JPWO2010147066A1 - 被検体内導入装置および生体内情報取得システム - Google Patents

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Abstract

生体内情報取得システム1におけるカプセル型医療装置10は、被検体100内を照明する照明部13と、照明部13で照明された被検体100内の光学像が結像される有効画素領域Reffと、光学像が遮光されるOB領域ROBと、を有する撮像部12と、有効画素領域Reffの画像信号の画素値とOB領域ROBの画像信号の画素値とに基づいて照明部13からの光の光量を調光する調光制御部(16,17,18)と、を備える。

Description

本発明は、被検体内導入装置および生体内情報取得システムに関し、特に被検体内に導入されて被検体内部を撮像する被検体内導入装置および生体内情報取得システムに関する。
従来、経口にて生体などの被検体内に導入されて被検体内部の画像を取得する被検体内導入装置が存在する。この被検体内導入装置には、例えば、カプセル型の筐体内に照明部およびイメージセンサと取得した画像を被検体外に配置された受信装置へ無線送信する送信回路とが収納される。このような撮像手段を備えた被検体内導入装置は、従来、取得した画像における光学的黒(Optical Black:以下、OBという)の値を補正する、いわゆる黒レベル補正(以下、OB補正という)を、内部において実行するように構成されていた(例えば以下に示す特許文献1参照)。
例えば、被検体内導入装置に搭載されたイメージセンサは、照明部からの照明光によって照らされた被写体の画像を取得する。イメージセンサから出力されたアナログの画像信号は、アナログ信号処理部によって相関二重サンプリング等の信号処理がなされた後、A/D変換器によってデジタル信号に変換される。デジタル化された画像信号は、OB補正やオフセット調整などのデジタル信号処理が施された後、送信回路に送られ、送信回路からアンテナを介して被検体外へ送信される。なお、OB補正は、デジタル信号に対して単純にオフセットを除算することでも、アナログ信号に対してフィードバック処理を行うことでもできる。
また、被検体内導入装置には、照明部の光量を調整する調光回路も搭載される。この調光回路は、イメージセンサで得られた画像信号に対する測光処理を行う。測光処理では、予め定められた領域の輝度の単純平均、重み付け平均、ピークなどの値、あるいはこれらの組み合わせから算出した値を用いて対象画像の明るさが求められる。これに限らず、各画素の信号レベルそのものを用いて対象画像の明るさを求めることもできる。なお、処理対象の画像信号は、アナログ信号であってもデジタル信号であってもよい。
調光回路は、測光処理により得られた結果に基づいて、次フレームの撮像時における照明部の光量(発光量、発光時間など)を調整する。例えば測光処理により得られた結果が予め設定しておいた目標値に達していない場合、調光回路は、次フレームの撮像時における照明部の光量を増やす。一方、測光処理により得られた結果が予め設定しておいた目標値を超えている場合、調光回路は、次フレームの撮像時における照明部の光量を減らす。このように先フレームの画像の明るさに基づいて次フレーム撮像時における照明部の光量を調整することで、例えば被検体内導入装置と被写体との距離が変化する場合などでも、明るさが略一定に保たれた画像を取得することが可能となる。
特開2006−140642号公報
しかしながら、OB補正を被検体内導入装置で行う場合、OB補正の演算に伴う消費電力が増加する。このため、被検体内導入装置内に比較的大容量のバッテリを搭載する必要が生じ、被検体内導入装置が大型化してしまうという問題が発生する。特に近年では、被検体内導入装置が実装する機能が多様化および複雑化してきており、これに伴って被検体内導入装置の消費電力が増大化してきているため、さらなるバッテリの大型化は被検体内導入装置の設計および目的上、避ける必要がある。
OB補正の演算に伴う消費電力の増加を解消する方法としては、OB補正を生体内情報取得装置以外の構成、例えば被検体内導入装置から画像を受信する受信装置や受信装置で受信された画像を表示する表示装置等で行うことが考えられる。
ただし、被検体内導入装置が撮像時に安定して調光処理を行うためには、測光処理の対象とする画像信号をOB補正後の画像信号とする必要がある。このため、OB補正を被検体内導入装置の外部で行う構成では、被検体内導入装置における調光処理がOBレベルのばらつきを含んだものとなってしまう。この結果、従来の技術では、OB補正後の画像の明るさがイメージセンサごとに異なってしまうという問題が発生する。