JPWO2011077820A1 - 研磨用チップ - Google Patents

研磨用チップ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011077820A1
JPWO2011077820A1 JP2011547378A JP2011547378A JPWO2011077820A1 JP WO2011077820 A1 JPWO2011077820 A1 JP WO2011077820A1 JP 2011547378 A JP2011547378 A JP 2011547378A JP 2011547378 A JP2011547378 A JP 2011547378A JP WO2011077820 A1 JPWO2011077820 A1 JP WO2011077820A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
polishing
shaft portion
flat plate
scaler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011547378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5342018B2 (ja
Inventor
將▲教▼ 錦部
將▲教▼ 錦部
実敬 錦部
実敬 錦部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIKIBE SEISAKUSHO CO., LTD.
Original Assignee
NISHIKIBE SEISAKUSHO CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIKIBE SEISAKUSHO CO., LTD. filed Critical NISHIKIBE SEISAKUSHO CO., LTD.
Priority to JP2011547378A priority Critical patent/JP5342018B2/ja
Publication of JPWO2011077820A1 publication Critical patent/JPWO2011077820A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5342018B2 publication Critical patent/JP5342018B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/16Power-driven cleaning or polishing devices
    • A61C17/20Power-driven cleaning or polishing devices using ultrasonics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/0061Air and water supply systems; Valves specially adapted therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/02Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools
    • A61C1/05Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools with turbine drive
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/02Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools
    • A61C1/07Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools with vibratory drive, e.g. ultrasonic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/02Rinsing or air-blowing devices, e.g. using fluid jets or comprising liquid medication
    • A61C17/0202Hand-pieces
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/02Rinsing or air-blowing devices, e.g. using fluid jets or comprising liquid medication
    • A61C17/022Air-blowing devices, e.g. with means for heating the air

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

熟練した技量を必要とせず、誰にでも簡単にチップやキュレット等を研ぐことができる研磨用チップを提供する。歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に着脱自在に装着される軸部と2、この軸部2の先端部から連続するようにして延びるとともに、表面9、裏面、二つの側面11、および正面12を備えた平板部3とを有し、前記表面9、裏面、二つの側面11、および正面12の表面に、砥石が電着または焼結により固着されている。

Description

本発明は、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に着脱自在に装着されるチップ(スケーリング用チップ、ルートプレーニング用チップ等)、または主に歯の根の部分や磨きにくい部分についている歯石を取り除くキュレット等を研磨する研磨用チップに関するものである。
従来、これらチップやキュレット等は、非特許文献1に開示されているように、シャープニング法と呼ばれる方法で研がれるのが一般的であった。
http://www.kojimachi-ave.com/recruit/09.html
