JPWO2012105296A1 - ヒンジ装置 - Google Patents

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Abstract

軸方向に長くなることなく、部品点数を少なくすることができ、簡単な構造で、摩擦トルクを安定させることができるヒンジ装置を提供する。カム部材5と、カム部材5を挟むことによりカム部材5の両面5a、5bに摩擦面3a、4aが対向した摩擦部材3,4と、カム部材5と摩擦部材3,4とが接触する方向に付勢する付勢手段6とを備える。カム部材5の両面5a、5b及び摩擦部材3,4の対向面に相互に嵌合する凸部55及び凹部35、45が形成される。カム部材5は凸部55及び凹部35,45が非嵌合状態のとき凸部55又は凹部35,45の反対側の端部56a、56bが摩擦部材3,4の摩擦面に接触するように傾斜する。

Description

本発明は、ノート型パソコン、携帯電話機等に組み込まれるヒンジ装置であって、例えば、本体に対して蓋体を開閉させるため、蓋体を本体に対して回動可能に連結するヒンジ装置に関する。
図13はノート型パソコン100の一例を示し、本体(キーボード)が第1部材110、蓋体(ディスプレー)が第2部材120となっており、第2部材120が第1部材110に開閉可能に取り付けられている。第2部材120の開閉は、第1部材110に対して回動操作することにより行われ、第2部材120を第1部材110に回動可能に連結するため、これらの部材110,120がヒンジ装置130によって連結されている。
図14は以上のノート型パソコン100に要求される特性を説明する図であり、ディスプレイからなる第2部材120は、所定角度(20〜180°)範囲内においては、任意の角度で保持されるフリーストップ機能が要求される。又、全閉付近(0〜20°)では、第2部材120が自力で閉じる吸い込み動作が要求される。
図15は、特許文献1に記載された従来のヒンジ装置200を示し、吸い込み動作が可能となっている。図15は第1部材110に対して第2部材120が閉じた角度0°の状態を示す。ヒンジ装置200は、第1部材110にブラケットからなる摩擦部材210が立上がり状に固定され、第2部材120にカム部材220が取り付けられている。摩擦部材210及びカム部材220は相互に面接触している。第2部材120には、軸部材230がねじ240によって取り付けられており、軸部材230の軸部231が摩擦部材210及びカム部材220を貫通している。又、摩擦部材210と軸部材230との間には、摩擦板250が挟まれることにより摩擦トルクが発生している。
軸部材230の軸部231には、複数の皿ばねを重ね合わせて形成された付勢手段270が取り付けられる。皿ばねからなる付勢手段270はカム部材220を摩擦部材210に押し付けるように付勢する。付勢手段270の外側には、軸部材230の軸部231が貫通したワッシャ280が設けられ、ワッシャ280から抜け出た軸部材230の軸部231の先端部分を加締めることにより付勢手段270を撓ませ状態とする。これにより付勢手段270がカム部材220を付勢した状態となる。
このような構造において、軸部材230の軸部231は、外形が平行カット、Dカット、矩形等の非円形となっている一方、この軸部231が貫通する摩擦部材210の軸孔は円形となっており、軸部材230は回転するが、摩擦部材210は回転することがない固定側となっている。これに対し、カム部材220の軸孔は軸部材230の軸孔231に相応した非円形となっており、この軸孔に軸部材230の軸部231が貫通することにより、カム部材220は軸部材230(すなわち第2部材120)と共に一体回転する。従って第2部材120が回動操作されると、カム部材220が摩擦部材210に対して回転してこれらが面接触している対向面が摩擦面となって摩擦力が発生するため、カム部材220の回転が停止し、第2部材120が任意の角度で保持される。
これに加えて、カム部材220の摩擦部材210との対向面(摩擦面)には凸部291が形成され、摩擦部材210の対向面(摩擦面)には凹部292が形成されている。摩擦面に形成されているこれらの凸部291及び凹部292は第2部材120の開角度が20°付近から対応し、開角度が0°のときに嵌合するように形成されるものである。又、凸部291及び凹部292の始端部及び終端部には、斜面部(図示省略)が形成されており、凸部291及び凹部292が嵌合可能位置に達すると、斜面部の間で滑りを生じるようになっている。第2部材120の閉じ作動により凸部291の斜面部及び凹部292の斜面部が接触すると、これらの間に発生する滑りによる回転トルクと第2部材120の自重とによってカム部材220が吸い込み動作し、これにより第2部材120が自力で閉じることができる。
