JPWO2011043050A1 - 超音波探傷検査の判定支援装置、判定支援方法、判定支援プログラム、及び該判定支援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

超音波探傷検査の判定支援装置、判定支援方法、判定支援プログラム、及び該判定支援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明に係る判定支援装置(20)は、第1の検査指標のデータに応じた第1平面画像を生成する第1画像生成部(21)と、第2の検査指標のデータに応じた第2平面画像を生成する第2画像生成部(22)と、第1及び第2平面画像を微分処理して第1及び第2微分画像を生成する微分処理部(23)と、第1及び第2微分画像を二値化処理して第1閾値以上の第1領域及び該閾値未満の第2領域からなる第1二値化画像、及び第2閾値以上の第3領域及び該閾値未満の第4領域からなる第2二値化画像を生成する二値化処理部(24)と、第1及び第2二値化画像に基づいて判定画像を生成する判定画像生成部(25)と、を備える。

Description

本発明は、超音波探傷装置が得た複数種の検査指標に関するデータに基づいて、複合材部品の良否判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷検査の判定支援装置及び判定支援方法に関する。また、コンピュータに該方法を実行させるための判定支援プログラム、及び該判定支援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
航空機体を構成する部品の材料の一つとしてFRP等の複合材が広く利用されている。また、複合材部品の内部欠陥を非破壊で検査して該部品の良否を判定するために、超音波探傷装置が広く利用されている(例えば特許文献1参照)。
超音波探傷装置を利用した探傷検査に際しては、探触子を複合材部品の表面に沿って走査しながら探触子より超音波を発生させる。超音波は複合材部品の内部を進み、複合材部品の底面又は内部の欠陥部位に到達するとそこで反射して探触子へと戻る。超音波探傷装置は、探触子での反射音波の受信に基づき、反射音波の強度や超音波の発生から受信までに要した音波の伝播時間(以下「TOF」という)等の複数種の検査指標に関するデータを獲得する。
判定支援装置は、これらデータに基づいて複合材部品の内部を可視化する判定画像を生成する。この判定画像には、例えば反射音波の強度に応じてグラデーション表示した平面画像(以下「C−AMP画像」という)や、TOFと音速より得られる反射源の深さに応じてグラデーション表示した平面画像(以下「C−TOF画像」という)等が含まれる。検査員は、これら複数の画像を参照しながら複合材部品にどの種類の内部欠陥がどの程度存在するのかを特定し、以って複合材部品の良否を判定する。
また、非特許文献1において、白黒濃淡画像で表したC−AMP画像とカラー画像で表したC−TOF画像を重ね合わせ、カラー濃淡画像の判定画像を生成することが発表されている。
特開2005−031061号公報
D. Lines, J. Skramstad, and R. Smith: "RAPID LOW-COST, FULL-WAVEFORM MAPPING AND ANALYSIS WITH ULTRASONIC ARRAYS", 16th WCNDT-World Conference on NDT (2004)
しかし、C−AMP画像及びC−TOF画像はグラデーション表示されているため、内部欠陥と思しきものが所定の階調で表示されている場合、その階調で表示される部分が欠陥部位であるか健全部位であるかを特定することが難しい。
また、複合材部品は金属部品と比べ、超音波探傷装置が得たデータから内部欠陥の存在を正確に特定することが難しいとされている。複合材部品の内部欠陥の種類には、例えば剥離(デラミネーション)、ボイド(空孔)、ポロシティ(空隙)、異物介在(インクルージョン)等があるが、ポロシティは一般に明確な欠陥からの反射信号が現れず、部品底面の反射音波の強度の減衰量に基づいて特定されるため、ポロシティをC−TOF画像を参照して特定することは難しい。他方、介在する異物の種類によって音波の反射強度が異なることから、音波の反射強度が低いタイプの異物が混入した場合はこれをC−AMP画像を参照して特定することが難しい。また、剥離やボイドはC−AMP画像とC−TOF画像の両方に現れる傾向があるため、2つの画像の同じ箇所に内部欠陥と思しきものが現れていることに基づいてその箇所に剥離又はボイドが生じていると推定することができる。
このような状況の下で行われる従来の良否判定の作業において、検査員は、グラデーション表示されたC−AMP画像とC−TOF画像を別個に目視で確認することを強いられている。よって、内部欠陥の見落とし等の誤検査を無くすには検査員に高い技量・熟練度が要求されることとなる。
また非特許文献1において発表された手法によって生成された判定画像を参照しても、欠陥種類の分類や欠陥を定量的に評価することは難しく、正確な良否判定を行うには検査員の熟達が必要となる。さらに、C−AMP画像とC−TOF画像に閾値を設けて2値化し、それらを組み合わせて判定画像を作成したとしても、部品形状やその他の要因により擬似欠陥が多数表示され、真の欠陥を見つけることが容易ではなかった。
そこで本発明は、複合材部品の超音波探傷検査に要する作業負荷を軽減し、且つ良否判定の作業を検査員の技量に左右されにくくすることを目的としている。
