JPWO2012169606A1 - 携帯端末、制御方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

携帯端末は、開閉する開閉部分と、前記開閉部分の開閉を検知する開閉検知部と、前記開閉検知部によって前記開閉部分が開いていることが検知されている間、第1の処理を実行する第1の処理部と、前記開閉検知部によって前記開閉部分が閉じられたことが検知されたときに、前記第1の処理の実行結果に対する処理である第2の処理を実行する第2の処理部とを備える。

Description

本発明は、開閉可能な開閉部分を有する携帯端末、携帯端末の制御方法及び携帯端末のプログラムに関する。
近年、開閉可能な開閉部分を有する携帯端末が普及している。例えば、特許文献1や特許文献2には、タッチパネルが設けられた第1の筐体と、第1の筐体と重ね合わせた状態で配置され、操作部が設けられた第2の筐体と、第1及び第2の筐体を相対的に移動可能に(スライド可能に)支持する開閉部分とを備える携帯端末(以下、スライド型携帯端末と呼ぶ)が開示されている。スライド型携帯端末は、第1の筐体のタッチパネルと反対側の面と第2の筐体の操作部側の面とが対向して、開閉部分により支持される。両筐体を展開することで(開くことで)操作部を露出させ、第1の筐体を第2の筐体側へスライドさせることで(閉じることで)操作部を収納させることができる。
特許文献1には、スライド型携帯端末の開閉に応じて、タッチパネルの表示を変化させる技術が開示されている。
特許文献2には、スライド型携帯端末において、開閉の際にタッチパネルに接触した場合、その接触による入力を無効にすることで、開閉時の誤動作を防ぐ技術が開示されている。
日本国特開2009−230765号公報 日本国特開2010−103879号公報
通常、利用者がスライド型携帯端末を開くとき、利用者は操作部を用いた操作を行う。一方、利用者がスライド型携帯端末を閉じるとき、利用者は操作部を用いた操作を終了する。しかしながら、上述したスライド型携帯端末においては、スライド型携帯端末の開閉に関わらず、利用者がタッチパネルまたは操作部の操作によって所定の操作の開始または終了を入力する必要があり、操作が煩わしいという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされた。本発明の目的の一例は、開閉に連動して処理が実行される携帯端末を提供することである。
本発明は上記の課題を解決するためになされた。本発明による携帯端末は、開閉する開閉部分と、前記開閉部分の開閉を検知する開閉検知部と、前記開閉検知部によって前記開閉部分が開いていることが検知されている間、第1の処理を実行する第1の処理部と、前記開閉検知部によって前記開閉部分が閉じられたことが検知されたときに、前記第1の処理の実行結果に対する処理である第2の処理を実行する第2の処理部とを備える。
開閉する開閉部分を有する携帯端末の本発明による制御方法は、前記開閉部分の開閉を検知し、前記開閉部分が開いていると検知されている間、第1の処理を実行し、前記開閉部分が閉じられたことを検知されたときに、前記第1の処理の実行結果に対する処理である第2の処理を実行することを含む。
本発明によるプログラムは、開閉する開閉部分を有する携帯端末を、前記開閉部分の開閉を検知する開閉検知部、前記開閉検知部によって前記開閉部分が開いていると検知されている間、第1の処理を実行する第1の処理部、前記開閉検知部によって前記開閉部分が閉じられたことを検知されたときに、前記第1の処理の実行結果に対する処理である第2の処理を実行する第2の処理部として機能させる。
本発明によれば、携帯端末は、開閉に連動して前の処理の実行結果に対する処理を実行する。
本発明の第1の実施形態による携帯端末の前面の外観図である。 本発明の第1の実施形態による携帯端末の側面の外観図である。 本発明の第1の実施形態による携帯端末の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態による携帯端末の動作を示すフローチャートその1である。 本発明の第1の実施形態による携帯端末の動作を示すフローチャートその2である。 本発明の第1の実施形態における処理毎の携帯端末の画面の変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態による携帯端末の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態による携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による携帯端末の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第3の実施形態による携帯端末の動作を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1Aは、本発明の第1の実施形態による携帯端末1の前面の外観図である。図1Bは、本発明の第1の実施形態による携帯端末1の側面の外観図である。
携帯端末1は、第1の筐体10と第2の筐体20とを備える。