特許文献2〜6には、摩擦トルクを大きくすると共に吸い込み動作を確保する構造が記載されている。これらの特許文献では、摩擦面の外径を大きくすることなく摩擦トルクを大きくするために摩擦面を多く設けて1面あたりの面圧を軽減するものである。又、吸い込み動作を確保するために凸部及び凹部を増加している。図16はかかる構造となっているヒンジ装置300を示す。
図16のヒンジ装置300は、摩擦部材210に第2の摩擦部材310を固定状態で組み付け、この摩擦部材210と第2の摩擦部材310との間にカム部材220を挟み込む構造となっている。さらに、第2の摩擦部材310の外側(付勢手段270側)に第2の摩擦部材310と面接触する第2のカム部材320を配置している。又、第2のカム部材320が第2の摩擦部材310と対向する面に凸部291を設け、第2の摩擦部材310が第2のカム部材320と対向する面に凹部292を設けると共に、カム部材220が摩擦部材210と対向する面に凸部291を設け、摩擦部材210がカム部材220と対向する面に凹部292を設けて吸い込み動作を行うようになっている。図16(a)は第2部材120の開角度が0°の状態を示し、この状態では凸部291及び凹部292が嵌合している。図16(b)は第2部材120の開角度が90°の状態を示し、凸部291及び凹部292が非嵌合状態となっている。
図16のヒンジ装置300では、凹凸部291,292が形成されて対向している第2のカム部材320と第2の摩擦部材310との対向面、凹凸部291,292が形成されることなく平面で対向している平面第2の摩擦部材310とカム部材220との対向面、凹凸部201,292が形成されて対向しているカム部材220と摩擦部材210との対向面、凹凸部291,292が形成されることなく平面で対向している摩擦部材210と摩擦板250の対向面の4面を摩擦面とするものである。
特許第4386864号公報 実用新案登録第3011568号公報 特開2005−133759号公報 特開2006−17313号公報 特開2002−310129号公報 WO2004−27274号公報
しかしながら、図15のヒンジ装置200では、凸部291と凹部290とが非嵌合状態のとき、凸部291だけが摩擦部材210の対向面(摩擦面)に接触し摺動して摩擦トルクを発生するが、カム部材220が傾くことにより、カム部材220と摩擦部材210の接触状態が不安定となり、付勢手段270が軸方向に安定して撓まないで 斜めに撓むという問題が発生する。この結果、付勢力が不安定となり、摩擦トルクが安定しない欠点がある
図16のヒンジ装置300では、凸部291を第2のカム部材320及びカム部材220のそれぞれに設け、凹部292を第2の摩擦部材310及び摩擦部材210のそれぞれに設けており、しかもこれらが直列に配置されるため、軸方向に長くなる問題がある。又、第2のカム部材320及び第2の摩擦部材310を必要とするため、部品点数が多く、構造が複雑となっている。
さらに、吸い込み動作する際のストロークが長くなっていることから付勢手段を構成するばねのストロークも大きくなるため、耐久性を確保するためにはばねの数を多くする必要がある。すなわち、凸部291の高さをHとした場合、ヒンジ装置300の全体では2Hのストロークとなり、このストロークに対応するため、ばねの数は図15のヒンジ装置200の2倍必要となっている。このようにばね数が増えることにより、構造がさらに複雑となる。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、軸方向に長くなることなく、部品点数を少なくすることができ、簡単な構造であるにもかかわらず摩擦トルクを安定させることができ、且つ吸い込み動作を確保することが可能なヒンジ装置を提供することを目的とする。
