JPWO2012127693A1 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

本情報処理装置は、受信する放送チャンネルとして、複数の数字で指定された一つのチャンネル番号を指定するチャンネル指定、または複数の数字に対応する記号を含む数字の列によって複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定を受け付ける受付手段と、複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定では複数のチャンネル番号で示される放送チャンネルのうち、所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する選局手段と、を備える。

Description

本発明は、放送の受信に関わる情報処理に関するものである。
ケーブルテレビ、インターネット上のIP(Internet Protocol)テレビ、衛星放送、地上波デジタル放送等は、従来のテレビジョン放送と比較して多チャンネル放送となっている。多チャンネル放送では、数十チャンネル以上のチャンネルを通じてサービスが提供されており、チャンネルを特定する情報、例えば、チャンネル番号は3桁となっている例も多い。多チャンネル放送では、さらに番組編成の変更によってチャンネル番号が変更されることがある。
一方、テレビジョン受信機においてユーザが視聴するチャンネルを指定するためには、以下の指定方法によることが多い。第1の指定方法は、例えば、ユーザがチャンネル番号のアップキーと、チャンネル番号のダウンキー操作をすることによる。第2の指定方法は、例えば、ユーザが番号キー等を押下し、チャンネル番号を直接入力することによる。
ところで、多チャンネル放送に習熟しているユーザを除き、ユーザが多チャンネル放送のチャンネル番号を記憶するのは困難である。また、毎回、例えば3桁以上のチャンネル番号を指定し、あるいは、チャンネル番号のアップキー/ダウンキーによって選局するのは面倒である。そこで、特に多チャンネル放送では、ワンタッチ選局キーによる選局が好まれる。ワンタッチ選局キーによる選局とは、一のキーに一の放送チャンネルの指定を割り付けておく選局方法である。ユーザがワンタッチ選局キーを押下すると、直ちに、押下されたワンタッチ選局キーに割り付けられている放送チャンネルが選局される。
特表2009−530893号公報 特開平8−149383号公報 特開2004−336665号公報
ところが、多チャンネル放送での選局の問題をワンタッチ選局キーで解決しようとすると、さらに、以下のような問題が生じる可能性がある。まず、新規契約したユーザにとって、複数個、例えば、10あるいは12個のワンタッチ選局キーに特定のチャンネルを割り当てる操作は、面倒かもしれない。なぜなら、ワンタッチ選局キー割当時に、どのチャンネルを主に視聴するかは未定であることが多いからである。
そこで、新規契約時の設定を容易にするために、サービス事業者がデフォルトのチャンネルリスト(番組配列)をユーザに提供する方式がある。この方式は、実際に地上デジタル放送などで行われている。しかし、デフォルトのチャンネルリストによる場合も、以下の問題が生じる可能性がある。
第1の問題は、100チャンネル程度、あるいは、100チャンネル以上ある放送チャンネルの中から、どれをチャンネルリストの放送チャンネルとして推奨するのかを、サービス事業者側で判断することが困難である場合がある。第2の問題は、有料放送の視聴者は様々なプランで契約しているので、それぞれのユーザがデフォルトのチャンネルリストに記されたチャンネルを視聴可能とは限らない。
このため、サービス事業者によってはデフォルトのリストを提供していない場合がある。
さらに、受信機側で、出荷時のデフォルト設定を行うことも考えられる。しかし、出荷後、ユーザが視聴開始する時点までの間に番組編成が変更されている場合がある。すると、出荷時のデフォルト設定では、ユーザは、放送番組を視聴できない場合がある。
さらにまた、インターネットに対応した装置であれば、受信機のメーカのウェブサイト等からデフォルトのチャンネルリストをダウンロードすることが考えられる。ダウンロードされたチャンネルリストを受信機に認識させることで、ワンタッチ選局キーの設定を受信機に登録すればよい。このようなダウンロードの場合は、ユーザの視聴契約のプランに応じて妥当なチャンネルリストを作成することも可能となる。しかし、このようなサービスを安定して長期に提供するのはメーカにとって負担となる可能性がある。
さらに、チャンネル編成の変更によって、ワンタッチ選局キーに登録したチャンネルの番号が変わると、ワンタッチ選局キーによって、選局と視聴ができなくなることもある。例えば、ワンタッチ選局キーに設定したチャンネル番号でのサービスが消滅する場合、あるいは、未契約のプレミアムチャンネルになるような場合を例示できる。未契約のプレミアムチャンネルを指定すると、「このチャンネルは現在受信できません」といったエラーが表示されることになる。
例えば、201、205、209チャンネルがサービスされている状況で、ワンタッチ選局キー”2”に205チャンネルを設定してあったとする。そして、チャンネル編成が変更されて、202、203、207、209チャンネルがサービスされるようになったとする。編成変更後に、ユーザがワンタッチ選局キー”2”を押下すると、選択した205チャンネルは存在しないので、(1)入力が取り消されるか、(2)エラーダイアログが表示されて、決定キーやOKキーによる確認を促されるであろう。ユーザは、自分の求める放送チャンネルがどのように変更されたかを確認して、あらためて設定し直すことになる。
また、将来開局する予定の放送局・チャンネル番号をデータベースとして保持しておき、ワンタッチ選局キーに割り当てたチャンネル番号を表示するときに、放送開始済みか、将来開始予定かを区別して表示することも考えられる。しかし受信機の製造出荷時点で将来開局予定のチャンネル番号を網羅することは困難である。
さらに、チャンネル番号の割り当ては地域ごとに異なる。そのため、県域と地域コードなどで、チャンネル番号割当の概略を決定できるとしても、境界にまたがるようなユーザは地域コードにしたがった放送チャンネルを視聴しているとは限らない。それゆえ、境界にまたがるようなユーザに対して、放送開始済みか否か、将来開始予定か否か等の情報を正しく表示できない場合も生じえる。そもそも、将来開局する予定のチャンネルは、まだ視聴できないチャンネルである。そのため、受信機の出荷時のデフォルト設定で、将来開局する予定のチャンネルをワンタッチ選局キーに割り当てることは考えづらい。このような問題は、テレビジョン、ラジオ等、様々な放送チャンネルの指定において問題となる。
開示の技術の目的は、従来の放送と比較してチャンネル数の多い、多チャンネル放送において、ユーザが視聴を希望する放送チャンネルを簡易に指定できるとともに、簡易な指定のための負担を低減できる技術を提供することである。
上記課題を解決するために、開示の技術の一側面は、放送を受信する情報処理装置として例示できる。本情報処理装置は、受信する放送チャンネルとして、複数の数字で指定された一つのチャンネル番号を指定するチャンネル指定、または複数の数字に対応する記号を含む数字の列によって複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定を受け付ける受付手段と、複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定では複数のチャンネル番号で示される放送チャンネルのうち、所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する選局手段と、を備える。
本情報処理装置によれば、従来も多数のチャンネルを含む放送であっても、ユーザが視聴を希望する放送チャンネルを簡易に指定できるとともに、簡易な指定のための負担を低減できる。
図1は選局処理を示すフローチャートの一例である。 ワンタッチ選局されたチャンネルを次の選局チャンネルを示す変数に格納する処理の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。 受信装置の構成を示すブロック図の一例である。 受信装置がIP放送受信に用いられる場合の構成例である。 IP放送での番組選局処理の一例を示すフローチャートである。 リモートコントローラの構成を示す外観図の一例である。 ジャンル別に分割した放送チャンネルの一例である。 ワンタッチ選局表の一例である。 ワンタッチキーの指定に”任意の数字を表す文字”を含めたワンタッチ選局表の一例である。 ワンタッチ選局表の他の例である。 工場出荷時の受信装置でのワンタッチ選局表の設定例である。 受信可能な放送局を含む、選局リストの例である。 ダイレクト選局の処理例を示すフローチャートである。 ダイレクト選局以外の他の処理の詳細を例示するフローチャートである。 照合処理の詳細を例示するフローチャートである。 ワンタッチ選局表の設定処理の例1を示すフローチャートである。 ワンタッチ選局表の設定処理の例2を示すフローチャートである。 実施例2に係るワンタッチ選局表の例である。 ダイレクト選局以外の他の処理の詳細の一例である。 照合処理の詳細を例示するフローチャートである。 数値によってワンタッチ選局表を設定する処理例である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る受信装置を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本受信装置は実施形態の構成には限定されない。
<比較例>
