JPWO2013183598A1 - 燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造 - Google Patents

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Abstract

発電反応に用いられた反応ガスを排出する反応ガス排出連通孔が設けられた積層体と、積層体の積層方向の一端部に配置されるとともに反応ガス排出連通孔に連通する反応ガス出口が設けられたエンドプレートとを備える燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造であって、反応ガス出口に連結され、反応ガス排出流れ方向下流側の先端部が下方に向け開口する出口配管(120)を有し、出口配管(120)内に、反応ガス排出流れ方向上流側に向く先細形状をなし、反応ガスとともに排出される液体の連続流を分断する傘状凸部(142,144,146)が設けられる。

Description

この発明は、燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造に関する。
本願は、2012年6月4日に出願された日本国特願2012−126960号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、燃料電池スタックにおいて生成される生成水を介して燃料電池スタックの活電部と外部の低電気抵抗部材(金属部材など)とが電気的に短絡(液絡)することを防止するために、燃料電池スタックの、特に反応ガス出口まわりの各部材を含んだガス出口領域での短絡対策が考えられている。例えば、燃料電池スタックの反応ガス排出連通孔に接続された排出配管を電気絶縁性部材で形成した燃料電池システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この燃料電池システムによれば、排出配管を長尺に形成して絶縁抵抗を増大させると、排出配管の強度が低下する虞があるとともに、排出配管の取り回しが煩雑化し、配管構造が大型化してしまうという問題が生じる。
このような問題に対して、従来、例えば、燃料電池スタックの燃料ガス排出連通孔に接続された出口配管の先端を内部に収容し、この出口配管の先端から排出される生成水を貯留する水捕集タンクを備える燃料電池スタックが知られている(例えば、特許文献2参照)。
この燃料電池スタックでは、出口配管の先端から滴下して水捕集タンクに貯留される生成水の最高水位が出口配管の先端から所定距離だけ鉛直方向下方に離間するように構成されることによって、生成水による導電経路が遮断されている。
日本国特開2005−332674号公報 日本国特開2010−3603号公報
上記従来技術に係る燃料電池スタックによれば、出口配管から反応ガスと共に排出される生成水の排出方向は、鉛直方向下方に限らず、反応ガスの流速に応じて変化する。
例えば、反応ガスの流速が小さい場合には生成水は鉛直方向下方に滴下されることに対して、反応ガスの流速が中程度になると生成水は出口配管の延在方向に排出され、さらに反応ガスの流速が大きくなると生成水は出口配管の径方向の外周側に向かい排出される。
これにより、出口配管の先端から各種の方向において水捕集タンクの内壁面まで所望の空間距離を確保する必要が有り、水捕集タンク及び水捕集タンクを収容するハウジングが大型化するという問題が生じる。
本発明に係る態様は上記事情に鑑みてなされたもので、構成が大型化することを防止しつつ、燃料電池スタックから排出される液体によって、燃料電池スタックの活電部と外部の低電気抵抗部材との間に導電経路が形成されることを防止することが可能な燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決して係る目的を達成するために、以下の態様を採用した。
(1)本発明に係る一態様の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造は、複数の発電セルが積層され、前記発電セルでの発電反応に用いられた反応ガスを排出する反応ガス排出連通孔が設けられた積層体と、前記積層体の積層方向の一端部に配置されるとともに前記反応ガス排出連通孔に連通する反応ガス出口が設けられたエンドプレートと、を備える燃料電池スタックにおいて、前記反応ガス出口に連結され、反応ガス排出流れ方向下流側の先端部が下方に向け開口する出口配管と;前記出口配管内に、反応ガス排出流れ方向上流側に向く先細形状をなし、反応ガスとともに排出される液体の連続流を分断する少なくとも一つの傘状凸部と、が設けられる。
(2)上記(1)の態様において、前記出口配管内に、前記傘状凸部が複数、千鳥状に配置されてもよい。
(3)上記(2)の態様において、前記傘状凸部は、前記出口配管の上流方向に凸状に形成されるとともに、前記出口配管の径方向内側に向けて凸状に形成されてもよい。
(4)上記(2)又は(3)の態様において、千鳥状に配置された上流側の傘状凸部と下流側の傘状凸部との間には、前記出口配管の略径方向に沿う壁部を有する排出液体ガイド部が設けられてもよい。
(5)上記(2)乃至(4)のいずれか1つの態様において、前記傘状凸部の下端が接する前記出口配管の開口部のうち、前記傘状凸部の一方の下端と他方の下端との間にある部分が、前記傘状凸部の先細形状部に向けて切り欠かれて形成されてもよい。
(6)上記(2)乃至(5)のいずれか1つの態様において、前記傘状凸部の下端が、前記出口配管の径方向に対して傾斜していてもよい。
(7)上記(1)乃至(6)のいずれか1つの態様において、前記出口配管から排出される液体を受容するキャッチタンクを備え、前記出口配管は、前記キャッチタンク内に前記先端部を突出させており、前記キャッチタンクの内側面および内底面のそれぞれとの間に所定の間隔を有してもよい。
(8)上記(1)乃至(7)のいずれか1つの態様において、前記傘状凸部は、反応ガス排出流れ方向上流側の先細形状部の角度が、90度近傍であってもよい。
