JPWO2013057936A1 - ガス遮断器 - Google Patents

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Abstract

操作機構の操作力を可動電極部に伝えるロッドの動作速度の向上を図る。絶縁性ガスを封入した容器内に格納された可動電極部に連結する操作ロッドの一端に第1リンクの一端を連結する。第1リンクの他端には増幅レバーの一端を連結し、増幅レバーの他端には第2リンクの一端を連結する。第2のリンクの他端には容器の隔壁に固定された支持軸受の一端を連結し、増幅レバーのほぼ中央にはシールロッドの一端を連結する。シールロッドの他端には第3リンクの一端を連結し、第3リンクの他端は操作機構の出力部に連結する。第2リンク12上の第2の直線12cとシールロッド14の動作軸線14cとの成す角度である支持リンク初期角度θについては、−2?から0?の範囲に設定する。

Description

本発明の実施形態は、操作機構の操作力を可動電極部に伝えるロッドやリンクを備えたガス遮断器に関するものである。
変電所や開閉所に設置されるガス絶縁開閉装置には、パッファ形などのガス遮断器が用いられている。ガス遮断器には絶縁性ガスを密封した容器が設けられ、この容器内部つまり絶縁性ガスの雰囲気中に、固定電極部および可動電極部が接離自在に対向配置されている。またガス遮断器には、容器外部である大気側に操作機構が設置されている。操作機構は容器内部の可動電極部に操作力を与えることで可動電極部を動作させる機構である。
さらにガス遮断器には、操作機構の操作力である変位出力を可動電極部側の変位に伝達・変換するために、回動自在なリンクや、直線的に移動するロッドが複数組み合わされて設けられている。また、操作機構の出力変位が可動電極部の変位に対して短い場合には、操作機構の出力変位を増幅させるレバーがロッドに連結されることがある。レバーをロッドに接続することで、レバーの揺動によりロッドの移動ストロークを確保することが可能である。
直線運動を行うロッドとしては、操作ロッドやシールロッドが知られている。操作ロッドは可動電極部に駆動力を与えるロッドであり、ロッド全体が容器内に配置されている。一方、シールロッドとは、容器の隔壁を貫通するロッドであり、容器の隔壁に固定されたシール軸受(ガスシール機能を有する)に摺動自在に配置されている。
特許第1896131号 特許第3538274号 特開平9−63425号公報
従来のガス遮断器には、次のような課題が指摘されている。ガス遮断器では操作機構の操作力を可動電極部に伝える場合、直線的に移動するロッドと、回転するリンクとを組み合わせて用いるため、ロッドの動作軸線に動作方向と直交する方向に分力が発生する。
特に、ロッドに変位増幅用のレバーを接続した場合、ロッドにはレバーの慣性力が大きな荷重となって加わるので、大きな分力が発生する。この分力はロッドを摺動支持する部分に作用するので、ロッドに対する摩擦力が増大する。その結果、ロッドの動作速度は遅くなった。
また、前記分力によりロッドには曲げ応力も発生し、ロッドが変形するおそれがある。したがって、ロッドの変形を防止すべく、ロッドの断面積(断面係数)を大きく設定する傾向にある。ロッドが大径化すれば、それに比例してロッドの質量も増大し、ロッドの動作速度を低下させる要因となった。
ロッドの動作速度はガス遮断器の遮断速度に直接影響するため、ロッドの動作速度を確保することは不可欠である。そこで従来では、ロッドの動作速度を確保するために、駆動エネルギーの大きい大形の操作機構が採用されている。しかし、操作機構が大形化すれば、コストの増大とガス遮断器全体の大形化を招くといった不具合が生じた。
本発明の実施形態は、上述の課題を解決するためになされたものである。本実施形態の目的は、操作機構からの操作力を可動電極部に伝えるロッドの動作速度の向上を図り、駆動エネルギーの小さい操作機構の適用を実現して、コンパクトで且つ経済性および信頼性に優れたガス遮断器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本実施形態のガス遮断器は、次の(a)〜(j)を有することを特徴とする。
