JPWO2013015375A1 - タイヤ - Google Patents
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Abstract
タイヤにおいて、傾斜溝(100)は、タイヤ赤道線を含むトレッド幅方向の中央部からトレッド幅方向外側に向かって延在し、第1溝幅を有する幅広部分(100w)と、前記第1溝幅よりも狭い第2溝幅を有する幅狭部分(100n)とを含む。前記幅広部分(100w)と前記幅狭部分(100n)とは、前記中央部からトレッド幅方向外側に向かって交互に繰り返される。
Description
本発明は、タイヤ周方向に対して傾斜する傾斜溝がタイヤ周方向において複数形成され、傾斜溝間に設けられるブロック状陸部にはトレッド幅方向に延びるサイプが形成されたタイヤに関する。
従来、乗用自動車などに装着される空気入りタイヤ(以下、タイヤ)では、氷雪路での性能向上を図るため様々なトレッドパターンが用いられている。例えば、トレッド幅方向におけるトレッド中央部に、タイヤ周方向に対して傾斜する複数の傾斜溝と、隣接する傾斜溝間にトレッド幅方向に延びるラグ溝とを形成することによって、トレッド中央部にタイヤ周方向に延びるジグザグ状の陸部が設けられたタイヤが知られている。また、当該陸部には、トレッド幅方向に延びるジグザグ状のサイプが形成されている(特許文献1参照)。
しかしながら、近年、乗用自動車の性能向上に伴い、湿潤路及び氷雪路での性能をより高い次元で両立したタイヤが求められていた。
第1の特徴に係るタイヤにおいて、タイヤ周方向に対して傾斜する傾斜溝がタイヤ周方向において複数形成され、前記傾斜溝間に設けられるブロック状陸部にはトレッド幅方向に延びるサイプが形成される。前記傾斜溝は、タイヤ赤道線を含むトレッド幅方向の中央部からトレッド幅方向外側に向かって延在する。前記傾斜溝は、第1溝幅を有する幅広部分と、前記第1溝幅よりも狭い第2溝幅を有する幅狭部分とを含む。前記幅広部分と前記幅狭部分とは、前記中央部からトレッド幅方向外側に向かって交互に繰り返される。
次に、実施形態に係るタイヤ(空気入りタイヤ)について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
[第1実施形態]
(1)空気入りタイヤの概略構成
図1は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ10のトレッドの一部平面展開図である。図1に示すように、空気入りタイヤ10には、タイヤ周方向に延びる直線状の周方向溝20及び周方向溝30が形成される。
(1)空気入りタイヤの概略構成
図1は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ10のトレッドの一部平面展開図である。図1に示すように、空気入りタイヤ10には、タイヤ周方向に延びる直線状の周方向溝20及び周方向溝30が形成される。
空気入りタイヤ10は、降雪時の使用に耐え得るいわゆる冬用タイヤであり、自動車への装着時における回転方向が指定されるトレッドパターンを有する。ここで言う冬用タイヤとは、氷雪路での性能を重視したスタッドレスタイヤと、氷雪路及び非氷雪路での性能をバランスよく確保したオールシーズン用タイヤなどを含むタイヤのことを言う。なお、空気入りタイヤ10には、空気に代えて窒素ガスなどの不活性ガスを充填してもよい。また、図1において、細線部分は、正規内圧及び正規荷重時には、路面に接地しない領域を意味している。
また、周方向溝20と周方向溝30との間には、複数のブロック状陸部40が設けられる。すなわち、ブロック状陸部40は、タイヤ赤道線CLを含む領域に設けられる。ブロック状陸部40には、トレッド幅方向DTに延びるサイプ50が形成される。なお、空気入りタイヤ10には、図示しないサイプが形成されていてもよい。例えば、空気入りタイヤ10には、トレッド幅方向DTに延びるサイプと、タイヤ周方向DCに延びるサイプとが形成されてもよい。また、タイヤ赤道線CLの位置には、タイヤ周方向DCに沿って延びる直線状のサイプ(不図示)が形成されている。
ブロック状陸部40は、タイヤ周方向DCに対して傾斜する傾斜溝100間に設けられる。傾斜溝100は、タイヤ周方向DCにおいて複数形成される。傾斜溝100は、トレッド幅方向DTの中央部、具体的にはタイヤ赤道線CLから、トレッド幅方向DTに向けて延在するジグザグ状の溝である。なお、トレッド幅方向DTの中央部とは、日本自動車タイヤ協会(JATMA)などで規定される正規内圧に設定された空気入りタイヤ10に正規荷重が付加された状態において、タイヤ赤道線CLを含むトレッド幅の60%の領域内を意味する。
