JP2019121546A - ガス遮断器 - Google Patents

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勝美 寺門
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Abstract

【課題】発揮できる移動力が小さくなることはなくなり、動力伝達効率が良く、連結部や摺動部の強度の裕度が確保できる双方向駆動機構部を提供する。【解決手段】本発明のガス遮断器は、双方向駆動機構部に動力を伝達しカム溝を有するロッドと、被駆動側導体に固定され第1及び第2のスロット穴を有するケースと、少なくとも3点の移動点を有し、前記ケースの第2のスロット穴に沿って自身が移動できるベルクランクと、前記ケースに支点ピンを中心に回転するように保持され、一端が前記ロッドのカム溝を直線運動すると共に、前記ケースの第1のスロット穴及びレバースロット穴を移動するように設けられた力点ピンを有し、他端が前記ベルクランクの作用点ピンを介して接続され、自身の回転に伴い前記ベルクランクに、前記ケースの第2のスロット穴に沿ってベルクランク支点ピンが移動する移動力を与えるレバーとを備えていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明はガス遮断器に係り、特に、電極を互いに反対方向に駆動する双方向駆動機構部を備えているものに好適なガス遮断器に関する。
高電圧の電力系統に用いるガス遮断器は、開極動作途中における消弧性ガスの圧力上昇を利用し、圧縮ガスを電極間に生じるアークに吹き付けることで電流を遮断するパッファ形と呼ばれるものが一般的に用いられている。
このパッファ形ガス遮断器では、電極の相対速度を上げて遮断性能を向上させると共に、操作エネルギーを低減する目的で、固定されていた被駆動側電極を駆動側電極の駆動方向と反対方向に駆動する双方向駆動機構部が提案されている。
このような双方向駆動機構部を適用したガス遮断器の先行技術文献としては、特許文献1を挙げることができる。
この特許文献1に記載されている従来の双方向駆動機構部を適用したガス遮断器を、図6及び図7に示す。図6はガス遮断器の閉極状態、図7はガス遮断器の開極状態をそれぞれ示す。
該図に示すように、特許文献1に記載の双方向駆動機構部を適用したガス遮断器は、絶縁ガスが充填されたタンク50に駆動側導体6と被駆動側導体7がボルト等の固定手段で固定されており、駆動側導体6は、操作器1からの駆動力を受けて軸方向に移動する樹脂等の絶縁体2、シャフト3、パッファシリンダ4及びノズル5を保持し、被駆動側導体7は、ノズル5とボルト9で連結されて移動するロッド20、ロッド20が図の右方向に移動することに伴い、ロッド20の先端に設けられている接触ピン21が、先端に形成されているU字状溝22aに案内されてピン23を支点として回転するレバー22、レバー22が回転することに伴い図の左側に移動する被駆動側電極子27及びこれらを保持するケース26からなる双方向駆動機構部28を備えている。なお、ケース26は、ベース8を介して被駆動側導体7に固定されている。
操作器1の動作と双方向駆動機構部28の連動で、第1電極部10でのパッファシリンダ4と被駆動側導体7が接触し、第2電極部11でのシャフト3と被駆動側電極子27が接触しているのが図6の閉極後の状態であり、操作器1の動作と双方向駆動機構部28の連動で第1電極部10でのパッファシリンダ4と被駆動側導体7が接触してなく、第2電極部11でのシャフト3と被駆動側電極子27が接触していないのが図7の開極後の状態になる。
このような構成のガス遮断器での遮断性能は、第2電極部11でのシャフト3と被駆動側電極子27の開極動作に大きく左右される。
図8(a)及び図8(b)に、上述した双方向駆動機構部28の拡大詳細を示す。図8(a)はガス遮断器の閉極状態、図8(b)はガス遮断器の開極状態をそれぞれ示し、図8(a)から図8(b)に動作すれば開極動作、反対に図8(b)から図8(a)に動作すれば閉極動作になる。
