JPWO2011013748A1 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、画像処理装置の制御プログラム、および制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、画像処理装置の制御プログラム、および制御プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

合成画面の表示にかかる画像データのデータ量を抑制しつつ、適切な色表現を実現できる画像処理装置を提供する。テレビ放送受信機(1)は、インデックスカラー形式で表現した表示画面であるOSDプレーンUとOSDプレーンLとを合成し、インデックスカラー形式で表現される合成画面としてOSDプレーンCを生成する合成処理部(40)とOSD処理部(24)とを備える。合成処理部(40)とOSD処理部(24)とによって、OSDプレーンUとOSDプレーンLとを重畳させた表示効果が得られるOSDプレーンCを生成する。

Description

本発明は、オン・スクリーン・ディスプレイ機能により表示される表示画面であるOSD表示画面を、映像データに基づく映像表示画面上に重畳して出力する画像処理装置に関する。
テレビなどの表示装置では、メニュー画面を表示して設定を行うことができるようにするためOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)機能を有している。また、表示装置は、このOSD機能を利用して、上述したメニュー画面のほかに字幕、データ放送などを表示することもできるようになっている。なお、これ以降ではOSD機能を利用して特定の画面を表示することをOSD表示と称する。すなわち、このOSD表示では、メニュー画面、字幕等を描画するための2次元平面領域(これ以降では、OSDプレーンと称する)を設定し、このOSDプレーンを表示装置の表示部にて出力することで表示が行われる。
また、OSD表示では、一般的に画像データの各画素の色をRGB形式またはYCbCr形式で表現している。しかし、各画素の色をRGB形式またはYCbCr形式で表現した場合、記憶しておくべきデータ量が大きくなりメモリの使用量が増大したり、OSD表示の更新時において該メモリに対する読み書き速度、すなわちメモリ帯域幅が増大したりするという問題がある。そこで、記憶しておくべきデータ量を低減させるために、インデックスカラー形式で各画素の色を表現する技術が採用される。つまり、通常は、表示装置では、RGBの各要素の強さの組み合わせで色を表現するが、インデックスカラー形式では、この組み合わせのうち必要なものを選んで番号をつけ、各画素の色を色番号で指定する。また、表示や変換時ではこの色番号とRGB形式の対応表(パレット(CLUT))を元に、各画素に実際の色表現を割り付けるようになっている。
ところで、複数種類の用途に応じたOSDプレーンをそれぞれ組み合わせた表示を、映像と重畳させて表示することが所望される場合がある。このような場合、OSDプレーンが複数必要となるが、利用できるOSDプレーン数は、OSDプレーンを描画するための画像データを格納するメモリの記憶容量や、該メモリに対するOSD表示データの読み書き速度、すなわちメモリ帯域幅等のハードウェア上の制約により決定される。このように、利用可能なOSDプレーン数には制限がある。また、複数のOSDプレーンを重ね合わせ合成する場合、その表示において以下のような問題も生じる。
例えば、図2に示すように、インデックスカラー形式で表現されるOSDプレーンU、Lの合成結果(合成画面)において、OSDプレーンU、Lで描画した図が重なり合う部分Fが存在する場合がある。ここで、この合成画面についてもインデックスカラー形式で表現する場合、この重なり合う部分Fの色が、合成画面のパレットに存在しないときがある。このように重なり合う部分Fの色がパレットに存在しないときは、異なるOSDプレーンU、L同士を重ね合わせた状態においてより上位に位置するOSDプレーン(図2ではOSDプレーンU)の色を採用するようになっている。このため、OSDプレーンUにより描画された表示とOSDプレーンLにより描画された表示との重なりを正しく表現することができないといった問題が生じる。なお、図2は、従来技術を示すものであり、インデックスカラー形式で表現される、異なるOSDプレーンU、Lを重ね合わせて合成した結果の一例を示す図である。
そこで、この重なり合う部分Fの色を適切に表現するために、図3に示すようにインデックスカラー形式のOSDプレーンU、Lを重ね合わせる際にRGB形式に変換して合成する構成が考えられる。なお、図3は、従来技術を示すものであり、インデックスカラー形式で表現される、異なるOSDプレーンU、Lを重ね合わせて合成結果をRGB形式に変換した結果を示す図である。しかしながらこの場合は、合成画面をRGB形式で保存することとなる。このため、図2に示すように合成画面をインデックスカラー形式で保存する場合と比較してメモリ等に記憶させるデータ量が大きくなるという問題がある。
また、OSDプレーンは、上述した表示内容を描画するために用いるだけではなく、表示装置において表示している影像に対するフェード効果を施すためにも利用することもできる。なお、フェード効果には、映像が徐々に暗くなり最終的に黒になる効果であるフェードアウト処理と、黒表示から徐々に映像が現れてくる効果であるフェードイン処理とがある。通常では、このフェード効果を実現するためには、フェード効果用に所定の色(通常は黒色)を指定したOSDプレーンを専用使用する(例えば、特許文献1)。すなわち、特許文献1に示す放送受信装置では、黒色OSDプレーンの透過率を0%から100%まで段階的に増加させることでフェードアウトを行う。また、黒色OSDプレーンの透過率を100%から0%まで段階的に減少させることでフェードインを行っている。
また、特許文献2では、多様なOSD画像(OSDプレーン)とソース画像(映像)とを合成することができる電子回路が開示されている。この電子回路は、メモリにソース画像と、OSD画像を構成する画素の色番号を示すインデックスカラーデータと、色番号ごとに画像信号値および合成割合を示すα値を有するパレットデータとを記憶する。そして、電子回路が備える画像処理部が、このα値により決定された合成割合でソース画像データと色番号で示される画像信号値とを画素単位で合成するように構成されている。このため、この電子回路では、α値を更新することでOSD画像の透過率を変更することができ、多様なOSD画像を合成することができる。
ここで、異なるOSDプレーンのうち一方のOSDプレーンを、例えばフェード効果など一定期間に表示が動的に変化する表示効果に利用し、他方のOSDプレーンと合成して表示する場合も考えられる。このような表示において、合成画面をインデックスカラー形式で保存する場合、この合成画面における重なり合う部分Fは、上述した動的な表示変化を適切に反映したものとならない場合がある。例えば、一方のOSDプレーンを単色として、その透過率を変更させる場合、重なり合う部分Fにおいて変更後の透過率に応じた色が合成画面のパレットに無い場合、他方のOSDプレーンの色を適切な色とすることができない。このため、合成画面をインデックスカラー形式で保存する場合、この合成画面は、上述した動的な表示変化を適切に反映したものとならない場合がある。また、上述のように、この合成画面をRGB形式で表現し保存する構成も考えられるが、この場合は、合成画面は動的な表示変化を適切に反映したものとなる一方で、合成画面を表示するためのデータ量が増大してしまうこととなる。
日本国公開特許公報「特開2002−335457号公報(2002年11月22日公開)」 日本国公開特許公報「特開2008−216460号公報(2008年9月18日公開)」
上述のような従来技術は、合成画面の表示にかかる画像データのデータ量を抑制しつつ、適切な色表現を実現できないという問題がある。
例えば、図19に示すように異なるOSD表示画像(OSDプレーンUとOSDプレーンL)同士を組み合わせて得られる表示効果を映像に施す場合、この複数のOSDプレーンを映像と重ね合わせて表示することとなる。この場合、上述したようにOSDプレーンUとOSDプレーンLとの合成結果である合成画面をインデックスカラー形式で保存する場合、この合成画面では、OSDプレーンUとOSDプレーンLとの重なり合う部分について適切な色表現を施すことができない場合がある。なお、図19は、本発明の従来技術を示すものであり、複数のOSDプレーンと映像とを重ね合わせて表示する例を示す図である。
一方、重なり合う部分について適切な色表現を行うために合成画面をRGB形式で保存する場合は、上述したように保存すべきデータ量が大きくなってしまう。
特に、異なるOSDプレーンのうちの一方が上述したフェード効果のように、その色が動的に変化する場合、他方においてこの色変化に応じた色表現になるように調整することができない。
なお、特許文献1、2は、複数のOSD表示画面(OSDプレーン)を組み合わせた表示効果を得るための構成を想定したものではない。すなわち、特許文献1、2に示す構成では、異なるOSD表示画面を組み合わせた表示効果を得ることができない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、合成画面の表示にかかる画像データのデータ量を抑制しつつ、適切な色表現を実現することができる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、画像処理装置の制御プログラム、および制御プログラムを記録した記録媒体を実現することにある。
本発明に係る画像処理装置は、上記した課題を解決するために、R、G、Bの組み合わせのうち、必要なものを選んで色番号を付し、各画素の色を該色番号で指定するインデックスカラー形式で表現した表示画面である第1表示画面と第2表示画面とを合成する画像処理装置であって、上記第1表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第1対応表と、上記第2表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第2対応表とを記憶する記憶装置と、上記第1表示画面と上記第2表示画面とを重畳させた表示効果が得られるように合成し、インデックスカラー形式で表現される合成画面を生成する生成手段とを備え、上記生成手段が、上記第1対応表と上記第2対応表とから、上記合成画面を構成する画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示す第3対応表を作成する対応表作成手段と、上記第3対応表において、上記第1対応表における所定の色番号のR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を変更させる変更手段と、上記変更手段によって変更された上記値に基づき、第1表示画面と第2表示画面とを重ね合わせた色に相当する色表現を得るように、上記第3対応表において、上記第2対応表における上記R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を書き換える更新手段と、上記更新手段による書き換え後の第3対応表を参照して、上記合成画面を生成する合成画面生成手段とを有することを特徴とする。
