JPWO2012102340A1 - 超電導ケーブルの終端接続部 - Google Patents
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Abstract
上記構成により、ヒートサイクル下でのケーブルコアの熱伸縮を吸収し、小型化・簡素化された終端接続部を提供することができる。
Description
ケーブルコア11は、フォーマ111、超電導導体層112、電気絶縁層113、超電導シールド層114、常電導シールド層115、保護層116等で構成される。超電導導体層112は、フォーマ111の上に複数条の超電導線材を螺旋状に巻回することにより形成される。同様に、超電導シールド層114は、電気絶縁層113の上に複数条の超電導線材を螺旋状に巻回することにより形成される。
超電導ケーブル10の定常運転時には、内管121の内部に液体窒素などの冷媒が循環され、極低温状態で超電導導体層112に送電電流が流れることとなる。
超電導ケーブル10は、組立施工時や保守点検時に、常温から液体窒素温度まで冷却され、又は液体窒素温度から常温まで昇温される。このようなヒートサイクル下では、ケーブルコア11が超電導ケーブル長の約0.3%で熱伸縮することが知られている。
終端接続部において、ケーブルコア11が電流リードに接続されて長手方向に移動困難となっている場合、ケーブルコア11が熱伸縮すると超電導ケーブル10に局所的な応力が加わる。そして、超電導導体層112や超電導シールド層114を構成する超電導線材に座屈が発生するなどして、超電導ケーブル10の性能が著しく低下してしまう。
また、他の超電導ケーブルの終端装置では、編組線などの可撓性を有する接続端子(可撓接続端子)を用いて超電導導体層と電流リードを接続することにより、熱伸縮が吸収されるようにしている(例えば、特許文献3参照)。
終端接続部内で超電導ケーブルにオフセットを設ける方法では、熱伸縮を十分に吸収するためにオフセットを大きくとる必要があり、終端接続部が著しく大型化してしまう。
終端接続部を可動式にする方法では、他の機器との接続に支障をきたす上、超電導ケーブルの動き出しに大きな軸力を要するので、超電導ケーブルに局所的な応力集中が生じるのを回避できない。また、終端接続部をスライドさせる機構や、ケーブルコアの熱伸縮量を計測する装置が必要となるため、終端接続部の構造が複雑化してしまう。
また、この終端装置の引き出し導体は、その表面に絶縁被膜を形成しているので、引き出し導体と絶縁被膜との間で、例えば、組立施工時や保守点検時の冷却工程又は昇温工程等において、熱伸縮量に差が生じて応力が発生し、剥離や破壊などを生じるおそれがあった。
また、本発明は、超電導導体から導体が引き出される方向について生じる熱伸縮をより効果的に許容し得る超電導ケーブルの終端接続部を提供することをその目的とする。
さらに、前記導体用可動接続端子が、前記低温容器の上方から垂下して配設された前記導体用電流リードに接続され、前記ケーブルコアが、前記導体用可動接続端子との接続部、及び前記断熱管と前記低温容器の接続部によって、水平に支持されていることを特徴とする。
そして、前記導体用プラグと前記導体用ソケットの間に、導電性の接触端子が少なくても二つ以上介在していることを特徴とする。
一端が前記冷媒に浸漬され、他端が常温部に引き出されるシールド用電流リードと、前記超電導シールド層と前記シールド用電流リードとを電気的に接続するシールド用可動接続端子と、を備え、段剥ぎされた前記超電導ケーブルの前記超電導シールド層が、前記シールド用可動接続端子を介して前記シールド用電流リードに接続され、当該超電導ケーブルのケーブルコアが、前記超電導シールド層と前記シールド用電流リードとの電気的接続をも保持しつつ、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能となっている。
そして、前記シールド用可動接続端子が、前記低温容器の上方から垂下して配設された前記シールド用電流リードに接続され、前記ケーブルコアが、前記導体用可動接続端子との接続部、前記シールド用可動接続端子との接続部、及び前記断熱管と前記低温容器の接続部によって、水平に支持されていることを特徴とする。
そして、前記シールド用プラグと前記シールド用ソケットの間に、導電性の接触端子が少なくても二つ以上介在していることを特徴とする。
したがって、ケーブルコアの熱伸縮や捻れに伴い局所的に応力が集中して、超電導導体層や超電導シールド層が座屈することはないので、超電導ケーブルの健全性が維持される。