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、少ない演算量で安定した調光処理を行うことが可能な被検体内導入装置および生体内情報取得システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明による被検体内導入装置は、被検体内に導入される被検体内導入装置であって、被検体内を照明する照明部と、前記照明部で照明された被検体内の光学像が結像される有効画素領域と、前記光学像が遮光されるオプティカルブラック領域と、を有する撮像素子と、前記有効画素領域の画像信号の画素値と前記オプティカルブラック領域の画像信号の画素値とに基づいて前記照明部からの光の光量を調光する調光制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による生体内情報取得システムは、被検体内を照明する照明部と、前記照明部で照明された被検体内の光学像が結像される有効画素領域と、前記光学像が遮光されるオプティカルブラック領域と、を有する撮像素子と、前記有効画素領域の画像信号の画素値と前記オプティカルブラック領域の画像信号の画素値とに基づいて前記照明部からの光の光量を調光する調光制御部と、を備えた被検体内導入装置と、前記被検体内導入装置から送信された前記画像信号を受信して表示する外部装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、有効画素領域の画像信号の画素値とオプティカルブラック領域の画像信号の画素値とに基づいて照明部からの光の光量を調光することが可能となるため、少ない演算量で安定した調光処理を行うことが可能な被検体内導入装置および生体内情報取得システムを実現することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1による生体内情報取得システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態1によるカプセル型医療装置の概略構成を示す外視図である。 図3は、本発明の実施の形態1によるカプセル型医療装置の概略内部構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態1における撮像部の画素領域の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係るカプセル型医療装置の他の形態を示す概略ブロック図である。 図6は、本発明の実施の形態1によるカプセル型医療装置の概略動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態1の変形例1−1によるカプセル型医療装置の概略構成を示すブロック図である。 図8は、本発明の実施の形態1の変形例1−2によるカプセル型医療装置の概略構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の実施の形態2によるカプセル型医療装置の概略構成を示すブロック図である。 図10は、本発明の実施の形態2の変形例2−1によるカプセル型医療装置の概略構成を示すブロック図である。 図11は、本発明の実施の形態2の変形例2−2によるカプセル型医療装置の概略構成を示すブロック図である。 図12は、本発明の実施の形態3によるOB補正処理を行うOB補正回路の構成を示す概略ブロック図である。 図13は、本発明の実施の形態3における撮像素子の構成の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態4においてカプセル型医療装置が送信する1フレーム分の画像信号の概念を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の説明において、各図は本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎず、従って、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1による生体内情報取得システム1の構成及び動作を、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態1では、被検体内導入装置として、経口により被検体100内に導入され、被検体100の食道から肛門にかけて移動する途中で被検体100内の情報(被検体内情報)を取得するカプセル型医療装置10を用いた場合を例に挙げる。ただし、本発明はこれに限定されず、例えば被検体100の胃や腸などの各種器官に溜まった状態で被検体100内の何らかの被検体内情報を取得するカプセル型医療装置など、種々の被検体内導入装置を用いることができる。また、カプセル型医療装置10が取得する生体内情報として、本実施の形態では、後述する撮像部12を用いて撮像することで取得した画像(被検体内画像)を例に挙げる。ただし、本発明はこれに限定されず、被検体内の温度や圧力やpH値など、種々の情報を被検体内情報とすることができる。
(構成)
図1は、本実施の形態1による生体内情報取得システム1の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、生体内情報取得システム1は、被検体100が飲み込める程度の大きさのカプセル型医療装置10と、このカプセル型医療装置10から無線信号として送出された画像信号を受信可能な受信装置30と、受信装置30とUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの通信ケーブル59を用いた有線インタフェース、Bluetooth等の無線インタフェース、またはフラッシュメモリ(登録商標)などの携帯型記録媒体58等を介してデータの入出力が可能な情報処理装置50と、を備える。受信装置30と情報処理装置50とは、生体内情報取得システム1の外部装置である。
