JPWO2011078097A1 - 複合条件判定ユニット、伝送装置、複合条件判定方法 - Google Patents

複合条件判定ユニット、伝送装置、複合条件判定方法 Download PDF

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Abstract

急速な回線状態の変化に適応した変調方式の変更を可能とするという課題を解決するために、複合条件判定ユニットは、受信信号の誤りの有無を示す誤りパルスの個数を所定の期間積算した積算値が所定の誤りパルス閾値以上であるかどうかを示す情報を誤りパルス判定情報として出力する誤りパルス切替判定手段と、受信信号のCNR(搬送波電力対信号電力比)を示すCNR情報と所定のCNR閾値とに基づいて判定した変調方式をCNR判定情報として出力するCNR変調方式判定手段と、受信信号のRSL(受信信号レベル)を示すRSL情報と所定のRSL閾値とに基づいて判定した変調方式をRSL判定情報として出力するRSL変調方式判定手段と、受信信号の変調方式を示す受信変調方式情報と、誤りパルス判定情報と、CNR判定情報と、RSL判定情報と、に基づいて、受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式を決定する複合変調方式決定手段と、を備える。

Description

本発明は、複合条件判定ユニット、伝送装置、複合条件判定方法に関し、特に、適応変調方式を用いた伝送技術に関する。
通信品質を確保しつつ高速な通信を確保するための方式として、適応変調方式が知られている。適応変調方式は、伝送路の状況に応じて最適な変調方式を選択する。適応変調方式を用いた無線伝送装置において、CNR(Carrier to Noise Ratio、搬送波電力対雑音電力比)を用いて回線状況を判断し、適応変調を行う技術が特許文献1に記載されている。特許文献1は、通信品質情報としてCNRを用い、CNRと判定閾値とを比較して変調方式を選択する通信装置を開示している。
また、特許文献1は、さらに、フェージングピッチ(フェージングの発生周期)により伝播路状況の変化の速さを推定し、その結果に応じて通信品質の推定方法を選択する通信装置を開示している。
このように、特許文献1に記載された通信装置は、選択した方法で推定された通信品質に基づいて変調方式を選択することで、伝送効率の向上を図っている。
特開2005−318533号公報(段落[0031]、[0036])
多値変調方式において、1シンボルあたりの情報量を変調多値数と呼ぶ。256QAM(Quadrature Amplitude Modulation、直交振幅変調)等の、変調多値数の大きい変調方式は、伝送容量が大きい反面、回線状態の悪化に対して敏感にエラーが増加するので、信頼性が低下しやすい。このため、回線状態が悪化した場合は、128QAMや64QAMといった変調多値数のより小さい、回線状況の悪化に対する耐力の高い変調方式を選択して、伝送の信頼性を高める必要がある。しかしながら、特許文献1に記載された通信装置は、以下に説明するように、変調方式の切替判定が急激な回線劣化に追従できない場合があるという課題がある。
CNRを回線品質情報として使用する際には、品質情報としての信頼性を確保するために、CNRの算出時に平均値演算と保護処理を行う必要がある。従って、変調方式の切替判定結果の出力までには一定の時間が必要となる。このため、CNRのみを回線品質情報として使用して適応変調を行うと、急激な回線品質の劣化が発生した場合に、変調方式を、即時に信頼性のより高い変調方式に変更することができない。その結果、特許文献1に記載された通信装置では、回線品質が劣化しているにもかかわらず変調多値数の大きい変調方式で通信が行われることにより、伝送データにエラーが発生する場合がある。
また、特許文献1に記載された通信装置は、無線信号からフェージングピッチを推定し、推定されたフェージングピッチにより通信品質推定部にて用いる情報を選択する。しかし、フェージングピッチの推定には一定量のデータを受信する必要があるので、急激に回線状況が変化した場合であっても、変調方式の切り替えには一定の時間が必要となる。従って、特許文献1に記載された通信装置は、通信品質の推定にフェージングピッチを用いた場合でも、変調方式の判定が急激な回線劣化に追従できないという課題がある。
また、以下に説明するように、特許文献1に記載された通信装置は、CNRのみを用いて回線状態を判断するので、受信信号に歪みがある場合に、変調多値数が大きい変調方式に切替えることができない場合があるという課題もある.
ここで、送信電力と信号の歪みとの関係について説明する。一般に、送信出力を増大させていくと、ある出力電力以上では送信される信号の波形に歪みが発生する。
QPSK(Quaternary Phase Shift Keying、四値位相偏移変調)等の変調多値数の小さい変調方式では、所定のBER(Bit Error Rate:ビット誤り率)に対して必要となるCNR(所要CNR)が変調多値数の大きい変調方式と比較して小さい。このため、QPSK等の変調方式では、ある程度のCNR劣化が発生しても回線品質には影響がない。従って、送信電力を引き上げることで、システムゲイン(送受信器間の最大レベル差)を拡大させることが可能である。
一方、256QAM等の変調多値数の大きい変調方式では、所定のBERに対する所要CNRが比較的大きい。すなわち、256QAM等の変調方式は、波形歪みによるCNRの劣化の許容範囲が狭い。従って、256QAM等の変調方式では、送信電力をある一定以上引き上げる事ができない。
変調多値数が小さい変調方式を用いた伝送時に、システムゲインを拡大するために高い送信電力を設定していると、送信時の波形の歪みによりCNRが劣化する。このため、回線状態が良好で電波の伝搬中にCNRの劣化がほとんど生じないような場合であっても、受信信号のCNRが、変調多値数が大きい変調方式の所要CNRを下回る場合がある。この場合、たとえば、より変調多値数が大きい変調方式を用いても送信電力を低下させることでCNRが改善され通信が可能となる場合であっても、現在の受信信号のCNRが劣化しているため、変調方式を変調多値数が大きい変調方式に切替えることができない。従って、特許文献1に記載された通信装置のように、CNRのみを用いて回線状態を判断すると、回線状況が良好であるにもかかわらず変調多値数が大きい変調方式に切替えることができないという課題がある。
本発明の目的は、急激な回線状態の変化が生じた場合や送信時の波形の歪みによりCNRが劣化した場合でも、回線状態に適応した変調方式の選択を可能とするという課題を解決するための、複合条件判定ユニット、伝送装置、複合条件判定方法を提供することにある。