(a)絶縁性ガスを密封した容器内に、接離自在となるよう対向配置された可動電極部および固定電極部。
(b)前記容器の隔壁の外側に取り付けられ出力部から前記可動電極部に対し操作力を出力する操作機構。
(c)一端部が前記可動電極部に取り付けられた操作ロッド。
(d)一端部が前記操作ロッドに回転自在に取り付けられ第1リンク。
(e)一端部が前記第1リンクに回転自在に取り付けられたレバー。
(f)絶縁性を有するスペーサを介して前記容器の隔壁に固定された支持軸受。
(g)一端部が前記レバーに回転自在に取り付けられ、他端部が前記支持軸受に回転自在に取り付けられた第2リンク。
(h)前記容器の隔壁を貫通するシール軸受。
(i)前記レバーの中央付近に回転自在に取り付けられ前記シール軸受に摺動自在に支持されたシールロッド。
(j)一端部が前記シールロッドに回転自在に取り付けられ、他端部が前記操作機構の出力部に取り付けられた第3リンク。
第1の実施形態の投入状態を示す断面図。 第1の実施形態の遮断状態を示す断面図。 図1の部分拡大断面図。 投入状態と遮断状態の中間位置を示す部分拡大図。 図2の部分拡大断面図。 支持リンク初期角度θを0°に設定した場合の遮断動作状態における可動電極部のストロークと力F3yの計算結果を示すグラフ。 支持リンク初期角度θを−5°に設定した場合の遮断動作状態における可動電極部のストロークと力F3yの計算結果を示すグラフ。 支持リンク初期角度θを0°に設定した場合の遮断動作状態における可動電極部のストロークとシールロッドの曲げ応力σの計算結果を示すグラフ。 支持リンク初期角度θを−5°に設定した場合の遮断動作状態における可動電極部のストロークとシールロッドの曲げ応力σの計算結果を示すグラフ。 支持リンク初期角度θと力F3yの最大値と最小値の絶対値の和Fabsとの関係を示すグラフ。 第2の実施形態の投入状態を示す部分拡大図。 図11の側面図。
(1)第1の実施形態
図1〜図10を用いて第1の実施形態に係るパッファ形ガス遮断器を説明する。図1ではガス遮断器の投入状態、図2ではガス遮断器の遮断状態を示している。図3〜図5ではガス遮断器に組み込まれたリンク機構の部分拡大図であり、図3が投入状態、図4が投入状態と遮断状態の中間状態、図5が遮断状態を示している。図6〜図10は第1の実施形態における作用効果を説明するためのグラフである。
[構成]
(ガス遮断器の概要)
図1および図2に示すように、第1の本実施形態に係るパッファ形ガス遮断器には、絶縁性ガスが密封された容器1が設けられている。容器1の内部には接離自在な可動電極部2と固定電極部3を対向配置させている。
可動電極部2は可動アーク電極2aと可動主電極2bから構成され、固定電極部3は固定アーク電極3aと固定主電極3bから構成されている。可動電極部2の動作に伴い、可動主電極2bと固定主電極3bが接離し、可動アーク電極2aと固定アーク電極3aが接離するようになっている。
容器1の隔壁1aの内側(絶縁性ガス雰囲気側)には支持部6が固定されている。支持部6の一部には電気的な絶縁を行うための絶縁部6aが設けられている。容器1の隔壁1aの外側(大気側)には機構支え1bが固定されている。また、容器1の隔壁1aにはガスシール機能を有するシール軸受1cが設けられている。
(操作機構)
容器1の機構支え1bには操作機構8が配置されている。操作機構8は、可動電極部2に操作力を与えて動作させる機構である。操作機構8は、ばね等の弾性体を用いたものや流体の圧力を用いたものが使用されており、操作力を出力する出力部16が回転自在に設置されている。
(可動電極部)
可動電極部2には絶縁ノズル4が嵌着され、さらには絶縁性ガスを加圧するための圧力室7が配置されている。圧力室7は室内の絶縁性ガスを圧縮することにより、遮断動作に伴い可動アーク電極2aと絶縁ノズル4との間から絶縁性ガスを噴出するように構成されている。
第1の実施形態には、操作機構8の操作力を可動電極部2側に伝えるための部材として、2本のロッド5、14と、3つのリンク10、12、15と、変位を増幅するための増幅レバー11とが設けられている。これらの部材は、6本のピン10a、10b、12a、12b、14a、14bにより連結されている。