本発明のヒンジ装置は、第1部材と第2部材とを相対回転可能に連結するヒンジ装置であって、一方の部材に固定される第1摩擦部材と、この第1摩擦部材に回転自在に支持されて他方の部材が固定される軸部材と、この軸部材に回転拘束されて軸方向移動可能に設けられるカム部材と、このカム部材を挟み前記第1摩擦部材に対向した状態で固定される第2摩擦部材と、前記第1摩擦部材とカム部材と第2摩擦部材とが接触する方向に付勢する付勢手段とを備え、前記カム部材の両面の非同一位置に凸部もしくは凹部が形成され、前記第1摩擦部材及び第2摩擦部材の前記カム部材と対向する摩擦面に前記カム部材の凸部もしくは凹部に相互に嵌合する凸部もしくは凹部が形成され、前記カム部材は、凸部もしくは凹部が非嵌合状態のときに凸部もしくは凹部の反対側の端部が前記第1摩擦部材及び第2摩擦部材の摩擦面に接触するように傾斜することを特徴とする。
この場合、前記非嵌合状態で前記カム部材が傾斜しているとき、前記第1摩擦部材及び第2摩擦部材の摩擦面が略平行であることが好ましい。
又、前記凸部もしくは凹部は、前記軸部材を中心とした対称位置に設けられていることが好ましい。
又、前記凸部もしくは凹部は、前記軸部材と上下方向に直交する直線に対して直交方向又は平行方向に直線的に延びるように設けられていることが好ましい。
又、前記凸部もしくは凹部は、前記カム部材の両面及び第1摩擦部材及び第2摩擦部材の摩擦面の外周端に達しない長さとなっていることが好ましい。
本発明によれば、カム部材の両面及び第1摩擦部材、第2摩擦部材の摩擦面に凸部もしくは凹部を形成することにより、これらが非嵌合状態のときカム部材が傾斜し、この傾斜によって凸部もしくは凹部と反対側に位置しているカム部材の端部が第1及び第2摩擦部材の摩擦面と接触して摩擦トルクを発生させる。このため、安定した摩擦トルクを発生させることができる。又、凸部もしくは凹部は、カム部材の両面及び第1及び第2の摩擦部材の摩擦面に形成されているため、摩擦部分が多くなっており、安定した摩擦トルクを作用させることができる。
又、凸部もしくは凹部をカム部材の両面及び第1及び第2摩擦部材の摩擦面に形成していることから、摩擦トルクを発生するための部品点数を少なくすることができる。そして、このように凸部もしくは凹部をカム部材の両面及び第1及び第2摩擦部材の摩擦面に形成していることから、ストロークが長くなることがなく吸い込み動作を確保できる。これによりヒンジ装置が軸方向に長くなることを防止できる。
本発明の一実施形態のヒンジ装置を示す分解斜視図である。 一実施形態のヒンジ装置を示し、(a)はパソコンへの取り付け状態の端面図、(b)は第2部材の開角度0°における平面図、(c)は(b)の縦断面図である。 (a)は第2部材の開角度180°における平面図、(b)は(a)の縦断面図である。 第1摩擦部材を示し、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は(b)のE1−E1線断面図である。 カム部材を示し、(a)は左側面図、(b)は(a)のE2−E2断面図、(c)は右側面図である。 第2摩擦部材を示し、(a)は左側面図、(b)は(c)のE3−E3線断面図、(c)は右側面図である。 カム部材の第1変形形態を示し、(a)は左側面図、(b)は(a)のE5−E5断面図、(c)は右側面図である。 カム部材の第2変形形態を示し、(a)は左側面図、(b)は(a)のE6−E6断面図、(c)は右側面図である。 カム部材の第3変形形態を示し、(a)は左側面図、(b)は(a)のE7−E7断面図、(c)は右側面図である。 カム部材の第4変形形態を示し、(a)は左側面図、(b)は(a)のE4−E4線断面図、(c)は右側面図である。 本発明の別の実施形態のヒンジ装置を示す縦断面図である。 本発明のさらに別の実施形態のヒンジ装置を示す分解斜視図である。 ヒンジ装置が用いられるノート型パソコンの斜視図である。 ヒンジ装置に要求される特性を説明する側面図である。 (a)、(b)は従来のヒンジ装置の平面図及び縦断面図である。 (a)、(b)は別の従来のヒンジ装置の縦断面図である。
図1〜図10は本発明の一実施形態のヒンジ装置1を示し、図1は分解斜視図、図2は開角度0°の状態、図3は開角度180°の状態である。
ヒンジ装置1は図13及び図14に示すヒンジ装置130と同様に、本体としての第1部材110に対し、ディスプレイや蓋体としての第2部材120を開閉自在に取り付けるヒンジ部分に設けられる。
図1に示すようにヒンジ装置1は、軸部材2と、第1摩擦部材3及び第2摩擦部材4と、カム部材5と、付勢手段6とを備えている。
軸部材2はシャフト本体21と、シャフト本体21の一側の側面から一体に延びる軸体22とによって形成されている。シャフト本体21は図2に示すように、第2部材120にねじ7によって固定される。従って、第2部材120が回動操作されると、軸部材2は第2部材120と一体となって回転する。軸体22は円を平行カットした非円形の外形に形成されている。軸体22は外形が非円形であれば良く、円をDカットした外形や矩形状、楕円形状の外形であっても良い。
