JPWO2013031298A1 - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

改善された光電変換効率を有する太陽電池モジュール及びその製造方法を提供する。配線32は、第1の線状部32aと第2の線状部32bとを有する。第1の線状部32aは、少なくとも一部が第1の電極21のフィンガー部21aの上に配されている。第1の線状部32aは、第1の電極21のフィンガー部21aに電気的に接続されている。第2の線状部32bは、少なくとも一部が第2の電極22のフィンガー部22aの上に配されている。第2の線状部32bは、第2の電極22のフィンガー部22aに電気的に接続されている。第1及び第2の線状部32a,32bの一方は、他方よりも幅が狭い。

Description

本発明は、太陽電池モジュール及びその製造方法に関する。
近年、環境負荷が小さなエネルギー源として、太陽電池モジュールに対する注目が高まってきている。太陽電池モジュールは、例えば特許文献1などに記載のように、配線材により電気的に接続された複数の太陽電池を備えている。
特開2009−266848号公報
受光面と反対の裏面に第1及び第2の電極を設けた裏面接合型の太陽電池において、第1及び第2の電極のそれぞれは、複数のフィンガー部を有する。第1の電極のフィンガー部と第2の電極のフィンガー部とは、フィンガー部の延びる方向に垂直な方向に沿って交互に配されている。このため、配線材の一方側を、隣り合う太陽電池の一方の太陽電池の第1の電極のフィンガー部に接続し、他方の太陽電池の第2の電極のフィンガー部に接続しようとする場合、太陽電池と配線材とを高精度に位置合わせする必要がある。位置合わせが十分でないと、光電変換効率が低くなる場合が考えられる。
本発明は、改善された光電変換効率を有する太陽電池モジュール及びその製造方法を提供することを主な目的とする。
本発明の太陽電池モジュールは、複数の太陽電池と、配線材と、接着層とを備える。複数の太陽電池は、光電変換部と、第1及び第2の電極とを有する。第1及び第2の電極は、光電変換部の一主面の上に配されている。配線材は、隣り合う太陽電池のうちの一方の太陽電池の第1の電極と、他方の太陽電池の第2の電極とを電気的に接続している。接着層は、配線材と太陽電池とを接着している。配線材は、絶縁性基板と、配線とを有する。配線は、絶縁性基板に設けられている。第1及び第2の電極は、それぞれ、複数のフィンガー部を有する。配線は、第1の線状部と第2の線状部とを有する。第1の線状部は、少なくとも一部が第1の電極のフィンガー部の上に配されている。第1の線状部は、第1の電極のフィンガー部に電気的に接続されている。第2の線状部は、少なくとも一部が第2の電極のフィンガー部の上に配されている。第2の線状部は、第2の電極のフィンガー部に電気的に接続されている。第1及び第2の線状部の一方は、他方よりも幅が狭い。
本発明の太陽電池モジュールの製造方法は、光電変換部と、光電変換部の一主面の上に配され、複数のフィンガー部を有する第1及び第2の電極とを有する複数の太陽電池を準備する工程と、絶縁性基板と、絶縁性基板に設けられ、第1及び第2の線状部を含み、第1及び第2の線状部の一方が他方よりも幅が狭い配線とを有する配線材を準備する工程と、太陽電池の第1の電極の前記フィンガー部の上に配線材の第1の線状部の少なくとも一部が位置すると共に、他の太陽電池の第2の電極のフィンガー部の上に配線材の第2の線状部の少なくとも一部が位置するように、太陽電池と配線材とを電気的に接続する工程とを備える。
本発明によれば、改善された光電変換効率を有する太陽電池モジュール及びその製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの略図的断面図である。 図2は、本発明の一実施形態における太陽電池の略図的裏面図である。 図3は、本発明の一実施形態における太陽電池ストリングの略図的裏面図である。 図4は、図3の線IV−IVにおける略図的断面図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
また、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