受信装置30には、接続ケーブル39や図示しないバラン等を介して体外アンテナ20が接続される。カプセル型医療装置10から放出された無線信号は、この体外アンテナ20を介して受信装置30に入力される。
カプセル型医療装置10は、例えば定期的に被検体内画像を取得し、逐次、取得した被検体内画像を受信装置30へ送信する。したがって、受信装置30と情報処理装置50とを有線または無線インタフェースで接続し且つ受信装置30で受信された被検体内画像を随時情報処理装置50へ入力するように構成した場合、情報処理装置50においてカプセル型医療装置10で取得された被検体内画像を略リアルタイムにユーザに表示することができる。例えばカプセル型医療装置10による画像取得サイクルを1秒間に2コマとした場合、少なくとも1秒間に2回のサイクルで情報処理装置50が受信装置30から被検体内画像を取得して表示する。これにより、略リアルタイムに被検体内画像がユーザに表示される。
また、図2は、本実施の形態1によるカプセル型医療装置10の概略構成を示す外視図である。図2に示すように、カプセル型医療装置10は、一方の端が半球状のドーム形状をしており他方の端が開口された略円筒形状または半楕円球状の容器10bと、容器10bの開口に嵌められることで容器10b内を水密に封止する半球形状のキャップ10aと、からなるカプセル型容器(筐体)内に収容される。このカプセル型容器(10a、10b)は、例えば被検体100が飲み込める程度の大きさである。また、本実施の形態1では、少なくともキャップ10aが透明な材料で形成される。
また、カプセル型医療装置10は、被検体100の内部を撮像する手段として撮像部12を備え、撮像時に被検体100内部を照明する手段として照明部13を備える。撮像部12は、例えば、被検体100内部を撮像して被検体内画像の画像データを生成するCCDカメラやCMOSカメラなどの撮像素子12−1と、撮像素子12−1の受光面側に配設された対物レンズや有効画素領域を規定する遮光板などを含む光学系12−2と、を含む。撮像素子12−1と光学系12−2とは、図2に示すように、これらを駆動するための駆動回路等を備えた回路基板12−3に搭載される。この回路基板12−3は、カプセル型容器(10a、10b)内のキャップ10a側に配置される。撮像部12の撮像方向及び照明部13の照明方向は、図2に示すように、キャップ10aを介してカプセル型医療装置10の外側へ向いている。これにより、照明部13で被検体100内部を照明しつつ撮像部12で被検体100内部を撮像することが可能となる。
なお、回路基板12−3には、撮像時に被検体100内を光で照らすための照明部13及びこれの駆動回路も搭載される。撮像素子12−1及び照明部13の駆動回路は、後述する制御回路11および調光演算部16からの制御の下で動作することで、例えば定期的(例えば1秒間に2コマ)に被検体内画像の画像信号を生成し、これを後述するアナログ信号処理回路14に入力する。なお、以下の説明では、撮像素子12−1及び照明部13がぞれぞれの駆動回路を含んでいるものとして説明する。
なお、本実施の形態1では、一組の撮像部12および照明部13を備えたカプセル型医療装置10を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、例えば複数組の撮像部および照明部を備えた、いわゆる複眼のカプセル型医療装置を適用することも可能である。例えば二眼のカプセル型医療装置は、容器が両端に開口を備えた中空の円柱形状を有し、それぞれの開口に透明なキャップが嵌められる。また、それぞれの開口には、撮像部及び照明部がキャップを介してカプセル型医療装置外を向くように設けられる。
次に、図3を用いて本実施の形態1によるカプセル型医療装置10の概略内部構成を説明する。図3は、本実施の形態1によるカプセル型医療装置10の概略内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、カプセル型医療装置10は、制御回路11と画素部22と照明部13とアナログ信号処理回路14とデジタル信号処理回路15と調光演算部16と目標値記憶部17とOB値検出部(黒レベル指標検出部)18と送信回路19とを備える。なお、カプセル型医療装置10内部には、不図示のバッテリおよび電源回路が搭載されており、カプセル型医療装置10内の各部で電力が供給される。
制御回路11は、カプセル型医療装置10内の各部を制御する。画素部22は、制御回路11からの制御の下、被検体内画像の画像信号を生成し、これをアナログ信号処理回路14に入力する。この際、照明部13は、後述する調光演算部16からの制御の下、撮像部12での撮像タイミングに合せて照明光を放射して被写体を照明する。