本発明の複合条件判定ユニットは、受信信号の誤りの有無を示す誤りパルスの個数を所定の期間積算した積算値が所定の誤りパルス閾値以上であるかどうかを示す情報を誤りパルス判定情報として出力する誤りパルス切替判定手段と、受信信号のCNRを示すCNR情報と所定のCNR閾値とに基づいて判定した変調方式をCNR判定情報として出力するCNR変調方式判定手段と、受信信号のRSL(Received Signal Level、受信信号レベル)を示すRSL情報と所定のRSL闘値とに基づいて判定した変調方式をRSL判定情報として出力するRSL変調方式判定手段と、受信信号の変調方式を示す受信変調方式情報と、誤りパルス判定情報と、CNR判定情報と、RSL判定情報と、に基づいて、受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式を決定する複合変調方式決定手段と、を備える。
本発明の複合条件判定方法は、受信信号の誤りの有無を示す誤りパルスの個数を所定の期間積算した積算値が所定の誤りパルス闘値以上である場合には、受信変調方式情報が示す受信信号の変調方式よりも変調多値数が少ない変調方式を、受信信号の送信元に対する変調方式として決定し、積算値が誤りパルス閾値未満であり、かつ、受信信号のCNRに基づいて決定されるCNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が、受信信号の変調方式の変調多値数未満である場合には、CNR判定情報が示す変調方式を、受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式として決定し、積算値が誤りパルス閾値未満であり、かつ、CNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が受信変調方式情報が示す変調方式の変調多値数以上であり、かつ、CNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が、受信信号のRSLに基づいて決定されるRSL判定情報が示す変調方式の変調多値数未満である場合には、RSL判定情報が示す変調方式を受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式として決定する。
本発明は、急激な回線状態の変化が生じた場合や送信時の波形の歪みによりCNRが劣化した場合でも、回線状態に適応した変調方式の選択を可能とするという効果を奏する。
第1の実施形態である無線伝送システムの構成を示す図。 複合条件判定部の構成を示す図。 CNR変調方式判定部の構成を示す図。 RSL変調方式判定部の構成を示す図。 誤りパルス切替判定部の構成を示す図。 無線フレームフォーマットの一例を示す図。 複合変調方式決定部の動作を示すフローチャート。 送信電力に対するCNR及び波形歪みによるCNR劣化量の関係を示す図。 誤りパルスから得られる誤り率及びCNR並びにそれらによる変調方式判定について説明する図。 第2の実施形態の無線伝送装置の構成図。 変調部に入力される無線フレームの変調方式の指定方法を説明するための図。 第3の実施形態の複合条件判定装置の構成図。 複合条件判定装置の動作を示すフローチャート。
[第1の実施形態]
図1は、本願発明の第1の実施形態である無線伝送システムの構成を示す図である。図1において、自局3と対向局17とはいずれも無線を用いた伝送装置であり、互いに無線通信を行う。図1において、自局3および対向局17の構成は同一である。従って、以下では、主に自局3の構成について説明する。
自局3は送信部1と受信部2とを備える。RF(Radio Frequency、高周波)部13は、送信部1から出力された信号を周波数変換し、増幅してアンテナ14に出力する。
アンテナ14は、RF部13から入力された信号を電波として放射する。対向局17のアンテナ15は、アンテナ14が放射した電波を受信する。また、アンテナ14は、対向局17のアンテナ15から放射された電波を受信する。アンテナ14は、受信した電波をRF部13に出力する。RF部13はアンテナ14から入力された信号を増幅して周波数変換し、自局3の受信部2へ出力する。
図6に、無線フレームフォーマットの一例を示す。自局3および対向局17は、無線フレーム500を連続して送受信することで通信を行う。無線フレーム500は、オーバヘッド501及びペイロードs42を含んでいる。また、オーバヘッド501は、伝送変調方式情報領域s40及び転送変調方式情報領域s41を含んでいる。
送信データ多重部4は、外部から入力されたデータを、無線フレーム500のペイロードs42に多重する。この時、受信データ抽出部8から入力される送信変調方式情報s10が、無線フレームオーバヘッド501の伝送変調方式情報領域s40に多重される。
誤り訂正符号部5は、送信データ多重部4から入力された無線フレーム500のデータを誤り訂正符号化し、変調方式情報多重部6へ出力する。変調方式情報多重部6は、複合条件判定部12から入力される判定変調方式情報s12を無線フレームオーバヘッド501の転送変調方式情報領域s41に多重する。変調部7は、変調方式情報多重部6から入力された無線フレーム500を所定の変調方式で変調した後、RF部13へ出力する。
一方、RF部13は、受信信号からRSL(Received Signal Level、受信信号強度)情報s14を生成して出力する。RSL情報s14は、受信信号の強度の情報である。復調部11は、RF部13が出力する、対向局17からの受信信号を復調し、復調された信号を変調方式情報抽出部10へ出力する。さらに、復調部11は、受信信号からCNR情報s13を生成して出力する。RSL情報s14及びCNR情報s13は、いずれも複合条件判定部12に入力される。
変調方式情報抽出部10は、入力された復調後の無線フレームオーバヘッド501の伝送変調方式情報領域s40から、受信変調方式情報s11を抽出し、複合条件判定部12及び復調部11へ出力する。
誤り訂正復号部9は、無線フレーム500に対して誤り訂正復号化処理を実施し、複合条件判定部12へ誤りパルスs15を出力する。誤り訂正復号部9は、無線フレーム500に含まれる誤りに基づいて誤りパルスs15を生成する。たとえば、誤り訂正復号部9は、無線フレーム500のブロック単位で誤りの有無を判定し、誤りパルスs15を生成してもよい。しかし、誤り訂正復号部9は、誤りの発生に対応して出力されるものであれば、他の手順によって誤りパルスs15を生成してもよい。
複合条件判定部12は、入力されるCNR情報s13、RSL情報s14、誤りパルスs15および受信変調方式情報s11から変調方式を判定し、その結果を判定変調方式情報s12として変調方式情報多重部6へ出力する。
受信データ抽出部8は、誤り訂正後の無線フレーム500から出力データ900を抽出し、外部へ出力する。また、受信データ抽出部8は、無線フレームオーバヘッド501の転送変調方式情報領域s41から送信変調方式情報s10を抽出し、送信変調方式情報s10として送信部1の送信データ多重部4へ出力する。