図1および図2を参照して、比較例に係る放送チャンネル受信処理の手順を例示する。図1は、ダイレクト選局、ワンタッチ選局、チャンネル番号アップキーおよびチャンネル番号ダウンキー等による選局処理を示すフローチャートの一例である。
ここでは、受信装置は、予め、NIT(Network Information Table)、BIT(Broadcast Information Table)等の情報を取得し、選局対象となる放送チャンネル受信のための情報が、選局リストの形式で受信装置の記憶手段に格納されていると仮定する。また、選局リストは、チャンネル番号順にソーティングされていると仮定する。ここで、NITは、チャンネル番号、変調方式、ガードインターバルなどの、放送番組を送信するネットワークに関する情報を含む。また、BITは、放送局識別情報、系列情報、NIT等のサービス情報の再生周期などを含む。さらに、例えば、受信装置購入時の初期設定等により、ワンタッチ選局チャンネルが定義されていると仮定する。以下、ユーザがリモートコントローラ(図では、リモコンと省略)を用いて、操作を行った場合を想定して、受信装置の処理を説明する。
ユーザがリモートコントローラのキーを操作すると、リモートコントローラは、操作を受けたキーの情報を受信装置に送信する。送信は、例えば、赤外線等による。すると、受信装置は、リモートコントローラから送信されたキーの情報を受信する(C10)。
そして、受信装置は、受信したキーの情報が”番号入力”を指定するキー情報であるか否かを判定する(C11)。以下、受信したキーの情報を単に受信キーと呼ぶ。受信キーが”番号入力”を指定するキー情報である場合、受信装置は、選局モードをダイレクト選局モードに設定する(C12)。選局モードとは、受信装置がユーザによる選局操作を受け付けるときの処理手順の種類をいう。ダイレクト選局モードは、ユーザがリモートコントローラの番号キー等の入力により、番号列、例えば、3桁の数字で放送チャンネルを指定する処理手順をいう。C12の処理の後、受信装置は、制御をC10に戻す。
受信キーが”番号入力”のキー情報でない場合、受信装置は、現在の選局モードがダイレクト選局モードであるか、否かを判定する(C13)。現在の選局モードがダイレクト選局モードである場合、受信装置は、以下のダイレクト選局処理を実行する(C15−C17、C28)。
ダイレクト選局モードでは、受信装置は、受信キーが数字の”1”から数字の”10”までのいずれかであるか、否かを判定する(C15)。そして、受信キーが数字の”1”から数字の”10”のいずれかでない場合、受信装置は、ダイレクト選局モードを解除し(C28)、制御をC10に戻す。
一方、C15の判定で、受信キーが数字の”1”から数字の”10”のいずれかであった場合、受信装置は、受信キーを次の桁として受理し、記憶手段に記憶する(C16)。そして、受信装置は、例えば、3桁目が入力されたか否かを判定する(C17)。なお、ここでは、放送チャンネルが3桁の数字で指定される場合を例示する。ただし、放送チャンネルの指定が3桁の数字による指定に限定されるわけではない。3桁目が入力されていない場合、受信装置は、制御をC10に戻し、キーの入力処理を繰り返す。一方、3桁目が入力された場合、受信装置は、入力された3桁の番号を放送チャンネルの番号として、次の選局チャンネルを示す変数、例えば、next−chに格納する(C21)。そして、受信装置は、制御をC24に進める。
また、C13の判定で、現在の選局モードがダイレクト選局モードでない場合、受信装置は、受信キーが数字の”1”から数字の”12”のいずれかであるか、否かを判定する(C18)。受信キーが数字の”1”から数字の”12”のいずれかである場合、受信装置は、受信キーに対するワンタッチ選局チャンネルが定義済みであるか否かを判定する(C19)。そして、受信キーに対するワンタッチ選局チャンネルが定義済みである場合、受信装置は、受信キーに対して定義されたワンタッチ選局チャンネルを例えば主記憶装置のテーブルから取得し、取得したワンタッチ選局チャンネルを指定されたチャンネルとして認識とする。このようなユーザの操作に対応する処理をワンタッチ選局という。そして、受信装置は、ワンタッチ選局されたチャンネルを次の選局チャンネルを示す変数、例えば、next−chに格納する処理を実行する(C22)。そして、受信装置は、制御をC24に進める。
また、C18の判定で、受信キーが数字の”1”から数字の”12”のいずれでもない場合、受信装置は、受信キーがチャンネル番号アップキーまたはチャンネル番号ダウンキーであるか否かを判定する(C20)。そして、受信キーがチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーである場合、受信装置は、受信キーに応じて放送チャンネルの番号を増加または減少し、次の選局チャンネルを示す変数、例えば、next−chに格納する(C23)。そして、受信装置は、制御をC24に進める。
C20の判定で、受信キーがチャンネル番号アップキーおよびチャンネル番号ダウンキーのいずれでもない場合、受信装置は、制御をC10に戻す。また、C19の判定で、受信キーに対するワンタッチ選局チャンネルが定義済みでない場合も、受信装置は、制御をC10に戻す。
C24の判定で、受信装置は、変数next−chに格納された次放送チャンネルの番号が、視聴可能な放送チャンネルを示すものか否かを判定する(C24)。そして、次放送チャンネルの番号が、視聴可能な放送チャンネルの番号である場合、受信装置は、現在視聴中の放送チャンネルの番号を例えば、変数last−chに格納する(C25)。そして、受信装置は、視聴チャンネルを変数next−chに格納された次放送チャンネルに切り替えて、番組を受信し、受信した番組情報(放送番組等)を表示装置に表示する(C26)。受信装置は、その後、制御をC20に戻す。
一方、C24の判定で、次放送チャンネルの番号が、視聴可能な放送チャンネルの番号でない場合、受信装置は、表示装置に”このチャンネルは視聴不可”ということを示すエラーメッセージを表示し(C27)、制御をC10に戻す。
図2は、ワンタッチ選局されたチャンネルを次の選局チャンネルを示す変数に格納する処理(ワンタッチ選局処理、図1のC22)の詳細の一例を示すフローチャートである。この処理では、受信装置は、受信キーの番号をインデックスとして、ワンタッチ選局表を検索する。そして、受信キーの番号をインデックスとして検索された放送チャンネルの番号を変数chに格納する(C221)。受信キーの番号をインデックスとして検索された放送チャンネルの番号は、ワンタッチ選局された放送チャンネルの番号ということができる。
そして、受信装置は、変数chに格納された値が正の値か否かを判定する(C222)。そして、変数chに格納された値が正の値である場合、受信装置は、変数chの値、すなわち、ワンタッチ選局された放送チャンネルの番号を変数next−chに格納する(C223)。そして、受信装置は、ワンタッチ選局処理を終了する。一方、変数chに格納された値が正の値でない場合、受信装置は、選局チャンネルが未定義なので、なにもせずにワンタッチ選局処理を終了する(C224)。その後、受信装置は、制御を図1の処理(C22の次)に戻す。
このように、比較例の処理によれば、選局対象となる放送チャンネル受信のための情報が、選局リストの形式で受信装置の記憶手段に格納されているとの前提で、ダイレクト選局、ワンタッチ選局等が機能する。逆に、図1、図2の処理を実行するためには、ユーザ、受信装置メーカ、または放送事業者等が選局対象となる放送チャンネル受信のための情報をメンテナンスする作業を行うことになる
以下、図3から図20を参照して、実施例1に係る受信装置1を説明する。受信装置1が情報処理装置の一例である。
<システムの構成等>
図3は、受信装置1の構成を示すブロック図の一例である。図3のように、受信装置1は、チューナ11、復調部12、TS(Transport Stream)デコード部13、音声デコード部14、映像デコード部15、提示処理部16等の機能ブロックを有している。これらの各機能ブロックは、放送受信のための専用LSI(Large Scale Integrated circuit)によって実現される。ただし、DSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサが、主記憶装置上に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行することで、上記機能ブロック(チューナ11から提示処理部16まで)のいずれか、またはすべてを実現してもよい。
上記各機能ブロックの機能は、IP放送、地上波デジタル放送、衛星放送、CATV(Cable Television)等の規格で定められているため、以下、簡単な概要を説明する。チューナ11は、図示しないケーブルテレビのインターフェース、図示しないアンテナ、あるいは、LAN(Local Area Network)等に接続されたインターフェースから、ユーザ指定の放送チャンネルを選局し、放送信号を取得する。チューナ11は、選局部とも呼ばれる。復調部12は、チューナ11で選局された放送チャンネルの信号を取得し、規格の変調方式、例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)で変調された変調信号を復調する。TSデコード部13は、復調された信号中から、TS(Transport Stream)を取得する。音声デコード部は、TSから音声データを復元し、例えば、図示しないスピーカを通じて、音声信号、あるいは、音信号を再生する。映像デコード部は、TSから映像を復元する。映像デコード部は、例えば、MPEG等の規格にしたがって、画像のフレームを再生する。提示処理部16は、復元された画像フレームを基に、図示しない表示装置に映像を出力する。以上のように、受信装置1は、チューナ11から提示処理部16に至る機能ブロックにより、放送チャンネルの受信処理を実行する。