第1の筐体10の一方の面にはタッチパネル11が設けられる。以降、第1の筐体10のタッチパネル11が設けられた面を前面と呼ぶ。第1の筐体10の前面とは反対側の面を背面と呼ぶ。タッチパネル11は、LCD(Liquid Cristal Display)等の表示部と、利用者による接触により利用者からの入力を受け付ける入力部とを備える入力デバイスである。
第2の筐体20の一方の面には操作部21が設けられる。以降、第2の筐体20の操作部21が設けられた面を前面と呼ぶ。第2の筐体20の前面とは反対側の面を背面と呼ぶ。操作部21は、複数のボタンによって構成され、そのボタンの押下により利用者からの入力を受け付ける。
第1の筐体10の背面と第2の筐体20の前面には、第1の筐体10と第2の筐体20とを相対的に移動可能に支持する開閉部分を備える。例えば、図1Bに示すように、第1の筐体10の背面に設けられた突起31と第2の筐体20の前面に設けられ、突起31に嵌合する溝部32とが開閉部分を構成しても良い。この場合、突起31が溝部32に沿って移動することで、第1の筐体10と第2の筐体20とが相対的に移動する。第1の筐体10と第2の筐体20とを展開することで操作部21が露出する。第1の筐体10を第2の筐体20側へスライドさせることで操作部21を収納させることができる。すなわち、携帯端末1の長手方向に沿って、携帯第1の筐体10の上端を第2の筐体20の下端に近づけるように第1の筐体10が第2の筐体20に対して相対的にスライドすることで、操作部21が第1の筐体10に覆われる。以降、携帯端末1において操作部21が露出している状態を開状態(開いている状態)と呼ぶ。また、操作部21が収納されている状態を閉状態(閉じられている状態)と呼ぶ。
図2は、本発明の第1の実施形態による携帯端末1の構成を示す概略ブロック図である。
携帯端末1は、操作受付部101、開閉検知部102、タッチパネル制御部103、メール編集部104(第1の処理部)、一時記憶部105、プレビュー生成部106(第2の処理部)、表示制御部107、選択部108、計時部109、不揮発記憶部110、記録部111(第3の処理部、第4の処理部)、および送信部112(第3の処理部)を備える。
操作受付部101は、第1の筐体10に設けられた操作部21に対する利用者からの入力を受け付け、その入力に対応する入力信号を生成する。
開閉検知部102は、開閉部分が開状態であるか閉状態であるかを判定する。具体的には、第1の筐体10には磁気センサが設けられている。また、第2の筐体20には、閉状態において第1の筐体10の磁気センサと近接する位置にマグネットが設けられている。開閉検知部102は、第1の筐体10の磁気センサが、第2の筐体20のマグネットに近づいたか否かを判定することで、開閉部分の開閉を判定する。
タッチパネル制御部103は、タッチパネル11への接触による入力を受け付け、その入力に対応する入力信号を生成する。また、タッチパネル制御部103は、タッチパネル11に表示情報を表示させる。
メール編集部104は、携帯端末1が開状態のときに、操作受付部101から入力信号を受け付け、その入力信号に応じたメール文書を生成し、メール文書を一時記憶部105に記録する(第1の処理)。メール編集部104は、不揮発記憶部110にメール文書が記録されている場合、そのメール文書を読み出し、そのメール文書の書き換えを行う。
一時記憶部105は、揮発メモリであり、メール編集部104が生成したメール文書を記憶する。
プレビュー生成部106は、携帯端末1が開状態から閉状態に遷移したときに、一時記憶部105が記憶するメール文書のプレビュー画面を生成することを表示制御部107に指示する(第2の処理)。
表示制御部107は、プレビュー生成部106からプレビュー画面の生成指示を受け付けた場合に、一時記憶部105が記憶するメール文書からプレビュー画面を生成し、タッチパネル制御部103に出力する。また、表示制御部107は、選択部108から選択画面の生成指示を受け付けた場合に、選択画面を生成し、その選択画面をタッチパネル制御部103に出力する。
選択部108は、タッチパネル11にプレビュー画面が表示されているときにタッチパネル制御部103が入力を受け付けた場合に、利用者からメール文書の保存、送信、破棄の何れの処理を実行するかの選択を受け付ける。
計時部109は、携帯端末1が開状態から閉状態に遷移した時刻からの経過時間を計時する。
不揮発記憶部110は、利用者によって入力された情報を不揮発に記憶する。
記録部111は、選択部108の指示により一時記憶部105が記憶するメール文書を不揮発記憶部110に記録する(第3の処理)。また、記録部111は、計時部109が計時する経過時間が所定時間に達した場合に、一時記憶部105が記憶するメール文書を不揮発記憶部110に記録する(第4の処理)。
送信部112は、選択部108の指示により、一時記憶部105が記憶するメール文書を送信する(第3の処理)。
次に、携帯端末1の動作を説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態による携帯端末1の動作を示すフローチャートその1である。図4は、本発明の第1の実施形態による携帯端末1の動作を示すフローチャートその2である。図5は、処理毎の携帯端末1の画面の変化を示す図である。