また、ケーブルコアと電流リードとの接続を、可動接続端子という簡易な部材で実現できるので、終端接続部の簡素化・小型化を図ることができる。
即ち、絶縁筒状体は、下側リードとの間で隙間を設けたので、組立施工時や保守点検時の冷却工程又は昇温工程等において導体用電流リード及び絶縁筒状体に熱伸縮が発生した場合に、その後の伸縮量の違いによる剥離や破損などの発生を効果的に防止することが可能となった。
その一方で、下側リードは絶縁筒状体を介して低温容器内に支持されるため、絶縁筒状体と下側リードとの間で隙間を設けた場合には、下側リードは絶縁筒状体の熱伸縮による位置変動の影響と、下側リード自体の熱伸縮による影響とが発生する。しかしながら、下側リードに対して、上側リードとの間で摺動可能に連結する連結部と導体用可動接続端子の間で摺動可能に連結する連結部とを備えているので、絶縁筒状体の熱伸縮による位置変動の影響を一方の連結部における摺動により吸収し、下側リード自体の熱伸縮による影響を他方の連結部における摺動により吸収することができる。
このため、本発明では、下側リードの絶縁体の剥離や破損などを効果的に防止しつつも、下側リードに対する応力の発生も効果的に防止することが可能である。
以下、本発明の第一の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は第一の実施形態に係る超電導ケーブルの終端接続部の概略構成を示す図、図2は終端接続部が施工される超電導ケーブルの一例を示す図である。
超電導導体層112を構成する超電導線材は、例えば、テープ状の金属基板上に中間層、超電導層、保護層等が順に形成された積層構造を有している。超電導層を構成する超電導体には、液体窒素温度以上で超電導を示すRE系超電導体(RE:希土類元素)、例えば化学式YBa2Cu3O7-yで表されるY系超電導体を適用できる。また、金属マトリクス中に超電導体が形成されているテープ状の超電導線材でもよい。超電導体には、ビスマス系超電導体、例えば化学式Bi2Sr2CaCu2O8+δ(Bi2212), Bi2Sr2Ca2Cu3O10+δ(Bi2223)を適用できる。なお、化学式中のδは酸素不定比量を示す。
保護層116は、例えば絶縁紙、高分子不織布などで構成され、常電導シールド層115の上に巻回することにより形成される。
内管121及び外管122は、例えばステンレス製のコルゲート管である。内管121と外管122の間には、例えばアルミを蒸着したポリエチレンフィルムの積層体で構成された多層断熱層(スーパーインシュレーション)123が介在され、真空状態に保持される。また、外管122の外周はポリエチレンなどの防食層124で被覆されている。
終端接続部1では、超電導ケーブル10の超電導導体層112と導体用電流リード31とが、導体用可動接続端子50を介して電気的に接続されている(導体接続部C1)。導体用可動接続端子50は、ケーブルコア11を、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能な状態で、導体用電流リード31に接続するための端子である。
また、超電導ケーブル10の超電導シールド層114とシールド用電流リード32とが、シールド用可動接続端子60を介して電気的に接続されている(シールド接続部C2)。シールド用可動接続端子60は、ケーブルコア11を、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能な状態で、シールド用電流リード32に接続するための端子である。
つまり、終端接続部1では、ケーブルコア11が導体接続部C1とシールド接続部C2で支持され、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能となっている。
導体用電流リード31の外周には、例えば繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)からなるブッシング41が配設され、導体用電流リード31の下端部(導体用可動接続端子50との接続部)には、電極シールド42が配設されている。すなわち、導体用電流リード31には高電圧が印加されるため、ブッシング41及び電極シールド42を配設することで、接地される低温容器20との電界を緩和するようにしている。