図3で、受信装置1は、チューナ11から提示処理部16までの機能ブロックで示される構成要素以外に、CPU(Central Processing Unit)20、RAM(Random Access Memory)21、ROM(Read Only Memory)22、NVRAM(Non Versatile Random Access Memory)23、I/O(Input/Output)インターフェース24、通信インターフェース25、着脱可能記憶媒体駆動装置26等のハードウェアを有している。これらのハードウェアおよび上記チューナ11から提示処理部16に至る機能ブロックは、システムバスを介して、相互にアクセス可能である。
CPU20は、RAM21に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行することにより、受信装置1の種々の機能、例えば、ユーザインターフェースを提供し、ユーザの操作を受け付ける。受け付けるユーザの操作としては、例えば、放送チャンネルの指定、受信装置1の環境設定、ハードウェアの調整操作等である。
なお、図3では、チューナ11から提示処理部16に至る機能ブロックは、CPU20とは異なる構成要素として例示されているが、CPU20が例えば、RAM21に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行することにより、チューナ11から提示処理部16に至る機能ブロックのいずれか1以上を実現してもよい。すなわち、CPU20が、ユーザ操作の処理と、放送番組の受信処理の両方を実行してもよい。
RAM21は、例えば、CPU20で実行されるコンピュータプログラム、CPU20が処理するデータ等を記憶する。ROM22は、例えば、OS(Operating System)、BIOS(Basic Input/Output System)等のシステムプログラム、あるいは、文字フォント等を記憶する。NVRAM23は、例えば、フラッシュメモリであり、ユーザが設定したパラメータ、あるいは、通信インターフェース25を通じて取得された種々の制御情報等を保存する。
I/Oインターフェース24は、例えば、赤外線受信機等を有し、リモートコントローラ9との間で通信を行う。例えば、I/Oインターフェース24は、リモートコントローラ9上でのキー操作によって発生するキー操作信号を受信し、CPU20に通知する。
通信インターフェース25は、例えば、LAN、あるいは、無線LAN等にアクセスし、図示しない通信ネットワーク上の通信装置と通信する。例えば、通信インターフェース25は、インターネット上の電子番組表等を取得し、CPU20に引き渡す。また、通信インターフェース25は、IP放送の放送波を受信し、チューナ11、復調部12、あるいは、TSデコード部13等に引き渡してもよい。また、通信インターフェース25は、受信装置1の制御プログラム、制御データ等のインストール、あるいは、バックアップ等に使用される。
着脱可能記憶媒体駆動装置26は、ブルーレイディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、フラッシュメモリカード等の駆動装置である。着脱可能記憶媒体駆動装置26は、受信装置1の制御プログラム、制御データ等のインストール、あるいは、バックアップ等に使用される。
図4は、受信装置1がIP放送受信に用いられる場合の構成例である。図4の例では、図3と比較して、チューナ11、復調部12に代えて、通信処理部11Aが用いられる。通信処理部11Aは、例えば、物理層、データリンク層において、通信インターフェース25を介して、外部のネットワークから放送チャンネルのデータを受信する。放送チャンネルデータのうち、映像、音声、字幕等を含むストリームデータからは、例えば、UDP(User Datagram Protocol)、RTP(Real-time Transport Protocol)/FEC(Forward Error Correction)等で階層化された通信機能によって、TSが取得され、TSデコード部13に引き渡される。
TSデコード部13は、TTS(Time stamped TS)/TS変換処理部13A、デスランブラ13B、およびデマルチプレクサ13Cを含む。TTS/TS変換処理部13Aは、通信処理部11Aから取得したTTS中のタイムスタンプの情報、すなわち、送信元元の放送局に同期したクロックによって付けられたタイムスタンプの情報を基に、放送局に同期したTSを生成する。
デスランブラ13Bは、CAS(Conditional Access System)/DRM(Digital Rights Management)処理部33に問い合わせて、スクランブル解除が許容される場合に、TSのスクランブルを解除する。デマルチプレクサ13Cは、TSを映像、音声、字幕等に分離し、それぞれ、映像デコーダ15、音声デコーダ14、字幕デコーダ15A等に引き渡す。
一方、リモートコントローラ9からの操作信号は、CPU20(図3参照)上の選局処理部32によって処理され、通信処理部11AのIGMP(Internet Group Management Protocol)/MLD(Multicast Listener Discovery)階層への指示信号が生成される。通信処理部11AのIGMP/MLD階層は、ユーザがリモートコントローラ9で選局した放送番組を配信してもらうための経路制御を実行する。
一方、通信処理部11AのTCP(Transmission Control Protocol)およびHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)/TLS(Transport Layer Security)の階層は、放送番組中のデータ放送を取得し、ブラウザ31に引き渡す。
このように、受信装置1は、図3のような通常のテレビジョン受信機として例示してもよいが、図4のようなIPTVの受信機としても例示できる。
図5は、IP放送での番組選局処理の一例を示すフローチャートである。受信装置1のCPU20は、RAM21上のコンピュータプログラムを実行し、図5に示した手順で、IP放送の受信を制御する。この処理では、受信装置1は、通信インターフェース25を通じて、サービスリストと呼ばれる情報、具体的には、NIT、BIT等をインターネット上の図示しないサーバから取得する(S1)。また、受信装置1は、放送チャンネルのデータを受信するマルチキャストアドレス(あるいは、放送チャンネルに対応するマルチキャストグループID)を取得する(S2)。そして、受信装置1は、選局リストを作成する(S3)。ここで、選局リストは、放送チャンネルのチャンネル番号と、マルチキャストアドレス(あるいは、放送チャンネルに対応するマルチキャストグループID)とを対応付けた情報を含む。
そして、受信装置1は、ユーザのチャンネル番号の入力操作を待つ(S4)。そして、チャンネル番号が入力されると、受信装置1は、選局リストを参照し、入力されたチャンネル番号の放送チャンネルが受信可能か否かを判定する(S5)。
入力されたチャンネル番号の放送チャンネルが受信可能である場合、選局リストから、マルチキャストアドレス(あるいは、放送チャンネルに対応するマルチキャストグループID)を取得し、ネットワーク上の図示しないルータに、マルチキャストへの参加を通知する(S6)。マルチキャストへの参加は、例えば、ルータへのJoinメッセージの送信による。そして、Joinメッセージが、そのマルチキャストアドレス(あるいは、放送チャンネルに対応するマルチキャストグループID)のマルチキャストを実行するルータに受け付けられると、マルチキャストによるIP放送のパケットが受信装置1に送信される。そこで、受信装置1は、IP放送番組を受信する(S7)。
図6は、リモートコントローラ9の構成を示す外観図の一例である。図6のように、リモートコントローラ9は、電源キー90、ネットワーク切り替えキー92、番号キー群93、EPG(電子番組表)キー94、ポータルキー、メニューキー95、チャンネル番号アップキー96、チャンネル番号ダウンキー97、十字キー98等のキーを有している。以下、キーは、ボタンとも呼ぶ。
電源キー90は、受信装置1の電源をオンにするために使用される。ネットワーク切り替えキー92は、受信装置1が受信するネットワークの切り替えに使用する。例えば、LAN、ケーブルテレビ、衛星放送、地上波デジタル放送等の切り替え指定に、ネットワーク切り替えキー92が使用される。
番号キー群93は、番号1から番号12の数字が付された複数のキーを含む。以下、番号キー群93のうち、番号k(図6ではkは1から12)の付されたキーを単に番号キー”k”と呼ぶ。EPGキー94は、電子番組表を表示装置に表示させるときに使用される。ポータルキーは、受信装置1のポータルサイトの表示に使用される。ポータルサイトでは、例えば、LAN、ケーブルテレビ、衛星放送、地上波デジタル放送等の切り替え可能なネットワークが提示される。
メニューキー95は、様々な設定メニューの表示のために使用される。例えば、メニューキー95に対するユーザ操作を検知すると、受信装置1は、ダイレクト選局モード、ワンタッチ選局モード等の切り替えメニューを表示する。
チャンネル番号アップキー96は、チャンネル番号指定において、番号の増加を指示するために用いられる。また、チャンネル番号ダウンキー97は、チャンネル番号指定において、番号の減少を指示するために用いられる。十字キー98は、画面上のカーソルの移動、メニュー中のリストの移動、選択に用いられる。ユーザが選択の意思を確定する場合には、十字キー98中央の決定キーが使用される。
