JPWO2011129417A1 - 通信システム、通信中継装置及び通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
リレーノードシステム内のSISO−AFリレーノード300−1は、受信アンテナ301及び受信アンテナ302により、前段のマクロセル基地局100内の送信アンテナ101及び送信アンテナ102からの通信ストリームの信号を受信し、当該通信ストリームの信号を増幅した上で、送信アンテナ303及び送信アンテナ304により、無線端末200へ送信する。
Description
本発明は、第1の通信装置と第2の通信装置との無線通信を中継する複数の通信中継装置を含む通信システム、通信中継装置、及び、通信システムにおける通信制御方法に関する。
高速・大容量の通信を実現する次世代無線通信システムとして、無線通信システムの標準化団体である3GPPで標準化されているLTEがある。LTEは3GPP Release8として技術仕様が定まり、現在はLTE−Advancedの検討が行われている。
LTE−Advancedでは、システム容量及びカバレッジの拡大や、トラフィックの分散を図るべく、大出力のマクロセル基地局(MeNB)と無線端末(UE)との無線通信における中継を行う装置としてのMIMO(Multi Input Multi Output)リレーノード等が配置される。このような無線通信システムの構成は、ヘテロジーニアス・ネットワークと称される。
3GPP, RP-090665, Qualcomm, "Revised SID on LTE-Advanced", 2009年5月
しなしながら、MIMOリレーノードはコストが高いという問題がある。また、無線基地局と無線端末との無線通信における中継を、1つのMIMOリレーノードで実現しようとすると、当該MIMOリレーノード内のアンテナ間の距離は比較的近いため、空間相関の低減や、無線端末における通信ストリームの分離性能の向上に限界があるという問題もある。
そこで、本発明は、低コストで、且つ、受信性能を向上させた通信システム、通信中継装置及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。本発明の第1の特徴は、第1の通信装置(マクロセル基地局100)と第2の通信装置(無線端末200)との無線通信を中継する複数の通信中継装置(SISO−AFリレーノード300−1、SISO−AFリレーノード300−2)を含み、前記複数の通信中継装置のそれぞれは、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナ以下の数であって、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナからの通信データ系列(通信ストリーム)の信号を受信する受信アンテナ(受信アンテナ301、受信アンテナ302)と、前記受信アンテナにより受信された通信データ系列の信号を増幅する増幅部(サービス側無線通信部306)と、前記増幅部により増幅された前記通信データ系列の信号を前記第2の通信装置又は他の通信中継装置へ送信する送信アンテナ(送信アンテナ303、送信アンテナ304)とを備え、前記複数の通信中継装置を介して、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で、同一の周波数により異なる通信データ系列を伝送するMIMO(Multi Input Multi Output)伝送を実行するようにした通信システム(リレーノードシステム1)であることを要旨とする。
このような通信システムは、第1の通信装置と第2の通信装置との無線通信を中継する際に、複数の通信中継装置のそれぞれは、第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナ以下の数の受信アンテナにより通信データ系列の信号を受信し、当該通信データ系列の信号を増幅して、送信アンテナにより前記第2の通信装置又は他の通信中継装置へ送信することで、第1の通信装置と第2の通信装置との間のMIMO伝送を実行する。従って、コストの高いMIMOリレーノードを1つの中継段に1つだけ用いて、第1の通信装置と第2の通信装置との間の無線通信を中継する場合よりも、コストが低下する。また、第1の通信装置と第2の通信装置との間の無線通信を1つのMIMOリレーノードで実現する場合と比較して、アンテナ間の距離を広げることができるため、第2の通信装置における受信性能を向上できる。
本発明の第2の特徴は、前記複数の通信中継装置のそれぞれは、前記第1の通信装置との間の伝送損失が第1の所定範囲内となる位置に設置されることを要旨とする。
このように、第1の通信装置と各通信中継装置との間の伝搬損失が第1の所定範囲内であることで、第2の通信装置における各受信アンテナで受信される通信データ系列の信号の受信電力を所定範囲内とすることができ、受信性能を向上できる。
