JPWO2011024601A1 - 製びん機のテイクアウトトングの構造およびテイクアウト機構 - Google Patents

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Abstract

成形後のびん1の口部10を把持するための開閉可能な左右一対の把持部20L,20Rを備えた製びん機のテイクアウトトングであり、把持部20L,20Rの少なくとも一方の上方位置に、びん1の口部10を上方より覆うことが可能なカバー体7が配設されている。びん1の口部10がテイクアウトトングの把持部20L,20Rにより把持されている場合には、製びん機からの油やその他の異物等が口部10の開口よりびんの内部へ入り易い状態にあるが、カバー体7により口部10の全体が上方より覆われることによって、異物等がびん1の内部に入るのを防ぐことができる。

Description

この発明は、細口びん、軽量細口びんなどのびんを製造する製びん機において、成形後のびんの口部を把持して前記びんを型より搬出するための開閉可能な左右一対の把持部を備えたテイクアウトトングに関し、特に、この発明は、成形後のびんの口部より製びん機からの油やその他異物等が入り込まないようにしたテイクアウトトングの構造と、そのテイクアウトトングが用いられたテイクアウト機構とに関する。
ガラスびんの製造に用いられる典型的な製びん機は、粗型装置と仕上型装置とを含む複数のセクションにおいて、粗型工程と仕上型工程とを順次実施して、次々にガラスびんを成形するものである。ガラスびんの製造方法として、プレス&ブロー方式、ブロー&ブロー方式、ナロー・ネック・プレス&ブロー方式が知られており、いずれの方式も、粗型内に投入された溶融ガラスの塊(以下「ゴブ」という。)よりパリソンを成形した後、このパリソンを仕上型へ移し、仕上型内でパリソンに空気を吹き込んでびんを成形する。
軽量細口びんの成形に適用されるナロー・ネック・プレス&ブロー方式によるガラスびんの成形手順は、例えば、下記の特許文献1に記載されている。図10は、このナロー・ネック・プレス&ブロー方式によるガラスびんの成形手順を示す。
まず、ゴブGが粗型11内に受け入れられると(図10(1))、バッフル12が降りてプランジャ13が上昇を開始し、ゴブGが型内で加圧される(図10(2))。この加圧によって粗型11内にガラスが行き渡り、口型14と粗型11に沿った形のパリソンPが成形される(図10(3))。
パリソンPが成形されると、粗型11が開き、パリソンPは口型14で支えられた状態でインバート装置15により上下反転させられて仕上型16へ移される(図10(4))。パリソンPは粗型11に接していた表面が硬化しているが、パリソンPの内部が高温であるため、数秒経過する間にパリソンPの内部の温度が伝わって表面の硬化層が軟化する(図10(5))。
仕上型16にブローヘッド17がセットされると、パリソンPの内部に圧搾空気が吹き込まれ、仕上型16および底型18によりパリソンPがびん1に成形される(図10(6))。びんの成形が完了すると、ブローヘッド17が退いて仕上型16が開放された後、びん1はその口部10がテイクアウトトング2の左右一対の把持部20L,20Rに把持され、宙づり状態でデッドプレート3の上方位置まで移送される(図10(7)(8))。デッドプレート3の上方には、デッドプレート3に開設された孔より冷却空気が導出され、この冷却空気に触れてびん1の底が冷却される。びん1の底の形状が安定するまで冷却されると、テイクアウトトング2の把持部20L,20Rが開き、びん1はデッドプレート3上に載置される(図10(9))。デッドプレート3上のびん1は図示しないプッシャによりコンベヤ30上へ押し出され、コンベヤ30に乗って徐冷工程へ運ばれる(図10(10))。
特開2008−137679号公報
成形後のびん1を仕上型16からデッドプレート3上へ搬出する際、びん1はその口部10がテイクアウトトング2の把持部20L,20Rに把持された宙づり状態にあるので、製びん機からの油やその他異物等が口部10の開口からびん1の内部に入り込むおそれがある。特に、デッドプレート3の上方へ冷却空気が導出されており、異物等が空気中に散乱しているので、びん1の口部10の開口からびん1の内部に異物等が入り易い状態にある。異物等がびん1の内部に入ると、びんの内面に付着し、びんの品質を低下させたり不良びんを生じさせたりする。
この発明は、上記の問題に着目してなされたもので、びんの口部がテイクアウトトングの把持部に把持された状態のときに、製びん機からの油やその他異物等がびんの口部からびんの内部に極力入り込まないようにした製びん機のテイクアウトトングの構造と、そのテイクアウトトングが用いられたテイクアウト機構とを提供することを目的とする。
