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体の所有者に制限するための呼び登録部と、第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数とかご内の人が乗場に降りるための呼びの有無とに基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する幅設定部と、エレベータのかごが乗場に停止した際に、幅設定部によって設定された開放幅に基づいて、ドアを開放させる制御部と、を備えたものである。
この発明に係るエレベータシステムは、エレベータの乗場に設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第1読取装置と、エレベータのかごに設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第2読取装置と、呼びを登録することができる人を、第1読取装置及び第2読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体の所有者に制限するための呼び登録部と、エレベータのドアの開放幅を設定する幅設定部と、かごが乗場に停止した際に、幅設定部によって設定された開放幅に基づいて、ドアを開放させる制御部と、を備え、幅設定部は、重み付け係数をα及びβとし、乗場から登録された呼びがある場合にA=1、ない場合にA=0とし、かご内の人が乗場に降りるための呼びがある場合にB=1、ない場合にB=0とした場合に、(タグ個数)=α×(第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数)×A+β×(乗場にかごが停止する時に第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数)×Bによって求めたタグ個数と乗場から登録された呼びの有無とかご内の人が乗場に降りるための呼びの有無とに基づいてドアの開放幅を設定するものである。

Claims (15)

  1. エレベータの乗場に設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第1読取装置と、
    呼びを登録することができる人を、前記第1読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体の所有者に制限するための呼び登録部と、
    前記第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数に基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する幅設定部と、
    エレベータのかごが前記乗場に停止した際に、前記幅設定部によって設定された開放幅に基づいて、前記ドアを開放させる制御部と、
    を備えたエレベータシステム。
  2. 前記幅設定部は、前記第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と前記乗場から登録された呼びの有無とに基づいて、前記ドアの開放幅を設定する請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記乗場に設けられ、前記第1読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体を用いて呼び入力が行われると、呼びの登録要求を出力する第1入力装置と、
    を更に備え、
    前記呼び登録部は、前記第1入力装置からの登録要求に基づいて、呼びを登録する請求項2に記載のエレベータシステム。
  4. 前記かごに設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第2読取装置と、
    を更に備え、
    前記幅設定部は、前記第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と前記第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数とに基づいて、前記ドアの開放幅を設定する請求項1に記載のエレベータシステム。
  5. 前記幅設定部は、前記第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と、前記乗場から登録された呼びの有無と、前記第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と、前記かご内の人が前記乗場に降りるための呼びの有無とに基づいて、前記ドアの開放幅を設定する請求項4に記載のエレベータシステム。
  6. 前記幅設定部は、前記第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と、前記乗場から登録された呼びの有無と、前記第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と、登録されている行先呼びの個数とに基づいて、前記ドアの開放幅を設定する請求項4に記載のエレベータシステム。
  7. 前記かごに設けられ、前記第2読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体を用いて呼び入力が行われると、呼びの登録要求を出力する第2入力装置と、
    を更に備え、
    前記呼び登録部は、前記第2入力装置からの登録要求に基づいて、呼びを登録する請求項5又は請求項6に記載のエレベータシステム。
  8. 前記第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数に基づいて、前記ドアの開放時間を設定する時間設定部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記かごが前記乗場に停止した際に、前記幅設定部によって設定された開放幅と前記時間設定部によって設定された開放時間とに基づいて、前記ドアを開放させる請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベータシステム。
  9. 前記第1読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と前記第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数とに基づいて、前記ドアの開放時間を設定する時間設定部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記かごが前記乗場に停止した際に、前記幅設定部によって設定された開放幅と前記時間設定部によって設定された開放時間とに基づいて、前記ドアを開放させる請求項4から請求項7の何れか一項に記載のエレベータシステム。
  10. エレベータのかごに設けられ、情報記録媒体が有する識別情報を読み取る第2読取装置と、
    呼びを登録することができる人を、前記第2読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体の所有者に制限するための呼び登録部と、
    前記第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数に基づいて、エレベータのドアの開放幅を設定する幅設定部と、
    エレベータのかごが前記乗場に停止した際に、前記幅設定部によって設定された開放幅に基づいて、前記ドアを開放させる制御部と、
    を備えたエレベータシステム。
  11. 前記幅設定部は、前記第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数と前記乗場から登録された呼びの有無とに基づいて、前記ドアの開放幅を設定する請求項10に記載のエレベータシステム。
  12. 前記乗場に設けられ、前記第2読取装置が識別情報を読み取り可能な情報記録媒体を用いて呼び入力が行われると、呼びの登録要求を出力する第1入力装置と、
    を更に備え、
    前記呼び登録部は、前記第1入力装置からの登録要求に基づいて、呼びを登録する請求項11に記載のエレベータシステム。
  13. 前記幅設定部は、前記かごに情報記録媒体が存在しない場合、前記ドアの開放幅を最小値に設定する請求項10に記載のエレベータシステム。
  14. 前記第2読取装置によって識別情報が読み取られた情報記録媒体の個数に基づいて、前記ドアの開放時間を設定する時間設定部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記かごが前記乗場に停止した際に、前記幅設定部によって設定された開放幅と前記時間設定部によって設定された開放時間とに基づいて、前記ドアを開放させる請求項10から請求項13の何れか一項に記載のエレベータシステム。
  15. 前記時間設定部は、前記かごに情報記録媒体が存在しない場合、前記ドアの開放時間を最小値に設定する請求項14に記載のエレベータシステム。
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