図2は、複合条件判定部12の構成を示す図である。複合条件判定部12は、複合変調方式決定部121、CNR変調方式判定部122、RSL変調方式判定部123、誤りパルス切替判定部124を備える。
CNR変調方式判定部122は、CNR情報s13に基づいて判定した、送信データに多重される変調方式を、CNR判定情報s30として出力する。
RSL変調方式判定部123は、RSL情報s14に基づいて判定した、送信データに多重される変調方式を、RSL判定情報s31として出力する。
なお、以下に説明するように、実際に変調方式情報多重部6において送信データに多重される変調方式は、CNR判定情報s30、RSL判定情報s31、誤りパルス判定情報s32及び受信変調方式情報s11に基づいて、複合変調方式決定部121が判定する。
誤りパルス切替判定部124は、誤りパルスs15の単位時間あたりの発生数に基づいて、誤りパルスの発生数が所定の閾値以上となったかどうかを示す情報を、誤りパルス判定情報s32として出力する。
複合変調方式決定部121は、CNR判定情報s30、RSL判定情報s31、誤りパルス判定情報s32及び受信変調方式情報s11に基づいて、自局3で受信される回線で次に適用される変調方式を判定し、判定変調方式情報s12として出力する。
図3は、CNR変調方式判定部122の構成を示す図である。CNR変調方式判定部122は、CNR変調方式決定部201、CNR閾値比較部202、CNR閾値記憶部203及びCNR平均値算出部204を備える。
CNR平均値算出部204は、入力されるCNR情報s13の平均値を一定時間サンプリングしてその平均値を算出し、CNR閾値比較部202へ出力する。
CNR閾値記憶部203は、各変調方式において許容される最低限のCNRを示す情報をCNR閾値としてテーブルに保持している。そして、CNR閾値記憶部203は、CNR閾値をCNR閾値比較部202へ出力する。ここで、CNR閾値記憶部203が記憶する各変調方式とCNR閾値との対応関係の情報は、CNR閾値記憶部203が備えるメモリに固定的に書き込まれていてもよいし、自局3の外部からCNR閾値記憶部203に書き込まれるようにしてもよい。
CNR閾値比較部202は、CNR閾値記憶部203から入力される各変調方式に対応するCNR閾値と、CNR平均値算出部204から入力されるCNRの平均値とに基づいて、受信信号のCNRの平均値が、判定結果の変調方式のCNR閾値以上となるような変調方式を判定し、判定結果をCNR変調方式決定部201に出力する。
CNR変調方式決定部201は、判定保護機能を持ち、CNR閾値比較部202で判定した変調方式を観測して、ある保護回数分、連続して同じ変調方式が入力された場合に、変調方式の判定を確定させる。そして、CNR変調方式決定部201は、確定された変調方式をCNR判定情報s30として出力する。すなわち、CNR変調方式決定部201は、同じ変調方式が、所定の回数連続してCNR閾値比較部202から入力された場合に、その変調方式をCNR判定情報s30として出力する。
図4は、RSL変調方式判定部123の構成を示す図である。RSL変調方式判定部123は、CNR変調方式判定部122と同様に、RSL変調方式決定部301、RSL閾値比較部302、RSL閾値記憶部303、RSL平均値算出部304を備える。RSL平均値算出部304は、一定周期毎にRSL情報s14の平均値を算出し、RSL閾値比較部302へ出力する。
RSL閾値記憶部303は、各変調方式において許容される最低限のRSLを示す情報をRSL閾値としてテーブルに保持している。RSL閾値記憶部303は、各変調方式とRSL閾値との対応関係を記憶し、RSL閾値比較部302へ出力する。ここで、RSL閾値記憶部303が記憶する各変調方式とRSL閾値との対応関係の情報は、RSL閾値記憶部303が備えるメモリに固定的に書き込まれていてもよいし、自局3の外部からRSL閾値記憶部303に書き込まれるようにしてもよい。
RSL閾値比較部302は、RSL閾値記憶部303から入力される各変調方式に対応するRSL閾値と、RSL平均値算出部304から入力されるRSL情報s14の平均値と、受信変調方式情報s11とに基づいて、受信信号のRSLの平均値がRSL閾値以上である変調方式を判定し、RSL変調方式決定部301に出力する。
RSL変調方式決定部301は、同じ変調多値数が所定の回数連続してRSL閾値比較部302から入力された場合に、その変調方式をRSL判定情報s31として出力する。
図5は、誤りパルス切替判定部124の構成を示す図である。誤りパルス切替判定部124は、誤りパルス閾値比較部401、誤りパルス閾値記憶部402、誤りパルス積算部403を備える。
誤りパルス積算部403は、一定時間に入力される誤りパルスs15の個数を積算し、積算値を誤りパルス閾値比較部401に出力する。誤りパルスの積算時間が経過した場合には、誤りパルス積算部403は、積算値をリセットし、再度積算を開始する。
誤りパルス閾値記憶部402は、変調方式に対応する誤りパルス閾値を記憶し、誤りパルス閾値比較部401に出力する。ここで、誤りパルス閾値記憶部402が記憶する各変調方式と誤りパルス閾値との対応関係の情報は、誤りパルス閾値記憶部402が備えるメモリに固定的に書き込まれていてもよいし、自局3の外部から誤りパルス閾値記憶部402に書き込まれるようにしてもよい。
誤りパルス閾値比較部401は、誤りパルス閾値記憶部402から入力される閾値と、誤りパルス積算部403から入力される誤りパルスの積算値とに基づいて、誤りパルス判定情報s32を出力する。誤りパルス判定情報s32は、単位時間あたりの誤りパルスの発生数が閾値以上となったかどうかを示す。
図6に示した無線フレーム500において、送信データ多重部4は、伝送変調方式情報領域s40に送信変調方式情報s10を多重する。ここで、送信変調方式情報s10は、その情報が多重されたフレームに続いて送信される、無線フレームの変調方式を示す。すなわち、変調部7は、無線フレームの伝送変調方式情報領域s40から送信変調方式情報s10を抽出し、抽出した送信変調方式情報s10によって次に入力される無線フレームの変調方式を判断し、変調方式を切替える。この動作は、対向局17においても同様である。
また、転送変調方式情報領域s41は、判定変調方式情報s12を格納する。判定変調方式情報s12は自局3の複合条件判定部12にて判定した変調方式である。判定変調方式情報s12は、対向局17の受信部18へ転送される。対向局17の受信データ抽出部23は、転送変調方式情報領域s41から、判定変調方式情報s12を、送信変調方式情報s22として抽出する。そして、送信データ多重部28は、入力データ911及び送信変調方式情報s22を、それぞれ無線フレームの伝送変調方式情報領域s40及びペイロードs42に多重する。
また、自局3は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)70と、メモリ71とを備える。CPU70は、自局3の各部を制御するコンピュータである。メモリ71は、半導体メモリ等の記憶装置である。CPU70は、メモリ71に記憶されたプログラムに基づいて、自局3の各部を制御する。