この発明による製びん機のテイクアウトトングは、成形後のびんの口部を把持するための開閉可能な左右一対の把持部を備えたもので、少なくとも一方の把持部の上方位置に、びんの口部の全体を上方より覆うことが可能なカバー体が配設された構造のものである。
びんの口部がテイクアウトトングの把持部に把持された状態では、口部の開口より製びん機からの油やその他の異物等が入り易くなっているが、把持部の上方位置に配設されたカバー体により口部の全体が上方より覆われるので、口部の開口より異物等が入り込むのが極力阻止される。
この発明の上記した構成において、「カバー体」は、通常は、一方の把持部の上方位置に1個配設されるが、これに限らず、両方の把持部の上方位置に個々にカバー体が配設される構造を採択することもできる。前者の構成では、1個のカバー体が他方の把持部の上方まで突き出てびんの口部の全体を上方より覆うことになるが、後者の構成では、個々のカバー体が組み合わさってびんの口部全体を上方より覆うことになる。
上記の「カバー体」は、びんの口部の全体を上方より覆うことが可能な構成のものであれば、その大きさや形状は問わないが、好ましい実施態様のカバー体は、皿状のプレートであり、外周縁が上面に対して鈍角をなす角度で上方へ折り曲げられている。カバー体はステンレスのような金属板により製作されるのが望ましいが、強度、耐熱性、耐久性などを有するものであれば、合成樹脂板などを用いることもできる。
この実施態様によると、カバー体は皿状であって、外周縁が上面に対して鈍角をなす角度で上方へ折り曲げられた形態になっているから、把持部が開いてカバー体が傾いても、カバー体の上面に堆積した異物等が外周縁からこぼれ落ちることがない。また、外周縁の上面に対する角度は鈍角に設定されているので、デッドプレートの下方からの冷却空気がカバー体に作用しても、冷却空気はカバー体の外方へ導かれるもので、冷却空気がカバー体上に巻き込まれてカバー体上に堆積した異物等を散逸させることがない。
この発明のさらに好ましい実施態様においては、前記左右の把持部は、開閉駆動機構に連繋される連結アームの下端部に設けられ、連結アームの内側の把持部の上方位置に、前記カバー体が連結アームに対して直角に取り付けられている。
この実施態様によると、開閉駆動機構が左右の把持部を閉じて、各把持部にびんの口部を把持させたとき、さらには、開閉駆動機構が左右の把持部を開き、口部が把持されていたびんが解放されたとき、カバー体はびんの上方に位置して口部の開口を覆う。
この発明による製びん機のテイクアウト機構は、成形後のびんを型より搬出するためのもので、成形後のびんの口部を把持するための開閉可能な左右一対の把持部を備えたテイクアウトトングと、そのテイクアウトトングを開閉動作させる開閉駆動機構とを有している。前記テイクアウトトングは、少なくとも一方の把持部の上方位置に、びんの口部の全体を上方より覆うことが可能なカバー体が配設されて成るものである。
開閉駆動機構がテイクアウトトングを閉動作させると、テイクアウトトングの左右の把持部が閉じ、びんの口部を把持する。開閉駆動機構がテイクアウトトングを開動作させると、テイクアウトトングの左右の把持部が開き、左右の把持部により口部が把持されていたびんが解放される。びんの口部がテイクアウトトングの把持部に把持される状態では、口部の開口より製びん機からの油やその他異物等が入り易い状態になっているが、把持部の上方位置に配設されたカバー体により口部の全体が上方より覆われるので、口部の開口より異物等が入り込むのが極力阻止される。
この発明によると、びんの口部がテイクアウトトングの左右の把持部に把持される状態のときに、把持部の上方位置に設けられたカバー体により口部の全体が上方より覆われるので、製びん機からの油やその他異物等が口部の開口よりびんの内部に入り込むのが極力阻止される。その結果、口部の開口から入った異物等がびんの内面に付着するのが防止され、びんの品質を低下させたり不良びんを生じさせたりするおそれがない。
この発明の一実施例であるテイクアウト機構の構成を示す正面図である。 図1の実施例の側面図である。 開いた状態のテイクアウトトングを示す正面図である。 テイクアウトトングの一方の把持部と連結アームを示す内側面図である。 テイクアウトトングの一方の把持部と連結アームを示す外側面図である。 テイクアウトトングの他方の把持部と連結アームを示す内側面図である。 カバー体の展開した状態の平面図である。 カバー体の長さ方向に沿う断面図である。 カバー体の幅方向に沿う断面図である。 びんの成形手順を示す説明図である。