本発明は上記事情に鑑みてなされており、本発明に係る超音波探傷検査の判定支援装置は、超音波探傷装置が得た複数種の検査指標のデータに基づいて、複合材部品の良否判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷の判定支援装置であって、第1の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成する第1画像生成部と、第2の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第2平面画像を生成する第2画像生成部と、前記第1平面画像及び前記第2平面画像を微分処理し、微分値に応じてグラデーションを異ならせた第1微分画像及び第2微分画像を夫々生成する微分処理部と、前記第1微分画像及び前記第2微分画像を二値化処理し、第1閾値以上の第1領域及び該第1閾値未満の第2領域からなる第1二値化画像と、第2閾値以上の第3領域及び該第2閾値未満の第4領域からなる第2二値化画像とを夫々生成する二値化処理部と、前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像に基づいて前記判定画像を生成する判定画像生成部とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る超音波探傷検査の判定支援方法は、超音波探傷装置が得た複数種の検査指標のデータに基づいて、複合材部品の良否判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷の判定支援方法であって、第1の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成するステップと、第2の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第2平面画像を生成するステップと、前記第1平面画像及び前記第2平面画像を微分処理し、微分値に応じてグラデーションを異ならせた第1微分画像及び第2微分画像を夫々生成するステップと、前記第1微分画像及び前記第2微分画像を二値化処理し、第1閾値以上の第1領域及び該第1閾値未満の第2領域からなる第1二値化画像と、第2閾値以上の第3領域及び該第2閾値未満の第4領域からなる第2二値化画像とを夫々生成するステップと、前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像に基づいて前記判定画像を生成するステップとを有することを特徴としている。
本発明に係る超音波探傷検査の判定支援プログラムはコンピュータに上記方法を実行させるものである。本発明に係るコンピュータ読取可能な記録媒体は該判定支援プログラムを記録したものである。
このような装置、方法及びプログラムによると、第1二値化画像には、第1平面画像を参照して検知可能な内部欠陥のエッジが第1領域となって現れ、その他の部位が第2領域となって現れる。第2二値化画像にも同様にして内部欠陥のエッジが第3領域となって現れ、その他の部位が第4領域となって現れる。よって、二値化処理のための閾値を適切に設定することによって、検査員は複合材部品の欠陥部位と健全部位とを容易に特定することができるようになる。
また、前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像を重ね合わせることによって前記判定画像を生成し、前記判定画像のうち前記第1領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第1領域及び前記第4領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第4領域が重なる領域とが互いに識別可能となっていることが好ましい。これにより、第1及び第2二値化画像を重ね合わせてなる判定画像において、第1及び第2領域と第3及び第4領域との重なり合いの態様が識別可能となる。よって、第1平面画像及び第2平面画像の両方に現れる内部欠陥のエッジと、第1平面画像のみに現れる内部欠陥のエッジと、第2平面画像のみに現れる内部欠陥のエッジと、健全部の領域とを1つの判定画像で識別可能となる。
なお、一定板厚等の単純形状の部品においては、第1及び第2平面画像のいずれか一方を微分処理した後に二値化処理した画像と、第1及び第2平面画像のうちの他方をそのまま二値化処理した画像とを組み合わせることにより、有用な判定画像を得ることも可能となる。
また、複合材部品の内部欠陥のうちポロシティの程度を判定する判定画像を生成するに際しては、反射音波の信号強度のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成するステップと、前記第1平面画像における複合材部品の底面部位からの反射音波が得られない領域において、その領域周辺の複合材部品の板厚のデータに基づき、当該領域の板厚のデータを補間するステップと、前記領域において補間された板厚のデータと、複合材部品の底面部位からの反射音波の信号強度とポロシティの存在部位からの反射音波の信号強度との差とに基づいて、ポロシティの存在の程度を導出するステップと、を有することを特徴とする方法を用いると有用である。
以上のように本発明によれば、複合材部品の超音波探傷検査に要する作業負荷を軽減することができ、検査員の技量に左右されにくい良否判定を行わせることができる。本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
図1は、本発明の実施形態に係る超音波探傷装置の構成図である。 図2は、図1に示す超音波探傷装置を利用した探傷検査の概念図である。 図3は、図1に示すコンピュータの構成を示すブロック図である。 図4は、図3に示すコンピュータの構成を機能面から示すブロック図である。 図5は、図3に示すコンピュータに実行させる判定支援プログラムの手順を示すフローチャートである。 図6(a)は、図4に示す第1画像生成部により生成されるC−AMP画像を示す図であり、図6(b)は、図4に示す第2画像生成部により生成されるC−TOF画像を示す図である。 図7(a)は、図4に示す微分処理部により生成されるC−AMP微分画像を示す図、図7(b)は、図4に示す微分処理部により生成されるC−TOF微分画像を示す図である。 図8(a)は、図4に示す二値化処理部により生成されるC−AMP二値化画像を示す図、図8(b)は、図4に示す二値化処理部により生成されるC−TOF二値化画像を示す図である。 図9は、図4に示す判定画像生成部により生成される判定画像を示す図である。 図10は、図9に示す判定画像の表示態様と、内部欠陥の種類との関係を示す図である。 図11は、図4に示す第1画像生成部が行う端縁付近のデータを補正する処理の概念図である。 図12は、図3に示すメモリ領域に記憶される空隙率変換グラフである。 図13は、図3に示すメモリ領域に記憶される検査条件適用マップである。 図14は、空隙率の大小を表示するコンター図の一例である。
