JPWO2012049987A1 - 商品推薦システムおよび商品推薦方法とそのプログラム - Google Patents
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Abstract
本発明は、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦することができる商品推薦システムを提供する。本発明における商品推薦システムは、商品の利益を記憶する商品利益記憶手段と、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出する利益期待値算出手段と、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する推薦商品選択手段とを備える。
Description
本発明は、商品を推薦する商品推薦システムおよび商品推薦方法に関する。
商品等を推薦するシステムでは、ユーザ個々の嗜好を予測し、それに合わせて情報や商品を提示する技術が存在する。例えば、特許文献1では、ユーザの閲覧履歴に基づいて、そのユーザに配信する情報を決定する情報提供システムが開示されている。
また、本発明の関連技術として、特許文献2では、顧客が複数店舗中から希望する店舗で希望する商品を希望する価格で注文できるシステムが開示されている。また、特許文献3では、見積業務を適切に遂行可能な見積方法が開示されている。また、特許文献4では、商品を購入しようとするユーザのニーズを的確に反映して商品を推薦することができる商品推薦システムが開示されている。また、特許文献5では、高い利益を取得可能な顧客を優先的にターゲティングできるようにし、そのターゲティングした顧客に応じたナレッジ情報や、販売支援情報を送信して顧客訪問時に活用することを可能とする顧客ターゲティングシステムが開示されている。
また、本発明の関連技術として、特許文献2では、顧客が複数店舗中から希望する店舗で希望する商品を希望する価格で注文できるシステムが開示されている。また、特許文献3では、見積業務を適切に遂行可能な見積方法が開示されている。また、特許文献4では、商品を購入しようとするユーザのニーズを的確に反映して商品を推薦することができる商品推薦システムが開示されている。また、特許文献5では、高い利益を取得可能な顧客を優先的にターゲティングできるようにし、そのターゲティングした顧客に応じたナレッジ情報や、販売支援情報を送信して顧客訪問時に活用することを可能とする顧客ターゲティングシステムが開示されている。
しかし、特許文献1〜5に開示された技術では、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦できていないという問題点があった。ユーザの嗜好にあう商品が、利益が大きい商品とは限らないためである。
[発明の目的]
本発明の目的は、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦することができる商品推薦システムおよび商品推薦方法を提供することにある。
[発明の目的]
本発明の目的は、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦することができる商品推薦システムおよび商品推薦方法を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である商品推薦システムは、商品の利益を記憶する商品利益記憶手段と、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出する利益期待値算出手段と、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する推薦商品選択手段とを備える。
また、本発明の他の形態である商品推薦処理方法は、商品の利益を記憶させ、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出し、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する。
また、本発明の他の形態である記録媒体が格納する商品推薦処理プログラムは、商品の利益を記憶させ、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出し、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する、処理をコンピュータに実行させる。
また、本発明の他の形態である商品推薦処理方法は、商品の利益を記憶させ、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出し、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する。
また、本発明の他の形態である記録媒体が格納する商品推薦処理プログラムは、商品の利益を記憶させ、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出し、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する、処理をコンピュータに実行させる。
本発明の効果は、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦できることである。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の第1の実施形態に係る商品推薦システム1のハードウェア構成図である。図1に示すように、商品推薦システム1は、CPU10、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)14、図示しないネットワークを介してデータの通信を行う通信インタフェース(IF)16、ディスプレイ等の表示装置18およびキーボードやマウス等のポインティングデバイスを含む入力装置20を有する。これらの構成要素は、バス22を通して互いに接続されており、互いにデータの入出力を行う。
図2は、第1の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。図2に示すように、商品推薦システムは、利益期待値算出部102、推薦商品選択部104、および商品利益記憶部202を有する。ここで、図1のCPU10は、図2における利益期待値算出部102および推薦商品選択部104として各種処理を実行する。CPU10が実行する処理を制御するためのプログラムは、HDD14に記憶される。
商品利益記憶部202は、商品を販売した際の商品の利益を、商品ごとに記憶している。商品の利益は、例えば、商品1個あたりの、売上額から仕入額を引いた値である。また、商品の利益は、利益率であってもよい。利益率とは、売上額から仕入額を引いた値を売上額で割った値である。商品の利益は、その他の価でもよい。なお、商品利益記憶部202は、メモリ12およびHDD14(図1)のいずれかにより実現されても良い。