(太陽電池モジュール1)
図1に示されるように、太陽電池モジュール1は、太陽電池ストリング10を備えている。太陽電池ストリング10は、受光面側に位置する第1の保護部材11と、裏面側に位置する第2の保護部材12との間に配されている。第1の保護部材11と第2の保護部材12との間には、充填材層13が設けられている。太陽電池ストリング10は、充填材層13によって封止されている。
第1の保護部材11は、例えば、ガラス基板、樹脂基板等により構成することができる。第2の保護部材12は、例えば、樹脂シート、金属箔を介在させた樹脂シート、ガラス基板、樹脂基板等により構成することができる。充填材層13は、例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリエチレン(PE)、ポリウレタン(PU)などの樹脂により構成することができる。
太陽電池ストリング10は、第1の方向(x方向)に沿って配された複数の太陽電池20を備えている。複数の太陽電池20は、配線材30によって電気的に接続されている。
図2に示されるように、複数の太陽電池20のそれぞれは、光電変換部23を有する。光電変換部23は、受光した際に電子、正孔等のキャリアを生成させるものである。
光電変換部23は、一主面にp型表面とn型表面とを有する。光電変換部23は、例えば、一の導電型を有する半導体基板と、半導体基板の一主面の一部の上に配されており、他の導電型を有する第1の半導体層と、半導体基板の一主面の第1の半導体層が配されていない部分の少なくとも一部の上に配されており、一の導電型を有する第2の半導体層とを有していてもよい。この場合、第1及び第2の半導体層の一方の表面によりp型表面が構成され、他方の表面によりn型表面が構成される。第1及び第2の半導体層のそれぞれと半導体基板との間に、例えば数Å〜250Å程度の実質的に発電に寄与しない程度の厚みの、実質的に真性なi型半導体層が配されていてもよい。
また、光電変換部23は、例えば、それぞれ一主面に露出するように位置しており、p型ドーパント拡散領域とn型ドーパント拡散領域とが設けられた半導体基板により構成されていてもよい。
光電変換部23の一主面23aの上には、第1及び第2の電極21,22が配されている。具体的には、p型表面及びn型表面のうちの一方の上に第1の電極21が配されており、他方の上に第2の電極22が配されている。
第1及び第2の電極21,22のそれぞれは、くし歯状に設けられている。第1及び第2の電極21,22のそれぞれは、複数のフィンガー部21a、22aと、バスバー部21b、22bとを有する。複数のフィンガー部21a、22aのそれぞれは、第1の方向(x方向)に沿って延びている。複数のフィンガー部21a、22aは、第1の方向(x方向)に対して垂直な第2の方向(y方向)に沿って相互に間隔をおいて配されている。
複数のフィンガー部21aは、バスバー部21bに電気的に接続されている。バスバー部21bは、複数のフィンガー部21aのx方向における一方側に配されている。バスバー部21bは、太陽電池20のx方向における一方側端部において、y方向の一方側端部から他方側端部にわたって設けられている。
複数のフィンガー部22aは、バスバー部22bに電気的に接続されている。バスバー部22bは、複数のフィンガー部22aのx方向における他方側に配されている。バスバー部22bは、太陽電池20のx方向における他方側端部において、y方向の一方側端部から他方側端部にわたって設けられている。
複数の太陽電池20は、配線材30によって電気的に接続されている。具体的には、第1の方向(x方向)において隣り合う太陽電池20のうちの一方の太陽電池20の第1の電極21と他方の太陽電池の第2の電極22とが配線材30によって電気的に接続されている。
配線材30と太陽電池20とは、図4に示す接着層40によって接着されている。接着層40は、例えば、半田などの金属、樹脂接着剤の硬化物などにより構成することができる。接着層40は、樹脂接着剤の硬化物と、硬化物中に分散した導電性粒子とを含んでいることが好ましい。
配線材30は、絶縁性基板31と、絶縁性基板31に設けられた配線32とを有する。配線32は、第1の方向(x方向)において隣り合う太陽電池20のうちの一方の太陽電池20の第1の電極21と他方の太陽電池の第2の電極22とを電気的に接続している。