ロッド、レバーおよびリンクは、可動電極部2側から操作機構8側に向かって、操作ロッド5、第1リンク10、増幅レバー11、第2リンク12およびシールロッド14、第3リンク15の順に配置されている。なお、以下の説明では、リンク機構に含まれるロッドおよびリンクに関しては、可動電極部2寄りの端部を先端部、操作機構8寄りの端部を後端部と定義する。
操作ロッド5は容器1の隔壁1aの支持部6に摺動自在に支持されている。操作ロッド5の先端部は可動電極部2に嵌着されている。操作ロッド5の後端部には第1ピン10aが取り付けられており、この第1ピン10aを介して第1リンク10の先端部が回転自在に連結されている。
第1リンク10の後端部には第2ピン10bが取り付けられており、この第2ピン10bを介して増幅レバー11の上端部が回転自在に連結されている。つまり、第1リンク10の両端に第1ピン10a、第2ピン10bが設置されており、第1ピン10aによって操作ロッド5と第1リンク10とが連結され、第2ピン10bによって第1リンク10と増幅レバー11とが連結されている。
増幅レバー11の下端部には第3ピン12aが取り付けられており、この第3ピン12aを介して第2リンク12の先端部が回転自在に連結されている。第2リンク12の後端部には第4ピン12bが取り付けられており、この第4ピン12bにより支持軸受13が連結されている。支持軸受13は、第2リンク12を支持する部分であり、容器1の隔壁1aの内側に対し絶縁性のスペーサ9を挟んで固定されている。第2リンク12についてまとめると、その両端に第3ピン12a、第4ピン12bが設置されており、前者によって増幅レバー11と第2リンク12とが連結され、後者によって第2リンク12と支持軸受13とが連結されている。
前述したように、増幅レバー11の上下の端部には第2ピン10bと第3ピン12aが取り付けられるが、それに加えて、増幅レバー11のほぼ中央に第5ピン14aが、取り付けられている。したがって、増幅レバー11には、3本のピン10b、12b、14aが設けられており、第2ピン10bにより第1リンクが、第3ピン12aにより第2リンク12が連結されると共に、第5ピン14aによってシールロッド14の先端部が回転自在に連結されている。
シールロッド14は、後端部に対し第6ピン14bを介して第3リンク15の先端部が回転自在に連結されている。すなわち、シールロッド14の両端には第5ピン14a、第6ピン14bが設置されており、前者にて増幅レバー11が連結され、後者にて第3リンク15が連結される。また、シールロッド14は容器1の隔壁1aにおいてシール軸受1cの中心部に摺動自在に配置されている。さらに、第3リンク15の後端部には操作機構8の出力部16が連結されている。
また、第1リンク10と増幅レバー11とシールロッド14との位置関係について、図1〜図5を用いて説明する。第1リンク10に係合された第2ピン10bと第1ピン10a(図1、図2に図示)の中心を結んだ直線を、第1の直線10cとする(図3に図示)。可動電極部2と固定電極部3とが投入状態にあるとき、図3に示すように、前記第1の直線10cと、シールロッド14の摺動方向に延びる動作軸線14cとは、両者がほぼ平行、あるいは、増幅レバー11から見てシールロッド14側で交差するように設定されている。
さらに、第2リンク12と増幅レバー11とシールロッド14の位置関係は次のように設定されている。図3〜図5に示すように、第2リンク12に含まれる第4ピン12bと第3ピン12aの中心を結ぶ直線を第2の直線12cとする。可動電極部2と固定電極部3とが投入状態にあるとき、前記第2の直線12cと、シールロッド14の動作軸線14cとは、両者がほぼ平行、あるいは、増幅レバー11から見て操作ロッド5側で交差するように設定されている。
第2リンク12上の第2の直線12cとシールロッド14の動作軸線14cとの成す角度であって、投入状態時のものを、支持リンク初期角度θと定義する。支持リンク初期角度θは、動作軸線14cと平行な直線に対し左回りを正値とする。第1の実施形態では、第1のリンク10および第2リンク12と、増幅レバー11と、シールロッド14とが上記の位置関係を満たし、且つ前記支持リンク初期角度θが、−2°から0°の範囲に設定されている。支持リンク初期角度をこの範囲に設定した理由については、図6〜図10のグラフを用いて後段で詳しく述べることにする。