図5の(A)部は携帯端末1の編集画面を示す。図5の(B)部は携帯端末1のプレビュー画面を示す。図5の(C)部は携帯端末1の選択画面を示す。図5の(D)部は携帯端末1の待ち受け画面を示す。図5の(E)部は携帯端末1の送信完了画面を示す。図5の(A)部の状態において携帯端末1を閉じると、携帯端末1の画面が図5の(B)部の状態に変化する(矢印A)。図5の(B)部の状態で携帯端末1を開くと、携帯端末1が図5の(A)部の状態に変化する(矢印B)。図5の(B)部の状態で携帯端末1のタッチパネルに接触すると、携帯端末1の画面が図5の(C)部の状態に変化する(矢印C)。図5の(B)部の状態において所定時間操作がなされないと、携帯端末1の画面が図5の(D)部の状態に変化する(矢印D)。図5の(C)部の状態において携帯端末1を開くと、携帯端末1の画面が図5の(A)部の状態に変化する(矢印E)。図5の(C)部の状態において所定時間操作がなされないと、携帯端末1の画面が図5の(D)部の状態に変化する(矢印F)。図5の(C)部の状態において送信が選択されると、携帯端末1の画面が図5の(E)部の状態に変化する(矢印G)。図5の(D)部の状態において携帯端末1を開くと、携帯端末1の画面が図5の(A)部の状態に変化する(矢印H)。
携帯端末1が電子メールアプリケーションを起動すると、開閉検知部102は、携帯端末1が開状態であるか否かを判定する(ステップS1)。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態であると判定した場合(ステップS1:NO)、開状態となるまでステップS1の処理を繰り返す。
開閉検知部102が、携帯端末1が開状態であると判定した場合(ステップS1:YES)、メール編集部104は、不揮発記憶部110または一時記憶部105にメール文書が記憶されているか否かを判定する(ステップS2)。メール編集部104は、不揮発記憶部110にメール文書が記憶されていると判定した場合(ステップS2:YES)、不揮発記憶部110からメール文書を読み出し、そのメール文書を一時記憶部105に記録する(ステップS3)。
ステップS2において不揮発記憶部110にメール文書が記憶されていないと判定した場合(ステップS2:NO)、またはステップS3において一時記憶部105にメール文書を記録した場合、メール編集部104は、操作受付部101から受け付けた入力信号に基づいて一時記憶部105が記憶するメール文書を書き換える(ステップS4)。例えばメール編集部104は、操作受付部101からテンキーの「1」を示す入力信号を受け付けた場合、一時記憶部105が記憶するメール文書の末尾に「A」の文字を追加する。また、例えばメール編集部104は、操作受付部101から「削除」を示す入力信号を受け付けた場合、一時記憶部105が記憶するメール文書の末尾の文字を削除する。このときタッチパネル11には図5の(A)部に示すようなメール文書の編集画面が表示される。
次に、開閉検知部102は、携帯端末1が閉状態に遷移したか否かを判定する(ステップS5)。開閉検知部102が、携帯端末1が開状態のままであると判定した場合(ステップS5:NO)、処理がステップS4に戻り、メール編集部104によるメール文書の書き換えを継続する。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態に遷移したと判定した場合(ステップS5:YES)、計時部109は、携帯端末1が閉状態に遷移した時刻からの経過時間の計時を開始する(ステップS6)。また、プレビュー生成部106は、一時記憶部105が記憶するメール文書のプレビュー画面の生成指示を、表示制御部107に出力する。表示制御部107は、プレビュー生成部106からプレビュー画面の生成指示を受け付けると、一時記憶部105が記憶するメール文書を読み出し、そのメール文書のプレビュー画面を生成し、そのプレビュー画面をタッチパネル制御部103に出力する(ステップS7)。これにより、タッチパネル11には図5の(B)に示すようなメール文書のプレビュー画面が表示される。
タッチパネル制御部103は、タッチパネル11にメール文書のプレビュー画面を表示させると、利用者がタッチパネル11に接触したか否かを判定する(ステップS8)。タッチパネル制御部103が、利用者がタッチパネル11に接触していないと判定した場合(ステップS8:NO)、開閉検知部102は、携帯端末1が再度開状態に遷移したか否かを判定する(ステップS9)。開閉検知部102が、携帯端末1が開状態に遷移したと判定した場合(ステップS9:YES)、処理がステップS4に戻り、メール編集部104による一時記憶部105が記憶するメール文書の書き換え処理を行う。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態のままであると判定した場合(ステップS9:NO)、計時部109は、計時を開始した時刻からの経過時間が所定時間(例えば、3分)に達したか否かを判定する(ステップS10)。計時部109が、経過時間が所定時間に達していないと判定した場合(ステップS10:NO)、処理がステップS8に戻り、タッチパネル制御部103がタッチパネル11への接触の有無の判定を行う。