利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202が記憶している商品の利益と、商品を推薦した場合にユーザが特定の行動を行う確率(以下、「行動確率」)とに基づいて、商品を推薦することによる利益の期待値を、商品ごとに算出する。行動確率とは、例えば、商品の購買確率や、商品の情報が掲載されているインターネット上のページの閲覧確率である。なお、本実施の形態における以降の説明では、説明の便宜のため行動確率は購買確率であるとして説明する。
利益期待値算出部102は、例えば次の方法で商品iの利益の期待値を算出する。
利益期待値算出部102には、商品iを推薦したユーザ群における購買確率Piと、商品iを推薦しなかったユーザ群における購買確率Pi’が入力される。ここでPiおよびPi’については、図2に図示しない構成部がPiおよびPi’を算出し、利益期待算出部102に入力しても良い。利益期待値算出部102は、その差ΔPi=Pi−Pi’を算出する。なお、利益期待値算出部102に、ΔPiの値が入力されてもよい。図3は、利益期待値算出部102に入力される、Pi、Pi’、ΔPi、の例である。
次に、利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202を参照して、商品iの商品の利益Qiを取得する。図4は、商品利益記憶部202が記憶している、商品の利益の例である。
利益期待値算出部102は、ΔPiとQiに基づいて、商品iを推薦することによる利益期待値Gi=ΔPi×Qiを算出する。
推薦商品選択部104は、利益期待値算出部102で算出した各商品の利益期待値に基づいて、ユーザに推薦する商品を選択する。推薦商品選択部104は、商品利益記憶部202又は図示しない記憶部が記憶している商品の中から推薦する商品を選択しても良い。ここで「図示しない記憶部」とは、例えばネットワーク上の通信販売サイトを運営している企業のサーバ上の記憶部等でも良い。推薦商品選択部104は、例えば、利益期待値が高い上位N個の商品を、ユーザに推薦する商品として選択する。また、推薦商品選択部104は、利益期待値が一定値より高い商品を、ユーザに推薦する商品として選択してもよい。
推薦商品選択部104は、選択した商品を表示装置18(図1)に出力しても良い。
なお、本実施形態においては、利益期待値を、ΔPi及びQiを乗算することで算出したが、この計算方法に限定されない。例えば利益期待値算出部102は、購買確率の差分は考慮せず、単純にPi及びQiを乗算することで利益期待値を算出しても良い。利益期待値算出部102は、Pi及びQiに基づいて、両者の乗算以外の方法で利益期待値を算出しても良い。
次に、本発明を実施するための第1の実施の形態の動作について詳細に説明する。
図5は、第1の実施の形態の動作の一例を示す流れ図である。
商品推薦システムは、ユーザの指示を受け、または自発的に商品の情報を発信したいときに、以下の動作を開始する。商品推薦システムにおいて、利益期待値算出部102は、各商品の行動確率を取得する(ステップ11)。また、利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202を参照して、各商品の利益を取得する(ステップ12)。次に、利益期待値算出部102は、各商品の利益期待値を算出する(ステップ13)。さらに、推薦商品選択部104は、各商品の利益期待値に基づいて、ユーザに推薦する商品を選択する(ステップ14)。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦することができる。利益期待値算出部102が、商品を推薦することによる利益の期待値を算出し、推薦商品選択部104が、算出された期待値に基づいて推薦する商品を選択しているためである。
また、特に、利益期待値算出部102が、推薦した場合としない場合の購買確率の差に基づいて利益の期待値を算出する場合は、推薦しなくても売れる商品の利益の期待値が小さくなるため、その商品は推薦されない。ここで、商品推薦システムが、推薦しなくても売れる商品を改めて推薦する必要はない。よって、購買確率の差に基づいて利益の期待値を算出する場合、本実施の形態に係る商品推薦システムによれば、より適切に商品を推薦することができる。
実施の形態2.
図6は、第2の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る商品推薦システムは、第1の実施の形態の構成に加えて、行動確率算出部106と、行動履歴記憶部204をさらに有する。
行動履歴記憶部204は、ユーザの行動履歴を記憶する。行動履歴とは、例えばユーザが、インターネット上の所定のウェブページにおける操作の履歴でも良い。具体的には、行動履歴は、ある商品の情報が掲載されているインターネット上のページの閲覧履歴や、インターネットを通じた商品の購入履歴などでも良い。なお、行動履歴記憶部204は、メモリ12またはHDD14(図1)の少なくともいずれかにより実現されても良い。行動履歴は、例えばCPU10(図1)によりメモリ12またはHDD14(図1)のいずれかに格納されても良い。
行動確率算出部106は、行動履歴記憶部204に記憶された行動履歴に基づいて、行動確率を算出する。例えば、行動確率算出部106は、行動履歴記憶部204を参照して、商品iを推薦したユーザ群における購買確率Piと、商品iを推薦しなかったユーザ群における購買確率Pi’を算出する。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、精度が高い行動確率を利用して、商品を推薦することができる。行動確率算出部106が、適切な行動履歴を利用して行動確率を算出しているためである。例えば、事業者が、特定のユーザ層に対して商品を推薦する場合を想定する。行動確率算出部106が、特定のユーザ層の行動履歴のみに基づいて行動確率を算出する。すると、予め、全ユーザについての行動確率が商品ごとに定められている場合より、精度が高い行動確率を求めることができる。
実施の形態3.
図7は、第3の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第3の実施の形態に係る商品推薦システムは、第2の実施の形態の構成に加えて、推薦商品表示部108と、行動取得部110とをさらに有する。推薦商品表示部108および行動取得部110は、CPU10(図1)により実現されても良い。
推薦商品表示部108は、推薦商品選択部104で選択された商品を表示装置18(図1)に表示する。
行動取得部110は、ユーザへのある商品の推薦の有無及び行動履歴を取得し、行動履歴記憶部204にその情報を記憶させる。例えば、商品iを推薦商品表示部108でユーザに示した後、一定期間内に、ユーザが商品iをインターネットを通じて購入した場合を想定する。その場合、行動取得部110は、入力装置20(図1)を介した操作履歴から、商品iを推薦したことと、商品iを購入したことの情報を取得する。さらに、行動取得部110は、「商品i、推薦あり、購入」という情報を、行動履歴記憶部204に記憶させる。なお、行動取得部110は、行動履歴を、入力装置20を介した操作履歴でなく、センサー等の他システムから取得してもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、嗜好の時期的変化に対応した行動確率を利用して、商品を推薦することができる。行動取得部110が、行動履歴記憶部204に、自動的に、最新の行動履歴を追加するためである。
実施の形態4.