上記した構成によると、記憶装置が、上記第1対応表および第2対応表を記憶し、生成手段を備えるため、インデックスカラー形式で表現される第1表示画面と第2表示画面とから、インデックスカラー形式で表現される合成画面を生成することができる。
また、上記生成手段が、上記対応表作成手段を備えているため、上記合成画面を構成する各画素の色に関する第3対応表を作成することができる。なお、上記第1対応表と第2対応表と第3対応表は、記憶装置において個別の対応表として管理されるものであってもよいし、1つの対応表を共用して、第1・第2・第3表示画面それぞれを構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示すものであってもよい。
また、変更手段を備えるため、合成画面において、第1表示画面部分の所定の色番号についての色表現を変更させることができる。なお、この色表現には、例えば、上記色番号に対応した単一色の透過率が変更される場合、上記色番号の単一色が、別の単一色へと変更される場合などが含まれる。
さらに、上記生成手段が更新手段を備えるため、第1表示画面部分の色表現の変更に応じて、第1表示画面と第2表示画面とを重ね合わせた色に相当する色表現を得ることができるように第2表示画面部分の色表現を変更させることができる。そして、合成画面生成手段を有するため、第1表示画面部分の色表現の変更に応じ、第2表示画面部分の色表現を変更させた合成画面を生成することができる。
したがって、本発明に係る画像処理装置は、インデックスカラー形式で表現される複数の表示画面を合成した合成画面を作成する場合、この合成画面において、複数の表示画面を重ね合わせた色に相当する色表現をインデックスカラー形式で表現できる。
また、合成画面の色表現をインデックスカラー形式で表現することができるため、例えばRGB形式にて表現する場合と比較して、表示する画像データのデータ量を増大させることがない。
よって本発明に係る画像処理装置は、合成画面の表示にかかる画像データのデータ量を抑制しつつ、適切な色表現を実現できるという効果を奏する。
本発明に係る画像処理装置の制御方法は、上記した課題を解決するために、R、G、Bの組み合わせのうち、必要なものを選んで色番号を付し、各画素の色を該色番号で指定するインデックスカラー形式で表現した表示画面である第1表示画面と第2表示画面とを合成する画像処理装置の制御方法であって、上記第1表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値ならびに透過率を規定するα値とを含む第1対応表と、上記第2表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値ならびに透過率を規定するα値とを含む第2対応表とを記憶する記憶装置とを備え、上記第1表示画面と上記第2表示画面とを重畳させた表示効果が得られるように合成し、インデックスカラー形式で表現される合成画面を生成する生成ステップを含み、上記生成ステップにおいて、上記第1対応表と上記第2対応表とから、上記合成画面を構成する画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示す第3対応表を作成する対応表作成ステップと、上記第3対応表において、上記第1対応表における所定の色番号のR、G、Bそれぞれの強さを規定する値ならびにα値に相当する値を変更させる変更ステップと、上記変更ステップにおいて変更された上記値に基づき、第1表示画面と第2表示画面とを重ね合わせた色に相当する色表現を得るように、上記第3対応表において、上記第2対応表における上記R、G、Bそれぞれの強さを規定する値ならびにα値に相当する値を書き換える更新ステップと、上記更新ステップにおける書き換え後の第3対応表を参照して、上記合成画面を生成する合成画面生成ステップとをさらに含むことを特徴とする。上記した方法では、記憶装置が、上記第1対応表および第2対応表を記憶し、生成ステップを含むため、インデックスカラー形式で表現される第1表示画面と第2表示画面とから、インデックスカラー形式で表現される合成画面を生成することができる。
また、上記生成ステップが、上記対応表作成ステップを含むため、上記合成画面を構成する各画素の色に関する第3対応表を作成することができる。なお、上記第1対応表と第2対応表と第3対応表は、記憶装置において個別の対応表として管理されるものであってもよいし、1つの対応表を共用して、第1・第2・第3表示画面それぞれを構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示すものであってもよい。
また、変更ステップを含むため、合成画面において、第1表示画面部分の所定の色番号についての色表現を変更させることができる。なお、この色表現には、例えば、上記色番号に対応した単一色の透過率が変更される場合、上記色番号の単一色が、別の単一色へと変更される場合などが含まれる。
さらに、上記生成ステップにおいて更新ステップを含むため、第1表示画面部分の色表現の変更に応じて、第1表示画面と第2表示画面とを重ね合わせた色に相当する色表現を得ることができるように第2表示画面部分の色表現を変更させることができる。そして、合成画面生成ステップを含むため、第1表示画面部分の色表現の変更に応じ、第2表示画面部分の色表現を変更させた合成画面を生成することができる。
したがって、本発明に係る画像処理装置の制御方法は、インデックスカラー形式で表現される複数の表示画面を合成した合成画面を作成する場合、この合成画面において、複数の表示画面を重ね合わせた色に相当する色表現をインデックスカラー形式で表現できる。
また、合成画面の色表現をインデックスカラー形式で表現することができるため、例えばRGB形式にて表現する場合と比較して、表示する画像データのデータ量を増大させることがない。
よって本発明に係る画像処理装置の制御方法は、合成画面の表示にかかる画像データのデータ量を抑制しつつ、適切な色表現を実現できるという効果を奏する。
本発明に係る画像処理装置は、以上のように、R、G、Bの組み合わせのうち、必要なものを選んで色番号を付し、各画素の色を該色番号で指定するインデックスカラー形式で表現した表示画面である第1表示画面と第2表示画面とを合成する画像処理装置であって、上記第1表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第1対応表と、上記第2表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第2対応表とを記憶する記憶装置と、上記第1表示画面と上記第2表示画面とを重畳させた表示効果が得られるように合成し、インデックスカラー形式で表現される合成画面を生成する生成手段とを備え、上記生成手段が、上記第1対応表と上記第2対応表とから、上記合成画面を構成する画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示す第3対応表を作成する対応表作成手段と、上記第3対応表において、上記第1対応表における所定の色番号のR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を変更させる変更手段と、上記変更手段によって変更された上記値に基づき、第1表示画面と第2表示画面とを重ね合わせた色に相当する色表現を得るように、上記第3対応表において、上記第2対応表における上記R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を書き換える更新手段と、上記更新手段による書き換え後の第3対応表を参照して、上記合成画面を生成する合成画面生成手段とを有することを特徴とする。
よって本発明に係る画像処理装置は、合成画面の表示にかかる画像データのデータ量を抑制しつつ、適切な色表現を実現できるという効果を奏する。
本発明に係る画像処理装置の制御方法は、以上のように、R、G、Bの組み合わせのうち、必要なものを選んで色番号を付し、各画素の色を該色番号で指定するインデックスカラー形式で表現した表示画面である第1表示画面と第2表示画面とを合成する画像処理装置の制御方法であって、上記第1表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第1対応表と、上記第2表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第2対応表とを記憶する記憶装置とを備え、上記第1表示画面と上記第2表示画面とを重畳させた表示効果が得られるように合成し、インデックスカラー形式で表現される合成画面を生成する生成ステップを含み、上記生成ステップにおいて、上記第1対応表と上記第2対応表とから、上記合成画面を構成する画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示す第3対応表を作成する対応表作成ステップと、上記第3対応表において、上記第1対応表における所定の色番号のR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を変更させる変更ステップと、上記変更ステップにおいて変更された上記値に基づき、第1表示画面と第2表示画面とを重ね合わせた色に相当する色表現を得るように、上記第3対応表において、上記第2対応表における上記R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を書き換える更新ステップと、上記更新ステップにおける書き換え後の第3対応表を参照して、上記合成画面を生成する合成画面生成ステップとをさらに含むことを特徴とする。
よって本発明に係る画像処理装置の制御方法は、合成画面の表示にかかる画像データのデータ量を抑制しつつ、適切な色表現を実現できるという効果を奏する。