ここでは、配線32は、絶縁性基板31の太陽電池20側に主面の上に設けられている例について説明する。但し、配線32の一部は、例えば、絶縁性基板31の内部に設けられていてもよい。
絶縁性基板31は、例えば、樹脂、セラミック等の絶縁材料により構成することができる。絶縁性基板31は、可撓性を有していてもよい。なお、本発明において、「基板」には、「シート」及び「フィルム」が含まれるものとする。
配線32は、例えば、Cu,Al,Ag等の金属、これらの金属のうちの少なくとも一種を含む合金などにより構成することができる。
配線32は、第1の線状部32aと第2の線状部32bとを有する。第1及び第2の線状部32a,32bは、第1及び第2のフィンガー部21a,22aが延びる方向である第1の方向(x方向)に沿って延びている。
第1の線状部32aの少なくとも一部は、第1の方向(x方向)において隣り合う太陽電池20のうちの一方の太陽電池20の第1の電極21のフィンガー部21aの上に配されている。第1の線状部32aは、第1の電極21のフィンガー部21aにバスバー部21bを介さずに電気的に接続されている。第1の線状部32aは、第1の電極21のバスバー部21bを介してフィンガー部21aに電気的に接続されていてもよい。
第2の線状部32bの少なくとも一部は、第1の方向(x方向)において隣り合う太陽電池20の他方の太陽電池20の第2の電極22のフィンガー部22aの上に配されている。第2の線状部32bは、第2の電極22のフィンガー部22aにバスバー部22bを介さずに電気的に接続されている。第2の線状部32bは、第2の電極22のバスバー部22bを介してフィンガー部22aに電気的に接続されていてもよい。
図3に示すように、配線32の第1の線状部32aの第2の方向(y方向)における幅W1は、第2の線状部32bの第2の方向(y方向)における幅W2よりも狭い。
第1の線状部32aの幅W1の第2の線状部32bの幅W2に対する比(W1/W2)が小さくなり過ぎると、幅の小さい第1の線状部32aの電気抵抗が大きくなる場合がある。第1及び第2の線状部32a,32bの幅の比が大きくなり過ぎると、第2の線状部32bとフィンガー部21aとが接触しやすくなる場合がある。よって、W1/幅W2は、1/2〜3/4程度であることが好ましい。
第1の線状部32aの幅W1の、第1の線状部32aの下に位置するフィンガー部21aの第2の方向(y方向)における幅W21に対する比(W1/W21)は、1/4〜1/2程度であることが好ましく、1/4〜1/3程度であることがより好ましい。
第2の線状部32bの幅W2の、フィンガー部22aの第2の方向(y方向)における幅W22に対する比(W2/幅W22)は、1/4〜2/3程度であることが好ましく、1/3〜1/2程度であることがより好ましい。
フィンガー部21aの幅W21は、フィンガー部22aの幅W22よりも広いことが好ましい。この場合、幅の広いフィンガー部21aを含む第1の電極21を、少数キャリアを収集するための電極とし、幅の狭いフィンガー部22aを含む第2の電極22を、多数キャリアを収集するための電極とすることが好ましい。この場合、少数キャリアがフィンガー部21aにより収集されるまでに移動しなければならない距離を短くすることができる。従って、少数キャリアの再結合を抑制できるため、太陽電池モジュール1の光電変換効率を改善し得る。
より改善された光電変換効率を実現する観点からは、フィンガー部22aの幅W22の、フィンガー部21aの幅W21に対する比(W22/W21)は、2/3〜7/8程度であることが好ましい。
(太陽電池モジュール1の製造方法)
次に、太陽電池モジュール1の製造方法の一例について説明する。
まず、複数の太陽電池20と配線材30とを準備する。
次に、太陽電池20の第2の電極22のフィンガー部22aの上に配線材30の第2の線状部32bの少なくとも一部が位置すると共に、他の太陽電池20の第2電極第1の電極21のフィンガー部21aの上に配線材30の第1の線状部32aの少なくとも一部が位置するように2つの太陽電池20と配線材30とを配置する。その状態で各太陽電池20と配線材30とを接着剤を用いて接着すると共に、一方の太陽電池20の第1の電極21のフィンガー部21aと、他方の太陽電池20の第2の電極22のフィンガー部22aとを電気的に接続する。この接着工程を少なくとも一回行うことにより、太陽電池ストリング10を作製する。