しかしながら、シャープニング法と呼ばれる方法は、シャープニング・ストーンと呼ばれる砥石をテーブルの上に置いたり、あるいは手でしっかりと把持して、チップやキュレット等をブレのない正確な角度でシャープニング・ストーンに押し当てながら、チップやキュレット等を動かさなければならず、熟練した技量が要求されていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、熟練した技量を必要とせず、誰にでも簡単にチップやキュレット等を研ぐことができる研磨用チップを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明の第1の態様に係る研磨用チップは、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に着脱自在に装着される軸部と、この軸部の先端部から連続するようにして延びるとともに、表面、裏面、二つの側面、および正面を備えた平板部とを有し、前記表面、裏面、二つの側面、および正面の表面に、砥石が電着または焼結により固着されている。
本発明の第1の態様に係る研磨用チップによれば、チップやキュレット等を研ぐ(研磨する)際には、歯科用超音波スケーラのハンドピースの先端部に取り付けられて、平板部の表面および裏面の(略)法線方向に周波数3万Hz程度で振動させられたり、歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に取り付けられて、平板部の表面および裏面の(略)法線方向に周波数5千Hz程度で振動させられることになる。
これにより、振動する平板部の表面、裏面、側面、または正面をチップやキュレット等に押し当てたり、あるいはチップやキュレット等を振動する平板部の表面、裏面、側面、または正面に押し当てるだけで、熟練した技量を必要とせず、誰にでも簡単にチップやキュレット等を研ぐことができる。
上記研磨用チップにおいて、前記平板部は、その厚みが、基端から先端にかけて漸次減少するように形成されているとさらに好適である。
このような研磨用チップによれば、平板部の表面および裏面の(略)法線方向における振幅を大きくすることができて、研磨速度および作業効率を向上させることができる。
上記研磨用チップにおいて、前記側面および前記正面はそれぞれ、湾曲面とされているとさらに好適である。
このような研磨用チップによれば、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピース、またはチップやキュレット等をわずかに傾けるだけでチップやキュレット等を研磨することができて、作業性および作業効率を向上させることができる。
上記研磨用チップにおいて、前記軸部と前記平板部とは、前記正面が前記軸部から離れるようにして延び、かつ、前記軸部の長手方向軸線と、前記平板部の長手方向軸線とが、鈍角(例えば、120度)を成して交差するようにして接続されているとさらに好適である。
このような研磨用チップによれば、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピース、またはチップやキュレット等をわずかに傾けるだけでチップやキュレット等を研磨することができて、作業性および作業効率を向上させることができる。
上記研磨用チップにおいて、前記軸部と前記平板部とを接続する接続部と、前記平板部との境界から、前記軸部の側に所定距離離間した前記接続部の幅方向における中央部に、前記歯科用超音波スケーラや前記歯科用エアスケーラのハンドピースを介して供給された冷却媒体を流出させる孔が設けられているとさらに好適である。
このような研磨用チップによれば、研磨作業中、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースを介して供給された冷却媒体により研磨用チップが冷却されることになるので、研磨作業中における研磨用チップの温度上昇を抑制することができる。
本発明の第2の態様に係る研磨用チップは、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に着脱自在に装着されるとともに、基端部の側に大径部を備え、この大径部から連続するようにして先端部の側に小径部を備えた軸部と、この軸部の先端部から連続するようにして延びる円柱部とを有し、前記円柱部の表面に、砥石が電着または焼結により固着されている。
本発明の第2の態様に係る研磨用チップによれば、チップやキュレット等を研ぐ(研磨する)際には、歯科用超音波スケーラのハンドピースの先端部に取り付けられて、円柱部の外表面(外周面)の(略)法線方向に周波数3万Hz程度で振動させられたり、歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に取り付けられて、平板部の表面および裏面の(略)法線方向に周波数5千Hz程度で振動させられることになる。
これにより、振動する円柱部の外表面(外周面)、または先端面をチップやキュレット等に押し当てたり、あるいはチップやキュレット等を振動する円柱部の外表面(外周面)、または先端面に押し当てるだけで、熟練した技量を必要とせず、誰にでも簡単にチップやキュレット等を研ぐことができる。
上記研磨用チップにおいて、前記軸部と前記円柱部とは、前記円柱部の先端が前記軸部から離れるようにして延び、かつ、前記軸部の長手方向軸線と、前記円柱部の長手方向軸線とが、鈍角(例えば、120度)を成して交差するようにして接続されているとさらに好適である。
このような研磨用チップによれば、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピース、またはチップやキュレット等をわずかに傾けるだけでチップやキュレット等を研磨することができて、作業性および作業効率を向上させることができる。
上記研磨用チップにおいて、前記小径部の外径と、前記円柱部の外径とが同じとされているとさらに好適である。
このような研磨用チップによれば、小径部の先端部を(折り)曲げるだけで、砥石(例えば、ダイヤモンド)が電着または焼結により取り付けられる(固着される)前の円柱部が容易に作り出されることになるので、生産性を向上させて、大量生産することができる。