第1摩擦部材3及び第2摩擦部材4によってカム部材5を挟む一対の摩擦部材が形成される。第1摩擦部材3は図4に示すように、底面側の平面状のフランジ部31と、フランジ部31から直立状に立ち上がる軸受部32とによって形成されており、フランジ部31が第1部材110にねじ8によって固定される。これにより第1摩擦部材3は固定側部材となっている。この固定状態では、軸受部32は第1部材110から立ち上がった状態となっている。軸受部32には円形の軸孔33が形成されており、軸孔33に軸部材2の軸体22が回転可能に貫通する。
第2摩擦部材4は図2及び図3に示すように外形が円形となっており、第1摩擦部材3に連結されることにより第1摩擦部材3と同様に固定側部材となっている。第2摩擦部材4を第1摩擦部材3に連結するため、第2摩擦部材4に非円形の外形の連結片44が突出されると共に第1摩擦部材3には連結片44が嵌合状態で挿入される連結孔34が形成されている(図4及び図6参照)。第1摩擦部材3に連結されることにより、第2摩擦部材4は第1摩擦部材3の軸受部32と略平行となるように立ち上がった状態で第1摩擦部材3に固定される。第2摩擦部材4には、第1摩擦部材3と同様に円形の軸孔43が形成されており、この軸孔43に軸部材2の軸体22が回転可能に貫通する。
図2及び図3に示すようにカム部材5は外形が円形となっており、第1摩擦部材3及び第2摩擦部材4に挟まれるように配置される。図5に示すように、カム部材5には軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔53が形成されており、この軸孔53に軸体22が貫通する。このことによりカム部材5は軸部材2と一体回転するように軸部材2に連結される。従って、カム部材5は回転側部材となっており、第2部材120を回動操作することによりカム部材5は軸部材2と一体となって回転する。この回転により第1摩擦部材3及び第2摩擦部材4との間に摩擦トルクが発生する。
付勢手段6は複数の板ばね6aを軸部材2の軸体22の長さ方向に沿って積層状態とすることにより形成されている。それぞれの板ばね6aには軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔6bが形成されており、この軸孔6bに軸体22が貫通する。これによりそれぞれの板ばね6aは軸部材2の回転、すなわち第2部材120の回動と一体となって回転する。なお、複数の板ばね6aに代えて複数の弾性体を積層させることにより付勢手段6としても良い。
図1及び図2において、符号9は軸部材2と第1摩擦部材3との間に挿入された摩擦板であり、軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔9bが形成されており、この軸孔9bに軸体22が貫通する。従って、摩擦板9は軸部材2の回転と一体となって回転する。この回転により摩擦板9と第1摩擦部材3との間に摩擦トルクが発生する。
図1及び図2において、符号10は付勢手段6の外側に配置されるストッパプレートである。ストッパプレート10には軸部材2の軸体22に相応した非円形の軸孔10bが形成されており、軸孔10bに軸体22が貫通する。従って、ストッパプレート10は軸部材2の回転と一体となって回転する。軸部材2の軸体22はストッパプレート10を貫通しており、その貫通端22aを加締めることにより付勢手段6の板ばね6aを撓ませた状態とする。これにより付勢手段6は第2摩擦部材4、カム部材5、第1摩擦部材3及び摩擦板9が相互に接触するように付勢する。
この実施形態においては、カム部材5、第1摩擦部材3及び第2摩擦部材4には凸部55及び凹部35,45が形成されている。凸部55はカム部材5の両面に形成され、凹部35,45は摩擦部材3,4におけるカム部材5との対向面に形成されている。
図5に示すように、凸部55はカム部材5の第1摩擦部材3側の面5a(以下、右面5a)に形成されると共に第2摩擦部材4側の面5b(以下、左面5b)に形成されている。カム部材5の両面5a及び5bの凸部55は軸孔53を挟んで軸孔53を中心とした対称位置に形成されており、右面5aの凸部55及び左面5bの凸部55はカム部材5の両面の非同一位置に形成されている。すなわち図5の状態では、面5a側の凸部55が軸孔53の下側に位置し、面5b側の凸部55はこれと対称位置となる軸孔53の上側に位置している。ここで軸孔53には軸部材2の軸体22が貫通することから、両面5a,5bの凸部55は、軸体22を中心とした対称位置に形成されるようになっている。カム部材5の両面5a,5bにおける凸部55が形成されていない部分は平面となっている。