定常運転時には、超電導ケーブル10の内管121の内部及びこれに連通する冷媒槽21には、冷媒循環装置(図示略)により冷媒が循環供給される。また、超電導ケーブル10の内管121と外管122の間隙及びこれに連通する真空槽22は、真空ポンプ(図示略)により真空状態に封じ切られる。
なお、ケーブルコア11が水平状態で真っ直ぐに支持されるように、導体接続部C1、シールド接続部C2、及びケーブル接続部C3の位置(高さ)は調整される。また、導体接続部C1、シールド接続部C2、及びケーブル接続部C3によるケーブルコア11の支持間隔が長すぎると、ケーブルコア11が撓んで水平状態が損なわれる。水平状態を保つにはたわみ量を1mm以内にすると良い。超電導ケーブルのヤング率は5,000kg/mm2であり、導体の外径によって、ケーブルコア11の支持間隔は変化する。例えば、275kVでは、ケーブルコア外径は85mmとなり、たわみ量を1mm以内にするには、支持間隔は2800mm以下とすることが望ましい。一方、66/77kVでは外径が40mmでたわみ量を1mm以内にするには、支持間隔は1500mm以下とすることが望ましい。
例えば、導体用ソケット52は、導体用電流リード31及びブッシング41に固定ボルトで締着され、導体用電流リード31等との接続部位の外周には電極シールド42が被嵌される。この場合、電極シールド42を上方にスライドさせるとともに、固定ボルトを外して導体用電流リード31及びブッシング41との固定状態を解除することにより、導体用ソケット52は水平方向にスライド可能となる。したがって、導体用プラグ51と導体用ソケット52との接続状態を容易に確認することができる。
導体用プラグ51と導体用ソケット52との間に接触端子53を介在させることにより、導体用プラグ51が導体用ソケット52に沿って移動した場合にも、低抵抗(例えば数μΩ)で良好な導通接続が保持される。また、コイルスプリングの収縮力により導体用プラグ51と導体用ソケット52が接続されるので、多少の真ずれが生じても、良好な導通接続が保持される。
例えば、シールド用ソケット62は、シールド用電流リード32に固定ボルトで締着される。この場合、固定ボルトを外してシールド用電流リード32との固定状態を解除することにより、シールド用ソケット62は水平方向にスライド可能となる。したがって、シールド用プラグ61とシールド用ソケット62との接続状態を容易に確認することができる。
銅編組線(図示略)が巻回された後、超電導シールド層114の外周部がシールド用プラグ61に挿嵌され固定される。例えば、シールド用プラグ61に形成した半田注入穴から半田を注入することにより、シールド用プラグ61とケーブルコア11が一体化されるとともに、電気的に接続される。
一方、低温容器20では、予め導体用ソケット52を導体用電流リード31及びブッシング41に接続しておく。
そして、超電導ケーブル10の内管121を冷媒槽21の外壁に接続し、外管122を真空槽22の外壁に接続する。また、ハンドホールを介してシールド用ソケット62をシールド用電流リード32に接続する。このようにして、超電導ケーブル10の終端部に終端接続部1が施工される。
そして、先端から段剥ぎされた超電導ケーブル10の超電導導体層112が、導体用可動接続端子50を介して導体用電流リード31に接続され、当該超電導ケーブル10のケーブルコア11が、超電導導体層112と導体用電流リード31との電気的接続を保持しつつ、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能となっている。
そして、段剥ぎされた超電導ケーブル10の超電導シールド層114が、シールド用可動接続端子60を介してシールド用電流リード32に接続され、当該超電導ケーブル10のケーブルコア11が、超電導シールド層114とシールド用電流リード32との電気的接続をも保持しつつ、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能となっている。
さらに、ケーブルコア11が周方向に回転可能となっているので、超電導ケーブル10の製造時や敷設時の残留応力によりケーブルコア11に加わる捻れも吸収することができる。したがって、ケーブルコア11の熱伸縮や捻れに伴い局所的に応力が集中して、超電導導体層112や超電導シールド層114が座屈することはないので、超電導ケーブル10の健全性が維持される。
実際に、従来技術ではケーブルコア11の熱伸縮時に数トンの軸力が発生していたのを、実施形態の終端接続部1では1/10の数百kg以下に低減できている。
