JPWO2011086712A1 - 無枠鋳型造型機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 厚さの異なるマッチプレート、マッチプレートの厚さが厚いものでも薄いものであっても造型が可能で、追加手段が不要で機構が簡単な、無枠鋳型造型機を提供することを目的とする。【解決手段】一端開口部を対向して配置された2個の鋳枠間にマッチプレートを挾持すると共に該2個の鋳枠の他端開口部にスクイズボードを嵌合して2個一対の鋳型造型空間を画成し、該一対の鋳型造型空間内に前記対向して配置された2個の鋳枠側壁に設けられた砂導入口を通じて鋳型砂を空気により充填すると共に前記スクイズボードにより鋳型砂を圧縮して2個の鋳型を造型する鋳型造型機において、前記鋳枠が上鋳枠と下鋳枠と下盛枠とから構成されており、前記砂導入口が前記上鋳枠と前記下盛枠の側壁に設けられたことを特徴とする無枠鋳型造型機。【選択図】 図1

Description

本発明は、無枠鋳型造型機に関する。より詳しくは、通常のマッチプレートのみならずパターンプレートを再使用したマッチプレートを使用できる鋳枠無しの上下鋳型を同時に造型する無枠鋳型造型機に関する。
従来、パターンプレートを再使用するため、一面のみにパターンを備えた上鋳枠専用のパターンプレートと下鋳枠専用のパターンプレートの背面同士を対向させて組み合わせて板状部材を有するマッチプレートを作り、このマッチプレートを用いる無枠鋳型造型機は、公知である(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された無枠鋳型造型機は、一端開口部を対向して配置された2個の鋳枠間にマッチプレートを挾持すると共に該2個の鋳枠の他端開口部にスクイズプレートを嵌合して2個一対の鋳型造型空間を画成し、該一対の鋳型造型空間内に前記対向して配置された2個の鋳枠周壁に設けられた砂供給口を通じて鋳型砂を空気により充填すると共に前記スクイズプレートにより鋳型砂を圧縮して2個の鋳型を造型する鋳型造型機であって、マッチプレートの厚みに応じて少なくとも一方の鋳枠自体を移動させる駆動手段と、鋳枠周壁に設けられた砂供給口の位置を移動させると共に該移動させた砂供給口の位置に合わせて少なくとも一方のホッパ若しくはホッパノズルを移動させる駆動手段と、を具備している。
しかしながら、特許文献1に記載された無枠鋳型造型機は、サンドタンクを動かすために大掛かりな部品、例えば、シリンダ、位置決め用の部品、駆動手段の部品などを追加することが不可欠であった。また、サンドタンクが二つ必要になるため、サンドタンク及びその付帯部品がサンドタンク1つの場合に比べてコストアップになる。また、駆動手段などを追加する場合には手間がかかり、造型機の機構が複雑になるという欠点があった。
特許4341021号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、上下枠同時造型用のマッチプレートだけでなく、再生使用されるパターンプレートなどのマッチプレートの厚みが厚いものでも薄いものであっても造型が可能で、追加手段が不要で機構が簡単な、無枠鋳型造型機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の無枠鋳型造型機は、一端開口部を対向して配置された2個の鋳枠間にマッチプレートを挾持すると共に該2個の鋳枠の他端開口部にスクイズボードを嵌合して2個一対の鋳型造型空間を画成し、該一対の鋳型造型空間内に前記対向して配置された2個の鋳枠側壁に設けられた砂導入口を通じて鋳型砂を空気により充填し、前記スクイズボードにより鋳型砂を圧縮して2個の鋳型を造型する鋳型造型機であって、前記鋳枠が上鋳枠と下鋳枠と下盛枠とから構成されており、前記砂導入口が前記上鋳枠と前記下盛枠の側壁に設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、砂導入口を前記上鋳枠と前記下盛枠の側壁に設けているので、マッチプレートが厚い場合でも、マッチプレートの厚さにあわせて下盛枠の砂導入口の位置を変更できる(図1)。したがって、再生使用されるパターンプレートのように、板状部材を有するマッチプレートの厚さが8mm以上40mm以下であるときでも造型可能な、機構が簡単な、無枠鋳型造型機を提供することができる。