(遮断動作)
第1の実施形態における遮断動作について、図1に示す投入状態から図2に示す遮断状態に至る過程を説明する。図1に示す投入状態において、操作機構8が外部から遮断指令を受け取ると、出力部16が回転して、出力部16に連結された第3リンク15が矢印Aの方向に移動を開始する。
第3リンク15に連なるシールロッド14も矢印A方向に移動し、シールロッド14に連結された増幅レバー11は第3ピン12aを中心として、時計回転方向に回転する。増幅レバー11の回動に伴って、増幅レバー11に連なる第1リンク10は、矢印A方向に移動し、操作ロッド5とそれに連なる可動電極部2もまた、矢印A方向に移動する。以上のような移動過程において、固定電極部3から可動電極部2が開離する。
増幅レバー11付近の動作は、図3に示す投入状態から図4に示す中間位置を経て、図5に示す遮断状態に移行する。操作機構8の出力部16が一定距離の移動を完了すると、第3リンク15から可動電極2までの移動も完了し、遮断動作が終了する。なお、シールロッド14と操作ロッド5の移動距離の比は、増幅レバー11に取り付けられた3つのピンのうち、第3ピン12aと第5ピン14a間の距離と、第3ピン12aと第2ピン10b間の距離との比に、比例する。
(遮断動作時に各部に作用する力)
遮断動作開始時に各部に作用する力としては、図3に示すように操作機構8の操作力Fが矢印Aで示す遮断方向に作用する。前記操作力Fが第3リンク15を介してシールロッド14にかけられたとき、増幅レバー11の中央付近において、第5ピン14aには、シールロッド14の動作軸線14cに沿った力Fと、前記動作軸線14cに対し垂直方向の力F3yとが作用する。ここで、動作軸線14cの方向をx軸にとり、それに垂直な方向をy軸にとる。
また、増幅レバー11の上端部では、可動電極部2の慣性力と圧力室7内部で圧縮される絶縁性ガスの圧力による力Fが、第1リンク10に設けた第2ピン10bに作用する。投入時において、第1リンク10に沿った第1の直線10cは、シールロッド14の動作軸線14cに対し、増幅レバー11から見てシールロッド14側で交差している。
シールロッド14は、シール軸受1cにより支持されているため矢印A方向に移動する際には、ほぼ直線運動を維持することとなる。その場合、増幅レバー11が第3ピン12aを中心に回転すると、シールロッド14の直線運動を拘束することになる。そのため、シールロッド14が直線運動する際には、第2リンク12が微小に揺動することにより、増幅レバー11も揺動し、増幅レバー11とシールロッド14を結ぶ第5ピン14aがシールロッド14の直線運動に追随するようにしている。すなわち、増幅レバー11は、シールロッド14が矢印A方向に移動する際には、微小に揺動しつつ第5ピン14aを中心に回転することとなる。よって、第2ピン10bの回転半径は、増幅レバー11の第3ピン12aを中心に回転する場合に比較して、その回転半径が第5ピン14aと第3ピン12aの間の距離分短くなるため、第1リンク10のy軸方向の変位(第2ピン10bのy軸方向の変位)は、減少する。したがって、第1リンク10にかかる力F1のy軸方向成分F1yは、小さくて済む。
さらに、増幅レバー11の下端部では、第2の直線12cに沿ったFの力が、第2リンク12に取り付けられた第3ピン12aに作用する。投入時において、第2リンク12に沿った第2の直線12cは、シールロッド14の動作軸線14cに対し、両者はほぼ平行、あるいは増幅レバー11から見て操作ロッド5側で交差している。シールロッド14は、シール軸受1cにより支持されているため矢印A方向に移動する際には、ほぼ直線運動を維持することとなる。その場合、増幅レバー11が第3ピン12aを中心に回転すると、シールロッド14の直線運動を拘束することになる。そのため、シールロッド14が直線運動する際には、増幅レバー11が第3ピン12aを中心に回転した際に生じるy軸方向の変位分を吸収するように、第2リンク12が微小に揺動する。