次に、太陽電池ストリング10を、第1及び第2の保護部材11,12の間に、充填材層13を用いて封止する。具体的には、例えば、第2の保護部材12の上に、充填材層13を構成するためのEVAシートなどの樹脂シートを載置する。その樹脂シートの上に、太陽電池ストリング10を載置し、その上に、充填材層13を構成するためのEVAシートなどの樹脂シートを載置し、さらにその上に、第1の保護部材11を載置する。これらを、減圧雰囲気下においてラミネートすることにより、太陽電池モジュール1を完成させることができる。
以上説明したように、本実施形態では、第1の線状部32aの幅W1が第2の線状部32bの幅W2よりも狭い。このため、第1の線状部32aとフィンガー部21aとの位置合わせの精度が低い場合にも、第1の線状部32aがフィンガー部22aと接触することを抑制することができる。従って、改善された光電変換効率を得ることができる。
また、フィンガー部22aの幅W22がフィンガー部21aの幅W21よりも狭い場合、幅の狭いフィンガー部22aに幅の広い第2の線状部32bが接続され、幅の広いフィンガー部21aに幅の狭い第1の線状部31aが接続される。この場合、幅の狭いフィンガー部22aに幅の広い第2の線状部32bを接続する際に、高精度な位置合わせを行いさせすれば、幅の広いフィンガー部21aに幅の狭い第1の線状部32aを接続する際には、高度な位置合わせは不要となる。よって、フィンガー部21a,22aへの配線材32の接続が容易となる。従って、複数の太陽電池20を配線材30によって接続することが容易となり、太陽電池モジュール1の製造が容易となる。
また、第1の線状部32aとフィンガー部22aとの接触を規制するために太陽電池20と配線材30との高精度な位置合わせを要さない。よって、複数の太陽電池20の配線材30による接続を容易に行うことができる。従って、太陽電池モジュール1を容易に製造することができる。即ち、太陽電池モジュール1は、製造が容易なものである。
太陽電池モジュール1の製造をより容易にし、改善された光電変換効率を得る観点からは、第1の線状部32aの幅W1の第2の線状部32bの幅W2に対する比(W1/W2)は、3/4以下であることが好ましく、2/3以下であることがより好ましい。但し、W1/W2が小さすぎると、太陽電池モジュール1の出力が低下する場合がある。従って、W1/W2は、1/3以上であることが好ましく、1/2以上であることがより好ましい。
また、本実施形態では、幅狭の第1の線状部32aの下方に位置している第1のフィンガー部21aが、第2のフィンガー部22aよりも幅広に設けられている。このため、第1の線状部32aの幅W1の第1のフィンガー部21aの幅W21に対する比(W1/W21)をより小さくすることができる。従って、第1の線状部32aとフィンガー部22aとの接触を規制するための太陽電池20と配線材30との位置合わせ精度に対する要求がより低くなる。従って、太陽電池モジュール1をより容易に製造することができる。
太陽電池モジュール1の製造をより容易にする観点からは、W1/W21は、1/2以下であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。W2/W22は、2/3以下であることが好ましく、1/2以下であることがより好ましい。但し、W1/W21、W2/W22が小さすぎると、第1及び第2の線状部32a、32bの電気抵抗が高くなりすぎる場合がある。従って、W1/W21及びW2/W22のそれぞれは、1/4以上であることが好ましく、1/3以上であることがより好ましい。
なお、本発明はここでは記載していない様々な実施形態を含む。例えば、第2の線状部の幅が第1の線状部の幅よりも狭くてもよい。
第1及び第2の線状部のうち幅狭の線状部の少なくとも一部が、第1及び第2の電極のフィンガー部のうち、幅狭のフィンガー部の上に位置しており、幅広の線状部の少なくとも一部が、幅広のフィンガー部の上に位置していてもよい。