また、他の実施の形態においては、本発明の無枠鋳型造型機は、前記鋳枠が上鋳枠と上盛枠と下鋳枠とから構成されており、前記砂導入口を前記上盛枠と前記下鋳枠の側壁に設けることができる(図2)。本発明によれば、砂導入口を前記上盛枠と前記下鋳枠の側壁に設けているので、マッチプレートが厚い場合でも、マッチプレートの厚さにあわせて上盛枠と下鋳枠の砂導入口の位置を変更できる。したがって、再生使用されるパターンプレートのように、板状部材を有するマッチプレートの厚さが8mm以上40mm以下であるときでも、簡単な機構で、無枠鋳型造型機を提供することができる。
また、さらに他の実施の形態においては、本発明の無枠鋳型造型機は、前記鋳枠が上鋳枠と上盛枠と下鋳枠と下盛枠とから構成されており、前記砂導入口を上盛枠と下盛枠の側壁に設けることができる(図3)。本発明によれば、砂導入口を前記上盛枠と前記下盛枠の側壁に設けているので、マッチプレートが厚い場合でも、マッチプレートの厚さにあわせて上盛枠と下盛枠の砂導入口の位置を変更できる。したがって、再生使用されるパターンプレートのように、板状部材を有するマッチプレートの厚さが8mm以上40mm以下であるときでも、簡単な機構で、無枠鋳型造型機を提供することができる。
更に、本発明の無枠鋳型造型機は、上盛枠若しくは下盛枠の少なくとも一方が、前記砂導入口を備えた砂導入部品を備え、砂導入部品(図1から図3においてハッチングを施した)が交換可能になっている。これにより、サンドタンクに部品を追加する必要がなく、本来使用している砂導入部品を使用しているため、改造の手間やコストアップにならない。
加えて、本発明の無枠鋳型造型機は、上盛枠若しくは下盛枠の少なくとも一方が、砂導入口を備えた砂導入部品を備え、砂導入部品の取り付け方向によって見切り面からの砂導入口の位置を変更可能に構成することが好ましい。
また、本発明によれば、マッチプレートの厚さに応じて鋳物砂を導入するために、砂導入部品の取り付けを180度回転させるだけの作業ですむので、作業者にも分かりやすく、改造作業が円滑に進むという利点がある。更に、本発明では、従来用いられていたメンテナンスが必要なタンクの駆動手段が不要となるので、メンテナンスは消耗品を交換するだけでよい。
なお、砂導入部品の取り付けを180度回転させるには、砂導入部品が本体部とフランジ部からなり、フランジ部には、上下(及び左右)対称の取付穴が少なくとも4箇所設けられていることが好ましい。
そして、本発明の無枠鋳型造型機は、2個一対の鋳型造型空間に対して鋳型砂を供給し、そして位置を固定され、先端を二股状に分岐した複数の砂導入孔を有する砂導入タンクと、砂導入口とを下盛枠若しくは上盛枠の少なくとも一方を移動させて一致させる駆動手段を設けることができる。
このように砂が充填される砂導入タンクが固定されていると、重量物の移動が少なくなるので重量物の移動を前提とした堅固なフレーム構造が不要となるという利点がある。砂導入タンクが固定されているときには、下盛枠のみが、砂導入口を備えた砂導入部品を備え、砂導入部品の取り付け方向によって見切り面からの砂導入口の位置を変更可能に構成することが好ましい。なぜなら、取り付け方向を可変にするには、それだけの部品が必要になるからである。
また、本発明に用いるマッチプレートは、一面のみにパターンを備えた上鋳枠専用のパターンプレートと下鋳枠専用のパターンプレートの背面同士を対向させて組み合わせた板状部材を有することができる。これにより、マッチプレートの厚さが変動しても、上述の利点を享受することができる。なお、マッチプレートが、上下枠同時造型用に製作され、板状部材の上下にパターンを備えている場合でも使用できることは言うまでもない。
本発明の無枠鋳型造型機は、マッチプレートを下鋳枠に装着すると共に、上鋳枠と下盛枠の中間位置を出・入移動可能に設けることができる。
これにより、マッチプレートと下鋳枠を一度に造型位置に移動できるので、駆動手段の数を削減することができる。