以下、これら添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1に示す超音波探傷装置1は、超音波の発生及び反射音波の受信を行う探触子2と、探触子2での反射音波の受信に基づいて検査用のデータを生成する処理部3と、画像を表示可能なディスプレイ4とを有している。探触子2は、発生用と受信用とで一体であっても別個であってもよい。処理部3は後述するようにコンピュータ5を構成する機能ブロックの一つである。
この超音波探傷装置1を用いて複合材部品50の探傷検査を行うときには、探触子2を複合材部品50の表面51に沿って走査する。探触子2は例えば表面51と平行な平面内で走査される。この走査中に、探触子2から複合材部品50の表面51側から底面52側に向かって超音波を発生させる(矢印UW参照)。発生した超音波は複合材部品50の内部を厚み方向に進んでいく。
図2に示すように、通常、超音波の進路上に欠陥が存在しなければ超音波は複合材部品50の底面52で反射する(矢印UW1参照)。進路上に内部欠陥53が存在していれば超音波はその欠陥部位で反射する(矢印UW2参照)。反射音波は再び複合材部品50の内部を表面51側に向かって厚み方向に進んでいき、探触子2(図1参照)で受信される。
図1に示すように、処理部3は、探触子2での受信に基づき、複数種の指標に関するデータを生成する。例えば反射音波の信号強度(振幅)のデータ、及び超音波の発生から反射音波の受信までに要したTOFのデータを探触子2の走査位置毎に生成する。
信号強度に関し、欠陥部位における反射音波の信号強度と、底面52における反射音波の信号強度とが異なる場合がある。よって、走査位置毎の信号強度のデータを参照すれば、走査領域内のどの位置に内部欠陥が存在するのかを検知することができる。他方、TOFに関し、欠陥部位では超音波が底面に到達する前に反射するため、健全部位に比べてTOFが短くなる。よって、走査位置毎のTOFのデータを参照すれば、走査領域内のどの位置に内部欠陥が存在するのかを検知することができる。また、TOFと音速とから超音波の進行距離を求めることができるため、内部欠陥が複合材部品50の厚み方向のどの位置に存在するのかを検知することもできる。
複合材の代表例であるFRPは板状の繊維層を積層接着してなり、その内部欠陥の種類としては剥離、ボイド、ポロシティ及び異物介在等がある。課題の項で前述したように、ポロシティはTOFのデータを参照してもその存在を発見することが難しく、反射音波の強度が低い異物介在は信号強度のデータを参照してもその存在を発見することが難しい。FRPの内部欠陥を正確に特定するのは煩雑であることから、本発明の実施形態においては、処理部3を有するコンピュータ5に、内部欠陥の種類及び程度の特定の容易化に資する判定画像を生成する判定支援装置20が含まれている。
図3に示すように、コンピュータ5はバス6を介して相互接続されたCPU7、ROM8、RAM9、入力インターフェース10、出力インターフェース11、及びドライバ12を有している。入力インターフェース10には探触子2が接続され、探触子2の反射音波の受信に基づく情報がコンピュータ5に入力され、適宜その情報がRAM9に記憶される。出力インターフェース11にはディスプレイ4が接続されており、CPU7によって生成された画像情報をコンピュータ5からディスプレイ4に出力可能となっている。ディスプレイ4はコンピュータ5からの画像情報を表示可能となっている。
ROM8及びRAM9にはCPU7に実行させるためのプログラムが記録される。このようなプログラムとして、例えば探触子2からの入力情報を適宜処理して反射音波の信号強度のデータやTOFのデータを走査位置毎に獲得するためのデータ生成プログラム、及びこれらデータに基づいて上記判定画像を生成するための判定支援プログラム等が挙げられる。
判定支援プログラムをコンピュータ5に提供するための手法は特に限定されない。判定支援プログラムは、インターネット等の電気通信回線(図示せず)を通じてコンピュータ5に提供されてもよく、このように提供されたプログラムが所定のインストールの手順を踏んでメモリ領域に記録されてもよい。また、コンピュータ5はドライバ12においてCDやDVD等の記録媒体15に記録されたプログラムを読取可能である。このため、記録媒体15に記録された判定支援プログラムを、所定のインストールの手順を踏んでメモリ領域に記録することもできる。
図4に示すように、コンピュータ5は、データ生成プログラム及び判定支援プログラムを夫々実行し得ることに基づいて、その機能ブロックとして処理部3及び判定支援装置20を有していると言える。また、判定支援装置20は、判定支援プログラムの手順の内容に基づいて、その機能ブロックとして第1画像生成部21、第2画像生成部22、微分処理部23、二値化処理部24、及び判定画像処理部25を有していると言える。つまり、これら機能ブロック21〜25の作用は、判定支援プログラムによって指示される各手順の内容と等価の関係にある。
以下、図5に示す判定支援プログラムが指示する手順(即ち本発明に係る判定支援方法)を説明する。まず、ステップS1において、コンピュータ5の第1画像生成部21が、処理部3によって生成された走査位置毎の反射音波の信号強度のデータに基づいて「C−AMP画像」を生成する。ステップS2において、第2画像生成部22が、処理部3によって生成された走査位置毎のTOFのデータに基づいて「C−TOF画像」を生成する。なお、ステップS1とステップS2の順序は特に限定されない。
図6(a),(b)に例示するように、C−AMP画像及びC−TOF画像は何れも探触子の走査範囲に対応した平面画像となっている。また、C−AMP画像及びC−TOF画像はグラデーションが付いている。なお、図6ではグラデーションの形態として黒−白グラデーションを適用する場合を例示するが、その他の形態(例えばスペクトルのグラデーション等)を適用してもよい。また、階調数も特には限定されない。