図8は、第4の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第4の実施の形態に係る商品推薦システムは、第2の実施の形態の構成に加えて、嗜好商品選択部112をさらに有する。
嗜好商品選択部112は、行動履歴記憶部204に記憶された行動履歴に基づいて、ユーザが好む商品を選択する。そして、利益期待値算出部102は、嗜好商品選択部112で選択された商品について、利益期待値を算出する。
例えば、嗜好商品選択部112は、商品利益記憶部202に記憶された商品の中から、そのユーザが購買した商品と似た傾向の商品を選択する。また、嗜好商品選択部112は、行動履歴記憶部204に記憶された、特定のユーザと嗜好の傾向が似ている他のユーザの行動履歴に基づいて、他のユーザが購入した商品を、その特定のユーザが好む商品として選択してもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、利益が大きく、かつ、ユーザの嗜好にも適した商品を推薦することができる。嗜好商品選択部112が、ユーザが好む商品を絞り込むためである。
実施の形態5.
図9は、第5の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第5の実施の形態係る商品推薦システムは、第1の実施の形態の構成に加えて、商品利益設定部114をさらに有する。
商品利益設定部114は、商品の利益を算出し、商品利益記憶部202に記憶させる。
例えば、商品利益設定部114は、在庫量の情報を用いて、商品の利益を算出する。在庫量が適正水準より高いときは、商品の利益を、現在の値より大きくする。一方、在庫量が適正水準より低いときは、商品の利益を、現在の値より小さくする。
また、商品利益設定部114は、商品とユーザ群の組み合わせ毎に、商品の利益を算出してもよい。商品の利益の例を、図10に示す。図10の表では、商品1が18歳未満に非推奨の商品である場合、18歳未満のユーザに対しては、その商品の利益を0と設定する。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、商品の利益を、より適切に設定することができる。例えば、在庫量の情報を利用して商品の利益を設定する場合は、在庫量を適切にコントロールしながら、商品を推薦することができる。また、商品とユーザ群の組み合わせ毎に、商品の利益を設定する場合は、法的、社会的倫理に関する利益や制約条件も考慮した、商品を推薦することができる。
なお、実施の形態1〜実施の形態5について、任意に、各実施の形態の構成を組み合わせることができる。例えば、図11は、全ての実施の形態を組み合わせた商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。
なお、本発明における「商品」とは、有体物に限られるものでなく、ネットワークを通じて配信される動画像や、サービス事業者が提供するサービスなども含む概念である。また、「商品」は、必ずしも有償で取引されなくてもよい。さらに、「利益」とは、経済的利益だけでなく、法的・社会的倫理に関する利益や、好感度も含む概念である。
よって、例えば、ネットワーク事業者が行う、動画像配信サイトにおける動画像推薦システムも、本発明の範囲に含まれる。さらに、ある事業者が無償で提供するサービスについて、その事業者に対しての好感度が高まるようなサービスを推薦するシステムも、本発明の範囲に含まれる。
なお、本発明をプログラム及びプログラムを実行するコンピュータによって実現する場合、該プログラムはこれまでに説明した各動作をコンピュータに実行させるものであればよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は以上の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で同業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2010年10月12日に出願された日本出願特願2010−229227を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
実施の形態1.
図1は、本発明の第1の実施形態に係る商品推薦システム1のハードウェア構成図である。図1に示すように、商品推薦システム1は、CPU10、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)14、図示しないネットワークを介してデータの通信を行う通信インタフェース(IF)16、ディスプレイ等の表示装置18およびキーボードやマウス等のポインティングデバイスを含む入力装置20を有する。これらの構成要素は、バス22を通して互いに接続されており、互いにデータの入出力を行う。
図2は、第1の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。図2に示すように、商品推薦システムは、利益期待値算出部102、推薦商品選択部104、および商品利益記憶部202を有する。ここで、図1のCPU10は、図2における利益期待値算出部102および推薦商品選択部104として各種処理を実行する。CPU10が実行する処理を制御するためのプログラムは、HDD14に記憶される。
商品利益記憶部202は、商品を販売した際の商品の利益を、商品ごとに記憶している。商品の利益は、例えば、商品1個あたりの、売上額から仕入額を引いた値である。また、商品の利益は、利益率であってもよい。利益率とは、売上額から仕入額を引いた値を売上額で割った値である。商品の利益は、その他の価でもよい。なお、商品利益記憶部202は、メモリ12およびHDD14(図1)のいずれかにより実現されても良い。
利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202が記憶している商品の利益と、商品を推薦した場合にユーザが特定の行動を行う確率(以下、「行動確率」)とに基づいて、商品を推薦することによる利益の期待値を、商品ごとに算出する。行動確率とは、例えば、商品の購買確率や、商品の情報が掲載されているインターネット上のページの閲覧確率である。なお、本実施の形態における以降の説明では、説明の便宜のため行動確率は購買確率であるとして説明する。
利益期待値算出部102は、例えば次の方法で商品iの利益の期待値を算出する。