また、スクイズボードは、昇降可能な下スクイズボードと、下スクイズボードと対向する上方に固設された上スクイズボードから構成することができる。
これにより、下スクイズボードの昇降を用いて砂入れと造型ができるので、上スクイズボードの駆動手段の数を削減できる。
そして、下盛枠が、前記下スクイズボードに対して独立に、かつ同時に昇降可能とすることができる。これにより、下スクイズボードの昇降と下盛枠の昇降を利用して砂入れと砂圧縮ができるので、上スクイズボードを造型空間の形成時に昇降させなくて良いという利点がある。
また、本発明の無枠鋳型造型機は、下盛枠の鋳型高さ方向の長さが下鋳枠の鋳型高さ方向の長さよりも長いことが好ましい。なぜなら、下鋳枠の鋳型高さ方向の長さの方が下盛枠の鋳型高さ方向の長さより長いと、スクイズ後の鋳型において、下鋳枠に接している鋳型と下盛枠に接している鋳型の比率において、下鋳枠の方が大きくなってしまう。抜型時には下盛枠に下鋳型が付随するため下鋳枠が下盛枠より長いと、造型された下鋳型の下面が下鋳枠の下面より上方となる可能性がある。即ち、下鋳枠の長さよりも短い下鋳型ができる可能性がある。
また、出来上がった下鋳型の下面部分が下盛枠に付随していたとしても、出来上がった鋳型に対して下盛枠に付随している高さが小さくなるため、安定した抜枠が出来なくなってしまう。それらを回避するためには鋳型高さを高くする必要がある。つまり下鋳枠の鋳型高さ方向の長さを下盛枠のそれより長くした場合、下鋳型高さの小さい鋳型が造型できない。
もしくは下鋳型高さが低い鋳型が造型された場合は安定した抜枠を望むことができないのである。
したがって、下鋳枠の高さを50mmから80mmとし、更に好ましくは、下鋳枠の高さを60mmから70mmとし、下盛枠の高さを、目標鋳型高さの1.5倍の値から下鋳枠の高さを減じた値とすることが好ましい。従って、例えば、目標鋳型高さを100mmとした場合には、下鋳枠及び下盛枠の合計高さは150mmとし、下鋳枠の高さを60mmとすると、下盛枠の高さは90mmとすることが好ましい。また、例えば、目標鋳型高さを200mmとした場合には、下鋳枠及び下盛枠の合計高さは300mmとし、下鋳枠の高さを70mmとすると、下盛枠の高さは230mmとすることが好ましい。
本発明の造型機の枠関係の第一の概略図である。 本発明の造型機の枠関係の第二の概略図である。 本発明の造型機の枠関係の第三の概略図である。 本発明の実施例を示す造型機の概略図である。 本発明の砂導入部品付近の一部断面拡大概略図である。 本発明の砂導入部品付近の拡大側面図である。 本発明の砂導入部品の拡大斜視図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の無枠鋳型造型機は、一端開口部を対向して配置された2個の鋳枠間にマッチプレート15を挾持すると共に該2個の鋳枠の他端開口部にスクイズボードを嵌合して2個一対の鋳型造型空間を画成し、該一対の鋳型造型空間内に前記対向して配置された2個の鋳枠側壁に設けられた砂導入口を通じて鋳型砂を空気により充填すると共に前記スクイズボードにより鋳型砂を圧縮して2個の鋳型を造型する鋳型造型機に関する。
そして、第一の実施の形態では、前記鋳枠が上鋳枠10と下鋳枠13と下盛枠7とから構成されており、前記砂導入口が前記上鋳枠10と前記下盛枠7の側壁に設けられたことを特徴とする。第二の実施の形態では、前記鋳枠が上鋳枠10と上盛枠23と下鋳枠13とから構成されており、前記砂導入口が前記上盛枠23と前記下鋳枠13の側壁に設けられたことを特徴とする。そして、第三の実施例では、前記鋳枠が上鋳枠10と上盛枠23と下鋳枠13と下盛枠7とから構成されており、前記砂導入口が上盛枠23と下盛枠7の側壁に設けられたことを特徴とする。
ここで本発明において、「鋳枠」とは、上鋳枠と上盛枠と下鋳枠と下盛枠をあわせた概念をいう。「マッチプレート」とは、パターンプレートの両方に模型を有するプレートをいう。「スクイズボード」とは、上スクイズボードと下スクイズボードを合わせた概念をいう。「鋳型造型空間」とは、鋳型が造型される空間をいう。「鋳枠側壁」とは、上鋳枠、上盛枠、下鋳枠、下盛枠の側壁をいう。「砂導入口」とは、鋳枠に鋳型砂が導入される口をいう。