カム部材5の両面5a,5bの凸部55は、軸部材2の軸体22と上下方向に直交する直線に対して直交する方向に沿って所定長さで直線的に延びている。このように直線的に延びた形状となっていることにより、凸部55は後述する凹部35,45と交差しながら摺動することができ、この凹部35,45との摺動によって摩擦トルクが発生する。カム部材5の両面5a,5bのそれぞれの凸部55は、頂部55aと、頂部55aを囲む斜面部55bとを有しており、頂部55aを囲む斜面部55bを設けることにより滑りを生じるため、吸い込み動作が可能となっている。
一対の摩擦部材3,4における凹部35,45はカム部材5の凸部55が嵌合するものであり、図2及び図4に示すように凹部35は第1摩擦部材3におけるカム部材5と対向した摩擦面3aに形成され、図2及び図6に示すように凹部45は第2摩擦部材におけるカム部材5と対向した摩擦面4aに形成されている。これらの凹部35,45は、カム部材5の凸部55に対応するように形成されるものであり、それぞれの軸孔33,43を貫通する軸部材2の軸体22を中心とした対称位置に形成されていると共に、凸部55と同じ長さを有して軸部材2の軸体22と上下方向に直交する直線に対して直交する方向に直線的に延びている。さらに、凹部35,45は底部35a,45aと、底部35a,45aを囲む斜面部35b,45bとを有しており、斜面部35b,45bと凸部55の斜面部55bとの間で滑りを生じることにより吸い込み動作が可能となっている。一対の摩擦部材3,4の摩擦面3a,4aにおける凹部35,45が形成されていない部分は平面となっている。
以上のカム部材5側の凸部55及び一対の摩擦部材3,4の凹部35,45は、第2部材120の開角度が約20°〜340°(この実施形態では約20°〜180°)のときに、非嵌合状態となって摺動するため摩擦トルクを発生する。又、第2部材120の開角度が約20°〜0°、340°〜0°(この実施形態では約20°〜0°)のときに吸い込み動作を行う。以下、カム部材5及び摩擦部材3,4の動作及び作用を説明する。
図2は第2部材120の開角度が0°付近の状態を示し、この状態ではカム部材5の右面5aの凸部55が第1摩擦部材3の凹部35に嵌合すると共にカム部材5の左面5bの凸部55が第2摩擦部材4の凹部45に嵌合している。これにより第2部材120の閉じ状態が維持されている。
図3は第2部材120の開角度が180°の状態を示し、約20°〜180°の状態ではカム部材5の両面5a,5bの凸部55と、一対の摩擦部材3,4の凹部35,45が非嵌合状態となっている。この状態では、カム部材5は両面5a,5bの凸部55が一対の摩擦部材3,4の摩擦面3a,4aにおける平面部分に接触しており、この接触によってカム部材5は一対の摩擦部材3,4の間で傾斜している。この傾斜状態では、カム部材5のそれぞれの凸部55の反対側の端部が、対向している摩擦部材3,4の平面部分に接触する。すなわち、図3に示すようにカム部材5の右面5aの凸部55と反対側となっている左面5bの端部56aが第2摩擦部材4の摩擦面4aにおける平面部分に接触し、カム部材5の左面5bの凸部55と反対側となっている右面5aの端部56bが第1摩擦部材3の摩擦面3aにおける平面部分に接触している。そして、これらの接触によってカム部材5と一対の摩擦部材3,4との間で摩擦トルクが発生するため、安定した摩擦トルクを発生させることができる。なお、カム部材5の傾斜を可能とするため、カム部材5の軸孔53と軸部材2の軸体22との間には、傾斜可能なだけの隙間が設けられている。
カム部材5の凸部55が摩擦部材3,4の凹部35,45に嵌合していない非嵌合状態において、摩擦部材3,4の摩擦面3a,4aは略平行となっている。これは軸体22を挟んだ位置の凸部55及び端部56bがカム部材5の両面5a,5bで摩擦部材3,4のそれぞれの摩擦面3a,4aに接触するためである。このように摩擦部材3,4の摩擦面3a,4aが略平行となっていることにより、摩擦トルクが偏在することがなくなり、安定した摩擦トルクを発生させることができる。