利益期待値算出部102には、商品iを推薦したユーザ群における購買確率Piと、商品iを推薦しなかったユーザ群における購買確率Pi’が入力される。ここでPiおよびPi’については、図2に図示しない構成部がPiおよびPi’を算出し、利益期待算出部102に入力しても良い。利益期待値算出部102は、その差ΔPi=Pi−Pi’を算出する。なお、利益期待値算出部102に、ΔPiの値が入力されてもよい。図3は、利益期待値算出部102に入力される、Pi、Pi’、ΔPi、の例である。
次に、利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202を参照して、商品iの商品の利益Qiを取得する。図4は、商品利益記憶部202が記憶している、商品の利益の例である。
利益期待値算出部102は、ΔPiとQiに基づいて、商品iを推薦することによる利益期待値Gi=ΔPi×Qiを算出する。
推薦商品選択部104は、利益期待値算出部102で算出した各商品の利益期待値に基づいて、ユーザに推薦する商品を選択する。推薦商品選択部104は、商品利益記憶部202又は図示しない記憶部が記憶している商品の中から推薦する商品を選択しても良い。ここで「図示しない記憶部」とは、例えばネットワーク上の通信販売サイトを運営している企業のサーバ上の記憶部等でも良い。推薦商品選択部104は、例えば、利益期待値が高い上位N個の商品を、ユーザに推薦する商品として選択する。また、推薦商品選択部104は、利益期待値が一定値より高い商品を、ユーザに推薦する商品として選択してもよい。
推薦商品選択部104は、選択した商品を表示装置18(図1)に出力しても良い。
なお、本実施形態においては、利益期待値を、ΔPi及びQiを乗算することで算出したが、この計算方法に限定されない。例えば利益期待値算出部102は、購買確率の差分は考慮せず、単純にPi及びQiを乗算することで利益期待値を算出しても良い。利益期待値算出部102は、Pi及びQiに基づいて、両者の乗算以外の方法で利益期待値を算出しても良い。
次に、本発明を実施するための第1の実施の形態の動作について詳細に説明する。
図5は、第1の実施の形態の動作の一例を示す流れ図である。
商品推薦システムは、ユーザの指示を受け、または自発的に商品の情報を発信したいときに、以下の動作を開始する。商品推薦システムにおいて、利益期待値算出部102は、各商品の行動確率を取得する(ステップ11)。また、利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202を参照して、各商品の利益を取得する(ステップ12)。次に、利益期待値算出部102は、各商品の利益期待値を算出する(ステップ13)。さらに、推薦商品選択部104は、各商品の利益期待値に基づいて、ユーザに推薦する商品を選択する(ステップ14)。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦することができる。利益期待値算出部102が、商品を推薦することによる利益の期待値を算出し、推薦商品選択部104が、算出された期待値に基づいて推薦する商品を選択しているためである。
また、特に、利益期待値算出部102が、推薦した場合としない場合の購買確率の差に基づいて利益の期待値を算出する場合は、推薦しなくても売れる商品の利益の期待値が小さくなるため、その商品は推薦されない。ここで、商品推薦システムが、推薦しなくても売れる商品を改めて推薦する必要はない。よって、購買確率の差に基づいて利益の期待値を算出する場合、本実施の形態に係る商品推薦システムによれば、より適切に商品を推薦することができる。
実施の形態2.
図6は、第2の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る商品推薦システムは、第1の実施の形態の構成に加えて、行動確率算出部106と、行動履歴記憶部204をさらに有する。
行動履歴記憶部204は、ユーザの行動履歴を記憶する。行動履歴とは、例えばユーザが、インターネット上の所定のウェブページにおける操作の履歴でも良い。具体的には、行動履歴は、ある商品の情報が掲載されているインターネット上のページの閲覧履歴や、インターネットを通じた商品の購入履歴などでも良い。なお、行動履歴記憶部204は、メモリ12またはHDD14(図1)の少なくともいずれかにより実現されても良い。行動履歴は、例えばCPU10(図1)によりメモリ12またはHDD14(図1)のいずれかに格納されても良い。
行動確率算出部106は、行動履歴記憶部204に記憶された行動履歴に基づいて、行動確率を算出する。例えば、行動確率算出部106は、行動履歴記憶部204を参照して、商品iを推薦したユーザ群における購買確率Piと、商品iを推薦しなかったユーザ群における購買確率Pi’を算出する。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、精度が高い行動確率を利用して、商品を推薦することができる。行動確率算出部106が、適切な行動履歴を利用して行動確率を算出しているためである。例えば、事業者が、特定のユーザ層に対して商品を推薦する場合を想定する。行動確率算出部106が、特定のユーザ層の行動履歴のみに基づいて行動確率を算出する。すると、予め、全ユーザについての行動確率が商品ごとに定められている場合より、精度が高い行動確率を求めることができる。
実施の形態3.
図7は、第3の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第3の実施の形態に係る商品推薦システムは、第2の実施の形態の構成に加えて、推薦商品表示部108と、行動取得部110とをさらに有する。推薦商品表示部108および行動取得部110は、CPU10(図1)により実現されても良い。
推薦商品表示部108は、推薦商品選択部104で選択された商品を表示装置18(図1)に表示する。
行動取得部110は、ユーザへのある商品の推薦の有無及び行動履歴を取得し、行動履歴記憶部204にその情報を記憶させる。例えば、商品iを推薦商品表示部108でユーザに示した後、一定期間内に、ユーザが商品iをインターネットを通じて購入した場合を想定する。その場合、行動取得部110は、入力装置20(図1)を介した操作履歴から、商品iを推薦したことと、商品iを購入したことの情報を取得する。さらに、行動取得部110は、「商品i、推薦あり、購入」という情報を、行動履歴記憶部204に記憶させる。なお、行動取得部110は、行動履歴を、入力装置20を介した操作履歴でなく、センサー等の他システムから取得してもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、嗜好の時期的変化に対応した行動確率を利用して、商品を推薦することができる。行動取得部110が、行動履歴記憶部204に、自動的に、最新の行動履歴を追加するためである。
実施の形態4.