「鋳型砂」とは、その種類を問わないが、例えば、ベントナイトを粘結剤とする生型砂が好適である。「空気により充填する」とは、エアレーションという、0.05〜0.18MPaの低圧の圧縮空気により充填すること、又は、ブローという、0.2〜0.35MPaの高圧の圧縮空気により充填することをいう。「上鋳枠」とは、マッチプレートに直接載置される鋳枠をいう。「上盛枠」とは、上鋳枠の上端に連結される鋳枠をいう。「下鋳枠」とは、マッチプレートに直接下方連結する鋳枠をいう。「下盛枠」とは、下鋳枠の下端に連結される鋳枠をいう。
「砂導入部品」とは、鋳型砂を砂導入タンクから導入するための部品である。「交換可能」とは、取り外し可能で、別な部品と変えられることをいう。その手段は問わない。「砂導入部品の取り付け方向によって見切り面からの前記砂導入口の位置を変更可能に構成した」とは、砂導入部品(ノズル)の下盛枠の砂導入口嵌め込み孔(下盛枠のノズルが入る部分)に嵌め込む箇所(ノズルの下盛枠に入る部分)の鋳型高さ方向の巾の中心と、砂導入部品(ノズル)の砂導入口(ノズルの砂が通る部分)の中心をずらした部品としたものである。
即ち、砂導入部品を一方向で取り付けた場合とそれと反対方向で取り付けた場合(180度廻して取り付けた場合)によって、砂導入部品の砂導入口(ノズルの砂が通る部分)の中心の位置を変更することができる。
「砂導入タンク」とは、鋳型砂を貯めておくことが出来ると共に、出口があるタンクをいう。
「下鋳枠がマッチプレートを装着すると共に、前記上鋳枠と下盛枠の中間位置を出・入移動可能に設けられる」とは、マッチプレートが下鋳枠の上に載置固定されており、下鋳枠とマッチプレートが一体で移動可能であり、その移動は、上鋳枠と下盛枠の中間位置であることを言う。
「下盛枠が、下スクイズボードに対して独立に、かつ同時に昇降可能である」とは、下盛枠が、下スクイズボードとは独立して下盛枠シリンダによって昇降可能であると共に、下スクイズボードが枠セットスクイズシリンダによって昇降すると、下盛枠が、下スクイズボードと同時に昇降可能であることをいう。
本発明において、枠セットスクイズシリンダは、エアオンオイル作動とすることができる。エアオンオイルとは、低圧の空気圧を油圧に変換して使用する空圧・油圧の複合機能をいう。エアオンオイルでは、油圧ポンプは不要であり、パスカルの原理を利用したブースターシリンダと空圧源を用いる。
以下、図面を用いて、本発明の実施例の造型機を説明する。図4は、本発明の実施例を示す造型機の概略図である。図5は、本発明の砂導入部品付近の一部断面拡大概略図である。図6は、本発明の砂導入部品付近の拡大側面図である。図7は、本発明の砂導入部品の拡大斜視図である。
図4において、門型のフレームFは、下部ベースフレーム1と上部フレーム2の四隅でコラム3、3を介して一体的に連結接続した構成である。下部ベースフレーム1の上面中央部には枠セットスクイズシリンダ4が上向きに取付けられていて、そのピストンロッド4aの先端には下スクイズフレーム5を介して下スクイズボード6が取付けてある。また、下部ベースフレーム1の4隅には摺動ブッシュが設けられ、これにより下スクイズフレーム5の水平を確保している。下スクイズフレーム5の中央部の枠セットスクイズシリンダ4の外側には、4個の下盛枠シリンダC、Cが取付けられており、それらのピストンロッドCaの先端には下盛枠7が取り付けてある。また、下スクイズフレーム5は、中央に枠セットスクイズシリンダ4の穴が開いており、枠セットスクイズシリンダ4の本体が貫通している。
図5において、下盛枠7は、内面が下方向に向けて狭くなる様に成形し、かつ、側壁面に砂導入口7aを備えた砂導入部品7Bを備えている。また、下スクイズボード6が気密に嵌入可能な開口部を備えている。ここで、砂導入部品7Bは交換可能になっている。また、図6の側面図から分かるように、砂導入部品7Bは180度回転して取り付けできるように、砂導入部品7Bが本体部とフランジ部からなり、フランジ部には、上下(及び左右)対称の取付穴が10箇所設けられている。このように、砂導入部品7Bは、上下を逆に取り付けることが可能である。そして、取り付け方向によって見切り面からの砂導入口7aの中心位置を変更することができる(図5、図6)。