次に、第1の実施形態の動作について説明する。図1において、自局3および対向局17の構成および動作は同一であるので、以下では自局3から対向局17方向へのデータ伝送における動作について説明する。
自局3の送信データ多重部4は、外部インタフェースより入力される入力データ910を無線フレームのペイロードs42に多重する。また、送信データ多重部4は、受信データ抽出部8から入力される送信変調方式情報s10を、オーバヘッド501の伝送変調方式情報領域s40に多重する。
その後、無線フレーム500は誤り訂正符号部5で符号化される。そして、変調方式情報多重部6にて自局3の複合条件判定部12から入力される判定変調方式情報s12が、オーバヘッド501の転送変調方式情報領域s41に多重される。
ここで、自局3が送信する無線フレーム500の変調方式は、直前の無線フレーム500から抽出された送信変調方式情報s10によって指定される。変調部7に入力されるフレームに適用される変調方式について、図11を参照して説明する。図11は、変調部に入力される無線フレームの変調方式の指定方法を説明するための図である。図11において、変調部7には、フレームF1、フレームF2・・・の順に無線フレームが入力される。無線フレームF1、F2・・・のそれぞれの構成は、図6に記載されている無線フレーム500と同様である。すなわち、フレームF1のオーバヘッド501は、伝送変調方式情報領域s401と転送変調方式情報領域s411とを含んでいる。フレームF2のオーバヘッド501は、伝送変調方式情報領域s402と転送変調方式情報領域s412とを含んでいる。フレームF3以降についても同様である。
図11において、フレームF1の伝送変調方式情報領域s401は、送信変調方式情報s10として16QAMを指定している。また、フレームF2の伝送変調方式情報領域s402は、送信変調方式情報として256QAMを指定している。
変調部7は、フレームF1が到着すると、フレームF1のオーバヘッド501から伝送変調方式情報領域s401に含まれる送信変調方式情報s10(16QAM)を読み出す。そして、変調部7は、読み出した送信変調方式情報s10(16QAM)を変調部7の内部に記憶する。
また、変調部7は、フレームF1の直前の図示されないフレームから読み出して記憶していた、送信変調方式情報s10(QPSK)を読み出す。そして、直前のフレームから読み出していた送信変調方式s10が指定する変調方式(QPSK)で、フレームF1を変調してRF部13に出力する。
次に、変調部7は、フレームF2が到着すると、伝送変調方式情報領域s402に含まれる送信変調方式情報s10(256QAM)を読み出す。そして、変調部7は、フレームF2から読み出した送信変調方式情報s10(256QAM)を変調部7の内部に記憶する。
そして、変調部7は、フレームF1から読み出して記憶していた送信変調方式情報s10(16QAM)が指定する変調方式で、フレームF2を変調してRF部13に出力する。
同様に、フレームF2から読み出した送信変調方式情報s10(256QAM)は、フレームF3のペイロードs42の変調方式を表す。そして、変調部7は、256QAMでフレームF3を変調する。
このように、変調部7は、直前に入力された無線フレームに含まれる送信変調方式情報で指定される変調方式に従って、続く無線フレーム500を変調する。また、変調部7は、入力された無線フレーム500から送信変調方式情報s10を抽出し、次の無線フレームの変調方式として記憶する。変調部7は、設定された変調方式で変調した無線フレームを、RF部13に出力する。
RF部13は、変調部7から出力された信号を周波数変換し、増幅してアンテナ14に出力する。そして、アンテナ14は、RF部13から入力された信号を電波として放射する。
次に、対向局17の動作について説明する。
対向局17のRF部16は、アンテナ15から入力された受信信号の周波数変換及び増幅を行い、増幅した信号を復調部20へ出力する。また、RF部16は、受信信号からRSL情報s24を生成して複合条件判定部24へ出力する。
復調部20は、自局3の送信部1が送信した無線信号を、変調方式情報抽出部21から入力される受信変調方式情報s21に基づいて復調する。ここで、図11において説明したように、フレームF1の伝送変調方式情報領域s401に含まれる送信変調方式情報s10は、次の無線フレームF2に適用される変調方式を表す。そして、伝送変調方式情報領域s401に含まれる送信変調方式情報s10は、対向局17の変調方式情報抽出部21において、受信変調方式情報s21として抽出され、復調部20及び複合条件判定部24に出力される。復調部20は、直前のフレームから抽出した受信変調方式情報s21が指定する変調方式を用いて、続いて入力される無線フレームを復調する。
また、復調部20は受信信号から、回線品質情報であるCNRを求め、複合条件判定部24に出力する。
誤り訂正復号部22は、受信した無線フレーム500に復号化処理を実施する。そして、データに誤りが検出された場合には、誤り訂正復号部22は、訂正可能な誤りを訂正するとともに、誤りパルスs25を生成する。そして、誤り訂正復号部22は、誤りパルスs25を複合条件判定部24に出力する。
受信データ抽出部23は、無線フレーム500のペイロードs42から出力データ901を抽出して外部インタフェースへ出力する。また、受信データ抽出部23は、オーバヘッド501から転送変調方式情報領域s41の内容を抽出し、送信部19の変調方式を決定する送信変調方式情報s22として送信データ多重部28へ出力する。
変調部25は、送信変調方式情報s22に基づいて、対向局17から自局3方向の伝送の変調方式を切替える。この変調方式の切替手順は、すでに説明した自局3の変調部7における変調方式の切り替え手順と同様であるので、説明は省略する。
ここで、受信データ抽出部23が抽出する送信変調方式情報s22は、自局3が複合条件判定部12で生成した判定変調方式情報s12である。従って、対向局17から自局3へ向けて送信される無線フレームは、判定変調方式情報s12が表す変調方式によって変調される。
対向局17は、自局3が受信する無線フレームの送信元である。すなわち、自局3の複合条件判定部12は、自局3が受信する受信信号の送信元が自局3へ送信する無線フレームの変調のために用いる変調方式を決定する。そして、複合条件判定部12は、変調方式の決定結果を判定変調方式情報s12として出力する。
続いて、複合条件判定部12の処理について説明する。図2に示すように、複合変調方式決定部121は並列に動作するCNR変調方式判定部122、RSL変調方式判定部123及び誤りパルス切替判定部124のそれぞれの出力から、判定変調方式情報s12を生成する。
図7は、複合変調方式決定部121の動作を示すフローチャートである。