(9)上記(1)乃至(8)のいずれか1つの態様において、前記出口配管の前記先端部がテーパ形状に形成されてもよい。
上記(1)の態様によれば、出口配管内に、反応ガス排出流れ方向上流側に向く先細形状をなして設けられた少なくとも一つの傘状凸部が、反応ガスとともに排出される液体の連続流を分断することになり、しかも、出口配管の先端部が下方に向け開口していることから、分断された液体を、反応ガスの流速に拘わらず安定的に下方に排出することができる。よって、出口配管と外部の低電気抵抗部材との距離を長大化させることなく、この液体を介して燃料電池スタックの活電部と外部の低電気抵抗部材とが電気的に短絡することを防止することができる。しかも、出口配管内の傘状凸部で液体の連続流を分断する構成であるため、液体の連続流を分断する構成が大型化してしまうこともない。したがって、構成が大型化することを防止しつつ、燃料電池スタックから排出される液体によって燃料電池スタックの活電部と外部の低電気抵抗部材との間に導電経路が形成されることを防止することが可能となる。
上記(2)から(6)の場合、出口配管内に、傘状凸部が複数、千鳥状に配置されているため、反応ガスとともに排出される液体を多く分流させることができ、液体の連続流を良好に分断することができる。したがって、燃料電池スタックから排出される液体を介して燃料電池スタックの活電部と外部の低電気抵抗部材とが電気的に短絡することを、より一層防止することができる。
上記(7)の場合、出口配管が先端部をキャッチタンク内に突出させていることから、上記した傘状凸部により液体の連続流を分断すること、及び出口配管の先端部が下方に向け開口していることによる効果で、この出口配管の先端部とキャッチタンクの内側面及び内底面のそれぞれとの距離を長大化させることなく、液体を介して燃料電池スタックの活電部とキャッチタンクとが電気的に短絡することを防止することができる。したがって、キャッチタンクの大型化を抑制することができる。
上記(8)の場合、傘状凸部の反応ガス排出流れ方向上流側の先細形状部の角度が90度近傍であることから、燃料電池スタックから排出される液体が傘状凸部を出口配管の径方向内側に越えるオーバーフロー、の発生を抑制して良好に分流させることができる。また、分流された液体が、傘状凸部を反応ガス排出流れ方向下流側に越えてから再合流することも抑制できる。したがって、燃料電池スタックから排出される液体を介して燃料電池スタックの活電部と外部の低電気抵抗部材とが電気的に短絡することを、より一層防止することができる。
上記(9)の場合、出口配管の反応ガス排出流れ方向下流側の先端部がテーパ形状に形成されているため、燃料電池スタックから排出される液体がこの先端部の位置で合流して再び連続流となることを抑制できる。したがって、燃料電池スタックから排出される液体を介して燃料電池スタックの活電部と外部の低電気抵抗部材とが電気的に短絡することを、より一層防止することができる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造を採用した燃料電池システムの概略構成図である。 前記燃料電池スタックを構成する発電セルの分解斜視図である。 前記燃料電池スタックを加湿器側から見た斜視図である。 前記加湿器及び前記燃料電池スタックの斜視図である。 前記燃料電池スタック、出口配管及びキャッチタンクの断面図である。 前記出口配管の下部円筒状部の位置の内周面の展開図である。 前記出口配管の下部円筒状部の位置の内周面の変形例の一例を示す展開図である。 前記出口配管の下部円筒状部の位置の内周面の変形例の一例を示す展開図である。 傘状凸部142の変形例の斜視図である。 前記出口配管の下部円筒状部の位置の内周面の変形例の一例を示す一部拡大図である。 図10における排出液体ガイド部148の一例を示す斜視図である。 図10における排出液体ガイド部148の一例を示す斜視図である。 図10における排出液体ガイド部148の一例を示す斜視図である。 前記出口配管の下部円筒状部の下端の変形例の一例を示す斜視図である。 前記出口配管の下部円筒状部の下端の変形例の一例を示す斜視図である。 図13Aの側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造について添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る燃料電池スタック10におけるガス出口領域の水切り構造を用いた燃料電池システム12の概略構成図である。
燃料電池システム12は、図示しない燃料電池車両に搭載されるものであり、燃料電池スタック10と、燃料電池スタック10に冷却媒体を供給するための冷却媒体供給機構16と、燃料電池スタック10に酸化剤ガス(反応ガス)を供給するための酸化剤ガス供給機構18と、燃料電池スタック10に燃料ガス(反応ガス)を供給するための燃料ガス供給機構20とを備えている。
冷却媒体供給機構16は、ラジエータ24を備えている。このラジエータ24には、一方で冷媒用ポンプ26を介して冷却媒体供給配管28が接続され、他方で冷却媒体排出配管30が接続されている。
酸化剤ガス供給機構18は、空気用ポンプ32を備えており、この空気用ポンプ32には空気供給配管34の一端が接続されている。この空気供給配管34の他端は、加湿器36に接続されており、この加湿器36は、加湿空気供給配管38を介して燃料電池スタック10に接続されている。
燃料電池スタック10と加湿器36とには、生成水を含んだ使用済みの酸化剤ガス(以下、オフガスという)を加湿流体として供給するためのオフガス供給配管40が接続されている。加湿器36では、オフガス供給配管40を介して供給されたオフガスの排出側に、背圧弁42が配設されている。
燃料ガス供給機構20は、燃料ガスとして水素ガスが貯留される燃料ガスタンク44を備えている。この燃料ガスタンク44には、燃料ガスパイプ45の一端が接続され、この燃料ガスパイプ45には、遮断弁46、レギュレータ48及びエゼクタ50を介して燃料ガス供給配管51が接続されている。この燃料ガス供給配管51が燃料電池スタック10に接続されている。
