JPWO2012176720A1 - 照明用ライトガイド保持構造及びホルダー - Google Patents

照明用ライトガイド保持構造及びホルダー Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012176720A1
JPWO2012176720A1 JP2013521568A JP2013521568A JPWO2012176720A1 JP WO2012176720 A1 JPWO2012176720 A1 JP WO2012176720A1 JP 2013521568 A JP2013521568 A JP 2013521568A JP 2013521568 A JP2013521568 A JP 2013521568A JP WO2012176720 A1 JPWO2012176720 A1 JP WO2012176720A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide groove
distal end
end side
guide
fitting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013521568A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5949762B2 (ja
Inventor
祥一 田尾
祥一 田尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013521568A priority Critical patent/JP5949762B2/ja
Publication of JPWO2012176720A1 publication Critical patent/JPWO2012176720A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5949762B2 publication Critical patent/JP5949762B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/07Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements using light-conductive means, e.g. optical fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2423Optical details of the distal end
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details
    • G02B23/2461Illumination
    • G02B23/2469Illumination using optical fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0005Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being of the fibre type
    • G02B6/0008Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being of the fibre type the light being emitted at the end of the fibre

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

筒状のホルダー(20)は、可撓性チューブ(11)の先端側開口及び筒状の保護フード(17)の基端側開口に嵌め込まれて、可撓性チューブ(11)と保護フード(17)を連結する。ホルダー(20)に設けられた案内路(30)がホルダー(20)の基端側端面(21a)から先端側端面(22a)まで通じ、案内路(30)の少なくとも一部がホルダー(20)の外周面又は内周面において開放され、案内路(30)の先端寄り部分が径方向外方へ湾曲し、照明用ライトガイド(15)の先端部が案内路(30)に挿入されている。

Description

本発明は、体腔に挿入されるプローブ、ビデオスコープ又はカテーテル等に用いられる照明用ライトガイド保持構造及びホルダーに関する。
生体組織の病変状態を観察するために、様々な技術が提案され、実用化されている。特に、内視鏡は、広く普及している(例えば、特許文献1参照)。内視鏡が管腔へ挿入されて、管腔壁の生体組織が内視鏡の先端部から出射した照明光によって照明され、管腔壁の生体組織が内視鏡の先端部で撮影される。内視鏡によって撮影された像は、表示装置及び印刷装置等の出力装置に伝送されて、出力装置から出力される。また、内視鏡の照明として、ライトガイド(例えば、特許文献2参照)が用いられることがある。
内視鏡を用いた画像診断だけでなく、蛍光を用いて診断を行う技術が提案されている。蛍光を用いて診断を行うためには、生体組織の測定部位から蛍光が発するようにその測定部位に励起光(例えば、紫外線)を照射し、発生した蛍光の波長や強度を分析する。そのような診断を行うべく、ケーブル状のプローブが開発されており、生体組織の変性や癌等の疾患状態(例えば、疾患の種類や浸潤範囲)の診断に用いられている。
この種のプローブには、投光用光ファイバー、受光用光ファイバー及びレンズ等が内蔵されている。投光用光ファイバーの先端から出射した励起光がレンズによって生体組織の測定部位に投射され、生体組織の測定部位から発した蛍光がそのレンズによって受光用光ファイバーの先端に投射される。受光用光ファイバーに入射した蛍光は受光用光ファイバーによってスペクトル解析装置に伝送され、蛍光のスペクトル解析がその装置によって行われる。
また、照明用ライトガイドが内蔵されたプローブもあり、照明用ライトガイドによって導光された照明光がプローブの先端部から照射される。そのため、プローブの先端部の周囲が照明される。
プローブ及び内視鏡の何れにおいても、先端部の周囲の照明範囲が広いことが望ましい。例えば、特許文献1に記載の内視鏡では、照明用ライトガイドの先端部が内視鏡の軸線方向から径方向外方に湾曲されていることで、照明範囲が広くなっている。
一般的に、照明用ライトガイドの先端部を内視鏡やプローブの先端部の内部に固定するべく、ホルダーが用いられる。具体的には、照明用ライトガイドの先端部がホルダーを軸線方向に貫通することによって、照明用ライトガイドの先端部がホルダーによって抱持され、そのホルダーが内視鏡やプローブの先端部の内部に固定される。
特開2010−119430号公報 特開平5−27120号公報
ところが、照明用ライトガイドの先端部をホルダーによって固定した場合、照明用ライトガイドの先端部を特許文献1に記載のように径方向外方に湾曲させると、照明用ライトガイドが通される貫通孔も径方向外方に湾曲される。そのため、ホルダーの径に対して貫通孔の占める範囲が大きくなってしまう。そうすると、ホルダーの肉厚が大きくなってしまうとともに、ホルダーの径も大きくなってしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、照明用ライトガイドを固定するホルダーを薄肉にして、ホルダーを小径化できるようにすることである。
以上の課題を解決するための請求項1に係る発明は、チューブの先端側開口及び筒状の保護フードの基端側開口に嵌め込まれて、前記チューブと前記保護フードを連結する筒状のホルダーに、前記チューブに挿入された照明用ライトガイドの先端部を保持する照明用ライトガイド保持構造において、前記ホルダーに設けられた案内路が前記ホルダーの基端側端面から前記ホルダーの先端側端面まで通じ、前記案内路の少なくとも一部が前記ホルダーの外周面又は内周面において開放され、前記案内路の先端寄り部分が径方向外方へ湾曲し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内路に挿入されていることを特徴とする照明用ライトガイド保持構造である。
請求項2に係る発明は、前記案内路が、前記ホルダーの内周面の基端寄り部分に凹設され、軸線方向に延在した第一案内溝と、前記第一案内溝よりも先端寄りにおいて前記ホルダーの外周面に凹設され、軸線方向に延在した第二案内溝と、前記第一案内溝の先端側端部から前記第二案内溝の基端側端部まで貫通した連通穴と、を有し、前記第二案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記第一案内溝、前記連通穴及び前記第二案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用ライトガイド保持構造である。
請求項3に係る発明は、前記案内路が、前記ホルダーの外周面に凹設され、前記ホルダーの基端側の端面から前記ホルダーの先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用ライトガイド保持構造である。
請求項4に係る発明は、前記案内路が、前記ホルダーの内周面に凹設され、前記ホルダーの基端側の端面から前記ホルダーの先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用ライトガイド保持構造である。
請求項5に係る発明は、前記案内路が、前記ホルダーの外周面の基端寄り部分に凹設され、軸線方向に延在した案内溝と、前記ホルダーの基端側の端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記案内溝の基端側端部に通じた案内孔と、を有し、前記案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内孔及び前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用ライトガイド保持構造である。