C−AMP画像は、各走査位置に対応する画素の夫々に対して反射音波の信号強度の値が小であるときほど濃色を割り当てるようにして生成され、これにより全体としてグラデーションが付いた平面画像となる。検査時のパラメータにもよるが、典型的に言って反射音波の信号強度は欠陥部位で反射したときのほうが底面で反射したときよりも大きくなるため、C−AMP画像を参照すると淡色が割り当てられた画素に対応する走査位置において何らかの内部欠陥が生じているものと推定される。他方、C−TOF画像は、各走査位置に対応する画素の夫々に対してTOFの値が小であるときほど濃色を割り当てるようにして生成され、これにより全体としてグラデーションが付いた平面画像が生成されるようになる。典型的に言ってTOFは欠陥部位で反射したときのほうが底面で反射したときよりも短くなるため、C−TOF画像を参照すると濃色が割り当てられた画素に対応する走査位置において何らかの内部欠陥が生じているものと推定される。
次に、ステップS3において、微分処理部23が、C−AMP画像を微分処理して「C−AMP微分画像」を生成し、C−TOF画像を微分処理して「C−TOF微分画像」を生成する。
図7(a),(b)に例示するように、C−AMP微分画像及びC−TOF微分画像はグラデーションが付いている。C−AMP微分画像及びC−TOF微分画像は何れも、隣接画素間のグラデーション変化が大であるほど濃色を割り当てるようにして生成され、これにより全体としてグラデーションが付いた平面画像となっている。よって、大略的には、C−AMP微分画像及びC−TOF微分画像においては、元の平面画像において淡色で塗られた領域、即ち内部欠陥が生じていると推定される領域のエッジが濃色で表示されることとなる。
次に、ステップS4において、二値化処理部24は、C−AMP微分画像を二値化処理して「C−AMP二値化画像」を生成し、C−TOF画像を二値化処理して「C−TOF二値化画像」を生成する。
図8(a),(b)に示すように、C−AMP二値化画像及びC−TOF二値化画像は、元の微分画像の各画素の階調が閾値以上であるか閾値未満であるかを区別し、閾値以上の画素と閾値未満の画素とを識別可能とするようにして生成され、これにより全体として二色からなる平面画像となる。よって、大略的にいって、C−AMP二値化画像及びC−TOF二値化画像においては、元の微分画像よりもエッジが鮮明に表示される。
次に、ステップS5において、判定画像処理部25が、C−AMP二値化画像とC−TOF二値化画像とを重ね合わせて判定画像を生成する。ここで、C−AMP二値化画像を構成する画素のうち閾値以上であると判定された画素を「第1画素」、閾値未満であると判定された画素を「第2画素」とし、C−TOF二値化画像を構成する画素のうち閾値以上であると判定された画素を「第3画素」、閾値未満であると判定された画素を「第4画素」とする。
図9に示すように、判定画像生成部25は、2つの二値化画像を重ね合わせて判定画像を生成するに際し、C−AMP二値化画像の第1画素とC−TOF二値化画像の第3画素とが重なり合う領域と、C−AMP二値化画像の第1画素とC−TOF二値化画像の第4画素とが重なり合う領域と、C−AMP二値化画像の第2画素とC−TOF二値化画像の第3画素とが重なり合う領域と、C−AMP二値化画像の第2画素とC−TOF二値化画像の第4画素とが重なり合う領域とを互いに識別可能にする。
「識別可能にする」とは、上記4つの領域を互いに異なる色で表示したり、互いに異なる模様で表示したりするなどして、判定画像をディスプレイ4上に表示したときに検査員が目視でこれら4つの領域を容易に見分けられるようにすることを意味する。
図10には、互いに識別可能に表示され得る4つの領域と、複合材部品50の内部欠陥の種類との対応関係が示されている。
第1及び第3画素が重なる領域では、2つの二値化画像の何れにおいても欠陥部位のエッジであると指示された領域同士が重なり合っている。よって検査員は、この第1及び第3画素が重なる領域を識別することにより、該領域の内側に内部欠陥のうち剥離、ボイド、及び異物介在であって反射音波の信号強度が大きい異物の介在が存在していることを容易に特定することができる。
第1及び第4画素が重なる領域では、C−AMP二値化画像において欠陥部位のエッジであると指示された領域と、C−TOF二値化画像において健全部位であると指示された領域とが重なり合っている。よって検査員は、この第1及び第4画素が重なる領域を識別することによって、該領域の内側に内部欠陥のうちポロシティが存在していることを容易に特定することができる。
第2及び第3画素が重なる領域では、C−AMP二値化画像において健全部位であると指示された領域と、C−TOF二値化画像において欠陥部位のエッジであると指示された領域とが重なり合っている。よって検査員は、この第2及び第3画素が重なる領域を識別することによって、該領域の内側に内部欠陥のうち異物介在であって反射音波の信号強度が小さい異物の介在が存在していることを容易に特定することができる。
第2及び第4画素が重なる領域では、2つの二値化画像の何れにおいても健全部位であると指示された領域同士が重なり合っている。よって検査員は、この第2及び第4画素が重なる領域を識別することにより、該領域が、上記3つの領域の内側の領域を形成していない限りにおいて、健全であることを容易に特定することができる。
このように本実施形態によると、内部欠陥の種類の特定を1枚の判定画像を用いて容易に行うことができるようになる。このため、内部欠陥の特定に要する時間を大幅に短縮することができ、超音波探傷検査の作業負荷を大幅に軽減することができる。また、判定画像は内部欠陥のエッジを表示するようになっている。このため、内部欠陥の平面積を容易に導出可能となり、内部欠陥の程度を種類毎に容易に特定することができる。このようなことから、複合材部品の超音波探傷検査に要する作業負荷を大幅に軽減することが可能となり、作業者の技量に左右されにくい良否判定が可能となる。
また、FRP等の複合材を航空機体の部品として用いる場合、その複合材部品の板厚は一様になっていないことが多い。このような複合材部品においては、板厚を滑らかに変化させるため、表面と底面とが非平行となっていることがある。このため、表面と平行面内で探触子を走査して超音波を表面の法線方向に発生させると、板厚が変化する部分では健全部位であっても、底面が表面に対して傾斜しているために反射音波の信号強度が弱くなってしまう。また、板厚が減少していくと、健全部位であってもTOFは短くなっていく。よって、従来のようにC−AMP画像及びC−TOF画像を参照して内部欠陥を特定する場合、反射音波の信号強度又はTOFに応じてなされた濃淡表示が板厚変化によって生じているのか内部欠陥の存在によって生じているのかを正確に判断しなければならない。