上記研磨用チップにおいて、前記軸部と前記円柱部とを接続する接続部と、前記円柱部との境界から、前記軸部の側に所定距離離間した前記接続部の幅方向における中央部に、前記歯科用超音波スケーラや前記歯科用エアスケーラのハンドピースを介して供給された冷却媒体を流出させる孔が設けられているとさらに好適である。
このような研磨用チップによれば、研磨作業中、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースを介して供給された冷却媒体により研磨用チップが冷却されることになるので、研磨作業中における研磨用チップの温度上昇を抑制することができる。
本発明に係る歯科用超音波スケーラは、上記いずれかの研磨用チップを具備している。
本発明に係る歯科用超音波スケーラによれば、そのハンドピースの先端部に着脱されるチップを上記いずれかの研磨用チップに交換するだけで、熟練した技量を必要とせず、誰にでも簡単にチップやキュレット等を研ぐことができる。
本発明に係る歯科用エアスケーラは、上記いずれかの研磨用チップを具備している。
本発明に係る歯科用エアスケーラによれば、そのハンドピースの先端部に着脱されるチップを上記いずれかの研磨用チップに交換するだけで、熟練した技量を必要とせず、誰にでも簡単にチップやキュレット等を研ぐことができる。
本発明に係る研磨用チップによれば、熟練した技量を必要とせず、誰にでも簡単にチップやキュレット等を研ぐことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る研磨用チップの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの左側面図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの右側面図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの正面図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの背面図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの平面図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの底面図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの先端部を拡大して詳細に示した左側面図である。 本発明の一実施形態に係る研磨用チップの先端を拡大して詳細に示した正面図である。 本発明の他の実施形態に係る研磨用チップの斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る研磨用チップの概略を示す左側面図である。
1 研磨用チップ
2 軸部
3 平板部
4 大径部
5 小径部
9 表面
10 裏面
11 側面
12 正面
13 接続部
14 境界
21 研磨用チップ
22 円筒部
23 接続部
24 境界
31 孔
以下、本発明の一実施形態に係る研磨用チップについて、図1から図10を参照しながら説明する。
図1および図2は本実施形態に係る研磨用チップの斜視図、図3は本実施形態に係る研磨用チップの左側面図、図4は本実施形態に係る研磨用チップの右側面図、図5は本実施形態に係る研磨用チップの正面図、図6は本実施形態に係る研磨用チップの背面図、図7は本実施形態に係る研磨用チップの平面図、図8は本実施形態に係る研磨用チップの底面図、図9は本実施形態に係る研磨用チップの先端部を拡大して詳細に示した左側面図、図10は本実施形態に係る研磨用チップの先端を拡大して詳細に示した正面図である。
図1から図10のいずれかに示すように、本発明に係る研磨用チップ1は、図示しない歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に着脱自在に装着されて、チップ(スケーリング用チップ、ルートプレーニング用チップ等)、または主に歯の根の部分や磨きにくい部分についている歯石を取り除くキュレット等を研磨するものであって、軸部2と、この軸部2の一端部(先端部)から連続するようにして延びる(形成された)平板部3とを備えている。
軸部2は、他端部(基端部)の側に設けられた大径部4と、この大径部4から連続するようにして一端部の側に設けられた小径部5とを備えている。大径部4と小径部5とは、R部6を介して接続されており、このR部6の近傍に位置する大径部4の一端部(先端部)には、研磨用チップ1を歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に着脱する際、研磨用チップ1全体を回転させるための二面幅7が設けられている(形成されている)。また、大径部4の他端部(基端部)には、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に設けられた雄ねじ部と螺合する雌ねじ部8が設けられている。
平板部3は、一端(先端)から他端(基端)にかけてその厚みが漸次増加するように形成された板状の部材からなり、表面9と、裏面10と、二つの側面11と、正面(先端面)12とを備えている。表面9および裏面10はそれぞれ、平面視矩形状を呈する平坦な面である。側面11はそれぞれ、平面視略二等辺三角形状(または平面視略等脚台形状)を呈する丸みを帯びた(湾曲した)面である。正面12は、外方に向かって突出する丸みを帯びた(湾曲した)面である。
軸部2と平板部3とは、軸部2の中心線(長手方向軸線)と、平板部3の中心線(長手方向軸線)とが、所定の角度(例えば、120度)を成して交差するように、接続部13を介して接続(連結:結合)されている。また、表面9、裏面10、2つの側面11、正面12の表面全体には、粒度#300〜#1500程度の砥石(例えば、ダイヤモンド)が電着または焼結により取り付けられている(固着されている)。
なお、砥石以外の部分、すなわち、軸部2、平板部3、および接続部13はいずれもステンレス鋼で作られており、これら軸部2、平板部3、および接続部13は、一体となるように成形されている。
本実施形態に係る研磨用チップ1によれば、チップやキュレット等を研ぐ(研磨する)際には、歯科用超音波スケーラのハンドピースの先端部に取り付けられて、平板部3の表面9および裏面10の(略)法線方向に周波数3万Hz程度で振動させられたり、歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に取り付けられて、平板部3の表面9および裏面10の(略)法線方向に周波数5千Hz程度で振動させられることになる。