つまり、低温容器20内にケーブルコア11の水平状態を保持するための支持台等を設ける必要はなく、また、終端接続部1においてケーブルコア11にオフセットを設ける必要もないので、終端接続部1の簡素化・小型化が可能となる。
また、超電導導体層112や超電導シールド層114を構成する超電導線材として、銀合金などの安定化材中にBi系酸化物超電導体からなるフィラメントが埋設されたテープ線材を適用してもよい。
また、超電導ケーブル10のケーブルコア11が、超電導シールド層114を備えていない場合は、終端接続部1において超電導導体層112と導体用可動接続端子50とが接続されるだけの構成となる。この場合、当然に低温容器20の構成も変更される。
シールド用プラグ61とシールド用ソケット62の間に配設される接触端子63についても同様である。
次に、第二の実施形態として、可動端子を使って、常温側に引き出す電流リードに好適な終端接続部1Aついて示す。なお、この終端接続1Aについては、前述した終端接続部1と同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略するものとする。
図11に示すように、終端接続部1Aも、低温容器20に超電導ケーブル10の端部が所定の状態で収容され、導体用電流リード31A及びシールド用電流リード32を介して電流が実系統側に引き出される構成となっている。
上記碍子33の内部領域には、絶縁油やSF6ガス等からなる流体絶縁体が充填されている。なお、碍子33内の流体絶縁体は常温であり、当該碍子33は、常温部に相当する。
また、引き出し部20bの内部領域は、所定の高さまでは液体の冷媒(具体的には液体窒素)が充填され、液面より上の領域には気体の冷媒(具体的には気体窒素)が封入されている。
この接続片55は、図12に示すように、導体用ソケット52に対して一体的に形成されると共に、当該導体用ソケット52の上部から鉛直上方に立ち上げられた有底円筒体である。かかる接続片55は、その上端部において円板状のフランジ部551を備え、中央部は円形の開口部552となっている。そして、前述した円筒スリーブ状の電極シールド42の下部がフランジ部551を囲繞した状態で、ネジ止めにより固定装備されている。また、フランジ部551の上面には、ブッシング41の中空パイプ412の下端部がボルト締めにより固定装備されている。
また、接続片55の中央開口部552には、導体用電流リード31の下端部(正確には後述する下側リード35の縮径部351)が挿入され、導体用可動接続端子50と導体用電流リード31とが電気的に接続されている。
なお、導体用電流リード31の下側リード35はその上端部で吊下支持さており、その下端部は、図示のように、中央開口部552の最深部まで挿入されていない。これにより、下側リード35は、接続片55に対して上下に移動する余地を残している。
下側リード35は、図12示すように、その下端部に、下端面の周縁部に面取り加工が施された縮径部351が形成されており、その外径は、前述した導体用可動接続端子50の接続片55に形成された開口部552の内径より小さく設定され、開口部552に対して挿入可能となっている。また、縮径部351の内径が開口部552より小さく設定されることにより相互の摺動を可能とし、縮径部351の挿入長さに応じて下側リード35を導体用可動接続端子50に対して上下方向に移動可能としている。また、同時に、開口部552に対して縮径部351を中心とする下側リード35の回動を可能としている。
上記接触端子353は、図6A及び図6Bに示した既出の銅製のコイルスプリングで構成され、凹溝352に配設したときに、縮径部351の外周面より幾分外側に突出するサイズに設定されている。そして、縮径部351と開口部552との間に接触端子353を2個介在させることにより、リードの歪みによる引っかかりを緩和し、下側リード35が上下方向に移動した場合にも、コイルスプリングの収縮力により低抵抗(例えば数μΩ)で良好な導通接続が保持される。
図示のように、下側リード35の上端部には、後述する上側リード36の縮径部361が挿入可能なソケット部354が一体的に形成されている。かかるソケット部354は、上方に開口した有底円筒状に形成されており、その外周下部には円形のフランジ部354aが半径方向外側に向かって延出されている。かかるフランジ部354aは、その外周部にシールド355がネジ止めで装備されており、その下面側には絶縁性の絶縁リング356を介してブッシング41の上端部に設けられたカラー413がボルト締めにより連結されている。かかる連結に用いられる複数のボルトは、いずれも絶縁性の絶縁リング356により、下側リード35との間で絶縁が施され、下側リード35からブッシング41には電流が流れないようになっている。
