JP5830498B2 - 超電導ケーブルの接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、超電導ケーブルの接続構造に関する。
超電導ケーブルは、フォーマの周囲に超電導導体層、電気絶縁層、シールド層等が積層されてなるケーブルコアと、当該ケーブルコアを収容する真空二重管構造の断熱管とを備え、断熱管の内側ではケーブルコアを冷却するための極低温の液体冷媒(例えば、液体窒素)の循環が行われる。
この超電導ケーブルを電力供給線として使用する場合には、電力供給源から遠方の電力消費地まで超電導ケーブルを敷設する必要があるが、超電導ケーブルは製造上又は運搬上の理由から、単一のケーブル長には限界がある。このため、長距離のケーブル敷設の際には、いくつもの超電導ケーブルをつなぎ合わせる必要があった。
例えば、従来の技術として、ロッド状の超電導導体同士を銅製の高導電性網線パイプを用いて接続することにより導体に加わる応力を吸収する接続構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来の技術として、超電導ケーブルのフォーマ同士を導体のスリーブで接続し、フォーマの外周の超電導層同士を超電導線材で接続した接続構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3305231号公報 特許第4967750号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、銅製の高導電性網線パイプの撓みやすさにより接続部に生じる応力の集中を緩和することができるが、超電導導体がロッド状であることを前提する技術であって、フォーマの外周に超電導導体層を形成する場合の超電導ケーブルへの適用について示すものではなかった。また、高導電性網線パイプの撓みにより生じる凸部への電界集中については考慮されていなかった。
また、上記特許文献2の接続構造は、フォーマの外周の超電導層同士を超電導線材で接続しているので、超電導線材の撓みにより接続部に生じる応力の集中をある程度緩和することができことが予想されるが、当該曲げにより超電導線材が変形し、それにより生じる凸部への電界集中については考慮されていなかった。
本発明の目的は、接続部の応力集中と電界集中の回避の点から優れた超電導ケーブルの中間接続部を提供することである。
本発明は、フォーマと超電導導体層を有するケーブルコアを備える超電導ケーブルの互いの端部を接続する超電導ケーブルの接続構造であって、
互いの前記超電導ケーブルの超電導導体層同士が、前記超電導ケーブルの径方向に湾曲した接続用の超電導線によって接続され、
前記接続用の超電導線の外周を覆う電界緩和カバーを有することを特徴とする。
さらに、上記発明は、上記の構成に加えて、それぞれの前記超電導ケーブルの対向する端部近傍の前記超電導導体層の外周にそれぞれ導体リングが固定されており、前記電界緩和カバーの一端部が一方の前記導体リングに固定され、前記電界緩和カバーの他端部が他方の前記導体リングに対して摺接状態で接続されている。
また、本発明は、上記の構成に加えて、前記電界緩和カバーと前記接続用の超電導線との間に電気絶縁層が形成されている構成としても良い。
また、本発明は、上記の構成に加えて、前記接続用の超電導線と前記フォーマとの間に電気絶縁層が形成される構成としても良い。
また、本発明は、上記の構成に加えて、前記接続用の超電導線は径方向外側に向かって膨らんだ状態であって、それぞれの前記フォーマが圧縮スリーブによって接続されている構成としても良い。
また、本発明は、上記の構成に加えて、前記接続用の超電導線の両端部が、いずれも前記超電導導体層に対して溶加材を介して接続されている構成としても良い。
また、本発明は、上記の構成に加えて、前記超電導導体層が複数層から構成され、互いの前記超電導ケーブルの前記超電導導体層同士が、層ごとに前記接続用の超電導線で接続され、前記ケーブルコアの径方向において外側に位置する前記超電導導体層同士を接続する前記接続用の超電導線は、前記ケーブルコアの径方向において内側に位置する前記超電導導体層同士を接続する前記接続用の超電導線よりも湾曲部の径が大きく形成されている構成としても良い。
また、本発明は、上記の構成に加えて、前記接続用の超電導線は、その許容曲げ径以上の範囲で湾曲している構成としても良い。