また、第1及び第2の線状部のうち幅狭の線状部の長さが、第1及び第2の線状部のうち幅広の線状部の長さより長くしてもよい。これによって、幅狭の線状部と第1電極または第2電極の接触抵抗を低くすることができる。
2つの太陽電池のうちの一方の太陽電池と配線材とを位置合わせした上で電気的に接続し、その後に、他方の太陽電池と、一方の太陽電池に電気的に接続された配線材との位置合わせを行い、電気的に接続してもよい。
従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…太陽電池モジュール
20…太陽電池
21…第1の電極
22…第2の電極
21a、22a…フィンガー部
23…光電変換部
23a…光電変換部の主面
30…配線材
31…絶縁性基板
32…配線
32a…第1の線状部
32b…第2の線状部
40…接着層

Claims (7)

  1. 光電変換部と、前記光電変換部の一主面の上に配された第1及び第2の電極とを有する複数の太陽電池と、
    隣り合う前記太陽電池のうちの一方の太陽電池の前記第1の電極と、他方の太陽電池の前記第2の電極とを電気的に接続している配線材と、
    前記配線材と前記太陽電池とを接着している接着層と、
    を備え、
    前記配線材は、絶縁性基板と、前記絶縁性基板に設けられた配線とを有し、
    前記第1及び第2の電極は、それぞれ、複数のフィンガー部を有し、
    前記配線は、少なくとも一部が前記第1の電極の前記フィンガー部の上に配されており、前記第1の電極の前記フィンガー部に電気的に接続されている第1の線状部と、少なくとも一部が前記第2の電極の前記フィンガー部の上に配されており、前記第2の電極の前記フィンガー部に電気的に接続されている第2の線状部とを有し、
    前記第1及び第2の線状部の一方は、他方よりも幅が狭い、太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1の線状部の幅が前記第2の線状部の幅よりも狭く、
    前記第1の線状部の幅の前記第2の線状部の幅に対する比(第1の線状部の幅/第2の線状部の幅)は、1/3〜3/4である。
  3. 請求項1または2に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1の線状部の幅が前記第2の線状部の幅よりも狭く、
    前記第1の電極の前記フィンガー部の幅は、前記第2の電極の前記フィンガー部の幅よりも広い。
  4. 請求項3に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1の電極が少数キャリアを収集する電極であり、
    前記第2の電極が多数キャリアを収集する電極である。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1の線状部の幅の前記第1の電極の前記フィンガー部の幅に対する比(第1の線状部の幅/第1の電極の前記フィンガー部の幅)は、1/4〜1/3である。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第2の線状部の幅の前記第2の電極の前記フィンガー部の幅に対する比(第2の線状部の幅/第2の電極の前記フィンガー部の幅)は、1/3〜1/2である。
  7. 光電変換部と、前記光電変換部の一主面の上に配され、複数のフィンガー部を有する第1及び第2の電極とを有する複数の太陽電池を準備する工程と、
    絶縁性基板と、前記絶縁性基板に設けられ、第1及び第2の線状部を含み、前記第1及び第2の線状部の一方が他方よりも幅が狭い配線とを有する配線材を準備する工程と、
    前記太陽電池の前記第1の電極の前記フィンガー部の上に前記配線材の前記第1の線状部の少なくとも一部が位置すると共に、他の太陽電池の前記第2の電極の前記フィンガー部の上に前記配線材の前記第2の線状部の少なくとも一部が位置するように、太陽電池と配線材とを電気的に接続する工程と、
    を備える、太陽電池モジュールの製造方法。
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