請求項6に係る発明は、チューブの先端側開口及び筒状の保護フードの基端側開口に嵌め込まれて、前記チューブと前記保護フードを連結する筒状のホルダーにおいて、前記チューブの先端側開口に嵌め込まれる基端側嵌合部と、前記基端側嵌合部の先端側に連結され、前記保護フードの基端側開口に嵌め込まれる先端側嵌合部と、前記基端側嵌合部の基端側端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔された第一の孔と、前記先端側嵌合部の先端側端面から基端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記第一の孔に通じた第二の孔と、前記基端側嵌合部及び前記先端側嵌合部に設けられ、前記基端側嵌合部の基端側端面から前記先端側嵌合部の先端側端面まで通じた案内路と、を備え、前記案内路の少なくとも一部が前記第一の孔の内面、前記第二の孔の内面、前記基端側嵌合部の外周面又は前記先端側嵌合部の外周面において開放され、前記案内路の先端寄り部分が径方向外方へ湾曲し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内路に挿入されていることを特徴とするホルダーである。
請求項7に係る発明は、前記案内路が、前記第一の孔の内面に凹設され、軸線方向に延在した第一案内溝と、前記第一案内溝よりも先端寄りにおいて前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、軸線方向に延在した第二案内溝と、前記第一案内溝の先端側端部から前記第二案内溝の基端側端部まで貫通した連通穴と、を有し、前記第二案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記第一案内溝、前記連通穴及び前記第二案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のホルダーである。
請求項8に係る発明は、前記案内路が、前記基端側嵌合部及び前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、前記基端側嵌合部の基端側の端面から前記先端側嵌合部の先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のホルダーである。
請求項9に係る発明は、前記案内路が、前記第一の孔及び前記第二の孔の内面に凹設され、前記基端側嵌合部の基端側の端面から前記先端側嵌合部の先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のホルダーである。
請求項10に係る発明は、前記案内路が、前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、軸線方向に延在した案内溝と、前記第一の孔の周囲において前記基端側嵌合部の端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記案内溝の基端側端部に通じた案内孔と、を有し、前記案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内孔及び前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のホルダーである。
請求項11に係る発明は、前記第二の孔は先端側に向かって径が漸増するよう錐台に形成されている請求項6から10の何れか一項に記載のホルダーである。
請求項12に係る発明は、その先端部から励起光を生体組織に投光するとともに、その励起光に起因して前記生体組織から生じた放射光をその先端部で受光するプローブの前記先端部に設けられ、前記プローブの先端側となる筒状の保護フードと前記プローブの基端側となるチューブとを連結するホルダーにおいて、前記チューブの先端側開口に嵌め込まれる基端側嵌合部と、前記基端側嵌合部の先端側に連結され、前記保護フードの基端側開口に嵌め込まれる先端側嵌合部と、前記基端側嵌合部の基端側端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、励起光又は放射光の導光をする測定用光ファイバーが固定されたフェルールをくわえ込む保持孔と、前記先端側嵌合部の先端側端面から基端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記保持孔に通じた光通過孔と、前記基端側嵌合部及び前記先端側嵌合部に周方向に並設され、前記チューブに挿入された複数の照明用ライトガイドの先端部がそれぞれ挿入される複数の案内路と、を備えることを特徴とするホルダーである。
請求項13に係る発明は、前記基端側嵌合部と前記先端側嵌合部との連結部の外周面に径方向外方へ出っ張るように設けられ、前記保護フードと前記チューブの間に挟まれるフランジを更に備えることを特徴とする請求項12に記載のホルダーである。
請求項14に係る発明は、前記フランジよりも先端寄りにおいて前記先端側嵌合部の外周面に凸設された位置決め突起を更に備え、前記位置決め突起が前記保護フードの内面に形成された凹部に嵌合することを特徴とする請求項13に記載のホルダーである。
請求項15に係る発明は、前記光通過孔は先端側に向かって径が漸増するよう錐台に形成されていることを特徴とする請求項12から14の何れか一項に記載のホルダーである。
請求項16に係る発明は、前記光通過孔の内面の基端寄り部分に窪みが形成されている請求項12から15の何れか一項に記載のホルダーである。
請求項17に係る発明は、前記測定用光ファイバーが前記フェルールに対して偏心しており、前記光通過孔の内面における前記窪みの周方向の位置が前記測定用光ファイバーの偏心側であることを特徴とする請求項16に記載のホルダーである。
請求項18に係る発明は、前記基端側嵌合部の外周面に凸設された一又は複数の抜け止め突起を更に備えることを特徴とする請求項12から17の何れか一項に記載のホルダーである。
請求項19に係る発明は、前記抜け止め突起の数が複数であり、前記抜け止め突起が前記基端側嵌合部を周回するように周方向に延在しているとともに、軸線方向に並列されていることを特徴とする請求項18に記載のホルダーである。
請求項20に係る発明は、前記抜け止め突起の数が複数であり、前記抜け止め突起は突出高さが互いに異なることを特徴とする請求項18に記載のホルダーである。
請求項21に係る発明は、前記案内路が前記基端側嵌合部の基端側端面から前記先端側嵌合部の先端側端面まで通じている請求項12から20の何れか一項に記載のホルダーである。
請求項22に係る発明は、前記案内路の先端寄り部分が径方向外方へ曲がり、前記案内路の少なくとも一部が前記保持孔の内面、前記光通過孔の内面、前記基端側嵌合部の外周面又は前記先端側嵌合部の外周面において開放されていることを特徴とする請求項21に記載のホルダーである。
請求項23に係る発明は、前記案内路が、前記保持孔の内面に凹設され、軸線方向に延在した第一案内溝と、前記第一案内溝よりも先端寄りにおいて前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、軸線方向に延在した第二案内溝と、前記第一案内溝の先端側端部から前記第二案内溝の基端側端部まで貫通した連通穴と、を有し、前記第二案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記第一案内溝、前記連通穴及び前記第二案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項22に記載のホルダーである。
請求項24に係る発明は、前記案内路の先端寄り部分が径方向外方へ曲がり、前記案内路の少なくとも一部が前記保持孔の内面、前記光通過孔の内面、前記基端側嵌合部の外周面又は前記先端側嵌合部の外周面において開放され、前記案内路が、前記基端側嵌合部及び前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、前記基端側嵌合部の基端側の端面から前記先端側嵌合部の先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項12に記載のホルダーである。
請求項25に係る発明は、前記案内路が、前記保持孔及び前記光通過孔の内周面に凹設され、前記基端側嵌合部の基端側の端面から前記先端側嵌合部の先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項22に記載のホルダーである。
請求項26に係る発明は、前記案内路が、前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、軸線方向に延在した案内溝と、前記保持孔の周囲において前記基端側嵌合部の端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記案内溝の基端側端部に通じた案内孔と、を有し、前記案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内孔及び前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項22に記載のホルダーである。
本発明によれば、案内路の少なくとも一部がホルダーの外周面や内周面において開放されているから、ホルダーを薄肉にすることができ、ホルダーを小径にすることができる。