図8(a)を起点にした開極動作は、操作器1からの駆動力を受けて軸方向に移動する絶縁体2、シャフト3、パッファシリンダ4及びノズル5を介してロッド20が図の右方向に移動することに伴い、ロッド20の先端に設けられた接触ピン21が右方向に移動してレバー22に接触すると、レバー22は、レバー22に形成されたU字状溝22aに案内されてピン23を支点にして回転し(図8(b)の状態)、これに伴い被駆動側電極子27との連結ピン24が回転し、被駆動側電極子27に図の上下方向に設けた長円形のスロット穴25を上下方向に摺動しながら生じる回転接線力60で被駆動側電極子27に軸方向の移動力61を与えることで行われる。また、閉極動作は、この開極動作と反対に動作することによって行われる。
米国特許第6271494号明細書
しかしながら、上述した特許文献1の双方向駆動機構部では、図8(a)に示すように、レバー22の回転で得られる連結ピン24での回転接線力60と、動かしたい被駆動電極子27の軸方向の移動力61の間に角度αが生じることが余儀なくされて、発揮できる移動力が分力となって小さくなること、更には、角度αによる摺動部の抵抗が発生するため動力伝達効率が悪くなり、その結果、双方向駆動機を動かすための操作力が大きくなって、連結部や摺動部の強度が低下してしまう。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、発揮できる移動力が小さくなることはなくなり、動力伝達効率が良く、連結部や摺動部の強度の裕度が確保できる双方向駆動部を備えたガス遮断器を提供することにある。
本発明のガス遮断器は、上記目的を達成するために、絶縁ガスが密閉されたタンク内に収納されている駆動側導体と被駆動側導体の内、前記被駆動側導体を、操作器からの駆動力を受けて前記駆動側導体の駆動方向とは反対方向に駆動する双方向駆動機構部を備えたガス遮断器であって、前記双方向駆動機構部は、前記操作器の閉極、開極動作に追従して動作するノズルと連結され、前記双方向駆動機構部に動力を伝達しカム溝を有するロッドと、前記被駆動側導体に固定され第1及び第2のスロット穴を有するケースと、少なくとも3点の移動点を有し、前記ケースの前記第2のスロット穴に沿って自身が移動できるベルクランクと、前記ケースに支点ピンを中心に回転するように保持され、一端が前記ロッドの前記カム溝を直線運動すると共に、前記ケースの前記第1のスロット穴及びレバースロット穴を移動するように設けられた力点ピンを有し、他端が前記ベルクランクの作用点ピンを介して接続され、自身の回転に伴い前記ベルクランクに、前記ケースの前記第2のスロット穴に沿ってベルクランク支点ピンが移動する移動力を与えるレバーとを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、発揮できる移動力が小さくなることはなくなり、動力伝達効率が良く、連結部や摺動部の強度の裕度が確保できる双方向駆動機構部を備えたガス遮断器を得ることができる。
本発明のガス遮断器の実施例1における閉極状態を示す断面図である。 本発明のガス遮断器の実施例1における開極状態を示す断面図である。 本発明のガス遮断器の実施例1に採用される双方向駆動機構部を示し、図1の状態の拡大図である。 本発明のガス遮断器の実施例1に採用される双方向駆動機構部を示し、図2の状態の拡大図である。 図6に示した特許文献1の双方向駆動機構部の閉極状態における移動距離と力を示す図である。 本発明のガス遮断器の実施例1に採用される双方向駆動機構部の閉極状態における移動距離と力を示す図である。 図4(a)の双方向駆動機構部と図4(b)の双方向駆動機構部における被駆動側移動量と動力伝達効率の関係を示す図である。 本発明のガス遮断器の実施例2における閉極状態を示す断面図である。 特許文献1のガス遮断器における閉極状態を示す断面図である。 特許文献1のガス遮断器における開極状態を示す断面図である。 特許文献1に採用される双方向駆動機構部を示し、図6の状態の拡大図である。 特許文献1に採用される双方向駆動機構部を示し、図7の状態の拡大図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明のガス遮断器を説明する。なお、以下に説明する各図において、上述した従来技術と同一構成部品には同符号を使用する。