アナログ信号処理回路14は、制御回路11からの制御の下、入力されたアナログの画像信号に対して相関二重サンプリング等のアナログ信号処理を実行した後、処理後の画像信号をデジタル信号処理回路15に入力する。デジタル信号処理回路15は、制御回路11からの制御の下、入力されたアナログの画像信号をデジタル信号に変換し、変換後のデジタルの画像信号に対してOB補正やオフセット調整などのデジタル信号処理を実行する。また、デジタル信号処理回路15は、処理後の画像信号を、調光演算部16とOB値検出部18と送信回路19とへそれぞれ入力する。送信回路19は、制御回路11からの制御の下、随時、入力された画像信号を無線信号としてカプセル型医療装置10外部へ送信する。
OB値検出部18は、デジタル信号処理回路15から入力されたデジタル信号処理後の画像信号における非露光領域(以下、OB領域という)の一部または全部の画素の画素値から、対応する撮像部12が生成する画像信号の黒レベルの指標となる値(以下、OB値という)を算出する。なお、OB領域については、後述において図4を用いて詳細に説明する。
調光演算部16は、デジタル信号処理回路15から入力されたデジタル信号処理後の画像信号における有効画素領域Reff(またはその一部)の画素値に対して測光処理を実行し、対象フレームがどの程度の輝度や明度であるかを示す測光値を取得する。すなわち、調光演算部16は、撮像部12で生成された画像信号から測光値を算出する測光値算出部としても機能する。
また、目標値記憶部17は、照明部13を駆動する際の目標値、すなわち照明部13を駆動する際の駆動量の目標値を記憶する。調光演算部16は、先フレームの画像信号から得られたOB値と、測光処理により得られた測光値と、目標値記憶部17に記憶された目標値とに基づいて調光演算を行うことで、次フレームとして得られる画像信号の黒レベルが目標とする黒レベルとなるように、次フレームの撮像時に照明部13から放射される照明光の光量を調整する。
例えば、調光演算では、目標値記憶部17から読み出した目標値にOB値を加算することで、照明部13の調光制御における目標値が補正される。調光演算部16は、この加算により得られた補正後の目標値(以下、補正目標値という)と、有効画素領域Reff(またはその一部)の測光値との大小を比較し、この比較結果に基づいて照明部13を調光制御しつつ駆動することで、次フレームの撮像時に照明部13が放射する照明光の光量を調整する。これにより、先フレームのOB値のばらつきを排除しつつ照明部13を調光制御することが可能となる。
また、調光演算の他の方法では、例えば、対象としているラインの有効画素領域Reff(またはその一部)の測光値からOB値を減算することで、測光値が補正される。調光演算部16は、この減算により得られた補正後の測光値(以下、補正測光値という)と、目標値記憶部17から読み出した目標値との大小を比較し、この比較結果に基づいて照明部13を調光制御しつつ駆動することで、次フレームの撮像時に照明部13が放射する照明光の光量を調整する。これにより、上記と同様に、先フレームのOB値のばらつきを排除しつつ照明部13を調光制御することが可能となる。
したがって、本実施の形態1による調光演算部16と目標値記憶部17とOB値検出部18とは、有効画素領域Reffの画像信号の画素値とOB領域ROBの画像信号の画素値とに基づいて照明部13からの光の光量を調光する調光制御部として機能する。このように、先フレームから取得したOB値に基づいて有効画素に対する測光値と目標値とのずれを補正することで、被写体とカプセル型医療装置10との距離や撮像部12の特性や照明部13の特性に依存することなく、安定した調光処理を行うことが可能となり、この結果、黒レベルが安定した画像信号を生成することが可能となる。また、画像信号に対するOB補正をカプセル型医療装置10内で行う必要がないため、カプセル型医療装置10内での演算量を減少することが可能となり、この結果、カプセル型医療装置10の消費電力を低減することが可能となる。なお、OB値を目標値に近づけるということは、画像信号の黒レベルをある一定のレベル(目標のレベル)に近づけるということである。
次に、図4を用いて、本実施の形態1における画像信号中のOB領域について、図面を用いて詳細に説明する。図4は、本実施の形態1における撮像部12の画素領域の一例を示す図である。
図4に示すように、画素領域Rpixは、遮光されない有効画素領域Reffと、十分に遮光されるOB領域ROBと、有効画素領域ReffとOB領域ROBとの境界にあって遮光が十分でないトランジェント領域Rtranと、を含む。OB領域ROBは、有効画素領域Reffを取り囲むように配置される。したがって、例えば有効画素領域Reffを含むnライン目の画像信号Dnは、ラインの先頭と末尾とに、それぞれOB領域ROBに属する複数の画素(以下、OB領域ROB中の画素をOB画素という)POBを含む。
画素部22から1ラインごとに順次1フレーム分読み出された画像信号は、アナログ信号処理回路14を介してデジタル信号処理回路15へ入力され、その後、所定のデジタル信号処理が施された後、送信回路19およびOB値検出部18へ出力される。