これにより、振動する平板部3の表面9、裏面10、側面11、または正面12をチップやキュレット等に押し当てたり、あるいはチップやキュレット等を振動する平板部3の表面9、裏面10、側面11、または正面12に押し当てるだけで、熟練した技量を必要とせず、誰にでも簡単にチップやキュレット等を研ぐことができる。
また、平板部3は、他端(基端)から一端(先端)にかけてその厚みが漸次減少するように形成されているので、平板部3の表面9および裏面10の(略)法線方向における振幅を大きくすることができて、研磨速度および作業効率を向上させることができる。
さらに、平板部3の側面11および正面12はそれぞれ、丸みを帯びた面(湾曲面)とされているので、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピース、またはチップやキュレット等をわずかに傾けるだけでチップやキュレット等を研磨することができて、作業性および作業効率を向上させることができる。
さらにまた、軸部2と平板部3とは、平板部3の正面12が軸部2から離れるようにして延び、かつ、軸部2の中心線(長手方向軸線)と、平板部3の中心線(長手方向軸線)とが、鈍角(例えば、120度)を成して交差するようにして接続(連結:結合)されているので、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピース、またはチップやキュレット等をわずかに傾けるだけでチップやキュレット等を研磨することができて、作業性および作業効率を向上させることができる。
さらにまた、砥石として最も高い高度を有するダイヤモンドを使用することにより、研磨速度および作業効率を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
例えば、図11に示すように、平板部3の代わりに、小径部5と同じ外径を有するとともに、その表面全体(円柱状の外表面(外周面)および半球状の先端面全体)に粒度#300〜#1500程度の砥石(例えば、ダイヤモンド)が電着または焼結により取り付けられた(固着された)(中実の)円柱部22を備え、接続部13の代わりに、軸部2と円柱部22とを、軸部2の中心線(長手方向軸線)と、円柱部22の中心線(長手方向軸線)とが、所定の角度(例えば、120度)を成して交差するように接続(連結:結合)する接続部23を備えた研磨用チップ21とすることもできる。
このような研磨用チップ21によれば、小径部5の先端部を(折り)曲げるだけで、砥石(例えば、ダイヤモンド)が電着または焼結により取り付けられる(固着される)前の円柱部22が容易に作り出されることになるので、生産性を向上させて、大量生産することができる。
その他の作用効果は、上述した実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
なお、小径部5の外径は、ここでは円柱部22の外径と同じにしているが、円柱部22の外径よりも小さくしてもよいし、大きくしてもよい。
また、上述した実施形態では、大径部4の他端部(基端部)に、雌ねじ部8を設けるようにしているが、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に雌ねじ部が設けられている場合には、大径部4の他端部(基端部)に、雄ねじ部を設けるようにすることもできる。
さらに、砥石としてはダイヤモンドが最も適しているが、必要に応じてダイヤモンド以外の砥石を採用することもできる。
さらにまた、砥石の粒度としては#300〜#1500程度のものが一般的であるが、その他の番手のものを採用することもできる。
さらにまた、上述した実施形態では、表面9、裏面10、2つの側面11、正面12の表面全体、小径部5の表面全体(円柱状の外表面(外周面)および半球状の先端面全体)に砥石を設けるようにしているが、必ずしも表面9、裏面10、2つの側面11、正面12の表面全体、小径部5の表面全体に設ける必要はなく、また、表面9、裏面10、2つの側面11、正面12の表面全体、小径部5の表面全体に砥石を設け、さらに接続部13,23の外表面(外周面)の一部(または全体)に砥石を設けるようにしてもよい。
さらにまた、正面の側に存する接続部13と平板部3との境界(屈曲部)14(図1、図3、図4、図12参照)から、小径部5の側に所定距離(例えば、1mm)離間した接続部13の幅方向における中央部、および正面の側に存する接続部23と円柱部22との境界(屈曲部)24(図11、図12参照)から、小径部5の側に所定距離(例えば、1mm)離間した接続部13の幅方向における中央部に、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースを介して供給された冷却媒体(水や空気等)を吹き出させる(流出させる)ための孔(例えば、直径0.4mmの孔)31(図12参照)が少なくとも一つ設けられているとさらに好適である。
これにより、研磨作業中における研磨用チップ1の温度上昇を抑制することができる。
さらにまた、上述した実施形態では、表面9、裏面10、2つの側面11、正面12の表面全体、円柱部22の表面全体(円柱状の外表面(外周面)および半球状の先端面全体)に砥石を設けるようにしているが、必ずしも表面9、裏面10、2つの側面11、正面12の表面全体、円柱部22の表面全体に設ける必要はなく、また、表面9、裏面10、2つの側面11、正面12の表面全体、円柱部22の表面全体に砥石を設け、さらに接続部13,23の外表面(外周面)の一部(または全体)に砥石を設けるようにしてもよい。
さらにまた、正面の側に存する接続部13と平板部3との境界(屈曲部)14(図1、図3、図4、図12参照)から、小径部5の側に所定距離(例えば、1mm)離間した接続部13の幅方向における中央部、および正面の側に存する接続部23と円柱部22との境界(屈曲部)24(図11、図12参照)から、小径部5の側に所定距離(例えば、1mm)離間した接続部23の幅方向における中央部に、歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースを介して供給された冷却媒体(水や空気等)を吹き出させる(流出させる)ための孔(例えば、直径0.4mmの孔)31(図12参照)が少なくとも一つ設けられているとさらに好適である。