本発明の実施形態を示すものであり、合成処理に係るテレビ放送受信機のソフトウェア構成について説明するブロック図である。 従来技術を示すものであり、インデックスカラー形式で表現される、異なるOSDプレーンU、Lを重ね合わせて合成した結果の一例を示す図である。 従来技術を示すものであり、インデックスカラー形式で表現される、異なるOSDプレーンU、Lを重ね合わせて合成結果をRGB形式に変換した結果を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、テレビ放送受信機の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンU用インデックスカラーの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンL用インデックスカラーの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、プレーンC用インデックスカラーからコピーデータを生成する一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、フェード開始指示部によるインデックス番号255のα値の変更例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンUのインデックスカラー部分の値を更新した結果の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンUとOSDプレーンLとをインデックスカラー形式のまま合成し、OSDプレーンCを得る例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンCと映像プレーンBとを重畳させた結果である出力用のプレーンDを得る例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、コピーデータとフェードアウト処理完了時点のOSDプレーンC用インデックスカラーとを示す図である。 本実施の形態に係るフェードアウト処理完了後におけるOSDプレーンCと映像プレーンBとその合成結果とを示す図であり、OSDプレーンCは初期状態の表示に、映像プレーンBは黒画面表示となっている。 本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンの合成処理に係る処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示すものであり、3つの異なるOSDプレーンU、L、Mを合成する例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、映像の一部にフェード効果を与える例を示す図である。 複数のOSDプレーンと映像プレーンとを同時に出力し表示させる構成の例を示す参考図である。 、複数のOSDプレーンを合成し、合成して得たOSDプレーンと映像プレーンとを出力し表示させる構成の一例を示す図である。 本発明の従来技術を示すものであり、複数のOSDプレーンと映像とを重ね合わせて表示する例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1、図4から図18を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係るテレビ放送受信機(画像処理装置)1は、映像データおよび音声データとともにEPGデータを取得し、取得したEPGデータに基づき電子番組表(EPG;Electronic Program Guide)を画面に表示することができる。また、テレビ放送受信機1は、ユーザからの入力に応じて、例えば、メニュー画面、字幕、あるいは文字放送画面も表示することができる。なお、電子番組表、字幕、メニュー画面、および文字放送画面等は、OSD機能を利用して表示される。また、テレビ放送受信機1は、電子番組表、字幕、メニュー画面、および文字放送画面等のOSDプレーンを映像データに基づく映像(映像プレーン)に重畳させて表示させることもできる。
また、テレビ放送受信機1は、異なる表示用途に用いられる複数のOSDプレーンを組み合わせて表示することもできる。なお、異なる表示用途とは、例えば、メニュー画面の表示、文字放送画面の表示、字幕の表示、電子番組表の表示といった表示内容が異なる場合であってもよいし、メニュー画面、文字放送画面、字幕、電子番組表等の情報を提示するための表示と表示画面に対するフェード効果を施すための表示といった表示目的が異なる場合であってもよい。
ところで、表示装置において異なる表示用途に用いられる複数のOSDプレーンを組み合わせて表示する場合、以下のような問題がある。
すなわち、図17に示すように複数のOSDプレーンと映像プレーンとを同時に重畳して表示する場合、表示装置では、映像プレーンの表示更新に合わせて複数のOSDプレーンの上書きもあわせて行う必要がある。この場合、複数のOSDプレーン(OSDプレーンU、L)につては、以下のような処理が必要となる。すなわち、表示装置は、映像プレーンBの表示更新ごとに複数のOSDプレーンをそれぞれ描画するためのOSD表示データを読み出す。そして、パレットを参照してOSD表示データにおけるインデックスカラーをRGB形式に変換して映像プレーンBとともに出力する。この表示装置の構成では、映像プレーンBの表示更新ごとに複数のOSDプレーンのOSD表示データにアクセスする必要があり、OSDプレーン数が増加するに伴い必要なメモリ帯域幅も増加する。
また、表示装置のハードウェア構成により表示可能なOSDプレーン数が限定されてしまうが、このようにOSDプレーンを映像プレーンBとともに出力する構成の場合、出力できないOSDプレーンが存在してしまう場合もある。
そこで、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1では、図18に示すように先に、インデックスカラー形式で表現される複数のOSDプレーン(OSDプレーンU、L)を合成し、その合成結果としてインデックスカラー形式で表現される仮想的なプレーンであるOSDプレーンCを作成する。そして、このOSDプレーンCと映像プレーンBとを重畳して出力するように構成されている。このように、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1では、映像プレーンBに重畳させて表示する前に、複数のOSDプレーンを合成し、1つの仮想的なOSDプレーンCとすることができるため、OSDプレーンの数が増加したとしても、表示に必要なメモリ帯域幅の増加を低減することができる。図17は複数のOSDプレーンと映像プレーンとを同時に出力し表示させる構成の例を示す参考図である。図18は、複数のOSDプレーンを合成し、合成して得たOSDプレーンと映像プレーンBとを出力し表示させる構成の一例を示す図である。
なお、OSDプレーンUを構成するOSD表示データとOSDプレーンLを構成するOSD表示データとを読み出しOSDプレーンCを合成する更新周期は、OSDプレーンCと映像プレーンBとを液晶表示装置の表示画面に出力する更新周期よりも少ない。このため、OSDプレーンCを維持するために必要なメモリ帯域幅はOSDプレーンCと映像プレーンBとを液晶表示装置の表示画面に出力する際に必要なメモリ帯域幅より小さくなる。それゆえ、複数のOSDプレーンを映像プレーンBと合わせて出力する場合、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1のように複数のOSDプレーンを1つのOSDプレーンに合成し、映像プレーンBとともに出力する構成の方が、メモリ帯域幅を低減することができる。
さらにまた、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1は、異なるOSDプレーンU、Lの重ね合わせ部分Fを適切に表現できるようにも構成されている。
以下において、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1の要部構成について説明する。次いで、テレビ放送受信機1における異なるOSDプレーンU、Lの合成処理をより詳細に説明する。なお、OSDプレーンLは本発明の第1表示画面、OSDプレーンUは本発明の第2表示画面、OSDプレーンCは本発明の合成画面、映像プレーンBは本発明の第3表示画面にそれぞれ相当する。
(テレビ放送受信機の要部構成)
本実施の形態に係るテレビ放送受信機1の要部構成について図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施形態を示すものであり、テレビ放送受信機1の要部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、テレビ放送受信機1は、外部入力部6、液晶表示装置7、スピーカ8、アナログ放送用アンテナ9、デジタル放送用アンテナ10、アナログチューナ11、AVスイッチ部12、デジタルチューナ13、デジタル復調部14、分離部(DMUX)15、ビデオデコード/キャプチャ部16、ビデオセレクタ部17、映像処理部18、表示制御部(出力手段)19、オーディオデコード部20、オーディオセレクタ部21、音声出力制御部22、選局部23、OSD処理部(生成手段・合成画面生成手段)24、リモコン受光部25、通信制御部27、RAM(記憶装置)28、IP放送チューナ部29、およびCPU30を備えてなる構成である。
アナログチューナ11は、アナログ放送用アンテナ9を介して受信する放送信号を選局するものである。アナログチューナ11は、放送信号の選局を、選局部23からの選局指示に応じて行う。
AVスイッチ部12は、アナログチューナ11によって選局された放送信号から音声信号および映像信号を抽出するものである。AVスイッチ部12は、抽出した音声信号をオーディオセレクタ部21に、映像信号をビデオセレクタ部17に送信する。
デジタルチューナ13は、デジタル放送用アンテナ10を介して受信する、特定の放送信号を選局するものである。デジタルチューナ13は、この放送信号の選局を、選局部23からの選局指示に応じて行う。
デジタル復調部14は、選局されたデジタル放送の放送信号を復調するものである。デジタル復調部14は、デジタルチューナ13から入力された放送信号を復調して得られたデータを、分離部(DMUX)15に出力する。
IP放送チューナ部29は、選局部23からの選局指示に応じて、後述する通信制御部27を介して受信するIP放送の放送信号を選局するものである。IP放送チューナ部29は特定の放送信号を選局し、受信した放送信号を分離部(DMUX)15に出力する。
分離部(DMUX)15は、デジタル復調部14またはIP放送チューナ部29から入力された、多重化された信号を、映像信号および音声信号それぞれに分離するものである。さらにまた分離部(DMUX)15は、放送信号に含まれるEPGデータ等のデジタルデータを抽出するものでもある。分離部(DMUX)15は、分離した映像信号をビデオデコード/キャプチャ部16に、音声信号をオーディオデコード部20に、デジタルデータをOSD処理部24にそれぞれ送信する。また、分離部(DMUX)15によって抽出されたデジタルデータ(放送波信号)は、必要に応じてCPU30による書き込み制御によってRAM28に記録される。
ビデオデコード/キャプチャ部16は、分離部(DMUX)15によって分離された映像信号をデコードしたり、映像信号に含まれるビデオ情報を静止画としてキャプチャしたりするものである。ビデオデコード/キャプチャ部16は、デコードした映像信号をビデオセレクタ部17に出力する。
ビデオセレクタ部17は、外部入力部6から入力された映像信号、アナログ放送用アンテナ9で受信した映像信号、またはデジタル放送用アンテナ10で受信した映像信号のうち、いずれの信号を出力するのか選択し、その出力を切り替えるものである。この切り替えは、CPU30からの制御指示に応じて行われる。選択された映像信号は、映像処理部18に出力される。
映像処理部18は、ビデオセレクタ部17から入力された映像信号に対して、例えば、ノイズリダクション、シャープネスの調整、コントラストの調整等の映像処理を行い、液晶表示装置7にて適切な形で表示できる映像データへと変換するものである。映像処理部18は、映像処理後の映像データを表示制御部19に出力する。また、後述するが、CPU30により実現される合成処理部40からの指示に応じて、映像出力を無効化させ予め設定されている背景色を出力させるものでもある。本実施の形態に係るテレビ放送受信機1は、この背景色として黒色が設定されている(黒画面)。
