JPWO2013146020A1 - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は光学式ビューファインダと電子式ビューファインダとの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる画像表示装置を提供するものである。本発明の画像表示装置は両方を重畳させた被写体像において、表示手段40により表示された被写体像の表示遅れに伴う光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正する補正手段60を備えるようにするものである。

Description

本発明は、画像表示装置に関し、特に光学式ビューファインダと電子式ビューファインダとを備えそれらが重畳可能な画像表示装置に関する。
デジタルカメラ(撮像装置)の技術分野ではこれまで、撮影レンズ及び撮像素子等の撮影光学系により取得した被写体の電子像をカメラ本体の背面に設けた液晶モニタに表示して構図や合焦状態の確認を行うものが一般的であったが、近年、背面の液晶モニタとは別に構図や合焦状態確認のためのファインダを設けた機種が普及しつつある。このようなファインダの方式には光学式ビューファインダ(OVF:Optical View Finder、以下OVF)と電子式ビューファインダ(EVF:Electronic View Finder、以下EVF)とがあり、それぞれ長所・短所を有する。
具体的にはOVFでは「表示に応答遅れがない」、「表示画像が鮮明である」、「(方式により)撮影範囲外が見えることで構図を決めやすい」等、EVFに対し一定の優位性がある。一方EVFはOVFに対し、「再生画像やメニューの表示(重畳表示を含む)が可能である」等、使用上の優位点がある。したがってOVFとEVFとの双方を備えるデジタルカメラ(撮像装置)においては、状況に応じて適宜OVF・EVFを切り替えられるようにすることが好ましい。
ファインダ方式を切り替えられるようにした撮像装置として、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に記載の技術ではOVF(可動ミラーを光路に挿入してファインダ接眼部で被写体の光学像を視認)と、ライブビューモード(撮像素子で生成されたリアルタイムの画像を表示部に表示させるモード)が可能なEVF(可動ミラーを光路から対比させて、撮像素子で取得した被写体の電子像を液晶モニタで視認)とを切替可能なデジタル一眼レフカメラにおいて、ユーザによる各種操作に基づいてOVF・EVFの切替を行うようにしている。
またファインダ方式を自動的に切り替えられるようにした撮像装置として、例えば特許文献2に記載の技術が知られている。特許文献2に記載の技術では、バッテリ残量や撮影シーン中の明暗差、被写体距離等の条件を判定する撮影条件判定手段を設け判定の結果に基づいてOVFとEVFとを自動的に切り替えるようにしている。
特開2009−303258号公報 特開2004− 85935号公報
しかしながら、OVF・EVFを切り替えられる特許文献1,2のような画像表示装置において、OVFとEVFとを重畳させてファインダ接眼部で被写体像を視認すると、OVFでの被写体像とEVFでの被写体像とのずれが生じてしまうという問題があった。これは、EVFの表示手段により表示される被写体像の表示遅れに依るものであり、その時間差によりOVFとEVFの画像とで画像ずれが起き、目立ってしまうものである。特に、撮像装置をパンニングした際には、このずれが大きく、目立ってしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、光学式ビューファインダと電子式ビューファインダとを重畳させることができる画像表示装置において、OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像表示装置は、ライブビュー画像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、光学像を接眼部に導くファインダ光学系と、表示手段に表示されたライブビュー画像に基づく画像と光学像とを重畳させて接眼部に導く重畳手段と、ライブビュー画像の表示遅れに伴う光学像との画像ずれを補正する補正手段と、を備えている。なお、「ライブビュー画像」とは、撮影者がシャッタボタンを押して撮影・記録する前に、画角や被写体などを確認できるように、撮像素子から出力された画像を記録メディア等に記録せず(RAMへ一時記録)に、画像表示部に表示する画像をいうものである。