図8は、第4の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第4の実施の形態に係る商品推薦システムは、第2の実施の形態の構成に加えて、嗜好商品選択部112をさらに有する。
嗜好商品選択部112は、行動履歴記憶部204に記憶された行動履歴に基づいて、ユーザが好む商品を選択する。そして、利益期待値算出部102は、嗜好商品選択部112で選択された商品について、利益期待値を算出する。
例えば、嗜好商品選択部112は、商品利益記憶部202に記憶された商品の中から、そのユーザが購買した商品と似た傾向の商品を選択する。また、嗜好商品選択部112は、行動履歴記憶部204に記憶された、特定のユーザと嗜好の傾向が似ている他のユーザの行動履歴に基づいて、他のユーザが購入した商品を、その特定のユーザが好む商品として選択してもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、利益が大きく、かつ、ユーザの嗜好にも適した商品を推薦することができる。嗜好商品選択部112が、ユーザが好む商品を絞り込むためである。
実施の形態5.
図9は、第5の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第5の実施の形態係る商品推薦システムは、第1の実施の形態の構成に加えて、商品利益設定部114をさらに有する。
商品利益設定部114は、商品の利益を算出し、商品利益記憶部202に記憶させる。
例えば、商品利益設定部114は、在庫量の情報を用いて、商品の利益を算出する。在庫量が適正水準より高いときは、商品の利益を、現在の値より大きくする。一方、在庫量が適正水準より低いときは、商品の利益を、現在の値より小さくする。
また、商品利益設定部114は、商品とユーザ群の組み合わせ毎に、商品の利益を算出してもよい。商品の利益の例を、図10に示す。図10の表では、商品1が18歳未満に非推奨の商品である場合、18歳未満のユーザに対しては、その商品の利益を0と設定する。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、商品の利益を、より適切に設定することができる。例えば、在庫量の情報を利用して商品の利益を設定する場合は、在庫量を適切にコントロールしながら、商品を推薦することができる。また、商品とユーザ群の組み合わせ毎に、商品の利益を設定する場合は、法的、社会的倫理に関する利益や制約条件も考慮した、商品を推薦することができる。
なお、実施の形態1〜実施の形態5について、任意に、各実施の形態の構成を組み合わせることができる。例えば、図11は、全ての実施の形態を組み合わせた商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。
なお、本発明における「商品」とは、有体物に限られるものでなく、ネットワークを通じて配信される動画像や、サービス事業者が提供するサービスなども含む概念である。また、「商品」は、必ずしも有償で取引されなくてもよい。さらに、「利益」とは、経済的利益だけでなく、法的・社会的倫理に関する利益や、好感度も含む概念である。
よって、例えば、ネットワーク事業者が行う、動画像配信サイトにおける動画像推薦システムも、本発明の範囲に含まれる。さらに、ある事業者が無償で提供するサービスについて、その事業者に対しての好感度が高まるようなサービスを推薦するシステムも、本発明の範囲に含まれる。
なお、本発明をプログラム及びプログラムを実行するコンピュータによって実現する場合、該プログラムはこれまでに説明した各動作をコンピュータに実行させるものであればよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は以上の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で同業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2010年10月12日に出願された日本出願特願2010−229227を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 商品推薦システム
10 CPU
12 メモリ
14 HDD
16 通信IF
18 表示装置
20 入力装置
22 バス
102 利益期待値算出部
104 推薦商品選択部
106 行動確率算出部
108 推薦商品表示部
110 行動取得部
112 嗜好商品選択部
114 商品利益設定部
202 商品利益記憶部
204 行動履歴記憶部
10 CPU
12 メモリ
14 HDD
16 通信IF
18 表示装置
20 入力装置
22 バス
102 利益期待値算出部
104 推薦商品選択部
106 行動確率算出部
108 推薦商品表示部
110 行動取得部
112 嗜好商品選択部
114 商品利益設定部
202 商品利益記憶部
204 行動履歴記憶部
本発明は、商品を推薦する商品推薦システムおよび商品推薦方法とそのプログラムに関する。
商品等を推薦するシステムでは、ユーザ個々の嗜好を予測し、それに合わせて情報や商品を提示する技術が存在する。例えば、特許文献1では、ユーザの閲覧履歴に基づいて、そのユーザに配信する情報を決定する情報提供システムが開示されている。
また、本発明の関連技術として、特許文献2では、顧客が複数店舗中から希望する店舗で希望する商品を希望する価格で注文できるシステムが開示されている。また、特許文献3では、見積業務を適切に遂行可能な見積方法が開示されている。また、特許文献4では、商品を購入しようとするユーザのニーズを的確に反映して商品を推薦することができる商品推薦システムが開示されている。また、特許文献5では、高い利益を取得可能な顧客を優先的にターゲティングできるようにし、そのターゲティングした顧客に応じたナレッジ情報や、販売支援情報を送信して顧客訪問時に活用することを可能とする顧客ターゲティングシステムが開示されている。
しかし、特許文献1〜5に開示された技術では、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦できていないという問題点があった。ユーザの嗜好にあう商品が、利益が大きい商品とは限らないためである。
[発明の目的]
本発明の目的は、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦することができる商品推薦システムおよび商品推薦方法とそのプログラムを提供することにある。
本発明の目的は、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦することができる商品推薦システムおよび商品推薦方法とそのプログラムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である商品推薦システムは、商品の利益を記憶する商品利益記憶手段と、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出する利益期待値算出手段と、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する推薦商品選択手段とを備える。
また、本発明の他の形態である商品推薦処理方法は、商品の利益を記憶させ、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出し、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する。
また、本発明の他の形態である商品推薦処理プログラムは、商品の利益を記憶させ、商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出し、前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する、処理をコンピュータに実行させる。
本発明の効果は、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦できることである。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の第1の実施形態に係る商品推薦システム1のハードウェア構成図である。図1に示すように、商品推薦システム1は、CPU10、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)14、図示しないネットワークを介してデータの通信を行う通信インタフェース(IF)16、ディスプレイ等の表示装置18およびキーボードやマウス等のポインティングデバイスを含む入力装置20を有する。これらの構成要素は、バス22を通して互いに接続されており、互いにデータの入出力を行う。
実施の形態1.