複合変調方式決定部121は、回線の信頼性を確保するために、伝搬環境が悪化した場合に変調多値数を小さくするように変調方式を判定する処理を優先する。そして、伝搬環境が悪化していない場合には、変調方式の変調多値数がより大きくなるように判定する。
図7において、複合変調方式決定部121は、まず、ステップA1、A2で変調多値数を小さくする必要性の有無を判定する。変調多値数を小さくする必要がない場合には、ステップA3に進む。ステップA3では、CNR判定情報s30とRSL判定情報s31とが示す、それぞれの変調多値数を比較し、より変調多値数の大きい変調方式を判定変調方式情報s12として出力する。
以下、各ステップについて説明する。以下の各ステップは、メモリ71に記憶されたプログラムに基づいて、CPU70が複合条件判定部12を制御することで実現してもよい。
複合変調方式決定部121は、誤りパルス判定情報s32により、誤りパルスの個数が閾値以上であるかどうかを監視する(ステップA1)。誤りパルス判定情報s32が、誤りパルスの個数が閾値以上となったという判定(ステップA1:Yes)であれば、複合変調方式決定部121は、以下のように動作する。すなわち、複合変調方式決定部121は、CNR判定情報s30およびRSL判定情報s31より優先して、受信変調方式情報s11よりも1段小さい変調多値数の変調方式を判定変調方式情報s12として出力する(ステップA4)。例えば、受信変調方式情報s11が示す変調方式が128QAMである場合に誤りパルスが閾値を超えると、複合変調方式決定部121は、64QAMを判定変調方式情報s12として出力する。ここで、複合変調方式決定部121は受信変調方式情報s11が示す変調方式よりも2段以上小さい変調多値数の変調方式、すなわち32QAMや16QAMを判定変調方式情報s12として出力してもよい。
誤りパルスs15は、誤り訂正復号部9に入力されている無線フレームに誤りが発生していることを直接示す。誤りパルスs15を監視することにより、CNRやRSLでは判断が困難なフェージングの検出や、急激な回線の劣化を即座に検出することが可能である。このため、誤りパルスs15を用いることで、CNR情報s13およびRSL情報s14と比較して、短時間かつ高い信頼度で電波伝搬環境の悪化による変調方式切替の必要性を判断することが可能である。
誤りパルスs15の個数が閾値を下回り、誤りパルス判定情報s32が、誤りパルスの個数が閾値未満であるという判定の場合には(ステップA1:No)、受信変調方式情報s11とCNR判定情報s30とが示すそれぞれの変調方式の変調多値数を比較する(ステップA2)。ステップA2において、受信変調方式情報s11が示す変調多値数よりもCNR判定情報s30が示す変調多値数が小さい場合(ステップA2:Yes)には、CNR判定情報s30を判定変調方式情報s12として出力する(ステップA5)。
ステップA1、A2において、変調多値数を受信変調方式情報s11よりも小さくする判定条件が満足されない場合(ステップA2:No)には、CNR判定情報s30とRSL判定情報s31とに基づいて、変調多値数をより大きくするように判定を行う(ステップA3)。すなわち、ステップA3においては、CNR判定情報s30とRSL判定情報s31の変調多値数を比較し、より変調多値数が大きい変調方式を選択し判定変調方式情報s12とする(ステップA6、A5)。
このように、ステップA3、A6、A5の手順により、RSL判定情報s31が示す変調方式の変調多値数が、CNR判定情報s30が示す変調方式の変調多値数よりも大きい場合には、変調多値数が大きい変調方式に切替えることが可能となる。すなわち、受信信号の送信電力を増大させた結果、CNRの劣化により切替条件を満たすことができない状況でも、上記の手順により、変調多値数が大きい変調方式に切替えることが可能となる。
図7のステップA3では、CNR判定情報s30とRSL判定情報s31とを用いて、判定変調方式情報s12を決定する。ステップA3について、図8を用いて具体的に説明する。図8は、送信電力に対するCNR及び波形歪みによるCNR劣化量の関係を示す図である。ここでは、対向局17から自局3方向の伝送において、QPSKから256QAMへの変調方式切替が発生する場合について説明する。
対向局17の送信部19から自局3の受信部2方向へ送信される無線フレームの変調方式がQPSKであるとする。システムゲイン向上のため、送信波の最大送信電力は、歪みが発生する送信電力である+16dBmよりも高い+23dBmに引き上げて設定されている。そのため、アンテナ15から出力される送信波には歪みが発生し、無線回線の状態に関わらず自局3の復調部11で得られるCNRは劣化する。この場合、256QAMで伝送可能なレベルまで無線回線の状態が良好であったとしても、波形歪みによって複合条件判定部12に入力されるCNRは20dBに劣化しており、QPSKから256QAMへの切替閾値である31dBを下回る。その結果、CNR変調方式判定部122は、CNR判定情報s30としてQPSKを出力する。従って、ステップA3における、CNR判定情報s30はQPSKとなる。
一方、RSL変調方式判定部123は、RSLが256QAMへの切替閾値である−68dBmを上回った場合には、256QAMを適用するためには、回線状態は十分良好であると判断する。その結果、RSL変調方式判定部123は、RSL判定情報s31として256QAMを出力する。従って、ステップA3において、RSL判定情報s31は256QAMとなる。
その結果、CNR判定情報s30はQPSKであり、RSL判定情報s31は256QAMとなる。よって、ステップA3において、複合変調方式決定部121は、判定変調方式情報s12として、より変調多値数が大きいRSL判定情報s31(256QAM)を判定変調方式情報s12として出力する。
そして、すでに説明した手順により、判定変調方式情報s12は、対向局17の送信部19まで転送される。その結果、対向局17の送信部19から自局3の受信部2方向に送信される無線フレームの変調方式が256QAMに変更される。
また、変調方式が256QAMに変更されると同時に、RF部16は、送信電力を256QAMの最大送信電力である+16dBmに変更する。このようにRF部16の送信電力を制御することによって波形の歪みが減少する結果、256QAMでの伝送に十分なCNR(34dB)が得られる。
以上のように、第1の実施形態の無線伝送システムは、CNR判定情報s30とRSL判定情報s31とを比較し、より変調多値数の大きい変調方式を選択する。その結果、システムゲインを向上させるための送信電力の引き上げによって波形歪みによりCNRが劣化する場合であっても、適応変調方式によって回線利用の効率化を図りつつ、システムゲインを向上させることができる。
一方、誤りパルスは、無線フレームのエラーの存在を直接反映する。このため、急激な回線劣化が発生した場合には、ステップA1及びA4で説明した誤りパルスの判定によってCNRあるいはRSLを用いた判定よりも短時間で変調方式を切替えて回線の信頼度を向上させることができる。