本発明の実施形態に係る診断システムの構成図である。 同実施形態に係るプローブの先端部の分解斜視図である。 同実施形態に係るプローブの先端部の断面図である。 IV−IV断面図である。 V−V断面図である。 同実施形態に係るホルダーの斜視図である。 同実施形態に係るホルダーの斜視図である。 同実施形態に係るホルダーの斜視図である。 同実施形態に係るホルダーを破断した状態で示した斜視図である。 変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 他の変形例に係るプローブの先端部の断面図である。 同変形例に係るホルダーの一部を示した正面図である。 同変形例に係るホルダーの一部を示した正面図である。 同変形例に係るホルダーの一部を示した正面図である。 他の変形例に係るビデオスコープの先端部の断面図である。 他の変形例に係るカテーテルの先端部の断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、診断システム1の概略構成図である。図1に示すように、この診断システム1は、内視鏡診断システムと蛍光診断システムを組み合わせたものである。つまり、この診断システム1は、内視鏡2、内視鏡プロセッサ3、内視鏡表示モニタ4、プローブ10、ベースユニット6、出力装置7及び入力装置8を備える。
内視鏡2の挿入部2aが内視鏡2の操作部2bから延び出ている。診断システム1の使用時には、挿入部2aが管腔に挿入される。挿入部2aの先端部には、電子カメラ等が設けられている。伝送ケーブル2dの一端部が内視鏡プロセッサ3に接続され、伝送ケーブル2dの一部が内視鏡プロセッサ3から操作部2bに架け渡され、伝送ケーブル2dの他の一部が挿入部2aの長手方向に沿って挿入部2aの内部に設けられ、伝送ケーブル2dの他端部が電子カメラ等に接続されている。伝送ケーブル2dは、電子カメラによって撮像された画像の信号を電子カメラから内視鏡プロセッサ3に伝送する。内視鏡プロセッサ3は、伝送された画像信号を内視鏡表示モニタ4に出力する。内視鏡表示モニタ4は、内視鏡プロセッサ3から画像信号を入力するとともに、その画像信号に従った画像を表示する。チャネル2gが挿入部2aの長手方向に沿って挿入部2aに設けられている。チャネル2gの一端が挿入部2aの先端面で開口し、チャネル2gの他端2hが操作部2bで開口している。例えば、チャネル2gは鉗子用チャネルである。
プローブ10は、線状に設けられて、経内視鏡的に使用される。すなわち、プローブ10が内視鏡2のチャネル2gの開口2hからチャネル2gを通って体腔内に挿入され、プローブ10の先端部10aが挿入部2aの先端においてチャネル2gから突出している。プローブ10はその基端部にコネクタ10bを有し、そのコネクタ10bがベースユニット6に接続されている。コネクタ10bは、ベースユニット6に対して着脱可能である。
ベースユニット6は、照明用光源6a、励起光光源6b、分光器6c及びコンピューター6eを備える。照明用光源6a、励起光光源6b、分光器6c及びコンピューター6eがベースユニット6の筐体内に取り付けられている。
照明用光源6aは、照明光(例えば、可視光)を発する。励起光光源6bは、励起光(例えば、紫外線)を発する。分光器6cは、光を分光するとともに、その光の強度を波長ごとに測定する。
プローブ10のコネクタ10bがベースユニット6に接続されると、プローブ10の基端部がコネクタ10bを介して照明用光源6a、励起光光源6b及び分光器6cに接続される。
照明用光源6aが点灯すると、照明光が照明用光源6aによってコネクタ10bを介してプローブ10の基端部に供給される。そして、照明用光源6aから発した照明光がプローブ10の基端部によって取り込まれ、取り込まれた照明光がプローブ10によって基端部から先端部10aまでガイドされ、ガイドされた照明光がプローブ10の先端部10aによって投射される。これにより、プローブ10の先端部の周辺の管腔が照明される。
励起光光源6bが点灯すると、励起光が励起光光源6bによってコネクタ10bを介してプローブ10の基端部に供給される。そして、励起光光源6bから発した励起光がプローブ10の基端部によって取り込まれ、取り込まれた励起光がプローブ10によって基端部から先端部10aまでガイドされ、ガイドされた励起光がプローブ10の先端部10aによって投射される。励起光が管腔壁の生体組織に照射されると、放射光(例えば、蛍光、ラマン散乱光)が励起光に起因して生体組織から発する。
管腔壁の生体組織から放射光が発すると、その放射光がプローブ10の先端部10aによって受光されて、取り込まれる。そして、取り込まれた放射光がプローブ10によって先端部10aから基端部までガイドされ、ガイドされた放射光がプローブ10の基端部からコネクタ10bを介して分光器6cに取り込まれる。
分光器6cは、分光素子(例えば、回折格子、プリズム、光学フィルタ)及び光検出素子(例えば、エリア型CCD撮像素子、ライン型CCD撮像素子、エリア型CMOS撮像素子、ライン型CMOS撮像素子、フォトダイオード、光電子増倍管、電子管検出器)等を有する。分光器6cは、プローブ10によって受光及びガイドされた放射光を分光するとともに、その放射光の強度を波長ごとに測定する。分光器6cは、測定した波長ごとの強度(以下、スペクトルデータという。)をコンピューター6eに出力する。
コンピューター6eは、CPU6f、メモリー6g及び信号処理回路等を備える。コンピューター6eは、照明用光源6a及び励起光光源6bの制御(例えば、順序制御等)を行う。コンピューター6eは、分光器6cからスペクトルデータを入力する。コンピューター6eは、信号処理回路によってスペクトルデータを信号処理し、波長ごとの強度分布を表す画像(以下、スペクトルイメージデータという。)をスペクトルデータから生成し、そのスペクトルイメージデータを出力装置7に出力する。コンピューター6eは、スペクトルデータをメモリー6gに記憶する。コンピューター6eは、スペクトルデータを用いて予め決められたアルゴリズムに従って病変の有無や進行度を判断する。コンピューター6eは、その判断結果をメモリー6gに記憶したり、判断結果を表す出力装置7に出力したりする。
出力装置7は、ディスプレイ又はプリンターである。出力装置7は、コンピューター6eによって出力されたスペクトルイメージデータを入力し、そのスペクトルイメージデータを表示又は印刷する。出力装置7は、コンピューター6eによって出力された判断結果イメージデータを入力し、その判断結果イメージデータを表示又は印刷する。
入力装置8は、キーボード、マウス若しくはスイッチ又はこれらの組み合わせである。入力装置8が操作されると、入力装置8が操作内容に応じた信号をコンピューター6eに出力する。
図2は、プローブ10の先端部10aの分解斜視図であり、図3は、プローブ10の先端部10aの断面図である。図4は、図3に示されたIV−IVに沿った面を矢印方向に向かって見て示した断面図である。図5は、図3に示されたV−Vに沿った面を矢印方向に向かって見て示した断面図である。
図2〜図5に示すように、プローブ10は、可撓性チューブ11、2本の測定用光ファイバー12,13、フェルール14、複数本の照明用ライトガイド15,…、レンズ16、保護フード17及びホルダー20等を備える。なお、図2では、図を見やすくするために、図示された照明用ライトガイド15の数が1本である。
可撓性チューブ11の基端部がコネクタ10bに取り付けられている。測定用光ファイバー12,13及び照明用ライトガイド15,…が可撓性チューブ11の基端から先端まで可撓性チューブ11に通され、測定用光ファイバー12,13及び照明用ライトガイド15,…の基端部がコネクタ10bの表面において露出している。コネクタ10bがベースユニット6に接続されると、測定用光ファイバー12の基端部が励起光光源6bに接続され、測定用光ファイバー13の基端部が分光器6cに接続され、照明用ライトガイド15,…の基端部が照明用光源6aに接続される。照明用ライトガイド15,…は光ファイバー又は光ファイバーバンドル(複数本の光ファイバーを束ねたもの)であり、照明用光源6aから発した照明光が照明用ライトガイド15,…によって先端側へと導光される。測定用光ファイバー12は励起光光源6bから発した励起光を導光し、測定用光ファイバー13は生体組織から発した放射光を導光する。なお、2本の測定用光ファイバー12,13を利用する代わりに、1本の測定用光ファイバーを励起光の導光用と放射光の導光用に兼用してもよい。また、測定用光ファイバー12の本数は一本ではなく、複数本であってもよい。測定用光ファイバー13の本数も一本ではなく、複数本であってもよい。
可撓性チューブ11内では、測定用光ファイバー12,13及び照明用ライトガイド15,…が可撓性チューブ11の軸線方向に延在している。照明用ライトガイド15,…が周方向に並列され、測定用光ファイバー12,13が照明用ライトガイド15,…の配列の内側に配置されている。なお、可撓性チューブ11よりも細い第二の可撓性チューブが可撓性チューブ11に挿入され、測定用光ファイバー12,13が第二の可撓性チューブに挿入され、照明用ライトガイド15,…が第二の可撓性チューブの外側であって可撓性チューブ11の内側に挿入されていてもよい。
フェルール14は、柱状に形作られている。測定用光ファイバー12,13の先端部がフェルール14を軸線方向に貫通するようフェルール14に固定されている。測定用光ファイバー12,13の先端部における光軸がフェルール14によって平行に配置され、測定用光ファイバー12,13の先端面とフェルール14の先端面が揃っている。測定用光ファイバー12,13のどちらか一方又は両方は、フェルール14に対して偏心している。
フェルール14がホルダー20に保持され、照明用ライトガイド15,…の先端部がホルダー20に保持されている。照明用ライトガイド15,…の先端部がホルダー20によって可撓性チューブ11の径方向外方へ湾曲し、これら照明用ライトガイド15,…の先端部が先広がりにホルダー20に保持されている。