本発明では、補正手段により、表示手段により表示された被写体像の表示遅れに伴う光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正するようにした。即ち、EVFでの表示手段の被写体像の表示遅れ時間はあらかじめ把握できるものなので、この表示遅れ時間で画像ずれを補正するようにした。
これにより、OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる。
上記発明において、補正手段は、装置本体の角速度を検出する角速度センサを備え、角速度センサにより検出された角速度に応じて、あらかじめ把握されている光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正することが好ましい。
画像表示装置には更に角速度センサを備えて、角速度センサにより検出された角速度とあらかじめ把握できている表示手段の表示遅れ時間に応じて補正させることで、好ましくOVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる。
上記発明において、ファインダ光学系は、ファインダ光学系の光軸を傾斜させる補正レンズを有し、補正手段は、補正レンズを制御して画像ずれを光学的に補正することが好ましい。
または、上記発明において、表示手段は、表示されるライブビュー画像をシフトさせるシフト手段を有し、補正手段は、シフト手段を制御して画像ずれを補正することが好ましい。この場合、シフト手段は、表示手段に表示するライブビュー画像をシフトさせることが好ましい。または、撮像手段は、撮影光学系と撮影光学系を介して被写体像を受光し、被写体像を示すライブビュー画像を出力する撮像素子を有し、シフト手段は、撮影光学系の手振れ補正レンズをシフト又は撮像素子をシフトさせることが好ましい。
画像表示装置は、撮像手段が、本撮影前にライブビュー画像を取得し、本撮影の状態にて記録媒体に記録する記録画像を取得する撮像装置であることが好ましい。
上記発明において、ライブビュー画像に基づく画像は、ライブビュー画像に撮影に必要な情報を加味する。ライブビュー画像に基づく画像とは、一例として、顔枠、AF枠が挙げられる。
上記発明において、補正手段は、本撮影の状態にてパンニングを検出するパンニング検出手段を有し、パンニング検出手段によりパンニングが検出された期間中だけ、角速度センサにより検出された角速度に応じて、あらかじめ把握されている光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正することが好ましい。
OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれは、パンニングの際が極めて大きい。したがって、パンニング検出手段によりパンニングが検出された期間中だけ画像ずれを補正してもよい。
本発明によれば、OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる。
本発明に係る撮像装置の一実施態様を示すブロック図である。 本発明の実施態様を示す説明図である。 本発明に係る撮像装置の他の一実施態様を示す概略図である。 本発明に係る撮像装置の他の一実施態様を示す概略図である。 本発明に係る撮像装置の他の一実施態様を示す概略図である。 本発明に係る撮像装置の他の一実施態様を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。ここで、図中、同一の記号で示される部分は、同様の機能を有する同様の要素である。なお、以下、本発明を撮像装置について説明するが、当該撮像装置は本発明に係る画像表示装置の構成を全て備えているため、撮像装置だけでなく画像表示装置について本発明は成り立つ。
<撮像装置の全体構成>
本発明に係る撮像装置の全体構成について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る撮像装置の一実施形態を示すブロック図である。
図1に示すように、撮像装置1は、撮影した静止画や動画をメモリカード10に記録するデジタルカメラであり、カメラ全体の動作は、中央処理装置(CPU)12によって統括制御されている。
撮像装置1の操作部14は、電源スイッチ、シャッタボタン、光学ファインダモード、電子ビューファインダモード、光学-電子重畳ファインダモード、マクロモード、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード、自動焦点調節(AFモード)、手動焦点調節(MFモード)等を切り替えるためのモード切替スイッチ、ズームやコマ送り等の各種の指令信号を出力するマルチファンクションの十字キー等を含む。この操作部14からの各種の操作信号は、CPU12に加えられるようになっている。
