JPWO2011074094A1 - 伝送システム - Google Patents

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Abstract

伝送路に印加されるノイズに対するSN比を改善するとともに、ダイナミックレンジを拡大可能な伝送システムを得る。伝送路2を介して互いに接続された送信機1と受信機3との間で信号を伝送する伝送システムであって、送信機1は、入力された信号の振幅を昇圧させる送信アンプ11を有し、受信機3は、送信アンプ11から出力されて伝送路2を介して入力された信号の振幅を減衰させ、減衰させた振幅と参照電圧とを比較する振幅比較回路31と、減衰させた振幅の方が参照電圧よりも大きい場合に、受信機3に入力された信号の振幅を減衰させて出力し、減衰させた振幅の方が参照電圧よりも小さい場合に、受信機3に入力された信号の振幅を減衰させずに出力する可変減衰回路32と、可変減衰回路32から出力された信号の振幅を閾値電圧でクリップする振幅制限回路33とを有するものである。

Description

この発明は、伝送路を介して互いに接続された送信機と受信機との間で信号を伝送する伝送システムに関する。
従来、例えば鉄道車両のような過酷なノイズ環境下においても、安価で高速に信号を伝送することができる伝送システムが求められている。
このような伝送システムとして、複数の鉄道車両にわたって汎用LAN(Local Area Network)を構築し、鉄道車両間で映像データおよび制御データを伝送する鉄道用伝送システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図7を参照しながら、特許文献1に記載された鉄道用伝送システムについて説明する。図7は、従来の鉄道用伝送システムを示す構成図である。
図7において、連結された複数の鉄道車両50の各々には、LANハブ51が設けられている。また、両先頭車両50には、車両情報中央装置52および運転席画面装置53が設けられている。
LANハブ51、車両情報中央装置52および運転席画面装置53は、LAN幹線54を介して接続されている。また、LAN幹線54は、鉄道車両50間で渡り線55によって接続されている。汎用LANを鉄道用伝送システムに適用することにより、安価で高速に信号を伝送することができる。
しかしながら、鉄道車両50間で信号を伝送する場合、信号が渡り線55を介して伝送されるので、伝送路の伝送損失、渡り線55の特性および渡り線55に印加されるノイズ等により、伝送特性が劣化するという問題があった。
以下、図8を参照しながら、伝送システムにおいて伝送特性の劣化を抑制するための一般的な方法について説明する。図8は、伝送特性の劣化を抑制可能な一般的な伝送システムを示す構成図である。
図8において、この伝送システムは、送信機61と、伝送路62を介して送信機61と接続された受信機63とを備えている。
送信機61は、入力された信号の信号振幅を利得G倍に昇圧させる送信アンプ64を有している。受信機63は、入力された信号の信号振幅を1/G倍に減衰させる減衰回路65を有している。
すなわち、送信信号の信号振幅Voは、送信アンプ64でGVoに昇圧され、信号振幅GVoの出力信号として伝送路62に出力される。また、伝送路62を伝送された出力信号は、信号振幅Vinの入力信号として受信機63に入力される。入力信号の信号振幅Vinは、減衰回路65で1/G倍に減衰されて信号振幅Vrcvの受信信号となる。
この伝送システムによれば、送信信号の信号振幅VoがG倍に昇圧されるので、伝送路62に印加されるノイズに対するSN比が最大でG倍改善される。そのため、伝送特性の劣化を抑制することができる。
特開2001−275211号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
図8に示した一般的な伝送システムでは、減衰回路65が、受信機63に入力された入力信号の信号振幅Vinを一律に1/G倍に減衰させる。そのため、伝送路62の伝送損失が大きい場合には、減衰回路65で減衰された受信信号の信号振幅Vrcvが、通信可能な最小電圧レベルを下回り、受信ができなくなるという問題がある。すなわち、通信可能なダイナミックレンジが狭くなるという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、伝送路に印加されるノイズに対するSN比を改善するとともに、ダイナミックレンジを拡大することができる伝送システムを得ることを目的とする。
この発明に係る伝送システムは、伝送路を介して互いに接続された送信機と受信機との間で信号を伝送する伝送システムであって、送信機は、入力された信号の振幅を昇圧させる増幅回路を有し、受信機は、増幅回路から出力されて伝送路を介して入力された信号の振幅を減衰させ、減衰させた振幅と参照電圧とを比較する振幅比較回路と、減衰させた振幅の方が参照電圧よりも大きい場合に、受信機に入力された信号の振幅を減衰させて出力し、減衰させた振幅の方が参照電圧よりも小さい場合に、受信機に入力された信号の振幅を減衰させずに出力する可変減衰回路と、可変減衰回路から出力された信号の振幅を閾値電圧でクリップする振幅制限回路とを有するものである。