前記したように、増幅レバー11は、シールロッド14が矢印A方向に移動する際には、微小に揺動しつつ第5ピン14aを中心に回転することとなる。そのため、第3ピン12aの回転半径は第5ピン14aと第3ピン12aとの距離となる。第5ピン14aが増幅レバー11のほぼ中央にあることから、第2リンク12(第3ピン12a)のy軸方向の変位は、第1リンク10と同じ程度であると言える。したがって、増幅レバー11が揺動しても、第1リンク10と同様、第2リンク12の垂直方向の変位は少ない。したがって、第2リンク12にかかるFのy軸方向成分F2yもまた、小さくて済む。
増幅レバー11の中央付近に作用する垂直方向の力F3yは、増幅レバー11の上端部に作用するF1yと、増幅レバー11の下端部に作用するF2yとの和であり、F3y=F1y+F2yの関係が成立する。第1の実施形態では、F1y、F2yが共に小さいため、垂直方向の力F3yも小さくなる。
ところで、図3〜図5に示した符号1dは、シールロッド14に対する摺動支持端である。増幅レバー11中央に位置する第5ピン14aの中心から、この摺動支持端1dまでの距離をSとすると、摺動支持端1dにおいてシールロッド14に作用する曲げモーメントMは、M=F3y・Sで求めることができる。これにより、シールロッド14の曲げ応力σは、σ=M/Zで求められる。Zはシールロッド14の断面係数である。
シール軸受1cとシールロッド14との間の摩擦力Fは摩擦係数をμとすると、F=μ・F3yという関係が成立する。このとき、摩擦力Fが大きいと、遮断動作時の抵抗力が増大し遮断速度の低下原因となる。そこで、摩擦係数μは一定とすると、摩擦力Fを小さくするためには、動作軸線14cに対し垂直方向の力F3yを小さくすることが重要である。
また、支持リンク初期角度θとは、投入状態時における第2の直線12cとシールロッド14の動作軸線14cとが成す角度なので、第2の直線12cに沿った力Fの方向は、支持リンク初期角度θによって変化する。力Fのy軸方向成分F2yは、垂直方向の力F3yを決定する要素である。したがって、支持リンク初期角度θの大きさは、垂直方向の力F3yに影響を及ぼすことになる。
支持リンク初期角度θが垂直方向の力F3yに与える影響について、図6〜図7を参照して説明する。図6は、ガス遮断器の遮断動作時における可動電極部2のストロークと、垂直方向の力F3yの時刻歴の計算結果を示している。このときの支持リンク初期角度θは、θ=0°である。ガス遮断器の遮断動作が開始されると、垂直方向の力F3yの絶対値が零から徐々に大きくなり、遮断動作の後半では操作機構8内の制動装置(図示せず)の作用により、垂直方向の力F3yの方向が逆転する。その後、ガス遮断器の遮断動作が完了すると、垂直方向の力F3yは再び零となる。
図7は、支持リンク初期角度θをθ=−5°に設定した場合の遮断動作時の可動電極2のストロークと垂直方向の力F3yの時刻歴の計算結果を示したグラフである。図7と図6と比較すると、図7では、垂直方向の力F3yは、遮断動作開始時には零からプラス側に変化し、その後徐々に小さくなっていくことが分かる。
ここで、図6、図7に示すように、垂直方向の力F3yの最大値と最小値をそれぞれFmaxとFminとすると、その絶対値が小さいほど、シールロッド14の摩擦力Fが小さくなることが分かる。そこで、シールロッド14の摩擦力Fが小さくなるように支持リンク初期角度θを設定すれば、シールロッド14は優れた動作速度を確保することができ、ガス遮断器の遮断速度の低下を防止することが可能になる。
また、支持リンク初期角度θが垂直方向の力F3yに影響を与えるので、シールロッド14の曲げ応力σにも影響を与えると言える。この点について、図8および図9を用いて説明する。図8はガス遮断器の遮断動作時における可動電極部2のストロークとシールロッド14の曲げ応力σの計算結果を示す。このときの支持リンク初期角度θは、θ=0°である。ガス遮断器の遮断動作が開始されると、曲げ応力σの絶対値が零から徐々に大きくなり、遮断動作の後半では操作機構8内の制動装置(図示せず)の作用により、曲げ応力σの方向が逆転する。その後、ガス遮断器の遮断動作が完了すると、曲げ応力σは再び零となる。