本発明の第3の特徴は、前記増幅部は、前記第1の通信装置との間の伝搬損失に応じて、増幅率を変えることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記複数の通信中継装置の少なくとも何れかは、SISO(Single Input Single Output)伝送を行うことを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、前記複数の通信中継装置のそれぞれにおける前記増幅部は、第2の所定範囲内の増幅特性及び第3の所定範囲内の遅延特性であることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、第1の通信装置と第2の通信装置との無線通信を、他の通信中継装置と共に中継する通信中継装置であって、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナ以下の数であって、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナからの通信データ系列の信号を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナにより受信された通信データ系列の信号を増幅する増幅部と、前記増幅部により増幅された前記通信データ系列の信号を前記第2の通信装置又は他の通信中継装置へ送信する送信アンテナとを備え、前記他の通信中継装置と共に、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で、同一の周波数により異なる通信データ系列の信号を伝送するMIMO(Multi Input Multi Output)伝送を実行するようにしたことを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、第1の通信装置と第2の通信装置(無線端末200)との無線通信を中継する複数の通信中継装置を含む通信システムにおける通信制御方法であって、前記複数の通信中継装置のそれぞれにおける、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナ以下の数の受信アンテナが、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナからの通信データ系列の信号を受信するステップと、前記複数の通信中継装置のそれぞれが、受信された通信データ系列の信号を増幅するステップと、前記複数の通信中継装置のそれぞれにおける送信アンテナが、増幅された前記通信データ系列の信号を前記第2の通信装置又は他の通信中継装置へ送信するステップとを有し、前記複数の通信中継装置を介して、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で、同一の周波数により異なる通信データ系列を伝送するMIMO伝送を実行するようにしたことを要旨とする。
本発明の特徴によれば、低コストで、且つ、受信性能を向上できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの構成、(2)SISO−AFリレーの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの構成
(1.1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。無線通信システムは、例えば、第4世代(4G)携帯電話システムとして位置づけられているLTE−Advancedに基づく構成を有する。
(1.1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。無線通信システムは、例えば、第4世代(4G)携帯電話システムとして位置づけられているLTE−Advancedに基づく構成を有する。
図1に示すように、無線通信システムは、大セル(例えば、マクロセル)MC1を形成するマクロセル基地局(MeNB)100と、建物400内に設置される通信中継装置としての1入力1出力のSISO(Single Input Single Output)−AF(Amplify and Forward)リレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2と、建物400内に位置する無線端末(UE)200とを含む。なお、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2は、レピータとも称される。
図1に示す無線通信システムでは、マクロセル基地局100からSISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2を経由して無線端末200に向かう下り方向の無線通信が行われる。
SISO−AFリレーノード300−1と、SISO−AFリレーノード300−2とは、マクロセル基地局100との間の伝送損失が第1の所定範囲内(例えば同一)となる位置に設置される。例えば、作業者により、建物400内の複数の箇所で、マクロセル基地局100からの通信ストリームの信号の受信電力が測定される。更に、測定された受信電力が第1の所定範囲内である2箇所に、SISO−AFリレーノード300−1と、SISO−AFリレーノード300−2とが設置される。
図2は、本発明の実施形態に係る無線通信システムのMIMO伝送に係る部分の構成を示す図である。
図2に示すSISO−AFリレーノード300−1と、SISO−AFリレーノード300−2とは、リレーノードシステム1を構成する。
マクロセル基地局100は、送信アンテナ101及び送信アンテナ102を有する。マクロセル基地局100は、送信アンテナ101及び送信アンテナ102から、第1の周波数帯域を用いて、通信ストリームS11と、当該通信ストリームS11とは異なる通信ストリームS12とを多重させて送信する。