なお、図5の説明において、誤りパルス切替判定部124は、単位時間あたりの誤りパルスの発生数が閾値以上となったかどうかを誤りパルス判定情報s32として出力すると説明した。しかし、誤りパルス切替判定部124は、所定の時間あたりの誤りパルスの数から誤り率を計算し、誤り率が所定の閾値以上となったかどうかを誤りパルス判定情報s32として出力してもよい。誤り率は変調方式に依存しない回線品質の指標として用いられる。
図9は、誤りパルスから得られる誤り率及びCNR並びにそれらによる変調方式判定について説明する図である。CNR判定情報s30は、前インターバル区間のCNR値に対して平均値演算や保護処理を実施した結果得られる値である。例えば、図9の時刻t3で判定している変調方式128QAMは、時刻t2から時刻t3のCNR平均値から得られた値である。誤りパルス切替判定部124は、入力される誤りパルスs15から演算した誤り率が誤り閾値を上回った場合(時刻t4及びt6)に、誤りパルス判定情報s32として“High”パルスを出力する。この例では、誤りパルス切替判定部124が出力する誤りパルス判定情報s32を、切替を指示する“High”パルス信号としたが、誤りパルス判定情報s32は、誤り率により切替先の変調方式を指定する情報でもよい。
急激な回線劣化によって誤りパルス切替判定において変調方式の切替が発生した場合(時刻t4及びt6)には、複合変調方式決定部121は、即座に変調多値数を減少させる。この動作について以下に説明する。
図9においては、時刻t3からt5の間でCNRに急激な劣化が発生している。しかし、CNRによる判定にはインターバル区間における平均値の演算が必要であるため、時刻t5において、CNR変調方式判定部122は、CNR判定情報s30を128QAMから64QAMへ、より変調多値数が小さくなるように変更する。
一方、時刻t4において、回線状況の悪化に伴い回線の誤り率が誤り閾値を超えることで、誤りパルス判定情報s32は、単位時間あたりの誤りの発生数が閾値以上となったことを示すパルスを出力している。
その結果、複合変調方式決定部121は、判定変調方式情報s12をCNRのインターバル周期よりも早いt4の時点で変更することが可能となり、急激な回線劣化に対する信頼度が向上している。
以上説明した本願発明の第1の実施形態は、下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、回線信頼度が向上することである。
その理由は、第1の実施形態の無線伝送装置は、回線品質情報として受信データの誤り訂正時に出力される誤りパルスを用いているからである。誤りパルスを用いることにより、CNRやRSLでは判断が困難なフェージングの検出や、急激な回線の劣化を即座に検出して変調多値数を小さくすることが可能である。すなわち、第1の実施形態の無線伝送装置は、急速に回線状態が変化した場合には伝送装置の変調方式を迅速に変更することを可能とする。
第2の効果は、適応変調機能を維持しつつ、送信電力を引き上げて高いシステムゲインを得ることができることである。
その理由は、第1の実施形態の無線伝送装置は、高い送信電力を設定することにより生じる送信波の歪みによりCNRが低下する場合であっても、歪みの影響が小さいRSL判定情報を併せて用いて変調方式を判定することができるからである。すなわち、第1の実施形態の無線伝送装置は、歪みにより受信信号のCNRが悪化した場合でも、より適した変調方式に変更することを可能とする。
すなわち、第1の実施形態は、急激な回線状態の変化が生じた場合や送信時の波形の歪みによりCNRが劣化した場合でも、回線状態に適応した変調方式の選択を可能とするという効果を奏する。
ここで、第1の実施形態の変形例について説明する。上の説明では、誤りパルス切替判定部124が出力する誤りパルス判定情報s32は、誤りパルスの発生数が閾値以上となったかどうかを示すものとして説明した。しかし、誤りパルス切替判定部124は、誤りパルスの発生数が閾値以上となった場合には、受信変調方式情報s11及び誤りパルス閾値記憶部402の情報に基づいて判定した変調方式を、誤りパルス判定情報s32として複合変調方式決定部121に出力してもよい。そして、複合変調方式決定部121は、誤りパルス切替判定部124から入力された誤りパルス判定情報s32に変調方式情報が含まれている場合は、CNR判定情報s30及びRSL判定情報s31が示す変調方式よりも優先して、誤りパルス判定情報s32が示す変調方式を判定変調方式情報s12として出力してもよい。
第1の実施形態の他の変形例として、自局3の誤り訂正符号部5と変調方式情報多重部6との位置は入れ替わってもよい。同様に、対向局17の誤り訂正符号部27と変調方式情報多重部26との位置は入れ替わってもよい。
また、RF部13は、自局3の内部にあってもよい。同様に、RF部16は、対向局17の内部にあってもよい。
[第2の実施形態]
本願発明の第2の実施形態について説明する。本願発明の第2の実施形態の無線伝送装置の基本的構成は第1の実施形態と同様である。しかし、第2の実施形態においては、変調方式判定部の構成が異なっている。
図10は、第2の実施形態の無線伝送装置803の構成図である。図10においては、図1に示した第1の実施形態の自局3と比較して、受信部802に送信変調方式判定部815が追加されている。送信変調方式判定部815には、受信データ抽出部808で抽出した転送変調方式情報s50と、複合条件判定部812が出力する判定変調方式情報s52が入力される。送信変調方式判定部815は、転送変調方式情報s50と判定変調方式情報s52の変調多値数を比較し、より変調多値数が小さい変調方式を選択して送信変調方式情報s56として送信データ多重部804に出力する。無線伝送装置803の上記以外の部分の構成及び動作は、図1で説明した自局3と同様である。
図10の構成により、第2の実施形態の無線伝送装置803は、送受両方向の通信の変調方式を、より小さい変調多値数で一致させることを可能とする。例えば、降雨による減衰など両方向の伝搬環境が劣化する状況において、信頼性がより高い変調方式を用いて通信を行うことが可能になる。その結果、第2の実施形態の無線伝送装置803は、第1の実施形態で述べた効果に加えて、より高い信頼性を確保することが可能となるという効果を奏する。
なお、第2の実施形態において、信頼性よりも伝送速度を優先することもできる。すなわち、送信変調方式判定部815は、転送変調方式情報s50と判定変調方式情報s52の変調多値数を比較し、より変調多値数が大きい変調方式を選択して送信変調方式情報s56として送信データ多重部804に出力するようにしてもよい。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態においては、回線状態が悪化した場合にはより変調多値数が小さい変調方式を選択し、回線状態が良好な場合にはより変調多値数が大きい変調方式を選択する例について説明した。しかし、変調方式の選択は、変調多値数によらずに行われてもよい。すなわち、回線状態が悪化した場合にはより信頼性の高い変調方式を選択し、回線状態が良好な場合にはより伝送容量が大きい変調方式を選択するように、変調方式を選択してもよい。