本実施形態では、C−AMP画像及びC−TOF画像の微分処理及び二値化処理を経て判定画像を生成している。このため、板厚が滑らかに変化している部分では、信号強度やTOFが緩やかに増減していくため、微分画像では淡色が割り当てられることとなる。二値化処理において、このような板厚変化に伴う信号強度やTOFの増減が内部欠陥の存在を指示する第1画素及び第3画素として抽出されないようにするべく適切な閾値を設定しておくことにより、二値化画像には内部欠陥のエッジのみが第1画素及び第3画素として抽出されるようにすることができる。従って、本実施形態においては、板厚が変化するような複合材部品を検査する場合においても、内部欠陥を正確に特定することができるようになる。
なお、板厚変化が小さい等、特定の形状の部品においては、微分前のC−TOFもしくはC−AMP画像を2値化した画像と、微分後に2値化した前記C−AMP二値化画像もしくはC−TOF二値化画像を組み合わせることにより、有用な判定画像を得ることも可能となる。
さらに、探触子2は複合材部品50の表面51に対向してこの表面51の端縁よりも更に僅かに大きい範囲で走査され、複合材部品50の端縁の外側領域においても超音波の発信及び受信を行っている。複合材部品50の外側領域と内側領域との間では反射音波の信号強度及びTOFの値に開きが出るため、単にC−AMP画像及びC−TOF画像を微分処理しただけでは、複合材部品50の端縁近傍が濃色で表現されてしまう。本実施形態の微分画像は前述のとおり、内部欠陥のエッジを鮮明に表示させるべく生成されるものであるものの、端縁近傍に内部欠陥があった場合にはこれを特定することが困難となる。他方、元の平面画像(即ちC−AMP画像及びC−TOF画像)においても、反射音波の信号強度及びTOFの値の変化に基づいて、複合材部品50の内側領域とその外側領域との境界線(即ち複合材部品の端縁)が表れる。
そこで、ステップS3として微分処理部23が実行する各微分画像の生成に際しては、元の平面画像を微分処理して生成した画像と、ステップS1において、新たに部品の有無を判定するために、表面の反射音波の信号のみを捕捉するゲートを設定し作成した平面画像を組み合わせ、元の平面画像において複合材部品の端縁として表された画素が淡色表示するように補正されることが好ましい。これにより、端縁であることに基づいて濃色で表示されていた画素が淡色となり、端縁近傍に存在していた内部欠陥のみが濃色で表示されるようになる。従って、この補正後の画像をC−AMP微分画像及びC−TOF微分画像として取り扱い、これら画像に基づいて判定画像を生成することにより、該判定画像を参照して端縁近傍の内部欠陥を正確に特定することができるようになる。
また、前述したようにC−AMP画像においても複合材部品50の内側領域と外側領域との境界線が表れるとしたが、実際には図11に示すように、端縁近傍では反射音波の信号強度が敏感に変化しないことがある。このため、C−AMP画像を参照して複合材部品50の端縁の位置を正確に特定することが困難となる場合がある。
そこで、ステップS2に先立って、微分処理部23が実行するC−AMP画像の微分処理に際しては、あらかじめ端縁を境界にして複合材部品50の内側領域と外側領域との間で反射音波の信号強度の値が敏感に変化するように端縁近傍の信号強度の値を補正することが好ましい。この補正方法は特に限定されず、内部領域側であって信号強度の値A′が変化し始める位置Aと、外部領域側であって信号強度の値B′が変化し始める位置Bとの中間位置Mを求め、位置Aから中間位置Mまでの信号強度の値を位置Aに対して内部領域側の信号強度の値A′と等しくなるように補正してもよい。このような補正を行った上でC−AMP画像を生成すると、複合材部品の端縁(本例では中間位置M)に起因する微分画像で濃色に表示される部分が減少し、微分画像の補正精度が向上する。
また、ステップS1として第1画像生成部21が実行するC−AMP画像の生成に際しては、底面52で反射する音波の信号強度を含む全体信号を捕捉するゲートだけでなく、表面51の近傍の分解能を上げるために表面の直下にゲートを設定してもよい。新たに追加したゲートにより生成された平面画像は、微分処理をせずに二値化処理のみを実施し、判定画像に反映させても良い。
このように多様に設定されたゲート毎に生成された平面画像を微分処理や二値化処理を行い、各画像を参酌することにより、端縁の位置が正確に特定可能であり、且つ表面及び底面近傍の内部欠陥が正確に抽出された判定画像を生成することが可能となる。
次に、ポロシティの程度を綿密に特定するための手順について説明する。前述したように、ポロシティはC−AMP二値化画像に表れ得るため、これに基づいて生成される判定画像を参照してポロシティの存在を特定可能である。
ポロシティの程度(以下「空隙率」という)の導出に際しては一般に、まず底面での反射音波の信号強度とポロシティの存在部位での反射音波の信号強度の差を求める。次に、板厚情報をC−TOF画像から取得する。そして、図12に示す空隙率変換グラフに従い、信号強度の差と複合材部品の板厚(又は層数)とに基づいて空隙率が導出される。
しかし、空隙率があるレベル以上になると底面からの反射音波を明確なものとして獲得することができず、当該部分の確実な板厚情報を得ることができなくなる。以下では、このような明確な底面からの反射音波を得ることができない部分を「無底面反射信号部」と呼ぶ。
そこで、無底面反射信号部の近傍の健全部から得られる板厚情報を基に、無底面反射信号部の板厚を補間して求めておき、この補間して求めた板厚情報と信号強度の差とに基づいて空隙率変換グラフに従って空隙率が導出される。このような補間処理を行うことによって空隙率レベルが高い場合であっても、正確にその空隙率を特定することができ、良否判定を精度よく行うことができるようになる。
また、前述したように航空機体に利用される複合材部品は板厚が変化する部分が存在することが多い。このような部分に無底面反射信号部が形成されているときには、補間後の底面が、周囲の底面と同様にして表面に対して傾斜していることが好ましい。これにより、板厚が変化する部分に無底面反射信号部が形成されたときであっても、正確に当該部分の空隙率を特定することができるようになる。