ホルダー20の素材は液晶ポリマーその他の樹脂である。また、ホルダー20は黒色であることが好ましい。ホルダー20の形状を大づかみに捉えた際のホルダー20の骨格的形状は、筒状である。ホルダー20については後に詳述する。
保護フード17は、透明な材料からなるとともに、筒状に形作られている。好ましくは、保護フード17の素材は、生体適合性のある材料である。保護フード17がホルダー20によって可撓性チューブ11の先端に連結され、照明用ライトガイド15の先端部が保護フード17の中空に挿入されている。照明用ライトガイド15の先端部が保護フード17によって保護されている。
保護フード17の外周面のうち先端寄り部分には、凹凸17aが形成されている。凹凸17aは、周方向に沿って保護フード17の外周面に凹設された複数の溝17b,…と、これら溝17b,…の間において周方向に沿って保護フード17の外周面に凸設された複数の凸部17c,…と、からなる。照明用ライトガイド15の先端面から出射された光が保護フード17を透過して、凹凸17aによって拡散される。そのため、保護フード17の外周面から出射された光の指向性が低くなり、広がりのある配光が得られる。なお、保護フード17の外周面がシボ加工されていたり、保護フード17の内部に多数の微小空洞又は微粒子が分散していたりしてもよい。そうすれば、照明用ライトガイド15の先端面から出射されて保護フード17を透過する光が拡散される。また、凹凸、微小空洞及び微粒子等が保護フード17に設けられず、保護フード17が光を素通しするものでもよい。
保護フード17は、レンズホルダーとしても機能する。つまり、レンズ16が保護フード17の内側に嵌め込まれて固定され、レンズ16の光軸が保護フード17及び可撓性チューブ11の軸線に対して平行となるように配置される。レンズ16が保護フード17の内側に配置されているから、レンズ16が保護フード17によって保護される。
レンズ16の位置が保護フード17の先端と基端の間の位置であり、レンズ16が保護フード17によって防汚される。また、レンズ16が測定用光ファイバー12,13の先端面よりも先方に配置され、測定用光ファイバー12の先端面から出射された励起光がレンズ16によって投射される。また、励起光に起因して発生した放射光がレンズ16によって測定用光ファイバー13の先端面に投射される。レンズ16によって投射される励起光や放射光は、レンズ16によって集光又はコリメートされる。
ホルダー20は、測定用光ファイバー12,13及び照明用ライトガイド15,…の先端部を保持する保持部材として機能するとともに、保護フード17と可撓性チューブ11を連結する管継手として機能する。
図6〜図9を参照してホルダー20について詳細に説明するとともに、照明用ライトガイド15をホルダー20に保持する保持構造について詳細に説明する。図6はホルダー20の前方斜視図であり、図7はホルダー20の後方斜視図であり、図8はホルダー20の後方斜視図であり、図9は軸線を通る面でホルダー20を破断した状態で示した前方斜視図である。
ホルダー20は、基端側嵌合部21、先端側嵌合部22、フランジ23、抜け止め突起24,…、位置決め突起25,…、保持孔(第一の孔)26、光通過孔(第二の孔)27、第一案内溝31、第二案内溝32及び連通穴33等を備える。なお、ホルダー20の後ろ側がプローブ10の基端側になり、ホルダー20の前側がプローブ10の先端側になる。
先端側嵌合部22が基端側嵌合部21の先端側に連結され、基端側嵌合部21と先端側嵌合部22が一体成形されている。基端側嵌合部21及び先端側嵌合部22が略筒状に形成され、基端側嵌合部21と先端側嵌合部22の内部が中空となっている。基端側嵌合部21と先端側嵌合部22の中空については、後に詳述する。
図3に示すように、基端側嵌合部21が可撓性チューブ11の先端側開口に嵌め込まれ、可撓性チューブ11の先端側開口が基端側嵌合部21をくわえ込んでいる。基端側嵌合部21と可撓性チューブ11が接着され、接着によって止水性が向上している。基端側嵌合部21と可撓性チューブ11を接着する接着剤の素材は、生体適合性のある材料であって、防水性のある材料ものが好ましい。更に、組立性を考慮すると、熱硬化性又は光硬化性の接着剤を使用することが好ましい。
図3、図6〜図9に示すように、基端側嵌合部21の外周面には、複数の抜け止め突起24,…が凸設されている。抜け止め突起24,…は、基端側嵌合部21を周回するように周方向に延在しているとともに、軸線方向に並列されている。抜け止め突起24,…が可撓性チューブ11の先端側開口の内面に係止することによって、基端側嵌合部21が可撓性チューブ11から抜けることが防止される。なお、抜け止め突起24,…が螺旋状に形成されたねじ山であってもよい。また、抜け止め突起24の数が複数ではなく、単数であってもよい。
抜け止め突起24,…は何れも突出高さが等しい。なお、抜け止め突起24,…の何れか1つ以上が他とは突出高さが異なっていてもよいし、抜け止め突起24,…は突出高さが互いに異なっていてもよい。
フランジ23は、基端側嵌合部21と先端側嵌合部22との境界部(連結部)においてこれらの外周面から径方向外方へ出っ張るように設けられている。可撓性チューブ11の先端がフランジ23の後面23aに当接し、可撓性チューブ11とホルダー20の軸線方向の相対的な位置が決められている。ホルダー20がそれ以上可撓性チューブ11に入り込むことがフランジ23によって防止されている。なお、基端側嵌合部21の外周面及び先端側嵌合部22の外周面がホルダー20の外周面である。
先端側嵌合部22が保護フード17の基端側開口に嵌め込まれ、保護フード17の基端側開口が先端側嵌合部22をくわえ込んでいる。これにより、先端側嵌合部22が保護フード17によって保護されている。先端側嵌合部22と保護フード17が接着されていてもよいし、先端側嵌合部22と保護フード17が爪等によって固定されていてもよい。先端側嵌合部22と保護フード17を接着する接着剤の素材は、生体適合性のある材料であって、防水性のある材料ものが好ましい。更に、光硬化性又は熱硬化性の接着剤が好ましい。
保護フード17の基端側の端がフランジ23の前面23bに当接し、保護フード17とホルダー20の軸線方向の相対的な位置が決められている。フランジ23によってホルダー20がそれ以上保護フード17に入り込むことが防止されている。
先端側嵌合部22の外周面には、複数の位置決め突起25,…が凸設されている。位置決め突起25,…は、フランジ23の前面23bから先端側へ軸線方向に延びた扇形柱状の突起である。これら位置決め突起25,…は、周方向に並列されている。一方、保護フード17の基端側開口の内面には複数の凹部17d,…が形成され(図5参照)、位置決め突起25,…がそれらの凹部17d,…にそれぞれ嵌め合う。これにより、先端側嵌合部22に対する保護フード17の周方向の位置が決められるとともに、先端側嵌合部22に対する保護フード17の相対的な回転が抑えられる。凹部17d,…の基端側の端が保護フード17の基端側の端面において開口し、先端側嵌合部22を保護フード17に挿入する際に、位置決め突起25,…が凹部17d,…に挿入されて軸線方向に摺動する。凹部17d,…の基端側の端が保護フード17の基端側の端面において開口しているから、保護フード17を成形しやすい。なお、位置決め突起25及び凹部17dの数が複数ではなく、単数であってもよい。
先端側嵌合部22の外周面には、複数の第二案内溝32,…が凹設されている。第二案内溝32,…は、軸線方向に延在している。第二案内溝32,…は、周方向に並列されている。第二案内溝32,…は位置決め突起25,…の前側にあり(図3参照)、第二案内溝32,…の周方向の位置と位置決め突起25,…の周方向の位置が揃っている(図5参照)。
図3、図6、図7、図9に示すように、第二案内溝32,…の深さは基端側から先端側に向かって漸減し、第二案内溝32,…の底は軸線方向に対して径方向外方へ傾斜している。第二案内溝32,…の先端側の端は、先端側嵌合部22の先端側の端面22a(以下、前端面22aという。)において開口している。
基端側嵌合部21と先端側嵌合部22の中空について詳細に説明する。図6〜図9に示すように、基端側嵌合部21及び先端側嵌合部22の中空は、保持孔26、光通過孔27及び第一案内溝31,…からなる。
保持孔26が基端側嵌合部21の基端側の端面21a(以下、後端面21aという。)から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、光通過孔27が先端側嵌合部22の前端面22aから基端側へ軸線方向に沿って穿孔され、保持孔26と光通過孔27が基端側嵌合部21の後端面21aと先端側嵌合部22の前端面22aとの間において連通している。第一案内溝31,…が保持孔26の内面に凹設されている。第一案内溝31,…と保持孔26と光通過孔27が基端側嵌合部21及び先端側嵌合部22の中空を構成する。
図3及び図9に示すように、光通過孔27は先広がりの錐台(例えば、円錐台)を呈している。つまり、光通過孔27の径は基端側から先端側に向かって漸増する。なお、光通過孔27の形状は、中心線が軸線方向になる柱状(例えば、円柱状)であってもよい。
軸線方向に見て、光通過孔27と保持孔26が同心となっている。光通過孔27の後部の最小径は保持孔26の径より小さく、光通過孔27の内面と保持孔26の内面との間に段差部26aが形成されている。段差部26aは、保持孔26の突き当たり部となる。なお、光通過孔27の内面及び保持孔26の内面がホルダー20の内周面である。
保持孔26と光通過孔27の境界の軸線方向の位置は先端側嵌合部22の前後方向に沿った中間にある。但し、保持孔26と光通過孔27の境界の軸線方向の位置は、基端側嵌合部21の後端面21aと先端側嵌合部22の前端面22aの間であれば、どの位置でもよい。