さらに、リモートコントローラ9は、”d”キー、”戻る”キー、”音声”キー、”字幕”キー、”青”キー、”赤”キー、”緑”キー、”黄色”キー、”ECG”(Electronic Content Guide)キー、”早戻し”キー、”再生一時停止”キー、”早送り”キー、”後スキップ”キー、”停止”キー、”前スキップ”キー等を有している。ただし、電源キー90からチャンネル番号ダウンキー97までの操作キー以外の操作キーについては、その説明を省略する。
<チャンネルの説明>
実施例1では、放送チャンネルの指定において”任意の数字を表す文字”を設けることにより、多チャンネル放送での放送チャンネル指定の問題を軽減する。ここで、”任意”とは、1つの数字に限定されないことを意味し、”任意の数字を表す文字”による指定は、例えば、0から9の数字のうち、いずれの数字に置き換えて用いられてもよいことを指定する。”任意の数字を表す文字”は、複数の数字から選択される1つの数字または複数の数字から選択される数字の列に該当する記号の一例である。
実施例1では、図6のようにリモートコントローラ9が1−12の番号キーを有していると想定する。ただし、受信装置1の処理において、番号キーが1−12に限定されるわけではない。また、実施例1では、10のキーを数字0として扱い、11のキーを”任意の数字”を表す文字のキーとする。任意の数字を表すことを示すために、画面上では、例えば文字”x”を表示する。ただし、"任意の数字を表す文字"の表示に限定があるわけではなく、他の文字、あるいは、特殊記号(例えば、“?”、”*”等)を用いてもよい。
例えば、201,205,209の番号で指定される放送チャンネルがサービスされている状況を想定する。ここで、ユーザが、”2”、”10”、”11”とキーを押したとき、その操作信号が受信装置1に入力され、受信装置1は、”2”、”0”、”x”と解釈する。そして、受信装置1は、入力された文字列20xと、受信可能な放送チャンネルの番号との照合の結果、201,205,209のチャンネルを該当する放送チャンネルとして抽出する。このうち、例えば、ユーザの契約プランでは、205チャンネル、および209チャンネルの2つのチャンネルが視聴可能であるとすると、受信装置1は、番号が小さい205チャンネルがユーザによって選択されたものと解釈する。
さらに、チャンネル編成が変更されて、202、203、207、209チャンネルがサービスされるようになったとする。このとき、同じ操作を行うと、202、203、207、209の中でユーザが視聴可能ないずれかのチャンネルが選局される。例えば、ユーザの視聴地域で、203チャンネルであると仮定とする。すると、203チャンネルは視聴可能であり、203チャンネルの指定はエラーではないから、203チャンネルが選局される。
また、例えば、205、207、209チャンネルがサービス視聴可能な状況で、チャンネル編成変更前に、205チャンネルだったサービスが、実は207チャンネルに変更されている場合を想定する。この場合には、ユーザが”2”、”0”、”x”を入力すると、最初に205チャンネルが該当する放送チャンネルとして抽出される。このようなチャンネル編成変更の場合でも、ユーザが、上記チャンネル編成の変更を認識している場合には、チャンネル番号アップキー96を1度押せばよい。また、例えば、チャンネル編成の変更後に、205チャンネルでのサービスが提供されていない場合には、受信装置1は、”2”、”0”、”x”の指定から、直ちに、207チャンネルを抽出することもできる。
この動作は、ユーザによる放送チャンネルの指定に対して、「サービスが提供されていない」等のエラーダイアログが表示される場合、あるいは、無反応である場合に比べれば、自然で違和感のない動作である。結果的に操作手数も少なく済むと想定される。
その理由は、多チャンネル放送においては、ジャンル別に放送チャンネルの番号が分割されるからである。図7に、ジャンル別に分割した放送チャンネルの一例を示す。この例では、例えば、チャンネル番号の3桁目、すなわち、100番台の数字によってジャンルが分割される。図7のようなジャンル分けしたチャンネル構成は、ユーザの便宜のため、またサービス事業者の整理のためになされることが多い。結果として、受信装置1によれば、チャンネル編成が変わったときもユーザの希望通りではなくても、ユーザの希望に比較的近いチャンネルが選局される可能性は高い。
なお、”任意の数字を表す文字”は、チャンネル番号を指定するどの桁で使ってもよい。もちろん、”任意の数字を表す文字”が使用されずに放送チャンネルが指定されてもよい。例えば、”2”、”11”、”11”とキーを押すと、2xx つまり200番台で最初に視聴可能なチャンネルが選局されることになる。この場合、実装の仕方は2通り考えられる。
第1の実装は、”2”、”11”とキーを2つ押された時点で、三桁目は”11” =”x” であると判断して、選局動作を終わる実装である。第2の実装は、3桁目の入力を待ち、例えば、3桁目として、番号キー”3”が押されたら、203,213,223,243,253,263,273,283,293の中から視聴可能なチャンネルを選局する実装である。受信装置1は、どちらを実装してもよいし、設定画面等のメニューで第1の指定と第2の指定をユーザが選択できるようにしてもよい。
図8に、ワンタッチ選局キーの割当の一例を示す。図8は、ワンタッチ選局表とも呼ばれる。以下、ワンタッチ選局キーを単にワンタッチキーという。図8は、ワンタッチ選局キーに対して「そのキーを押したときどのチャンネルを選局するか」を定義した定義例である。図8では、左端の列の1から6の数字、および第4の列の7−12の数字は、ワンタッチキーとして使用される番号キー”1”から番号キー”12”を示している。そして、図8の表の各行の第2列(channel)が番号キー”1”から番号キー”6”に割り当てられた放送チャンネルの番号を示している。同様に、図8の表の各行の第5列(channel)が番号キー”7”から番号キー”12”に割り当てられた放送チャンネルの番号を示している。
また、図8の表の各行の第3列が番号キー”1”から番号キー”6”に割り当てられた放送チャンネルの放送内容を示している。同様に、図8の表の各行の第6列が番号キー”7”から番号キー”12”に割り当てられた放送チャンネルの放送内容を示している。なお、図8では、”−”は未定義であることを示す。以下、番号キー”k”をワンタッチキーとして使用する場合に、単にワンタッチキー”k”という。
図8のようなワンタッチキーの指定においても、”任意の数字を表す文字”を使って指定することができる。図9は、ワンタッチキーの指定に”任意の数字を表す文字”を含めた定義例である。図9も、ワンタッチ選局表と呼ぶことができる。
ここで、ワンタッチキー2、3における”x”は、任意の数字に該当することを示す。また、”任意の数字を表す文字”すなわち”x”を含む指定に該当する放送局を示すため、放送局名の欄が”*”で始まっている。ただし、”*”で始まる表示は、なくても構わない。”*”で始まる表示は、ユーザの利便性を高めるための工夫の一例である。例えば、図9のような設定例を図示しない表示装置の画面に表示する場合に、ユーザは、ワンタッチキーの設定に、”任意の数字を表す文字”すなわち”x”が含まれることを認識しやすくなる。ただし、受信装置1の処理において、”任意の数字を表す文字”すなわち”x”を含む指定に該当する放送局を示すための文字が”*”に限定されるわけではない。例えば、”#”、”!”等、他の記号、あるいは、文字を用いてもよい。
図10は、ワンタッチキーの設定の他の表示例である。図10も、ワンタッチ選局表と呼ぶことができる。図10では、放送局名の欄のうち、”x”を含む指定に該当する放送局を示すため、放送局名の欄が”*”で始まっており、かつ、放送局名の末尾に、その放送局の実際のチャンネル番号を示している。
図11は、工場出荷時の受信装置1でのワンタッチ選局表の設定例である。図11において、放送局名が”*”であるのは、受信装置1を得たユーザが視聴契約後にチャンネルスキャンしたとき初めて、実際に視聴可能なチャンネルが判明するからである。ここで、チャンネルスキャンとは、受信装置1等が受信可能なチャンネルを順次選局して、放送波のある・なしを調査する処理をいう。受信可能な放送波が検出された場合は、その放送波に対応する放送局の情報が受信装置1に登録される。なお、受信装置1の接地された受信地点における受信可能チャンネル情報をサービスリストという。
したがって、図11の設定がされて出荷された受信装置1は、チャンネルスキャンが実行された時点で”*ビデオ紹介チャンネル(102)”などと表示されることになる(図10参照)。放送番組を提供するサービス事業者の設定と、ユーザの契約プランによっては、指定チャンネルの中に視聴可能なチャンネルがない場合もあり得る。指定チャンネルの中に視聴可能なチャンネルがない場合は、図11の放送局名”*”が、このまま表示される。その結果、”x”を含む指定が、視聴可能なチャンネルに対応していないことが示される。あるいは、そのような場合に、”*−−−”、”*視聴できません”など、特別な文字列を表示してもよい。
従来は、どのチャンネル番号を指定するのが妥当か、出荷前に判断できなかったので、ワンタッチキーは無指定の状態にされて、受信装置1が出荷されていた。ワンタッチキーが無指定の結果、ユーザは、ワンタッチキーの指定で、煩雑さを感じることもあった。図11の設定を施してから出荷された受信装置1であれば、ユーザがチャンネルスキャンを行った時点で、各ワンタッチキーには図11の割当に対応するチャンネルが設定される。これにより、ユーザは、わざわざワンタッチキーの指定をしなくても、図11の設定に対するチャンネルスキャンによる便宜を享受することができる。