OB値検出部18は、デジタル信号処理回路15から出力された画像信号のうち、1ラインごとのOB領域ROBの画像信号の値を取得する。また、OB値検出部18は、取得した1ラインごとのOB領域ROBの画像信号の値のうち1つ以上の画像信号の値を用いて、対象のラインについてのOB補正に用いるOB値を算出する。すなわち、OB値検出部18は、各ライン中の1つ以上のOB画素POBの画素値から、ラインごとのOB値を算出する。なお、OB値としては、例えば、各ラインの水平方向における特定番目のOB画素POBの画素値をそのまま用いることも、各ラインにおける特定のOB領域ROBの画素値の単純平均値、重み付け平均値、あるいは、中央値を用いることもできる。また、OB値検出部18は、取得したOB値を調光演算部16へ入力する。
なお、上記では、ラインごとに使用するOB値を求めたが、本発明はこれに限らず、例えば1ライン中の数画素ごとに使用するOB値を求めたり、求めたOB値を数ラインで共用したり、特定の2次元領域ごとに使用するOB値を求めたりなど、種々変形することができる。
さらに、上記では、デジタルの画像信号からOB値を算出したが、本発明はこれに限らず、アナログ信号処理回路14から出力されたアナログの画像信号からOB値を算出するようにしてもよい。この場合、図5に示すように、調光演算部16およびOB値検出部18には、アナログ信号処理回路14から出力された画像信号が入力される。調光演算部16は、入力されたアナログの画像信号に対して測光処理を実行して有効画素に対する測光値を取得する。OB値検出部18は、入力されたアナログの画像信号よりOB値を取得し、これを調光演算部16へ入力する。また、調光演算部16は、入力されたOB値と、取得した測光値と、読み出した目標値とから、次フレーム撮像時に調光制御しつつ照明部13を駆動する。なお、図5は、本実施の形態1に係るカプセル型医療装置10の他の形態を示す概略ブロック図である。また、図5において、OB値は、上述と同様の方法をアナログ信号に対して行うことで取得することができるため、ここでは詳細な説明を省略する。
(動作)
次に、本実施の形態1によるカプセル型医療装置10の動作について、図面を用いて詳細に説明する。図6は、本実施の形態1によるカプセル型医療装置10の概略動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、カプセル型医療装置10は、起動後、動作準備を実行し(ステップS101)、動作準備が完了すると、まず、例えば不図示のメモリ等に記憶された初期値で照明部13を駆動しつつ撮像部12を駆動して被検体100内部を撮像する(ステップS102)。続いてカプセル型医療装置10は、撮像部12で生成されたアナログの画像信号をアナログ信号処理回路14に入力して所定のアナログ信号処理を実行し(ステップS103)、さらにアナログ信号処理された画像信号をデジタル信号処理回路15に入力して所定のデジタル信号処理を実行する(ステップS104)。デジタル信号処理された画像信号は、送信回路19に入力されて無線送信される(ステップS105)と共に、OB値検出部18に入力される。
次にカプセル型医療装置10は、OB値検出部18においてOB値取得処理を実行する(ステップS106)。OB値取得処理では、OB値検出部18は、例えば上述したように、各ラインの水平方向における特定番目のOB画素POBの画素値をOB値として取得する。ただし、これに限らず、例えば1ライン中の数画素ごとに使用するOB値を求めたり、求めたOB値を数ラインで共用したり、特定の2次元領域ごとに使用するOB値を求めたりなど、種々変形することができる。
次にカプセル型医療装置10は、調光演算部16において有効画素領域Reff(またはその一部)の画素に対する測光処理を実行し(ステップS107)、対象フレームがどの程度の輝度や明度であるかを示す測光値を取得する。また、カプセル型医療装置10は、目標値記憶部17に記憶された目標値にステップS106で得られたOB値を加算することで(ステップS108)、補正目標値を算出する。続いてカプセル型医療装置10は、調光演算部16において取得した補正目標値と測光値とを比較する(ステップS109)。なお、ステップS103〜S109の処理は、同時に実行されてもよい。
次にカプセル型医療装置10は、先の撮像タイミングから所定時間(例えば0.5秒)経過したか否かを判定し(ステップS110)、所定時間が経過するまで待機後(ステップS110のNo)、所定時間経過後に(ステップS110のYes)、ステップS109の補正目標値と測光値との比較結果に基づいて照明部13を調光制御しつつ駆動すると共に画素部22を駆動することで、被検体100内部を撮像する(ステップS111)。その後、カプセル型医療装置10は、ステップS103へ帰還し、以降、同様の動作を実行する。なお、この動作は、カプセル型医療装置10内部に搭載したバッテリの残量が切れるまで継続される。
以上のように構成および動作することで、本実施の形態1では、有効画素領域Reffの画像信号の画素値(測光値)とOB領域ROBの画像信号の画素値(OB値)とに基づいて照明部13からの光の光量を調光することが可能となるため、画素部22ごとにOB値がばらついたとしても、調光制御のばらつきを自動的に補正することが可能となる。この結果、カプセル型医療装置10内部での演算量を減少させつつ、安定した調光処理を行うことが可能となる。