また、フランジ部354aの下面と絶縁性の絶縁リング356の上面及び絶縁リング356の下面とブッシング41のカラー413の上端面との間には、それぞれOリング356a,356aが介挿されており、碍子33の内部の流体絶縁体と引き出し部20b内の気体及び液体の冷媒とがそれぞれに流通しないように、気密性及び水密性を保っている。
また、上側リード36の下端部には、図13示すように、下端面の周縁部に面取り加工が施された縮径部361が形成されており、その外径は、前述した下側リード35のソケット部354の上面中央に形成された開口部の内径よりわずかに小さく設定され、ソケット部354に対して挿入可能となっている。また、縮径部361の内径がソケット部354よりわずかに小さく設定されることにより相互の摺動を可能とし、縮径部361の挿入長さに応じて下側リード35を上側リード36に対して上下方向に移動可能としている。
上記接触端子362は、図6A及び図6Bに示した既出の銅製のコイルスプリングと同じ構造であり、凹溝361aに配設したときに、縮径部361の外周面より幾分外側に突出するサイズに設定され、下側リード35が上下方向に移動した場合にも、コイルスプリングの収縮力により低抵抗(例えば数μΩ)で上側リード36に対して良好な導通接続が保持される。
ブッシング41は、前述したソケット部354のフランジ部354aの下側に取り付けられた円筒状のカラー413と、間隙αを形成しつつ下側リード35を中心位置に遊挿するステンレス製の中空パイプ412とを有している。
そして、ブッシング絶縁体414の下端部414aと上端部414cには、鉛直方向について一定の幅のコンデンサ電極を形成する金属箔415が、中空パイプ412を中心とする半径方向について一定の間隔で階段的かつ同心状となるように絶縁体414中に埋め込まれている。また、最外層となる金属箔415は、ブッシング絶縁体414の中間部414bの全域に渡って形成されており、当該最外層の金属箔415については図示しないアース線が取り付けられて、接地されている。
かかる構造により、各金属箔415は、ブッシング絶縁体414中において高圧側(下側リード35から近い方)から低圧側(下側リード35から遠い方)に向かってそれぞれ等しい容量のコンデンサが直列接続された形になるために、ブッシング絶縁体414の界面に沿う電界はほぼ均一に整えられる。さらに、ブッシング絶縁体414の最外層の金属箔415は接地されているので、ブッシング絶縁体414の外径が均一な中間部414bの表面電界は接地電位とすることができる。
また、中空パイプ412は、コーンの構造を支持することが可能であれば、導電性を有する素材から形成することは必須ではなく、絶縁体、例えばFRPのような樹脂などから形成しても良い。
即ち、終端接続部1Aでは、導体用電流リード31を下側リード35と上側リード36とに分割し、下側リード35と上側リード36の連結部を構成する上側リード36の縮径部361と下側リード35のソケット部354との嵌合構造により、下側リード35は鉛直上下方向に摺動可能となっている。
また、下側リード35と導体用可動接続端子50との連結部を構成する下側リード35の縮径部351と接続片55の開口部552との嵌合構造により、下側リード35は鉛直上下方向に摺動可能となっている。
さらに、下側リード35は、ブッシング41により垂下支持されると共に、下側リード35の外周面とブッシング41の中空パイプ412の内周面との間には、所定の隙間αが設けられている。
また、熱伸縮が導体用電流リード31にのみ発生するのであれば、摺動可能とする連結部は、下側リード35の上側か下側のいずれか一方にのみ設ければ足りるが、実際には、導体用電流リード31の下側リード35がブッシング41により支持されていることから、ブッシング41の熱伸縮による下側リード35の位置変動も吸収しなければならない。そして、終端接続部1では、下側リード35の上下それぞれに鉛直方向に摺動可能とする連結部C4,C5が設けられているため、ブッシング41による熱伸縮は、上側の連結部C5(下側リード35と上側リード36との連結部)により吸収することができ、下側リード35による熱伸縮は、下側の連結部C4(下側リード35と導体用可動接続端子50との連結部)により吸収することができる。また、上側リード36に生じる熱伸縮は、上側の連結部C5(下側リード35と上側リード36との連結部)により吸収することができる。