SISO−AFリレーノード300−1は、受信アンテナ301を有する。SISO−AFリレーノード300−2は、受信アンテナ302を有する。受信アンテナ301及び受信アンテナ302は、送信アンテナ101からの通信ストリームと送信アンテナ102からの通信ストリームとが多重(合成)された通信ストリームを受信する。
マクロセル基地局100と、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2との間の無線伝搬路の状態は、チャネル行列H1で表される。
チャネル行列H1は、送信側であるマクロセル基地局100が送信アンテナ101及び送信アンテナ102を有し、受信側であるSISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2が受信アンテナ301及び受信アンテナ302を有することに対応して、2×2の行列となる。チャネル行列H1の第1行第1列の成分はh111、第1行第2列の成分はh121、第2行第1列の成分はh112、第2行第2列の成分はh122である。
受信アンテナ301が受信する通信ストリームR11は、チャネル行列H1を用いることにより、h111・S11+h121・S12となる。受信アンテナ302が受信する通信ストリームR12は、チャネル行列H1を用いることにより、h112・S11+h122・S12となる。
SISO−AFリレーノード300−1は、送信アンテナ303を有する。SISO−AFリレーノード300−2は、送信アンテナ304を有する。SISO−AFリレーノード300−1は、受信アンテナ301で受信した信号を増幅し、増幅した信号を送信アンテナ303より送信する(通信ストリームS21の送信)。SISO−AFリレーノード300−2は、受信アンテナ302で受信した信号を増幅し、増幅した信号を送信アンテナ303より送信する(通信ストリームS22の送信)。
無線端末200は、受信アンテナ201及び受信アンテナ202を有する。受信アンテナ201及び受信アンテナ202は、送信アンテナ303からの通信ストリームと送信アンテナ304からの通信ストリームとが合成された通信ストリームを受信する。
SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2と、無線端末200との間の無線伝搬路の状態は、チャネル行列H2で表される。
チャネル行列H2は、送信側であるSISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2が送信アンテナ303及び送信アンテナ304を有し、受信側である無線端末200が受信アンテナ201及び受信アンテナ202を有することに対応して、2×2の行列となる。チャネル行列H2の第1行第1列の成分はh211、第1行第2列の成分はh221、第2行第1列の成分はh212、第2行第2列の成分はh222である。
受信アンテナ201が受信する通信ストリームR21は、チャネル行列H2を用いることにより、h211・S21+h221・S22となる。受信アンテナ202が受信する通信ストリームR22は、チャネル行列H2を用いることにより、h212・S21+h222・S22となる。
無線端末200は、受信アンテナ201が受信する通信ストリームR21と、受信アンテナ202が受信する通信ストリームR22と、チャネル行列H1と、チャネル行列H2とを用いて、マクロセル基地局100の送信アンテナ101が送信する通信ストリームS11と、送信アンテナ102が送信する通信ストリームS12とを取得する。なお、例えば、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2と、無線端末200との間で、同期が確立される際に、SISO−AFリレーノード300−1やSISO−AFリレーノード300−2がチャネル行列H1の成分を無線端末200へ通知することにより、無線端末200は、チャネル行列H1の成分を認識できる。
上述したように、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2によって、マクロセル基地局100と、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2との間において、2入力2出力のMIMO伝送が実現され、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2と無線端末200との間において、2入力2出力のMIMO伝送が実現される。
(1.2)SISO−AFリレーノードの構成
図3は、SISO−AFリレーノード300−1の構成を示すブロック図である。なお、SISO−AFリレーノード300−2の構成も同様である。
図3は、SISO−AFリレーノード300−1の構成を示すブロック図である。なお、SISO−AFリレーノード300−2の構成も同様である。
図3に示すように、SISO−AFリレーノード300−1は、受信アンテナ301、送信アンテナ302、ドナー側無線通信部305、サービス側無線通信部306、制御部310及び記憶部311を含む。