なお、目標値または測光値の補正に用いるOB値は、1つのフレームを分割した複数のエリアにそれぞれ対応させて複数用いられてもよい。また、例えば通常エリア間(各ライン間など)に適用するOB値のばらつきは、調光の目標値に対して十分に小さい。そこで、1つのフレームに対するOB値を1つとしてもよい。すなわち、同一フレームにおける各ラインでOB値を共用してもよい。この場合、共用するOB値は、1つのフレーム中の何れかのラインまたはエリアについて求めたOB値であっても、複数のラインまたはエリアについて求めた複数のOB値の平均値であってもよい。
また、カプセル型医療装置10から送信された被検体内画像は、被検体100外に配置された受信装置30または情報処理装置50において、適宜、OB補正などの処理がなされた後、ユーザに表示される。
(変形例1−1)
また、上記した実施の形態1は、例えば撮像素子および照明部を含む撮像系を複数備えたカプセル型医療装置、いわゆる複眼のカプセル型医療装置に対しても適用することができる。以下、2眼のカプセル型医療装置を用いた場合を本実施の形態1の変形例1−1として、図面を用いて詳細に説明する。
図7は、本変形例1−1によるカプセル型医療装置10Aの概略構成を示すブロック図である。図7に示すように、カプセル型医療装置10Aは、一方の撮像系を構成する画素部22aおよび照明部13aと、他方の撮像系を構成する画素部22bおよび照明部13bと、を備える。また、カプセル型医療装置10Aは、一方の撮像系において生成された画像信号を信号処理する処理系としてアナログ信号処理回路14aおよびデジタル信号処理回路15aを備え、さらに、この撮像系における照明部13aを調光制御しつつ駆動する調光機構として調光演算部16a、目標値記憶部17aおよびOB値検出部18aを備える。加えて、カプセル型医療装置10Aは、他方の撮像系において生成された画像信号を信号処理する処理系としてアナログ信号処理回路14bおよびデジタル信号処理回路15bを備え、さらに、この撮像系における照明部13bを調光制御しつつ駆動する調光機構として調光演算部16b、目標値記憶部17bおよびOB値検出部18bを備える。なお、カプセル型医療装置10Aは、各部を制御するための制御回路11と、各撮像系が生成した信号処理後の画像信号を無線送信するための送信回路19と、を備える。
上記した各部は、両端が開口された円筒状の容器10dと、容器10dの一方の開口に嵌められるキャップ10aと、容器10dの他方の開口に嵌められるキャップ10aと同等のキャップ10cと、よりなるカプセル型筐体内に収納される。
撮像部12a/12b、照明部13a/13b、アナログ信号処理回路14a/14b、デジタル信号処理回路15a/15b、調光演算部16a/16b、目標値記憶部17a/17b、および、OB値検出部18a/18bは、それぞれ上記実施の形態1による撮像部12、照明部13、アナログ信号処理回路14、デジタル信号処理回路15、調光演算部16、目標値記憶部17、および、OB値検出部18と同様である。ただし、画素部22aおよび照明部13aは、カプセル型医療装置10Aにおける一方のキャップ10a側を照明/撮像する。アナログ信号処理回路14aおよびデジタル信号処理回路15aは、画素部22aで生成された画像信号に対して所定の信号処理を施す。また、調光演算部16aおよびOB値検出部18aは、照明部13aを調光制御し、目標値記憶部17aは、照明部13aを調光制御する際の目標値を記憶する。一方、画素部22bおよび照明部13bは、カプセル型医療装置10Aにおける他方のキャップ10c側を照明/撮像する。アナログ信号処理回路14bおよびデジタル信号処理回路15bは、画素部22bで生成された画像信号に対して所定の信号処理を施す。また、調光演算部16bおよびOB値検出部18bは、照明部13bを調光制御し、目標値記憶部17bは、照明部13bを調光制御する際の目標値を記憶する。
このように、本変形例1−1によるカプセル型医療装置10Aは、複数の撮像系における照明部13a/13bを調光制御しつつ駆動する調光機構(調光演算部16a/16bおよびその周辺部17a/17b、18a/18b)をそれぞれ個別に備える。これにより、本変形例1−1では、それぞれの撮像系における照明部13a/13bを対応する画素部22a/22bに応じて調光制御することが可能となるため、撮像素子ごとにOB値がばらついたとしても、調光制御のばらつきを自動的に補正することが可能となる。この結果、複数の撮像素子を備えたカプセル型医療装置において、個々の撮像素子に対して内部での演算量を減少させつつ安定した調光処理を行うことが可能となる。
なお、他の構成、動作および効果は、上記した実施の形態と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
(変形例1−2)
また、上記した変形例1−1は、複数の照明部13aおよび13bを調光制御しつつ駆動する機構をそれぞれ個別に設けていたが、本発明はこれに限らず、調光機構の一部または全部を複数の照明部で共用するように構成することも可能である。以下、この場合を本実施の形態1の変形例1−2として、図面を用いて詳細に説明する。