図1および図2は、この発明の一実施例である製びん機のテイクアウト機構の構成を示している。図示例のテイクアウト機構は、同時に成形された2個のびん1,1を個々の仕上型より搬出して図示しないデッドプレート上へ移送させるもので、びん1の口部10を把持する左右一対の把持部20L,20Rをそれぞれ備えた2個のテイクアウトトング2A,2Bと、各テイクアウトトング2A,2Bの把持部20L,20Rを一斉に開閉動作させる開閉駆動機構4とを有している。なお、把持部20L,20Rにより口部10が把持されたびん1は宙吊り状態にあり、その姿勢のまま図示しない移送機構によって仕上型からデッドプレート上まで移送される。
開閉駆動機構4は、この実施例のものでは、エアシリンダにより押し下げられる1本の主軸40と、主軸40と連動して一体に下降動作する2本の駆動軸41A,41Bと、各駆動軸41A,41Bにそれぞれ連なる一対のリンク機構5A,5Bと、上記の主軸40、駆動軸41A,41B、リンク機構5A,5Bを復帰動作させる復帰バネ42A,42Bとを含んでおり、復帰バネ42A,42Bのバネ力によってびん1が把持される。なお、開閉駆動機構4は、同様の動作が得られるものであれば、この実施例の構造のものに限定されるものではない。
各リンク機構5A,5Bは、対応する駆動軸(リンク機構5Aには駆動軸41Aが対応し、リンク機構5Bには駆動軸41Bが対応する。)の下端が連結される水平ピン50と、水平ピン50に上端が連結される2本のリンク51,52と、各リンク51,52の下端に上端がピン53,54を介して連結される2本のアーム55,56とを含んでいる。各アーム55,56は長さ中央部で交叉し、その交叉部分が水平な支え軸57により支持されている。支え軸57の両端部はフレーム58に支持されている。
各駆動軸41A,41Bが下降すると、各リンク機構5A,5Bのリンク51,52が拡開動作し、これに連動して各アーム55,56が矢印pで示す方向へ開動作する。図3は各アーム55,56が開動作したときの状態を示し、各テイクアウトトング2A,2Bの左右の把持部20L,20Rは開いている。
一方、各駆動軸41A,41Bが復帰バネ42A,42Bのバネ圧を受けて上昇すると、各リンク機構5A,5Bのリンク51,52が縮小動作し、これに連動して各アーム55,56が矢印qで示す方向へ閉動作する。図1は各アーム55,56が閉動作したときの状態を示し、各テイクアウトトング2A,2Bの左右の把持部20L,20Rは閉じている。
各テイクアウトトング2A,2Bは、内外への開閉動作が可能な左右一対の把持部20L,20Rを有する。同時に成形された2個のびん1,1の口部10は、それぞれテイクアウトトング2A,2Bの各把持部20L,20Rにより把持されて各仕上型より搬出される。なお、以下の説明では、一方のテイクアウトトング2Aについての構成を説明するが、他方のテイクアウトトング2Bの構成も同様であり、ここでは説明を省略する。
テイクアウトトング2Aは、左右の把持部20L,20Rと一体の左右一対の連結アーム21L,21Rを有している。各連結アーム21L,21Rは上端部が前記リンク機構5Aの左右のアーム55,56の下端部に連結ボルト22によりそれぞれ連結保持されている。
各連結アーム21L,21Rは、一定の厚みを有する金属製の板状体であり、図4〜図6に示すように、上端部に連結ボルト22を通すU字状の切欠23が、長さ中央部に後述するカバー体7を固定するための固定ボルト24を通す長孔25が、それぞれ形成されている。各連結アーム21L,21Rの下端部には、それぞれ、2つ割り構造のカーボン製のチップ60を収容して取り換え可能に保持するホルダー6が一体形成されている。各ホルダー6,6とチップ60,60とで把持部20L,20Rが構成される。
各チップ60の内周面は、びんの口部の外周面の半周形状に対応させた形状に形成されており、成形するびんが変更になれば、変更になったびんの口部の外周面の半周形状に対応した内周面の形状のチップ60に交換される。
各ホルダー6は、チップ60の外周面を覆う周壁部61と、チップ60の上下各面に沿う上壁部62および下壁部63とを有し、内側は半周にわたる開放部64となっている。各ホルダー6にそれぞれ収容されるチップ60は、開放部64より内周面を臨ませた状態で、ホルダー6の上下各壁62,63とチップ60とを上下に貫通する取付軸65,65およびナット66,66により固定される。各取付軸65は下端に頭部65aを有するネジ軸により構成されている。
一方の連結アーム21Rの把持部20Rの上方位置には、把持されたびん1の口部10の全体を上方より覆うことが可能な大きさのカバー体7が取付け固定されている。この実施例のカバー体7は、ステンレス製の皿状のプレートにより構成されている。