また、シールド用電流リード32においても、当該シールド用電流リード32を上下に摺動可能とする可動接触端子を使用しても良い。
10 超電導ケーブル
11 ケーブルコア
111 フォーマ
112 超電導導体層
113 電気絶縁層
114 超電導シールド層
115 常電導シールド層
116 保護層
12 断熱管
121 内管
122 外管
123 多層断熱層
124 防食層
13 電界緩和層
20 低温容器
20a 収容部
20b 引き出し部
20c 引き出し部
21 冷媒槽
22 真空槽
31 導体用電流リード
32 シールド用電流リード
35 下側リード
353 接触端子
356 絶縁リング(絶縁体)
36 上側リード
362 接触端子
41 ブッシング(コンデンサコーン、絶縁筒状体)
42 電極シールド
50 導体用可動接続端子
51 導体用プラグ
511 圧縮スリーブ
512 外装体
513 ボルト
514 銅編組線
52 導体用ソケット
52a 円筒部
52b 接続片
53,63,353,362 接触端子
60 シールド用可動接続端子
61 シールド用プラグ
62 シールド用ソケット
62a 円筒部
62b 接続片
C1 導体接続部
C2 シールド接続部
C3 ケーブル接続部
C4 下側連結部
C5 上側連結部
また、他の超電導ケーブルの終端装置では、編組線などの可撓性を有する接続端子(可撓接続端子)を用いて超電導導体層と電流リードを接続することにより、熱伸縮が吸収されるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、この終端装置の引き出し導体は、その表面に絶縁被膜を形成しているので、引き出し導体と絶縁被膜との間で、例えば、組立施工時や保守点検時の冷却工程又は昇温工程等において、熱伸縮量に差が生じて応力が発生し、剥離や破壊などを生じるおそれがあった。
さらに、前記導体用可動接続端子が、前記低温容器の上方から垂下して配設された前記導体用電流リードに接続され、前記ケーブルコアが、前記導体用可動接続端子との接続部、及び前記断熱管と前記低温容器の接続部によって、支持されていることを特徴とする。
そして、前記導体用プラグと前記導体用ソケットの間に、導電性の接触端子が二つ以上介在していることを特徴とする。
一端が前記冷媒に浸漬され、他端が常温部に引き出されるシールド用電流リードと、前記超電導シールド層と前記シールド用電流リードとを電気的に接続するシールド用可動接続端子と、を備え、前記超電導シールド層が、前記シールド用可動接続端子を介して前記シールド用電流リードに接続され、前記ケーブルコアが、前記超電導シールド層と前記シールド用電流リードとの電気的接続をも保持しつつ、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能となっている。
そして、前記シールド用可動接続端子が、前記低温容器の上方から垂下して配設された前記シールド用電流リードに接続され、前記ケーブルコアが、前記導体用可動接続端子との接続部、前記シールド用可動接続端子との接続部、及び前記断熱管と前記低温容器の接続部によって、支持されていることを特徴とする。
そして、前記シールド用プラグと前記シールド用ソケットの間に、導電性の接触端子が二つ以上介在していることを特徴とする。
導体用プラグ51と導体用ソケット52との間に接触端子53を介在させることにより、導体用プラグ51が導体用ソケット52に沿って移動した場合にも、低抵抗(例えば数μΩ)で良好な導通接続が保持される。また、コイルスプリングの収縮力により導体用プラグ51と導体用ソケット52が接続されるので、多少の芯ずれが生じても、良好な導通接続が保持される。
次に、第二の実施形態として、可動端子を使って、常温側に引き出す電流リードに好適な終端接続部1Aついて示す。なお、この終端接続部1Aについては、前述した終端接続部1と同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略するものとする。
図11に示すように、終端接続部1Aも、低温容器20に超電導ケーブル10の端部が所定の状態で収容され、導体用電流リード31A及びシールド用電流リード32を介して電流が実系統側に引き出される構成となっている。
Claims (8)
- フォーマと超電導導体層を有するケーブルコアが、断熱管内に収容されてなる超電導ケーブルの終端接続部であって、