表示制御部19は、入力された映像データを、液晶表示装置7に出力して表示させるように制御するものである。また、表示制御部19は、OSD処理部24によって作成された電子番組表、あるいは字幕、文字放送等のOSDプレーンと上記映像データに基づく映像プレーンとを重畳させた表示を液晶表示装置7にて行うことができるように制御することもできる。
オーディオデコード部20は、分離部(DMUX)15によって分離された音声信号をデコードするものである。オーディオデコード部20は、デコードした音声信号をオーディオセレクタ部21に出力する。
オーディオセレクタ部21は、外部入力部6から入力された音声信号、アナログ放送用アンテナ9で受信した音声信号、またはデジタル放送用アンテナ10で受信した音声信号のうちいずれを出力するのか選択し、その出力を切り替えるものである。この切り替えは、CPU30からの制御指示に応じて行われる。選択された音声信号は、音声出力制御部22に出力される。音声出力制御部22は、入力された音声信号をスピーカ8から出力できる形式に変換し、該スピーカ8に出力するものである。
OSD処理部24は、RAM28に定期的に更新保存されたEPGデータに基づき電子番組表を作成する。また、OSD処理部24は、RAM28、あるいは不図示のROMまたは揮発性メモリに予め保存さているOSD表示用の画像データ(OSDプレーン用データ)あるいは、ソフトウェアまたは処理回路を実行して作成した画像データに基づきOSD表示データも生成するものでもある。
このOSDプレーン用データは、予めRAM28、あるいは不図示のROMまたは揮発性メモリに用意されていてもよいし、上述したようにソフトウェアまたは処理回路により必要に応じて作成されるものであってもよい。このOSDプレーン用データによって例えば設定メニュー画面、音量ケージ、現在時刻、選局チャンネルなどの各種情報を描画することができる。また、OSD処理部24は、CPU30からの指示に応じて、液晶表示装置7の表示画面上に描画する各種情報のレイアウト等も決定する。
また詳細は後述するが、OSD処理部24は、CPU30により実現される合成処理部40からの指示に応じて、異なるOSDプレーンを合成するものでもある。
なお、OSD処理部24から出力されたOSD表示データは、映像処理部18から出力される映像データに加算回路26によって重畳され、表示制御部19に出力される。
リモコン受光部25は、リモートコントローラ5から出力された光信号を受信し、該リモートコントローラ5からの制御指示を受付けるためのものである。受付けた制御指示は、CPU30に送信する。
通信制御部27は、電話回線、LAN、インターネット等のネットワーク網、あるいはHDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブル等を介して外部機器との通信を確立させるように制御を行うものである。ただし、この外部機器との接続媒体は、上述したネットワーク網、またはHDMIケーブルに限定されるものではない。
RAM28は、半導体素子を利用した記憶装置である。RAM28には、放送波を介して受信したEPGデータ、上述したようにOSD表示を行う際にOSD処理部24が読み出す、OSD用画像データ等も記憶されている。
CPU30は、テレビ放送受信機1が備える各部の各種制御を実行するためのものである。CPU30は、RAM28に記録したメインプログラムを読み出し、実行することで各種機能を実現することができる。
(テレビ放送受信機のソフトウェア構成)
次に図1を参照して、複数のOSDプレーンを重ね合わせ合成する合成処理に係るソフトウェア構成について説明する。図1は、本発明の実施形態を示すものであり、合成処理に係るテレビ放送受信機1のソフトウェア構成について説明するブロック図である。図1では、説明の便宜上、図4に示す構成部材のうち合成処理に係る構成部材のみ(映像処理部18、OSD処理部24、加算回路26、ビデオ出力変換部19、RAM28)を挙げて説明する。
また、本実施形態では、重ね合わせるOSDプレーンのうち、上方に位置するOSDプレーンをOSDプレーンU(第2表示画面)、下方に位置するOSDプレーンをOSDプレーンL(第1表示画面)と称する。また、OSDプレーンUは、所定の形状(例えば図2または図3では矩形)となる図形を表示するためのものであり、OSDプレーンLは、映像にフェード処理を施すためのものとする。OSDプレーンLは映像に対してフェード処理を施すために単色で所定の期間にその透過率が低減する、もしくは増大する。ここでは、透過率が低くなる、つまりフェードアウトする場合について説明する。また、OSDプレーンUとOSDプレーンLとを重ね合わせてできるOSDプレーンをOSDプレーンC(合成画面)と称するものとする。
このように、OSDプレーンLの透過率が変更されるため、その変更に応じてOSDプレーンLと重なり合うOSDプレーンUの色も変化することになる。本実施の形態に係るテレビ放送受信機1では、このOSDプレーンUの色の変化を表現するために、下記に示す、重ね合わせ処理を実行する。
まず、重ね合わせ処理を実行するテレビ放送受信機1のソフトウェア構成を示す機能ブロックとして、図1に示すように、合成処理部(生成手段)40が、インデックスカラー取得部(対応表作成手段)41、フェード開始指示部(変更手段)43、色更新部(更新手段)44、合成指示部45、および映像変換指示部(置換手段・表示変更手段)46を備える。合成処理部40はCPU30により実現されており、このCPU30がRAMから不図示のプログラムを読み出し実行することにより上記した機能ブロックは実現される。また、合成処理部40とOSD処理部24とによって本発明の生成手段を実現する。
また、RAM28には、初期状態では、OSD処理部24によりOSDプレーンUおよびOSDプレーンLそれぞれをOSD表示するためのデータである、OSDプレーンU用データ51およびOSDプレーンL用データ52が記憶されている。すなわち、OSDプレーンU用データ51、およびOSDプレーンL用データ52は、OSD表示する文字、図形、または背景等のデータであり、画素単位でRAM28に記憶される。OSDプレーンU用データ51およびOSDプレーンL用データ52の各画素にはインデックス番号が指定されており、表示時にこの色番号とインデックス対応表とを元に、各画素に実際の色表現を割り付けるようになっている。
このため、RAM28には、これらOSDプレーンU用データ51およびOSDプレーンL用データ52の各画素の色を決定するためのインデックス対応表として、OSDプレーンU用インデックスカラー(第2対応表)53、OSDプレーンL用インデックスカラー(第1対応表)54も記憶されている。
本実施の形態に係るテレビ放送受信機1では、インデックス対応表(OSDプレーン用インデックスカラー)においてインデックス番号ごとにR、G、B、αの値が0から255の256個の整数値で設定されている。具体的には、OSDプレーンU用インデックスカラー53は図5(a)に示すようになる。すなわち、各画素に対応するインデックス番号に対してR、G、B、αの値が設定されている。また、OSDプレーンUは単色ではないため複数のインデックス番号(インデックス番号0から64)におけるR、G、B、αの値が設定されている。
一方、OSDプレーンL用インデックスカラー54は、単色であるため図5(b)に示すように1つの色(インデックス番号255)についてのみR、G、B、αの値が設定されている。なお、OSDプレーンL用インデックスカラー54は、部分的にフェード効果を施す場合など、フェード効果を与える部分とそれ以外の部分とを有する場合、最低2色が必要となる。このような場合は、OSDプレーンL用インデックスカラー54は、図5(a)のように単色とならず2以上の色を示すインデックス番号に対応するR、G、B、αがそれぞれ設定される。
図5は、本発明の実施形態を示すものであり、同図(a)は、OSDプレーンU用インデックスカラー53の一例を示す図である。また、同図(b)は、本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンL用インデックスカラー54の一例を示す図である。
なお、OSDプレーンU用インデックスカラー53およびOSDプレーンL用インデックスカラー54において設定されるインデックス番号の数はOSDプレーンU、OSDプレーンLによってOSD表示する内容、テレビ放送受信機1の有するハードウェア構成によって適宜決定される。
インデックスカラー取得部41は、OSDプレーンU用インデックスカラー53、およびOSDプレーンL用インデックスカラー54から色情報を取得し、OSDプレーンC用インデックスカラー55を生成するものである。より具体的には、インデックスカラー取得部41は、図6に示すように、インデックス番号0から64までをOSDプレーンU用インデックスカラー54から取得した色情報をコピーする。インデックス番号65から254までを未使用領域とし、インデックス番号255をOSDプレーンL用インデックスカラー53から取得した色情報をコピーする。このようにして、インデックスカラー取得部41は、OSDプレーンU用インデックスカラー53、およびOSDプレーンL用インデックスカラー54から色情報を取得し、OSDプレーンC用インデックスカラー(第3対応表)55を生成すると、フェード開始指示部43にOSDプレーンCにおいてフェード効果の実行を開始するように指示する。
フェード開始指示部43は、インデックスカラー取得部41からの指示に応じて、OSDプレーンCにおけるフェード効果の実行を開始させるものである。ここでOSDプレーンCは、OSDプレーンLとOSDプレーンUとを重ね合わせたものである。また、OSDプレーンLがフェード効果を実現するものである。したがって、フェード開始指示部43は、OSDプレーンCにおいてフェード効果を実現させるために、OSDプレーンLの透過率を示すαの値を変更させることとなる。具体的には図8に示すようにOSDプレーンUの画素に対応するインデックス番号がインデックス3、OSDプレーンLの画素に対応するインデックス番号がインデックス255であるとすると、フェード開始指示部43は、インデックス番号255のα値を、例えば、0から64に変更する。なお、本実施形態では、このαの値が大きくなればなるほど透過率が小さくなる。すなわち、不透明度が大きくなる。図8は、本発明の実施形態を示すものであり、フェード開始指示部43によるインデックス番号255のα値の変更例を示す図である。
フェード開始指示部43は、OSDプレーンLの透過率を示すαの値を変更させると、変更後のα値に関する情報を色更新部44に出力する。
色更新部44は、フェード開始指示部43から出力された、変更後のOSDプレーンLのα値に応じて、OSDプレーンUのα、R、G、Bの値を以下数(7)から(10)で示す計算式により求め、OSDプレーンC用インデックスカラーの値を更新するものである。
ここで、数(7)から(10)の求め方について説明する。
まず、OSDプレーンU、Lと映像プレーンBとを全てを重ね合わせて表示した状態を画面表示Dとすると、画面表示Dの画素pの色(Red、Green、Blue)はd、d、dで表すことができる。また、OSDプレーンUの画素pの色(Red、Green、Blue、α(不透明度))をu、u、u、uαで表し、uβ=1−uαの関係が成り立つとする。OSDプレーンLの画素pの色(Red、Green、Blue、α(不透明度))をl、l、l、lαで表し、lβ=1−lαの関係が成り立つとする。OSDプレーンCの画素pの色(Red、Green、Blue、α(不透明度))をc、c、c、cαで表し、cβ=1−cαの関係が成り立つとする。映像プレーンBの画素pの色(Red、Green、Blue)をb、b、b、で表すものとする。