このようにカム部材5が一対の摩擦部材3,4の間で傾斜することにより、カム部材5の両面5a,5bの2つの凸部55が摩擦部材3,4と接触した状態となると共に、カム部材5における凸部55の反対側の端部56a,56bが摩擦部材3,4と接触した状態となる。従って、カム部材5と一対の摩擦部材3,4とが4点での接触状態となり、摩擦部分が多くなっている。これにより安定した摩擦トルクを得ることができる。この場合、カム部材5の両面5a,5bの凸部55を長くすることにより、2つの凸部55及び2つの端部56a,56bが略三角形位置で接触するため、摩擦部材3,4の倒れを防止して平行を保つことができ、安定した摩擦トルクを得ることができる。
第2部材120が開角度約20°から0°に移行する間においては、カム部材5の両面5a,5bの凸部55及びこれに対向した一対の摩擦部材3,4の対向面3a,4aの凹部35,45は付勢手段6の付勢力により、相互に嵌合する方向に回転力が発生する。これにより吸い込み動作が生じ、第2部材120が自重と相俟って閉じ状態となる。
以上の動作中でカム部材5が斜めに傾斜するときには、カム部材5と一対の摩擦部材3,4とが4点で平行接触することから、摩擦部材3,4における摩擦面3a,4aは概ね平行状態を保つ。このため付勢手段6の板ばね6aに対して傾くような偏荷重が作用しない。
図4において、符号36はカム部材5の右面5aにおける端部56bが第1摩擦部材3の対向面3aを摺動する軌跡であり、図6において、符号46はカム部材5の左面5bにおける端部56aが第2摩擦部材4の摩擦面4aを摺動する軌跡である。かかる軌跡36及び46は摩擦部材3,4に形成されている凹部35,45よりも外周側に形成されるものであり、カム部材5の端部56a,56bは摩擦部材3,4の凹部35,45を通過することなく、摩擦部材3,4の平面部分を通過するようになっている。これにより摩擦トルクの変動を少なくすることができ、安定した摩擦トルクとすることができる。このような軌跡36,46は、カム部材5の凸部55及び一対の摩擦部材3,4の凹部35,45をこれらの外周端に達しない長さに設定することにより形成することが可能となる。
以上のようにカム部材5が傾斜することにより第2摩擦部材4の軸方向の移動量が低減し、付勢手段6の板ばね6aの撓みが低減する。例えば、カム部材5の外径が直径10mm、凸部55の位置が中心から3.5mmであり、高さ(H)が0.5mm(図5参照)とした場合、板ばね6aの撓み量(W1−W2)は0.59mmとなる。一方、カム部材220及び第2のカム部材320を直列に配置した図16の従来装置においては、W1−W2=2Hであり、1mmとなる。この実施形態においては、W1−W2=1.18Hとなるからストロークを約40%低減することができる。これにより、ヒンジ装置1が軸方向に長くなることを防止することができる。さらに、図16の従来装置に対してストロークを低減できることから板ばね6aの数を2/3とすることができるため、部品点数を削減することができる。
図7〜図10はカム部材5に形成される凸部55の別の実施形態を示す。図示を省略するが、カム部材5を挟む一対の摩擦部材3,4の摩擦面には、それぞれの実施形態の凸部55に対応した凹部35,45が形成されるものである。
図7においては、凸部55がカム部材5の両面5a,5bのそれぞれに対し2つが形成されている。両面5a,5bの2つの凸部55は、軸部材2の軸体22の対称位置に設けられている。又、各面5a,5bの凸部55は軸体22と上下方向に直交する直線に対して平行方向に直線的に延びている。このような図7の凸部55によっても安定した摩擦トルクを得ることができると共に、ストロークを低減することができ、部品点数を少なくすることができる。
図8はカム部材5の各面5a,5bに対し、2つの凸部55が形成されている。両面5a,5bにおける2つの凸部55は、軸部材2の軸体22の対称位置に設けられると共に軸体22と上下方向に直交する直線に対し直交方向に直線的に延びている。両面5a,5bの凸部55はカム部材5をプレスすることにより形成されるものであり、これによりカム部材5を軽量化することができる。
図9は右面5aの凸部55に対し、左面5bの凸部55が軸体22を中心とした対称位置に設けられることなく、対称位置からずれた位置に形成されている。両面5a,5bの凸部55は、いずれも軸体22と上下方向に直交する直線に対し直交方向に延びているが、左面5bの凸部55は直線的に延びることなく幾分湾曲した状態で延びている。このような構造においても安定した摩擦トルクを得ることができると共に、ストロークを低減することができ、部品点数を削減することが可能となる。