燃料電池スタック10には、使用済みの燃料ガスが排出される排出燃料ガス配管52が、キャッチタンク53を介して接続されている。この排出燃料ガス配管52は、リターン配管54を介してエゼクタ50に接続され、燃料ガス循環系(反応ガス循環系)を構成するとともに、一部がパージ弁56に連通している。
燃料電池スタック10は、複数の発電セル60が車長方向である水平方向(図2及び図3中、矢印A方向)に積層される積層体61を有しており、積層体61の積層方向の両端部には、図示しないターミナルプレート及び絶縁プレートを介して、金属製エンドプレート62a,62bが配設されている(図1参照)。エンドプレート62a,62bから積層方向外方に電力取り出し端子63a,63bが突出し、これら電力取り出し端子63a,63bは、図示しない車両走行用モータや補機類に接続される。
図2に示すように、各発電セル60は、電解質膜・電極構造体66と、電解質膜・電極構造体66を挟持する第1セパレータ68及び第2セパレータ70とを備えるとともに、縦長に構成されている。なお、第1セパレータ68及び第2セパレータ70は、カーボンセパレータ又は金属セパレータで構成されている。
発電セル60の長辺方向(矢印C方向)の一端縁部(上端縁部)には、矢印A方向に互いに連通して、発電セル60での発電反応に用いられる反応ガスである酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔72aと、発電セル60での発電反応に用いられる反応ガスである燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔76aとが設けられている。
発電セル60の長辺方向の他端縁部(下端縁部)には、矢印A方向に互いに連通して、発電セル60での発電反応に用いられた反応ガスである酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔72bと、発電セル60での発電反応に用いられた反応ガスである燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔(反応ガス排出連通孔)76bとが設けられている。
発電セル60の短辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔74aが設けられるとともに、発電セル60の短辺方向の他端縁部には、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔74bが設けられている。冷却媒体供給連通孔74a及び冷却媒体排出連通孔74bは、縦長形状に設定されている。
電解質膜・電極構造体66は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜78と、前記固体高分子電解質膜78を挟持するアノード側電極80及びカソード側電極82とを備えている。
第1セパレータ68の電解質膜・電極構造体66に向かう面68aには、燃料ガス供給連通孔76aと燃料ガス排出連通孔76bとを連通する燃料ガス流路84が形成されている。この燃料ガス流路84は、例えば、矢印C方向に延在する溝部により構成されている。第1セパレータ68の面68aとは反対の面68bには、冷却媒体供給連通孔74aと冷却媒体排出連通孔74bとを連通する冷却媒体流路86が形成されている。
第2セパレータ70の電解質膜・電極構造体66に向かう面70aには、例えば、矢印C方向に延在する溝部からなる酸化剤ガス流路88が設けられるとともに、この酸化剤ガス流路88は、酸化剤ガス供給連通孔72aと酸化剤ガス排出連通孔72bとに連通している。第2セパレータ70の面70aとは反対の面70bには、第1セパレータ68の面68bと重なり合って冷却媒体流路86が一体的に形成されている。図示しないが、第1セパレータ68及び第2セパレータ70には、必要に応じてシール部材が設けられている。
燃料電池スタック10は、例えば、エンドプレート62a,62bを端板とする図3に示すケーシング89を備えている。なお、ケーシング89に代えて、エンドプレート62a,62b間を図示しないタイロッドで連結して構成してもよい。
図1に示すように、エンドプレート62aには、冷却媒体入口マニホールド96aと、冷却媒体出口マニホールド96bとが設けられている。冷却媒体入口マニホールド96aは、冷却媒体供給連通孔74aに連通する一方、冷却媒体出口マニホールド96bは、冷却媒体排出連通孔74bに連通している。冷却媒体入口マニホールド96a及び冷却媒体出口マニホールド96bは、冷却媒体供給配管28及び冷却媒体排出配管30を介してラジエータ24に連通している。
図3に示すように、エンドプレート62bには、図1に示す酸化剤ガス供給連通孔72aに連通する酸化剤ガス入口マニホールド98a、図1に示す燃料ガス供給連通孔76aに連通する燃料ガス入口マニホールド100a、図1に示す酸化剤ガス排出連通孔72bに連通する酸化剤ガス出口マニホールド98b、及び図1に示す燃料ガス排出連通孔76bに連通しエンドプレート62bにおける燃料ガスの出口となる燃料ガス出口マニホールド(反応ガス出口)100bが設けられている。
図4に示すように、燃料電池スタック10のエンドプレート62bには、加湿器36が固定されている。加湿器36のケーシングは、例えば、鋳造成形されており、エンドプレート62bに接するフランジ部106に複数のボルト108が挿入される。ボルト108がエンドプレート62bに螺合することにより、加湿器36がエンドプレート62bに直接固定されている。
加湿器36内には、第1加湿部110a及び第2加湿部110bが上下に配列して収容されている。第1加湿部110a及び第2加湿部110bは、空気供給配管34と加湿空気供給配管38とに接続されている。第1加湿部110a及び第2加湿部110bは、例えば、中空糸膜型加湿構造を採用することができる。加湿器36には、燃料ガス供給機構20を構成する各補機類、例えば、遮断弁46、レギュレータ48、エゼクタ50及び背圧弁42が一体化されている。