図12は、受信可能な放送局を含む、選局リスト(サービスリスト)の例である。図12の例では、選局リストは、チャンネル、放送局名、およびサービス情報を含む。チャンネルは、受信可能な放送チャンネルの番号である。また、放送局名は、放送チャンネルの番号で指定される放送局の名称である。また、サービス情報は、放送局名のほかロゴ、ライセンス・課金情報・視聴年齢制限などの情報を含めてもよい。選局リストは、例えば、受信装置1のNVRAM23等に記憶される。
<処理フロー>
以下、図13−図18により、実施例1に係る受信装置1の処理フローを示す。以下の処理フローで示される処理は、受信装置1のCPU20が、RAM21、ROM22等に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行することによる処理である。そこで、以下では、受信装置1が以下の処理を実行するものとして説明する。
図13に、受信装置1による、ダイレクト選局の処理例を示す。ここで、ダイレクト選局とは、放送チャンネルを示す番号を数字入力で指定することによる選局をいう。ダイレクト選局の典型的な例は、番号キーを操作して、チャンネルを示す番号列を入力する指定である。
図13の処理のうち、S10−S13の処理は、図1のC10−C13と同様であるので、その説明を省略する。S13の判定で、現在の選局モードがダイレクト選局モードでない場合、受信装置1は、他の処理を実行する(S14)。他の処理の詳細は、図14により、後述する。なお、CPU20は、受付手段の一例として、S10の処理を実行する。また、CPU20は、簡易選局受付手段の一例として、S10の処理を実行する。さらに、CPU20は、チャンネル受付手段の一例として、S10−S17の処理を実行する。また、CPU20は、選局手段の一例として、S23−S27の処理を実行する。
一方、S13の判定で、現在の選局モードがダイレクト選局モードである場合、受信装置1は、以下のダイレクト選局処理を実行する(S15−S22)。ダイレクト選局モードでは、受信装置1は、受信キーが数字の”1”から数字の”10”のいずれかであるか、否かを判定する(S15)。そして、受信キーが数字の”1”から数字の”10”のいずれかであった場合、受信装置は、S16、S17の処理を実行する。S16、S17の処理は、図1のC16、C17と同様であるので、その説明を省略する。そして、S17の判定で、3桁目が入力されていない場合、受信装置1は、制御をS10に戻し、キーの入力処理を繰り返す。一方、3桁目が入力された場合、受信装置1は、制御をS23に進める。
また、S15の判定で、受信キーが数字の”1”から数字の”10”でない場合、受信装置1は、受信キーが数字の”11”であるか否かを判定する(S18)。そして、受信キーが数字の”11”である場合、受信装置1は、文字”x”を次の桁として受理する(S19)。そして、受信装置1は、制御をS17に進める。これは、ユーザがダイレクト選局において、”任意の数字を表す文字”を指定した場合である。
また、S18の判定で、受信キーが数字の”11”でない場合、受信装置1は、受信キーが数字の”12”であるか否かを判定する(S20)。そして、受信キーが数字の”12”である場合、受信装置1は、”x”を残りの桁として受理する。すなわち、受信装置1は、残りのすべての桁に文字”x”設定する(S21)。そして、受信装置1は、制御をS23に進める。これは、ユーザがダイレクト選局において、残りの桁のすべてに”任意の数字を表す文字”を指定した場合である。また、S20の判定で、受信キーが数字の”12”でない場合、受信装置1は、ダイレクト選局モードを解除し(S22)、制御をS10に戻す。これは、ユーザが、ダイレクト選局において、番号キー”1”から番号キー”12”以外を操作することによって、ダイレクト選局を解除した場合である。
次に、受信装置1は、選局リスト(図12参照)の先頭から、チャンネル番号が入力文字列に該当するものを探す(S23)。以下、チャンネル番号が入力文字列に該当することを、チャンネル番号が入力文字列に照合するともいう。また、S23の処理を照合処理ともいう。照合処理の詳細は、図15により後述する。なお、S23の処理は、選局リストの先頭から、チャンネル番号が入力文字列に該当するものを探す処理であるが、選局リストは、チャンネル番号の若い順に作成されているので、S23では、”任意の数字を表す文字”を含むチャンネル指定に対応する放送チャンネルのうちの先頭から、該当するチャンネルが選択されることになる。
そして、受信装置は、S23の処理によって得られた3桁の番号を放送チャンネルの番号として、次の選局チャンネルを示す変数、例えば、next−chに格納する(S23A)。S24−S27は、next−chに格納された放送チャンネルが、視聴可能か否かを判定する処理である。S24−S27の処理は、図1のC24−C27と同様であるので、その説明を省略する。なお、CPU20は、第2制御手段の一例として、S23−S27の処理を実行する。
図13のS10−S17のような、ダイレクト選局に、”任意の数字を表す文字”を指定するキー”11”、”12”を指定できるようにし、S23−S27の処理によって、該当する放送チャンネルを特定できるようにすることで、ユーザは、簡易に多チャンネル放送から、所望するチャンネルを特定できる。また、例えば、S23のように、”任意の数字を表す文字”を含むチャンネル指定に対応する放送チャンネルのうちの先頭から、該当するチャンネルが選択されるので、ユーザは、”任意の数字を表す文字”を含むチャンネル指定で選択されるチャンネルを把握しやすい。例えば、S23の処理で、最初に選択された該当チャンネルが所望のものでない場合に、放送チャンネルの番号をチャンネル番号アップキー96によってアップさせることで、同一の番号の大分類、例えば、200番台、300番台等で、放送チャンネルをサーチすることを感覚的に認識し、把握できる。また、ユーザは、同一の番号の大分類、例えば、100番台が同一のチャンネルをサーチすることで、同一のジャンルでのサーチを実現できる。
図14は、ダイレクト選局以外の他の処理(図13のS14)の詳細を例示するフローチャートである。この処理は、ワンタッチ選局とも呼ばれる処理である。ワンタッチ選局は、簡易選局とも呼ばれる。ここでは、受信装置1は、受信キーの番号をインデックスとしてワンタッチ選局表(図8−図10等を参照)を検索する。そして、受信装置1は、ワンタッチ選局表から得られたチャンネル番号を文字列として、変数chに代入する(S141)。
そして、受信装置1は、変数chの値が3文字の文字列であるか否かを判定する(S142)。変数chの値が3文字の文字列でない場合、受信装置1は、入力を無視する。例えば、空文字(NULL)、”−”等は、無視される。
一方、変数chの値が3文字の文字列である場合、受信装置1は、変数chの値である3文字がすべて数字であるか、否かを判定する(S143)。変数chの値である3文字がすべて数字である場合、受信装置1は、変数chの値である3文字を放送チャンネルの番号として、次の選局チャンネルを示す変数、例えば、next−chに格納する(S144)。
また、変数chの値である3文字のいずれかに数字以外の文字が含まれる場合、受信装置1は、選局リスト(図12参照)の先頭から、チャンネル番号が入力文字列に該当するものを探す(S145)。S145は、図13のS23の処理と同様、照合処理である。照合処理の詳細は、図15によって後述する。そして、受信装置1は、変数chの値である3文字を放送チャンネルの番号として、次の選局チャンネルを示す変数、例えば、next−chに格納する(S146)。CPU20は、第1制御手段の一例として、S145−S146の処理を実行する。なお、S145の処理は、選局リストの先頭から、チャンネル番号が入力文字列に該当するものを探す処理であるが、選局リストは、チャンネル番号の若い順に作成されているので、S145では、”任意の数字を表す文字”を含むチャンネル指定に対応する放送チャンネルのうちの先頭から、該当するチャンネルが選択されることになる。
ワンタッチボタンによる選局に、”任意の数字を表す文字”を指定するキー”11”、”12”を指定できるようにし、S141−S146の処理によって、該当する放送チャンネルを特定できるようにすることで、ユーザは、簡易に多チャンネル放送から、所望するチャンネルを特定できる。また、例えば、S145のように、”任意の数字を表す文字”を含むチャンネル指定に対応する放送チャンネルのうちの先頭から、該当するチャンネルが選択されるので、ユーザは、”任意の数字を表す文字”を含むチャンネル指定で選択されるチャンネルを把握しやすい。例えば、S145の処理で、最初に選択された該当チャンネルが所望のものでない場合に、放送チャンネルの番号をチャンネル番号アップキー96によってアップさせることで、同一の番号の大分類、例えば、200番台、300番台等で、放送チャンネルをサーチすることを感覚的に認識し、把握できる。また、同一の番号の大分類、例えば、100番台が同一のチャンネルをサーチすることで、同一のジャンルでのサーチを実現できる。ただし、S145のように、”任意の数字を表す文字”を含むチャンネル指定に対応する放送チャンネルのうちの先頭から、該当するチャンネルが選択する代わりに、他の規則によって、該当する放送チャンネルを選択してもよい。例えば、逆に、”任意の数字を表す文字”を含むチャンネル指定に対応する放送チャンネルのうちの末尾から放送チャンネルを選択してもよい。
図15に照合処理(図13のS23、図14のS145)の詳細を例示する。この処理では、受信装置1は、例えば、RAM21、NVRAM23等に、選局リストを格納済みであるとする。また、受信装置1は、変数chに、3文字の文字列が設定済みであるとする。ここで、3文字の文字列は、例えば、図13の処理の場合には、番号キー操作で入力された3文字の文字列である。また、3文字の文字列は、例えば、図14の処理の場合には、ワンタッチ選局表から得られた3文字の文字列である(S1451)。