以上の第1及び第2の実施形態では、本願発明を無線伝送装置に適用した形態について説明した。しかし、本願発明は、無線伝送装置に限定して適用されるものではない。たとえば、有線伝送装置に対しても、本願発明を適用することも可能である。
[第3の実施形態]
続いて、本願発明の第3の実施形態について説明する。
図12は、本願発明の第3の実施形態の複合条件判定装置の構成図である。
図12において、複合条件判定装置600には、受信信号のCNRを示す受信CNR情報601と、受信信号の受信レベル情報を示すRSL情報602とが入力される。複合条件判定装置600には、さらに、受信信号の変調方式を示す受信変調方式情報603と、受信信号の誤りの有無を示す誤りパルス604とが入力される。そして、複合条件判定装置600は、入力されるこれらの情報及びパルスに基づいて、受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式を決定する。そして、複合条件判定装置600は、決定した変調方式を受信信号の送信元に指示する情報である判定変調方式情報605として出力する。
図13は、複合条件判定装置600の動作を示すフローチャートである。
誤りパルス604は、データフレーム内のエラーの存在を直接反映する。従って、急激な回線劣化によりデータフレームにエラーが発生すると、誤りパルス604が直ちに発生する。そして、複合条件判定装置600は、単位時間あたりの誤りパルス604の個数の積算数が闘値以上であるかどうかを判定する(ステップB1)。誤りパルス604が単位時間に閾値以上発生した場合には(ステップB1:YES)、急激な回線劣化が発生したと判断し、直ちに、受信変調方式情報603が示す変調方式よりも変調多値数の小さい変調方式を判定変調方式情報605として出力する(ステップB4)。
また、誤りパルス604の発生量が闘値未満(ステップB1:NO)の場合は、複合条件判定装置600は、CNR情報601に基づいて決定した変調方式の変調多値数と受信変調方式603の変調多値数とを比較する(ステップB2)。そして、受信変調方式603よりも、CNR情報601に基づいて決定した変調多値数の方が小さい場合には(ステップB2:YES)、CNR情報601に基づいて決定した変調方式を判定変調方式情報605として出力する(ステップB5)。
さらに、CNR情報601に基づいて決定した変調方式の変調多値数が、受信変調方式603の変調多値数以上の場合には(ステップB2:NO)、複合条件判定装置600は、CNR情報601に基づいて決定した変調方式の変調多値数と、RSL情報602に基づいて決定した変調方式の変調多値数とを比較する(ステップB3)。
その結果、CNR情報601に基づいて決定した変調方式の変調多値数が、RSL情報602に基づいて決定した変調方式の変調多値数未満である場合には(ステップB3:YES)、複合条件判定装置600は、RSL情報602に基づいて決定した変調方式を判定変調方式情報605として出力する(ステップB6)。
また、CNR情報601に基づいて決定した変調方式の変調多値数が、RSL情報602に基づいて決定した変調方式の変調多値数以上の場合には(ステップB3:NO)、複合条件判定装置600は、CNR情報601に基づいて決定した変調方式を判定変調方式情報605として出力する(ステップB5)。
このように、第3の実施形態の複合条件判定装置600は、誤りパルスが閾値以上発生しているか、受信変調方式の変調多値数よりもCNR情報601に基づいて決定した変調方式の変調多値数が小さい場合には、より信頼性が高い、変調多値数の小さい変調方式を選択して判定変調方式情報605として出力する。
一方、第3の実施形態の複合条件判定装置600は、誤りパルス604が閾値以上発生していない状態では、より伝送容量の大きい、変調多値数が大きい変調方式を選択して判定変調方式605として出力する。
従って、第3の実施形態の複合条件判定装置は、急速に回線状態が変化した場合にも迅速に変調方式を選択することを可能とするという効果を奏する。
第3の実施形態の複合条件判定装置は、CNR情報601に基づいて決定した変調方式の変調多値数と、RSL情報602に基づいて決定した変調方式の変調多値数とを比較し、より変調多値数が大きい変調方式を判定変調方式605として出力する。このため、第3の実施形態の複合条件判定装置は、第1及び第2の実施形態と同様に、受信信号のCNRが劣化している場合でも、RSL情報602に基づいてより変調多値数が大きい変調方式を選択することができるという効果を奏する。
すなわち、第3の実施形態は、急激な回線状態の変化が生じた場合や送信時の波形の歪みによりCNRが劣化した場合でも、回線状態に適応した変調方式の選択を可能とするという効果を奏する。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2009年12月21日に出願された日本出願特願2009−289089を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1、19 送信部
2、18 受信部
3 自局
4、28 送信データ多重部
5、27 誤り訂正符号部
6、26 変調方式情報多重部
7、25 変調部
8、23 受信データ抽出部
9、22 誤り訂正復号部
10、21 変調方式情報抽出部
11、20 復調部
12、24 複合条件判定部
17 対向局
13、16 RF部
14、15 アンテナ
70 CPU
71 メモリ
121 複合変調方式決定部
122 CNR変調方式判定部
123 RSL変調方式判定部
124 誤りパルス切替判定部
201 CNR変調方式決定部
202 CNR閾値比較部
203 CNR閾値記憶部
204 CNR平均値算出部
301 RSL変調方式決定部
302 RSL閾値比較部
303 RSL閾値記憶部
304 RSL平均値算出部
401 誤りパルス閾値比較部
402 誤りパルス閾値記憶部
403 誤りパルス積算部
500 無線フレーム
501 オーバヘッド
600 複合条件判定装置
601 CNR情報
602 RSL情報
603 受信変調方式情報
604 誤りパルス
605 判定変調方式情報
801 送信部
802 受信部
803 無線伝送装置
804 送信データ多重部
805 誤り訂正符号部
806 変調方式情報多重部
807 変調部
808 受信データ抽出部
809 誤り訂正復号部
810 変調方式情報抽出部
811 復調部
812 複合条件判定部
813 RF部
814 アンテナ
815 送信変調方式判定部
900、901 出力データ
910、911 入力データ
s10、s22 送信変調方式情報