図3及び図5に示すように、燃料ガス出口マニホールド100bには、出口配管120が連結されており、この出口配管120の燃料ガス排出流れ方向下流側の先端となる先端部120aが、図5に示すように、下方に向け開口してキャッチタンク53に連結されている。キャッチタンク53は、出口配管120から燃料ガスとともに排出される生成水(液体)を含む水分を受容するものである。本実施形態の水切り構造は、これら出口配管120およびキャッチタンク53により構成されている。
出口配管120は、水平に延在する姿勢で燃料ガス出口マニホールド100bに嵌合されてエンドプレート62bに連結される連結円筒状部130と、連結円筒状部130の燃料ガス排出流れ方向下流側(燃料電池スタック10とは反対側)にあって連結円筒状部130から離れるほど下方に位置するように湾曲する湾曲筒状部132と、湾曲筒状部132の連結円筒状部130とは反対側にあって鉛直方向に延在するとともに下端が上記した先端部120aとなる下部円筒状部134とを有している。つまり、出口配管120は、燃料ガス排出流れ方向上流側から順に、連結円筒状部130、湾曲筒状部132、下部円筒状部134を有するL字状をなしており、燃料ガスと、生成水を含む水分とを、下部円筒状部134から鉛直方向(重力方向)に排出するようになっている。
出口配管120の下部円筒状部134の先端部120aは、キャッチタンク53の室122内に上部から下方に向け突出しており、キャッチタンク53の室122を形成する内側面136及び内底面138のそれぞれとの間に所定の間隔を有している。言い換えれば、出口配管120はキャッチタンク53の内側面136及び内底面138から離間している。なお、キャッチタンク53には、室122内の内底面138側に溜まった生成水を内底面138から外部に排出するための図示しないドレン管と、水捕集後の燃料ガスを内側面136から排出する図1に示す排出燃料ガス配管52が連結されている。
そして、図6に展開図を示すように、出口配管120の下部円筒状部134の位置の内周面140には、内周面140から下部円筒状部134の径方向内方(図6における紙面手前側)に突出する複数種類(本実施形態では三種類)の傘状凸部142,144,146が形成されている。これら傘状凸部142,144,146は、それぞれが、燃料ガスとともに排出される生成水を下部円筒状部134の周方向(図6における左右方向)に分流させるものであり、種類別に下部円筒状部134の軸方向(図6における上下方向)、言い換えれば燃料ガスの排出方向に複数段に分けられて配置されている。
下部円筒状部134の燃料ガス排出流れ方向下流端となる下端部には、一段目として、下部円筒状部134の周方向の長さ及び軸方向の長さが他段のものよりも小さい傘状凸部142が複数、下部円筒状部134の軸方向の位置を合わせて周方向に等間隔で形成されている。傘状凸部142は、その燃料ガス排出流れ方向上流端となる上端に、下部円筒状部134の径方向に沿う頂辺部150を有しており、この頂辺部150から下部円筒状部134の周方向の両側に、先側ほど燃料ガス排出流れ方向下流側である下側に位置するように傾斜して延出する平面状の一対の傾斜面152,152を有している。
傘状凸部142の燃料ガス排出流れ方向下流側となる下部には、下部円筒状部134の周方向の中央に、燃料ガス排出流れ方向上流側となる上方に向けて凹む切欠部154が形成されている。切欠部154は、一方が一対の傾斜面152,152の一方と平行をなし他方が一対の傾斜面152,152の他方と平行をなす一対の傾斜面156,156によって形成されている。傘状凸部142の燃料ガス排出流れ方向下流側となる下端には、切欠部154の両側に、下部円筒状部134の軸直交方向に沿う一対の下端面158,158が、下部円筒状部134の軸方向の位置を合わせて設けられている。傘状凸部142は、下部円筒状部134の径方向における内側の内端面160が内周面140から一定高さで突出している。
よって、傘状凸部142は、燃料ガス排出流れ方向上流側に向く先細形状をなしており、本実施形態では逆V字状をなしている。傘状凸部142は、燃料ガス排出流れ方向上流側の傾斜面152,152のなす角度、言い換えれば、傾斜面152,152を有する先細形状部162の角度が、90度近傍、本実施形態では90度となっている。
下部円筒状部134の燃料ガス排出流れ方向中間部には、二段目として、下部円筒状部134の周方向の長さ及び軸方向の長さが傘状凸部142よりも長い傘状凸部144が、傘状凸部142から下部円筒状部134の軸方向に離間して形成されている。傘状凸部144は、その燃料ガス排出流れ方向上流端となる上端に、下部円筒状部134の径方向に沿う頂辺部170を有しており、この頂辺部170から下部円筒状部134の周方向の両側に、先側ほど燃料ガス排出流れ方向下流側となる下側に位置するように傾斜して延出する平面状の一対の傾斜面172,172を有している。
また、傘状凸部144の燃料ガス排出流れ方向下流側となる下部には、下部円筒状部134の周方向の中間部に、燃料ガス排出流れ方向上流側となる上方に向けて凹む二カ所の切欠部174,174が下部円筒状部134の周方向に並んで形成されている。切欠部174,174は、いずれも、一方が一対の傾斜面172,172の一方と平行をなし他方が一対の傾斜面172,172の他方と平行をなす一対の傾斜面176,176によって形成されている。傘状凸部144の燃料ガス排出流れ方向下流側となる下端には、切欠部174,174の両外側に、下部円筒状部134の軸直交方向に沿う一対の下端面178,178が、下部円筒状部134の軸方向の位置を合わせて設けられている。傘状凸部144は、下部円筒状部134の径方向における内側の内端面180が内周面140から一定高さで突出している。