そして、受信装置1は、変数numに選局リストの要素数を設定する(S1452)。また、受信装置1は、変数idxに、初期値1を設定する。変数idxは、選局リストをスキャンするときの現在のリスト上の位置を示す変数である。
そして、受信装置1は、変数idxが変数num以下であるか否かを判定する(S1453)。変数idxが変数num以下である場合、受信装置1は、変数ch_refに、選局リスト上でidx番目のチャンネル番号を設定する(S1454)。そして、変数ch_refの値を文字列表記に変換し、変数ch_strに設定する(S1455)。
そして、受信装置1は、変数chの値3文字と、変数ch_strの値3文字とを比較する(S1456)。すなわち、ch[i]==ch_str[i]をそれぞれのi=1,2,3について判定する。ここで、==は、2つの値の一致を判定することを意味する記号である。ただし、S1456の処理では、変数ch[i]に含まれる文字(この例では、3文字)に”x”が含まれる場合には、ch_str[i]との比較は行わず、ch[i]とch_str[i]は、一致するものとして取り扱う。”x”は、”任意の数字を表す文字”だからである。
そして、変数chの値3文字と、変数ch_strの値3文字とが一致しなかった場合(S1457でNOの場合)、受信装置1は、変数idxを1カウントアップし(S1458)、制御をS1453に戻す。一方、変数chの値3文字と、変数ch_strの値3文字とが一致した場合(S1457でYESの場合)、受信装置1は、変数ch_refの値を検索結果であるとして、変数ch_nextに保存する(S1459)。
一方、S1453の判定で、変数idxが変数numを超えた場合、受信装置1は、変数chに設定された3文字の文字列はエラー指定または、対応するチャンネルが視聴不可のチャンネルとする。この場合、受信装置1は、例えば、変数ch_nextに−1、1001等の値を設定すればよい(S1454A)。
図16は、ワンタッチ選局表の設定処理の例1である。この処理では、受信装置1は、設定するワンタッチキーのユーザによる選択、あるいは、ユーザによる指定を受け付ける(S30)。ここでは、ユーザは、例えば、図示しない表示装置の画面上で、ワンタッチキーの番号を選択する操作、あるいは、リモートコントローラ9上で、ワンタッチキーを指定する操作等を実行する。すると、受信装置1は、指定されたワンタッチキーを設定するモードとなる。
次に、受信装置1は、変数ch_strを初期化し、””(空文字)を設定する(S31)。空文字は、NULLとも呼ばれる。そして、受信装置1は、変数ch_strに設定された文字数が、3文字未満であるか、否かを判定する(S32)。
次に、受信装置1は、ユーザ操作による、リモートコントローラ9からの送信信号により、操作されたキーを受信する(S33)。以下、リモートコントローラ9上で操作されたキーによって生じる信号を受信した場合に、単にキーを受信するという。そして、受信装置1は、受信したキーが数字の”1”から”10”のいずれかであるか否かを判定する(S34)。以下、受信した信号が番号キー”k”(kは数字)を示す場合に、単に「キーが”k”である」ということにする。
そして、受信したキーが数字の”1”から”10”のいずれかである場合、受信装置1は、変数ch_strに、S33で受信したキーを示す数字を追加設定する(S35)。追加設定とは、変数ch_strに設定済みの文字列の後に、数字を付加することをいい、連接とも呼ぶ。そして、受信装置1は、制御をS36に進める。
また、受信したキーが数字の”1”から”10”のいずれでもない場合、受信装置1は、受信したキーが数字の”11”であるか否かを判定する(S37)。そして、受信したキーが数字の”11”である場合、受信装置1は、変数ch_strに、文字”x”を追加設定する(S38)。そして、受信装置1は、制御をS36に進める。
また、受信したキーが数字の”11”でない場合、受信装置1は、受信したキーが数字の”12”であるか否かを判定する(S39)。そして、受信したキーが数字の”12”である場合、受信装置1は、変数ch_strに設定された文字数が所定文字数、例えば3文字になるまで、文字”x”を追加設定する(S40)。そして、受信装置1は、制御をS36に進める。
また、受信したキーが数字の”12”でない場合、受信装置1は、受信したキーが削除キー(1文字戻り)であるか否かを判定する(S41)。そして、受信したキーが削除キーである場合、受信装置1は、変数ch_strに設定された文字のうち、末尾の1文字を削除する(S42)。そして、受信装置1は、制御をS36に進める。また、S41の判定で受信したキーが削除キーでない場合、受信装置1は、処理を中断して(S43)、図16の処理を終了する。
そして、受信装置1は、変数ch_strを指定ワンタッチキーの設定として、表示する(S36)。そして、受信装置1は、制御をS32に戻す。さらに、S32の判定で、変数ch_strに設定された文字数が、3文字になった場合、変数ch_strの値を、S30で指定されたワンタッチキーの設定として、ワンタッチ選局表に設定する(S44)。
以上のように、ワンタッチキーの指定時に、ワンタッチ選局表のそれぞれのエントリが設定され、例えば、NVRAM23等に保存される。
図17は、ワンタッチ選局表の設定処理の例2である。この処理では、U30−U44の処理は、図16のS30−S44と同様であるので、その説明を省略する。図17の処理では、受信したキーが”play”であった場合に、画面上で、チャンネルを選択させる処理が追加されている。すなわち、U41の判定で受信したキーが削除キーでない場合、受信装置1は、受信したキーが”play”であるか否かを判定する(U45)。この判定は、キー”play”以外を用いたものとしてもよい。実施例1では、受信したキーが”play”である場合、受信装置1は、選局リスト(図12参照)を画面に表示する。そして、受信装置1は、画面に表示した選局リストから、上下左右にカーソルを移動する指定を受ける。そして、確定キー等の押下により、ユーザが選択したチャンネルを決定する。受信装置1は、ユーザが選択したチャンネルの番号をワンタッチキーに設定する(U46)。一方、U45で受信したキーが”play”でない場合、受信装置1は、処理を中断する。
以上述べたように、受信装置1によれば、複数の数字から選択される1つの数字または複数の数字から選択される数字の列に該当する記号、例えば、”x”を含むチャンネル指定を受け付ける。この記号は、例えば、番号キー”11”によって1文字の”x”が設定される。また、番号キー”12”によってチャンネルを指定する文字列の末尾まで”x”が設定される。また、”x”を含むチャンネル指定は、ワンタッチキーの指定によって指定してもよい。また、”x”を含むチャンネル指定は、各桁の放送チャンネルをキー入力する、ダイレクト指定でもよい。すると、受信装置1は、例えば、”x”を任意の数字として、該当する放送チャンネルを特定する。そして、該当する放送チャンネルが複数ある場合には、受信装置1は、例えば、数字の最も小さい、先頭の放送チャンネルを選択すればよい。逆に、受信装置1は、例えば、数字の最も大きい、末尾の放送チャンネルを選択してもよい。ただし、受信装置1は、該当する複数の放送チャンネルで受信可能なものをリスト表示してもよい。受信装置1は、リスト表示した放送チャンネルから、ユーザに所望の放送チャンネルを選択させればよい。このような、任意の数字を含む指定に該当する複数の放送チャンネルから、特定の放送チャンネルを選択する基準が所定の基準の例である。
このような指定によって、多数のチャンネルを利用可能な、IPTV、地上波デジタル放送、衛星放送、ケーブルテレビ放送において、ユーザは、簡易に所望のチャンネルを選択できる。また、放送チャンネルの編成が変更になっても、例えば、100番未満、100番台、200番台、・・・、900番台等、3桁目の数字で、放送チャンネルのジャンルを区分しているような放送サービスでは、0**、1**等の指定によって、ユーザは、放送チャンネルの編成が変更になった後の放送チャンネルを探し出すことが容易である。また、ワンタッチキーに、0**、1**等の設定を行った場合も、変更しなくても済む可能性が高まる。
受信装置1は、多チャンネル放送の受信において、チャンネル指定操作における軽微な変更によって、以下のような利点を実現する。
(1)ユーザが放送チャンネルの番号を憶えることを楽にする。多くの場合3桁のうち2桁まで憶えておけば、ユーザは、ある程度の確度でチャンネルの指定ができる。ただし、受信装置1の処理において、放送チャンネルの番号が3桁に限定されるわけではない。すなわち、受信装置1で例示した、任意の数字を含む指定による放送チャンネルの選局処理を4桁以上の放送チャンネルに適用してもよい。
(2)ユーザがワンタッチキーの初期設定を明示的に行わなくても、その利便性を享受できる。
(3)例えば、チャンネル編成が変わり、ワンタッチキーに割り当てた放送チャンネル番号のサービスが消滅しても、受信装置1は、エラーダイアログ等が表示されることなく、または、当該のチャンネルをskipした等の軽微なエラーダイアログ表示とともに自然な操作を提供できる。
図18から図20により、実施例2に係る受信装置1について説明する。実施例1では、”任意の数字を表す文字”である”x”を含む放送チャンネル指定の指定に対して、選局リストの放送チャンネルを示す数字を文字列に変換し、文字列の比較によって、該当するチャンネルを検索した。