また、図4において、砂導入タンク8は、フレームFに固定され、2個1対の鋳型造型空間に対して鋳型砂を供給出来るように、先端を二股状に分岐した複数の砂導入孔8a、8bを有している。また、砂導入タンク8の砂導入孔8aと、砂導入口7aとを、下盛枠7を移動させて一致させる駆動手段として、下盛枠シリンダC、Cと枠セットスクイズシリンダ4が設けられている。
そして、下スクイズボード6が、下スクイズフレーム5と一体に構成されている。このため、枠セットスクイズシリンダ4が上昇すると下スクイズボード6は上昇し、下スクイズフレーム5に取り付けられた4個の下盛枠シリンダC、Cと共に上昇可能になっている。また、下盛枠7及び下盛枠シリンダC、Cは、枠セットスクイズシリンダ4と独立に、かつ同時に作動可能になっている。即ち、下盛枠7が2本以上のコラム3、3に昇降可能に設けられた下スクイズフレーム5に上向きに取り付けられた複数の下盛枠シリンダCのピストンロッドCaの上先端に連結されると共に、前記下スクイズボード6、下スクイズフレーム5とを含んで構成された下スクイズユニットが、一体的に昇降可能に構成されている。なお、下盛枠7の上面には位置決めピン7cが立ててある。
下スクイズボード6に対向する上方には、上スクイズボード9が上部フレーム2の下面に固設されている。上鋳枠10は、側壁面に砂導入口10aを備えかつ内面が下向きに広がり形状に成形してあると共に上スクイズボード9が気密に嵌入可能な大きさの開口部を備えている。また、上部フレーム2には、エアシリンダからなる上枠シリンダ12が下向きに固設されている。また、そのピストンロッド12aの縮引動作により上鋳枠10が上昇するように取り付けられている。
上スクイズボード9と下スクイズボード6の中間位置には、下鋳枠13が通過可能な幅間隔を保っている。コラム3、3内を前後に貫通して角棒状の走行レールRが設けられている。下鋳枠13の上面には、上下面に模型を備えたマッチプレート15がマスタープレート16を介して取付けられている。
なお、マッチプレート15は、パターンプレートを2つ重ねて製造されている。そして、パターンプレートは、背面同士を対向させて組み合わせた板状部材を有している。
以下、上述した本発明の無枠鋳型造型機の作動を説明する。図4は造型装置の原位置を示す。図4において、マスタープレート16を介してマッチプレート(パターンプレート)15を載置固着した下鋳枠13が、走行レールRに沿って下スクイズボード6と上スクイズボード9の間に侵入し停止する。
次いで、下盛枠シリンダC及び枠セットスクイズシリンダ4が上昇動作して、下盛枠7及び下スクイズボード6を上昇させ、位置決めピン7cを下鋳枠13の位置決め孔に嵌挿して下盛枠7を下鋳枠13の下面に重合し、下スクイズボード6、下盛枠7、下鋳枠13及びマッチプレート15によって密閉された下鋳型空間を形成する。次いで、これらを一体的に上昇させて位置決めピン7cを上鋳枠10の位置決め孔に嵌挿して、下鋳枠13を上鋳枠10の下面にマッチプレート15及びマスタープレート16を介して重合させ、上スクイズボード9によって密閉された上鋳型空間を形成する。
この状態において、図1に示すように、下盛枠7の砂導入口7aは砂導入タンク8側の砂導入口20と一致するように作動させる。ここで、複数の砂導入孔を有する砂導入タンクと、前記砂導入口とを前記下盛枠若しくは上盛枠の少なくとも一方を移動させて一致させる駆動手段としては、枠セットスクイズシリンダ4を用いている。そして、図6の側面図から分かるように、例えば、マッチプレートの厚さが40mmと厚い場合には、砂導入口7aが図5の下方になるように取り付ける。一方、マッチプレートの厚さが8mmと薄い場合には、砂導入部品7Bの取り付けを180度回転させて、砂導入口7aが図6の上方になるように取り付ける。そして、図7に示すように、砂導入部品7Bは本体部とフランジ部からなり、フランジ部には、上下(及び左右)対称の取付穴が10箇所設けられているので、簡単に取り付けをすることができる。