保持孔26がフェルール14をくわえ込み、フェルール14が保持孔26に嵌め込まれている。これにより、フェルール14が保持孔26に保持され、測定用光ファイバー12,13の先端面が光通過孔27を通じてレンズ16に対向している。光通過孔27が先広がりの錐台(例えば、円錐台)に形作られているから、測定用光ファイバー12かの先端面から出射された励起光や測定用光ファイバー13の先端面に入射される放射光の光束が制限されず、励起光や放射光の光路が邪魔されない。また、測定用光ファイバー12,13のどちらか一方又は両方が、保持孔26に対して偏心している。
フェルール14の先端面の周縁部が段差部26aに当接し、フェルール14がそれ以上差し込まれないようになっている。また、フェルール14は接着剤等によって保持孔26に固定されていることが好ましい。
光通過孔27の内面の基端寄り部分には、窪み27aが形成されている。図3及び図5に示すように、光通過孔27の内面における窪み27aの周方向の位置は、フェルール14の中心線に対して測定用光ファイバー12,13が偏心した側である。窪み27aが形成されることで、測定用光ファイバー12の先端面から出射された励起光のケラレや測定用光ファイバー13の先端面に入射される放射光のケラレが防止される。
図7〜図9に示すように、第一案内溝31,…は保持孔26の後部開口から突き当たり部(段差部26a)まで軸線方向に延在し、第一案内溝31,…の後端は基端側嵌合部21の後端面21aにおいて開口している。これら第一案内溝31,…は、互いに平行となっているとともに、周方向に並列されている。
第一案内溝31,…は第二案内溝32,…よりも基端寄りにあり、第一案内溝31,…の周方向の位置と第二案内溝32,…の周方向の位置が揃っており、第一案内溝31,…の先端側端部の径方向の位置と第二案内溝32,…の基端側端部の径方向の位置が揃っている。第一案内溝31,…の先端側端部には、連通穴33,…が形成されている。連通穴33,…は第一案内溝31,…の先端側端部から第二案内溝32に基端側端部まで貫通し、第一案内溝31,…と第二案内溝32,…が連通穴33,…によって通じている。従って、第一案内溝31と連通穴33と第二案内溝32は、基端側嵌合部21の後端面21aから先端側嵌合部22の前端面22aに亘って一連に連なっている。第一案内溝31、連通穴33及び第二案内溝32からなる通路が、照明用ライトガイド15を案内する案内路30である。なお、案内路30の数が複数であるが、単数であってもよい。その場合、照明用ライトガイド15の数も単数になる。
照明用ライトガイド15の保持及び案内について具体的に説明する。図3〜図5に示すように、照明用ライトガイド15の先端部が第一案内溝31、連通穴33及び第二案内溝32に挿入されているとともに、第一案内溝31及び第二案内溝32の底に敷設されている。第二案内溝32の底が軸線方向に対して傾斜しているから、案内路30の先端寄り部分(第二案内溝32に相当する部分)が径方向外方へ湾曲し、照明用ライトガイド15の先端部も径方向外方へ湾曲している。なお、図10に示すように、第一案内溝31,…の先端寄り部分31aの深さが先端側に向かって漸増し、第一案内溝31,…の先端寄り部分31aの底は先端側が軸線方向に対して径方向外方へ傾斜することで、照明用ライトガイド15の先端部が第一案内溝31の先端寄り部分31aによって径方向外方へ曲げられてもよい。
図3に示すように、第二案内溝32の先端側の端が開口しており、照明用ライトガイド15の先端部が第二案内溝32から第二案内溝32の延長方向へ延び出ている。照明用ライトガイド15の先端部が先端側嵌合部22の前端面22aや外周面から突き出ていても、その突き出た部分が、保護フード17の基端側開口の内面に形成された凹部17dに入り込む。つまり、先端側嵌合部22を保護フード17に挿入する際に、照明用ライトガイド15の先端部が凹部17dによって案内される。保護フード17の内面に凹部17dが形成されていても、位置決め突起25が凹部17dに挿入されるから、止水性・気密性が保たれる。これにより、照明用ライトガイド15の先端部を防汚することができる。
照明用ライトガイド15を案内する案内路30は、基端側嵌合部21の後端面21aから先端側嵌合部22の前端面22aまで貫通した貫通孔ではない。つまり、図4に示すように、案内路30の一部の第一案内溝31が保持孔26の内面を切り欠くように凹設されているから、案内路30のうち第一案内溝31の部分が保持孔26の内面において開放され、図5に示すように、案内路30の一部の第二案内溝32が先端側嵌合部22の外周面を切り欠くよう凹設されているから、案内路30のうち第二案内溝32の部分が先端側嵌合部22の外周面において開放されている。そのため、基端側嵌合部21や先端側嵌合部22を薄肉にすることができ、基端側嵌合部21や先端側嵌合部22を小径にすることができる。よって、プローブ10の先端部の小型化を図ることができる。また、ホルダー20の材料費も削減することができる。
第一案内溝31の周方向の位置と第二案内溝32の周方向の位置が揃っており、第一案内溝31の先端側端部の径方向の位置と第二案内溝32の基端側端部の径方向の位置が揃っているから、照明用ライトガイド15の先端を第一案内溝31の基端側端部へ差し込んでいくことによって、照明用ライトガイド15の先端部を第一案内溝31、連通穴33及び第二案内溝32に装着することができる。また、照明用ライトガイド15を差し込んでいく際に、照明用ライトガイド15の先端部を第二案内溝32の底によって湾曲させることができる。よって、照明用ライトガイド15の設置が容易である。
図4に示すように、第一案内溝31,…の断面形状が扇形であり、第一案内溝31,…の半径が照明用ライトガイド15,…の半径よりも僅かに大きく、照明用ライトガイド15,…の先端部が遊びをもって第一案内溝31,…に挿入されている。なお、第一案内溝31,…の半径が照明用ライトガイド15の半径に等しくてもよい。
保持孔26にフェルール14が嵌め込まれており、照明用ライトガイド15がフェルール14の外周面に支持されているから、照明用ライトガイド15,…が第一案内溝31,…から保持孔26へ抜けないようになっている。しかも、第一案内溝31,…の断面扇形の中心角が180度よりも大きく、第一案内溝31,…の開口幅(保持孔26の内面の周方向に沿った第一案内溝31,…の幅)が照明用ライトガイド15の直径よりも短いから、照明用ライトガイド15,…が第一案内溝31,…にクランプされ、照明用ライトガイド15,…が第一案内溝31,…から保持孔26へ抜けないようになっている。なお、図11に示すように、第一案内溝31,…の断面扇形の中心角が180度よりも小さく、第一案内溝31,…の開口幅(保持孔26の内面の周方向に沿った第一案内溝31の幅)が照明用ライトガイド15の直径よりも長くてもよい。
図5に示すように、第二案内溝32,…の断面形状が扇形であり、第二案内溝32,…の半径が照明用ライトガイド15,…の半径よりも大きく、照明用ライトガイド15,…の先端部が遊びをもって第二案内溝32,…に挿入されている。なお、第二案内溝32,…の半径が照明用ライトガイド15の半径に等しくてもよい。
図3に示すように、照明用ライトガイド15,…の先端が保護フード17の内面(具体的には、図3及び図5に示された凹部17d,…)に支持されるから、照明用ライトガイド15,…が第二案内溝32,…から抜けないようになっている。なお、図12に示すように、第二案内溝32,…の半径が照明用ライトガイド15,…の半径にほぼ等しく、第二案内溝32,…の開口幅(先端側嵌合部22の外周面の周方向に沿った第二案内溝32,…の幅)が照明用ライトガイド15の直径よりも短くてもよい。そうすれば、照明用ライトガイド15,…が第二案内溝32,…にクランプされ、照明用ライトガイド15,…の脱落が確実に防止される。
以上、第一案内溝31,…の断面形状について説明したが、第一案内溝31,…の断面形状は扇形に限るものではない。例えば、第一案内溝31がV字型溝でもよいし、矩形型溝でもよい。第二案内溝32の断面形状についても同様である。
図6、図8及び図9に示すように、連通穴33は円形の穴である。図3及び図9に示すように、連通穴33の半径は、照明用ライトガイド15の半径に等しいか、又は照明用ライトガイド15の半径よりも僅かに大きい。照明用ライトガイド15の先端部が連通穴33に挿入され、照明用ライトガイド15の外周面が連通穴33の内面によって囲われている。そのため、照明用ライトガイド15が案内路30から脱落することが防止される。なお、連通穴33の形状が円形ではなく、三角形、四角形その他の多角形でもよいし、楕円形であってもよい。
本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下に幾つかの変形例について説明する。変形例の説明では、図2〜図12を参照して説明した構成から変更した部分について主に説明する。また、変形例の説明では、図2〜図12を参照して説明した構成に対応する部分に同一の符号を付す。
<変形例1>
図13は、図10に示す連通穴33を変更したものであり、図14は、図3に示す連通穴33を変更したものである。図13や図14に示す連通穴33は、図3や図10に示す連通穴33と比較して長い。つまり、図3や図10に示すように、第一案内溝31の先端側の端部と第二案内溝32の基端側の端部は軸線方向の位置がほぼ同じであり、連通穴33が短い。それに対して、図13や図14に示すように、第一案内溝31の先端側の端部が第二案内溝32の基端側の端部から基端側へ離れており、連通穴33が第一案内溝31の先端側の端部から第二案内溝32の基端側の端部まで穿孔されて長くなっている。
連通穴33は軸線方向に対して平行ではない。つまり、連通穴33は軸線方向に対して径方向外方へ傾斜している。そのため、照明用ライトガイド15の先端部が径方向外方へ湾曲している。
<変形例3>
図15に示すように、第一案内溝31の先端側の端部が第二案内溝32の基端側の端部から基端側へ離れており、連通穴33が第一案内溝31の先端側の端部から第二案内溝32の基端側の端部まで穿孔されて長くなっている。従って、図15に示す連通穴33は、図3や図10に示す連通穴33と比較して長い。