上記発明では、各超電導ケーブルの超電導導体層同士が、超電導ケーブルを中心とする径方向に湾曲した接続用の超電導線により接続されている。このため、接続用の超電導線の湾曲部の膨らみの撓み変形により、ケーブルコアが温度変化により伸縮した場合でも、ケーブル長手方向の変化を許容し、各超電導導体層に対する応力の集中を低減し、これらの破損を効果的に抑制することが可能となる。
また、接続用の超電導線の湾曲部により、ケーブルコアの曲がり方向の変形の際にも、各超電導導体層に対する応力の集中を低減し、これらの破損を効果的に抑制することが可能となる。
さらに、上記接続構造では、接続用の超電導線の外周を覆う電界緩和カバーを設けているので、接続用の超電導線の湾曲部が外側に凸状になる場合に当該凸状部の電界集中の発生を効果的に抑制することが可能である。
超電導ケーブルの構造を示す斜視図である。 超電導線の層構成を示す説明図である。 超電導ケーブルのケーブルコアの接続構造の断面図である。 図3における互いのケーブルコアの先端部の拡大断面図である。 接続用の超電導線の湾曲形状の説明図である。 電界緩和カバーと導体リングの斜視図である。 超電導ケーブルの接続構造の形成方法を示す説明図である。 図7に続く超電導ケーブルの接続構造の形成方法を示す説明図である。 図8に続く超電導ケーブルの接続構造の形成方法を示す説明図である。 図9に続く超電導ケーブルの接続構造の形成方法を示す説明図である。 図10に続く超電導ケーブルの接続構造の形成方法を示す説明図である。 図11に続く超電導ケーブルの接続構造の形成方法を示す説明図である。 フォーマの先端部の周辺における接続構造の他の例を示す断面図である。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
[超電導ケーブル]
図1は超電導ケーブルの一例を示す図である。
超電導ケーブル10は、断熱管12内に一心のケーブルコア11が収納された単心型の超電導ケーブルである。ケーブルコア11は、フォーマ140、超電導導体層130、電気絶縁層113、超電導シールド層114、常電導シールド層115、保護層116等により構成される。
フォーマ140は、ケーブルコア11を形成するための巻芯であり、例えば銅素線等の常電導線を撚り合わせて構成される。フォーマ140には、短絡事故時に超電導導体層130に流れる事故電流が分流される。
また、このフォーマ140は、内部が中空に形成されており、当該中空部には、当該フォーマ140及び超電導導体層130を冷却するために、液体冷媒(例えば液体窒素)が供給される。なお、この液体冷媒は後述する断熱管12内においてケーブルコア11の周囲に供給されるものと同一のものである。
超電導導体層130は、フォーマ140の上にカーボン紙150を介して複数条の超電導線を螺旋状に巻回することにより形成される。図1では、超電導導体層130を2層の積層構造としており、内側を第一の超電導導体層131、外側を第二の超電導導体層132としている。超電導導体層130には、定常運転時に送電電流が流される。
この超電導導体層130を構成する超電導線100は、例えば、図2に示すように、基板1上に中間層2、超電導層3、保護層4が順に積層された積層体と、その積層体の周囲を被覆する銅安定化層5を備えているテープ状の超電導線である。
超電導層3を構成する超電導体としては、液体窒素温度以上で超電導を示すRE系超電導体(RE:希土類元素)、例えば化学式YBa2Cu37-yで表されるイットリウム系超電導体(以下、Y系超電導体)が代表的である。また、超電導体には、ビスマス系超電導体、例えば化学式Bi2Sr2CaCu28+δ(Bi2212),Bi2Sr2Ca2Cu310+δ(Bi2223)も適用でき、図2に示す積層体ではなく金属マトリクス中に多数のフィラメント状の超電導体が配された多芯線を用いることもできる。なお、化学式中のδは酸素不定比量を示す。
電気絶縁層113は、絶縁性紙類、例えば絶縁紙、絶縁紙とポリプロピレンフィルムを接合した半合成紙、高分子不織布テープなどで構成され、超電導導体層130の上に巻回することにより積層状態で形成される。
超電導シールド層114は、電気絶縁層113の上にカーボン紙(図示しない)を介して複数条の超電導線を螺旋状に巻回することにより形成される。図1では、超電導シールド層114を1層の積層構造としている。超電導シールド層114には、定常運転時に電磁誘導によって導体電流とほぼ同じ電流が逆位相で流れる。また、超電導シールド層114は、超電導導体層130に大電流が流れた際に発生する磁場を外部に漏らさないようにする機能を有している。