上記した前提において、OSDプレーンU、Lと映像プレーンBとを重ね合わせ表示画面Dを生成した場合における、表示画面Dの画素pの色は下記式の数(1)から(3)で計算できる。
=uβ(lβ+lα)+uα ・・・数(1)
=uβ(lβ+lα)+uα ・・・数(2)
=uβ(lβ+lα)+uα ・・・数(3)
一方、OSDプレーンU、Lを予め合成したOSDプレーンCと映像プレーンCとを重ね合わせ表示画面Dを生成した場合における、表示画面Dの画素pの色は下記式の数(4)から(6)で計算できる。
=cβ+cα ・・・数(4)
=cβ+cα ・・・数(5)
=cβ+cα ・・・数(6)
上記した2つの式群(数(1)から(3)と数(4)から(6))を比較すると、OSDプレーンU、Lの画素pの色からOSDプレーンCの画素pの色を算出する下記式の数(7)から(10)を導くことができる。
α=1−uββ ・・・数(7)
=(uβα+uα)/cα ・・・数(8)
=(uβα+uα)/cα ・・・数(9)
=(uβα+uα)/cα ・・・数(10)
なお、上式の数(7)から(10)は、OSDプレーンCにおける1つの画素pについての式である。ただし、OSDプレーンU、L、Cがインデックスカラー形式で表現されており、OSDプレーンLが単一色である。このため、上式の数(7)から(10)は、OSDプレーンUとOSDプレーンCとにおける、インデックスカラー形式で表現された色の関係を示す式とみなすことができる。したがって、OSDプレーンLの色を決めれば、上式数(7)から(10)によりOSDプレーンUのインデックスカラー形式で表現される色からOSDプレーンCのインデックスカラー形式で表現される色に変換できる。このため、OSDプレーンCを合成する場合、このOSDプレーンCにOSDプレーンUに描画されている図形を持たせ、この図形の色を、数(7)から(10)を計算して求める。これにより、OSDプレーンCを、OSDプレーンUとOSDプレーンLとを重ね合わせた見え方と同じとすることができる。
本実施形態では、映像にフェード効果を施すことを目的としてOSDプレーンLが設けられている。このため、本実施の形態ではOSDプレーンLの色を黒とし、色更新部44は、その透過率を示すαの値を0から255の間で変化させる。また、色更新部44は、このαの値の変化に伴い、OSDプレーンUのインデックスカラー部分を変化させる。具体的には図9に示すように、フェード開始指示部43によって、OSDプレーンC用インデックスカラー55において、OSDプレーンLのインデックスカラー(インデックス番号255)に相当する部分が0から64に変更されると、色更新部44は、数(7)から(10)によってOSDプレーンUのインデックスカラー(インデックス番号3)に相当する部分のα値、R、G、Bの値を変更させる。図9では、インデックス番号3のα値を128から160に、Rを255から204に変更している。このようにして、色更新部44は、OSDプレーンC用インデックスカラー55の更新を行う。図9は、本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンUのインデックスカラー部分の値を更新した結果の一例を示す図である。
色更新部44によって、OSDプレーンC用インデックスカラー55の更新が行われると、合成指示部45は、OSD処理部24に、更新後のOSDプレーンC用インデックスカラー55に基づくOSDプレーンCの合成を指示する。OSD処理部24は、合成指示部45からの指示に応じて、OSDプレーンU用データ51とOSDプレーンL用データ52をRAM28から読み出し、OSDプレーンC用インデックスカラー55を参照してOSDプレーンCを生成する。具体的には、OSDプレーンCの生成は、図10に示すようにインデックスカラーが更新された後のOSDプレーンUとOSDプレーンLとをインデックスカラー形式のまま合成する。そして、合成指示部45は、生成したOSDプレーンCを加算回路26によって映像処理部18から出力された映像に重畳させ、表示制御部19に出力される。なお、図10は、本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンUとOSDプレーンLとをインデックスカラー形式のまま合成し、OSDプレーンCを得る例を示す図である。
表示制御部19は、図11に示すように映像(映像プレーンB)とOSDプレーンCとを重畳させた結果(出力用のプレーンD)を電気信号に変換し液晶表示装置7に出力する。図11は、本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンCと映像プレーンBとを重畳させた結果である出力用のプレーンDを得る例を示す図である。
上記した色更新部44と合成指示部45とによってOSDプレーンCに対する所望の更新が完了すると合成指示部45は、映像変換指示部46にフェード効果の実行が終了した旨通知する。ここで、OSDプレーンCに対する所望の更新が完了するとは、例えば、フェードアウト処理を行っている場合では、所定期間でOSDプレーンCの画像が徐々に暗くなるように色更新部44がOSDプレーンC用インデックスカラー55に対して行う更新が完了するということである。
映像変換指示部46は、合成指示部45からの通知に応じて、映像処理部18に対して映像をフェード効果後の表示になるように指示するとともに、OSDプレーンC用インデックスカラー55を初期状態の内容に書き戻すものである。
ここで、フェード効果後の表示とは、フェード効果としてフェードアウト処理を実行している場合では、真っ黒な表示状態である。すなわち、本実施形態では、OSDプレーンCの表示を変更することで映像の表示状態にフェード効果を与えていた。つまり、映像自身の表示は変更されていなかった。また、一方でOSDプレーンC用インデックスカラー55は、新たなOSDプレーンCの表示に利用するため初期状態に戻す必要があるが、フェードアウト処理完了直後にOSDプレーンC用インデックスカラー55を初期状態に戻すと、液晶表示装置7における表示は、映像にフェードアウト処理を施す前の状態に戻ってしまう。そこで、図13に示すように、映像プレーンBをフェードアウト処理完了後の表示状態、すなわち、映像出力を無効化して黒画面にすることで、フェードアウト処理完了後の表示を維持する。そして、映像変換指示部46は、OSDプレーンU用インデックスカラー53およびOSDプレーンL用インデックスカラー54それぞれから対応するインデックス番号のR、G、B、αそれぞれの値を取得する。そして、この取得した値によってフェードアウト終了後のOSDプレーンC用インデックスカラー55を初期状態に戻す。
図13は、本実施の形態に係るフェードアウト処理完了後におけるOSDプレーンCと映像プレーンBとその合成結果とを示す図であり、OSDプレーンCは初期状態の表示に、映像プレーンBは黒画面表示となっている。
(複数のOSDプレーンの合成処理に係る処理フロー)
次に、上記した構成を有するテレビ放送受信機1による、複数のOSDプレーンの合成処理に係る処理フローについて図14を参照して説明する。図14は、本発明の実施形態を示すものであり、OSDプレーンの合成処理に係る処理フローの一例を示すフローチャートである。
まず、前提として、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1は、映像(映像プレーンB)に複数のOSDプレーンU、Lを組み合わせた表示効果を与えるように、OSDプレーンU、L、映像プレーンBを合成し表示するものとする。ただし、テレビ放送受信機1では、映像プレーンBとOSDプレーンU、Lとを合成する前に、OSDプレーンU、Lを事前に合成し、OSDプレーンCを作成する。そして、このOSDプレーンCと映像プレーンBとを合成するように構成されている。
OSDプレーンUは、メニュー画面等ユーザに所定の情報を示す図形等を表示するためのものであり、OSDプレーンLは、映像プレーンBにフェード効果を与えるためのものである。ここでは、フェード効果としてフェードアウト処理を行う場合を例に挙げ、合成処理に係る処理フローを説明するものとする。また、OSDプレーンLは、映像プレーンBにフェード効果を与えるためのものであるため、その全体の色が所定の単一色により表現されることとなる。本実施形態ではこの所定の単一色を黒色とし、その透過率を所定期間で一定の割合ずつ下げるように構成されている。また、この透過率の変更に伴い、OSDプレーンLと重ね合うOSDプレーンUの色も変化させるように構成されている。
また、テレビ放送受信機1は、RAM28に、OSDプレーンU、L、Cそれぞれに対応するパレット(OSDプレーンU用インデックスカラー53、OSDプレーンL用インデックスカラー54、OSDプレーンC用インデックスカラー55)が記憶されているものとする。
上記した前提において、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1は、OSDプレーンU、Lの合成処理を下記のように実行する。
すなわち、最初に、インデックスカラー取得部41は、OSDプレーンU用データ51およびOSDプレーンL用データ52から色情報を取得する。より具体的には、インデックスカラー取得部41がOSDプレーンU用インデックスカラー53におけるすべてのインデックス番号の色情報を取得する。さらにまた、インデックスカラー取得部41は、OSDプレーンL用インデックスカラー54における黒色のインデックス番号の色情報のみを取得する。つまり、OSDプレーンLについては、黒色の単色だけで表現されており、その黒色で表示されるOSDプレーンの透過率のみが変更対象となる。このため、インデックスカラー取得部41は、OSDプレーンL用インデックスカラー54における黒色のインデックス番号の色情報のみを取得する。そして、インデックスカラー取得部41は、OSDプレーンU用インデックスカラー53、およびOSDプレーンL用インデックスカラー54から取得した色情報から、OSDプレーンC用インデックスカラー55を生成する(ステップS1、これ以降S1と称する)。なお、インデックスカラー取得部41による、OSDプレーンU用データ51およびOSDプレーンL用データ52からの色情報の取得処理は、例えば、リモートコントローラ5により入力されたユーザからの表示指示に基づいて開始される。なお、色情報の取得処理の開始取トリガはこれに限定されるものではない。例えば、気象条件等により放送電波の受信が途絶えた場合に、OSDプレーンL、Uを映像プレーンBの上に重畳させて表示するように構成されていてもよい。このように構成されている場合、色情報の取得処理の開始トリガは、受信感度が不良になった旨を示す検知結果である。
インデックスカラー取得部41は、OSDプレーンC用インデックスカラー55を生成すると、フェード開始指示部43にOSDプレーンCにおいてフェード効果の実行を開始するように指示する。