連通穴33は、湾曲している。つまり、連通穴33のうち基端寄りの部分33aは軸線方向に対して平行であり、残りの先端寄りの部分33bは軸線方向に対して径方向外方へ傾斜している。そのため、照明用ライトガイド15の先端部が連通穴33によって径方向外方へ湾曲している。
<変形例3>
図16に示すように、第一案内溝31の先端側の端部が第二案内溝32の基端側の端部から基端側へ離れており、連通穴33が図3や図10に示す場合と比較して大きく、更に連通穴33が斜めに開口している。連通穴33が斜めに大きく開口しているから、照明用ライトガイド15の先端部が遊びをもって連通穴33に挿入されている。
なお、図13〜図16の何れの場合でも、第一案内溝31の断面形状は図4又は図11に示す通りであり、第二案内溝32の断面形状は図5又は図12に示す通りである。
<変形例4>
図17に示すように、フランジが省略されており、保護フード17の基端側の端が可撓性チューブ11の先端に突き当てられている。なお、可撓性チューブ11が保護フード17の基端側の部分をくわえ込んでもよい。
また、案内路30の全体が基端側嵌合部21及び先端側嵌合部22の外周面において開放されている。つまり、案内路30は案内溝34からなり、その案内溝34が基端側嵌合部21及び先端側嵌合部22の外周面に凹設されている。案内溝34は基端側嵌合部21の後端面21aから先端側嵌合部22の前端面22aまで軸線方向に沿って延在し、案内溝34の基端側端部が基端側嵌合部21の後端面21aにおいて開口し、案内溝34の先端側端部が先端側嵌合部22の前端面22aにおいて開口している。また、案内溝34によって位置決め突起25が分割されている。
照明用ライトガイド15の先端部が案内溝34に挿入されているとともに、案内溝34の底に敷設されている。案内溝34の先端寄り部分34aの深さが先端側に向かって漸減し、案内溝34の先端寄り部分34aの底が軸線方向に対して径方向外方へ傾斜している。案内溝34の残りの基端寄り部分34bの深さが一様であり、その部分34bの底が軸線方向に対して平行である。そのため、照明用ライトガイド15の先端部が径方向外方へ湾曲している。
案内路30が基端側嵌合部21及び先端側嵌合部22の外周面に形成された案内溝34であるから、基端側嵌合部21や先端側嵌合部22を薄肉にすることができる。よって、基端側嵌合部21や先端側嵌合部22を小径にすることができ、プローブ10の先端部の小型化を図ることができる。
なお、案内溝34の断面形状は図4又は図11に示す第一案内溝31の断面形状と同じである。
<変形例5>
図18に示すように、案内路30の全体が保持孔26及び光通過孔27の内面において開放されている。つまり、案内路30は案内溝35からなり、その案内溝35が保持孔26及び光通過孔27の内面に凹設されている。案内溝35は基端側嵌合部21の後端面21aから先端側嵌合部22の前端面22aまで軸線方向に沿って延在し、案内溝35の基端側端部が基端側嵌合部21の後端面21aにおいて開口し、案内溝35の先端側端部が先端側嵌合部22の前端面22aにおいて開口している。
照明用ライトガイド15の先端部が案内溝35に挿入されているとともに、案内溝35の底に敷設されている。案内溝35の先端寄り部分35aの底が軸線方向に対して径方向外方へ傾斜している。案内溝35の残りの基端寄り部分35bの底が軸線方向に対して平行である。そのため、照明用ライトガイド15の先端部が径方向外方へ湾曲している。
案内路30が保持孔26及び光通過孔27の内面に形成された案内溝35であるから、基端側嵌合部21や先端側嵌合部22を薄肉にすることができる。よって、基端側嵌合部21や先端側嵌合部22の小径化とプローブ10の先端部の小型化を図ることができる。
案内溝35の先端寄り部分35aの断面形状は図12に示す第二案内溝32の断面形状と同じである。そのため、照明用ライトガイド15が案内溝35の先端寄り部分35aにクランプされ、照明用ライトガイド15が案内溝35の先端寄り部分35aから抜けない。一方、案内溝35の残りの基端寄り部分35bの断面形状は図5又は図12に示す第二案内溝32の断面形状と同じである。
<変形例6>
図19に示すように、案内路30が案内孔36及び案内溝37からなる。案内溝37は、第二案内溝32と同様に設けられている。案内孔36は、保持孔26の周囲において基端側嵌合部21の後端面21aから先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、案内溝37の基端側の端部まで貫通している。照明用ライトガイド15の先端部が案内孔36及び案内溝37に挿入されているとともに、案内溝37の底に敷設されている。そのため、照明用ライトガイド15の先端部が径方向外方へ湾曲している。
案内路30のうち先端寄りの部分が案内溝37であるから、先端側嵌合部22を薄肉にすることができる。よって、先端側嵌合部22の小径化とプローブ10の先端部の小型化を図ることができる。
<変形例7>
図20に示すように、第二案内溝32の底のうち先端側の端には、突き当て部(ストッパ)28が凸設されている。照明用ライトガイド15の先端部を第一案内溝31、連通穴33及び第二案内溝32に挿入すると、照明用ライトガイド15の先端面が突き当て部28に当たり、照明用ライトガイド15の位置決めを行うことができる。突き当て部28の高さは、照明用ライトガイド15の先端面を覆い隠す程の高さではなく、照明用ライトガイド15の先端面の一部(周縁部)のみが突き当て部28に当たる。そのため、照明用ライトガイド15の先端面から出射される照明光の一部だけが突き当て部28によって遮光される。なお、照明用ライトガイド15が光ファイバーである場合、その光ファイバーのクラッドの端面が突き当て部28に当たり、コアの端面は突き当て部28に当たらないように、突き当て部28の高さを設定することが好ましい。先端側から第二案内溝32を見た場合、突き当て部28の形状は例えば図21〜図23に示す通りである。
なお、突き当て部28は図3に示す案内路30の先端側端部のみならず、図10、図13〜図19に示す案内路30の先端側端部にも設置されてもよい。図10、図13〜図16に示す案内路30の場合には、突き当て部28が第二案内溝32の底のうち先端側の端に凸設される。図17に示す案内路30の場合には、突き当て部28が案内溝34の底のうち先端側の端に凸設される。図18に示す案内路30の場合には、突き当て部28が案内溝35の底のうち先端側の端に凸設される。図19に示す案内路30の場合には、突き当て部28が案内溝37の底のうち先端側の端に凸設される。
<変形例8>
図24は、ビデオスコープ10Aの先端部を示したものである。図24に示すように、図3に示すプローブ10がビデオスコープ10Aに変更されており、本発明に係る照明用ライトガイド保持構造がビデオスコープ10Aに適用されている。つまり、フェルール14の代わりに撮像素子固定棒52が保持孔26に嵌め込まれて、保持孔26が撮像素子固定棒52をくわえ込む。撮像素子固定棒52の先端面には固体撮像素子51が取り付けられ、その固体撮像素子51がレンズ16に対向している。また、測定用光ファイバー12,13の代わりに伝送ケーブル53が可撓性チューブ11に通され、伝送ケーブル53の先端部が撮像素子固定棒52を軸線方向に貫通して撮像素子固定棒52に固定され、伝送ケーブル53の先端が固体撮像素子51に接続されている。レンズ16は、保護フード17の先方の像を固体撮像素子51に結像する。その像が固体撮像素子51によって撮像されることで映像信号に変換され、その像の映像信号が伝送ケーブル53によって伝送される。なお、ベースユニット6(図1参照)には、励起光光源6b及び分光器6cの代わりに画像処理回路が設けられ、映像信号が画像処理回路によって信号処理される。レンズ16の枚数は1枚でもよいし、複数枚でもよい。
可撓性チューブ11よりも細い第二の可撓性チューブが可撓性チューブ11に挿入されている場合、伝送ケーブル53が第二の可撓性チューブに通されている。
なお、図10、図13〜図20に示すプローブ10も、図24に示す場合と同様に、ビデオスコープ10Aに変更してもよい。
<変形例9>
図25は、カテーテル10Bの先端部を示したものである。図25に示すように、図3に示すプローブ10がカテーテル10Bに変更されており、本発明に係る照明用ライトガイド保持構造がカテーテル10Bに適用されている。つまり、レンズ16、測定用光ファイバー12,13及びフェルール14が設けられていない。また、可撓性チューブ11の基端寄り部分が二手に分岐し、分岐した一方の枝部にコネクタ10b(図1参照)が取り付けられ、そのコネクタ10bがベースユニット6に接続され、照明用光源6aから発した照明光が照明用ライトガイド15によって導光される。一方、分岐した一方の枝部が開口しており、処置具(例えば、鉗子)をその開口に挿入して、処置具の先端部を保護フード17の先端開口から先方に突き出すことができる。そのため、孔26,27は、処置具通し孔である。
可撓性チューブ11よりも細い第二の可撓性チューブが可撓性チューブ11に挿入されている場合、処置具は第二の可撓性チューブに通すことになる。
なお、図10、図13〜図20に示すプローブ10も、図25に示す場合と同様に、カテーテル10Bに変更してもよい。
本発明は、管腔を照明する装置、例えばプローブ、ビデオスコープ及びカテーテル等に利用することができる。
10 プローブ
10A ビデオスコープ
10B カテーテル
11 可撓性チューブ
12、13 測定用光ファイバー
14 フェルール
15 照明用ライトガイド
17 保護フード
20 ホルダー
21 基端側嵌合部
21a 基端側の端面
22 先端側嵌合部
22a 先端側の端面
23 フランジ
24 抜け止め突起
25 位置決め突起