受信アンテナ301は、マクロセル基地局100の送信アンテナ101によって送信された通信ストリームと送信アンテナ102によって送信された通信ストリームとが合成された通信ストリームR11の信号を受信する。上述したように、通信ストリームR11は、チャネル行列H1を用いることにより、h111・S11+h121・S12となる。
ドナー側無線通信部305は、通信ストリームR11の信号が入力される。ドナー側無線通信部305は、入力された通信ストリームR11の信号をサービス側無線通信部306へ出力する。また、ドナー側無線通信部305は、通信ストリームR11の信号の受信電力を測定し、測定値(受信電力測定値)を制御部310へ出力する。
制御部310は、例えばCPU(Central Processing Unit)等を用いて構成され、SISO−AFリレーノード300−1が具備する各種の機能を制御する。記憶部311は、例えばメモリによって構成され、SISO−AFリレーノード300−1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
制御部310は、ドナー側無線通信部305からの受信電力測定値が入力される。制御部310は、受信電力測定値と、既知であるマクロセル基地局100の送信電力値との差を算出し、当該差に基づいて、マクロセル基地局100とSISO−AFリレーノード300−1との間の伝搬損失を算出する。ここで、伝搬損失とは、距離減衰、シャドウィング損失、地物通過損失を含めたものである。既知であるマクロセル基地局100の送信電力値は、例えば、記憶部311に記憶されている。
制御部310は、マクロセル基地局100とSISO−AFリレーノード300−1との間の伝搬損失に応じて、増幅率を決定する。具体的には、制御部310は、送信アンテナ303から送信される通信ストリームの信号の電力が所定値となるように増幅率を決定する。決定される増幅率は、伝搬損失が大きいほど、増幅率が大きくなる。制御部310は、決定した増幅率をサービス側無線通信部306へ出力する。
サービス側無線通信部306は、ドナー側無線通信部305からの通信ストリームR11の信号が入力されるとともに、制御部310からの増幅率が入力される。
サービス側無線通信部306は、増幅部としての図示しないアンプを内蔵し、通信ストリームR11の信号を、入力された増幅率で増幅して送信アンテナ303へ出力する。ここで、アンプの増幅特性は、SISO−AFリレーノード300−2におけるアンプの増幅特性と同様、第2の所定範囲内(例えば同一)である。また、アンプの遅延特性は、SISO−AFリレーノード300−2におけるアンプの遅延特性と同様、第3の所定範囲内(例えば同一)である。送信アンテナ303は、増幅後の通信ストリームS21の信号を後段の無線端末200へ送信する。
無線端末200内の受信アンテナ201及び受信アンテナ202は、送信アンテナ303によって送信された通信ストリームと、SISO−AFリレーノード300−2内の送信アンテナ304によって送信された通信ストリームとが合成された通信ストリームの信号を受信する。上述したように、受信アンテナ201によって受信される通信ストリームR21は、チャネル行列H2を用いることにより、h211・S21+h221・S22となる。また、受信アンテナ202によって受信される通信ストリームR22は、チャネル行列H2を用いることにより、h212・S21+h222・S22となる。
(2)SISO−AFリレーノードの動作
次に、SISO−AFリレーノード300−1の動作について説明する。図4は、本発明の実施形態に係るSISO−AFリレーノード300−1の動作を示すフローチャートである。なお、SISO−AFリレーノード300−2の動作についても同様である。
次に、SISO−AFリレーノード300−1の動作について説明する。図4は、本発明の実施形態に係るSISO−AFリレーノード300−1の動作を示すフローチャートである。なお、SISO−AFリレーノード300−2の動作についても同様である。
ステップS101において、SISO−AFリレーノード300−1内の受信アンテナ301は、マクロセル基地局100内の送信アンテナ101からの通信ストリームと送信アンテナ102からの通信ストリームとが合成された通信ストリームの信号を受信する。
ステップS102において、SISO−AFリレーノード300−1は、通信ストリームの信号の受信電力を測定する。更に、SISO−AFリレーノード300−1は、受信電力測定値と既知であるマクロセル基地局100の送信電力値とに基づいて、マクロセル基地局100とSISO−AFリレーノード300−1との間の伝搬損失を算出する。
ステップS103において、SISO−AFリレーノード300−1は、算出した伝搬損失に応じて、送信アンテナ303から送信される通信ストリームの信号の電力が所定値となるように、増幅率を決定する。更に、SISO−AFリレーノード300−1は、決定した増幅率で通信ストリームの信号を増幅する。
ステップS104において、SISO−AFリレーノード300−1内の送信アンテナ303は、増幅後の通信ストリームの信号を後段の無線端末200へ送信する。
(3)作用・効果
本実施形態における、リレーノードシステム1内のSISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2は、受信アンテナ301及び受信アンテナ302により、前段のマクロセル基地局100内の送信アンテナ101及び送信アンテナ102からの通信ストリームの信号を受信し、当該通信ストリームの信号を増幅した上で、送信アンテナ303及び送信アンテナ304により、後段の無線端末200へ送信する。これにより、同一の周波数により異なる通信ストリームを同時に伝送するMIMO伝送が実現される。