冷媒が充填される低温容器と、
一端が前記冷媒に浸漬され、他端が常温部に引き出される導体用電流リードと、
前記超電導導体層と前記導体用電流リードとを電気的に接続する導体用可動接続端子と、を備え、
先端から段剥ぎされた超電導ケーブルの超電導導体層が、前記導体用可動接続端子を介して前記導体用電流リードに接続され、
当該超電導ケーブルのケーブルコアが、前記超電導導体層と前記導体用電流リードとの電気的接続を保持しつつ、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能であって、
前記導体用可動接続端子が、前記低温容器の上方から垂下して配設された前記導体用電流リードに接続され、
前記ケーブルコアが、前記導体用可動接続端子との接続部、及び前記断熱管と前記低温容器の接続部によって、水平に支持されていることを特徴とする超電導ケーブルの終端接続部。 - 前記導体用可動接続端子が、前記超電導導体層の外周に装着される導体用プラグと、この導体用プラグが移動可能に取り付けられる導体用ソケットと、で構成され、
前記導体用プラグが、前記超電導導体層の外周に装着された状態で、前記導体用電流リードに接続された前記導体用ソケットに挿通されると共に、
前記導体用プラグと前記導体用ソケットの間に、導電性の接触端子が少なくとも二つ以上介在していることを特徴とする請求項1に記載の超電導ケーブルの終端接続部。 - 前記ケーブルコアが、超電導シールド層と常電導シールド層を有し、
一端が前記冷媒に浸漬され、他端が常温部に引き出されるシールド用電流リードと、
前記超電導シールド層と前記シールド用電流リードとを電気的に接続するシールド用可動接続端子と、を備え、
段剥ぎされた前記超電導ケーブルの前記超電導シールド層が、前記シールド用可動接続端子を介して前記シールド用電流リードに接続され、
当該超電導ケーブルのケーブルコアが、前記超電導シールド層と前記シールド用電流リードとの電気的接続をも保持しつつ、長手方向に移動可能で、かつ周方向に回転可能となっており、
前記シールド用可動接続端子が、前記低温容器の上方から垂下して配設された前記シールド用電流リードに接続され、
前記ケーブルコアが、前記導体用可動接続端子との接続部、前記シールド用可動接続端子との接続部、及び前記断熱管と前記低温容器の接続部によって、水平に支持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の超電導ケーブルの終端接続部。 - 前記シールド用可動接続端子が、前記超電導シールド層の外周に装着されるシールド用プラグと、このシールド用プラグが移動可能に取り付けられるシールド用ソケットと、で構成され、
前記シールド用プラグが、前記超電導シールド層の外周に装着された状態で、前記シールド用電流リードに接続された前記シールド用ソケットに挿通されており、
前記シールド用プラグと前記シールド用ソケットの間に、導電性の接触端子が少なくても二つ以上介在していることを特徴とする請求項3に記載の超電導ケーブルの終端接続部。 - 前記超電導ケーブルコアの水平度をたわみ量で定義し、たわみ量は1mm以内に維持されていることを特徴としている請求項1から4のいずれか一項に記載の超電導ケーブルの終端接続部。
- 前記導体用電流リードは、上下に連結された上側リードと下側リードを有し、
前記下側リードの周囲に隙間を設けて囲繞する絶縁筒状体を介して前記低温容器が前記下側リードを垂下支持し、
前記上側リードと前記下側リードの間の連結部と、前記下側リードと前記導体用可動接続端子の間の連結部とが、電気的な接続状態を維持しつつ、前記導体用電流リードの長手方向に沿って相互間の摺動を可能とすることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の超電導ケーブルの終端接続部。 - 前記上側リードと前記下側リードの間の連結部と、前記下側リードと前記導体用可動接続端子の間の連結部は、少なくても2つ以上の導電性の接触端子が介在し、いずれも前記導体用電流リードの長手方向に沿った中心線回りの回動をも許容する構造であることを特徴とした請求項6の超電導ケーブルの終端接続部。
- 前記導電性の接触端子が、コイルスプリングで構成され、このコイルスプリングの収縮力により、電気的に接続されることを特徴とする請求項2,4又は7に記載の超電導ケーブルの終端接続部。
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