図1は、本発明の第1の実施形態に係る商品推薦システム1のハードウェア構成図である。図1に示すように、商品推薦システム1は、CPU10、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)14、図示しないネットワークを介してデータの通信を行う通信インタフェース(IF)16、ディスプレイ等の表示装置18およびキーボードやマウス等のポインティングデバイスを含む入力装置20を有する。これらの構成要素は、バス22を通して互いに接続されており、互いにデータの入出力を行う。
図2は、第1の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。図2に示すように、商品推薦システムは、利益期待値算出部102、推薦商品選択部104、および商品利益記憶部202を有する。ここで、図1のCPU10は、図2における利益期待値算出部102および推薦商品選択部104として各種処理を実行する。CPU10が実行する処理を制御するためのプログラムは、HDD14に記憶される。
商品利益記憶部202は、商品を販売した際の商品の利益を、商品ごとに記憶している。商品の利益は、例えば、商品1個あたりの、売上額から仕入額を引いた値である。また、商品の利益は、利益率であってもよい。利益率とは、売上額から仕入額を引いた値を売上額で割った値である。商品の利益は、その他の価でもよい。なお、商品利益記憶部202は、メモリ12およびHDD14(図1)のいずれかにより実現されても良い。
利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202が記憶している商品の利益と、商品を推薦した場合にユーザが特定の行動を行う確率(以下、「行動確率」)とに基づいて、商品を推薦することによる利益の期待値を、商品ごとに算出する。行動確率とは、例えば、商品の購買確率や、商品の情報が掲載されているインターネット上のページの閲覧確率である。なお、本実施の形態における以降の説明では、説明の便宜のため行動確率は購買確率であるとして説明する。
利益期待値算出部102は、例えば次の方法で商品iの利益の期待値を算出する。
利益期待値算出部102には、商品iを推薦したユーザ群における購買確率Piと、商品iを推薦しなかったユーザ群における購買確率Pi’が入力される。ここでPiおよびPi’については、図2に図示しない構成部がPiおよびPi’を算出し、利益期待算出部102に入力しても良い。利益期待値算出部102は、その差ΔPi = Pi−Pi’を算出する。なお、利益期待値算出部102に、ΔPiの値が入力されてもよい。図3は、利益期待値算出部102に入力される、Pi、Pi’、ΔPi、の例である。
次に、利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202を参照して、商品iの商品の利益Qiを取得する。図4は、商品利益記憶部202が記憶している、商品の利益の例である。
利益期待値算出部102は、ΔPiとQiに基づいて、商品iを推薦することによる利益期待値Gi= ΔPi × Qiを算出する。
推薦商品選択部104は、利益期待値算出部102で算出した各商品の利益期待値に基づいて、ユーザに推薦する商品を選択する。推薦商品選択部104は、商品利益記憶部202又は図示しない記憶部が記憶している商品の中から推薦する商品を選択しても良い。ここで「図示しない記憶部」とは、例えばネットワーク上の通信販売サイトを運営している企業のサーバ上の記憶部等でも良い。推薦商品選択部104は、例えば、利益期待値が高い上位N個の商品を、ユーザに推薦する商品として選択する。また、推薦商品選択部104は、利益期待値が一定値より高い商品を、ユーザに推薦する商品として選択してもよい。
推薦商品選択部104は、選択した商品を表示装置18(図1)に出力しても良い。
なお、本実施形態においては、利益期待値を、ΔPi及びQiを乗算することで算出したが、この計算方法に限定されない。例えば利益期待値算出部102は、購買確率の差分は考慮せず、単純にPi及びQiを乗算することで利益期待値を算出しても良い。利益期待値算出部102は、Pi及びQiに基づいて、両者の乗算以外の方法で利益期待値を算出しても良い。
次に、本発明を実施するための第1の実施の形態の動作について詳細に説明する。
図5は、第1の実施の形態の動作の一例を示す流れ図である。
商品推薦システムは、ユーザの指示を受け、または自発的に商品の情報を発信したいときに、以下の動作を開始する。商品推薦システムにおいて、利益期待値算出部102は、各商品の行動確率を取得する(ステップ11)。また、利益期待値算出部102は、商品利益記憶部202を参照して、各商品の利益を取得する(ステップ12)。次に、利益期待値算出部102は、各商品の利益期待値を算出する(ステップ13)。さらに、推薦商品選択部104は、各商品の利益期待値に基づいて、ユーザに推薦する商品を選択する(ステップ14)。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、事業者の利益が大きくなるように、商品を推薦することができる。利益期待値算出部102が、商品を推薦することによる利益の期待値を算出し、推薦商品選択部104が、算出された期待値に基づいて推薦する商品を選択しているためである。
また、特に、利益期待値算出部102が、推薦した場合としない場合の購買確率の差に基づいて利益の期待値を算出する場合は、推薦しなくても売れる商品の利益の期待値が小さくなるため、その商品は推薦されない。ここで、商品推薦システムが、推薦しなくても売れる商品を改めて推薦する必要はない。よって、購買確率の差に基づいて利益の期待値を算出する場合、本実施の形態に係る商品推薦システムによれば、より適切に商品を推薦することができる。
実施の形態2.