この発明に係る伝送システムによれば、可変減衰回路は、振幅比較回路で減衰させた振幅の方が参照電圧よりも大きい場合に、受信機に入力された信号の振幅を減衰させて出力し、減衰させた振幅の方が参照電圧よりも小さい場合に、受信機に入力された信号の振幅を減衰させずに出力する。また、振幅制限回路は、可変減衰回路から出力された信号の振幅を閾値電圧でクリップする。
すなわち、伝送路の伝送損失が小さい場合には、可変減衰回路を有効にして伝送路に印加されるノイズに対するSN比を改善し、伝送路の伝送損失が大きい場合には、可変減衰回路を無効にして通信可能なダイナミックレンジを拡大する。
そのため、伝送路に印加されるノイズに対するSN比を改善するとともに、ダイナミックレンジを拡大することができる伝送システムを得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る伝送システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る振幅比較回路の具体的な構成を例示する回路図である。 この発明の実施の形態1に係る振幅比較回路の各部における電圧波形を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係る伝送システムにおける受信信号の信号振幅を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る伝送システムの受信機を示す構成図である。 この発明の実施の形態1、2に係る別の振幅制限回路を示す回路図である。 従来の鉄道用伝送システムを示す構成図である。 伝送特性を改善可能な一般的な伝送システムを示す構成図である。
以下、この発明のレーダ装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る伝送システムを示す構成図である。
図1において、この伝送システムは、送信機1と、伝送路2を介して送信機1と接続された受信機3とを備えている。
送信機1は、入力された信号の信号振幅を利得G倍に昇圧させる送信アンプ(増幅回路)11と、送信アンプ11の出力に対して直列に接続された出力抵抗12とを有している。この実施の形態1では、例としてG=4、出力抵抗12の抵抗値Rs=50Ωとする。
すなわち、送信機1で生成された送信信号の信号振幅Voは、送信アンプ11でGVoに昇圧され、信号振幅GVoの出力信号として伝送路2に出力される。また、伝送路2を伝送された出力信号は、信号振幅Vinの入力信号として受信機3に入力される。
受信機3は、振幅比較回路31と、可変減衰回路32と、振幅制限回路33とを有している。
振幅比較回路31は、送信アンプ11から出力されて伝送路2を介して入力された入力信号の信号振幅Vinを1/G倍に減衰させ、減衰させた信号振幅Vin/Gと所定の参照電圧Vrefとを比較する。
図2は、この発明の実施の形態1に係る振幅比較回路31の具体的な構成を例示する回路図である。
図2において、振幅比較回路31は、減衰回路311と、整流回路312と、比較回路313とを含んでいる。
減衰回路311は、入力された入力信号の信号振幅Vinを1/G倍に減衰させる。減衰回路311は、入力に対してそれぞれ直列および並列に接続された2つの抵抗を有し、この実施の形態1では、入力インピーダンスが50Ωの場合を考えて、それぞれ抵抗値R1=37.5Ωおよび抵抗値R2=12.5Ωとする。すなわち、入力信号の信号振幅Vinは、1/4倍に減衰される。
整流回路312は、減衰回路311から出力された減衰後の入力信号を整流して出力する。比較回路313は、整流回路312から出力された減衰および整流後の入力信号の信号振幅Vin/Gと参照電圧Vrefとを比較する。比較回路313は、信号振幅Vin/Gが参照電圧Vrefよりも大きい場合にHiを出力し、信号振幅Vin/Gが参照電圧Vrefよりも小さい場合にLowを出力する。
図3は、この発明の実施の形態1に係る振幅比較回路31の各部における電圧波形を示すタイミングチャートである。図3の縦軸は、減衰回路311への入力、整流回路312への入力、比較回路313への入力および比較回路313からの出力を示している。また、図3は、減衰後の入力信号の信号振幅Vin/Gが参照電圧Vrefよりも大きい場合の波形を示している。
図3において、信号振幅Vin/Gが参照電圧Vrefよりも大きい場合には、比較回路313はHiを出力し、可変減衰回路32のFET(後述する)をon状態とする。