以上の様に、図5、図6において、砂導入部品7Bの下盛枠7の砂導入口嵌め込み孔H(下盛枠の砂導入部品7Bが入る部分)に嵌め込む箇所(砂導入部品7Bの下盛枠に入る部分)の鋳型高さ方向の巾の中心Hcと、砂導入部品7Bの砂導入口7a(砂導入部品7Bの砂が通る部分)の中心7acをずらした部品としているので、厚いマッチプレートでも薄いマッチプレートでも、枠セットスクイズシリンダの停止位置が異なるにもかかわらず、砂導入口7aと砂導入タンク8側の砂導入口20が一致するため、造型が可能になる。
従って、本発明によれば、上下枠同時造型用のマッチプレートだけでなく、再生使用されるパターンプレートなどのマッチプレートの厚さが厚いものでも薄いものであっても造型が可能で、追加手段が不要で機構が簡単な、無枠鋳型造型機を提供することができる。
なお、マッチプレートの厚さが40mmよりも厚い場合には、砂導入部品と鋳枠の大きさの関係から、砂導入部品7Bの取り付けを180度回転させたときに使用できなくなり好ましくない。一方、マッチプレートの厚さが8mmよりも薄い場合には、砂導入部品7Bと鋳枠の大きさの関係から、砂導入部品7Bの取り付けを180度回転させたときに使用できなくなり好ましくない。
以上は、マッチプレートの厚みが8mmから40mmと比較的薄い範囲から中くらいの範囲までの場合について述べたが、例外的に、厚いマッチプレート、例えば38mmから70mmの厚さのものばかりを使う場合もありうる。この場合には、砂導入タンク8側の砂導入口20が、砂導入部品7Bの砂導入口7aの中心7acと一致するように、砂導入タンクを予め設計すればよい。いずれにしても、本発明によれば、マッチプレートの厚さが32mmの範囲であれば、同じ砂導入タンクで使用が可能になる。
サンドゲートを閉じて砂導入タンク8に圧縮空気を供給すると、砂導入タンク8内の鋳型砂は上鋳枠10の砂導入口10aと下盛枠7の砂導入口7aを経て上部及び下部密閉空間に導入される。この際、圧縮空気のみが上鋳枠10及び下鋳枠13の側壁面に設置された排気孔(図示せず)から外部に排出される。
その後、枠セットスクイズシリンダ4を押出し動作して、下盛枠7、下鋳枠13、マッチプレート15及び上鋳枠10を上昇させると共に、上部及び下部密閉空間内の鋳型砂を上スクイズボード9と下スクイズボード6によって狭圧しスクイズする。
スクイズ完了後、枠セットスクイズシリンダ4が縮引動作して下スクイズボード6を下降させると、下鋳枠13、マッチプレート15及びマスタープレート16は走行レールRに残置される。この際、下鋳型はマッチプレート15の模型及び下鋳枠13から抜型され、下盛枠7と共に下降する。
さらに、枠セットスクイズシリンダ4は縮引動作により原位置まで下降させ停止する。下盛枠7はスクイズ完了の位置のままで、下スクイズボード6のみが枠セットスクイズシリンダ4が下降端まで下がることで原位置まで下がる。
次いで、下鋳枠13、マッチプレート15及びマスタープレート16を造型位置から退避させると、中子入れ可能状態になる。中子入れは常に必要ではない。
必要に応じて中子入れが完了すると、再び、枠セットスクイズシリンダ4が押出動作し、下スクイズボード6を上昇させる。すると、下鋳型が上鋳型に接触する。この状態で上枠シリンダ12を上昇動作させ上鋳型から上鋳枠10を抜枠する。
上鋳型が抜枠された後、枠セットスクイズシリンダ4を下降作動して下スクイズボード6を下降させると共に、下盛枠シリンダCを縮引作動すると下鋳型も下盛枠から抜枠されモールド押出し可能状態になる。下スクイズボード6上面の上下鋳型はモールド押出板(図示せず)によって搬送ライン側に送り出される。
ここで、上記の説明から明らかなように、本実施例は、砂導入部品7Bの下盛枠7の砂導入口嵌め込み孔H(下盛枠の砂導入部品7Bが入る部分)に嵌め込む箇所(砂導入部品7Bの下盛枠に入る部分)の鋳型高さ方向の巾の中心Hcと、砂導入部品7Bの砂導入口7a(砂導入部品7Bの砂が通る部分)の中心7acをずらした部品としているので、厚いマッチプレートでも薄いマッチプレートでも、枠セットスクイズシリンダの停止位置が異なるにもかかわらず、砂導入口7aと砂導入タンク8側の砂導入口20が一致するため、造型が可能になる。
本実施例においては、マッチプレートが、一面のみにパターンを備えた上鋳枠専用のパターンプレートと下鋳枠専用のパターンプレートの背面同士を対向させて組み合わせた板状部材を有していた。しかし、マッチプレートは、上下枠同時造型用に製作され、板状部材の上下にパターンを備えた方式でもよい。