図1、図2、図3(a)及び図3(b)に、本発明のガス遮断器の実施例1を示す。図1は、第1電極部10でのパッファシリンダ4と被駆動側導体7が接触し、第2電極部11でのシャフト3と被駆動側電極子37が接触している閉極の状態、図2は、第1電極部10でのパッファシリンダ4と被駆動側導体7が接触してなく、第2電極部11でのシャフト3と被駆動側電極子37が接触していない開極の状態、図3(a)は、図1の閉極の状態における双方向駆動機構部44の拡大、図3(b)は、図2の開極の状態における双方向駆動機部44の拡大をそれぞれ示す。
本実施例のガス遮断器は、図1及び図2に示すように、絶縁ガスが密閉されたタンク50内に収納されている駆動側導体6と被駆動側導体7の内、被駆動側導体7を、操作器1からの駆動力を受けて駆動側導体6の駆動方向とは反対方向に駆動する双方向駆動機構部44を備えている。
上記した双方向駆動機構部44は、操作器1の閉極、開極動作に追従して動作するノズル5と連結され、双方向駆動機構部44に動力を伝達しカム溝31を有するロッド30と、被駆動側導体7に固定され第1のスロット穴39及び第2のスロット穴42を有するケース36と、少なくとも3点の移動点を有し、ケース36の第2のスロット穴42に沿って自身が移動できるベルクランク43と、ケース36に支点ピン33を中心に回転するように保持され、一端がロッド30のカム溝31を直線運動すると共に、ケース36の第1のスロット穴39及びレバースロット穴40を移動するように設けられた力点ピン38を有し、他端がベルクランク43の作用点ピン41を介して接続され、自身の回転に伴いベルクランク43に、ケース36の第2のスロット穴42に沿ってベルクランク支点ピン35が移動する移動力を与えるレバー32とから概略構成されている。
上記したロッド30のカム溝31は、軸方向に伸延するように形成され、カム溝31の途中から伸延方向がずれた段差が形成されている。
また、ベルクランク43の少なくとも3点の移動点は、レバー32の他端と接続する作用点ピン41と、レバー32の移動に伴い操作器1に連結されるシャフト3と接離する被駆動側接触子37と接続する連結ピン34と、ケース36の第2のスロット穴42に沿って移動するベルクランク支点ピン35である。
また、ベルクランク43は三角形状をなし、この三角形状のベルクランク43の頂点にベルクランク支点ピン35が位置し、三角形状のベルクランク43の一方の角部に作用点ピン41が位置し、三角形状の他方のベルクランク43の角部に連結ピン34が位置している。
また、レバー32は“く”の字形状をなし、この“く”の字形状のレバー32の屈曲部に支点ピン33が位置し、“く”の字形状のレバー32の一方の端部にレバースロット穴40が形成され、このレバースロット穴40を移動する力点ピン38が位置し、“く”の字形状の他方のレバー32の端部に作用点ピン41が位置している。
更に、ケース36の第1のスロット穴39は軸方向に傾斜して長円形に形成され、ケース36の第2のスロット穴42は軸方向に円弧状の長円形に形成され、レバー32のレバースロット穴40はレバー32の長手方向に長円形に形成されている。
即ち、操作器1の閉極、開極動作に追従してノズル5と連結されたロッド30が、樹脂等の絶縁体2、シャフト3、パッファシリンダ4及びノズル5を介して双方向駆動機構部44に動力を伝達する。ロッド30は、被駆動側導体7にベース8を介して固定されたケース36に保持されて直線運動し、カム溝31とケース36に設けた第1のスロット穴39と、レバー32に設けたレバースロット穴40及び力点ピン38の組み合わせ動作によって、支点ピン33にてケース36に回転するように保持されたレバー32に間欠動作の回転運動を伝達し、作用点ピン41がベルクランク43に移動力を与える。
ベルクランク43は、作用点ピン41、被駆動側電極子37との連結ピン34、ベルクランク支点ピン35を備えており、被駆動側電極子37との連結ピン34に軸方向のベクトルを発生させることを、ベルクランク支点ピン35をケース36に形成された円弧状の第2のスロット穴42で案内しながら自身が移動することで可能にしている。