計時部109は、経過時間が所定時間に達したと判定した場合(ステップS10:YES)、経過時間の計時を終了する。そして、記録部111は、一時記憶部105が記憶しているメール文書を不揮発記憶部110に記録し(ステップS11)、一時記憶部105が記憶しているメール文書を消去する。そして、処理がステップS1に戻り、利用者によって携帯電話が開状態になるまで待機する。つまり、記録部111は、選択部108が選択を受け付けないまま所定時間が経過したときに、一時記憶部105が記憶しているメール文書を不揮発記憶部110に記録する。これにより、携帯端末1は、タッチパネル11に図5の(D)部に示すような待ち受け画面を表示し、待ち受け状態などの省電力状態に遷移することができる。そのため、携帯端末1は、利用者がメール文書の編集を中断したときに携帯端末1の消費電力を低減させることができる。また、メール文書が不揮発記憶部110に記録されているため、携帯端末1は、ステップS3においてそのメール文書の読み込み行う。そのため、利用者は次の起動時にメール文書の作成中断前の状態からメール文書の編集を行うことができる。
ステップS8において、タッチパネル制御部103が、利用者がタッチパネル11に接触したと判定した場合(ステップS8:YES)、選択部108は、表示制御部107に選択画面の生成指示を出力する。表示制御部107は、選択部108から選択画面の生成指示を受け付けると、生成したメール文書に対する処理の選択肢を表す選択画面を生成し、その選択画面をタッチパネル制御部103に出力する(ステップS12)。これにより、タッチパネル11には図5の(C)部に示すような選択画面が表示される。選択画面には、送信ボタン、保存ボタン、破棄ボタンが配置される。すなわち、選択部108は、メール文書を送信するか、メール文書を不揮発記憶部110に記録するか、メール文書を保存せずに破棄するかの何れの処理を行うかの選択を受け付ける。
タッチパネル制御部103は、タッチパネル11に選択画面を表示させると、利用者がタッチパネル11に接触したか否かを判定する(ステップS13)。タッチパネル制御部103が、利用者がタッチパネル11に接触していないと判定した場合(ステップS13:NO)、開閉検知部102は、携帯端末1が再度開状態に遷移したか否かを判定する(ステップS14)。開閉検知部102が、携帯端末1が開状態に遷移したと判定した場合(ステップS14:YES)、処理がステップS4に戻り、メール編集部104による一時記憶部105が記憶するメール文書の書き換え処理を行う。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態のままであると判定した場合(ステップS14:NO)、計時部109は、計時を開始した時刻からの経過時間が所定時間に達したか否かを判定する(ステップS15)。計時部109が、経過時間が所定時間に達していないと判定した場合(ステップS15:NO)、処理がステップS13に戻り、タッチパネル11への接触の有無の判定を行う。計時部109は、経過時間が所定時間に達したと判定した場合(ステップS15:YES)、経過時間の計時を終了する。そして、記録部111は、一時記憶部105が記憶しているメール文書を不揮発記憶部110に記録して(ステップS16)一時記憶部105が記憶しているメール文書を消去し、処理がステップS1に戻る。
ステップS13において、タッチパネル制御部103が、利用者がタッチパネル11に接触したと判定した場合(ステップS13:YES)、選択部108は、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、送信ボタン、保存ボタン、破棄ボタンの何れのボタンの領域に含まれるかを判定する(ステップS17)。
選択部108が、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、送信ボタンの領域に含まれると判定した場合(ステップS17:送信)、送信部112は、一時記憶部105が記憶するメール文書をそのメール文書が示す宛先へ送信し(ステップS18)、一時記憶部105が記憶するメール文書を消去して処理を終了する。このとき、タッチパネル11には、図5の(E)部に示すようなメール文書の送信完了画面が表示される。
選択部108が、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、保存ボタンの領域に含まれると判定した場合(ステップS17:保存)、記録部111は、一時記憶部105が記憶しているメール文書を不揮発記憶部110に記録し(ステップS19)、一時記憶部105が記憶するメール文書を消去して処理を終了する。
選択部108が、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、破棄ボタンの領域に含まれると判定した場合(ステップS17:破棄)、記録部111は、一時記憶部105が記憶するメール文書を消去して処理を終了する。
選択部108が、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、送信ボタン、保存ボタン、破棄ボタンの何れの領域にも含まれないと判定した場合(ステップS17:その他)、ステップS14に戻り、タッチパネル11への接触の有無の判定を行う。