また、本実施例において、砂導入タンクからの砂導出にはエアレーションを使用したが、ブローであっても構わない。なお、本発明においてエアレーションとは、0.05〜0.18MPaの低圧の圧縮空気による型砂導入をいう。ブローとは、0.2〜0.35MPaの高圧の圧縮空気による型砂導入をいう。
更に、砂導入部品7Bの消耗部は容易に交換できるように、砂導入部品7Bは、砂導入部品本体(砂導入部品7Bが本体部とフランジ部からなる)と、側面消耗部品7D、とから構成するとメンテナンスは更に容易になる。
実施例2においては図2の実施の形態を用いる。この場合、マッチプレート15と上鋳枠10を用いる。また、上鋳枠10とマッチプレート15は一体的に移動するように構成されている。更に、下鋳枠13が大きく、下鋳枠13に砂導入部品7Bが交換可能に取り付けられている。その他の構成と動きは、実施例1と同じであるので省略する。
実施例3においては図3の実施の形態を用いる。この場合、マッチプレート15と上鋳枠10、上盛枠23を用いる。また、下鋳枠13とマッチプレート15は一体的に移動するように構成されている。更に、下鋳枠13と下盛枠7を用いている。そして、下盛枠7に砂導入部品7Bが交換可能に取り付けられている。その他の構成と動きは、実施例1と同じであるので省略する。
なお、上述の実施例において、砂導入口7aは水平に形成されているが、これに限定されるものではなく、該砂導入口7a自体を上方又は下方に傾斜させて形成するようにしてもよい。また砂導入口10aについても同様に、該砂導入口10a自体を上方又は下方に傾斜させて形成するようにしてもよい。
上に説明した実施例は、単に発明の実施の態様の説明のためのものであり、発明をそれに限定するものと解釈されるべきではない。当業者であれば、上に説明した実施例を変更することができることは明白である。
この出願は、日本国で2010年1月15日に出願された特願2010−006368号に基づいており、その内容は本出願の内容として、その一部を形成する。
また、本発明は本明細書の詳細な説明により更に完全に理解できるであろう。しかしながら、詳細な説明および特定の実施例は、本発明の望ましい実施の形態であり、説明の目的のためにのみ記載されているものである。この詳細な説明から、種々の変更、改変が、当業者にとって明らかだからである。
出願人は、記載された実施の形態のいずれをも公衆に献上する意図はなく、開示された改変、代替案のうち、特許請求の範囲内に文言上含まれないかもしれないものも、均等論下での発明の一部とする。
本明細書あるいは請求の範囲の記載において、名詞及び同様な指示語の使用は、特に指示されない限り、または文脈によって明瞭に否定されない限り、単数および複数の両方を含むものと解釈すべきである。本明細書中で提供されたいずれの例示または例示的な用語(例えば、「等」)の使用も、単に本発明を説明し易くするという意図であるに過ぎず、特に請求の範囲に記載しない限り本発明の範囲に制限を加えるものではない。
2 上部フレーム
3 コラム
5 下スクイズフレーム
6 下スクイズボード
7 下盛枠
7a 砂導入口
7B 砂導入部品
9 上スクイズボード
8 砂導入タンク
10 上鋳枠
13 下鋳枠
15 マッチプレート
C 下盛枠シリンダ

Claims (16)

  1. 一端開口部を対向して配置された2個の鋳枠間にマッチプレートを挾持すると共に該2個の鋳枠の他端開口部にスクイズボードを嵌合して2個一対の鋳型造型空間を画成し、該一対の鋳型造型空間内に前記対向して配置された2個の鋳枠側壁に設けられた砂導入口を通じて鋳型砂を空気により充填すると共に前記スクイズボードにより鋳型砂を圧縮して2個の鋳型を造型する鋳型造型機において、
    前記鋳枠が上鋳枠と下鋳枠と下盛枠とから構成されており、前記砂導入口が前記上鋳枠と前記下盛枠の側壁に設けられたことを特徴とする無枠鋳型造型機。