また、このような板厚が変化する部分においては底面が表面と非平行であるため、同じ厚さであったとしても表面と平行である場合と比べて反射信号の強度が弱くなる。このため、空隙率変換グラフは、このような底面が表面に対して傾斜している場合に対応可能とするため、複合材部品の底面の表面に対する傾斜度に応じて異なるものが利用されるようになっていることが好ましい。これにより、同一部品中に異なる構造や形状が存在していても、これに対応して正確に空隙率を求めることができるようになる。この部位毎に応じて設定される空隙率変換グラフにおいて、板厚及び信号差に関わらず空隙率を0と導出するグラフが含まれていても良い。このグラフを所定部位に適用することによって、該所定部位に対して空隙率の評価を行わないようにするマスクとして機能させることができる。これらの複数の変換グラフを部位毎に自動的に切り替えて適用するため、検査条件適用マップが用いられる(図13参照)。
また、特定の板厚による評価が必要な場合に対応できるよう、C−TOF画像から得られる板厚情報の代わりに、板厚のマップを予めメモリ領域に記憶させていてもよい。また、板厚マップは前記検査条件適用マップに含まれていてもよい。また、空隙率に応じて濃淡表示などを行った平面画像を生成してもよい。この平面画像においては空隙率の大小を図14に示すコンター図の如く表示させることができるようになる。また、このコンター図の如く表示した平面画像をC−AMP画像と重ね合わせてもよい。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態は上記構成に限られず本発明の範囲内で適宜変更可能である。
以上本発明によれば、複合材部品の内部欠陥の判定作業の負荷を軽減させることができ、作業者の技量に左右されにくい判定が可能となるという作用効果を奏し、航空機体に用いる複合材部品などの大型部品の超音波探傷検査に利用されると有益となる。
1 超音波探傷装置
5 コンピュータ
7 CPU
8 ROM
9 RAM
12 ドライバ
15 記録媒体
20 判定支援装置
21 第1画像生成部
22 第2画像生成部
23 微分処理部
24 二値化処理部
25 判定画像生成部

Claims (28)

  1. 超音波探傷装置が得た複数種の検査指標のデータに基づいて、複合材部品の良否判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷検査の判定支援装置であって、
    第1の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成する第1画像生成部と、
    第2の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第2平面画像を生成する第2画像生成部と、
    前記第1平面画像及び前記第2平面画像を微分処理し、微分値に応じて濃淡を異ならせた第1微分画像及び第2微分画像を夫々生成する微分処理部と、
    前記第1微分画像及び前記第2微分画像を二値化処理し、第1閾値以上の第1領域及び該第1閾値未満の第2領域からなる第1二値化画像と、第2閾値以上の第3領域及び該第2閾値未満の第4領域からなる第2二値化画像とを夫々生成する二値化処理部と、
    前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像に基づいて前記判定画像を生成する判定画像生成部とを備えることを特徴とする超音波探傷検査の判定支援装置。
  2. 前記判定画像生成部は前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像を重ね合わせることによって前記判定画像を生成し、
    前記判定画像のうち前記第1領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第1領域及び前記第4領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第4領域が重なる領域とを互いに識別可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  3. 前記第1画像生成部は、前記複合材部品の端部近傍における前記第1の検査指標のデータを敏感に変化させるように補正した上で、前記第1平面画像を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  4. 第3の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第3平面画像を生成する第3画像生成部と、
    前記第1微分画像と、前記第3平面画像とを重ね合わせることによって、前記第1微分画像から前記複合材部品の端部で生じる高微分値をキャンセルするようにして前記第1微分画像を補正する補正処理部を更に備え、
    前記二値化処理部は、補正された前記第1微分画像に基づいて前記第1二値化画像を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  5. 前記第1および第3の検査指標が反射音波の信号強度であり、前記第2の検査指標が超音波の伝播時間であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  6. 超音波探傷装置が得た複数種の検査指標のデータに基づいて、複合材部品の良否判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷検査の判定支援装置であって、
    第1の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成する第1画像生成部と、
    第2の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第2平面画像を生成する第2画像生成部と、
    前記第1平面画像及び前記第2平面画像のうちのいずれか一方を微分処理し、微分値に応じて濃淡を異ならせた微分画像を生成する微分処理部と、