フェード開始指示部43は、インデックスカラー取得部41からフェード効果実行開始指示を受けると、OSDプレーンCにおけるフェード効果の実行を開始させる(S2)。より具体的には、フェード開始指示部43は、OSDプレーンCにおいてフェード効果を実現させるために、OSDプレーンLの透過率を示すαの値を変更させる。具体的には図8に示すようにOSDプレーンLの画素に対応するインデックス番号がインデックス255であるとすると、フェード開始指示部43は、インデックス番号255のα値を例えば、0から64に変更する。
フェード開始指示部43は、OSDプレーンLの透過率を示すαの値を変更させると、変更後のα値に関する情報を色更新部44に出力する。
色更新部44は、フェード開始指示部43から出力された、変更後のOSDプレーンLのα値に応じて、OSDプレーンUから取得した色情報のα、R、G、Bの値を求め、OSDプレーンC用インデックスカラーの値を更新する(S3)。具体的には、色更新部44は、フェード開始指示部43によるα値の変更に応じて、図9に示すようにインデックス番号3のαの値を128から160に、Rの値を255から204に変更させ、OSDプレーンC用インデックスカラー55を更新する。
色更新部44によって、OSDプレーンC用インデックスカラー55の更新が行われると、合成指示部45は、OSD処理部24に、更新後のOSDプレーンC用インデックスカラー55に基づくOSDプレーンCの合成を指示する。OSD処理部24は、合成指示部45からの指示に応じて、OSDプレーンU用データ51とOSDプレーンL用データ52をRAM28から読み出し、OSDプレーンC用インデックスカラー55を参照してOSDプレーンCを生成する。具体的には、OSDプレーンCの生成は、図10に示すようにインデックスカラーが更新された後のOSDプレーンUとOSDプレーンLとをインデックスカラー形式のまま合成する。
そして、合成指示部45は、生成したOSDプレーンCを加算回路26によって映像処理部18から出力された映像に重畳させ、表示制御部19に出力される。表示制御部19は、図11に示すように映像とOSDプレーンCとを重畳させた結果(出力用のプレーンD)を電気信号に変換し液晶表示装置7に出力させる(S4)。
上記したステップS2からステップS4までの処理は、フェード効果の実行が終了するまで、すなわち、ステップS5の判定において後述するように合成指示部45が「YES」と判定するまで繰返される。より具体的には、OSD処理部24から加算回路26への出力タイミングは、液晶表示装置7における映像の更新周期と同期する。このため、フェード開始指示部43は、映像の表示更新のタイミングに同期して、インデックス番号255のα値を所定の幅で値が255になるまで段階的に変更させていく。そのたびに、ステップS3からステップS5までの処理が繰返される。
そして、フェード開始指示部43は、インデックス番号255のα値が255に達するとその旨を、色更新部44を介して合成指示部45に通知する。合成指示部45は、フェード開始指示部43からの通知を受けると、映像変換指示部46に、フェード効果が終了した旨を通知する。
映像変換指示部46は、合成指示部45からの通知に応じて、映像処理部18に対して映像をフェード効果後の表示になるように指示する(S6)。さらに、映像変換指示部46は、図12に示すようにOSDプレーンC用インデックスカラー55を初期状態に書き戻し、初期化する(S7)。本実施形態では、フェードアウト処理を例に挙げて説明している。このため、フェード効果後の映像の表示とは黒色表示となる。したがって、映像処理部18は、図13に示すように、映像出力を無効化して映像プレーンBを黒画面にする。
なお、上記ではOSDプレーンU、L、Cそれぞれに対応するパレット(OSDプレーン用インデックスカラー53、OSDインデックスカラー54、OSDプレーンC用インデックスカラー55)を有する場合について説明した。しかしながら、このパレットは、各OSDプレーンU、L、Cそれぞれについて用意される構成に限定されるものではなく、これらに共通のパレットを1つ備える構成としてもよい。
ここで、テレビ放送受信機1が共通のパレットを1つ備える構成の場合について説明する。なお、この共通のパレットをOSDプレーンC用インデックスカラー55とし、その内容は、図6に示すOSDプレーンC用インデックスカラー55と同様となるものとする。
この共通のパレットを利用する構成では、以下の点で図1に示すテレビ放送受信機1の構成と異なる。
すなわち、インデックスカラー取得部41が、OSDプレーンU用インデックスカラー53およびOSDプレーンL用インデックスカラー54からOSDプレーンUおよびOSDプレーンLそれぞれの色情報を取得しOSDプレーンC用インデックスカラー55を生成していた。しかしながら、共通のパレットを利用する構成の場合、インデックスカラー取得部41は、OSDプレーンC用インデックスカラー55において、OSDプレーンUの色情報に対応するインデックス番号およびOSDプレーンLの色情報に対応するインデックス番号についてRAM28に記録しておく点で異なる。
また、図7に示すようにOSDプレーンC用インデックスカラー55を複写するための、不図示のインデックスカラー複写部(複写手段)をさらに備える点で異なる。すなわち、インデックスカラー複写部は、インデックスカラー取得部41からの指示に応じて、OSDプレーンC用インデックスカラー55の複写を、コピーデータ56としてRAM28における別の領域に記録する。具体的には、図7に示すように、OSDプレーンC用インデックスカラー55と同じ内容を、コピーデータ(複写データ)56としてRAM28の別の格納領域に記録する。コピーデータ56をRAM28に記録すると、インデックスカラー複写部42は、フェード開始指示部43にOSDプレーンCにおいてフェード効果の実行を開始するように指示する。
また、映像変換指示部46が、フェードアウト処理完了直後にOSDプレーンC用インデックスカラー55を初期状態に戻す方法が異なる。すなわち、テレビ放送受信機1が共通のパレットを1つ備える構成の場合、映像変換指示部46は、図12に示すように、OSDプレーンC用インデックスカラー55をコピーデータ56の内容に戻し初期状態とする。図12は、本発明の実施形態を示すものであり、コピーデータ56とフェードアウト処理完了時点のOSDプレーンC用インデックスカラー55とを示す図である。
なお、パレットを各OSDプレーンL、U、Cそれぞれに対応して備える構成と、共通のパレット1つを備える構成では、前者の方が、単純な処理の組み合わせで実現できるためプログラムの実装が後者よりも容易となる点で有利である。ただし、RAM28に記憶させるデータ量が前者の方が後者よりも大きくなってしまう。
以上のように、テレビ放送受信機1は、OSD機能により表示される表示画面、すなわちOSD表示を描画するための2次元平面領域であるOSDプレーンU、Lを、映像を描画するための2次元平面領域である映像プレーンB上に重畳して出力することができるものである。
テレビ放送受信機1は、赤、緑、青の組み合わせのうち、必要なものを選んで色番号を付し、各画素の色を該色番号で指定するインデックスカラー形式で表現されるOSDプレーンUとOSDプレーンLとを重畳させた表示効果が得られるように合成し、インデックスカラー形式で表現される合成画面としてOSDプレーンCを生成することができる。そして、生成された上記OSDプレーンCを描画するために必要なOSDプレーンU用データ51、OSDプレーンL用データ52、およびOSDプレーンC用インデックスカラー55をRAM28から読み出し、OSDプレーンCを映像プレーンB上に重畳させた画像を表示制御部19が液晶表示装置7に出力することができる。
このため、OSDプレーンUとOSDプレーンLとを映像プレーンB上に重畳して出力させる場合、この映像プレーンBと重畳させる前に、OSDプレーンUとOSDプレーンLとを重畳させた表示効果が得られるように合成したOSDプレーンCを生成することができる。
したがって、表示制御部19は、OSD処理部24を通じてOSDプレーンCを描画するためのOSD表示データと、映像処理部18を通じて映像プレーンBを描画するためのOSD表示データとを読み出せばよい。それゆえ、OSDプレーンUのOSD表示データ、OSDプレーンLのOSD表示データ、および映像プレーンBの映像データそれぞれを同時に読み出す構成と比較して、読み出すデータ量を小さくすることができ、読み出しに必要となるメモリ帯域幅を低減させることができる。
また、テレビ放送受信機1は、RAM28にOSDプレーンL用インデックスカラー54と、OSDプレーンU用インデックスカラー53とを記憶している。そして、インデックスカラー取得部41が、RAM28からOSDプレーンL用インデックスカラー54と、OSDプレーンU用インデックスカラー53とを読み出し、OSDプレーンC用インデックスカラー55を生成することができる。
また、フェード開始指示部43が、この生成したOSDプレーンC用インデックスカラー55において、OSDプレーンL用インデックスカラー54における所定の色番号(図8ではインデックス番号255)のα値に相当する値を変更させる。このα値の変更に応じて、色更新部44が、OSDプレーンLとOSDプレーンUとを重ね合わせた色に相当する色表現を得るように、OSDプレーンC用インデックスカラー55を更新する。つまり、色更新部44は、α値の変更に応じて、OSDプレーンC用インデックスカラー55において、OSDプレーンU用インデックスカラー53のR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を書き換える構成である。
そして、合成指示部45からの制御指示の下、OSD処理部24が、更新後のOSDプレーンC用インデックスカラー55を参照してOSDプレーンCを生成することができる。
このため、テレビ放送受信機1は、OSDプレーンLの透過率の変更を反映してOSDプレーンUの色表現を変更させたOSDプレーンCを生成することができる。
したがって、テレビ放送受信機1は、重畳するOSDプレーンU、Lのうち、OSDプレーンLの透過率が変更する場合であっても、その変更を反映した色表現が得られるようにOSDプレーンCを生成することができる。
なお、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1では、上述のようにフェード効果を与えるためにOSDプレーンLの色を黒色に設定したが、OSDプレーンLの色は黒色に限定されるものではない。黒色の変わりに赤色または白色などを選択しフェード効果を実現することができる。
また、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1では、映像にフェード効果を与えるために、OSDプレーンUと映像プレーンBとの間にOSDプレーンLを配置していた。つまり、OSDプレーンUとOSDプレーンLとの重ね合わせにおいてOSDプレーンLの方が下に位置するように配置されていた。しかしながら、フェード効果を与えるためのOSDプレーンの配置はこれに限定されるものではない。例えば、OSDプレーンUを単一色にし、フェード効果を与えるためのOSDプレーンとし、OSDプレーンLを、所望の画像や情報等をOSD表示するためのOSDプレーンとしてもよい。このように、フェード効果を与えるOSDプレーンをOSDプレーンUとした場合、OSDプレーンUよりも下に配置する映像プレーンとOSDプレーンLとにフェード効果を与えることができる。
また、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1では、OSDプレーンU、Lを合成する場合について説明したが、合成するOSDプレーンの数はこれに限定されるものではない。例えば、図15に示すように、合成するOSDプレーンの数はOSDプレーンU、L、Mの3つであってもよい。この場合、OSDプレーンU、L、Mを合成したOSDプレーンCについては以下のように生成する。図15は、本発明の実施形態を示すものであり、3つの異なるOSDプレーンU、L、Mを合成する例を示す図である。
すなわち、図15に示すように、数(7)から(10)により先にOSDプレーンLとOSDプレーンMとを合成したOSDプレーンTという中間生成物を求める。次いで、このOSDプレーンTとOSDプレーンUとを数(7)から(10)で示される関係を参照して合成したOSDプレーンCを求める。このようにして、合成するOSDプレーン数が2より大きい場合であっても対応することができる。
また、上記では映像全体に対してフェード効果を与えるように構成されていたが、フェード効果を与える領域は映像全体ではなくその一部であってもよい。例えば、図16に示す無地領域を上記した数(7)から(10)を適用する一部のインデックスカラー領域とし、フェード効果をかけることで、図16に示すように縦線で示される領域についてはフェード効果がかからないようにすることができる。図16は、本発明の実施形態を示すものであり、映像の一部にフェード効果を与える例を示す図である。
また、上記では、フェード効果を実施する場合について説明したが、OSDプレーンの合成はこのようなフェード効果の実施に限定されるものではない。例えば、OSDプレーンLのα値が2つ特定値(例えば、α=100とα=200)を交互にとるように設定することで点滅表示(ブリンク)機能を実現することができる。このようにα値が動的に変更される表示変化に本発明は広く適用することができる。
また、動的に変更させる値は、OSDプレーンLのα値に限定されるものではなく、R、G、Bの強さを規定する値であってもよい。R、G、Bの強さを規定する値を動的に変更させ、赤色から青色に向かって段階的に変化するような表示効果をOSDプレーンLが与える構成であってもよい。
また、上記したテレビ放送受信機1の要部構成において、IP放送チューナ部29を備えていたが、このIP放送チューナ部29は必ずしも備えている必要はない。例えば、テレビ放送受信機1とは別体にIP放送チューナ部を備えた装置を設け、該装置を通じてIP放送を受信する構成であってもよい。
また、上記した本発明に係るテレビ放送受信機1の要部構成では、アナログチューナ11とデジタルチューナ13とをともに備えているが、これらのうちいずれか一方だけを備える構成であってもよい。
また、上記では複数のOSDプレーン(OSDプレーンU、L)を合成し、OSDプレーンCを生成する。そして生成したOSDプレーンCと映像プレーンBとを重畳させて出力する構成であった。しかしながらOSDプレーンCと重畳させて出力させるプレーンは映像プレーンBに限定されるものではない。例えば、OSDプレーンU、Lとは別のOSDプレーンであってもよい。このように構成される場合、本発明の第3表示画面は、この別のOSDプレーンに対応することになる。
最後に、テレビ放送受信機1が備える各ブロック、特に合成処理部40が有するインデックスカラー取得部41、フェード開始指示部43、色更新部44、および合成指示部45は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPU30を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、テレビ放送受信機1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU30、上記プログラムを格納したROM、上記プログラムを展開するRAM28、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるテレビ放送受信機1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記テレビ放送受信機1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
以上のように、本発明に係る受信機は、下記の構成を備えるものと言える。また、本発明に係る受信機の制御方法は、下記のステップを含むものであると言える。
また、本発明に係る画像処理装置は、以上のように、上記生成手段により生成された上記合成画面を構成する画像データと、上記第1表示画面および上記第2表示画面とは異なる表示画面である第3表示画面を構成する画像データとを読み出し、該合成画面を該第3表示画面上に重畳させた画像を出力する出力手段を備えるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、生成手段により事前に第1表示画面と第2表示画面とを合成し合成画面を生成しておき、出力手段がこの合成画面と第3表示画面とを重畳させて出力することができる。このため、上記出力手段は、上記合成画面を構成する画像データと、上記映像表示画面を構成する画像データとだけを読み出せばよいため、第1表示画面、第2表示画面、および第3表示画面それぞれを構成する画像データを一度に読み出す構成と比較して、画像データを読み出すために必要となるメモリ帯域幅を低減させることができる。
したがって、本発明に係る画像処理装置は、画像データを読み出すためのメモリ帯域幅を増大させることなく、複数のOSD表示画面を組み合わせた表示効果を得ることができる。
また、本発明に係る画像処理装置は、以上のように、上記第1対応表および上記第2対応表それぞれに含まれるα値は、その値が大きくなればなるほど透過率が小さくなるように設定されており、上記変更手段は、上記第3対応表において、上記第1対応表におけるα値に相当する値を所定期間で段階的に増加するように変更させるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、上記第1対応表におけるα値に相当する値を所定期間で段階的に増加するように変更させるように構成されているため、合成画面と重畳される映像表示画面を徐々に暗くするいわゆるフェードアウト処理を実現することができる。
また、本発明に係る画像処理装置は、以上のように、上記第1対応表および上記第2対応表それぞれに含まれるα値は、その値が大きくなればなるほど透過率が小さくなるように設定されており、上記変更手段は、上記第3対応表において、上記第1対応表におけるα値に相当する値を所定期間で段階的に低減するように変更させるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、上記第1対応表におけるα値に相当する値を所定期間で段階的に低減するように変更させるように構成されているため、合成画面と重畳される映像表示画面を徐々に明るくするいわゆるフェードイン処理を実現することができる。
また、本発明に係る画像処理装置は、以上のように、上記第1対応表および上記第2対応表それぞれに含まれるα値は、その値が大きくなればなるほど透過率が小さくなるように設定されており、上記変更手段は、上記第3対応表において、上記第1対応表におけるα値に相当する値を、異なる2つの所定値のいずれかに一定間隔で切り替わるように変更させるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、上記第3対応表において、上記第1対応表におけるα値に相当する値を、異なる2つの所定値のいずれかに一定間隔で切り替わるように変更させるように構成されているため、合成画面と重畳される映像表示画面上で点滅表示(ブリンク)機能を実現することができる。
また、本発明に係る画像処理装置は、以上のように、上記変更手段により変更される、第1対応表のα値に相当する値は、映像表示画面の背景色として設定されている所定の色番号の透過率を規定するものであり、上記対応表作成手段によって作成した第3対応表を複写した複写データを生成し、上記記憶装置に記憶する複写手段と、上記第1対応表におけるα値に相当する値が最大値に達した場合、上記変更手段による上記第1対応表のα値に相当する値の変更に伴い上記更新手段により更新された第3対応表の内容を上記複写データの内容に置き換える置換手段と、上記映像表示画面の表示内容を無効化し、所定の色番号に対応した表示となるように表示状態を変更する表示変更手段と、を備えるように構成されていてもよい。
ところで、第1対応表におけるα値に相当する値が最大値に達するとは、合成画面において第1表示部分が不透明な映像画面の背景色(例えば黒色)で表現される状態であり、その合成画面と重畳される映像表示画面も所定の背景色に覆われてしまうこととなる。
上記した構成によると、複写手段を備えるため、第3対応表が書き換えられる前の初期状態の情報として複写データを記憶装置に保持しておくことができる。
さらに、上記置換手段と表示変更手段とを備えるため、更新された第3対応表を初期状態、すなわち、合成画面が透明な状態で映像表示画面を写し出す状態に戻すとともに、映像表示画面を予め設定されている背景色とすることができる。
したがって、第1対応表におけるα値に相当する値が最大値に達した時点での、合成画面と映像表示画面とを重畳させた表示状態と同様の表示状態を維持したまま、第3対応表を初期化することができる。このため、第3対応表を別の表示効果を有する用途に使うことができる。
また、本発明に係る画像処理装置は、以上のように、上記変更手段により変更される、第1対応表のα値に相当する値は、映像表示画面の背景色として設定されている所定の色番号の透過率を規定するものであり、上記第1対応表におけるα値に相当する値が最大値に達した場合、上記第3対応表の上記変更手段により変更された上記第1対応表のα値に相当する値を、第1対応表におけるα値に置き換えるとともに、上記更新手段により更新された第3対応表の第2対応表におけるR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を、第2対応表におけるR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に置き換える置換手段と、上記映像表示画面の表示内容を無効化し、所定の色番号に対応した表示となるように表示状態を変更する表示変更手段と、を備えるように構成されていてもよい。
ところで、第1対応表におけるα値に相当する値が最大値に達するとは、合成画面において第1表示部分が不透明な映像画面の背景色(例えば黒色)で表現される状態であり、その合成画面と重畳される映像表示画面も所定の背景色に覆われてしまうこととなる。
上記した構成によると、上記置換手段と表示変更手段とを備えるため、更新された第3対応表を初期状態、すなわち、合成画面が透明な状態で映像表示画面を写し出す状態に戻すとともに、映像表示画面を予め設定されている背景色とすることができる。
したがって、第1対応表におけるα値に相当する値が最大値に達した時点での、合成画面と映像表示画面とを重畳させた表示状態と同様の表示状態を維持したまま、第3対応表を初期化することができる。このため、第3対応表を別の表示効果を有する用途に使うことができる。