この超電導シールド層114を構成する超電導線には、超電導導体層130と同様の超電導線100(図2参照)を適用できる。
常電導シールド層115は、超電導シールド層114の上に銅線などの常電導線を巻回することにより形成される。常電導シールド層115には、短絡事故時に超電導シールド層114に流れる事故電流が分流される。
保護層116は、例えば、絶縁紙、高分子不織布などで構成され、常電導シールド層115の上に巻回することにより形成される。
断熱管12は、ケーブルコア11を収容するとともに冷媒(例えば液体窒素)が充填される断熱内管121と、断熱内管121の外周を覆うように配設された断熱外管122からなる二重管構造を有している。
断熱内管121及び断熱外管122は、例えばステンレス製のコルゲート管(波付き管)である。断熱内管121と断熱外管122の間には、例えばアルミを蒸着したポリエチレンフィルムの積層体で構成された多層断熱層(スーパーインシュレーション)123が介在され、真空状態に保持される。また、断熱外管122の外周はポリ塩化ビニル(PVC)やポリエチレンなどの防食層124で被覆されている。
[超電導ケーブルの接続構造:概要]
超電導ケーブル10同士の接続の際には、互いの断熱管12同士を連結する図示しない固定ボックスが使用される。この固定ボックスは、断熱管12と同様に二重壁面構造であり、壁面間が真空引きされると共にボックス内部には冷媒が循環される。また、ボックス内部において、各超電導ケーブル10のケーブルコア11同士が連結される。
図3は各超電導ケーブル10のケーブルコア11の接続構造について当該超電導ケーブル10の中心線Cに沿った断面を示しており、当該中心線Cの下半分の構造は上半分と同一であることから図示を一部省略している。また、図4は図3における互いのケーブルコア11,11の先端部(対向端部)を拡大して図示している。
各超電導ケーブル10,10のケーブルコア11,11は、各層の先端部の外周面が露出するように順番に段剥ぎされている。
フォーマ140,140及び第一の超電導導体層131,131は、その先端部における外周面が一定の範囲で露出しており、これらに比べて、第二の超電導導体層132,132は、その先端部からより広い範囲で露出するように、電気絶縁層113,113が段剥ぎされている。
また、各電気絶縁層113,113は、先端部に向かうにつれて縮径する三段の円錐形状で形成されている。また、各電気絶縁層113,113がこのような形状であることから、当該各電気絶縁層113,113の互いの円錐面と円錐面との間に大きなスペースが生じる。このスペースには、フォーマ140,140同士を接続する構造、超電導導体層130,130を接続する構造及びこれらの電界緩和を図る構造が設けられ、その周囲を囲繞するように、絶縁紙の巻き付けによる電気絶縁層210,220が形成されている。
なお、図3以降の図面では超電導シールド層114、常電導シールド層115、保護層116の図示を省略している。
[超電導ケーブルの接続構造:ケーブルコア]
上記ケーブルコア11,11の接続構造では、フォーマ140,140がその先端部端面同士が突き合わされた状態で圧縮スリーブ141の締め付けにより接続されている。圧縮スリーブ141は、良導体(例えば、フォーマ140を同じ銅製)からなる円筒である。
[超電導ケーブルの接続構造:超電導導体層]
さらに、フォーマ140,140の外周の超電導導体層130は、内側となる第一の超電導導体層131と外側の第二の超電導導体層132の二層から構成され、それぞれの超電導導体層131,132は段剥ぎによりその先端部の外周面が露出している。
そして、それぞれの第一の超電導導体層131,131は、相互間に懸架された湾曲した接続用の超電導線133により電気的に接続されている。
また同様に、それぞれの第二の超電導導体層132,132もまた、相互間に懸架された湾曲した接続用の超電導線134により電気的に接続されている。
上記接続用の超電導線133,134は、いずれも、各超電導導体層131,132を構成する超電導線と同じ超電導線からなり、基板1を基準として超電導層3を外側に向けた超電導導体層131,132に対して、接続用の超電導線133,134は基板1を基準として超電導層3を内側(中心側)に向けた状態で、溶加材(例えば半田)によりその両端部が接合されている。