図6は、第2の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る商品推薦システムは、第1の実施の形態の構成に加えて、行動確率算出部106と、行動履歴記憶部204をさらに有する。
実施の形態2.
図6は、第2の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る商品推薦システムは、第1の実施の形態の構成に加えて、行動確率算出部106と、行動履歴記憶部204をさらに有する。
行動履歴記憶部204は、ユーザの行動履歴を記憶する。行動履歴とは、例えばユーザが、インターネット上の所定のウェブページにおける操作の履歴でも良い。具体的には、行動履歴は、ある商品の情報が掲載されているインターネット上のページの閲覧履歴や、インターネットを通じた商品の購入履歴などでも良い。なお、行動履歴記憶部204は、メモリ12またはHDD14(図1)の少なくともいずれかにより実現されても良い。行動履歴は、例えばCPU10(図1)によりメモリ12またはHDD14(図1)のいずれかに格納されても良い。
行動確率算出部106は、行動履歴記憶部204に記憶された行動履歴に基づいて、行動確率を算出する。例えば、行動確率算出部106は、行動履歴記憶部204を参照して、商品iを推薦したユーザ群における購買確率Piと、商品iを推薦しなかったユーザ群における購買確率Pi’を算出する。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、精度が高い行動確率を利用して、商品を推薦することができる。行動確率算出部106が、適切な行動履歴を利用して行動確率を算出しているためである。例えば、事業者が、特定のユーザ層に対して商品を推薦する場合を想定する。行動確率算出部106が、特定のユーザ層の行動履歴のみに基づいて行動確率を算出する。すると、予め、全ユーザについての行動確率が商品ごとに定められている場合より、精度が高い行動確率を求めることができる。
実施の形態3.
図7は、第3の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第3の実施の形態に係る商品推薦システムは、第2の実施の形態の構成に加えて、推薦商品表示部108と、行動取得部110とをさらに有する。推薦商品表示部108および行動取得部110は、CPU10(図1)により実現されても良い。
実施の形態3.
図7は、第3の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第3の実施の形態に係る商品推薦システムは、第2の実施の形態の構成に加えて、推薦商品表示部108と、行動取得部110とをさらに有する。推薦商品表示部108および行動取得部110は、CPU10(図1)により実現されても良い。
推薦商品表示部108は、推薦商品選択部104で選択された商品を表示装置18(図1)に表示する。
行動取得部110は、ユーザへのある商品の推薦の有無及び行動履歴を取得し、行動履歴記憶部204にその情報を記憶させる。例えば、商品iを推薦商品表示部108でユーザに示した後、一定期間内に、ユーザが商品iをインターネットを通じて購入した場合を想定する。その場合、行動取得部110は、入力装置20(図1)を介した操作履歴から、商品iを推薦したことと、商品iを購入したことの情報を取得する。さらに、行動取得部110は、「商品i、推薦あり、購入」という情報を、行動履歴記憶部204に記憶させる。なお、行動取得部110は、行動履歴を、入力装置20を介した操作履歴でなく、センサー等の他システムから取得してもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、嗜好の時期的変化に対応した行動確率を利用して、商品を推薦することができる。行動取得部110が、行動履歴記憶部204に、自動的に、最新の行動履歴を追加するためである。
実施の形態4.
図8は、第4の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第4の実施の形態に係る商品推薦システムは、第2の実施の形態の構成に加えて、嗜好商品選択部112をさらに有する。
実施の形態4.
図8は、第4の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第4の実施の形態に係る商品推薦システムは、第2の実施の形態の構成に加えて、嗜好商品選択部112をさらに有する。
嗜好商品選択部112は、行動履歴記憶部204に記憶された行動履歴に基づいて、ユーザが好む商品を選択する。そして、利益期待値算出部102は、嗜好商品選択部112で選択された商品について、利益期待値を算出する。
例えば、嗜好商品選択部112は、商品利益記憶部202に記憶された商品の中から、そのユーザが購買した商品と似た傾向の商品を選択する。また、嗜好商品選択部112は、行動履歴記憶部204に記憶された、特定のユーザと嗜好の傾向が似ている他のユーザの行動履歴に基づいて、他のユーザが購入した商品を、その特定のユーザが好む商品として選択してもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、利益が大きく、かつ、ユーザの嗜好にも適した商品を推薦することができる。嗜好商品選択部112が、ユーザが好む商品を絞り込むためである。
実施の形態5.