本実施形態における、リレーノードシステム1内のSISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2は、受信アンテナ301及び受信アンテナ302により、前段のマクロセル基地局100内の送信アンテナ101及び送信アンテナ102からの通信ストリームの信号を受信し、当該通信ストリームの信号を増幅した上で、送信アンテナ303及び送信アンテナ304により、後段の無線端末200へ送信する。これにより、同一の周波数により異なる通信ストリームを同時に伝送するMIMO伝送が実現される。
従って、コストの高い2入力2出力のMIMOリレーノードを用いることなく、低いコストでマクロセル基地局100と無線端末200との間の無線通信を中継できる。
また、マクロセル基地局100と無線端末200との間の無線通信を1つのMIMOリレーノードで実現する場合と比較すると、SISO−AFリレーノード300−1とSISO−AFリレーノード300−2とが離れて配置可能であるため、アンテナ間の距離が広がり、空間相関の影響が低減される。このため、受信性能が向上する。発明者によるシミュレーションにおいても、スループット性能やRank特性の向上が確かめられた。
また、SISO−AFリレーノード300−1と、SISO−AFリレーノード300−2とは、マクロセル基地局100との間の伝送損失が第1の所定範囲内となる位置に設置される。従って、SISO−AFリレーノード300−1内の受信アンテナ301と、SISO−AFリレーノード300−2内の受信アンテナ302とで受信される通信ストリームの信号の受信電力を所定範囲内とすることができ、送信アンテナ101及び送信アンテナ102から受信アンテナ301に至る無線伝搬路と、送信アンテナ101及び送信アンテナ102から受信アンテナ302に至る無線伝搬路の一方が支配的になる場合と比較すると、空間多重効果を向上させることができる。
また、SISO−AFリレーノード300−1と、SISO−AFリレーノード300−2とは、マクロセル基地局100との間の伝搬損失に応じて、通信ストリームの信号の増幅率を変える。これにより、例えば、伝搬損失が頻繁に変動する環境下や、仮に、SISO−AFリレーノード300−1と、SISO−AFリレーノード300−2とが、マクロセル基地局100との間の伝送損失が第1の所定範囲内となる位置に設置されない場合においても、伝搬損失の違いによる受信電力の増減を、SISO−AFリレーノード300−1と、SISO−AFリレーノード300−2とにおいて吸収して、空間多重効果を向上させることができる。
また、SISO−AFリレーノード300−1と、SISO−AFリレーノード300−2とにおいて、増幅部としてのサービス側無線通信部306の増幅特性は第2の所定範囲内であり、遅延特性は第3の所定範囲内である。従って、無線端末200における受信アンテナ201及び受信アンテナ202で受信される通信ストリームの信号の受信電力の大きさ及び位相を所定範囲内とすることが可能であり、通信ストリームの分離性能を向上できる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、リレーノードシステムは、2入力2出力のMIMO伝送を実現したが、MIMOの伝送方式はこれに限定されない。例えば、図5(a)及び図5(b)に示すように、4入力4出力のMIMO伝送を実現してもよい。図5(a)では、リレーノードシステムは、2入力2出力のMIMOリレーノード320−1及びMIMOリレーノード320−2により構成される。また、図5(b)では、リレーノードシステムは、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2と、2入力2出力のMIMOリレーノード320−2により構成される。これらの場合には、1つの4入力4出力のMIMOリレーノードによってリレーノードシステムが構成される場合よりも、コスト低減が可能である。
また、図5(c)に示すように、リレーノードシステムは、前段のマクロセル基地局100の送信アンテナよりも少ない数の受信アンテナを有するリレーノードによって構成されてもよい。
また、図6に示すように、マクロセル基地局100の送信アンテナから無線端末200の受信アンテナに至る無線伝搬路において、複数のリレーノードシステムを構成してもよい。図6では、前段のリレーノードシステム内のSISO−AFリレーノード300−1とSISO−AFリレーノード300−2とが同一の中継段を構成し、後段のリレーノードシステム内のSISO−AFリレーノード300−3とSISO−AFリレーノード300−4とが同一の中継段を構成する。
上述した実施形態では、無線通信システムにおいて、マクロセル基地局100からSISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2を経由して無線端末200に向かう下り方向の無線通信が行われたが、無線端末200からSISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2を経由してマクロセル基地局100に向かう上り方向の無線通信においても、同様に本発明を適用可能である。