これにより、研磨作業中における研磨用チップ1、21の温度上昇を抑制することができる。

Claims (11)

  1. 歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に着脱自在に装着される軸部と、この軸部の先端部から連続するようにして延びるとともに、表面、裏面、二つの側面、および正面を備えた平板部とを有し、
    前記表面、裏面、二つの側面、および正面の表面に、砥石が電着または焼結により固着されていることを特徴とする研磨用チップ。
  2. 前記平板部は、その厚みが、基端から先端にかけて漸次減少するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の研磨用チップ。
  3. 前記側面および前記正面はそれぞれ、湾曲面とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の研磨用チップ。
  4. 前記軸部と前記平板部とは、前記正面が前記軸部から離れるようにして延び、かつ、前記軸部の長手方向軸線と、前記平板部の長手方向軸線とが、鈍角を成して交差するようにして接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の研磨用チップ。
  5. 前記軸部と前記平板部とを接続する接続部と、前記平板部との境界から、前記軸部の側に所定距離離間した前記接続部の幅方向における中央部に、前記歯科用超音波スケーラのハンドピースを介して供給された冷却媒体を流出させる孔が設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載の研磨用チップ。
  6. 歯科用超音波スケーラや歯科用エアスケーラのハンドピースの先端部に着脱自在に装着されるとともに、基端部の側に大径部を備え、この大径部から連続するようにして先端部の側に小径部を備えた軸部と、この軸部の先端部から連続するようにして延びる円柱部とを有し、
    前記円柱部の表面に、砥石が電着または焼結により固着されていることを特徴とする研磨用チップ。
  7. 前記軸部と前記円柱部とは、前記円柱部の先端が前記軸部から離れるようにして延び、かつ、前記軸部の長手方向軸線と、前記円柱部の長手方向軸線とが、鈍角を成して交差するようにして接続されていることを特徴とする請求項6に記載の研磨用チップ。
  8. 前記小径部の外径と、前記円柱部の外径とが同じとされていることを特徴とする請求項6または7に記載の研磨用チップ。
  9. 前記軸部と前記円柱部とを接続する接続部と、前記円柱部との境界から、前記軸部の側に所定距離離間した前記接続部の幅方向における中央部に、前記歯科用超音波スケーラのハンドピースを介して供給された冷却媒体を流出させる孔が設けられている請求項6から8のいずれか一項に記載の研磨用チップ。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の研磨用チップを備えてなることを特徴とする歯科用超音波スケーラ。
  11. 請求項1から9のいずれか一項に記載の研磨用チップを備えてなることを特徴とする歯科用エアスケーラ。
JP2011547378A 2009-12-21 2010-10-21 研磨用チップ Active JP5342018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011547378A JP5342018B2 (ja) 2009-12-21 2010-10-21 研磨用チップ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009288801 2009-12-21
JP2009288801 2009-12-21
JP2011547378A JP5342018B2 (ja) 2009-12-21 2010-10-21 研磨用チップ
PCT/JP2010/068629 WO2011077820A1 (ja) 2009-12-21 2010-10-21 研磨用チップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011077820A1 true JPWO2011077820A1 (ja) 2013-05-02
JP5342018B2 JP5342018B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=44195366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011547378A Active JP5342018B2 (ja) 2009-12-21 2010-10-21 研磨用チップ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130171582A1 (ja)
EP (1) EP2517669A4 (ja)
JP (1) JP5342018B2 (ja)
CN (1) CN102753117A (ja)
WO (1) WO2011077820A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5650582B2 (ja) * 2011-05-11 2015-01-07 有限会社錦部製作所 研磨用チップ
US10368967B2 (en) * 2013-09-12 2019-08-06 Dentsply Sirona Inc. Ultrasonic dental scaler insert with ergonomic grip design
USD750781S1 (en) * 2014-12-18 2016-03-01 Nakanishi Inc. Tip for ultrasonic handpiece for oral surgery
USD788927S1 (en) * 2016-02-02 2017-06-06 Densmart Dental Co., Ltd. Buffer