図7は、このカバー体7を形成するための矩形状のステンレス板を示すもので、四隅が切り欠かれ、板面の適所に前記取付軸65,65を通す2個の丸孔71,71と、固定ボルト24を通す1個の丸孔72と、連結アーム21Rを挿通させる矩形孔73とが開設されている。このステンレス板の4辺のうち、3辺の外周縁を上面に対して鈍角をなす角度で上方へ折り曲げることにより外拡きの折曲縁74,75,76が形成されている。残り1辺の外周縁は下方へ直角に折り曲げることで、固定片77が形成されている。
上記のカバー体7は、連結アーム21Rの内側へ突き出るようにホルダー6の上方位置に連結アーム21Rの長さ方向に対して直角に取り付けられている。左右の連結アーム21L,21Rは、把持部20L,20Rが閉じた状態のとき、鉛直方向に沿って互いに平行となるので、カバー体7は水平な姿勢となる。この閉じた状態のとき、カバー体7はびん1の口部10の天面を非接触の状態で覆っており、カバー体7の先端縁は対向する連結アーム21Lの近くまで達している。
カバー体7の矩形孔73に連結アーム21Rを通し、カバー体7の固定片77に位置する丸孔72と連結アーム21Rの長孔25とに固定ボルト24を一連に通してナット26で締め付けるとともに、カバー体7の丸孔71,71に取付軸65,65の上端部を通し、円筒状のスペーサ67,67を介在させてナット66,66で締め付けることにより、カバー体7は連結アーム21Rに安定状態で取り付けられる。
取付軸65,65上のカバー体7とホルダー6との間に介挿される前記スペーサ67,67の長さによってホルダー6に対するカバー体7の取付位置が決まるので、成形されるびん1に応じて、最適な長さのスペーサ67,67に交換して用いる。なお、取付軸65、スペーサ67、およびナット66は、ホルダー6を固定する手段とチップ60を固定する手段の両方を兼ねている。
上記したテイクアウト機構の構成によると、びん1の口部10がテイクアウトトング2の把持部20L,20Rに把持された状態では、びん1の口部10の開口が上を向いて製びん機からの油やその他異物等が口部10からびん1の内部へ入り易くなっているが、把持部20L,20Rの上方に位置するカバー体7により口部10の全体が上方より覆われているので、口部10の開口よりびん1の内部へ異物等が入り込むのが極力阻止される。また、この実施例では、左右の把持部20L,20Rが開き、口部10が把持されていたびん1が解放されたときも、カバー体7はびん1の上方に位置し、口部10の開口が上方より覆われているので、同様に、口部10からの異物等の侵入が阻止される。
また、この実施例では、カバー体7は皿状で、強度があり、外周縁が上方へ折り曲げられているので、把持部20L,20Rが開いてカバー体7が傾いても、カバー体7の上面に溜まった異物等が外周縁からこぼれ落ちることはない。また、折曲縁74,75,76の上面に対する角度は鈍角に設定されているので、デッドプレート3の孔を通過した冷却空気がカバー体7に作用しても、冷却空気はカバー体7の外方へ導かれ、カバー体7の上方に冷却空気が巻き込まれてカバー体7上に溜まった異物等を散逸させることがない。
1 びん
10 口部
2 テイクアウトトング
4 開閉駆動機構
20L,20R 把持部
21L,21R 連結アーム

Claims (4)

  1. 成形後のびんの口部を把持するための開閉可能な左右一対の把持部を備えた製びん機のテイクアウトトングにおいて、少なくとも一方の把持部の上方位置に、びんの口部の全体を上方より覆うことが可能なカバー体が配設されて成る製びん機のテイクアウトトングの構造。
  2. 前記カバー体は、皿状のプレートであり、外周縁が上面に対して鈍角をなす角度で上方へ折り曲げられている請求項1に記載された製びん機のテイクアウトトングの構造。
  3. 前記左右の把持部は、開閉駆動機構に連繋される連結アームの下端部に設けられ、連結アームの内側の把持部の上方位置に、前記カバー体が連結アームに対して直角に取り付けられている請求項1または2に記載された製びん機のテイクアウトトングの構造。
  4. 成形後のびんを型より搬出するための製びん機のテイクアウト機構において、成形後のびんの口部を把持するための開閉可能な左右一対の把持部を備えたテイクアウトトングと、テイクアウトトングを開閉動作させる開閉駆動機構とを有し、前記テイクアウトトングは、少なくとも一方の把持部の上方位置に、びんの口部の全体を上方より覆うことが可能なカバー体が配設されて成る製びん機のテイクアウト機構。
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