これは、図3(a)に示すように、ベルクランク43の作用点ピン41、ベルクランク支点ピン35、連結ピン34に働く作用ベクトル63、64、65の分力のつり合いから作用ベクトル65が軸方向になることであり、開極、閉極の両方の動作で成立する。
図4(a)に示す特許文献1における必要軸力をf1、駆動力をF1としたときの動力伝達効率をf1/F1とし、図4(b)に示す本実施例における必要軸力をf2、駆動力をF2としたときの動力伝達効率をf2/F2として、これらf1/F1及びf2/F2と被駆動側移動量Sにおける動力伝達効率を比較すると、図4(c)となる。
図4(c)から分かるように、特許文献1におけるf1/F1(点線で示す)は、被駆動側移動量Sのゼロ点(図4(a)の状態)では低いが、本実施例におけるf2/F2(実線で示す)は、被駆動側移動量Sのゼロ点(図4(b)の状態)では特許文献1におけるf1/F1(点線で示す)に比べるとかなり高い。
つまり、図4(c)から被駆動側移動量Sの全域において、本実施例の動力伝達効率(f2/F2)が特許文献1の動力伝達効率(f1/F1)より高いことが読み取れる。特に、その差は、遮断器の性能として重要視される開極動作開始直後に顕著に表れている。
このような実施例によれば、開極動作開始時の動力伝達効率が向上することによって、発生する駆動力の低減と動力伝達部の強度の裕度が確保できるようになる。
加えて、一般的にノズル5は非金属の絶縁材を使用するため、金属より強度が低く、伝達する操作力の大小が強度に大きく影響するという課題があるが、伝達する操作力が小さくできるので、ノズル5の強度に影響することがなくなる。
図5に、本発明のガス遮断器の実施例2における双方向駆動機構部を示す。図5は、実施例1の図3(a)に相当する。
該図に示す本実施例の双方向駆動機構部は、実施例1で説明した構成の双方向駆動機構部Aと、この双方向駆動機構部Aと同様な構成の双方向駆動機構部Bとが、ケース36を挟んで上下対称に配置されているものである。
即ち、操作器1の閉極、開極動作に追従して動作するノズル5と連結され、双方向駆動機構部44に動力を伝達しカム溝31を有するロッド30と、被駆動側導体7に固定され第1のスロット穴39及び第2のスロット穴42を有するケース36と、少なくとも3点の移動点を有し、ケース36の第2のスロット穴42に沿って自身が移動できるベルクランク43と、ケース36に支点ピン33を中心に回転するように保持され、一端がロッド30のカム溝31を直線運動すると共に、ケース36の第1のスロット穴39及びレバースロット穴40を移動するように設けられた力点ピン38を有し、他端がベルクランク43の作用点ピン41を介して接続され、自身の回転に伴いベルクランク43に、ケース36の第2のスロット穴42に沿ってベルクランク支点ピン35が移動する移動力を与えるレバー32とから構成される実施例1の双方向駆動機構部44(A)と、この双方向駆動機構部44(A)と同様な構成の双方向駆動機構部(B)とが、ケース36を挟んで上下対称に配置されている。
つまり、本実施例の双方向駆動機構部は、ケース36の手前側(表側)に配置した実施例1の図3(a)に示した双方向駆動機構部44(A)と対称に、反対側(裏側)にも同様な構成の双方向駆動機構部(B)を配置して、一対の双方向駆動機構部にしたものである。双方向駆動機構部44(A)と双方向駆動機構部(B)の動作は、実施例1と同様である。
このような実施例によれば、実施例1の図3(a)と同じ駆動力の低減効果を保ちつつ、双方向駆動機構部44(A)と双方向駆動機構部(B)が対称に配置されているので、負荷を分散して駆動することができ、動力伝達部の強度の裕度をさらに上げることができる。
特に、ノズル5の固定部が2個所で支持されているので、非金属であるノズル5に加わる負荷が軸対称になり、無理な曲げ変形を生じさせないという強度上の利点がある。