(2)陸部の形状
図2は、空気入りタイヤ10のトレッドの一部拡大平面図である。図2に示すように、傾斜溝100は、幅広部分100wと幅狭部分100nとを含む。具体的には、幅広部分100wと幅狭部分100nとが交互に繰り返される。
図2は、空気入りタイヤ10のトレッドの一部拡大平面図である。図2に示すように、傾斜溝100は、幅広部分100wと幅狭部分100nとを含む。具体的には、幅広部分100wと幅狭部分100nとが交互に繰り返される。
幅広部分100wは、タイヤ赤道線CLを含むトレッド幅方向DTの中央部からトレッド幅方向DT外側に向かって延在し、第1溝幅を有する部分である。幅狭部分100nは、第1溝幅よりも狭い第2溝幅を有する部分である。幅広部分100wと幅狭部分100nとは、トレッド幅方向DTからトレッド幅方向DT外側に向かって交互に繰り返される。
実施形態において、溝幅は、傾斜溝100が延びる方向に沿った傾斜溝100の延長線L1に対して直交する方向における傾斜溝100の幅であってもよい。或いは、溝幅は、傾斜溝100が延びる方向に沿った延長線L2に対して直交する方向における傾斜溝100の幅であってもよい。
傾斜溝100は、タイヤ赤道線CLを基準としたトレッド幅方向DTにおける一方の領域と他方の領域とにそれぞれ形成される。傾斜溝100は、当該一方の領域と他方の領域とにおいて、概ね対称(線対称)の形状を有する。
傾斜溝100は、タイヤ赤道線CLを含むトレッド幅方向DTの中央部において、当該一方の領域に形成された傾斜溝100と、当該他方の領域に設けられるブロック状陸部40とが対向する。この逆に、当該他方の領域に形成された傾斜溝100と、当該一方の領域に設けられるブロック状陸部40とが対向する。つまり、当該一方の領域と当該他方に領域とでは、ブロック状陸部40及び傾斜溝100の配置位置がタイヤ周方向DCにおいてずれている。このように、タイヤ周方向DCにおいて傾斜溝100の配置位置(位相)がずれていることによって、パターンノイズを削減することができる。また、トレッド幅方向DTに沿って延びる溝壁100αが形成されることによって、タイヤ周方向DCにおけるエッジとして溝壁100αが機能し、トラクション性能が向上する。
また、傾斜溝100のトレッド幅方向DT外側の端部は、周方向溝20(周方向溝30)に連通する。傾斜溝100は、サイプ50以外とは交差することなく周方向溝20(周方向溝30)まで延在する。言い換えると、センター領域において交差する溝が存在しないため、トレッド幅方向DT外側に向けてスムーズに水を排出することができ、排水性能が向上する。
傾斜溝100は、四角形状の第1溝部110及び第2溝部120を有する。第2溝部120は、第1溝部110よりもトレッド幅方向DT外側において第1溝部110に連通する。本実施形態では、第1溝部110及び第2溝部120は、平行四辺形状である。第2溝部120は、第1溝部110よりもトレッド幅方向DT外側にずれることによって、幅狭部分100nを形成している。傾斜溝100は、第1溝部110及び第2溝部120のような四角形状の溝部が繰り返されることによって、トレッド幅方向DT外側まで延在する。
なお、本実施形態のように、タイヤ周方向DCと傾斜溝100とが成す鋭角側の角度が60度未満の場合(傾斜溝100の溝中心を通過する直線を基準)、第2溝部120は、第1溝部110よりもトレッド幅方向外側にずれることによって、幅狭部分100nを形成することが好ましい。幅狭部分100nの形成によって、排水性を維持したまま、傾斜溝100内に雪を留めることができ、傾斜溝100内に留まる雪によって、雪上におけるせん断力が向上する。これによって、雪上におけるトラクション性能が向上する。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態に係る空気入りタイヤ10Aのトレッドの一部平面展開図である。以下、上述した空気入りタイヤ10と異なる部分について主に説明する。空気入りタイヤ10と比較すると、空気入りタイヤ10Aでは、傾斜溝100Aの形状が多少異なっている。
図3は、第2実施形態に係る空気入りタイヤ10Aのトレッドの一部平面展開図である。以下、上述した空気入りタイヤ10と異なる部分について主に説明する。空気入りタイヤ10と比較すると、空気入りタイヤ10Aでは、傾斜溝100Aの形状が多少異なっている。