また、各接続用の超電導線133,134は、いずれも、その中央部が超電導ケーブル10の中心線Cを中心とする径方向(以下、単に「径方向」という)の外側に向かって膨らんだ湾曲形状となるように撓ませた状態でその両端部が各超電導導体層131,132に接続されている。
ここで、各接続用の超電導線133,134の湾曲形状について図5の説明図に基づいて説明する。各接続用の超電導線133,134は、超電導導体層131,132に接合される両端部の接合部133a,134aと、中央の湾曲部133b,134bとから構成される。
湾曲部133b,134bは、外側に向かって半円状で凸となる部分と,その両端部において内側向かってに凸となる部分とから構成されており、これらはいずれも直径φの曲率で湾曲している。そして、この直径φは、接続用の超電導線133,134として使用されている超電導線の破壊、破損を生じることなく適正に送電可能な許容曲げ径以上の値が選択されている。
湾曲部133b,134bの超電導ケーブル10の中心線C方向の長さ(C方向成分の長さ)は、2φであり、各接続用の超電導線133,134の中心線C方向の全長(C方向成分の全長)は、片側の接合部133a,134aの同方向の長さをg(例えば50[mm])とすると、2φ+2gとなる。また、湾曲部133b,134bは径方向に対して高さφで凸となっている。
接続用の超電導線133,134は、この湾曲部133b,134bの撓みにより冷却時のケーブルコア11の収縮による超電導導体層131,132の応力集中を低減する。そして、湾曲部133b,134bはケーブル中心線C方向の長さ(C方向成分の長さ)が2φであるのに対して,湾曲部133b,134bを形成する超電導線の長さがπφであることから、(π−2)φの収縮を許容することができる。
ここで、図2に示したような形状を有し、許容曲げ径が圧縮方向にφ=10[mm]、伸張方向にφ=20[mm]である超電導線100を用いた場合、φに例えば1.5倍の裕度をもたせてφ=30[mm]を湾曲部133b,134bの曲げ径とすれば、中心線方向Cの変動に対する許容長さは30×(π−2)=34.2[mm]となる。また、湾曲部133b,134bの径方向の高さは30[mm]、接続用の超電導線133,134の中心線C方向の全長は2φ+2g=160[mm]となる。銅の熱収縮率から見積もられる接続構造のフォーマ140,140の収縮はおよそ10[mm]であり、中心線方向Cの変動に対する許容長さがおよそ3.4倍の裕度となり、十分なものであると考えられる。
なお、第二の接続用の超電導線134は、第一の接続用の超電導線133の外側に配置されていることから、その湾曲部134bの直径は、上記で求めた第一の接続用の超電導線133の湾曲部133bの直径よりも大きい値とすることが望ましい。
また、湾曲部133b、134bの形状は一例であって、より扁平な形状としても良い。例えば、湾曲部133b、134bの湾曲形状を楕円とする、或いは、凸部の頂上部分に直線部分を設けて長円状としても良い。或いは、余長をもって接続用の超電導線133,134の両端部のその両端部を接合部133a,134aを取り付けた場合に、接続用の超電導線133,134の剛性に従って自然に形成される湾曲形状としても良い。
なお、第一の超電導導体層131と第二の超電導導体層132は、いずれも、前述したように、超電導ケーブル10の中心線Cを中心とする周方向(以下、単に「周方向」とする)に沿って並んだ複数の超電導線から構成されている。上記接続用の超電導線133,134は、各超電導導体層131,132を構成するそれぞれの超電導線100の一つ一つを対向する相手側の超電導導体層131,132の超電導線100と接続している。つまり、接続用の超電導線133,134もまた、周方向に沿って複数並んで設けられている。
また、上記各接続用の超電導線133,134の外周には、これらに対する電界緩和を図るために、電界緩和カバー150が装備されている。
この電界緩和カバー150は、図4及び図6に示すように、それぞれの第二の超電導導体層132,132の先端部外周に固定装備された導体リング151,152を介して取り付けが行われている。導体リング151,152は、いずれも良導体、例えば銅、アルミニウムなどから形成されている。また、電界緩和カバー150は、電界緩和を図ることが可能な導体であれば良く、ここでは、SUS(Steel Use Stainless:ステンレス鋼)が使用されている。