図10はカム部材5の両面5a,5bに対し、軸体22の対称位置となるように凸部55が形成されている。いずれの凸部55も軸体22と上下方向に直交する直線上に延びて配置されている。このような構造においても、安定した摩擦トルクを得ることができると共に、ストロークを低減させることができ、部品点数を削減することが可能となる。
図11及び図12は、本発明の別の実施形態のヒンジ装置1A及び1Bをそれぞれ示し、上述した実施形態のヒンジ装置1と同一の部材には同一の符号を付してある。
図11に示すヒンジ装置1Aは、カム部材5に凹部57を形成し、カム部材5を挟む一対の摩擦部材3,4に凸部37,47を形成するものであり、その他の構成はヒンジ装置1と同様である。凹部57、凸部37,47はヒンジ装置1における凸部55及び凹部35,45と同様に軸部材2の軸体22を中心とした対称位置に設けられると共に、軸体22と上下方向に直交する直線に対して直交方向に直線的に延びるように形成されている。すなわち、この実施形態のヒンジ装置1Aにおいては、凹凸部をヒンジ装置1と反対に設けるものである。このような形態においても摩擦トルクを安定させることができ、部品点数を少なくして軸方向に長くなることのないヒンジ装置とすることができる。
図12に示すヒンジ装置1Bは付勢手段6のばねとして複数の皿ばね6cを用いるものである。複数の皿ばね6cは表裏反転して隣接するように設けられている。この場合、付勢手段6と第2摩擦部材4との間には、仕切板11が設けられて皿ばね6cが第2摩擦部材4と直接に接触しないようになっている。このような皿ばね6cを用いた場合においても摩擦トルクを安定させることができ、部品点数を少なくして軸方向に長くなることのないヒンジ装置とすることができる。
本発明は以上の実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。例えば、カム部材5を第1部材110に連結して固定側とする一方、一対の摩擦部材3,4を第1部材110に連結して回転側としても良い。
1、1A、1B ヒンジ装置
2 軸部材
3 第1摩擦部材
3a 摩擦面
4 第2摩擦部材
4a 摩擦面
5 カム部材
5a 右面
5b 左面
6 付勢手段
22 軸体
35、45、57 凹部
37、47、55 凸部
110 第1部材
120 第2部材

Claims (5)

  1. 第1部材と第2部材とを相対回転可能に連結するヒンジ装置であって、
    一方の部材に固定される第1摩擦部材と、この第1摩擦部材に回転自在に支持されて他方の部材が固定される軸部材と、この軸部材に回転拘束されて軸方向移動可能に設けられるカム部材と、このカム部材を挟み前記第1摩擦部材に対向した状態で固定される第2摩擦部材と、前記第1摩擦部材とカム部材と第2摩擦部材とが接触する方向に付勢する付勢手段とを備え、
    前記カム部材の両面の非同一位置に凸部もしくは凹部が形成され、前記第1摩擦部材及び第2摩擦部材の前記カム部材と対向する摩擦面に前記カム部材の凸部もしくは凹部に相互に嵌合する凸部もしくは凹部が形成され、前記カム部材は、凸部もしくは凹部が非嵌合状態のときに凸部もしくは凹部の反対側の端部が前記第1摩擦部材及び第2摩擦部材の摩擦面に接触するように傾斜することを特徴とするヒンジ装置。
  2. 前記非嵌合状態で前記カム部材が傾斜しているとき、前記第1摩擦部材及び第2摩擦部材の摩擦面が略平行であることを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
  3. 前記凸部もしくは凹部は、前記軸部材を中心とした対称位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のヒンジ装置。
  4. 前記凸部もしくは凹部は、前記軸部材と上下方向に直交する直線に対して直交方向又は平行方向に直線的に延びるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のヒンジ装置。
  5. 前記凸部もしくは凹部は、前記カム部材の両面及び第1摩擦部材及び第2摩擦部材の摩擦面の外周端に達しない長さとなっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のヒンジ装置。
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