図3に示すように、傾斜溝100Aは、第1溝部110A及び第2溝部120Aを有する。第2溝部120Aは、第1溝部110Aよりもトレッド幅方向DT外側において第1溝部110Aに連通する。傾斜溝100Aは、第1溝部110A及び第2溝部120Aのような四角形状の溝部が繰り返されることによって、トレッド幅方向DT外側まで延在する。
タイヤ周方向DCと傾斜溝100Aとが成す鋭角側の角度は、上述した傾斜溝100よりも小さいが、傾斜溝100と同様に、第2溝部120Aは、第1溝部110Aよりもトレッド幅方向外側にずれることによって、幅狭部分100nを形成することが好ましい。
このように、タイヤ周方向DCにおいて傾斜溝100Aの配置位置(位相)がずれていることによって、パターンノイズを削減することができる。また、トレッド幅方向DTに沿って延びる溝壁100αが形成されることによって、タイヤ周方向DCにおけるエッジとして溝壁100αが機能し、トラクション性能が向上する。
また、第1実施形態と同様に、幅狭部分100nの形成によって、排水性を維持したまま、傾斜溝100内に雪を留めることができ、傾斜溝100内に留まる雪によって、雪上におけるせん断力が向上する。これによって、雪上におけるトラクション性能が向上する。
[第3実施形態]
図4は、第3実施形態に係る空気入りタイヤ10Bのトレッドの一部平面展開図である。以下、上述した空気入りタイヤ10と異なる部分について主に説明する。空気入りタイヤ10と比較すると、空気入りタイヤ10Bでは、傾斜溝200の形状が異なっている。
図4は、第3実施形態に係る空気入りタイヤ10Bのトレッドの一部平面展開図である。以下、上述した空気入りタイヤ10と異なる部分について主に説明する。空気入りタイヤ10と比較すると、空気入りタイヤ10Bでは、傾斜溝200の形状が異なっている。
傾斜溝200は、四角形状の第1溝部210及び第2溝部220を有する。第2溝部220は、第1溝部210よりもトレッド幅方向DT外側において第1溝部210に連通する。傾斜溝200は、第1溝部210及び第2溝部220のような四角形状の溝部が繰り返されることによって、トレッド幅方向DT外側まで延在する。このような形状は、上述した傾斜溝100と同様である。
一方、第2溝部220は、傾斜溝200が延在する方向において、第1溝部210よりもタイヤ周方向DCにずれることによって、幅狭部分200nを形成する。本実施形態では、タイヤ周方向DCと傾斜溝200とが成す鋭角側の角度が30度以上であり、このような場合、第2溝部220は、傾斜溝200が延在する方向において、第1溝部210よりもタイヤ周方向DCにずれることによって、幅狭部分200nを形成することが好ましい。
このように、タイヤ周方向DCにおいて傾斜溝200の配置位置(位相)がずれていることによって、パターンノイズを削減することができる。また、タイヤ周方向DCに沿って延びる溝壁200αが形成されることによって、トレッド幅方向DTにおけるエッジとして溝壁200αが機能し、雪上における操縦安定性が向上する。
また、第1実施形態と同様に、幅狭部分200nの形成によって、排水性を維持したまま、傾斜溝200内に雪を留めることができ、傾斜溝200内に留まる雪によって、雪上におけるせん断力が向上する。これによって、雪上におけるトラクション性能が向上する。
[作用・効果]
上述した空気入りタイヤ10,10A,10Bによれば、傾斜溝(例えば、傾斜溝100)は、タイヤ赤道線CLを含むトレッド幅方向DTの中央部からトレッド幅方向DT外側に向かって延在する。また、傾斜溝の幅広部分と幅狭部分とは、トレッド幅方向DTの中央部からトレッド幅方向DT外側に向かって交互に繰り返される。
上述した空気入りタイヤ10,10A,10Bによれば、傾斜溝(例えば、傾斜溝100)は、タイヤ赤道線CLを含むトレッド幅方向DTの中央部からトレッド幅方向DT外側に向かって延在する。また、傾斜溝の幅広部分と幅狭部分とは、トレッド幅方向DTの中央部からトレッド幅方向DT外側に向かって交互に繰り返される。
このため、傾斜溝に入り込んだ雪は、逃げ場を規制されるため、結果的に雪柱せん断力が増大する。したがって、氷雪路におけるトラクションや制動力が向上する。また、例えば、傾斜溝100は、トレッド幅方向DT外側に向かって延在するとともに、周方向溝20,30に連通するため、傾斜溝100に入り込んだ雨水を効率的に排水できる。
すなわち、空気入りタイヤ10,10A,10Bによれば、湿潤路及び氷雪路での性能を高い次元で両立し得る。
また、例えば、第1実施形態では、タイヤ赤道線CLを基準とした一方の領域と他方に領域とでは、ブロック状陸部40及び傾斜溝100の配置位置がタイヤ周方向DCにおいてずれている。このため、入り込んだ雪は、さらに逃げ場を規制されるため、氷雪路におけるトラクションや制動力の更なる向上に寄与し得る。