本発明に係る画像処理装置の制御方法は、以上のように、上記生成ステップにおいて生成された上記合成画面を構成する画像データと、上記第1表示画面および上記第2表示画面とは異なる表示画面である第3表示画面を構成する画像データとを読み出し、該合成画面を該第3表示画面上に重畳させた画像を出力する出力ステップを含んでいてもよい。
上記した方法によると、生成ステップにおいて事前に第1表示画面と第2表示画面とを合成し合成画面を生成しておき、出力ステップにてこの合成画面と第3表示画面とを重畳させて出力することができる。このため、上記出力ステップでは、上記合成画面を構成する画像データと、上記映像表示画面を構成する画像データとだけを読み出せばよいため、第1表示画面、第2表示画面、および第3表示画面それぞれを構成する画像データを一度に読み出す構成と比較して、画像データを読み出すために必要となるメモリ帯域幅を低減させることができる。
したがって、本発明に係る画像処理装置の制御方法は、画像データを読み出すためのメモリ帯域幅を増大させることなく、複数のOSD表示画面を組み合わせた表示効果を得ることができる。
なお、上記画像処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記画像処理装置をコンピュータにて実現させる画像処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、複数のOSDプレーンを重ね合わせて合成する処理において、一方のOSDプレーンのインデックスカラーにおける透過率を規定するα値の変更に応じて、他方のOSDプレーンのインデックスカラーのR、G、B、およびα値の少なくとも1つの設定を変更することができる。このため、インデックスカラー形式で表現される複数のOSDプレーンを重ね合わせて合成した結果を表示する技術に幅広く適応できる。
1 テレビ放送受信機(画像処理装置)
7 液晶表示装置
18 映像処理部
19 表示制御部(出力手段)
24 OSD処理部(生成手段・合成画面生成手段)
26 加算回路
27 通信制御部
28 RAM(記憶装置)
29 IP放送チューナ部
30 CPU
40 合成処理部(生成手段)
41 インデックスカラー取得部(対応表作成手段)
43 フェード開始指示部(変更手段)
44 色更新部(更新手段)
45 合成指示部
46 映像変換指示部(置換手段・表示変更手段)
51 OSDプレーンU用データ
52 OSDプレーンL用データ
53 OSDプレーンU用インデックスカラー(第2対応表)
54 OSDプレーンL用インデックスカラー(第1対応表)
55 OSDプレーンC用インデックスカラー(第3対応表)
56 コピーデータ(複写データ)

Claims (11)

  1. R、G、Bの組み合わせのうち、必要なものを選んで色番号を付し、各画素の色を該色番号で指定するインデックスカラー形式で表現した表示画面である第1表示画面と第2表示画面とを合成する画像処理装置であって、
    上記第1表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第1対応表と、
    上記第2表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第2対応表とを記憶する記憶装置と、
    上記第1表示画面と上記第2表示画面とを重畳させた表示効果が得られるように合成し、インデックスカラー形式で表現される合成画面を生成する生成手段とを備え、
    上記生成手段が、
    上記第1対応表と上記第2対応表とから、上記合成画面を構成する画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示す第3対応表を作成する対応表作成手段と、
    上記第3対応表において、上記第1対応表における所定の色番号のR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を変更させる変更手段と、
    上記変更手段によって変更された上記値に基づき、第1表示画面と第2表示画面とを重ね合わせた色に相当する色表現を得るように、上記第3対応表において、上記第2対応表における上記R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を書き換える更新手段と、
    上記更新手段による書き換え後の第3対応表を参照して、上記合成画面を生成する合成画面生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記生成手段により生成された上記合成画面を構成する画像データと、上記第1表示画面および上記第2表示画面とは異なる表示画面である第3表示画面を構成する画像データとを読み出し、該合成画面を該第3表示画面上に重畳させた画像を出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記第1対応表および上記第2対応表のそれぞれに含まれるα値は、その値が大きくなればなるほど透過率が小さくなるように設定されており、
    上記変更手段は、上記第3対応表において、上記第1対応表におけるα値に相当する値を所定期間で段階的に増加するように変更させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 上記第1対応表および上記第2対応表のそれぞれに含まれるα値は、その値が大きくなればなるほど透過率が小さくなるように設定されており、
    上記変更手段は、上記第3対応表において、上記第1対応表におけるα値に相当する値を所定期間で段階的に低減するように変更させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 上記第1対応表および上記第2対応表のそれぞれに含まれるα値は、その値が大きくなればなるほど透過率が小さくなるように設定されており、
    上記変更手段は、上記第3対応表において、上記第1対応表におけるα値に相当する値を、異なる2つの所定値のいずれかに一定間隔で切り替わるように変更させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  6. 上記変更手段により変更される、第1対応表のα値に相当する値は、映像表示画面の背景色として設定されている所定の色番号の透過率を規定するものであり、
    上記対応表作成手段によって作成した第3対応表を複写した複写データを生成し、上記記憶装置に記憶する複写手段と、
    上記第1対応表におけるα値に相当する値が最大値に達した場合、
    上記変更手段による上記第1対応表のα値に相当する値の変更に伴い上記更新手段により更新された第3対応表の内容を上記複写データの内容に置き換える置換手段と、
    上記映像表示画面の表示内容を無効化し、上記所定の色番号に対応した表示となるように表示状態を変更する表示変更手段と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 上記変更手段により変更される、第1対応表のα値に相当する値は、映像表示画面の背景色として設定されている所定の色番号の透過率を規定するものであり、
    上記第1対応表におけるα値に相当する値が最大値に達した場合、
    上記第3対応表の上記変更手段により変更された上記第1対応表のα値に相当する値を、第1対応表におけるα値に置き換えるとともに、上記更新手段により更新された第3対応表の第2対応表におけるR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を、第2対応表におけるR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に置き換える置換手段と、
    上記映像表示画面の表示内容を無効化し、上記所定の色番号に対応した表示となるように表示状態を変更する表示変更手段と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  8. R、G、Bの組み合わせのうち、必要なものを選んで色番号を付し、各画素の色を該色番号で指定するインデックスカラー形式で表現した表示画面である第1表示画面と第2表示画面とを合成する画像処理装置の制御方法であって、
    上記第1表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第1対応表と、
    上記第2表示画面を構成する各画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示し、R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびに透過率を規定するα値とを含む第2対応表とを記憶する記憶装置とを備え、
    上記第1表示画面と上記第2表示画面とを重畳させた表示効果が得られるように合成し、インデックスカラー形式で表現される合成画面を生成する生成ステップを含み、
    上記生成ステップにおいて、
    上記第1対応表と上記第2対応表とから、上記合成画面を構成する画素の色に関する、上記色番号とRGB形式との対応関係を示す第3対応表を作成する対応表作成ステップと、
    上記第3対応表において、上記第1対応表における所定の色番号のR、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を変更させる変更ステップと、
    上記変更ステップにおいて変更された上記値に基づき、第1表示画面と第2表示画面とを重ね合わせた色に相当する色表現を得るように、上記第3対応表において、上記第2対応表における上記R、G、Bそれぞれの強さを規定する値、ならびにα値に相当する値を書き換える更新ステップと、
    上記更新ステップにおける書き換え後の第3対応表を参照して、上記合成画面を生成する合成画面生成ステップとをさらに含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 上記生成ステップにおいて生成された上記合成画面を構成する画像データと、上記第1表示画面および上記第2表示画面とは異なる表示画面である第3表示画面を構成する画像データとを読み出し、該合成画面を該第3表示画面上に重畳させた画像を出力する出力ステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置の制御方法。
  10. コンピュータを請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるための画像処理装置の制御プログラム。
  11. 請求項10に記載の画像処理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2011524829A 2009-07-31 2010-07-29 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、画像処理装置の制御プログラム、および制御プログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP5189205B2 (ja)

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