よって、傘状凸部144も、燃料ガス排出流れ方向上流側に向く先細形状をなしている。傘状凸部144も、燃料ガス排出流れ方向上流側の傾斜面172,172のなす角度、言い換えれば、傾斜面172,172を有する先細形状部182の角度が、90度近傍、本実施形態では90度となっている。なお、傘状凸部144は、図5に示すように、下部円筒状部134の周方向における最もエンドプレート62b側となる位置に形成されている。図6に示すように、下部円筒状部134の周方向において、傘状凸部144の両端位置のそれぞれの若干外側に、隣り合う二カ所の傘状凸部142,142の頂辺部150,150が配置されている。
下部円筒状部134の燃料ガス排出流れ方向上流側となる上側には、三段目として、下部円筒状部134の周方向の長さ及び軸方向の長さが傘状凸部144よりも長い傘状凸部146が複数、下部円筒状部134の軸方向の位置を合わせて周方向に間隔をあけて形成されている。傘状凸部146は、その燃料ガス排出流れ方向上流端となる上端に、下部円筒状部134の径方向に沿う頂辺部190を有しており、この頂辺部190から下部円筒状部134の周方向の両側に、先側ほど燃料ガス排出流れ方向下流側となる下側に位置するように傾斜して延出する平面状の傾斜面192,194を有している。一方の傾斜面192は他方の傾斜面194よりも短くなっている。
また、傘状凸部146の燃料ガス排出流れ方向下流側となる下部には、下部円筒状部134の周方向の中間部に、燃料ガス排出流れ方向上流側となる上方に向けて凹む切欠部196が形成されている。切欠部196は、短い傾斜面192と平行をなす短い傾斜面198と長い傾斜面194と平行をなす長い傾斜面200とによって形成されている。傘状凸部146の燃料ガス排出流れ方向下流側には、切欠部196の両側に、下部円筒状部134の軸直交方向に沿う端面202及び端面204が、下部円筒状部134の軸方向の位置をずらして設けられている。傘状凸部146は、下部円筒状部134の径方向における内側の内端面206が内周面140から一定高さで突出している。
よって、傘状凸部146も、燃料ガス排出流れ方向上流側に向く先細形状をなしている。傘状凸部146も、燃料ガス排出流れ方向上流側の傾斜面192,194のなす角度、言い換えれば、傾斜面192,194を有する先細形状部208の角度が、90度近傍、本実施形態では90度となっている。このような傘状凸部146が、傘状凸部144の頂辺部170を中心として、下部円筒状部134の周方向両側の等間隔の位置に、それぞれ短い傾斜面192を傘状凸部144側に配置して、複数対設けられている。下部円筒状部134の周方向において、最も傘状凸部144に近い一対の傘状凸部146,146の最小間隔が傘状凸部144の長さよりも短くなっている。また、下部円筒状部134の周方向において、これら傘状凸部146,146の両外端位置のそれぞれの若干外側に、傘状凸部144に最も近い二カ所の傘状凸部142,142のそれぞれの外側に隣り合う二カ所の傘状凸部142,142の頂辺部150,150が配置されている。
以上により、出口配管120内となる内周面140に、複数の傘状凸部142、傘状凸部144及び複数の傘状凸部146が、下部円筒状部134の周方向あるいは軸方向に位置をずらして千鳥状に配置されている。
図5に示すように、出口配管120の先端部120aはテーパ形状に形成されている。
つまり、下部円筒状部134の先端部120aの外周部に、先端側ほど小径となるテーパ面210が形成されている。よって、先端部120aは先端側ほど径方向に薄肉となっている。
以上の出口配管120は、電気絶縁材(例えば、アクリル等の樹脂材)又は内面に樹脂コートが施された金属部材で構成されている。
このように構成される燃料電池システム12の動作について、以下に説明する。
まず、図1に示すように、酸化剤ガス供給機構18を構成する空気用ポンプ32が駆動され、酸化剤ガスである外部空気が吸引されて空気供給配管34に導入される。この空気は、空気供給配管34から加湿器36内に導入され、第1加湿部110a及び第2加湿部110bを通って加湿空気供給配管38に供給される(図4参照)。
その際、オフガス供給配管40には、後述するように、反応に使用された酸化剤ガスであるオフガスが供給されている。このため、使用前の空気には、加湿器36の水透過膜(図示せず)を介してオフガス中に含まれる水分が移動し、この使用前の空気が加湿される。加湿された空気は、加湿空気供給配管38からエンドプレート62bを通って燃料電池スタック10内の酸化剤ガス供給連通孔72aに供給される。
一方、燃料ガス供給機構20では、遮断弁46の開放作用下に、燃料ガスタンク44内の燃料ガス(水素ガス)がレギュレータ48で降圧された後、エゼクタ50を通って燃料ガス供給配管51からエンドプレート62bを通って燃料電池スタック10内の燃料ガス供給連通孔76aに導入される。
さらに、冷却媒体供給機構16では、冷媒用ポンプ26の作用下に、冷却媒体供給配管28からエンドプレート62aを通って燃料電池スタック10内の冷却媒体供給連通孔74aに冷却媒体が導入される。
図2に示すように、燃料電池スタック10内の発電セル60に供給された空気は、酸化剤ガス供給連通孔72aから第2セパレータ70の酸化剤ガス流路88に導入され、電解質膜・電極構造体66のカソード側電極82に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔76aから第1セパレータ68の燃料ガス流路84に導入され、電解質膜・電極構造体66のアノード側電極80に沿って移動する。
したがって、各電解質膜・電極構造体66では、カソード側電極82に供給される空気中の酸素と、アノード側電極80に供給される燃料ガス(水素)とが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極82に供給されて消費された空気は、酸化剤ガス排出連通孔72bに沿って流動した後、オフガスとしてエンドプレート62bからオフガス供給配管40に排出される(図1参照)。