また、例えば、第1実施形態では、第2溝部120は、第1溝部110よりもトレッド幅方向DT外側にずれることによって、幅狭部分100nを形成している。さらに、第3実施形態では、第2溝部220は、傾斜溝200が延在する方向において、第1溝部210よりもタイヤ周方向DCにずれることによって、幅狭部分200nを形成する。
このため、傾斜溝のエッジ成分が増大することによって氷雪路でのトラクションや制動力、さらにはハンドリング性能向上に寄与し得る。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した第1実施形態では、第1溝部110及び第2溝部120は、四角形状であったが、第1溝部110及び第2溝部120は、四角形状に限定されず、例えば、楕円状でもよい。
第1実施形態では、タイヤ赤道線CLを基準とした一方の領域と他方に領域とでは、ブロック状陸部40及び傾斜溝100の配置位置がタイヤ周方向DCにおいてずれていたが、このような配置は、必ずしも必須ではなく、ブロック状陸部40及び傾斜溝100の配置位置は、タイヤ周方向DCにおいて一致していてもよい。
上述した実施形態では、トレッド幅方向DTの中央部とは、JATMAなどで規定される正規内圧に設定された空気入りタイヤ10に正規荷重が付加された状態において、タイヤ赤道線CLを含むトレッド幅の60%の領域内を意味するものとしたが、キャンバー角が大きい自動車への装着を前提した空気入りタイヤの場合などには、正規内圧に設定された空気入りタイヤに正規荷重が付加された状態におけるトレッド幅方向の中心を基準としたトレッドの「接地幅」の60%の領域内を意味するものとしてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
なお、日本国特許出願第2011−163360号(2011年7月26日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
本発明の特徴によれば、湿潤路及び氷雪路での性能をより高い次元で両立し得るタイヤを提供することができる。
Claims (7)
- タイヤ周方向に対して傾斜する傾斜溝がタイヤ周方向において複数形成され、前記傾斜溝間に設けられるブロック状陸部にはトレッド幅方向に延びるサイプが形成されたタイヤであって、
前記傾斜溝は、
タイヤ赤道線を含むトレッド幅方向の中央部からトレッド幅方向外側に向かって延在し、
第1溝幅を有する幅広部分と、前記第1溝幅よりも狭い第2溝幅を有する幅狭部分とを含み、
前記幅広部分と前記幅狭部分とは、前記中央部からトレッド幅方向外側に向かって交互に繰り返されるタイヤ。 - 前記傾斜溝は、タイヤ赤道線を基準としたトレッド幅方向における一方の領域と他方の領域とに形成され、
タイヤ赤道線を含む前記中央部において、前記一方の領域に形成された前記傾斜溝と、前記他方の領域に設けられる前記ブロック状陸部とが対向するとともに、前記他方の領域に形成された前記傾斜溝と、前記一方の領域に設けられる前記ブロック状陸部とが対向する請求項1に記載のタイヤ。 - タイヤ周方向に延びる直線状の周方向溝が形成され、
前記傾斜溝のトレッド幅方向外側の端部は、前記周方向溝に連通する請求項1または2に記載のタイヤ。 - 前記傾斜溝は、
四角形状の第1溝部と、
前記第1溝部よりもトレッド幅方向外側において前記第1溝部に連通する四角形状の第2溝部と
を有し、
前記第2溝部は、前記第1溝部よりもトレッド幅方向外側にずれることによって、前記幅狭部分を形成する請求項1乃至3の何れか一項に記載のタイヤ。 - 前記傾斜溝は、
四角形状の第1溝部と、
前記第1溝部よりもトレッド幅方向外側において前記第1溝部に連通する四角形状の第2溝部と
を有し、
前記第2溝部は、前記傾斜溝が延在する方向において、前記第1溝部よりもタイヤ周方向にずれることによって、前記幅狭部分を形成する請求項1乃至3の何れか一項に記載のタイヤ。 - タイヤ周方向と前記傾斜溝とが成す鋭角側の角度が60度未満の場合、前記第2溝部は、前記第1溝部よりもトレッド幅方向外側にずれることによって、前記幅狭部分を形成する請求項4に記載のタイヤ。
- タイヤ周方向と前記傾斜溝とが成す鋭角側の角度が30度以上の場合、前記第2溝部は、前記傾斜溝が延在する方向において、前記第1溝部よりもタイヤ周方向にずれることによって、前記幅狭部分を形成する請求項5に記載のタイヤ。
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