可変減衰回路32は、振幅比較回路31において、信号振幅Vin/Gが参照電圧Vrefよりも大きいと判断された場合に、入力信号の信号振幅Vinを1/G倍に減衰させて出力し、信号振幅Vin/Gが参照電圧Vrefよりも小さいと判断された場合に、入力信号の信号振幅Vinを減衰させずに出力する。
可変減衰回路32は、入力に対してそれぞれ直列および並列に接続された2つの抵抗と、入力に対して並列に接続されたFET(Field Effect Transistor)とを有している。この実施の形態1では、入力インピーダンスが50Ωの場合を考えて、それぞれ抵抗値R1=37.5Ωおよび抵抗値R2=12.5Ωとする。また、FETのon/offは、振幅比較回路31によって制御される。
すなわち、振幅比較回路31がHiを出力すると、FETがon状態となり、入力インピーダンスは50Ωで入力信号の信号振幅Vinが1/4倍に減衰されて出力される。また、振幅比較回路31がLowを出力すると、FETがoff状態となり、入力信号の信号振幅Vinは減衰されずに出力される。
振幅制限回路33は、可変減衰回路32の出力に対して並列に接続され、可変減衰回路32から出力された信号の信号振幅(Vin/GまたはVin)を、所定の閾値電圧V1でクリップする。
振幅制限回路33は、Back−to−Backで接続された2つのツェナーダイオードを有している。ここで、ツェナーダイオードのツェナー電圧をVZとし、順降下電圧をVFとすると、クリップされる閾値電圧V1は、V1=Vz+VFとなる。
振幅制限回路33を設けることにより、受信信号の信号振幅Vrcvが閾値電圧V1以下となることが保証され、受信端における信号の過入力を防止することができる。
なお、閾値電圧V1は、受信部において通信可能な最小電圧レベルVTHよりもやや高い値に設定される。また、閾値電圧V1は、振幅比較回路31における参照電圧Vrefと、誤差の範囲内で同一の値に設定されている。
図4は、この発明の実施の形態1に係る伝送システムにおける受信信号の信号振幅Vrcvを示す説明図である。図4の縦軸は信号振幅(電圧)を示し、横軸は伝送損失(ケーブル長)を示している。
図4において、破線は送信信号の信号振幅Voを示し、一点鎖線は入力信号の信号振幅Vinを示し、実線は受信信号の信号振幅Vrcvを示している。また、VTHは受信部における通信可能な最小電圧レベルを示しており、この電圧以下になると受信ができなくなる。また、振幅比較回路31における参照電圧Vrefおよび振幅制限回路33における閾値電圧V1は、VTHよりもやや高い値に設定されている。
上述した伝送特性の劣化を抑制可能な一般的な伝送システム(図8参照)では、入力信号の信号振幅Vinが一律に1/G倍に減衰され、図4に破線で示した信号振幅となるので、伝送損失がL1の状態において、信号振幅VrcvがVTH以下となり、受信ができなくなる。そのため、ダイナミックレンジは、L1以下の範囲に限定される。
これに対して、この発明の実施の形態1に係る伝送システムでは、振幅比較回路31において、信号振幅Vin/Gが参照電圧Vrefよりも小さいと判断されると(伝送損失がL0の状態)、可変減衰回路32のFETがoff状態となり、振幅制限回路33によって受信信号の信号振幅Vrcvの最大値が閾値電圧V1(=Vref)でクリップされる。そのため、この発明の実施の形態1に係る伝送システムでは、受信信号の信号振幅Vrcvが最終的にVTH以下となる伝送損失がL2の状態までダイナミックレンジが拡大される。
また、この発明の実施の形態1に係る伝送システムでは、振幅比較回路31における参照電圧Vrefと、振幅制限回路33における閾値電圧V1とが、誤差の範囲内で同一の値に設定されている。そのため、伝送損失がL0の位置の近傍において、可変減衰回路32のFETにon/offのチャタリングが発生した場合であっても、振幅制限回路33が作動し、受信信号の信号振幅Vrcvが閾値電圧V1以下となるので、受信信号に波形変動が生じることはない。
以上のように、実施の形態1によれば、可変減衰回路は、振幅比較回路で減衰させた振幅の方が参照電圧よりも大きい場合に、受信機に入力された信号の振幅を減衰させて出力し、減衰させた振幅の方が参照電圧よりも小さい場合に、受信機に入力された信号の振幅を減衰させずに出力する。また、振幅制限回路は、可変減衰回路から出力された信号の振幅を閾値電圧でクリップする。
すなわち、伝送路の伝送損失が小さい場合には、可変減衰回路を有効にして伝送路に印加されるノイズに対するSN比を改善し、伝送路の伝送損失が大きい場合には、可変減衰回路を無効にして通信可能なダイナミックレンジを拡大する。
そのため、伝送路に印加されるノイズに対するSN比を改善するとともに、ダイナミックレンジを拡大することができる伝送システムを得ることができる。
