JPWO2013145231A1 - 光半導体素子及び光半導体素子の制御方法 - Google Patents

光半導体素子及び光半導体素子の制御方法 Download PDF

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Abstract

光半導体素子は、リング導波路と、前記リング導波路に光学的に接続され蛇行して前記リング導波路の少なくとも一部を取り囲む蛇行導波路と、を有し、前記蛇行導波路は、前記リング導波路から前記蛇行導波路に導波する入射光を吸収して前記リング導波路を加熱する。

Description

本発明は、光半導体素子と光半導体素子の制御方法に関する。
大容量の光送受信器を小型化、低電力化する上で、シリコン上の光デバイスの実現が重要な役割を持つ。シリコン上の光デバイスは、屈折率差の大きい光導波路が使えることから、他の材料と比較して小型化に有利である。また、電子回路との集積が容易なことから1チップで多数の光送受信器を集積することが可能になる。
光デバイスの中でも特に変調器は、その特性が光送受信器の消費電力やサイズに大きな影響を与える。特にリング型変調器は、素子自体が小型なことや、変調電圧が小さく、光損失も小さいことから、小型化・低消費電力化に有利であるが、波長帯域が小さいという問題がある。
リング共振器への入射光波長と共振波長とを合わせる技術として、モニタ光の出力を検出し、モニタ電流に基づいてヒータを制御する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。モニタ電流をヒータにフィードバックしてリング共振器の温度を調節し、共振波長をシフトさせて入射光の波長に一致させる。
図1は、モニタ電流フィードバック方式のリング変調器の概略図である。変調信号がドライバ回路を介して変調電極1004、1005に印加されると、リング共振器1003の共振波長が変化する。導波路1001に入射される入射光は、リング共振器1003と共振する場合に導波路1002に出力される。共振しない場合はモニタ光として光検出器(PD)に供給される。光検出器から出力されるモニタ電流は帰還回路を介してヒータ1007に印加される。ヒータ1007は、モニタ電流が最小となるように制御される。
米国特許公開公報US2009/0169149号明細書)
リング変調器で変調効率を高めようとすると、共振波長付近の透過率が波長に対して急激に変化するようになり、波長が共振波長から少し離れただけで透過率の変化のない領域に入ってしまう。モニタ電流に関しても同様である。入射光波長が共振波長から少し離れただけで、波長変化によるモニタ電流変化が認識できなくなってしまい、ヒータによる波長制御が困難になる。すなわち、共振を強めることによる変調の高効率化と、広範囲の波長制御とは両立しにくい関係にある。
そこで、本発明は、モニタ光のフィードバック機構がなくても、リング変調器の共振波長を自律的に入射光波長あるいは光源波長に合わせることのできる光半導体素子の提供を目的とする。
一つの観点では、光半導体素子は、
リング導波路と、
前記リング導波路に光学的に接続され、蛇行して前記リング導波路の少なくとも一部を取り囲む蛇行導波路と、
を有し、
前記蛇行導波路は、前記リング導波路から前記蛇行導波路に導波する入射光を吸収して前記リング導波路を加熱する。
リング変調器の共振波長を、光源波長あるいは入射光波長に自律的に合わせることが可能になる。
リング変調器の共振波長を制御する従来の構成を示す図である。 リング変調器の基本構成を示す図である。 リング変調器の特性を示す図である。 リング変調器の導波路−リング間の透過率の定義を示す図である。 帯域の広さと変調効率の関係を示す図である。 ヒータによる共振波長の調整を説明するための図である。 実施例1のリング変調器の構成図である。 図5のリング変調器の断面拡大図である。 図5のリング変調器の入射光波長とリング共振波長の一致を示す図である。 リング共振波長と発熱量の関係と安定点を示す図である。 ヒータOFF後のリング共振波長の安定点を示す図である。 変調時のリング変調器の透過スペクトルである。 変調時の共振波長のシフト及びロック動作を示す図である。 バースト信号変調時の共振波長のシフト及びロック動作を示す図である。 実施例1のリング変調器の変形例を示す図である。 実施例2のリング変調器の構成を示す図である。 実施例3のリング変調器の構成を示す図である。 実施例4のリング変調器の構成を示す図である。 実施例4のリング変調器の変形例を示す図である。 実施例4のリング変調器の変形例を示す図である。 実施例5の制御フローである。 実施例5の制御フローである。 実施例6のリング変調器アレイの構成図である。 リング変調器アレイの波長調整動作を示す図である。