上記で説明したように、本実施形態によれば、メール編集部104は、開閉検知部102によって開閉部分が開いていることが検知されている間、メール文書の編集処理(第1の処理)を実行する。プレビュー生成部106は、開閉検知部102によって開閉部分が閉じられたことが検知されたときに、第1の処理の実行結果、すなわちメール編集部104によって一時記憶部105に記録されたメール文書に対する処理であるプレビュー画面の生成指示を表示制御部107に出力する(第2の処理)。これにより、利用者は、開閉部分を閉じることで、タッチパネル11または操作部21の操作を行わずにメール文書の編集処理を終了することができる。
また、本実施形態によれば、プレビュー生成部106がプレビュー画面の生成指示(第2の処理)を出力した後に、選択部108は、第2の処理の実行結果、すなわちプレビュー画面に表示されたメール文書に対する処理である送信、保存、破棄(第3の処理)のうちいずれの処理を実行するかの選択を利用者から受け付ける。そして、送信部112または記録部111は、選択部108が選択を受け付けた処理を実行する。これにより、利用者は、プレビュー画面を見た後にそのプレビュー画面に表示されたメール文書に対する処理を選択することができる。
また、本実施形態によれば、記録部111は、開閉検知部102によって開閉部分が閉じられたことを検知されてから、選択部108によって選択が受け付けられないまま所定時間が経過したときに、メール文書を不揮発記憶部110に記録する(第4の処理)。これにより、利用者がメール文書の編集の中断のために携帯端末1を閉じた場合、携帯端末1は、編集中のメール文書を次回起動時に読み出すことができる。そのため、利用者は、次回携帯端末1を使用する際に、メール文書の編集の途中であったことを思い出すことができ、すぐにメール文書の編集作業を再開することができる。
本実施形態では、第2の処理としてメール文書のプレビューを行う場合を説明したが、これに限られない。例えば第2の処理としてメール文書の送信を行うようにしても良い。つまり、本実施形態では、メール文書のプレビューの後、送信、保存、破棄の選択を行い、選択された処理を実行する場合を説明した。この処理に代えて、メール文書のプレビューの後、送信、保存、破棄の選択を行わず、送信処理を行うようにしても良い。また、メール文書のプレビューの後、送信、保存、破棄の選択を行わずに、メール文書の送信を行うようにしても良い。
(第2の実施形態)
次に、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。第1の実施形態では、携帯端末1がメール文書を生成する場面を説明した。第2の実施形態では、携帯端末1が画像の撮像を行う場面を説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態による携帯端末1の構成を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態による携帯端末1は、第1の実施形態におけるメール編集部104に代えて撮像部113(第1の処理部)を備える。また、第2の実施形態による携帯端末1は、送信部112に代えてメール作成部114(第3の処理部)を備える。第2の実施形態による携帯端末1は計時部109を備えない。
操作受付部101は、第1の筐体10に設けられた操作部21に対する利用者からの入力を受け付け、その入力に対応する入力信号を生成する。
開閉検知部102は、開閉部分が開状態であるか閉状態であるかを判定する。
タッチパネル制御部103は、タッチパネル11への接触による入力を受け付け、その入力に対応する入力信号を生成する。また、タッチパネル制御部103は、タッチパネル11に表示情報を表示させる。
撮像部113は、携帯端末1が開状態のときに、操作受付部101から入力信号を受け付け、その入力信号をトリガに撮像を行う。
一時記憶部105は、揮発メモリであり、撮像部113が撮像した画像を記憶する。
プレビュー生成部106は、携帯端末1が開状態から閉状態に遷移したときに、一時記憶部105が記憶する画像のプレビュー画面を生成することを表示制御部107に指示する(第2の処理)。
表示制御部107は、プレビュー生成部106からプレビュー画面の生成指示を受け付けた場合に、一時記憶部105が記憶する画像からプレビュー画面を生成し、そのプレビュー画面をタッチパネル制御部103に出力する。また、表示制御部107は、選択部108から選択画面の生成指示を受け付けた場合に、選択画面を生成し、その選択画面をタッチパネル制御部103に出力する。
選択部108は、タッチパネル11にプレビュー画面が表示されているときにタッチパネル制御部103が入力を受け付けた場合に、利用者から画像の保存、メール添付、破棄の何れの処理を実行するかの選択を受け付ける。
不揮発記憶部110は、撮像部113が撮像した画像を不揮発に記憶する。
記録部111は、選択部108の指示により一時記憶部105が記憶する画像を不揮発記憶部110に記録する(第3の処理)。
メール作成部114は、選択部108の指示により、一時記憶部105が記憶する画像をメール文書に添付する(第3の処理)。
次に、携帯端末1の動作を説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態による携帯端末1の動作を示すフローチャートである。
携帯端末1がカメラアプリケーションを起動すると、開閉検知部102は、携帯端末1が開状態であるか否かを判定する(ステップS101)。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態であると判定した場合(ステップS101:NO)、開状態となるまでステップS101の処理を繰り返す。