また、振幅制限回路、可変減衰回路および振幅制限回路は、全てアナログ回路で構成されるので、汎用LAN等の既存の伝送システムへの適用も、基板上の簡単な回路の追加により、容易に実現することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、参照電圧Vrefを所定の値として説明したが、通信可能な最小電圧レベルVTHに応じて参照電圧Vrefを可変設定してもよい。この実施の形態2では、参照電圧Vrefを任意の値に制御できる伝送システムについて説明する。
図5は、この発明の実施の形態2に係る伝送システムの受信機3Aを示す構成図である。
図5において、受信機3Aは、図1に示した受信機3に加えて、制御回路34と、減算回路35とを備えている。
制御回路34は、任意の参照電圧Vrefをアナログ信号で振幅比較回路31および減算回路35に出力する。振幅比較回路31は、入力信号の信号振幅Vinを1/G倍に減衰させ、減衰させた信号振幅Vin/Gと、制御回路34からアナログ信号で出力された参照電圧Vrefとを比較する。
制御回路34は、図示しないLSI(Large Scale Integration)とDA変換器341とを含んでおり、受信信号の信号振幅Vrcvを取り込んで、通信可能な最小電圧レベルVTHに応じて参照電圧Vrefを可変設定し、アナログ信号で出力する。なお、参照電圧Vrefは、手動で設定されてもよい。
減算回路35は、制御回路34からアナログ信号で出力された参照電圧Vrefから、振幅制限回路33における閾値電圧(所定の降下電圧)V1を減算し、減算した値(Vref−V1)を振幅制限回路33の出力側(可変減衰回路32と反対側)に出力する。これにより、受信信号の信号振幅Vrcvの最大値は、参照電圧Vrefでクリップされることとなる。
なお、その他の構成については、実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。
振幅比較回路31における参照電圧Vrefおよび振幅制限回路33における閾値電圧V1は、通信可能な最小電圧レベルVTHよりもやや高い値に設定される必要がある。
この発明の実施の形態2に係る伝送システムでは、制御回路34から出力される参照電圧Vrefを変化させることにより、振幅制限回路33でクリップされる受信信号の信号振幅Vrcvの最大値を、任意に制御することができる。そのため、通信可能な最小電圧レベルVTHが異なるインタフェース回路に対しても、振幅比較回路31における参照電圧Vrefを適切に設定することができる。
以上のように、実施の形態2によれば、制御回路は、任意の参照電圧をアナログ信号で出力し、減算回路は、制御回路が出力した参照電圧から振幅制限回路での降下電圧を減算し、減算した値を振幅制限回路の出力側に出力する。
これにより、通信可能な最小電圧レベルに応じて参照電圧を可変設定することができる。
なお、上記実施の形態1、2では、振幅制限回路33が、Back−to−Backで接続された2つのツェナーダイオードで構成されていると説明した。しかしながら、これに限定されず、振幅制限回路33は、図6に示すように、順降下電圧がVFのダイオードをn個直列に接続して構成されてもよい。
この場合も、上記実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
1 送信機、2 伝送路、3 受信機、11 送信アンプ(増幅回路)、31 振幅比較回路、32 可変減衰回路、33 振幅制限回路、34 制限回路、35 減算回路。

Claims (3)

  1. 伝送路を介して互いに接続された送信機と受信機との間で信号を伝送する伝送システムであって、
    前記送信機は、入力された信号の振幅を昇圧させる増幅回路を有し、
    前記受信機は、
    前記増幅回路から出力されて前記伝送路を介して入力された信号の振幅を減衰させ、減衰させた振幅と参照電圧とを比較する振幅比較回路と、
    前記減衰させた振幅の方が前記参照電圧よりも大きい場合に、前記受信機に入力された信号の振幅を減衰させて出力し、前記減衰させた振幅の方が前記参照電圧よりも小さい場合に、前記受信機に入力された信号の振幅を減衰させずに出力する可変減衰回路と、
    前記可変減衰回路から出力された信号の振幅を閾値電圧でクリップする振幅制限回路と、を有する
    ことを特徴とする伝送システム。
  2. 前記参照電圧と前記閾値電圧とは、同一の値に設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  3. 前記振幅制限回路は、所定の降下電圧のダイオード素子で構成され、
    前記受信機は、
    任意の前記参照電圧をアナログ信号で出力する制御回路と、
    前記制御回路が出力した前記参照電圧から前記降下電圧を減算し、減算した値を前記振幅制限回路の出力側に出力する減算回路と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
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