撮影モードが設定されると、被写体を示す画像光は、手動操作により移動可能なフォーカスレンズ、撮像レンズを含む撮影光学系16及び絞り18を介して撮像素子(CCD)20の受光面に結像される。なお、撮像手段の一態様として、フォーカスレンズ、撮像レンズを含む撮像光学系16、絞り、及び撮像素子(CCD)が挙げられる。次いで、CCD20に蓄積された信号電荷は、CCDドライバ22から加えられる転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号として順次読み出される。尚、CCD20は、シャッタゲートパルスのタイミングによって各フォトセンサの電荷蓄積時間(シャッタスピード)を制御する、いわゆる電子シャッタ機能を有している。
このCCD20から順次読み出された電圧信号は、アナログ処理部24に加えられる。アナログ処理部24は、サンプリングホールド回路、色分離回路、ゲイン調整回路等の信号処理回路を含み、相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。アナログ処理部24から出力された信号は、A/D変換器26によりデジタル信号(以下「CCDRAWデータ」という)に変換された後、SDRAMなどの一時記憶装置28に記憶される。
一時記憶装置28は、複数枚分のCCDRAWデータを一時記憶可能な記憶容量を有している。尚、一時記憶装置28の記憶容量はこれに限定されない。また、タイミングジェネレータ(TG)30は、CPU12の指令に従ってCCDドライバ22、アナログ処理部24及びA/D変換器26に対してタイミング信号を与えており、このタイミング信号によって各回路の同期が取られている。
ROM32には、あらかじめプログラムや調整値などが記憶されており、これらのプログラムや調整値は適宜読み出される。
信号処理部34は、R、G、B信号のゲインを調整してホワイトバランス(WB)補正を行うWBゲイン部と、WB補正された各R、G、B信号に対して所定のガンマ特性が記憶されたROMテーブルに従ってガンマ補正するガンマ補正部と、CCD20のカラーフィルタ配列に対応した色補間処理を行う色補間処理部と、輝度データY及び色差データCr、Cbの生成処理(YC変換)を行うYC処理部と、輝度データYにアパーチャ信号を付加して輪郭強調を行う輪郭強調部と、平滑化処理、メディアンフィルタ処理などのノイズ低減処理を行うノイズ低減処理部と、色差データCr、Cbのゲインを増減する彩度強調部とを有しており、一時記憶装置28に記憶されたCCDRAWデータに対して各処理部で順次信号処理を行う。
信号処理部34で処理された画像データは、ビデオエンコーダ38においてエンコーディングされ、表示手段の一態様である表示装置である小型の液晶表示部(LCD)40に出力され、これにより被写体像がLCD40の表示画面上に表示される。
尚、撮影準備段階では、CCD20により所定のインターバルで連続撮影された画像が、画像表示用の処理がされた後、LCD40に出力され、ライブビュー画像として表示される。
一方、シャッタボタンの全押し時には、撮影光学系16及びCCD20を介して撮影され、一時記憶装置28に記憶されたCCDRAWデータは、信号処理部34で各種の信号処理が施されてYCデータに変換され、その後、YCデータは圧縮伸長処理部36に出力され、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの所定の圧縮処理が実行される。そして、圧縮処理された圧縮データは、メディアコントローラ42及びカードインタフェース44を介してメモリカード10に記録される。
自動露出(AE)検出部37は、例えば、画像全体のG信号を積算し、又は画面中央部と周辺部とで異なる重み付けをしたG信号を積算し、その積算値をCPU12に出力する。CPU12は、AE検出部37から入力する積算値より被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて絞り18のF値及びCCD20の電子シャッタ(シャッタスピード)を所定のプログラム線図に従って決定し、その決定したF値に基づいて絞り18を制御するとともに、決定したシャッタスピードに基づいてCCDドライバ22を介してCCD20での電荷蓄積時間を制御する。
また、ピントずれ量算出部46は、位相差画素を含むCCD20の位相差画素から得られる視差画像のうちの所定のフォーカスエリア内の視差画像の位相差を検出し、この位相差を示す情報に基づいてピントずれ量(デフォーカス量)を求める。尚、位相差画素を含むCCD20の代わりに、セパレータレンズ、該セパレータレンズにより分離した2つの像の結像位置を検出するセンサ等を含む公知の位相差センサ等の出力信号に基づいてピントずれ量を検出するようにしてもよい。
このピントずれ量算出部46により算出されるピントずれ量は、AFモード時にピントずれ量が0になるように撮影光学系16のフォーカスレンズを制御するために使用することができるとともに、後述するようにMFモード時にLCD40上のライブビュー画像の表示制御に使用される。
また、撮影光学系16のフォーカスレンズ位置は、位置センサ48により検出され、CPU12に送られる。CPU12は、位置センサ48の検出出力に基づいて現在のフォーカスレンズの位置によりピントが合う被写体の距離を求める。尚、フォーカスレンズの位置とその位置に対応する被写体距離とはあらかじめROM32等に記憶されており、CPU12は、このROM32からフォーカスレンズの位置に対応する被写体距離を読み出す。また、被写体距離の測定は、基線長三角測距センサ等により行うようにしてもよい。このようにして測距された被写体距離は、AFモード時に撮影光学系16のフォーカスレンズを制御するために使用することができるとともに、後述するようにMFモード時にLCD40上のライブビュー画像の表示制御に使用される。前記位置センサ48は、撮影光学系16の変倍レンズの位置(ズーム位置)も検出し、そのズーム位置の情報をCPU12に出力する。
更に、この撮像装置1は、ファインダ光学系の一態様として、対物レンズ50と、接眼レンズ52と、液晶シャッタ64とを有する光学ファインダ(OVF)とを備えている。この液晶シャッタ64は、CPU12によって制御され、光学ファインダを使用する場合には透過状態になる。これにより、被写体の光学像は、液晶シャッタ64を透過し、対物レンズ50を通して接眼レンズ52により観察可能になる。
対物レンズ50と接眼レンズ52との間には、ビームスプリッタ54が設けられており、このビームスプリッタ54は、対物レンズ50に入射する被写体の光学像と、LCD40に表示されるライブビュー画像とを合成する手段として使用される。即ち、対物レンズ50に入射する光学像は、ビームスプリッタ54を透過して接眼レンズ52により観察することができ、また、LCD40に表示されるライブビュー画像は、ビームスプリッタ54により直角に反射され接眼レンズ52により観察することができる。
前記LCD40、ビームスプリッタ54及び接眼レンズ52によりライブビュー画像を観察することができる電子ビューファインダ(EVF)が構成される。ここで、液晶シャッタ82を遮光状態にすることにより、接眼レンズ52からはLCD40からの画像のみ観察可能にすることができる。また、重畳手段の一態様である液晶シャッタ82を透過状態にすることにより、LCD40のライブビュー画像と対物レンズ50を透過した光学像との重畳表示も可能になる。なお、本実施形態において、EVFのライブビュー画像には、ライブビュー画像に撮影に必要な情報が加味されたものも含まれる。撮影に必要な情報の一例としては、顔枠、AF枠が挙げられる。
即ち、この撮像装置1は、OVFの光学像表示、EVFの画像表示、OVFとEVFの画像の重畳表示との切り替えを可能にするハイブリッドファインダを備えている。
撮影光学系16の光軸とOVFの光軸とは異なるため、所定のフォーカスエリアの光学像とライブビュー画像とは、そのフォーカスエリア内の被写体の距離に応じてパララックスが発生する。CPU12は、前記求めた被写体距離に応じて発生するパララックスを補正すべくLCD40に表示させるライブビュー画像の表示位置を移動させる。これにより、フォーカスエリア内の光学像とライブビュー画像とが一致するように表示させることができる。
<第1の実施形態> 本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明に係る撮像装置1は、補正手段60を備える。図2は、上記構成のハイブリッドファインダに表示されるファインダ像の一例を示す図であり、OVFの光学像を実線で示し、EVFのライブビュー画像を点線で示している。
OVFの光学像と撮影光学系によるEVFのライブビュー画像とを重ねて表示するハイブリッドファインダでは、EVFのライブビュー画像は表示遅れが伴う。これは、EVFのライブビュー画像は、CCD20からアナログ処理部24、A/D変換器26、一時記憶装置28、信号処理部34、ビデオエンコーダ38を経て、LCD40の表示画面上に表示されるため、表示遅れが生じるものである。撮影者がOVFで見ている被写体像と比べ、撮影光学系を通してEVFに表示される被写体像は時間差ができてしまい、その時間差による画角ズレが必ず起こってしまう。
本実施形態では、図2のように、補正手段60により表示手段40により表示された被写体像の表示遅れに伴う光学像とライブビュー画像(EVFのライブビュー画像)との画像ずれを補正するようにした。
即ち、EVFでの表示手段の被写体像の表示遅れ時間はあらかじめ把握できるものなので、この表示遅れ時間で画像ずれを補正するようにした。
これにより、OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
図3〜図5に示すように、補正手段60には角速度センサ62を備えている。なお、図3〜図5は、図1のEVF光学系とOVF光学系との部分を抜粋して記載したものであり、図1において更に角速度センサ62を備えたものである。角速度センサ62で撮像装置本体の角速度を検出し、検出された角速度に応じて、あらかじめ把握されている光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正することができる。
具体的には、図3のように、OVF光学系92で確認できる光学像の光軸をシフトさせてEVF光学系90で確認される表示遅れのあるライブビュー画像の光軸に合わせることで光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正する形態と、図4や図5のように、EVF光学系90で確認される表示遅れのあるライブビュー画像の光軸をシフトさせてOVF光学系92で確認できる光学像の光軸に合わせることで光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正する形態と、がある。
図3は、OVF光学系92に補正レンズ70を備えている。EVF光学系90での表示手段の被写体像の表示遅れ時間はあらかじめ把握できている。そして、角速度センサ62によりパンニングされた角度を把握し、OVF光学系92において角速度センサ62で検知した分補正レンズ70を撮影光学系16の手振れ補正と同じ要領でシフトさせる。即ち、EVF光学系90で確認される表示遅れのあるライブビュー画像の遅れ時間分に合わせて、OVF光学系92で確認できる光学像を遅らせる。これにより、OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる。
図4は、EVF光学系90にシフト手段72を備えている。EVF光学系90での表示手段の被写体像の表示遅れ時間はあらかじめ把握できている。そして、角速度センサ62によりパンニングされた角度を把握し、EVF光学系90において角速度センサ62で検知した分シフト手段72でLCD40に表示させる被写体像をシフトさせる。即ち、OVF光学系92で確認できる光学像に合わせて、EVF光学系90のライブビュー画像の遅れ時間分早める。これにより、OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる。
図5は、EVF光学系90の撮影光学系16に補正レンズ74を備えている。EVF光学系90での表示手段の被写体像の表示遅れ時間はあらかじめ把握できている。そして、角速度センサ62によりパンニングされた角度を把握し、EVF光学系90の撮影光学系16の補正レンズ74において角速度センサ62で検知した分シフトさせる。即ち、OVF光学系92で確認できる光学像に合わせて、EVF光学系90の撮影光学系16の補正レンズ74でライブビュー画像の遅れ時間分被写体像を早める。これにより、OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれを軽減することができる。なお、この撮影光学系16に補正レンズ74は、撮影光学系16の手振れ補正機構が備えられている場合には、撮影光学系16の手振れ補正機構をそのまま用いることができる。また、図示しないが、CCD20をシフトさせても良い。
<第3の実施形態>
図6は、上記第2の実施形態において、パンニング検出手段80を備えたものである。パンニング検出手段80は、撮影の状態にてパンニングを検出する。そして、パンニング検出手段80によりパンニングが検出された期間中だけ、角速度センサ62により検出された角速度に応じて、あらかじめ把握されている光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正する。
OVFとEVFの画像の重畳表示での画像ずれは、パンニングの際が極めて大きい。したがって、パンニング検出手段によりパンニングが検出された期間中だけ画像ずれを補正する。
[その他]
図1や図3〜6に示した撮像装置1は、OVFの光軸が撮影光学系の光軸と異なるものが適用されているが、OVFの光軸が撮影光学系と同一の光軸を有する一眼レフレックス式ファインダなどにも本発明は適用できるものもある。また、撮影装置以外の画像表示装置においても本発明は適用できる。
なお、本発明では、EVFの表示遅れ時間分の補正量を積算するために、表示遅れ時間分の角速度センサの値や補正量を一時記憶装置28などに記憶する必要がある。また、被写体によってはEVF表示用画像(ライブビュー画像)作成のための撮影系での露光時間が延びる場合がある。その場合には、表示遅れ時間が変わってしまうため、撮影系の露光時間が変化するのに従い表示遅れ時間を変えて演算する必要がある。
本発明は、本明細書において説明した例や図面に図示された例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の設計変更や改良を行ってよいのはもちろんである。
1…撮像装置、10…メモリカード、12…中央処理装置(CPU)、14…操作部、16…撮影光学系、18…絞り、20…撮像素子(CCD)、32…ROM、34…信号処理部、37…AE検出部、40…表示手段(LCD)、46…ピントずれ量算出部、50…対物レンズ、52…接眼レンズ、54…ビームスプリッタ、60…補正手段、62…角速度センサ、64…液晶シャッタ、70…補正レンズ(シフト手段)、72…シフト手段、74…補正レンズ(シフト手段)、80…パンニング検出手段

Claims (9)

  1. ライブビュー画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像されたライブビュー画像を表示する表示手段と、
    光学像を接眼部に導くファインダ光学系と、
    前記表示手段に表示されたライブビュー画像に基づく画像と前記光学像とを重畳させて前記接眼部に導く重畳手段と、
    前記ライブビュー画像の表示遅れに伴う光学像との画像ずれを補正する補正手段と、
    を備えた画像表示装置。
  2. 前記補正手段は、装置本体の角速度を検出する角速度センサを備え、前記角速度センサにより検出された角速度に応じて、あらかじめ把握されている前記光学像とライブビュー画像との画像ずれを補正する請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記ファインダ光学系は、該ファインダ光学系の光軸を傾斜させる補正レンズを有し、前記補正手段は、前記補正レンズを制御して前記画像ずれを光学的に補正する請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記表示手段は、表示されるライブビュー画像をシフトさせるシフト手段を有し、前記補正手段は、前記シフト手段を制御して前記画像ずれを補正する請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記シフト手段は、前記表示手段に表示するライブビュー画像をシフトさせる請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記撮像手段は、撮影光学系と該撮影光学系を介して被写体像を受光し、被写体像を示すライブビュー画像を出力する撮像素子を有し、
    前記シフト手段は、前記撮影光学系の手振れ補正レンズをシフト又は前記撮像素子をシフトさせる請求項4に記載の画像表示装置。
  7. 前記画像表示装置は、前記撮像手段が、本撮影前にライブビュー画像を取得し、本撮影の状態にて記録媒体に記録する記録画像を取得する撮像装置である請求項1から6の何れか1項に記載の画像表示装置。
  8. 前記ライブビュー画像に基づく画像は、ライブビュー画像に撮影に必要な情報を加味する請求項1から7の何れか1項に記載の画像表示装置。
  9. 前記補正手段は、撮影の状態にてパンニングを検出するパンニング検出手段を有し、前記パンニング検出手段によりパンニングが検出された期間中だけ、前記角速度センサにより検出された角速度に応じて、あらかじめ把握されている前記光学像と前記ライブビュー画像との画像ずれを補正する請求項7又は8に記載の画像表示装置。
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