    前記第1平面画像及び前記第2平面画像のうちの他方、及び前記微分画像を二値化処理し、第1閾値以上の第1領域及び該第1閾値未満の第2領域からなる第1二値化画像と、第2閾値以上の第3領域及び該第2閾値未満の第4領域からなる第2二値化画像とを夫々生成する二値化処理部と、
    前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像に基づいて前記判定画像を生成する判定画像生成部とを備えることを特徴とする超音波探傷検査の判定支援装置。
  7. 前記判定画像生成部は前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像を重ね合わせることによって前記判定画像を生成し、
    前記判定画像のうち前記第1領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第1領域及び前記第4領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第4領域が重なる領域とを互いに識別可能となっていることを特徴とする請求項6に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  8. 前記第1画像生成部は、前記複合材部品の端部近傍における前記第1の検査指標のデータを敏感に変化させるように補正した上で、前記第1平面画像を生成することを特徴とする請求項6又は7に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  9. 第3の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第3平面画像を生成する第3画像生成部と、
    前記第1微分画像と、前記第3平面画像とを重ね合わせることによって、前記第1微分画像から前記複合材部品の端部で生じる高微分値をキャンセルするようにして前記第1微分画像を補正する補正処理部を更に備え、
    前記二値化処理部は、補正された前記第1微分画像に基づいて前記第1二値化画像を生成することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  10. 前記第1および第3の検査指標が反射音波の信号強度であり、前記第2の検査指標が超音波の伝播時間であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  11. 超音波探傷装置が得た複数種の検査指標のデータに基づいて、複合材部品のポロシティ判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷検査の判定支援装置であって、
    反射音波の信号強度のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成する第1画像生成部と、
    前記第1平面画像における複合材部品の底面部位からの反射音波が明確に得られない領域において、その領域周辺の複合材部品の板厚のデータに基づき、当該領域の板厚のデータを補間する補間部と、
    前記領域において補間された板厚のデータと、複合材部品の底面部位からの反射音波の信号強度とポロシティの存在部位からの反射音波の信号強度との差とに基づいて、ポロシティの存在の程度を導出する導出部と、を備えることを特徴とする超音波探傷検査の判定支援装置。
  12. 前記導出部は、検査条件適用マップに従って該当する空隙率変換グラフを適用し、形状及びその他の条件を考慮した正しいポロシティを算出することを特徴とする請求項11に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  13. 前記第1平面画像と、前記算出された正しいポロシティ値に応じてコンター図の如く生成した平面画像とを重ね合わせて表示することを特徴とする請求項11に記載の超音波探傷検査の判定支援装置。
  14. 超音波探傷装置が得た複数種の検査指標のデータに基づいて、複合材部品の良否判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷検査の判定支援方法であって、
    第1の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成するステップと、
    第2の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第2平面画像を生成するステップと、
    前記第1平面画像及び前記第2平面画像を微分処理し、微分値に応じて濃淡を異ならせた第1微分画像及び第2微分画像を夫々生成するステップと、
    前記第1微分画像及び前記第2微分画像を二値化処理し、第1閾値以上の第1領域及び該第1閾値未満の第2領域からなる第1二値化画像と、第2閾値以上の第3領域及び該第2閾値未満の第4領域からなる第2二値化画像とを夫々生成するステップと、
    前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像に基づいて前記判定画像を生成するステップとを有することを特徴とする超音波探傷検査の判定支援方法。
  15. 前記判定画像を生成するステップにおいて、前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像を重ね合わせることによって前記判定画像を生成し、
    前記判定画像のうち前記第1領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第1領域及び前記第4領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第4領域が重なる領域とを互いに識別可能となっていることを特徴とする請求項14に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  16. 前記第1平面画像を生成するステップにおいて、前記複合材部品の端部近傍における前記第1の検査指標のデータを敏感に変化させるように補正した上で、前記第1平面画像を生成することを特徴とする請求項14又は15に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  17. 前記第1微分画像及び第2微分画像を生成するステップには、