開閉検知部102が、携帯端末1が開状態であると判定した場合(ステップS101:YES)、撮像部113は、操作受付部101から入力信号を受け付けたか否かを判定する(ステップS102)。撮像部113は、入力信号を受け付けたと判定した場合(ステップS102:YES)、撮像を実行し、撮像によって得られた画像を一時記憶部105に記録する(ステップS103)。
ステップS102において撮像部113が入力信号を受け付けていないと判定した場合(ステップS102:NO)、またはステップS103において撮像部113が撮像を実行した場合、開閉検知部102は、携帯端末1が閉状態に遷移したか否かを判定する(ステップS104)。開閉検知部102が、携帯端末1が開状態のままであると判定した場合(ステップS104:NO)、ステップS102に戻り、入力信号の受け付けを継続する。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態に遷移したと判定した場合(ステップS104:YES)、プレビュー生成部106は、一時記憶部105が記憶する画像のプレビュー画面の生成指示を、表示制御部107に出力する。表示制御部107は、プレビュー生成部106からプレビュー画面の生成指示を受け付けると、一時記憶部105が記憶する画像を読み出し、その画像のプレビュー画面を生成し、そのプレビュー画面をタッチパネル制御部103に出力する(ステップS105)。この処理により、タッチパネル11には画像のプレビュー画面が表示される。
タッチパネル制御部103は、タッチパネル11に画像のプレビュー画面を表示させると、利用者がタッチパネル11に接触したか否かを判定する(ステップS106)。タッチパネル制御部103が、利用者がタッチパネル11に接触していないと判定した場合(ステップS106:NO)、開閉検知部102は、携帯端末1が再度開状態に遷移したか否かを判定する(ステップS107)。開閉検知部102が、携帯端末1が開状態に遷移したと判定した場合(ステップS107:YES)、一時記憶部105が記憶する画像を消去してステップS102に戻り、入力信号の受け付けを行う。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態のままであると判定した場合(ステップS107:NO)、処理がステップS106に戻り、タッチパネル制御部103がタッチパネル11への接触の有無の判定を行う。
ステップS106において、タッチパネル制御部103が、利用者がタッチパネル11に接触したと判定した場合(ステップS106:YES)、選択部108は、表示制御部107に選択画面の生成指示を出力する。表示制御部107は、選択部108から選択画面の生成指示を受け付けると、撮像した画像に対する処理の選択肢を表す選択画面を生成し、その選択画面をタッチパネル制御部103に出力する(ステップS108)。この処理により、タッチパネル11には選択画面が表示される。選択画面には、保存ボタン、メール添付ボタン、破棄ボタンが配置される。すなわち、選択部108は、撮像した画像を不揮発記憶部110に記録するか、撮像した画像をメール文書に添付するか、撮像した画像を保存せずに破棄するかの何れの処理を行うかの選択を受け付ける。
タッチパネル制御部103は、タッチパネル11に選択画面を表示させると、利用者がタッチパネル11に接触したか否かを判定する(ステップS109)。タッチパネル制御部103が、利用者がタッチパネル11に接触していないと判定した場合(ステップS109:NO)、開閉検知部102は、携帯端末1が再度開状態に遷移したか否かを判定する(ステップS110)。開閉検知部102が、携帯端末1が開状態に遷移したと判定した場合(ステップS110:YES)、処理がステップS102に戻り、操作受付部101が入力信号の受け付けを行う。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態のままであると判定した場合(ステップS110:NO)、処理がステップS109に戻り、タッチパネル制御部103がタッチパネル11への接触の有無の判定を行う。
ステップS109において、タッチパネル制御部103が、利用者がタッチパネル11に接触したと判定した場合(ステップS109:YES)、選択部108は、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、保存ボタン、メール添付ボタン、破棄ボタンの何れのボタンの領域に含まれるかを判定する(ステップS110)。
選択部108が、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、メール添付ボタンの領域に含まれると判定した場合(ステップS110:メール添付)、送信部112は、一時記憶部105が記憶する画像をメール文書に添付して、画像が添付されたメール文書をメールアプリケーションに渡し(ステップS111)、処理を終了する。
選択部108が、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、保存ボタンの領域に含まれると判定した場合(ステップS110:保存)、記録部111は、一時記憶部105が記憶している画像を不揮発記憶部110に記録し(ステップS112)、一時記憶部105が記憶する画像を消去して処理を終了する。