s11、s21 受信変調方式情報
s12、s20 判定変調方式情報
s13、s23 CNR情報
s14、s24 RSL情報
s15、s25 誤りパルス
s30 CNR判定情報
s31 RSL判定情報
s32 誤りパルス判定情報
s40、s401〜s404 伝送変調方式情報領域
s41、s411〜s414 転送変調方式情報領域
s42 ペイロード
s50 転送変調方式情報
s51 受信変調方式情報
s52 判定変調方式情報
s53 CNR情報
s54 RSL情報
s55 誤りパルス
s56 送信変調方式情報

Claims (11)

  1. 受信信号の誤りの有無を示す誤りパルスの個数を所定の期間積算した積算値が所定の誤りパルス閾値以上であるかどうかを示す情報を誤りパルス判定情報として出力する誤りパルス切替判定手段と、
    前記受信信号のCNR(Carrier to Noise Ratio、搬送波電力対信号電力比)を示すCNR情報と所定のCNR閾値とに基づいて判定した変調方式をCNR判定情報として出力するCNR変調方式判定手段と、
    前記受信信号のRSL(Received Signal Level、受信信号レベル)を示すRSL情報と所定のRSL閾値とに基づいて判定した変調方式をRSL判定情報として出力するRSL変調方式判定手段と、
    前記受信信号の変調方式を示す受信変調方式情報と、前記誤りパルス判定情報と、前記CNR判定情報と、前記RSL判定情報と、に基づいて、前記受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式を決定する複合変調方式決定手段と、
    を備える、複合条件判定ユニット。
  2. 前記複合条件決定手段は、
    前記積算値が所定の誤りパルス閾値以上であることを前記誤りパルス判定情報が示す場合には、前記受信変調方式よりも変調多値数が少ない変調方式を、前記受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式として決定し、
    前記積算値が前記誤りパルス閾値未満であることを前記誤りパルス判定情報が示し、かつ、前記CNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が前記受信変調方式情報が示す変調方式の変調多値数未満である場合には、前記CNR判定情報が示す変調方式を前記受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式として決定し、
    前記積算値が前記誤りパルス闘値未満であることを前記誤りパルス判定情報が示し、かつ、前記CNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が前記受信変調方式情報が示す変調方式の変調多値数以上であり、かつ、前記CNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が前記RSL判定情報が示す変調方式の変調多値数未満である場合には、前記RSL判定情報が示す変調方式を前記受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式として決定する、請求項1に記載された複合条件判定ユニット。
  3. 前記CNR情報は、前記CNR判定情報が示す変調方式に対応するCNRの閾値よりも大きい、請求項1又は2に記載された複合条件判定ユニット。
  4. 前記RSL情報は、前記RSL判定情報が示す変調方式に対応するRSLの閾値よりも大きい、請求項1乃至3のいずれかに記載された複合条件判定ユニット。
  5. 前記複合変調方式決定手段は、前記決定した前記変調方式を第1の判定変調方式情報として出力する、請求項1乃至4のいずれかに記載された複合条件判定ユニット。
  6. 受信信号のCNRを示すCNR情報を出力する復調手段と、
    前記受信信号のRSLを示すRSL情報を出力するRSL出力手段と、
    前記受信信号の変調方式を示す受信変調方式情報を出力する変調方式情報抽出手段と、
    誤りパルスを出力する誤り訂正復号手段と、
    前記受信信号に多重された、前記受信信号の送信元へ送信される送信信号の変調方式を指示する情報である第2の判定変調方式情報を出力する受信データ抽出手段と、
    請求項1乃至5のいずれかに記載された複合条件判定ユニットと、
    を備える、伝送装置。
  7. 受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式を、送信データに多重する変調方式情報多重手段と、
    自装置の変調方式を指示する第2の判定変調方式情報に対応する変調方式に基づいて前記送信データを変調する変調手段と、
    請求項1乃至5のいずれかに記載された複合条件判定ユニットと、
    を備える、伝送装置。
  8. 受信信号の誤りの有無を示す誤りパルスの個数を所定の期間積算した積算値が所定の誤りパルス閾値以上である場合には、受信変調方式情報が示す前記受信信号の変調方式よりも変調多値数が少ない変調方式を、前記受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式として決定し、
    前記積算値が前記誤りパルス閾値未満であり、かつ、前記受信信号のCNRに基づいて決定されるCNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が、前記受信信号の変調方式の変調多値数未満である場合には、前記CNR判定情報が示す変調方式を、前記受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式として決定し、
    前記積算値が前記誤りパルス閾値未満であり、かつ、前記CNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が前記受信変調方式情報が示す変調方式の変調多値数以上であり、かつ、前記CNR判定情報が示す変調方式の変調多値数が、前記受信信号のRSLに基づいて決定されるRSL判定情報が示す変調方式の変調多値数未満である場合には、前記RSL判定情報が示す変調方式を前記受信信号の送信元が変調のために用いる変調方式として決定する、
    複合条件判定方法。
  9. 前記CNR情報は、前記CNR判定情報が示す変調方式に対応するCNRの閾値よりも大きい、請求項8に記載された複合条件判定方法。
  10. 前記RSL情報は、前記RSL判定情報が示す変調方式に対応するRSLの閾値よりも大きい、請求項8又は9に記載された複合条件判定方法。
  11. 前記決定した前記変調方式を第1の判定変調方式情報として出力する、請求項8乃至10のいずれかに記載された複合条件判定方法。
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