実施例2では、文字列の比較ではなく、数値、例えば、二進化十進符号(BCD(Binary Coded Decimal)符号)の処理によって、該当するチャンネルを検索する処理を例示する。実施例2の処理は、BCD符号を用いる点以外は、実施例1と同様である。そこで、実施例1と同一の構成要素については、実施例1と同一の符号を付してその説明を省略する。また、ハードウェアの構成(図3−6等)は、実施例1の構成がそのまま適用されるものとする。
本実施例では、”任意の数字を表す文字”である”x”を含む指定に該当するチャンネルを検索する処理で、”x”示される放送チャンネルの桁の数字を16進数の0xFで記述する。また、”x”に対応する桁以外の桁は、BCD符号で記述する。例えば、1x9という3桁のチャンネルは、ビット表記で、0001 1111 1001、すなわち、0x1F9として取り扱う。ただし、このような処理が、BCD符号に限定されるわけではなく、他の符号を用いてもよい。
図18は、実施例2に係るワンタッチ選局表の例である。実施例2のワンタッチ選局表は、ワンタッチキーの指定、チャンネルの指定、およびマスクの各フィールドを有している。ワンタッチ選局表のうち、ワンタッチキーの指定は、ワンタッチキーを示す数字である。ワンタッチキーを示す数字は、ワンタッチキーとなる番号キーの数字である。
また、チャンネルの指定は、ワンタッチキーに割り当てられたチャンネルを指定する情報である。例えば、102等のチャンネルの番号が指定される。また、”任意の数字を表す文字”である”x”を含む指定、例えば、20xのような指定も許容される。ただし、チャンネルの指定は、BCDコードで記述される。また、”x”の桁は、文字”x”ではなく、0xFが設定されている。
さらに、マスクは、チャンネルの指定に対応するマスクを設定する。このうち、文字”x”以外の桁に対応するマスクは、0x0(ゼロが4ビット)である。また、文字”x”の桁には、マスク0xF(1が4ビット)が設定される。
図19は、実施例1の図14に対応し、ダイレクト選局以外の他の処理(図13のS14)の詳細の一例である。この処理では、受信装置1は、受信キーの番号をインデックスとしてワンタッチ選局表(図18参照)を検索する。そして、受信装置1は、ワンタッチ選局表から得られたチャンネル番号をワード値(BCD符号)としてそのまま変数chに代入する。また、ワンタッチ選局表で、チャンネル番号に対応付けて付加されているマスク値を取得し、変数maskに代入する(T141)。
そして、受信装置は、変数chが有効な値であるか否かを判定する(T142)。ここで、有効性の判定は、各桁が、BCD符号の数値(すなわち、十進数0〜9)、または、0xFであれば、有効とすればよい。そして、T142で変数chの値が無効な値であると判定された場合には、受信装置1は、リモートコントローラ9からの入力を無視すればよい。
一方、変数chの値が有効な値であると判定された場合には、受信装置1は、受信装置1は、選局リスト(図12参照)の先頭から、チャンネル番号が入力文字列に該当するものを探す(T145)。そして、受信装置1は、変数chの値を放送チャンネルの番号として、次の選局チャンネルを示す変数、例えば、next−chに格納する(T146)。
図20に照合処理(図19のT145)の詳細を例示する。この処理では、受信装置1は、例えば、RAM21、NVRAM23等に、選局リストを格納済みであるとする。入力されたチャンネルの値は、例えば、図14の処理の場合には、ワンタッチ選局表から得られた3桁の10進数の数値である。また、変数maskには、ワンタッチ選局表から得られたマスク値が設定されているとする(T1451)。ただし、マスク値をワンタッチ選局表に保持しなくても、T145の処理実行時に、3桁の10進数の数値に応じて、マスク値を生成して、変数maskに設定してもよい。
また、入力されたチャンネルの値が、ダイレクト選局の場合、例えば、図13の処理で設定された場合には、チャンネルの指定として、”x”の桁には、数値0xFを設定しておく。また、マスクは、入力された値に応じて、生成すればよい。例えば、1つの桁が0−9の数値が番号キーによって設定された場合には、その桁に対応するマスクを0x0に設定すればよい。また、1つの桁に”x”が番号キー11によって設定された場合には、その桁に対応するマスクを0xFに設定すればよい。また、複数の桁に”x”が番号キー12によって設定された場合には、それぞれの桁に対応するマスクを0xFに設定すればよい。
そして、受信装置1は、変数numに選局リストの要素数を設定する。また、受信装置1は、変数idxに、初期値1を設定する(T1452)。変数idxは、選局リストをスキャンするときの現在のリスト上の位置を示す変数である。
そして、受信装置1は、変数idxが変数num以下であるか否かを判定する(T1453)。変数idxが変数num以下である場合、受信装置1は、変数ch_refに、選局リスト上でidx番目のチャンネル番号とmaskの論理和を設定する(T1454)。したがって、選局リストのチャンネル番号のうち、maskが0x0の桁は、そのままチャンネル番号の数値が設定される。一方、選局リストのチャンネル番号のうち、maskが0xFの桁は、数値0xFが設定される。
そして、受信装置1は、変数chの値と、変数ch_refの値とを比較する(S1455)。ここで、単純に、変数chと変数ch_refのワード値を比較すればよい。T1457からT145Aの処理は、図15のS1457からS145Aの処理と同様であるので、その説明を省略する。
例えば、ワンタッチキー“2”に、放送チャンネル“20x”が設定されている場合を例に説明する。ワンタッチキー“2”が押下されると、受信装置1は、ワンタッチキー“2”の信号を受信し、ワンタッチ選局表(図18)から、放送チャンネル“20x”を取得する。また、選局リストで、idx=5のとき:チャンネル番号=150、idx=6のとき:チャンネル番号=203、idx=7のとき:チャンネル番号=210、idx=8のとき:チャンネル番号=221が定義されたと仮定する(図12参照)。すると、idx=5のとき、放送チャンネル“20x”に対して、150は不一致である。次に、idx=6のとき、ch[3]=0xFであるので、放送チャンネル“20x”に対して、チャンネル番号=203は、一致とみなされる。203のうち、最後の桁の3は、T1454の処理でマスクされるからである。その結果、ワンタッチキー“2”に対して、ch_next=203となる。
図21は、数値(例えば、BCD符号)によってワンタッチ選局表を設定する処理例である。この処理は、文字列に代えて、BCD符号等の数値を用いること、および、文字”x”に対応する桁に数値0xFを設定すること以外は、図16と同様である。
この処理では、受信装置1は、設定するワンタッチキーのユーザによる選択、あるいは、ユーザによる指定を受け付ける(T30)。T30の処理は、図16のS30と同様である。
この処理では、受信装置1は、4ビットの要素を例えば4要素有する配列として、変数chを定義している。受信装置1は、配列chの各要素ch[1]〜ch[4]の各ビットを0にする。また、受信装置1は、変数digitに初期値1を設定する(T31)。
次に、受信装置1は、変数digitが3以下であるか否かを判定する。変数digitが3以下である場合、受信装置1は、ユーザ操作による、リモートコントローラ9からの送信信号により、操作されたキーを受信する(T33)。そして、受信装置1は、受信したキーが数字の”1”から”10”のいずれかであるか否かを判定する(T34)。ただし、キー”10”は、数字の0の入力として取り扱われる。
そして、受信したキーが数字の”1”から”10”のいずれかである場合、受信装置1は、変数chに、T33で受信したキーを示す数字を保存する(T35)。ただし、キー”10”に対しては、数字の0が保存される。
また、受信したキーが数字の”1”から”10”のいずれでもない場合、受信装置1は、受信したキーが数字の”11”であるか否かを判定する(T37)。そして、受信したキーが数字の”11”である場合、受信装置1は、変数chに、数値0xFを代入する(T38)。
また、受信したキーが数字の”11”でない場合、受信装置1は、受信したキーが数字の”12”であるか否かを判定する(T39)。そして、受信したキーが数字の”12”である場合、受信装置1は、変数chに設定された数値が3桁になるまで(3要素分)、1桁ごと(要素ch[i])に数値0xFを設定する(T40)。
また、受信したキーが数字の”12”でない場合、受信装置1は、受信したキーが削除キー(1文字戻り)であるか否かを判定する(T41)。T41からT43の処理およびT36の処理は、図16の41からS43の処理およびS36の処理と同様である。
一方、T32の判定で、変数digitが3を越えると、受信装置1は、変数(4ビット要素の配列)ch[]の値をワンタッチキーの設定値として、ワンタッチ選局表に設定する(T44)。また、受信装置1は、変数ch[]の値に応じて、maskを算出して、ワンタッチ選局表に設定する(T45)。
以上のように、ワンタッチキーの指定時に、ワンタッチ選局表のそれぞれのエントリが設定され、例えば、NVRAM23等に保存される。
《その他の変形例》
上記実施形態では、図3のようなテレビジョン放送を受信する受信装置1、図4のようなIPTVを受信する受信装置1を想定して、処理例を説明した。しかし、受信装置1は、テレビジョン放送受信専用の受信装置に限定されない。すなわち、”任意の数字を表す文字”を含む放送チャンネルの指定は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯情報端末、スマートフォン等、様々な情報機器で、放送を受信する際のチャンネルの指定に適用できる。また、放送は、テレビジョン放送に限定されず、音と音声によるラジオ放送の選局に”任意の数字を表す文字”を含む放送チャンネルの指定を適用してよい。