同様に、アノード側電極80に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔76bに排出されて流動し、排出燃料ガスとしてエンドプレート62bからキャッチタンク53を通って排出燃料ガス配管52に排出される(図1参照)。排出燃料ガス配管52に排出された排出燃料ガスは、一部がリターン配管54を通ってエゼクタ50の吸引作用下に燃料ガス供給配管51に戻される。
排出燃料ガスは、新たな燃料ガスに混在して燃料ガス供給配管51から燃料電池スタック10内に供給される。残余の排出燃料ガスは、パージ弁56の開放作用下に排出される。
ここで、アノード側電極80では、生成水が逆拡散しており、この生成水が燃料ガスとともに燃料ガス排出連通孔76bに排出されることになる。図5に示すように、燃料ガス排出連通孔76bでは、エンドプレート62b側に導入された生成水が、排出燃料ガスの流れに沿って出口配管120を通ってキャッチタンク53に送られる。したがって、生成水は、出口配管120の先端部120aからキャッチタンク53に滴下してキャッチタンク53の室122内に貯留(捕集)される。
なお、出口配管120を流れる際に、生成水は、基本的には、重力により連結円筒状部130の下部を通るため、内周面140を伝って下部円筒状部134の位置の、図6に示す傘状凸部144に最も近い一対の傘状凸部146,146に向けてその多くが流れることになる。内周面140を伝ってこれら傘状凸部146,146に流れた生成水は、内周面140を伝いつつ頂辺部190,190のそれぞれによって分流された後、例えば、一部は、内周面140を伝いつつ、対向する短い傾斜面192,192を伝って流れ、その後、傘状凸部144の頂辺部170に当たって下部円筒状部134の周方向に分流されて傾斜面172,172をそれぞれ伝って流れることになる。そして、傾斜面172を伝って流れる生成水が、その後、内周面140を伝いつつ、傘状凸部142の頂辺部150に当たって下部円筒状部134の周方向両側に分流されて傾斜面152,152をそれぞれ伝って流れた後、鉛直下方に向けて、先端部120aから排出される。
また、残りの一部は、内周面140を伝いつつ、傘状凸部146の長い傾斜面194を伝って流れ、長い傾斜面194の下端部と下部円筒状部134の周方向の位置が近い傘状凸部142の頂辺部150に当たって下部円筒状部134の周方向両側に分流され傾斜面152,152をそれぞれ伝って流れた後、鉛直下方に向けて、先端部120aから排出される。他の傘状凸部142の頂辺部150に当たった生成水も、内周面140を伝いつつ、下部円筒状部134の周方向両側に分流され傾斜面152,152をそれぞれ伝って流れた後、鉛直下方に向けて、先端部120aから排出される。
以上のようにして、燃料ガスとともに出口配管120から排出される生成水を、千鳥状に配置された傘状凸部142,144,146が、下部円筒状部134の周方向に分流させてから先端部120aより排出させることになり、その結果、例え、連続流として流れることが可能な量の生成水が出口配管120を流れることになっても、下部円筒状部134の周方向に複数分流、分散させてそれぞれの支流の水量を減らし、その結果、各支流は、連続流として流れることが可能な量とはならずに分断される。つまり、傘状凸部142,144,146が、燃料ガスとともに排出される生成水の連続流を分断する。
なお、下部円筒状部134の周方向における傘状凸部142の切欠部154の長さは、一対の傾斜面152,152で分流させた生成水同士が傘状凸部142の下端面158,158の位置で再び合流することがないように生成水の発生量を基に設定されている。また、下部円筒状部134の周方向に隣り合う傘状凸部142,142の間隔は、それぞれの対面する傾斜面152,152で流れる生成水同士が合流することがないように生成水の発生量を基に設定されている。
冷却媒体は、図2に示すように、冷却媒体供給連通孔74aから第1セパレータ68及び第2セパレータ70間の冷却媒体流路86に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体66を冷却した後、冷却媒体排出連通孔74bを移動して図1に示すエンドプレート62aの冷却媒体出口マニホールド96bから冷却媒体排出配管30に排出される。この冷却媒体は、ラジエータ24により冷却された後、冷媒用ポンプ26の作用下に冷却媒体供給配管28から燃料電池スタック10に供給される。
以上に述べた本実施形態によれば、出口配管120内に、燃料ガス排出流れ方向上流側に向く先細形状をなして設けられた傘状凸部142,144,146が、燃料ガスとともに排出される生成水の連続流を分断することになり、しかも、出口配管120の先端部120aが下方に向け開口していることから、分断された生成水を、燃料ガスの流速に拘わらず安定的に下方に排出することができる。よって、出口配管120のキャッチタンク53内に突出する先端部120aとキャッチタンク53の内側面136および内底面138との距離を長大化させることなく、生成水を介して燃料電池スタック10の活電部である発電セル60と外部の低電気抵抗部材であって電気的にグラウンドとなるキャッチタンク53とが電気的に短絡することを防止することができる。よって、キャッチタンク53の大型化を抑制することができる。しかも、出口配管120内の傘状凸部142,144,146で生成水の連続流を分断する構成であるため、生成水の連続流を分断する構成が大型化してしまうこともない。したがって、構成が大型化することを防止しつつ、燃料電池スタック10から排出される生成水によって燃料電池スタック10の発電セル60とキャッチタンク53との間に導電経路が形成されることを防止することが可能となる。
また、出口配管120内に、傘状凸部142,144,146が複数、千鳥状に配置されているため、燃料ガスとともに排出される生成水を多く分流させることができ、生成水の連続流を良好に分断することができる。したがって、燃料電池スタック10から排出される生成水を介して燃料電池スタック10の発電セル60とキャッチタンク53とが電気的に短絡することを、より一層防止することができる。