26 保持孔(第一の孔)
27 光通過孔(第二の孔)
27a 窪み
30 案内路
31 第一案内溝
32 第二案内溝
33 連通穴
34、35、37 案内溝
36 案内孔

Claims (26)

  1. チューブの先端側開口及び筒状の保護フードの基端側開口に嵌め込まれて、前記チューブと前記保護フードを連結する筒状のホルダーに、前記チューブに挿入された照明用ライトガイドの先端部を保持する照明用ライトガイド保持構造において、
    前記ホルダーに設けられた案内路が前記ホルダーの基端側端面から前記ホルダーの先端側端面まで通じ、
    前記案内路の少なくとも一部が前記ホルダーの外周面又は内周面において開放され、
    前記案内路の先端寄り部分が径方向外方へ湾曲し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内路に挿入されていることを特徴とする照明用ライトガイド保持構造。
  2. 前記案内路が、
    前記ホルダーの内周面の基端寄り部分に凹設され、軸線方向に延在した第一案内溝と、
    前記第一案内溝よりも先端寄りにおいて前記ホルダーの外周面に凹設され、軸線方向に延在した第二案内溝と、
    前記第一案内溝の先端側端部から前記第二案内溝の基端側端部まで貫通した連通穴と、を有し、
    前記第二案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記第一案内溝、前記連通穴及び前記第二案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用ライトガイド保持構造。
  3. 前記案内路が、前記ホルダーの外周面に凹設され、前記ホルダーの基端側の端面から前記ホルダーの先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、
    前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用ライトガイド保持構造。
  4. 前記案内路が、前記ホルダーの内周面に凹設され、前記ホルダーの基端側の端面から前記ホルダーの先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、
    前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用ライトガイド保持構造。
  5. 前記案内路が、
    前記ホルダーの外周面の基端寄り部分に凹設され、軸線方向に延在した案内溝と、
    前記ホルダーの基端側の端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記案内溝の基端側端部に通じた案内孔と、を有し、
    前記案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内孔及び前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用ライトガイド保持構造。
  6. チューブの先端側開口及び筒状の保護フードの基端側開口に嵌め込まれて、前記チューブと前記保護フードを連結する筒状のホルダーにおいて、
    前記チューブの先端側開口に嵌め込まれる基端側嵌合部と、
    前記基端側嵌合部の先端側に連結され、前記保護フードの基端側開口に嵌め込まれる先端側嵌合部と、
    前記基端側嵌合部の基端側端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔された第一の孔と、
    前記先端側嵌合部の先端側端面から基端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記第一の孔に通じた第二の孔と、
    前記基端側嵌合部及び前記先端側嵌合部に設けられ、前記基端側嵌合部の基端側端面から前記先端側嵌合部の先端側端面まで通じた案内路と、を備え、
    前記案内路の少なくとも一部が前記第一の孔の内面、前記第二の孔の内面、前記基端側嵌合部の外周面又は前記先端側嵌合部の外周面において開放され、
    前記案内路の先端寄り部分が径方向外方へ湾曲し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内路に挿入されていることを特徴とするホルダー。
  7. 前記案内路が、
    前記第一の孔の内面に凹設され、軸線方向に延在した第一案内溝と、
    前記第一案内溝よりも先端寄りにおいて前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、軸線方向に延在した第二案内溝と、
    前記第一案内溝の先端側端部から前記第二案内溝の基端側端部まで貫通した連通穴と、を有し、
    前記第二案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記第一案内溝、前記連通穴及び前記第二案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のホルダー。
  8. 前記案内路が、前記基端側嵌合部及び前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、前記基端側嵌合部の基端側の端面から前記先端側嵌合部の先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、
    前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のホルダー。
  9. 前記案内路が、前記第一の孔及び前記第二の孔の内面に凹設され、前記基端側嵌合部の基端側の端面から前記先端側嵌合部の先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、
    前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のホルダー。
  10. 前記案内路が、
    前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、軸線方向に延在した案内溝と、
    前記第一の孔の周囲において前記基端側嵌合部の端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記案内溝の基端側端部に通じた案内孔と、を有し、
    前記案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内孔及び前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のホルダー。
  11. 前記第二の孔は先端側に向かって径が漸増するよう錐台に形成されている請求項6から10の何れか一項に記載のホルダー。
  12. その先端部から励起光を生体組織に投光するとともに、その励起光に起因して前記生体組織から生じた放射光をその先端部で受光するプローブの前記先端部に設けられ、前記プローブの先端側となる筒状の保護フードと前記プローブの基端側となるチューブとを連結するホルダーにおいて、
    前記チューブの先端側開口に嵌め込まれる基端側嵌合部と、
    前記基端側嵌合部の先端側に連結され、前記保護フードの基端側開口に嵌め込まれる先端側嵌合部と、
    前記基端側嵌合部の基端側端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、励起光又は放射光の導光をする測定用光ファイバーが固定されたフェルールをくわえ込む保持孔と、
    前記先端側嵌合部の先端側端面から基端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記保持孔に通じた光通過孔と、
    前記基端側嵌合部及び前記先端側嵌合部に周方向に並設され、前記チューブに挿入された複数の照明用ライトガイドの先端部がそれぞれ挿入される複数の案内路と、を備えることを特徴とするホルダー。
  13. 前記基端側嵌合部と前記先端側嵌合部との連結部の外周面に径方向外方へ出っ張るように設けられ、前記保護フードと前記チューブの間に挟まれるフランジを更に備えることを特徴とする請求項12に記載のホルダー。
  14. 前記フランジよりも先端寄りにおいて前記先端側嵌合部の外周面に凸設された位置決め突起を更に備え、
    前記位置決め突起が前記保護フードの内面に形成された凹部に嵌合することを特徴とする請求項13に記載のホルダー。
  15. 前記光通過孔は先端側に向かって径が漸増するよう錐台に形成されていることを特徴とする請求項12から14の何れか一項に記載のホルダー。
  16. 前記光通過孔の内面の基端寄り部分に窪みが形成されている請求項12から15の何れか一項に記載のホルダー。
  17. 前記測定用光ファイバーが前記フェルールに対して偏心しており、
    前記光通過孔の内面における前記窪みの周方向の位置が前記測定用光ファイバーの偏心側であることを特徴とする請求項16に記載のホルダー。
  18. 前記基端側嵌合部の外周面に凸設された一又は複数の抜け止め突起を更に備えることを特徴とする請求項12から17の何れか一項に記載のホルダー。
  19. 前記抜け止め突起の数が複数であり、
    前記抜け止め突起が前記基端側嵌合部を周回するように周方向に延在しているとともに、軸線方向に並列されていることを特徴とする請求項18に記載のホルダー。
  20. 前記抜け止め突起の数が複数であり、
    前記抜け止め突起は突出高さが互いに異なることを特徴とする請求項18に記載のホルダー。
  21. 前記案内路が前記基端側嵌合部の基端側端面から前記先端側嵌合部の先端側端面まで通じている請求項12から20の何れか一項に記載のホルダー。