上述した実施形態では、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2がそれぞれ独立して、マクロセル基地局100と無線端末200との間で実行されるMIMO伝送用の信号を中継したが、SISO−AFリレーノード300−1及びSISO−AFリレーノード300−2からの送信を同期させるようにしてもよい。この場合、各リレーノードに、送信タイミングを制御するための制御部と、各リレーノードに設けられた前記制御部間で、同期制御用の信号を送受信するための有線あるいは無線のインタフェースとを備え、一方のリレーノードが最初にマクロセル基地局100からの信号を受信したタイミングをトリガとして、所定の同期処理が実行される。なお、この同期処理は、定期的に実行されるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、無線通信システムは、LTE−Advancedに基づく構成であったが、3GPP−Release9等の他の通信規格に基づく構成であってもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
なお、日本国特許出願第2010−095545号(2010年4月16日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
本発明の通信システム、通信中継装置及び通信制御方法は、低コストで、且つ、受信性能を向上でき、通信システム、通信中継装置及び通信制御方法として有用である。
Claims (7)
- 第1の通信装置と第2の通信装置との無線通信を中継する複数の通信中継装置を含み、
前記複数の通信中継装置のそれぞれは、
前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナ以下の数であって、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナからの通信データ系列の信号を受信する受信アンテナと、
前記受信アンテナにより受信された通信データ系列の信号を増幅する増幅部と、
前記増幅部により増幅された前記通信データ系列の信号を前記第2の通信装置又は他の通信中継装置へ送信する送信アンテナと
を備え、前記複数の通信中継装置を介して、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で、同一の周波数により異なる通信データ系列の信号を伝送するMIMO(Multi Input Multi Output)伝送を実行するようにした通信システム。 - 前記複数の通信中継装置のそれぞれは、前記第1の通信装置との間の伝送損失が第1の所定範囲内となる位置に設置される請求項1に記載の通信システム。
- 前記増幅部は、前記第1の通信装置との間の伝搬損失に応じて、増幅率を変える請求項1に記載の通信システム。
- 前記複数の通信中継装置の少なくとも何れかは、SISO(Single Input Single Output)伝送を行う請求項1に記載の通信システム。
- 前記複数の通信中継装置のそれぞれにおける前記増幅部は、第2の所定範囲内の増幅特性及び第3の所定範囲内の遅延特性である請求項1に記載の通信システム。
- 第1の通信装置と第2の通信装置との無線通信を、他の通信中継装置と共に中継する通信中継装置であって、
前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナ以下の数であって、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナからの通信データ系列の信号を受信する受信アンテナと、
前記受信アンテナにより受信された通信データ系列の信号を増幅する増幅部と、
前記増幅部により増幅された前記通信データ系列の信号を前記第2の通信装置又は他の通信中継装置へ送信する送信アンテナと
を備え、前記他の通信中継装置と共に、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で、同一の周波数により異なる通信データ系列を伝送するMIMO(Multi Input Multi Output)伝送を実行するようにした通信中継装置。 - 第1の通信装置と第2の通信装置との無線通信を中継する複数の通信中継装置を含む通信システムにおける通信制御方法であって、
前記複数の通信中継装置のそれぞれにおける、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナ以下の数の受信アンテナが、前記第1の通信装置又は他の通信中継装置における送信アンテナからの通信データ系列の信号を受信するステップと、
前記複数の通信中継装置のそれぞれが、受信された通信データ系列の信号を増幅するステップと、
前記複数の通信中継装置のそれぞれにおける送信アンテナが、増幅された前記通信データ系列の信号を前記第2の通信装置又は他の通信中継装置へ送信するステップと
を有し、前記複数の通信中継装置を介して、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で、同一の周波数により異なる通信データ系列を伝送するMIMO伝送を実行するようにした通信制御方法。
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