図8は、本変形例1−2によるカプセル型医療装置10Bの概略構成を示すブロック図である。図8に示すように、カプセル型医療装置10Bは、上記変形例1−1と同様のカプセル型筐体(10a、10cおよび10d)内に、2組の撮像系(画素部22a/22bおよび照明部13a/13b)と、2組の撮像系で共用される処理系(アナログ信号処理回路14Bおよびデジタル信号処理回路15B)および調光系(調光演算部16BおよびOB値検出部18B)と、を備える。
ただし、本変形例1−2では、それぞれの撮像系の照明部13a/13bを調光制御する際の目標値は、それぞれの画素部22a/22bに応じた独自の値が用いられる。このため、図8に示すように、カプセル型医療装置10Bは、照明部13aを調光する際の目標値を記憶する目標値記憶部17aと、照明部13bを調光する際の目標値を記憶する目標値記憶部17bと、を備えている。
さらに、本変形例1−2では、照明部13aを調光制御する際に使用するOB値および測光値を一時保持するためのOB値保持部18B−1と、照明部13bを調光制御する際に使用するOB値および測光値を一時保持するためのOB値保持部18B−2と、を備える。
この他に、カプセル型医療装置10Bは、各部を制御するための制御回路11と、各撮像系が生成した信号処理後の画像信号を無線送信するための送信回路19と、を備える。
画素部22a/22b、照明部13a/13b、アナログ信号処理回路14B、デジタル信号処理回路15B、調光演算部16B、目標値記憶部17a/17b、および、OB値検出部18Bは、それぞれ上記実施の形態1による画素部22、照明部13、アナログ信号処理回路14、デジタル信号処理回路15、調光演算部16、目標値記憶部17、および、OB値検出部18と同様である。
OB値保持部18B−1/18B−2は、OB値検出部18Bが画素部22a/22bで生成された画像信号から取得したOB値およびこの画像信号から調光演算部16Bが取得した測光値を一時保持するための保持部である。このOB値保持部18B−1/18B−2は、例えばバッファメモリなどで構成される。
次に、本変形例1−2によるカプセル型医療装置10Bの動作について、詳細に説明する。一方の撮像系(以下、これを第1撮像系という)が駆動されて画素部22aが画像信号(以下、第1撮像系で生成された画像信号を第1画像信号という)を生成し、これがアナログ信号処理回路14Bおよびデジタル信号処理回路15Bを介してOB値検出部18Bおよび調光演算部16Bにそれぞれ入力されると、OB値検出部18Bは、入力された第1画像信号からOB値(以下、第1画像信号から取得したOB値を第1OB値という)を取得し、これを調光演算部16Bに入力する。一方、調光演算部16Bは、入力された第1画像信号に対して測光処理を実行することで測光値(以下、第1画像信号から取得した測光値を第1測光値という)を取得する。また、調光演算部16Bは、入力された第1OB値および取得した第1測光値を一時、OB値保持部18B−1に格納する。
次に、他方の撮像系(以下、これを第2撮像系という)が駆動されて画素部22bが画像信号(以下、第2撮像系で生成された画像信号を第2画像信号という)を生成し、これがアナログ信号処理回路14Bおよびデジタル信号処理回路15Bを介してOB値検出部18Bおよび調光演算部16Bにそれぞれ入力されると、OB値検出部18Bは、入力された第2画像信号からOB値(以下、第2画像信号から取得したOB値を第2OB値という)を取得し、これを調光演算部16Bに入力する。一方、調光演算部16Bは、入力された第2画像信号に対して測光処理を実行することで測光値(以下、第2画像信号から取得した測光値を第2測光値という)を取得する。また、調光演算部16Bは、入力された第2OB値および取得した第2測光値を一時、OB値保持部18B−2に格納する。
次に、第1撮像系が駆動される。この際、調光演算部16Bは、OB値保持部18B−1から直前に格納しておいた第1OB値および第1測光値を読み出すと共に、目標値記憶部17aから目標値を読み出し、これらに基づいて照明部13aを調光制御しつつ駆動する。同時に、制御回路11は、画素部22aを駆動することで、次の第1画像信号を生成する。生成された第1画像信号は、上述と同様に、アナログ信号処理回路14Bおよびデジタル信号処理回路15Bを介してOB値検出部18Bおよび調光演算部16Bに入力される。OB値検出部18Bは、上述と同様に、入力された第1画像信号から第1OB値を取得し、これを調光演算部16Bに入力する。また、調光演算部16Bも、上述と同様に、入力された第1画像信号に対して測光処理を実行することで第1測光値を取得する。その後、調光演算部16Bは、新たな第1OB値および第1測光値でOB値保持部18B−1内の第1OB値および第1測光値を更新する。