  22. 前記案内路の先端寄り部分が径方向外方へ曲がり、
    前記案内路の少なくとも一部が前記保持孔の内面、前記光通過孔の内面、前記基端側嵌合部の外周面又は前記先端側嵌合部の外周面において開放されていることを特徴とする請求項21に記載のホルダー。
  23. 前記案内路が、
    前記保持孔の内面に凹設され、軸線方向に延在した第一案内溝と、
    前記第一案内溝よりも先端寄りにおいて前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、軸線方向に延在した第二案内溝と、
    前記第一案内溝の先端側端部から前記第二案内溝の基端側端部まで貫通した連通穴と、を有し、
    前記第二案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記第一案内溝、前記連通穴及び前記第二案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項22に記載のホルダー。
  24. 前記案内路の先端寄り部分が径方向外方へ曲がり、
    前記案内路の少なくとも一部が前記保持孔の内面、前記光通過孔の内面、前記基端側嵌合部の外周面又は前記先端側嵌合部の外周面において開放され、
    前記案内路が、前記基端側嵌合部及び前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、前記基端側嵌合部の基端側の端面から前記先端側嵌合部の先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、
    前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項12に記載のホルダー。
  25. 前記案内路が、前記保持孔及び前記光通過孔の内周面に凹設され、前記基端側嵌合部の基端側の端面から前記先端側嵌合部の先端側の端面まで軸線方向に沿って延在した案内溝を有し、
    前記案内溝の底のうち基端寄り部分が軸線方向に対して平行であり、前記案内溝の底のうち先端寄り部分が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項22に記載のホルダー。
  26. 前記案内路が、
    前記先端側嵌合部の外周面に凹設され、軸線方向に延在した案内溝と、
    前記保持孔の周囲において前記基端側嵌合部の端面から先端側へ軸線方向に沿って穿孔され、前記案内溝の基端側端部に通じた案内孔と、を有し、
    前記案内溝の底が軸線方向から径方向外方へ傾斜し、
    前記照明用ライトガイドの先端部が前記案内孔及び前記案内溝に挿入されていることを特徴とする請求項22に記載のホルダー。
JP2013521568A 2011-06-20 2012-06-18 照明用ライトガイド保持構造及びホルダー Expired - Fee Related JP5949762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013521568A JP5949762B2 (ja) 2011-06-20 2012-06-18 照明用ライトガイド保持構造及びホルダー

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011136053 2011-06-20
JP2011136053 2011-06-20
JP2013521568A JP5949762B2 (ja) 2011-06-20 2012-06-18 照明用ライトガイド保持構造及びホルダー
PCT/JP2012/065468 WO2012176720A1 (ja) 2011-06-20 2012-06-18 照明用ライトガイド保持構造及びホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012176720A1 true JPWO2012176720A1 (ja) 2015-02-23
JP5949762B2 JP5949762B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=47422557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013521568A Expired - Fee Related JP5949762B2 (ja) 2011-06-20 2012-06-18 照明用ライトガイド保持構造及びホルダー

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5949762B2 (ja)
WO (1) WO2012176720A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6392965B1 (ja) * 2017-11-02 2018-09-19 コデン株式会社 留置装置及び留置システム
CN111918596A (zh) * 2018-03-30 2020-11-10 夏普株式会社 内窥镜前端部罩以及内窥镜
JP7198184B2 (ja) * 2019-09-24 2022-12-28 株式会社アドバンテスト 内視鏡、蛍光測定装置およびレンズ保持筒状体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6199112U (ja) * 1984-12-03 1986-06-25
JPH09117407A (ja) * 1985-03-22 1997-05-06 Massachusetts Inst Of Technol <Mit> 光ファイバ分光カテーテル

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04176436A (ja) * 1990-11-09 1992-06-24 Scala Kk 歯科用拡大観察装置の対物具
JP2605988B2 (ja) * 1991-01-28 1997-04-30 富士写真光機株式会社 内視鏡
JP2966563B2 (ja) * 1991-04-15 1999-10-25 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用照明光学系
JPH06230294A (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡照明光学系
JP2941621B2 (ja) * 1993-11-12 1999-08-25 株式会社フジクラ 広角照明装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6199112U (ja) * 1984-12-03 1986-06-25
JPH09117407A (ja) * 1985-03-22 1997-05-06 Massachusetts Inst Of Technol <Mit> 光ファイバ分光カテーテル

Also Published As

Publication number Publication date
JP5949762B2 (ja) 2016-07-13
WO2012176720A1 (ja) 2012-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5133595B2 (ja) 照明光検出用光学系並びにそれを備えた光学装置及び内視鏡装置
JP6463903B2 (ja) 内視鏡システム
JP6057715B2 (ja) 光学測定装置およびプローブ装置
JP5390045B2 (ja) プローブ
JP2012239669A (ja) プローブ及び診断システム
WO2014073426A1 (ja) 内視鏡
JP4370199B2 (ja) 内視鏡装置及び内視鏡用アダプタ
JP2006346185A (ja) 内視鏡システム
JP2016073687A (ja) 光学測定装置およびプローブ
JP5949762B2 (ja) 照明用ライトガイド保持構造及びホルダー
JP2010063485A (ja) 内視鏡用照明光学系及び内視鏡
US20220095896A1 (en) Illumination optical system and illumination device
US10736489B2 (en) Endoscope having an optical waveguide with emergence portion and an objective with beam splitter
JP6237648B2 (ja) プローブ、分光測定装置、および、診断システム
EP2626003A1 (en) Endoscope and lighting optical device therefor
JP6439081B2 (ja) 内視鏡
JP2017113079A (ja) 対物光学ユニット
KR101975908B1 (ko) 광학 어셈블리 및 이를 포함하는 내시경용 광원장치
JP2009183459A (ja) 血管用分光分析装置
JP5811049B2 (ja) プローブ
JP2014046075A (ja) 光学ユニットおよび内視鏡装置
WO2020070862A1 (ja) 内視鏡の先端部
CN110248588B (zh) 内窥镜
WO2017150154A1 (ja) 内視鏡
JP2003225202A (ja) 励起光照射プローブ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5949762

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees