JP5771164B2 - びんのテイクアウト機構 - Google Patents

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Description

この発明は、びんを製造する製びん機において、成形後のびんを掴んで型より搬出するのに用いられるびんのテイクアウト機構に関する。
ガラスびんの製造に用いられる製びん機は、複数のセクションにおいて粗型工程と仕上型工程とが順次実施されて、次々にガラスびんを成形するものである。例えば、軽量細口びんなどの成形に適用されるナロー・ネック・プレス&ブロー方式では、図4に示す成形手順を経てガラスびん1が成形される。
まず、ゴブGが粗型9内に受け入れられると(図4(1))、バッフル90が降りてプランジャ91が上昇を開始し、ゴブGが型内で加圧される(図4(2))。この加圧によって粗型9内にガラスが行きわたり、口型92と粗型9に沿った形状のパリソンPが成形される(図4(3))。パリソンPが成形されると、粗型9が開き、パリソンPは口型92で支えられた状態でインバート装置93により上下反転させられて仕上型94へ移される(図4(4))。パリソンPは粗型9に接していた表面が硬化しているが、パリソンPの内部が高温であるため、数秒経過する間にパリソンPの内部の温度が伝わって表面の硬化層が軟化する(図4(5))。仕上型94にブローヘッド95がセットされると、パリソンPの内部に圧縮空気が吹き込まれ、仕上型94および底型96によりパリソンPがびん1に成形される(図4(6))。
びん1の成形が完了すると、ブローヘッド95が退いて仕上型94が開放された後、びん1はその口部10がテイクアウトトング2の左右一対の把持部20A,20Bに掴まれ、宙づり状態でデッドプレート97の上方位置まで移送される(図4(7)(8))。デッドプレート97の上方には、デッドプレート97に開設された孔より冷却空気が導出され、この冷却空気に触れてびん1の底が冷却される。びん1の底の形状が安定されるまで冷却されると、テイクアウトトング2の把持部20A,20Bが開き、びん1はデッドプレート97上に載置される(図4(9))。デッドプレート97上のびん1は図示しないプッシャによりコンベヤ98上へ押し出され、コンベヤ98に乗って徐冷工程へ運ばれる(図4(10))。
テイクアウトトング2は、図5に示されるように、びん1の口部10を掴む左右一対の把持部20A,20Bを備え、各把持部20A,20Bを開閉駆動機構3により開閉動作させるものである。開閉駆動機構3は、主軸30を介して図示しないエアシリンダのピストンロッドと連動して往復動する駆動軸31と、駆動軸31に連なるリンク機構32と、駆動軸31およびリンク機構32を復帰動作させる復帰バネ33とを含むもので、前記エアシリンダに供給された圧力空気によりピストンが押し下げられるとき、そのピストンに掛かる空気圧に応じた圧力が各把持部20A,20Bに伝わってびん1が掴まれる(例えば、特許文献1参照)。
WO2011/024601号公報
前記テイクアウトトング2の各把持部20A,20Bを閉動作させてびん1を掴むための圧力は、エアシリンダの空気圧回路に設けられたニードル弁などで圧力空気の流量を制御するなどして調整可能であるが、各把持部20A,20Bに強い圧力を作用させると、各把持部20A,20Bが閉じてびん1を掴んだときの衝撃でびん1にびりが発生し、不良品を発生させるおそれがある。一方、各把持部20A,20Bに弱い圧力を作用させると、びん1への衝撃は小さくなるが、びん1を掴む力が不十分であるため、掴み不良が生じ、びん1がテイクアウトトング2より脱落してトラブル発生の要因となる。
この発明は、上記の問題に着目してなされたもので、びんを強く掴むことが可能であって、しかも、びんを掴んだときの衝撃が小さくなるように、各把持部の動作を制御することにより、びりによる不良品の発生と掴み不良によるトラブルの発生とをともに防止したびんのテイクアウト機構を提供することを目的とする。
この発明によるびんのテイクアウト機構は、成形後のびんを設定された圧力で掴んで型より搬出するための左右一対の把持部を備えたテイクアウトトングと、テイクアウトトングの各把持部を駆動軸の往復動に連動させて開閉動作させる開閉駆動機構と、前記駆動軸を往復動させる往復動機構と、往復動機構の動作を制御する制御装置とから成る。前記往復動機構は、前記駆動軸をピストンロッドにより往復動させるエアシリンダと、圧力空気発生源よりエアシリンダへ圧力空気を供給してテイクアウトトングの各把持部が閉じる方向へ駆動軸を往動させるとともに、エアシリンダより圧力空気を排出させてテイクアウトトングの各把持部が開く方向へ駆動軸を復動させる空気圧回路とを含む。前記空気圧回路は、エアシリンダへ圧力空気を供給するための主回路に、エアシリンダへ圧力空気を追加して供給するための補助回路が逆止め弁を介して連通されている。前記制御装置は、各把持部が開いた状態から閉じた状態へ移行してびんを設定された圧力より小さい圧力で掴むように前記主回路によって圧力空気をエアシリンダへ供給するステップと、各把持部がびんを設定された圧力で掴む状態へ移行するように圧力空気を前記補助回路から主回路へ追加供給するステップとを順次実行させて、エアシリンダのピストンロッドを往動させる。
上記した構成のびんのテイクアウト機構によりびんを設定された圧力で型より搬出するとき、圧力空気発生源よりエアシリンダへ圧力空気を供給してピストンロッドを往動させる。開閉駆動機構の駆動軸はピストンロッドに連動してテイクアウトトングの各把持部が閉じる方向へ往動するもので、各把持部が開いた状態から閉じた状態へ移行してびんを掴む。この把持部の閉動作において、制御装置は、まず、各把持部が開いた状態から閉じた状態へ移行してびんを設定された圧力(以下「設定値」という。)より小さい圧力で掴むように主回路によって圧力空気をエアシリンダへ供給するので、各把持部が閉じてびんを掴んだときの衝撃は小さく、びんにびりを発生させない。つぎに制御装置は、各把持部がびんを設定値の圧力で掴む状態へ移行するように補助回路によって圧力空気を主回路へ供給するので、びんは各把持部により強く掴まれ、掴み不良が生じることがなく、びんがテイクアウトトングより脱落することがない。なお、掴んだびんを離すときは、エアシリンダ内の圧力空気を排出させてテイクアウトトングの各把持部に作用する圧力を解除する。
この発明の好ましい一実施態様においては、前記エアシリンダは、単動シリンダにより構成されており、ひとつのシリンダ室へ圧力空気が導入されることによりピストンロッドが往動し、前記シリンダ室より圧力空気が排出されることによりエアシリンダに組み込まれた復帰バネのバネ圧でピストンロッドが復動する。なお、エアシリンダは単動シリンダに限らず、複動シリンダを用いることもできる。
この発明の他の好ましい一実施態様においては、前記空気圧回路の主回路は、エアシリンダへの圧力空気の供給と供給停止の各動作を切り換える方向切換弁と、びんを設定された圧力より小さい圧力で掴むように圧力空気の流量を調整するスピードコントローラとを含み、補助回路は、びんを設定された圧力で掴む状態へ移行するように圧力空気の圧力を調整するレギュレーターと、エアシリンダへの圧力空気の供給と供給停止の各動作を切り換える方向切換弁とを含むものである。
この実施態様によると、主回路のスピードコントローラによる圧力空気の流量調整によって各把持部は開いた状態から閉じた状態へ移行してびんを設定値より小さい圧力でゆっくりと掴んだ後、補助回路のレギュレータによる圧力空気の圧力調整によって各把持部はびんを設定値の圧力で強く掴む状態へ移行する。
この発明の好ましい実施態様においては、前記制御装置は、主回路によるエアシリンダへの圧力空気の供給を開始させた後、所定の時間が経過したときに、補助回路による主回路への圧力空気の追加供給を開始させるものである。
この実施態様によると、主回路によってエアシリンダへの圧力空気の供給を開始させると、各把持部が開いた状態から閉じた状態へ移行してびんを設定値より小さい圧力で掴む。所定の時間が経過したとき、補助回路によって主回路への圧力空気の追加供給を開始させると、各把持部はびんを設定値の圧力で掴む状態となる。
この発明によれば、開いた状態の各把持部を閉じてびんを掴んだとき、びんを設定値より小さい圧力で弱く掴むので、びんを掴んだときの衝撃でびんにびりが発生することがなく、不良品を発生させるおそれがない。また、各把持部によりびんを弱く掴んだ後にびんを設定値の圧力で強く掴むので、掴み不良が生じるおそれはなく、びんがテイクアウトトングより脱落してトラブルを発生させることもない。
この発明の一実施例であるびんのテイクアウト機構の構成を示すブロック図である。 制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。 把持部に作用させる圧力の制御例を示す説明図である。 びんの成形手順を示す説明図である。 テイクアウトトングの構成を示す正面図である。
図1は、製びん機の各セクションに組み込まれたびんのテイクアウト機構の全体の構成を示している。図示例のびんのテイクアウト機構は、成形後のびん1の口部10を掴んでびん1を仕上型より搬出するための左右一対の把持部20A,20Bを備えたテイクアウトトング2と、テイクアウトトング2の両方の把持部20A,20Bを駆動軸31の往復動と連動させて左右に開閉動作させる開閉駆動機構3と、前記駆動軸31を上下方向へ往復動させる往復動機構4と、往復動機構4の動作を制御する制御装置8とから成るものである。なお、テイクアウトトング2の構成は図5に示したものと同様であり、ここでは説明を省略する。
前記往復動機構4は、圧力空気発生源40とエアシリンダ5と空気圧回路6とで構成されている。圧力空気発生源40はエアコンプレッサなどで構成され、大気圧の空気を吸い込んで圧縮することにより圧力を発生し、その圧力空気を吐出する。前記エアシリンダ5には単動シリンダが用いられており、圧力空気発生源40より空気圧回路6を介してエアシリンダ5のシリンダ室50へ圧力空気が供給されることによりテイクアウトトング2の各把持部20A,20Bが閉じる方向へピストンロッド51が往動し、前記シリンダ室50より空気圧回路6へ圧力空気が排出されることによりエアシリンダ5内に組み込まれた復帰バネ52のバネ圧によりテイクアウトトング2の各把持部20A,20Bが開く方向へピストンロッド51が復動するものである。ピストンロッド51はテイクアウトトング2の前記駆動軸31に連繋されており、駆動軸31はピストンロッド51と連動して往復動する。
空気圧回路6は、主回路60と補助回路7とを含むものであり、圧力空気発生源40よりエアシリンダ5へ圧力空気を供給するための主回路60に、圧力空気発生源40よりエアシリンダ5へ圧力空気を追加して供給するための補助回路7が逆止め弁70を介して連通されている。なお、逆止め弁70は主回路60から補助回路7へ圧力空気が導入するのを阻止するためのものである。
空気圧回路6の主回路60は、圧力空気発生源40で発生した圧力空気の圧力を調整するためのレギュレーター61と、エアシリンダ5への圧力空気の供給と供給停止の各動作を切り換える第1の方向切換弁62と、圧力空気の流量を調整してエアシリンダ5のピストンロッド51の動作速度を制御するスピードコントローラ63とを含んでいる。また、補助回路7は、エアシリンダ5へ追加供給される圧力空気の圧力を調整するレギュレーター71と、エアシリンダ5への圧力空気の供給と供給停止の各動作を切り換える第2の方向切換弁72とを含んでいる。
主回路60のスピードコントローラ63は、各把持部20A,20Bが開いた状態から閉じた状態へ移行してびん1を設定値P2より小さい値P1の圧力でゆっくりと掴むように圧力空気の流量を調整する。また、補助回路7のレギュレーター71は、各把持部20A,20Bがびん1を設定値P2の圧力で掴む状態へ移行するように圧力空気の圧力を調整する。なお、P2は把持部20A,20Bによりびん1を掴んで持ち上げたときに掴み不良によってびん1が脱落することがない大きさの値に設定され、また、P1は把持部20A,20Bが開いた状態から閉じた状態へ移行してびん1を掴んだときにその衝撃でびん1にびりを生じさせることがない大きさの値に設定されるもので、これらの値P1,P2は実験により最適な値に定められる。
前記制御装置8は、図3に示すように、主回路60によるエアシリンダ5への圧力空気の供給を開始させた後、所定の時間Tが経過したときに、補助回路7による主回路60への圧力空気の追加供給を開始させる。図中、t1は主回路60により圧力空気の供給が開始された時点、t2は補助回路7により圧力空気の供給が開始された時点、t3は圧力空気の供給が停止された時点をそれぞれ示している。
第1、第2の各方向切換弁62,72は、第1、第2の各電磁弁64,74により切換動作が制御される。各電磁弁64,74にはパイロットエアー用のレギュレーター41で圧力調整された圧力空気発生源40からの圧力空気がパイロットエアーとして供給されており、各電磁弁64,74は制御装置8からの制御信号i,jを受けて電磁ソレノイドが付勢または消勢されることにより弁の開閉動作が実行される。
第1の電磁弁64が開動作してパイロットエアーが第1の方向切換弁62に供給されると、第1の方向切換弁62は空気圧回路6の主回路60を開き、圧力空気がエアシリンダ5へ供給される。一方、第1の電磁弁64が閉動作してパイロットエアーが第1の方向切換弁62に供給されなくなると、第1の方向切換弁62は空気圧回路6の主回路60を閉じ、エアシリンダ5への圧力空気の供給が止まるとともに、エアシリンダ5より排出された圧力空気が第1の方向切換弁62より排気される。
また、第2の電磁弁74が開動作してパイロットエアーが第2の方向切換弁72に供給されると、第2の方向切換弁72は空気圧回路6の補助回路7を開き、圧力空気が主回路60へ追加供給される。一方、第2の電磁弁74が閉動作してパイロットエアーが第2の方向切換弁72に供給されなくなると、第2の方向切換弁72は空気圧回路6の補助回路7を閉じ、主回路60への圧力空気の供給が止まる。
前記制御装置8は、制御の主体となるマイクロプロセッサ、プログラムやデータを記憶させるメモリなどを含むもので、制御信号i,jによって第1、第2の各電磁弁64,74の動作を制御し、テイクアウトトング2の各把持部20A,20Bを開閉動作させる。
図2は、制御装置8のマイクロプロセッサによる制御の流れを示すもので、図中、「ST」は「STEP」の略であり、制御の流れにおける各手順を示している。
同図のST1において、びん1の仕上型での成形工程が完了すると、制御装置8は第1の電磁弁64を開動作させるための制御信号iを第1の電磁弁64へ出力する(ST2)。第1の電磁弁64が前記制御信号iを受けて開動作すると、パイロットエアーが第1の方向切換弁62に供給され、第1の方向切換弁62は空気圧回路6の主回路60を開き、圧力空気発生源40より空気圧回路6の主回路60によってエアシリンダ5のシリンダ室50へ圧力空気が供給される。図3のt1はこの圧力空気の供給開始時点を示しており、これにより、ピストンロッド51が往動して駆動軸31および開閉駆動機構3がこれに連動し、テイクアウトトング2の各把持部20A,20Bは開いた状態から閉じた状態へ移行し、びん1の口部10を掴む。この場合、主回路60のスピードコントローラ63によってびん1を設定値P2より小さい圧力P1でゆっくりと掴むように圧力空気の流量が調整されているので、各把持部20A,20Bが閉じてびん1を掴んだときの衝撃は小さく、びん1にびりを発生させない。
制御装置8は第1の電磁弁64へ制御信号iを与えると同時に、マイクロプロセッサの内部タイマを始動させる(ST3)。各把持部20A,20Bが閉じてびん1を掴むのに要する時間Tが経過したとき、タイマがタイムアップしてST4の判定が「YES」となり、次に制御装置8は、第2の電磁弁74へ弁を開動作させるための制御信号jを出力する(ST5)。第2の電磁弁74が前記制御信号jを受けて開動作すると、パイロットエアーが第2の方向切換弁72に供給され、第2の方向切換弁72は空気圧回路6の補助回路7を開き、圧力空気発生源40より空気圧回路6の補助回路7を介して主回路60へ圧力空気が供給される。図3のt2はこの圧力空気の追加供給開始時点を示している。補助回路7のレギュレーター71によって、各把持部20A,20Bがびん1を設定値P2の圧力で掴む状態へ移行するように圧力空気の圧力が調整されているので、閉じた状態の各把持部20A,20Bはびん1の口部10を強く掴み、掴み不良によってびん1がテイクアウトトング2より脱落することがない。
びん1がデッドプレート上の所定の位置まで移送され、ST6の判定が「YES」になると、制御装置8は、第1、第2の各電磁弁64,74へそれぞれの弁を閉動作させるための制御信号i,jを出力する(ST7)。第1、第2の各電磁弁64,74が前記制御信号i,jを受けて閉動作すると、第1、第2の各方向切換弁62,72へのパイロットエアーの供給が停止され、第1、第2の各方向切換弁62,72は空気圧回路6の主回路60および補助回路7を閉じ、エアシリンダ5のシリンダ室50への圧力空気の供給が停止される。図3のt3は圧力空気の供給停止時点を示しており、これにより、シリンダ室50より圧力空気が排出されて第1の方向切換弁62より排気されるとともに、エアシリンダ5に組み込まれた復帰バネ52のバネ圧でピストンロッド51が復動して駆動軸31および開閉駆動機構3がこれに連動するもので、テイクアウトトング2の各把持部20A,20Bは閉じ状態から開いた状態へ移行し、びん1の口部10が各把持部20A,20Bより解放される。
1 びん
2 テイクアウトトング
3 開閉駆動機構
4 往復動機構
5 エアシリンダ
6 空気圧回路
7 補助回路
8 制御装置
10 口部
31 駆動軸
40 圧力空気発生源
51 ピストンロッド
52 復帰バネ
60 主回路
61,71 レギュレーター
62,72 方向切換弁
63 スピードコントローラ
64,74 電磁弁
70 逆止め弁

Claims (4)

  1. 成形後のびんを設定された圧力で掴んで型より搬出するための左右一対の把持部を備えたテイクアウトトングと、テイクアウトトングの各把持部を駆動軸の往復動に連動させて開閉動作させる開閉駆動機構と、前記駆動軸を往復動させる往復動機構と、往復動機構の動作を制御する制御装置とから成るびんのテイクアウト機構であって、
    前記往復動機構は、前記駆動軸をピストンロッドにより往復動させるエアシリンダと、圧力空気発生源よりエアシリンダへ圧力空気を供給してテイクアウトトングの各把持部が閉じる方向へ駆動軸を往動させるとともに、エアシリンダより圧力空気を排出させてテイクアウトトングの各把持部が開く方向へ駆動軸を復動させる空気圧回路とを含み、前記空気圧回路は、エアシリンダへ圧力空気を供給するための主回路に、エアシリンダへ圧力空気を追加して供給するための補助回路が逆止め弁を介して連通されており、
    前記制御装置は、各把持部が開いた状態から閉じた状態へ移行してびんを設定された圧力より小さい圧力で掴むように前記主回路によって圧力空気をエアシリンダへ供給するステップと、各把持部がびんを設定された圧力で掴む状態へ移行するように圧力空気を前記補助回路から主回路へ追加供給するステップとを順次実行させて、エアシリンダのピストンロッドを往動させることを特徴とするびんのテイクアウト機構。
  2. 前記エアシリンダは、単動シリンダにより構成されており、ひとつのシリンダ室へ圧力空気が導入されることによりピストンロッドが往動し、前記シリンダ室より圧力空気が排出されることによりエアシリンダに組み込まれた復帰バネのバネ圧でピストンロッドが復動するものである請求項1に記載されたびんのテイクアウト機構。
  3. 前記空気圧回路の主回路は、エアシリンダへの圧力空気の供給と供給停止の各動作を切り換える方向切換弁と、びんを設定された圧力より小さい圧力で掴むように圧力空気の流量を調整するスピードコントローラとを含み、補助回路は、びんを設定された圧力で掴む状態へ移行するように圧力空気の圧力を調整するレギュレーターと、エアシリンダへの圧力空気の供給と供給停止の各動作を切り換える方向切換弁とを含むものである請求項1に記載されたびんのテイクアウト機構。
  4. 前記制御装置は、主回路によるエアシリンダへの圧力空気の供給を開始させた後、所定の時間が経過したときに、補助回路による主回路への圧力空気の追加供給を開始させるものである請求項1に記載されたびんのテイクアウト機構。
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