選択部108が、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、破棄ボタンの領域に含まれると判定した場合(ステップS110:破棄)、記録部111は、一時記憶部105が記憶する画像を消去して処理を終了する。
選択部108が、タッチパネル制御部103が接触を検知した座標が、送信ボタン、保存ボタン、破棄ボタンの何れの領域にも含まれないと判定した場合(ステップS110:その他)、ステップS109に戻り、タッチパネル11への接触の有無の判定を行う。
このように、メール文書の作成時に限らず、画像の撮像時においても、本発明の実施形態を適用することができる。
本実施形態では、プレビュー画面の表示後に、携帯端末1が画像の保存、メール文書への添付、破棄の何れかの処理を実行する場合を説明したが、これに限られない。保存、添付、破棄以外の処理としては、例えばサーバ装置へのアップロード、赤外線通信などによる他装置への転送、撮像した画像が動画像である場合はその動画像の再生などが挙げられる。
(第3の実施形態)
次に、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について詳しく説明する。第1の実施形態では、携帯端末1がメール文書を生成する場合を説明した。第3の実施形態では、携帯端末1が音声通信を行う場合を説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態による携帯端末1の構成を示す概略ブロック図である。
第3の実施形態による携帯端末1は、操作受付部101、開閉検知部102、タッチパネル制御部103、音声通信部115(第1の処理部)、保留部116(第2の処理部)、表示制御部107、および不揮発記憶部110を備える。
操作受付部101は、第1の筐体10に設けられた操作部21に対する利用者からの入力を受け付け、その入力に対応する入力信号を生成する。
開閉検知部102は、開閉部分が開状態であるか閉状態であるかを判定する。
タッチパネル制御部103は、タッチパネル11への接触による入力を受け付け、その入力に対応する入力信号を生成する。また、タッチパネル制御部103は、タッチパネル11に表示情報を表示させる。
音声通信部115は、携帯端末1が開状態のときに、操作受付部101から入力信号を受け付け、その入力信号に基づいて音声通信(第1の処理)を行う。
保留部116は、携帯端末1が開状態から閉状態に遷移したときに、音声通信部115による音声通信を保留する(第2の処理)。
表示制御部107は、保留部116が音声通信を保留した場合に、不揮発記憶部110が記憶する通話相手の画像を読み出し、その画像を含む画面をタッチパネル制御部103に出力する。
不揮発記憶部110は、電話番号に関連付けてその電話番号によって特定される端末の所有者の写真を記憶する。
次に、携帯端末1の動作を説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態による携帯端末1の動作を示すフローチャートである。
携帯端末1が通話アプリケーションを起動すると、開閉検知部102は、携帯端末1が開状態であるか否かを判定する(ステップS201)。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態であると判定した場合(ステップS201:NO)、開状態となるまでステップS201の処理を繰り返す。
開閉検知部102が、携帯端末1が開状態であると判定した場合(ステップS201:YES)、音声通信部115は、操作受付部101から受け付けた入力信号に従って発呼し、音声通信を開始する(ステップS202)。次に、音声通信部115は、操作受付部101から音声通信の終了を示す入力信号を受け付けたか否かを判定する(ステップS203)。音声通信部115は、音声通信の終了を示す入力信号を受け付けていないと判定した場合(ステップS203:NO)、開閉検知部102は、携帯端末1が閉状態に遷移したか否かを判定する(ステップS204)。開閉検知部102が、携帯端末1が開状態のままであると判定した場合(ステップS204:NO)、処理がステップS203に戻り、音声通信部115が音声通信の終了を示す入力信号を受け付けたか否かの判定を継続する。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態に遷移したと判定した場合(ステップS204:YES)、保留部116は、音声通信部115による音声通信を保留する(ステップS205)。次に、表示制御部107は、不揮発記憶部110から、現在の通話相手の電話番号に関連付けられた画像を読み出す(ステップS206)。そして、表示制御部107は、読み出した画像を含む画面を生成し、その画面をタッチパネル制御部103に出力する(ステップS207)。この処理により、タッチパネル11には通話相手の画像を含む画面が表示され、通話相手に関連する情報を容易に確認することができる。