  2. 一端開口部を対向して配置された2個の鋳枠間にマッチプレートを挾持すると共に該2個の鋳枠の他端開口部にスクイズボードを嵌合して2個一対の鋳型造型空間を画成し、該一対の鋳型造型空間内に前記対向して配置された2個の鋳枠側壁に設けられた砂導入口を通じて鋳型砂を空気により充填すると共に前記スクイズボードにより鋳型砂を圧縮して2個の鋳型を造型する鋳型造型機において、
    前記鋳枠が上鋳枠と上盛枠と下鋳枠とから構成されており、前記砂導入口が前記上盛枠と前記下鋳枠の側壁に設けられたことを特徴とする無枠鋳型造型機。
  3. 一端開口部を対向して配置された2個の鋳枠間にマッチプレートを挾持すると共に該2個の鋳枠の他端開口部にスクイズボードを嵌合して2個一対の鋳型造型空間を画成し、該一対の鋳型造型空間内に前記対向して配置された2個の鋳枠側壁に設けられた砂導入口を通じて鋳型砂を空気により充填すると共に前記スクイズボードにより鋳型砂を圧縮して2個の鋳型を造型する鋳型造型機において、
    前記鋳枠が上鋳枠と上盛枠と下鋳枠と下盛枠とから構成されており、前記砂導入口が上盛枠と下盛枠の側壁に設けられたことを特徴とする無枠鋳型造型機。
  4. 前記上盛枠若しくは下盛枠の少なくとも一方が、前記砂導入口を備えた砂導入部品を備え、該砂導入部品が交換可能になっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無枠鋳型造型機。
  5. 前記上盛枠若しくは下盛枠の少なくとも一方が、前記砂導入口を備えた砂導入部品を備え、該砂導入部品の取り付け方向によって見切り面からの前記砂導入口の位置を変更可能に構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無枠鋳型造型機。
  6. 前記2個一対の鋳型造型空間に対して鋳型砂を供給し、そして位置を固定され、先端を二股状に分岐した複数の砂導入孔を有する砂導入タンクと、前記砂導入口とを前記下盛枠若しくは上盛枠の少なくとも一方を移動させて一致させる駆動手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無枠鋳型造型機。
  7. 前記下盛枠のみが、前記砂導入口を備えた砂導入部品を備え、該砂導入部品の取り付け方向によって見切り面からの前記砂導入口の位置を変更可能に構成したことを特徴とする請求項6に記載の無枠鋳型造型機。
  8. 請求項1から請求項3のいずれかに用いる前記マッチプレートが、一面のみにパターンを備えた上鋳枠専用のパターンプレートと下鋳枠専用のパターンプレートの背面同士を対向させて組み合わせた板状部材を有することを特徴とする無枠鋳型造型機。
  9. 請求項1から請求項3のいずれかに用いる前記マッチプレートが、上下枠同時造型用に製作され、板状部材の上下にパターンを備えたことを特徴とする無枠鋳型造型機。
  10. 前記下鋳枠がマッチプレートを装着すると共に、前記上鋳枠と下盛枠の中間位置を出・入移動可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の無枠鋳型造型機。
  11. 前記スクイズボードが、昇降可能な下スクイズボードと、前記下スクイズボードに対向する上方に固設された上スクイズボードと、からなることを特徴とする請求項9に記載の無枠鋳型造型機。
  12. 前記下盛枠が、前記下スクイズボードに対して独立に、かつ同時に昇降可能であることを特徴とする請求項10に記載の無枠鋳型造型機。
  13. 前記下盛枠の鋳型高さ方向の長さが下鋳枠の鋳型高さ方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の無枠鋳型造型機。
  14. 請求項8に用いる前記マッチプレートの厚さが、32mm以下の範囲であることを特徴とする無枠鋳型造型機。
  15. 請求項9に用いる前記マッチプレートの厚さが、32mm以下の範囲であることを特徴とする無枠鋳型造型機。
  16. 前記下盛枠の鋳型高さ方向の長さが50mmから80mmであることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の無枠鋳型造型機。
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