また、傘状凸部142,144,146の燃料ガス排出流れ方向上流側の先細形状部162,182,208の角度が90度近傍であることから、燃料電池スタック10から排出される生成水が傘状凸部142,144,146を下部円筒状部134の径方向内側に越えるオーバーフロー、の発生を抑制して良好に分流させることができる。また、分流された生成水が、傘状凸部142,144,146を燃料ガス排出流れ方向下流側に越えてから再合流することも抑制できる。したがって、燃料電池スタック10から排出される生成水を介して燃料電池スタック10の発電セル60とキャッチタンク53とが電気的に短絡することを、より一層防止することができる。
水柱を分割する(断面を分割)することは、表面エネルギが増加することであるため、外力を加えない限り自然発生することがないことから、運動する液滴が、傘状凸部142,144,146の先細形状部162,182,208に衝突して破裂することによる分流について検討する。先細形状部162,182,208の角度を鋭角側と鈍角側とで比較して見てみると、内周面140を伝って流れる液滴を、鋭角側は分流させやすく、鈍角側は分流させにくい。また、内周面140を伝って流れる液滴の流速の垂直ベクトルの減少は、鋭角側が少なく、鈍角側は多いため、鋭角側では、液滴が内端面160,180,206に流れるオーバーフローの懸念はなく、鈍角側ではオーバーフローの懸念が生じる。他方、下端部の水平方向長さは、鋭角側が短く、鈍角側が長いため、分流後の液滴の下端部での再合流は、鋭角側が生じやすく、鈍角側は生じにくい。このような理由を勘案し、先細形状部162,182,208の角度を90度近傍とする。
すなわち、先細形状部162,182,208の角度が90度近傍であれば、液滴の分流性、オーバーフローの抑止性および再合流の抑止性のすべてが良好となる。これに対し、さらに鋭角となる60度近傍であると、液滴の分流性およびオーバーフローの抑止性は良好であるものの、再合流の抑止性があまり良くない。また、鈍角となる120度近傍であると、再合流の抑止性は良好であるものの、液滴の分流性があまり良くなく、オーバーフローの抑止性はさらに悪い。よって、先細形状部162,182,208の角度を90度近傍とする。
しかも、傘状凸部142,144,146のすべての下端部に切欠部154,174,196を設けているため、再合流の抑止性はさらに高くなる。言い換えれば、再合流の抑止性を単に高めるためには、下部円筒状部134における周方向(水平方向)の傘状凸部142,144,146の下端部の長さを長くすれば良いが、この長さを長くすると、下部円筒状部134の軸方向(上下方向)における長さも長くなり、出口配管120の大きさが大きくなってしまうため、好ましくない。表面張力と重力とにより求まる高さ以上に液滴が遡ることはないことから、傘状凸部142,144,146のすべての下端部に切欠部154,174,196を設けることによって、傘状凸部142,144,146の下端部の長さを長くすることなく、再合流の抑止性を高めることができる。
出口配管120の先端部120aがテーパ形状に形成されているため、燃料電池スタック10から排出される生成水がこの先端部120aの位置で合流して再び連続流となることを抑制できる。したがって、燃料電池スタック10から排出される生成水を介して燃料電池スタック10の発電セル60とキャッチタンク53とが電気的に短絡することを、より一層防止することができる。
つまり、先端部120aがテーパ形状ではなくストレート形状の場合、表面性状が親水(30度)であると、水は先端部120aの下端面212を伝うことになり、鉛直方向下方に落ちにくく合流し易い。このため、一本の水流に対する水量が増える方向に作用する。他方、表面性状が撥水(130度)の場合、水は切れやすいものの、鉛直方向下方に落ちにくい。これらに対し、出口配管120の先端部120aに例えば45度の面取り加工によりテーパ面210を形成すると、表面性状が親水(30度)および撥水(130度)のいずれの場合であっても、ストレート形状にて発生した下端面212を伝って水が合流する状況が生じにくくなり、しかも、鉛直方向下方への落下が可能になる。
なお、以上の傘状凸部142,144,146の千鳥配置は、一例であり、種々の変更が可能である。例えば、図7に示すように、傘状凸部144、及び傘状凸部144に最も近い二カ所の傘状凸部142を上側にずらし、これら二カ所の傘状凸部142があった位置に、傘状凸部142と同様の形状であって傘状凸部142よりも下部円筒状部134の周方向の幅が狭い傘状凸部142’を四カ所配置する。このようにすれば、傘状凸部142’,142,144,146と、その段数を増加させることができ、生成水を分流させる分岐数を増加させることができる。
また、図7に示す傘状凸部144、二カ所の傘状凸部142、及び四カ所の傘状凸部142’の組を、図8に示すように、下部円筒状部134の周方向に間隔をあけて複数組設け、下部円筒状部134の周方向に隣り合う傘状凸部144の間に、傘状凸部146に対し、長い二カ所の傾斜面194,194を有するように変更した傘状凸部146’を配置しても良い。
また、以上の傘状凸部142の形状や内周面140の構造は、一例であり、種々の変更が可能である。
例えば、図9に示すように、傘状凸部142の変形例として、出口配管120の上流方向に凸状に形成されるとともに、出口配管120の径方向内側に向けて凸状(山状)に形成されるよう一対の第2傾斜面151,151を設けた傘状凸部142’’を採用しても良い。
また、例えば、図6に示すように、千鳥状に配置された上流側の傘状凸部(例えば、傘状凸部146)と下流側の傘状凸部(例えば、傘状凸部144)との間には、図10に示すように、出口配管120の略径方向に沿う壁部を有する排出液体ガイド部148が設けられても良い。