上記導体リング151,152は、リングの軸方向における長さの短い円筒状となっている。また、その寸法の一例を示すと、導体リング151,152はその内径がフォーマ140及び超電導導体層130の外径と略等しい30[mm]、外径は60[mm]となっている。
電界緩和カバー150は、略円筒状であって、その一端部の端面はフォーマ140,超電導導体層130を遊挿可能な開口部154が形成されている。また、この電界緩和カバー150は、その中心軸を通る平面により二分割可能な半割構造となっている。
そして、当該開口部154の一端部の端面の周囲には複数のネジ挿通穴155が形成されており、電界緩和カバー150の外側からネジ挿通穴155を介して複数の固定ネジ156が挿入される。各固定ネジ156は、導体リング151の一端面に形成されたネジ穴に螺入される。そして、これらの固定ネジ156を締結することで、一方の超電導ケーブル10の第二の超電導導体層132の外周に導体リング151を介して電界緩和カバー150が固定装着されている。なお、ネジ挿通穴155は、外側の開口径が内側の開口径よりも大きくなるようにテーパー状の座繰り穴が形成されていることが望ましい。ネジ挿通穴155がテーパー状に形成されていることで、固定ねじ156を電解緩和カバーの外周面よりも内側に固定することで、効果的に電界緩和を図ることができる。また、固定ネジ156は、座繰り穴に対応して、頭部が略円錐状の皿ネジを使用することが好ましい。
また、電界緩和カバー150の他端部の端面には、導体リング152の外周面の外径にほぼ等しい内径の開口部157が形成されており、当該開口部157の内縁部が導体リング152の外周面に摺接した状態となっている。これにより、電界緩和カバー150は、その一端部が一方の超電導ケーブル10の第二の超電導導体層132に、他端部がもう一方の超電導ケーブル10の第二の超電導導体層132に電気的に接続された状態となっている。
また、その寸法の一例を示すと、電界緩和カバー150の外径は90[mm]、開口部154の内径はフォーマ140及び超電導導体層130の外径と略等しい30[mm]、開口部157の内径は導体リング152の外径と等しい60[mm]となっている。電界緩和カバー150の外半径は45[mm]、電気絶縁層113,113の円錐面の一段目の外径は50[mm]なので、後述する円錐面の一段目の外側に形成される第二の補強絶縁層220よりも内側に電界緩和カバー150を納めることができる。
また、電界緩和カバー150は一端部が導体リング151を介して一方の超電導ケーブル10に固定され、他端部は導体リング152に対して超電導ケーブル10の中心線Cの方向に沿って摺動可能となっているので、電界緩和カバー150の両端部が固定されている場合と比較して、ケーブルコア11,11の伸縮時や曲がりの発生時に当該ケーブルコア11,11に対する応力の発生を低減することができる。
[超電導ケーブルの接続構造:電気絶縁層]
各超電導ケーブル10,10の電気絶縁層113,113は、図3に示すように、三段の円錐形状で形成されている。そして、各段の外径に応じて、円錐面と円錐面との間のスペースに層状に第一〜第三の補強絶縁層210,220,230が形成されている。
電気絶縁層113,113の最も内側の段部113a,113aの外径は、前述した電界緩和カバー150の外径とおおよそ等しくなっており、第一の補強絶縁層210は、一方の段部113aから電界緩和カバー150の間と電界緩和カバー150から他方の段部113aまでの間とに形成されている。
この第一の補強絶縁層210は、幅の狭い帯状の絶縁紙を巻き付けることで、電界緩和カバー150と段部113a,113aの間を埋めるように形成することが可能である。
電気絶縁層113,113の内側から二番目の段部113b,113bの間のスペースには、第二の補強絶縁層220が形成されている。
この第二の補強絶縁層220は、幅の広い帯状の絶縁紙を巻き付けて形成した電気絶縁層をケーブル中心線Cの方向に沿って複数並べて形成し、これにより生じた隙間のスペースに幅の狭い帯状の絶縁紙を巻き付けて形成すればよい。
内側から三番目の円錐面と円錐面との間のスペースには、第三の補強絶縁層230が形成されている。この第三の補強絶縁層230は、内側と外側との二層に分け、それぞれが第二の補強絶縁層220と同様に、幅の広い絶縁紙によって形成された複数の電気絶縁層と狭い絶縁紙によって形成された複数の電気絶縁層とから構成されるようにしてもよい。
