JP6505064B2 - エレベーター制御システム及びプログラム - Google Patents

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本発明は、エレベーター制御システム及びプログラム、特にエレベーターのかごの利用に関する。
マンションなどにおいて、エレベーターを居住者等の特定の人だけが可能とするために、かごをロビー階に戸閉め待機させ、居住者が非接触キーをキーリーダーヘッドに近づけると、キーリーダーヘッドの入力信号を予め登録された信号と照合し、信号が一致した場合のみ扉を開く技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−348053号公報
しかしながら、従来においてエレベーターを利用可能とするためには、キーリーダーヘッドなどのセキュリティ機器を各階の乗場に設置しなければならない。
本発明は、セキュリティ機器を各階の乗場に設置せずに、特定の人だけがエレベーターを利用できるようにすることを目的とする。
本発明に係るエレベーター制御システムは、エレベーターのかごに設けられ、無線通信タグが発する電波を受信する受信手段と、利用者による乗場釦の操作によって呼び登録された階にかごが到着後、前記受信手段により電波が受信されて始めてエレベーターの扉を開けるよう指示する指示手段と、を有することを特徴とする。
また、階と当該階において前記エレベーターを利用可能な利用者により携帯される前記無線通信タグとが対応付けられている利用可情報を記憶する記憶手段を有し、前記指示手段は、利用者による乗場釦の操作によって呼び登録された階に対応させて、当該階において前記受信手段により受信された電波の発信元の無線通信タグが前記利用可情報に設定されている場合に前記エレベーターの扉を開けるよう指示することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、利用者による乗場釦の操作によって呼び登録された階にエレベーターのかごが到着後、かごに設けられた受信手段により無線通信タグが発する電波が受信されて始めてエレベーターの扉を開けるよう指示する指示手段として機能させる。
本発明によれば、セキュリティ機器を各階の乗場に設置せずに、特定の人だけがエレベーターを利用できるようにすることができる。
また、予め登録されている無線通信タグの携帯者のみにエレベーターを利用させることができる。
本発明に係るエレベーター制御システムの一実施の形態を示した概略構成図である。 本実施の形態における利用可情報記憶部に予め設定登録される利用可情報のデータ構成の一例を示した図である。 本実施の形態においてエレベーターが利用されるときに実施される処理を示したフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るエレベーター制御システムの一実施の形態を示した概略構成図である。図1には、建物に設置されたエレベーターの昇降路1と、昇降路1内を複数の階床間にわたって昇降するかご2と、各階床の乗場3、扉4及び利用者がかご2を呼ぶために操作する乗場釦5が示されている。例えば、乗場釦5は押下することで動作する押釦である。なお、図1には3階建ての建物が示されているが、階数はこれに限定するものではない。
かご2の上には、アンテナ6及びコントローラ7が設置されている。エレベーターの正規の利用者は、RFID(Radio Frequency IDentification)タグ8を各自携帯している。本実施の形態におけるRFIDタグ(以下、単に「タグ」と称する)8は、電波を用いて無線により近距離通信を行う無線通信タグであり、当該RFIDタグの識別情報(以下、「タグID」という)が記録されている。アンテナ6は、タグ8が発する電波を受信する。
コントローラ7は、CPU、ROM、RAM、メモリーカード及び通信インタフェースを有し、かご2の中に設けられたモニタや監視カメラの機器の入出力制御を行う。本実施の形態におけるコントローラ7は、更にタグレシーバーとしての機能を有しており、タグ8からタグIDを取得する。
図1には、更にかご2の扉の開閉等エレベーターの動作制御を行う制御盤9及び監視装置10が示されている。制御盤9及び監視装置10は、建物の機械室等に設置される。監視装置10は、CPU、ROM、RAM、ハードディスクドライブ(HDD)及び通信インタフェースを有し、かご2の運行を監視し、異常を検知する。本実施の形態における監視装置10は、扉開指示部11及び利用可情報記憶部12で示される機能を有している。なお、本実施の形態において説明に用いない構成要素については図から省略している。扉開指示部11は、呼び登録された階にかご2が到着した後、アンテナ6により電波が受信されて始めてエレベーターの扉を開けるよう指示する指示手段として機能する。なお、利用者がかご2を利用する際には乗場3とかご2の各扉が連動して開閉することになる。本実施の形態においては、各扉を分けて説明する必要はないので、これらの扉をまとめて「扉」4と称することにする。扉開指示部11は、監視装置10に搭載されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、USBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
図2は、本実施の形態における利用可情報記憶部12に予め設定登録される利用可情報のデータ構成の一例を示した図である。利用可情報は、建物の各階と、当該階においてエレベーターを利用可能な利用者により携帯されるタグ8のタグIDとが対応付けして設定される。利用可情報記憶部12は、監視装置10に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