排出液体ガイド部148の壁部としては、例えば、図11Aに示すような溝148A、図11Bに示すようなガイドレール148B、図11Cに示すようなカバー148Cなどを採用できる。
また、例えば、図12に示すように、傘状凸部142の下端が接する出口配管120の開口部のうち、傘状凸部142の一方の下端と他方の下端との間にある部分が、傘状凸部142の先細形状部に向けて切り欠かれて形成される切欠部141を構成しても良い。
また、例えば、図13A及び13Bに示すように、傘状凸部142の下端が、出口配管120の径方向に対して傾斜する傾斜部153を有していても良い。
また、これらの形状は、適宜に組み合わせることができる。
このようにすれば、反応ガスとともに排出される液体をより良好に分流させる、あるいは分流されたものを再合流させなくすることができ、液体の連続流をより良好に分断することができる。
なお、以上の実施形態においては、車載される燃料電池スタックであり、車体の加減速や、燃料電池スタックの運転条件変化およびこれに伴う燃料ガスの流速変化が激しいため、燃料ガスと共に排出される生成水が、出口配管120の下部円筒状部134の周方向のすべての位置を流れる可能性がある。このため、生成水の連続流を分断する傘状凸部142,144,146を下部円筒状部134の全周にわたって配置している。なお、定置型の燃料電池スタックであって、運転条件およびこれに伴う燃料ガスの流速変化が安定しており、生成水が出口配管120の下部円筒状部134の周方向の一定位置を流れる場合には、この位置のみに傘状凸部142,144,146を設けても良い。また、生成水の流量によっては、一つのみ傘状凸部を設けることも可能である。つまり、生成水の連続流を分断する少なくとも一つの傘状凸部を設ければ良い。
また、以上の実施形態においては、出口配管120の先端部120aが鉛直下方に向け開口する場合を例にとり説明したが、鉛直に近い角度であれば鉛直に対し斜め方向に向けて開口していても良い。
また、以上の実施形態では、燃料ガス排出連通孔76bに連通する燃料ガス出口マニホールド100bに連結される出口配管120を例にとり説明したが、これに限定されるものではない。例えば、酸化剤ガス排出連通孔72bに連通する酸化剤ガス出口マニホールド98bとオフガス供給配管40との間に上記と同様の出口配管およびキャッチタンクを設け、この出口配管に上記構成を適用することも可能である。
10 燃料電池スタック
53 キャッチタンク
60 発電セル
61 積層体
62b エンドプレート
76b 燃料ガス排出連通孔(反応ガス排出連通孔)
100b 燃料ガス出口マニホールド(反応ガス出口)
120 出口配管
120a 先端部
136 内側面
138 内底面
142,142’,144,146,146’ 傘状凸部
162,182,208 先細形状部

Claims (9)

  1. 複数の発電セルが積層され、前記発電セルでの発電反応に用いられた反応ガスを排出する反応ガス排出連通孔が設けられた積層体と;
    前記積層体の積層方向の一端部に配置されるとともに前記反応ガス排出連通孔に連通する反応ガス出口が設けられたエンドプレートと;
    を備える燃料電池スタックにおいて、
    前記反応ガス出口に連結され、反応ガス排出流れ方向下流側の先端部が下方に向け開口する出口配管と;
    前記出口配管内に、反応ガス排出流れ方向上流側に向く先細形状をなし、反応ガスとともに排出される液体の連続流を分断する少なくとも一つの傘状凸部と、
    が設けられる
    ことを特徴とする燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
  2. 前記出口配管内に、前記傘状凸部が複数、千鳥状に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
  3. 前記傘状凸部は、前記出口配管の上流方向に凸状に形成されるとともに、前記出口配管の径方向内側に向けて凸状に形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
  4. 千鳥状に配置された上流側の傘状凸部と下流側の傘状凸部との間には、前記出口配管の略径方向に沿う壁部を有する排出液体ガイド部が設けられる
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
  5. 前記傘状凸部の下端が接する前記出口配管の開口部のうち、前記傘状凸部の一方の下端と他方の下端との間にある部分が、前記傘状凸部の先細形状部に向けて切り欠かれて形成される
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
  6. 前記傘状凸部の下端が、前記出口配管の径方向に対して傾斜している
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
  7. 前記出口配管から排出される液体を受容するキャッチタンクを備え、
    前記出口配管は、前記キャッチタンク内に前記先端部を突出させており、前記キャッチタンクの内側面および内底面のそれぞれとの間に所定の間隔を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6に記載の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
  8. 前記傘状凸部は、反応ガス排出流れ方向上流側の先細形状部の角度が、90度近傍である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
  9. 前記出口配管の前記先端部がテーパ形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の燃料電池スタックにおけるガス出口領域の水切り構造。
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