第三の補強絶縁層230の外径は、各超電導ケーブル10,10の電気絶縁層113の外径と略等しくなっており、第三の補強絶縁層230の外周面全体と、各電気絶縁層113,113の先端部の一部とを被覆するように、外部補強絶縁層240が形成されている。
この外部補強絶縁層240は、三層とし、これらの各層は、幅の広い帯状の絶縁紙を巻き付けて形成すればよい。
また、外部補強絶縁層240の両端部は、先端部から離れるにつれて縮径する円錐面が形成されている。
外部補強絶縁層240の外周全体には、各超電導ケーブル10,10の超電導シールド層114,114同士を接続する補助超電導シールド層、各超電導ケーブル10,10の常電導シールド層115,115同士を接続する補助常電導シールド層、保護層116,116と一体となって全体を保護する補助保護層と備えている(いずれも図示略)。
[超電導ケーブルの接続構造:形成方法]
上記の超電導ケーブル10,10の接続構造の形成方法を図7〜図12に基づいて順番に説明する。
まず、図7に示すように、接続を行う端部の端面が平滑な未加工の超電導ケーブル10,10同士を互いに突き合わせた状態で配置する(ケーブル配置工程)。
次に、図8に示すように、各超電導ケーブル10,10について、図示しない保護層116、常電導シールド層115、超電導シールド層114を順番に段剥ぎし、さらに、各超電導ケーブル10,10の電気絶縁層113,113を段剥ぎして、三段の円錐形状に成形する(図示しない)。これにより第二の超電導導体層132,132の先端部側の外周面が露出される(段剥ぎ工程)。
また、第二の超電導導体層132,132と第一の超電導導体層131,131とを順番に段剥ぎし、第一の超電導導体層131,131とフォーマ140,140の先端部側の外周面が露出される。
次に、図9に示すように、一方の超電導ケーブル10の先端部から導体リング151を装着し、他方の超電導ケーブル10の先端部から導体リング152を装着する。さらに、各導体リング151,152を所定の位置で第二の超電導導体層132の外周面上に半田付けする(導体リング取り付け工程)。
そして、図10に示すように、圧縮スリーブ141の両端部にそれぞれフォーマ140,140を挿入させた状態とし、圧縮スリーブ141の外周からダイスを用いて圧縮することで、フォーマ140,140同士を締め付け固定すると共に電気的に接続する(フォーマ接続工程)。
次に、図11に示すように、各超電導ケーブル10,10の第一の超電導導体層131,131の先端部において、当該第一の超電導導体層131,131を構成する各超電導線100に、湾曲部133bを形成した状態の接続用の超電導線133を懸架状態で半田接続する。湾曲部133bの形状は前述した図5の条件を満たす形状とすることが好ましい(超電導導体層接続工程)。
さらに、各超電導ケーブル10,10の第二の超電導導体層132,132の先端部において、当該第二の超電導導体層132,132を構成する各超電導線100に、湾曲部134bを形成した状態の接続用の超電導線134を懸架状態で半田接続する。この場合も、湾曲部134bの形状は図5の条件を満たす形状とすることが好ましい。
これらにより、各超電導ケーブル10,10の第一の超電導導体層131,131間と第二の超電導導体層132,132間は互いに電気的に接続される。
次に、図12に示すように、半割構造の電界緩和カバー150を各超電導ケーブル10,10のフォーマ140,140及び超電導導体層130の先端部の接続位置に対して、各接続用の超電導線133,134を包むようにして装着する。このとき、電界緩和カバー150を固定ネジ156によって導体リング151にネジ止めにより固定する(電界緩和カバー取り付け工程)。
次に、各超電導ケーブル10,10の電気絶縁層113,113の円錐面の間の領域内に、所定の絶縁紙を層ごとに巻き付けて第一〜第三の補強絶縁層210,220,230を形成する(図3参照)。
さらに、最外層となる第三の補強絶縁層230の外周面全体を被覆するように外部補強絶縁層240を形成する(補強絶縁層形成工程)。
そして、外部補強絶縁層240の外周に、各超電導ケーブル10,10の超電導シールド層114,114同士を接続する補助超電導シールド層、各超電導ケーブル10,10の常電導シールド層115,115同士を接続する補助常電導シールド層、保護層116,116と一体となって全体を保護する補助保護層を形成する(各種の補助層形成工程)。