図9は、第5の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第5の実施の形態係る商品推薦システムは、第1の実施の形態の構成に加えて、商品利益設定部114をさらに有する。
実施の形態5.
図9は、第5の実施の形態の商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。第5の実施の形態係る商品推薦システムは、第1の実施の形態の構成に加えて、商品利益設定部114をさらに有する。
商品利益設定部114は、商品の利益を算出し、商品利益記憶部202に記憶させる。
例えば、商品利益設定部114は、在庫量の情報を用いて、商品の利益を算出する。在庫量が適正水準より高いときは、商品の利益を、現在の値より大きくする。一方、在庫量が適正水準より低いときは、商品の利益を、現在の値より小さくする。
また、商品利益設定部114は、商品とユーザ群の組み合わせ毎に、商品の利益を算出してもよい。商品の利益の例を、図10に示す。図10の表では、商品1が18歳未満に非推奨の商品である場合、18歳未満のユーザに対しては、その商品の利益を0と設定する。
次に、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、商品の利益を、より適切に設定することができる。例えば、在庫量の情報を利用して商品の利益を設定する場合は、在庫量を適切にコントロールしながら、商品を推薦することができる。また、商品とユーザ群の組み合わせ毎に、商品の利益を設定する場合は、法的、社会的倫理に関する利益や制約条件も考慮した、商品を推薦することができる。
なお、実施の形態1〜実施の形態5について、任意に、各実施の形態の構成を組み合わせることができる。例えば、図11は、全ての実施の形態を組み合わせた商品推薦システムの構成例を示すブロック図である。
なお、本発明における「商品」とは、有体物に限られるものでなく、ネットワークを通じて配信される動画像や、サービス事業者が提供するサービスなども含む概念である。また、「商品」は、必ずしも有償で取引されなくてもよい。さらに、「利益」とは、経済的利益だけでなく、法的・社会的倫理に関する利益や、好感度も含む概念である。
よって、例えば、ネットワーク事業者が行う、動画像配信サイトにおける動画像推薦システムも、本発明の範囲に含まれる。さらに、ある事業者が無償で提供するサービスについて、その事業者に対しての好感度が高まるようなサービスを推薦するシステムも、本発明の範囲に含まれる。
なお、本発明をプログラム及びプログラムを実行するコンピュータによって実現する場合、該プログラムはこれまでに説明した各動作をコンピュータに実行させるものであればよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は以上の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で同業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2010年10月12日に出願された日本出願特願2010−229227を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 商品推薦システム
10 CPU
12 メモリ
14 HDD
16 通信IF
18 表示装置
20 入力装置
22 バス
102 利益期待値算出部
104 推薦商品選択部
106 行動確率算出部
108 推薦商品表示部
110 行動取得部
112 嗜好商品選択部
114 商品利益設定部
202 商品利益記憶部
204 行動履歴記憶部
10 CPU
12 メモリ
14 HDD
16 通信IF
18 表示装置
20 入力装置
22 バス
102 利益期待値算出部
104 推薦商品選択部
106 行動確率算出部
108 推薦商品表示部
110 行動取得部
112 嗜好商品選択部
114 商品利益設定部
202 商品利益記憶部
204 行動履歴記憶部
Claims (10)
- 商品の利益を記憶する商品利益記憶手段と、
商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出する利益期待値算出手段と、
前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する推薦商品選択手段と、
を備える商品推薦システム。 - 商品の推薦に対するユーザの行動履歴を記憶する行動履歴記憶手段と、
前記記憶された行動履歴に基づいて、前記行動を行う確率を算出する行動確率算出手段と、
をさらに備える請求項1に記載の商品推薦システム。 - 前記選択された商品を表示する推薦商品表示手段と、
前記表示された商品に対するユーザの行動を取得し、前記商品と前記ユーザの行動とを対応付けて、前記行動履歴記憶手段に記憶させる行動取得手段と、
をさらに備える請求項2に記載の商品推薦システム。 - 前記記憶されている特定のユーザの行動履歴に基づいて、前記ユーザの嗜好にあう商品を選択する嗜好商品選択手段をさらに備え、
前記利益期待値算出手段は、前記嗜好商品選択手段により選択された商品について、利益の期待値を算出する、
請求項2または3に記載の商品推薦システム。 - 前記利益期待値算出手段は、商品を推薦した場合としない場合の、ユーザが特定の行動を行う確率の差と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品を推薦することによる利益の期待値を算出する
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の商品推薦システム。 - 商品の在庫量に基づいて、前記商品の利益を設定する商品利益設定手段と、
をさらに備える請求項1乃至5のいずれか1項に記載の商品推薦システム。 - ユーザの属性に基づいて、ユーザ毎に、前記商品の利益を設定する商品利益設定手段をさらに備える請求項1乃至5のいずれか1項に記載の商品推薦システム。
- 前記ユーザが特定の行動を行う確率は、ユーザが商品を購買する確率、または、ユーザが商品に関する情報を閲覧する確率の少なくともいずれか一方である
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の商品推薦システム。 - 商品の利益を記憶させ、
商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出し、
前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する、
商品推薦方法。 - 商品の利益を記憶させ、
商品が推薦された場合にユーザが特定の行動を行う確率と、前記記憶された商品の利益とに基づいて、商品が推薦されることによる利益の期待値を算出し、
前記算出された期待値に基づいて、ユーザに対して推薦する商品を選択する、
処理をコンピュータに実行させる商品推薦プログラムを格納する記録媒体。
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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