    第3の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第3平面画像を生成するステップと、
    前記第1微分画像と前記第3平面画像とを重ね合わせることによって、前記第1微分画像から前記複合材部品の端部で生じる高微分値をキャンセルするようにして前記第1微分画像を補正するステップが含まれ、
    前記第1二値化画像及び第2二値化画像を生成するステップにおいて、補正された前記第1微分画像に基づいて前記第1二値化画像を生成することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  18. 前記第1および第3の検査指標が反射音波の信号強度であり、前記第2の検査指標が超音波の伝播時間であることを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  19. 超音波探傷装置が得た複数種の検査指標のデータに基づいて、複合材部品の良否判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷検査の判定支援方法であって、
    第1の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成するステップと、
    第2の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第2平面画像を生成するステップと、
    前記第1平面画像及び前記第2平面画像のうちのいずれか一方を微分処理し、微分値に応じて濃淡を異ならせた微分画像を生成するステップと、
    前記第1平面画像及び前記第2平面画像のうちの他方、及び前記微分画像を二値化処理し、第1閾値以上の第1領域及び該第1閾値未満の第2領域からなる第1二値化画像と、第2閾値以上の第3領域及び該第2閾値未満の第4領域からなる第2二値化画像とを夫々生成するステップと、
    前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像に基づいて前記判定画像を生成するステップとを有することを特徴とする超音波探傷検査の判定支援方法。
  20. 前記判定画像を生成するステップにおいて、前記第1二値化画像及び前記第2二値化画像を重ね合わせることによって前記判定画像を生成し、
    前記判定画像のうち前記第1領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第1領域及び前記第4領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第3領域が重なる領域と、前記第2領域及び前記第4領域が重なる領域とを互いに識別可能となっていることを特徴とする請求項19に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  21. 前記第1平面画像を生成するステップにおいて、前記複合材部品の端部近傍における前記第1の検査指標のデータを敏感に変化させるように補正した上で、前記第1平面画像を生成することを特徴とする請求項19又は20に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  22. 前記第1微分画像及び第2微分画像を生成するステップには、
    第3の検査指標のデータに応じてグラデーションを異ならせた第3平面画像を生成するステップと、
    前記第1微分画像と前記第3平面画像とを重ね合わせることによって、前記第1微分画像から前記複合材部品の端部で生じる高微分値をキャンセルするようにして前記第1微分画像を補正するステップが含まれ、
    前記第1二値化画像及び第2二値化画像を生成するステップにおいて、補正された前記第1微分画像に基づいて前記第1二値化画像を生成することを特徴とする請求項19乃至21のいずれか1項に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  23. 前記第1および第3の検査指標が反射音波の信号強度であり、前記第2の検査指標が超音波の伝播時間であることを特徴とする請求項19乃至22のいずれか1項に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  24. 超音波探傷装置が得た複数種の検査指標のデータに基づいて、複合材部品のポロシティ判定に用いるための判定画像を生成する超音波探傷検査の判定支援方法であって、
    反射音波の信号強度のデータに応じてグラデーションを異ならせた第1平面画像を生成するステップと、
    前記第1平面画像における複合材部品の底面部位からの反射音波が明確に得られない領域において、その領域周辺の複合材部品の板厚のデータに基づき、当該領域の板厚のデータを補間するステップと、
    前記領域において補間された板厚のデータと、複合材部品の底面部位からの反射音波の信号強度とポロシティの存在部位からの反射音波の信号強度との差とに基づいて、ポロシティの存在の程度を導出するステップと、
    を有することを特徴とする超音波探傷検査の判定支援方法。
  25. 前記導出するステップにおいて、検査条件適用マップに従って該当する空隙率変換グラフを適用し、形状及びその他の条件を考慮した正しいポロシティを算出することを特徴とする請求項24に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  26. 前記第1平面画像と、前記算出された正しいポロシティ値に応じてコンター図の如く生成した平面画像とを重ね合わせて表示するステップを更に有することを特徴とする請求項25に記載の超音波探傷検査の判定支援方法。
  27. コンピュータに請求項14乃至26のいずれか1項に記載の方法を実行させるための超音波探傷検査の判定支援プログラム。
  28. 請求項27に記載の超音波探傷検査の判定支援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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