図9では支持リンク初期角度θがθ=−5°における遮断動作時の可動電極2のストロークとシールロッドの曲げ応力σの計算結果を示している。図9と図8を比較すると、図9では曲げ応力σは遮断動作開始時には零からプラス側に変化し、その後徐々に小さくなっていくことが分かる。ここで、図8に示すように曲げ応力σの最大値と最小値をそれぞれσmaxとσminとすると、その絶対値が小さいほど、シールロッド14の強度が向上する。したがって、曲げ応力σの最大値と最小値の絶対値が小さくなるように支持リンク初期角度θを設定することで、シールロッド14の強度向上を図り、シールロッド14の小径化・軽量化が可能となる。
上記FmaxとFminの絶対値の和をFabsとし、支持リンク初期角度θが変化した場合の関係を図10に示す。また、上記σmaxとσminの絶対値の和をσabsとし、支持リンク初期角度θが変化した場合の関係を図10に示す。図10から分かるように、Fabsとσabsが最も小さくなる支持リンク初期角度θが存在することが分かる。すなわち、図10のグラフに示すように、支持リンク初期角度θが−2°から0°の範囲において、Fabsとσabsが最も小さくなっている。そこで第1の実施形態では、支持リンク初期角度θを−2°から0°の範囲に設定している。
(投入動作)
図2に示す遮断状態から図1に示す投入状態に至る投入動作について説明する。図2に示す遮断状態において、操作機構8が外部から投入指令を受け取ると、出力部16が回転して、出力部16に連結された第3リンク15が矢印B方向に移動を開始する。第3リンク15に連なるシールロッド14も矢印Bの方向に移動し、増幅レバー11は第3ピン12aを中心として、反時計回転方向に回転をする。第1リンク10は増幅レバー11の回動により矢印Bの方向に移動し、操作ロッド5とそれに連なる可動電極部2も移動する。この移動過程において可動電極部2が固定電極部3に閉合する。
なお、パッファ形ガス遮断器において、投入動作における可動部(可動電極部2とリンク機構を含めて)の速度と力は、一般的に遮断動作の半分以下となる。このため、リンク機構の各構成部材の強度設計は、遮断動作時に発生する力で実施すれば十分である。
[作用効果]
以上のように構成された第1の実施形態の作用効果は、次の通りである。
(1)第1の実施形態は、第2リンク12を、支持軸受13を介して容器1の隔壁1aに固定している。このため、第2リンク12ならびにこれに連結する各部材の動作性が向上し、優れた動作信頼性を得ることができる。
(2)また、第1の実施形態では、直線動作を行うロッドに対し、曲げ応力を軽減するガイドやローラ、さらには前記ガイドを付けたケース部等を用いていない。したがって、ロッドの軽量化が実現し、駆動エネルギーの小さい小形の操作機構8を採用可能である。これにより、ガス遮断器全体としてもコンパクト化を進めることができ、経済的に有利である。
(3)第1の実施形態は、絶縁性を有するスペーサ9を介して支持軸受13を容器1に取り付けている。そのため、支持軸受13に取り付ける第2リンク12を、容器1に接近して配置することが可能である。したがって、第2リンク12と容器1との絶縁距離を大きく取る必要がなく、容器1自体を小形化することが可能となり、ガス遮断器をいっそう小形化することができる。
(4)操作機構8からの操作力を増幅レバー11にて減力するので、第1リンク10には大きな操作力が直接作用することがない。このため、強度的に弱い絶縁物を第1リンク10に適用することが可能となり、機械強度的に信頼性が向上する。
(5)増幅レバー11の中央付近に作用する垂直方向の力F3yを小さくすることができ、シールロッド14の摩擦力Ffおよびシールロッド14に対する曲げ応力は低減する。その結果、シールロッド14の断面積を小さくしても変形の心配がなく、シールロッド14の小径化・軽量化を図ることができる。これにより、シールロッド14の動作速度は格段に向上する。
(6)しかも、第1の実施形態では、支持リンク初期角度θを−2°〜0°に設定することで、シール軸受1cとシールロッド14との間の摩擦力Fを最小化させることができ、迅速な遮断速度を獲得している。また、シールロッド14に作用する曲げ応力σを低減させることも可能であり、この点からもガス遮断器の遮断速度を大幅に向上させることができる。