また、上記実施例では、放送チャンネルの指定に、”任意の数字を表す文字”が指定された。しかし、受信装置1の機能として、”任意の数字を表す文字”に限定されるわけではない。例えば、いわゆるワイルドカード文字、あるいは、文字列のパターンマッチングのための正規表現一般の規則を適用してもよい。
例えば、2以上の任意の数字として、複数の”x”を列記する代わりに他の1文字、例えば、”y”1文字を代用してもよい。また、この場合に、”x”、”y”の代わり、”?”、”*”等を用いてもよい。
例えば、[数字列]によって、数字列に含まれている数字1文字を選択する指定を用いてもよい。例えば、[156]は、1、5、または6の数字のいずれかを意味する。その場合に、[数字列]の指定は、[]の開始と終了ための特殊キーを設けてもよいし、既存のキーのダブルストローク、長押し、等によって、[]の開始と終了を指定できるようにしてもよい。そして、[]の開始と終了の間に入力された数字を数字列として、[数字列]を入力できるようにすればよい。同様に、[!数字列]によって、数字列に含まれる数字以外の数字1文字を選択する指定を用いてもよい。例えば、[!12345]は、6、7、9、0のいずれかを意味する。この場合も、[! ]の開始と、終了のために、特殊キーを設けてもよいし、既存のキーのダブルストローク、長押し、等によって、[! ]の開始と終了を指定できるようにしてもよい。この場合に、[! ]に含まれない数字、例えば、[!12345]においては、6、7、9、0から選択される1つの数字が、複数の数字から選択される1つの数字の一例である。
《コンピュータが読み取り可能な記録媒体》
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
1 受信装置
9 リモートコントローラ
11 チューナ
11A 通信処理部
12 復調部
13 TSデコード部
14 音声デコード部
15 映像デコード部
16 提示部
20 CPU
21 RAM
22 ROM
23 NVRAM
25 通信インターフェース
第1の実装は、”2”、”11”とキーを2つ押された時点で、1の位は”11” =”x” であると判断して、選局動作を終わる実装である。第2の実装は、1の位の入力を待ち、例えば、1の位として、番号キー”3”が押されたら、203,213,223,233,243,253,263,273,283,293の中から視聴可能なチャンネルを選局する実装である。受信装置1は、どちらを実装してもよいし、設定画面等のメニューで第1の指定と第2の指定をユーザが選択できるようにしてもよい。

Claims (12)

  1. 受信する放送チャンネルとして、複数の数字で指定された一つのチャンネル番号を指定するチャンネル指定、または複数の数字に対応する記号を含む数字の列によって複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定を受け付ける受付手段と、
    前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定では前記複数のチャンネル番号で示される特定される放送チャンネルのうち、所定の基準で決定特定される放送チャンネルを選局する選局手段と、を備える情報処理装置。
  2. 前記受付手段は、
    前記チャンネル指定の入力操作を省略した簡易指定を受け付ける簡易選局受付手段と、
    前記簡易選局受付手段で受け付けた簡易指定に対応する放送チャンネルが前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定である場合に、前記選局手段により前記所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する第1制御手段と、を有する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付手段は、
    前記放送チャンネルを特定する識別情報の入力操作によって前記チャンネル指定を受け付けるチャンネル受付手段と、
    前記チャンネル受付手段で受け付けた放送チャンネルが前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定である場合に、前記選局手段により前記所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する第2制御手段と、を有する請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の基準では、前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定で特定される放送チャンネルのうちの受信可能な放送チャンネルを所定の順に並べた並び順にしたがって放送チャンネルが選局される請求1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータが、受信する放送チャンネルとして、複数の数字で指定された一つのチャンネル番号を指定するチャンネル指定、または複数の数字に対応する記号を含む数字の列によって複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定を受け付ける受付ステップと、
    前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定では前記複数のチャンネル番号で示される放送チャンネルのうち、所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する選局ステップと、を実行する情報処理方法。
  6. 前記受付ステップは、
    前記チャンネル指定の入力操作を省略した簡易指定を受け付ける簡易選局受付ステップと、
    前記簡易選局受付手段で受け付けた簡易指定に対応する放送チャンネルが前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定である場合に、前記選局手段により前記所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する第1制御ステップと、を有する請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記受付ステップは、
    前記放送チャンネルを特定する識別情報の入力操作によって前記チャンネル指定を受け付けるチャンネル受付ステップと、
    前記チャンネル受付手段で受け付けた放送チャンネルが複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定である場合に、前記選局手段により前記所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する第2制御ステップと、を有する請求項5または6に記載の情報処理方法。
  8. 前記所定の基準では、前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定で特定される放送チャンネルのうちの受信可能な放送チャンネルを所定の順に並べた並び順にしたがって放送チャンネルが選局される請求5から7のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  9. コンピュータに、受信する放送チャンネルとして、複数の数字で指定された一つのチャンネル番号を指定するチャンネル指定、または複数の数字に対応する記号を含む数字の列によって複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定を受け付ける受付ステップと、
    前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定では前記複数のチャンネル番号で示される放送チャンネルのうち、所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する選局ステップと、を実行させるプログラム。
  10. 前記受付ステップは、
    前記チャンネル指定の入力操作を省略した簡易指定を受け付ける簡易選局受付ステップと、
    前記簡易選局受付手段で受け付けた簡易指定に対応する放送チャンネルが前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定である場合に、前記選局手段により前記所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する第1制御ステップと、を有する請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記受付ステップは、
    前記放送チャンネルを特定する識別情報の入力操作によって前記チャンネル指定を受け付けるチャンネル受付ステップと、
    前記チャンネル受付手段で受け付けた放送チャンネルが複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定である場合に、前記選局手段により前記所定の基準で特定される放送チャンネルを選局する第2制御ステップと、を有する請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 前記所定の基準では、前記複数のチャンネル番号を指定するチャンネル指定で特定される放送チャンネルのうちの受信可能な放送チャンネルを所定の順に並べた並び順にしたがって放送チャンネルが選局される請求9から11のいずれか1項に記載のプログラム。
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