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…操作器、2…絶縁体、3…シャフト、4…パッファシリンダ、5…ノズル、6…駆動側導体、7…被駆動側導体、8…ベース、9…ボルト、10…第1電極部、11…第2電極部、20、30…ロッド、21…接触ピン、22、32…レバー、22a…レバーのU字状溝、23…ピン、24、34…連結ピン、25…スロット穴、26、36…ケース、27、37…被駆動側電極子、28、44…双方向駆動機構部、31…カム溝、33…支点ピン、35…ベルクランク支点ピン、36…ケース、38…力点ピン、39…第1のスロット穴、40…レバースロット穴、41…作用点ピン、42…第2のスロット穴、43…ベルクランク、50…タンク、60…回転接線力、61…軸方向の移動力、63、64、65…作用ベクトル、α…回転接線力と軸方向の移動力の角度、S…被駆動側移動量、f1…特許文献1における必要軸力、f2…実施例1における必要軸力、F1…特許文献1における駆動力、F2…実施例1における駆動力、f1/F1…特許文献1における動力伝達効率、f2/F2…実施例1における動力伝達効率。

Claims (7)

  1. 絶縁ガスが密閉されたタンク内に収納されている駆動側導体と被駆動側導体のうち、前記被駆動側導体を、操作器からの駆動力を受けて前記駆動側導体の駆動方向とは反対方向に駆動する双方向駆動機構部を備えたガス遮断器であって、
    前記双方向駆動機構部は、前記操作器の閉極、開極動作に追従して動作するノズルと連結され、前記双方向駆動機構部に動力を伝達しカム溝を有するロッドと、前記被駆動側導体に固定され第1及び第2のスロット穴を有するケースと、少なくとも3点の移動点を有し、前記ケースの前記第2のスロット穴に沿って自身が移動できるベルクランクと、前記ケースに支点ピンを中心に回転するように保持され、一端が前記ロッドの前記カム溝を直線運動すると共に、前記ケースの前記第1のスロット穴及びレバースロット穴を移動するように設けられた力点ピンを有し、他端が前記ベルクランクの作用点ピンを介して接続され、自身の回転に伴い前記ベルクランクに、前記ケースの前記第2のスロット穴に沿ってベルクランク支点ピンが移動する移動力を与えるレバーとを備えていることを特徴とするガス遮断器。
  2. 請求項1に記載のガス遮断器であって、
    前記ロッドの前記カム溝は、軸方向に伸延するように形成され、前記カム溝の途中から伸延方向がずれた段差が形成されていることを特徴とするガス遮断器。
  3. 請求項1又は2に記載のガス遮断器であって、
    前記ベルクランクの少なくとも3点の移動点は、前記レバーの他端と接続する作用点ピンと、前記レバーの移動に伴い前記操作器に連結されるシャフトと接離する被駆動側接触子と接続する連結ピンと、前記ケースの前記第2のスロット穴に沿って移動するベルクランク支点ピンであることを特徴とするガス遮断器。
  4. 請求項3に記載のガス遮断器であって、
    前記ベルクランクは三角形状をなし、三角形状の前記ベルクランクの頂点に前記ベルクランク支点ピンが位置し、三角形状の前記ベルクランクの一方の角部に前記作用点ピンが位置し、三角形状の他方の前記ベルクランクの角部に前記連結ピンが位置することを特徴とするガス遮断器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガス遮断器であって、
    前記レバーは“く”の字形状をなし、“く”の字形状の前記レバーの屈曲部に前記支点ピンが位置し、“く”の字形状の前記レバーの一方の端部に前記レバースロット穴が形成され、このレバースロット穴を移動する前記力点ピンが位置し、“く”の字形状の他方の前記レバーの端部に前記作用点ピンが位置することを特徴とするガス遮断器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のガス遮断器であって、
    前記第1のスロット穴は軸方向に傾斜して形成された長円形であり、前記第2のスロット穴は軸方向に形成された円弧状の長円形であり、前記レバースロット穴は前記レバーの長手方向に形成された長円形であることを特徴とするガス遮断器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のガス遮断器であって、
    前記双方向駆動機構部(A)と、前記双方向駆動機構部(A)と同様な構成の双方向駆動機構部(B)とが、前記ケースを挟んで上下対称に配置されていることを特徴とするガス遮断器。
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