さらに、上記構成からなる超電導ケーブル10,10のケーブルコア11,11の接続部分を断熱構造の固定ボックス内に収容し、当該固定ボックスを各超電導ケーブル10,10の断熱管12,12に接続する(固定ボックス取り付け工程)。
上記の各工程により超電導ケーブル10,10の接続構造としての中間接続部の形成作業が完了する。
[フォーマの接続部周辺の構造の他の例]
図13にフォーマ140,140の先端部の周辺における接続構造の他の例を示す。この例では、図3及び図4に示す構成に加えて、接続されたフォーマ140,140と接続用の超電導線133との間(厳密には、圧縮スリーブ141と接続用の超電導線133との間)に形成した絶縁紙からなる絶縁層251と、接続用の超電導線133と接続用の超電導線134との間に形成した絶縁紙からなる絶縁層252と、接続用の超電導線134と電界緩和カバー150との間に形成した絶縁紙からなる絶縁層253とを備える場合を示している。
なお、上記絶縁層251〜253の内で、いずれか一つ又はいずれか二つを設けても良い。
これらの絶縁層251〜253により、超電導ケーブル10,10の接続構造において、絶縁性能のさらなる向上を図ることができる。
[上記発明の実施形態における技術的効果]
上記超電導ケーブル10,10の接続構造では、超電導ケーブル10,10の第一の超電導導体層131,131同士と第二の超電導導体層132,132同士が、径方向に湾曲した接続用の超電導線133,134により懸架状態で接続されている。このため、接続用の超電導線133,134の湾曲部133b,134bの膨らみの撓み変形により、ケーブルコア11,11が温度変化により伸縮した場合でも、中心線C方向の変化を許容し、各超電導導体層131,132に対する応力の集中を低減し、これらの破損を効果的に抑制することが可能となる。
また、接続用の超電導線133,134の湾曲部133b,134bにより、ケーブルコア11,11の曲がり方向の変形の際にも、各超電導導体層131,132に対する応力の集中を低減し、これらの破損を効果的に抑制することが可能となる。
さらに、上記接続構造では、各接続用の超電導線133,134の外周を覆う電界緩和カバー150を設けているので、各接続用の超電導線133,134の湾曲部133b、134bの径方向外側に凸状にとなる先端部の電界集中の発生を効果的に抑制することが可能である。
また、それぞれの超電導ケーブルの対向する端部側でそれぞれの第二の超電導導体層132の外周に導体リング151と152とを固定装備し、電界緩和カバー150の一端部を一方の導体リング151に固定し、電界緩和カバー150の他端部を他方の導体リング152に対して摺接状態で接続している。
このため、ケーブルコア11,11の長手方向の伸縮やケーブルコア11,11の曲げ方向の変形に際し、電界緩和カバー150の一端部が導体リング152に対して摺動し、接続位置を変化させることができるので、第二の超電導導体層132に対して電界緩和カバー150により応力の集中を低減することができる。これにより、各ケーブルコア11,11の変形や伸縮時にも、第二の超電導導体層132及びその下側の第一の超電導導体層131の破壊や破損を効果的に抑制することが可能となる。
また、上記接続構造では、各接続用の超電導線133,134がいずれも径方向外側に膨らんでいるため、フォーマ140,140に対して隙間を形成することができる。従って、フォーマ140,140の接続において、フォーマ140の外周面から凸となる(段差を有する)圧縮スリーブ141を使用することが可能となる。
これにより、フォーマ140,140の接続の方法が、周囲の水冷が必要となる溶接作業に制限されず、施工性を向上させることが可能となる。
また、上記接続構造では、外側となる第二の超電導導体層132,132同士を接続する接続用の超電導線134は、内側となる第一の超電導導体層131,131同士を接続する接続用の超電導線133よりも湾曲部の径が大きくなるように形成している。
このため、収縮時の内側となる接続用の超電導線133による干渉を低減することが可能である。また、外側となる接続用の超電導線134を容易に取り付けることが可能となり、施工性をより向上させることが可能となる。