本実施の形態では、図1に示したように、かご2にアンテナ6を配設することによって、各乗場3に利用者のタグ8と通信を行うためのセキュリティ機器を配設する必要はない。図1には、1台のかご2しか示していないが、複数のかご2を設ける場合、各かご2にアンテナ6を配設することになる。
次に、利用者がエレベーターを利用する際に本実施の形態において実施される処理について図3に示したフローチャートを用いて説明する。
まず、前述したようにエレベーターの利用者は、エレベーターを利用する際にはタグ8を携帯しておく必要がある。そして、アンテナ6は、かご2の停止階の乗場3に向けて無線信号を送信することによって、停止階の乗場3にいる利用者のタグ8のみから電波を受信可能とする。
エレベーターを利用するために、利用者が乗場3まで移動し、乗場釦5を押下する。制御盤9は、この呼び登録に応じてかご2を当該階まで移動させる(ステップ101)。但し、かご2が呼ばれた階に到着しても扉4を開けない。本実施の形態では、このように乗場釦5が押下された呼び登録では、かご2を呼んでも扉4は開かないように制御盤9にて設定されている。
例えば、図1のようにかご2が2階に呼ばれたとすると、かご2は2階に移動するが扉4は開かない。このとき、アンテナ6は、2階の乗場3に向けて無線信号を送信していることになる。タグ8は、通常、スリープ状態であって無線信号の発信を停止しているが、アンテナ6から送信された無線信号を受信するとスリープ状態から起動される。タグ8は、起動されると内部に記録されているタグIDを含む無線信号を発信する。
ここで、乗場3から呼び登録をした者がタグ8を有していない場合、コントローラ7は、タグ8からの無線信号(タグ信号)を検出することができない。すなわち、所定時間内、例えば5秒以内にタグ信号を検出できない場合(ステップ102でN)、正当でない者がエレベーターを利用しようとしたと判断して扉4を開けない。
一方、乗場3から呼び登録をした者がタグ8を有している場合、コントローラ7は、タグ8から送信された無線信号を検出できる。この場合(ステップ102でY)、コントローラ7は、受信した無線信号に含まれるタグIDを取得して監視装置10へ送信する。
監視装置10における扉開指示部11は、コントローラ7から送信されてきたタグIDを受信すると、利用可情報を参照することにより、制御盤9から受け取った停止階に、受信したタグIDが対応付けして登録されているかどうかを確認する。タグIDが登録されている場合(ステップ103でY)、扉開指示部11は、正当な利用者により呼び登録がされたと判断して扉4を開けることを制御盤9に指示する。制御盤9は、この指示に応じてかご2の停止階の扉4を開ける。これにより、呼び登録をした利用者は、かご2を利用することができる。
一方、かご2の停止階に対応させてタグIDが登録されていない場合(ステップ103でN)、扉開指示部11は、正当な利用者により呼び登録がされなかったと判断して扉4を開けない。つまり、制御盤9に扉4を開く指示をしない。
本実施の形態によれば、以上のように呼び登録された階から特定の人のみにエレベーターを利用させることができる。本実施の形態における特定の人というのは、利用可情報に各階に対応させて登録されているタグ8を携帯する者をいう。なお、本実施の形態では、利用可情報を設定してタグIDによりエレベーターが利用できる者を判別するようにしたが、タグIDによる判別を行わずにタグ8を携帯している者を特定の人としてエレベーターを利用できるようにしてもよい。
本実施の形態を適用する建物は特に限定する必要はない。例えば、老人単独での外出や他の階への移動を禁止し、介護士同伴のときのみ許可するよう運用している介護老人保健施設には特に有効である。介護老人保健施設において、タグ8を介護士に携帯させ、老人に携帯させないようにすると、老人を自分の部屋のある階から移動できないようにすることが可能となる。
1 昇降路、2 かご、3 乗場、4 扉、5 乗場釦、6 アンテナ、7 コントローラ、8 RFIDタグ、9 制御盤、10 監視装置、11 扉開指示部、12 利用可情報記憶部。

Claims (3)

  1. エレベーターのかごに設けられ、無線通信タグが発する電波を受信する受信手段と、
    利用者による乗場釦の操作によって呼び登録された階にかごが到着後、前記受信手段により電波が受信されて始めてエレベーターの扉を開けるよう指示する指示手段と、
    を有することを特徴とするエレベーター制御システム。
  2. 階と当該階において前記エレベーターを利用可能な利用者により携帯される前記無線通信タグとが対応付けられている利用可情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記指示手段は、利用者による乗場釦の操作によって呼び登録された階に対応させて、当該階において前記受信手段により受信された電波の発信元の無線通信タグが前記利用可情報に設定されている場合に前記エレベーターの扉を開けるよう指示することを特徴とする請求項1に記載のエレベーター制御システム。
  3. コンピュータを、利用者による乗場釦の操作によって呼び登録された階にエレベーターのかごが到着後、かごに設けられた受信手段により無線通信タグが発する電波が受信されて始めてエレベーターの扉を開けるよう指示する指示手段として機能させるためのプログラム。
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