(7)さらに、第1の実施形態においては、スペーサ9によって支持軸受13を容器1隔壁1aに固定するので、スペーサ9の厚さ寸法を調整することにより、第2リンク12とシールロッド14とが成す角である支持リンク初期角度θを容易に調整することが可能である。したがって、ガス遮断器の遮断速度を適切に向上させることができる。
(2)第2の実施形態
図11〜図12を用いて第2の実施形態に係るパッファ形ガス遮断器を説明する。図11ではガス遮断器の投入状態の部分拡大図、図12は図11の矢印Cの方向から見た側面断面図である。なお、第1の実施形態の形態と同一または類似の部分には共通の符号を付し、重複する説明は省略する。
[構成]
図11および図12に示すように、ガイドローラ17はシールロッド14の第5ピン14aに回転自在に配置されている。ガイド板18は隔壁1aに固定されており、その内部に長穴18aが配置されている。長穴18aの長手方向は動作軸線14cに平行である。ガイドローラ17は長穴18aに摺動自在に挿入、支持されている。
(遮断動作)
このように構成された第2の実施形態において、図11に示す投入状態からの遮断動作について説明する。各構成部材は第1の実施形態の遮断動作と同様な動きを行い、ガイドローラ17は回転しながら長穴18aに沿って移動を行う。この時、垂直方向の力F3yは、ガイドローラ17を介して長穴18aに伝えられるが、長穴18aから同じ大きさの反力を受ける。なお、第2の実施形態における投入動作は、第1の実施形態のそれとほぼ同様の動作を行い、図11と第1の実施形態に用いた図1〜図5により、容易に類推できるため、説明を省略する。
[作用効果]
上記のような第2の実施形態は、前記第1の実施形態が持つ作用効果に加えて、次のような独自の作用効果がある。すなわち、シールロッド14には曲げモーメントMが作用しなくなり、M=0となる。これによりシールロッド14の曲げ応力σもσ=0となる。従って、シールロッド14の断面係数Zを大きくする必要はなくなる。その結果、シールロッド14の小径化・軽量化をより進めることが可能となる。
また、第2の実施形態では、垂直方向の力F3yがシール軸受1cに作用しなくなる。そのため、摩擦力Ffがほぼ零となり、摩擦力Fの増大による遮断速度低下を防止することが可能となる。ただし、ガイドローラ17と長穴18aの接触による摩擦力が発生するが、一般的に転がり摩擦係数は、摺動摩擦係数の1/100以下である。このため、転がりによる摩擦力増大は微小であり、遮断速度の低下にはほとんど影響は与えない。
また、第2の実施形態は、シールロッド14を摺動支持するガイドローラ17は、シールロッド14の第5ピン14aに配置するため、ガイド構造の追加によりシールロッド14の全長を長くする必要がない。また、第2の実施形態では、ガイド板18を採用しているので、円筒形などのガイド部材に比べて、低コストで構成することができる。
さらに、上記第1の実施形態で説明した支持リンク初期角度θを適切に取れば、第2の実施形態においても、垂直方向の力F3yを小さくすることが可能となる。したがって、ガイド板18とガイドローラ17を強固に構成する必要がなく、より低コストで構成できると共に、転がりによる摩擦力の更なる低減が可能となる。したがって、ガス遮断器の遮断速度の低下を確実に防止することができる。
(3)他の実施形態
なお、上記の実施形態は、本明細書において一例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図するものではない。すなわち、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことが可能である。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。例えば、上記第2の実施形態では、ガイドローラ17を長穴18aに沿ってガイドさせていたが、第5ピン14aを直接、長穴18aに沿うようにガイドさせても良い。