また、接続用の超電導線133,134は、その許容曲げ径以上の範囲で湾曲した状態で第一の超電導導体層131,131の相互間や第二の超電導導体層132,132の相互間に取り付けられるので、超電導線の湾曲による破損などの発生を回避することができ、発熱等を抑え、安定的に大電流の送電を行うことが可能である。
[その他]
なお、本発明の適用は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えは、超電導ケーブル10のケーブルコア11の超電導導体層130は二層の場合に限らず、一層又は三層以上の多層としても良い。多層とする場合には、各層ごとに、接続用の超電導線により相互間を接続することが望ましい。
また、フォーマ140,140の接続は、圧縮スリーブ141を用いる場合に限らず、例えば、フォーマ140,140の先端部同士を溶接等により接続しても良い。
また、上記実施形態では、超電導ケーブル10の超電導導体層130では、積層体の超電導線100を用いているが、多芯線の超電導線(例えばBi系超電導線)を用いてもよい。
また、上記超電導ケーブルの接続構造の各構成において例示した数値はいずれも一例であり、その数値に限定するものではなく、任意に変更可能である。
10 超電導ケーブル
11 ケーブルコア
100 超電導線
113 電気絶縁層
113a,113b 段部
130 超電導導体層
131 第一の超電導導体層
132 第二の超電導導体層
133,134 接続用の超電導線
133a,134a 接合部
133b,134b 湾曲部
140 フォーマ
141 圧縮スリーブ
150 電界緩和カバー
151,152 導体リング
154,157 開口部
210,220,230 第一〜第三の補強絶縁層
240 外部補強絶縁層
251,252,253 絶縁層
C ケーブル中心線

Claims (7)

  1. フォーマと超電導導体層を有するケーブルコアを備える超電導ケーブルの互いの端部を接続する超電導ケーブルの接続構造であって、
    互いの前記超電導ケーブルの超電導導体層同士が、前記超電導ケーブルの径方向に湾曲した接続用の超電導線によって接続され、
    前記接続用の超電導線の外周を覆う電界緩和カバーを有し、
    それぞれの前記超電導ケーブルの対向する端部近傍の前記超電導導体層の外周にそれぞれ導体リングが固定されており、
    前記電界緩和カバーの一端部が一方の前記導体リングに固定され、前記電界緩和カバーの他端部が他方の前記導体リングに対して摺接状態で接続されていることを特徴とする超電導ケーブルの接続構造。
  2. 前記電界緩和カバーと前記接続用の超電導線との間に電気絶縁層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の超電導ケーブルの接続構造。
  3. 前記接続用の超電導線と前記フォーマとの間に電気絶縁層が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の超電導ケーブルの接続構造。
  4. 前記接続用の超電導線は径方向外側に向かって膨らんだ状態であって、それぞれの前記フォーマが圧縮スリーブによって接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の超電導ケーブルの接続構造。
  5. 前記接続用の超電導線の両端部が、いずれも前記超電導導体層に対して溶加材を介して接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の超電導ケーブルの接続構造。
  6. 前記超電導導体層が複数層から構成され、
    互いの前記超電導ケーブルの前記超電導導体層同士が、層ごとに前記接続用の超電導線で接続され、
    前記ケーブルコアの径方向において外側に位置する前記超電導導体層同士を接続する前記接続用の超電導線は、前記ケーブルコアの径方向において内側に位置する前記超電導導体層同士を接続する前記接続用の超電導線よりも湾曲部の径が大きく形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の超電導ケーブルの接続構造。
  7. 前記接続用の超電導線は、その許容曲げ径以上の範囲で湾曲していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の超電導ケーブルの接続構造。
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