US20170333169A1 (en) * 2016-05-19 2017-11-23 Tram Quynh Hoang Scaler Tips and Implant Cleaning Inserts
CN109662792A (zh) 2017-10-13 2019-04-23 周星 可视牙齿清洁打磨抛光仪
US11439479B1 (en) * 2018-10-19 2022-09-13 Leonard Garfinkel Method and device for treatment of peri-implantitis

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4731019A (en) * 1984-06-04 1988-03-15 Howard Martin Diamond coated scaler dental instrument for ultrasonic operation
JPH07100753A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Taga Electric Co Ltd 回転加工装置及びその回転工具及びその装置本体
US5505617A (en) * 1994-02-14 1996-04-09 Dentatus Ab Colleted adjustable flat dental tool
JPH08189396A (ja) * 1994-12-29 1996-07-23 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御装置
JP2929102B1 (ja) * 1998-07-15 1999-08-03 株式会社ナカニシ ハンドスケーラー研磨装置
JP3241349B2 (ja) * 1999-08-19 2001-12-25 株式会社ナカニシ ハンドスケーラー研磨装置
BR0103109B1 (pt) * 2001-06-08 2011-09-06 ferramenta de corte e processo de formação desta.
AU2003304467A1 (en) * 2002-11-15 2005-04-06 San Diego Swiss Machining, Inc. Ultrasonic dental tip with waterguide design
JP2004275413A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Gc Corp スケーラー研磨補助具
CN2780120Y (zh) * 2005-03-21 2006-05-17 大元牙科仪器有限公司 移动式牙科医疗装置
DE102008033062A1 (de) * 2008-07-14 2010-01-21 Gebr. Brasseler Gmbh & Co. Kg Schallaktivierbares Dentalinstrument

Also Published As

Publication number Publication date
CN102753117A (zh) 2012-10-24
US20130171582A1 (en) 2013-07-04
JP5342018B2 (ja) 2013-11-13
EP2517669A4 (en) 2017-10-25
WO2011077820A1 (ja) 2011-06-30
EP2517669A1 (en) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5342018B2 (ja) 研磨用チップ
US20030096213A1 (en) Universal ultrasonic finishing instrument
EP1474061B1 (en) Dental instruments for use with ultrasonic handpieces
CN201070397Y (zh) 超声窝洞制备工作尖
US8956159B2 (en) Orthodontic debonding tool, tool insert and method for removing orthodontic brackets
JP4812768B2 (ja) 振動歯科機器用の研削チップ
CN103431894A (zh) 一种超声骨刀机工作尖
US9579166B2 (en) Root canal probe tool and method of removing a broken instrument fragment from a root canal
US20120214125A1 (en) Endodontic burs, kits, and methods for using endodontic burs
US6062858A (en) Medical or dental handpiece with a tool for processing by machining
JP5650582B2 (ja) 研磨用チップ
US9788925B2 (en) Transducer activated tool with water conduit
CN203291046U (zh) 一种超声洁牙机工作尖
JP2021142318A (ja) 円錐台形状の歯科用研磨ディスク
JP6349526B2 (ja) 歯科用振動式ハンドピースのブラシホルダーの製造方法
JP2016174666A (ja) 回転切削工具用切削ヘッド
JP2003325551A (ja) 歯科用スケーラーチップ及びこれを用いた歯科用スケーラー
JP3115420U (ja) 立軸平面研削用セグメント形砥石
JP6902257B2 (ja) 狭隘部用グラインダ
JP2007185715A (ja) 加工装置と加工工具とハンドピース
JP2016059586A (ja) チップ
JP2005193317A (ja) 庖丁研ぎ器
JP2006109917A (ja) 回転加工工具
TWM650603U (zh) 牙科用車針
JP2005324270A (ja) 超音波による凹面加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5342018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250