本発明は、ロッドの動作速度の良い、コンパクトで且つ経済性及び信頼性に優れたものとしてガス遮断器に適用出来る。
1…容器
1a…隔壁
1b…機構支え
1c…シール軸受
2…可動電極部
3…固定電極部
5…操作ロッド
8…操作機構
9…スペーサ
10…第1リンク
10a…第1ピン
10b…第2ピン
10c…第1の直線
11…増幅レバー
12…第2リンク
12a…第3ピン
12b…第4ピン
12c…第2の直線
13…支持軸受
14…シールロッド
14a…第5ピン
14b…第6ピン
15…第3リンク
16…出力部
17…ガイドローラ
18…ガイド板
18a…長穴

Claims (9)

  1. 絶縁性ガスを密封した容器内に、接離自在となるよう対向配置された可動電極部および固定電極部と、
    前記容器の隔壁の外側に取り付けられ出力部から前記可動電極部に対し操作力を出力する操作機構と、
    一端部が前記可動電極部に取り付けられた操作ロッドと、
    一端部が前記操作ロッドに回転自在に取り付けられ第1リンクと、
    一端部が前記第1リンクに回転自在に取り付けられたレバーと、
    絶縁性を有するスペーサを介して前記容器の隔壁に固定された支持軸受と、
    一端部が前記レバーに回転自在に取り付けられ、他端部が前記支持軸受に回転自在に取り付けられた第2リンクと、
    前記容器の隔壁を貫通するシール軸受と、
    前記レバーの中央付近に回転自在に取り付けられ前記シール軸受に摺動自在に支持されたシールロッドと、
    一端部が前記シールロッドに回転自在に取り付けられ、他端部が前記操作機構の出力部に取り付けられた第3リンクと、を備えたことを特徴とするガス遮断器。
  2. 前記電極部が投入状態にあるとき、前記第1リンクの長手方向に沿った中心線と、前記シールロッドの動作軸線とが、前記レバーに対し前記シールロッド側で交差し、
    前記第2リンクの長手方向に沿った中心線と、前記シールロッドの動作軸線とが、前記レバーに対し前記操作ロッド側で交差すること、を特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
  3. 前記電極部が投入状態にあるとき、前記第1リンクの長手方向に沿った中心線と、前記シールロッドの動作軸線とが、前記レバーに対し前記シールロッド側で交差し、
    前記第2リンクの長手方向に沿った中心線と、前記シールロッドの動作軸線とが、ほぼ平行であること、を特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
  4. 前記隔壁に長穴を有するガイド板を固着し、
    前記レバーと前記シールロッドとの連結部分に連結ピンを取り付け、
    前記ガイド板の前記長穴に前記連結ピンを摺動自在に挿入し、
    前記長穴の長手方向は前記シールロッドの直線運動の方向に一致すること、を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のガス遮断器。
  5. 前記連結ピンにガイドローラを回転自在に配置し、前記ガイド板の前記長穴と前記ガイドローラが摺動自在に連結されること、を特徴とする請求項4に記載のガス遮断器。
  6. 前記第1リンクが電気的な絶縁物で構成されたこと、を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のガス遮断器。
  7. 前記支持軸受と前記容器の隔壁との間に絶縁性を有するスペーサを挿入したこと、を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のガス遮断器。
  8. 前記操作機構の駆動源に弾性体を用いたこと、を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のガス遮断器。
  9. 前記操作機構の駆動源に流体の圧力を用いたこと、を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のガス遮断器。
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