まず、図2A〜図4を参照してリング変調器の一般的な特性を説明する。図2Aにおいて、入力ポートに入射される入射光は、リング共振器3の周回光路長で決まるリング共振波長(周回光路長の整数分の1)と波長が一致する場合に、出力ポート1に導かれる。入射光の波長が共振波長からずれた場合に、出力ポート2に導かれる。電極4、5を介してリング共振器3に電圧をかけて屈折率を変化させ、リング共振器3の周回光路長を変化させるとリング共振波長が変化する。従って、特定の波長で見た場合、透過率が変化する。これを光強度変調に利用する。
図2Bの矢印で示すように、所定の波長を持つ入射光を入射すると、ポート1への出力光のパワーは印加電圧がV= Vlowのときに小さくなり、Vhigh= Vhighの時に大きくなる。ポート2への出力光はこの逆である。従って、電圧をVhigh, Vlowの間で変化させることにより光強度変調された信号をポート1、ポート2から得ることができる。
このような変調器において、波長帯域と変調効率はトレードオフの関係にある。図3Aに示すように、導波路1とリング共振器3の間の光のパワー透過率をT1 、導波路2とリング共振器3の間の光のパワー透過率をT2 と定義した場合、図3BのようにT1、T2が小さければ小さいほどリングに入った光が外に出にくくなり共振が強くなる。そのため、共振波長付近の透過率変化が急峻になり、電圧により共振波長を変化させた際の透過率変化、すなわち変調効率が大きくなる(図3Bの上図)。しかし一方で、入射光波長と共振波長をより高い精度で合わせる必要がある。
図4の理想状態(B)に示すように、共振波長がVlow とVhighの電圧変化により変化するとき、いずれかの電圧値(たとえばVhigh)における共振波長と入射光波長が一致する場合に、最も変調効率が高くなる。他方、作製ばらつきや温度変化の影響のため、何もしない状態(初期状態(A))では共振波長と入射光波長は必ずしも一致しない。
リング共振器は多くの場合屈折率の温度係数が正の材料によって構成されるため、リング共振器3の温度を上げることにより共振波長が長波長にシフトする。そこで、初期状態でVhighのときの共振波長が入射光波長より短くなるようにリング共振器3を作製し、動作時にリング共振器を温めてVhighのときの共振波長を長波長にシフトさせる。これにより共振波長を入射光波長に一致させることができる(理想状態(B))。
実施形態では、変調動作中にヒータを用いなくてもリング共振波長を入射光波長に合わせることのできる構成を提供する。具体的には、リング導波路に光学的に接続され蛇行してリング導波路の少なくとも一部を取り囲む蛇行導波路を配置し、この蛇行導波路に導波光に対する吸収能を持たせる。リング共振器の共振波長付近の光が入射された場合、光の一部が蛇行導波路に導かれ、吸収されて発熱する。蛇行導波路をリング導波路の周囲に設けることによって、蛇行導波路での発熱を利用してリング導波路自体の温度を上昇させることが可能になる。
これを実現するための具体的な構成を以下で説明する。
図5は、実施例1の光半導体素子の一例としてのリング変調器10の概略構成図、図6は図5のA−A'断面図である。リング変調器10は、シリコン基板11上のSiO2膜12上に形成されている。リング変調器10は、リング導波路13と、リング導波路13に光学的に接続され蛇行しながらリング導波路13の少なくとも一部を取り囲む蛇行導波路15を有する。蛇行導波路15は、導波光に対する吸収能を有する材料で形成されている。図5の例では、蛇行導波路15には、導波光に対して大きな光吸収係数を有するn型の不純物イオンが高濃度にドープされている。