タッチパネル制御部103は、タッチパネル11に通話相手の画像を含む画面を表示させると、開閉検知部102は、携帯端末1が再度開状態に遷移したか否かを判定する(ステップS208)。開閉検知部102が、携帯端末1が閉状態のままであると判定した場合(ステップS208:NO)、携帯端末1が閉状態から開状態に遷移したか否かの判定を継続する。開閉検知部102が、携帯端末1が開状態に遷移したと判定した場合(ステップS208:YES)、保留部116は音声通信の保留を解除する(ステップS209)。そして、処理がステップS203に戻り、音声通信部115が音声通信終了を示す入力信号を受け付けたか否かの判定を行う。
ステップS203において、音声通信部115が、音声通信の終了を示す入力信号を受け付けたと判定した場合(ステップS203:YES)、音声通信部115は、処理を終了する。
このように、メール文書の作成時に限らず、音声通信時においても、本発明の実施形態を適用することができる。
本実施形態では、携帯端末1を閉じたときに音声通信を保留する場合について説明したが、これに限られない。例えば音声転送の中断、テレビ電話における画像転送の中断、または音声通信の終了処理など、音声通信に関する他の処理を行う場合であっても良い。
音声通信中に、音声通信の内容を音声認識により解読し、その内容をスケジューラアプリケーションや電話帳アプリケーションなどに渡し、携帯端末1を閉じたときに登録内容を表示して利用者に確認させる処理を行う場合であっても良い。これにより、通話内容に関する情報を容易に登録することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られない。この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
上述の携帯端末1は内部に、コンピュータシステムを有している。上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
上記プログラムは、前述した機能の一部を実現しても良い。
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
この出願は、2011年6月10日に出願された日本出願特願2011−129926を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、携帯端末、制御方法及びプログラムに適用することができる。本発明を適用した携帯端末、制御方法及びプログラムは、開閉に連動して前の処理の実行結果に対する処理を実行することができる。
10 第1の筐体
11 タッチパネル
20 第2の筐体
21 操作部
101 操作受付部
102 開閉検知部
103 タッチパネル制御部
104 メール編集部
105 一時記憶部
106 プレビュー生成部
107 表示制御部
108 選択部
109 計時部
110 不揮発記憶部
111 記録部
112 送信部
113 撮像部
114 メール作成部
115 音声通信部
116 保留部

Claims (6)

  1. 開閉する開閉部分と、
    前記開閉部分の開閉を検知する開閉検知部と、
    前記開閉検知部によって前記開閉部分が開いていることが検知されている間、第1の処理を実行する第1の処理部と、
    前記開閉検知部によって前記開閉部分が閉じられたことが検知されたときに、前記第1の処理の実行結果に対する処理である第2の処理を実行する第2の処理部と
    を備える携帯端末。
  2. 前記第2の処理部が前記第2の処理を実行した後に、前記第2の処理の実行結果に対する複数の処理である第3の処理のうちいずれの処理を実行するかの選択を利用者から受け付ける選択部と、
    前記第3の処理のうち前記選択部が選択を受け付けた処理を実行する第3の処理部と
    をさらに備える請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記開閉検知部によって前記開閉部分が閉じられたことを検知されてから、前記選択部によって選択が受け付けられないまま所定時間が経過したときに、第4の処理を実行する第4の処理部
    をさらに備える請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記第2の処理部が前記第2の処理を実行したときに、前記第2の処理の実行結果を表示する表示部
    をさらに備える請求項1から請求項3の何れか1項に記載の携帯端末。
  5. 開閉する開閉部分を有する携帯端末の制御方法であって、
    前記開閉部分の開閉を検知し、
    前記開閉部分が開いていると検知されている間、第1の処理を実行し、
    前記開閉部分が閉じられたことを検知されたときに、前記第1の処理の実行結果に対する処理である第2の処理を実行する
    ことを含む制御方法。
  6. 開閉する開閉部分を有する携帯端末を、
    前記開閉部分の開閉を検知する開閉検知部、
    前記開閉検知部によって前記開閉部分が開いていると検知されている間、第1の処理を実行する第1の処理部、
    前記開閉検知部によって前記開閉部分が閉じられたことを検知されたときに、前記第1の処理の実行結果に対する処理である第2の処理を実行する第2の処理部
    として機能させるためのプログラム。
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