リング変調器10には、リング導波路13と光結合する直線導波路27が設けられている。リング導波路13と直線導波路27のコア領域は真性半導体(i−Si)である。下層のSiO2膜12と上層のSiO2 膜21はクラッドとして機能する。リング導波路13の外側にn型半導体(n−Si)層14が位置し、リング導波路13の内側にp型半導体(p−Si)層16が位置する。n型半導体層14と直線導波路27の周囲にはトレンチ22が形成されている。
n型半導体層14は、コンタクトビア19を介して電極17に接続されている。p型半導体層16は、コンタクトビア20を介して電極18に接続されている。電極17と電極18の間に電圧を印加することにより、屈折率変調が行なわれる。
リング導波路13はリング共振器として機能する。リング変調器10にリング共振波長付近の光が入射されると、入射光はリング導波路13を周回する。このとき、入射光の一部はリング導波路13から蛇行導波路15に導かれる(図5の矢印参照)。蛇行導波路15にはn型の不純物が高濃度にドープされており、光の伝搬につれて光が吸収され発熱が生じる。蛇行導波路15は、光を吸収するために十分な長さをもって蛇行している。
図6に示すように、蛇行導波路15で発生した熱は、隣接するリング導波路13に伝わり、リング導波路13の温度を上昇させる。図7に示すように吸光・発熱量は入射光波長がリング共振波長一致した場合に最大値をとる。
図5及び図6の構成では、リング変調器10のPN接合の不純物ドープ領域を利用して蛇行導波路15を形成しているので、作製が容易である。もっとも、蛇行導波路15にドープされる不純物とn型半導体層14にドープされる不純物は必ずしも同じである必要はなく、蛇行導波路15に異なる種類の不純物を注入してもよい。また図5においてリング導波路13のコア領域はi-Siとしたが、電圧により変調がかかるのであればコア領域をp-Si, n-Siとしても良いし、コア領域にp-Si,n-Siの接合部分が有っても良い。
次に、図8〜図12を参照して、蛇行導波路15を用いたリング変調器10の共振波長制御方法を説明する。外部発熱の伝導によりリング導波路13の温度が上昇すると、リング導波路13の屈折率が増大し、リング共振波長は長波長側にシフトする。発熱量とリング共振波長の間には、図8の直線で示す関係がある。他方、リング導波路13から蛇行導波路15に導かれた光の吸収による発熱がある。蛇行導波路15の発熱量とリング共振波長の間には、図8の曲線で示す関係がある。
したがって、リング変調器10のリング発熱量とリング共振波長は、外部熱による直線関係と、蛇行導波路15の発熱による曲線関係の双方を満たす交点1、2、3のいずれかで安定化する。
3つの交点のうち交点2は不安定点である。例えばリング共振波長が交点2より長波長側にずれると、共振光吸収による発熱量が増えさらに長波長化するという正帰還がかかり最終的に交点3に安定化する。リング共振波長が交点2より短波長側にずれると、共振光吸収による発熱量が減少しさらに短波長化するという正帰還がかかり、最終的に交点1に安定化する。交点2の周辺のみならず、広い波長範囲で見ても、交点2を境にして、これより長波長にリング共振波長がある場合は交点3に安定し、交点2より短波長にある場合は交点1に安定化する(図8の直線上の矢印の方向を参照)。
そこで、動作開始時にリング変調器10の温度を交点2よりも長波長側にシフトさせておくことが有用である。これについて、図9を参照して説明する。
図9の初期状態(A)では、リング変調器10への入射光がなく蛇行導波路15での発熱もない。そのため、リング共振波長は黒丸で示す初期状態にある。図9でヒータオンの状態(B)にすることで、強制的にリング共振波長を交点2よりも長波長の黒丸のポイントにシフトさせる。その後、ヒータオフ状態(C)でヒータを切ることにより、リング共振波長を交点3に安定化させることができる。安定化した状態(C)では、ヒータを動作させる必要がなく、ヒータの消費電力はゼロである。また一度ロックすれば自動的にロックし続け、モニタやヒータへのフィードバック制御が不要である。
上述した安定点は、被変調入射光に対してオンオフの変調をかけるのに適した波長である。これについて、図10を参照して説明する。リング変調器10は、図10に示すように電圧をVlowとVhighの間で変化させ、リング共振波長をシフトさせることにより変調をかける。変調をかけた際のリング共振波長は一意に決まらないが、以下では便宜上変調電圧がVlowの時のリング共振波長を指すことにする。
図11は、リング変調器10に変調にかけたときの共振光の吸収による発熱量を示す。図11の点線の曲線で示すように、Vlowの時とVhighの時で発熱量を示す曲線が変化する。温度変化はVlow、Vhighの切り替えに比べて低速であるため、2つの点線の曲線を時間平均した実線の曲線が、リング変調器10の共振光吸収に伴う発熱量を示すと考えてよい。
変調をかける時も図8と同様に、交点2より長波長にリング共振波長をヒータでシフトさせた後にヒータを切ることにより、交点3に安定させることができる。この時、入射光波長は、透過スペクトルに対して図10の「CW光波長」で示す位置にある。図10の黒丸で示す2点間で変調をかけることができる波長に、共振波長がロックされることがわかる。
図12は、バーストオフ状態とバーストオン状態が混在するバースト信号に対する動作を示す。常にVlowである状態(バーストオフ状態)とVlow、Vhighがランダムに切り替わる状態(バーストオン状態)が混在するバースト信号に対しても、リング共振波長を入射光(変調を受ける光)にロックさせ続けることが可能である。図12では、一例としてバーストオン状態のマーク率が50%の場合を示す。
バーストオフ状態の発熱量曲線と直線の交点は、バーストオン状態の発熱量曲線と直線の交点と異なるため、バーストオン状態の交点2、3に相当するバーストオフ状態の交点を2'、3'と記述する。バーストオン状態で交点3にリング共振波長がロックされた状態(図11と同じ状態)のときに、バーストオフ状態に切り替わると、交点3は安定状態でなくなる。しかし、交点3は交点2'より長波長側に位置するため、最終的に交点3'に安定化する。交点3'に安定した状態でバーストオン状態に切り替わると、交点3'は安定状態でなくなる。しかし交点3'は交点2よりも長波長側に位置するため、交点3に安定化する。このように、バーストオン、オフ状態が切り替わった時、リング共振波長は交点3と3'の間を遷移する。この遷移によってロック状態が外れることはなく、バーストオン状態になれば交点3に戻ることが可能である。
図13は、図5の変形例としてのリング変調器(光半導体素子)10Aを示す。図13では、p型半導体領域とn型半導体領域が図5の構成と反対になっている。リング導波路13の外側がp型半導体層14である。p型半導体層14に、p型不純物がドープされた蛇行導波路25がリング導波路13を取り囲んで形成されている。リング導波路13の内側はn型半導体領域26である。電極17はp型半導体層24に電気的に接続され、電極18はn型半導体層26に電気的に接続されている。
この構成によっても、リング導波路13に共振波長付近の光が入射したときに、共振光の一部は蛇行導波路25へ導かれ、不純物に吸収され発熱が生じる。蛇行導波路25での発熱によりリング導波路13が加熱され、リング共振波長を入射光(変調を受ける光)の波長に合わせることができる。
図14は、実施例2のリング変調器10Bを示す。リング変調器10Bは、蛇行導波路35を有する。蛇行導波路35は、真正半導体(i−Si)のコア領域を金属膜37で覆ったものである。金属膜37は、光吸収を行う蛇行導波路35の上部被覆膜であると同時に、変調用の電極37として機能する。そのため、金属膜37は、リング導波路13の内側のp型半導体層16と隣接するn型半導体層14も覆っている。リング導波路13の内側のp型半導体層16は、金属膜38に覆われている。
この構成では、蛇行導波路35の金属膜37を変調電極としても利用できるため、電極パターンを大きくすることができ、電極の加工が容易になる。n型半導体層とp型半導体層の配置を入れ替えても同様の効果が得られる。
図15は、実施例3のリング変調器10Cを示す。リング変調器10Cは、リング共振器(リング導波路)13を加熱するヒータ41を備える。ヒータ41は、リング導波路13の上方にたとえばTi薄膜を形成し、所定の形状に加工することによって形成される。ヒータ41に図示しない電極を介して電流を流すことにより、ジュール熱を発生させてヒータとして機能させる。ヒータ41として、Tiの他、W、Pt、ドープしたSiなどを用いることができる。安定した高抵抗膜を形成できる材料であればこれらの材料に限定されない。
図16−18は、実施例4のリング変調器10Dの構成例を示す。図16では、リング変調器10Dでは、蛇行導波路15はリング変調器10Dの中心から放射状に広がる形状を有する。蛇行導波路15を十分に長くとって発熱によるリング導波路13の温度上昇を効率的に行えるのであれば、蛇行導波路15の配置形状は任意である。
図17の変形例では、蛇行導波路15の途中に分岐55が設けられている。分岐55を設けることによって、蛇行導波路15の発熱の強い領域(伝搬による光強度の低下の少ない領域)をリング導波路13に近づける配置の自由度が増す。
図18の変形例では、複数の蛇行導波路15a、15bを配置する。蛇行導波路15の光伝搬方向に沿って光が進むにつれて発熱量が低減する可能性がある。複数の蛇行導波路15a、15bを配置することで、高発熱部をリング導波路13の近傍に配置することが容易になる。これにより導波路13の温度上昇効率を高めることができる。
図19A及び図19Bは、リング変調器10のリング共振波長を変調される光(入射光)の波長にロックさせるまでの制御フローである。図19AのステップS101の初期状態で、ヒータへの電圧印加(Vheater)と入射光パワー(Plight)の双方はゼロである。ステップ103でヒータの動作を開始し、ステップS105で光源の動作を開始する。ステップS107でヒータの動作を終了し、ステップS109で変調動作を開始する。
図19Bでは、ステップS201の初期状態の後、ステップ203で光源の動作を開始し、ステップS205でヒータの動作を開始する。ステップS207でヒータの動作を終了し、ステップS209で変調動作を開始する。
図19Aと図19Bのいずれの制御フローにおいても、光源とヒータの両方を動作させた後にヒータを切ることによって、波長のロックを実現している。初期状態でのリング共振波長は、光源から出射される被変調光の波長より短波長になるように設定されている。初期状態でのリング共振波長は、作製精度や温度によりばらつくため、これを考慮して最も長波長にばらついた場合であっても被変調光波長より短波長になるように設定されている。動作時のヒータ電圧Vheater,onは、初期状態でのリング共振波長が最も短波長にばらついた場合であっても、ヒータ動作時に被変調光波長よりも長波長になるように設定されている。
このような制御により、変調動作に先立ってリング変調器の温度をいったん図8の交点3よりも高い温度に引き上げ、その後ヒータを切って自律的な共振波長制御に移行することが可能になる。
図20は、実施例1のリング変調器10をN個、縦続接続したものである。リング変調器101〜10Nは、それぞれリング共振器と、リング共振器に隣接して配置される光吸収能を有する蛇行導波路を有する。リング変調器101〜10Nのリング周回光路長は互いに異なっており、λ1 '、λ2 '、…、λN 'の異なる波長を共振波長として持つ。直線導波路入力部に、λ1、λ2、…、λNの発振波長を持つ多波長光源71が接続されている。
図21の初期状態(1)において、多波長光源71の各波長λ1、λ2、…、λNは、初期状態における対応するリング変調器101〜10Nの共振波長λ1 '、λ2 '、…、λN 'より長波長に設定してある。
図21の状態(2)に示すように、リング変調器101〜10Nの図示しないヒータを動作させたときにλ1 '、λ2 '、…、λN 'がλ1、λ2、…、λNよりも長波長になるように設計する。この構造で、図19A及び図19Bに示したフローにしたがって制御する。これにより、図21の状態(3)に示すように、リング変調器101〜10Nの共振波長λ1 '、λ2 '、…、λN 'を、それぞれ光源波長λ1、λ2、…、λNの変調に適した波長にロックさせ、変調をかけることが可能になる。図20の構成では、リング変調器101〜10Nの共振波長が入力側(光源側)から出力側に向かって長波長になる構成としたが、共振波長の並びの順序はこれに限定されるものではなく、特に順序を規定しなくてもよい。また、実施例1のリング変調器10を縦続接続する代わりに、実施例2〜4のリング変調器を縦続接続してもよい。
図21では、ヒータを動作させたときにリング共振波長が光源波長の1つのみを横切るようなヒータ電圧を想定しているが、2つ以上の光源波長を横切るものであってもよい。
実施形態の構成により、強い共振を持つ高変調効率のリング変調器においても、入射光とリング共振器の間の波長ずれを広い波長範囲で許容することが可能になる。また、変調動作時に変調器消費電力の大半を占めるヒータ消費電力を必要とせず、トランシーバの消費電力低減に大きな寄与をもたらす。また波長制御にモニタPDやフィードバック制御回路を省略することができ、低コスト化・小型化が可能になる。
産業上の利用分野
リング共振器を用いた光変調を含む光通信の分野に適用することができる。
10,10A〜10F リング変調器(光半導体素子)
13 リング導波路
14 n型半導体層
15、25、35 蛇行導波路
16 p型半導体層
17、18 電圧印加電極
27 直線導波路(入出力導波路)
37、38 金属膜
41 ヒータ

Claims (10)

  1. リング導波路と、
    前記リング導波路に光学的に接続され、蛇行して前記リング導波路の少なくとも一部を取り囲む蛇行導波路と、
    を有し、
    前記蛇行導波路は、前記リング導波路から前記蛇行導波路に導波する入射光を吸収して前記リング導波路を加熱することを特徴とする光半導体素子。
  2. 前記蛇行導波路は、不純物がドープされた導波路であることを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子。
  3. 前記リング導波路の外側に位置する第1導電型の半導体層と、
    前記リング導波路の内側に位置する第2導電型の半導体層と、
    をさらに有し、
    前記蛇行導波路は、前記第1導電型の半導体層に形成されることを特徴とする請求項2に記載の光半導体素子。
  4. 前記第1導電型の半導体層と前記第2導電型の半導体層のそれぞれに電気的に接続される一対の電極、
    をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の光半導体素子。
  5. 前記蛇行導波路は、不純物がドープされていないシリコン導波路であり、前記シリコン導波路は第1金属膜で覆われていることを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子。
  6. 前記第1金属膜は、前記シリコン導波路とともに、前記蛇行導波路と前記リング導波路の間に位置する第1導電型の半導体層を被覆することを特徴とする請求項5に記載の光半導体素子。
  7. 前記リング導波路の内側に位置する第2導電型の半導体層と、
    前記第2導電型の半導体層を覆う第2金属膜と、
    をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の光半導体素子。
  8. 前記リング導波路を加熱するヒータ、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子。
  9. 互いに周回光路長が異なる複数のリング共振器と、
    前記複数のリング共振器ごとに設けられる蛇行導波路であって、対応する前記リング共振器に光学的に接続されて前記対応するリング共振器の少なくとも一部を取り囲む蛇行導波路と、
    を有し、前記リング共振器の各々に異なる波長の入射光が導波したときに、前記蛇行導波路は対応するリング共振器から導波する前記入射光を吸収して前記対応するリング共振器を加熱することを特徴とする光半導体素子。
  10. リング共振器と、前記リング共振器に光学的に接続され蛇行して前記リング共振器の少なくとも一部を取り囲む蛇行導波路とを有する光半導体素子に入射光を供給し、
    前記光半導体素子を加熱して第1温度まで上昇させ、
    前記加熱を停止した後に、前記光半導体素子に電圧を印加して前記入射光に対する変調を開始し、
    前記変調中に、前記入射光の一部が前記蛇行導波路に導波して吸収され、前記蛇行導波路からの発熱で前記リング共振器を加熱することによって、前記第1温度より低い第2温度で、前記リング共振器の共振波長を前記入射光の波長に固定する、
    ことを特徴とする光変調器の制御方法。
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