続いて、第2撮像系が駆動される。この際、調光演算部16Bは、OB値保持部18B−2から直前に格納しておいた第2OB値および第2測光値を読み出すと共に、目標値記憶部17bから目標値を読み出し、これらに基づいて照明部13bを調光制御しつつ駆動する。同時に、制御回路11は、画素部22bを駆動することで、次の第2画像信号を生成する。生成された第2画像信号は、上述と同様に、アナログ信号処理回路14Bおよびデジタル信号処理回路15Bを介してOB値検出部18Bおよび調光演算部16Bに入力される。OB値検出部18Bは、上述と同様に、入力された第2画像信号から第2OB値を取得し、これを調光演算部16Bに入力する。また、調光演算部16Bも、上述と同様に、入力された第2画像信号に対して測光処理を実行することで第2測光値を取得する。その後、調光演算部16Bは、新たな第2OB値および第2測光値でOB値保持部18B−2内の第2OB値および第2測光値を更新する。
以降、同様の動作を繰り返すことで、第1撮像系による撮像動作と第2撮像系による撮像動作を交互に繰り返す。なお、アナログ信号処理回路14Bおよびデジタル信号処理回路15Bを介した第1/第2画像信号は、送信回路19にも入力され、送信回路19より外部の受信装置30へ無線送信される。
このように、本変形例1−2では、複数の撮像系で調光機構を共用するため、カプセル型医療装置10B内の構成を簡略化することが可能となる。なお、他の構成、動作および効果は、上記した実施の形態またはその変形例と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
<実施の形態2>
以下、本発明の実施の形態2による生体内情報取得システムの構成及び動作を、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明において、上述の実施の形態またはその変形例と同様の構成および動作については、それを引用することで重複する説明を省略する。
本実施の形態2による生体内情報取得システムは、上述した実施の形態1による生体内情報取得システム1と同様である。ただし、本実施の形態2では、被検体内導入装置としてカプセル型医療装置10Cが用いられる。
図9は、本実施の形態2によるカプセル型医療装置10Cの概略構成を示すブロック図である。図9に示すように、カプセル型医療装置10Cは、上記実施の形態1によるカプセル型医療装置10におけるOB値検出部18が、OB値記憶部(黒レベル指標記憶部)18Cに置き換えられている。
OB値記憶部18Cは、予め(例えば生産時等)取得しておいたOB値を記憶する。なお、OB値は、上記実施の形態1と同様の方法で取得しておくことができる。このように、例えば出荷前の調整時にOB値を予め取得しておき、これをカプセル型医療装置10C内に保持しておくことで、撮像ごとにOB値を取得する必要が無くなるため、カプセル型医療装置10C内での演算量をより低減することが可能となる。
また、本実施の形態2によるカプセル型医療装置10Cの動作は、上記実施の形態2において図6を用いて説明した動作におけるステップS106のOB値取得処理を、OB値記憶部18CからのOB値の読み出しに置き換えることで実現することができる。他の構成、動作および効果は、上記した実施の形態またはその変形例と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
(変形例2−1)
また、本実施の形態2によるカプセル型医療装置10Cは、図10に示すように、上記した実施の形態1に対する変形例1−1と同様に、撮像素子および照明部を含む撮像系を複数備えたカプセル型医療装置、いわゆる複眼のカプセル型医療装置10Dに対しても適用することができる。なお、図10は、本実施の形態2の変形例2−1によるカプセル型医療装置10Dの概略構成を示すブロック図である。
図10において、OB値記憶部18Da/18Dbは、上記実施の形態2によるOB値記憶部18Cと同様である。ただし、OB値記憶部18Daは、照明部13aを調光制御する際の目標値を記憶し、OB値記憶部18Dbは、照明部13bを調光制御する際の目標値を記憶する。他の構成、動作および効果は、上記した実施の形態またはその変形例と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
(変形例2−2)
また、本実施の形態2によるカプセル型医療装置10Cは、図11に示すように、上記した実施の形態1に対する変形例1−2と同様に、複数の撮像系で調光機構(処理系を含んでもよい)を共用するように構成することもできる。なお、図11は、本実施の形態2の変形例2−2によるカプセル型医療装置10Eの概略構成を示すブロック図である。また、他の構成、動作および効果は、上記した実施の形態またはその変形例と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
<実施の形態3>
以下、本発明の実施の形態3による生体内情報取得システムの構成及び動作を、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明において、上述の実施の形態またはその変形例と同様の構成および動作については、それを引用することで重複する説明を省略する。
本実施の形態3による生体内情報取得システムは、上述した実施の形態1による生体内情報取得システム1と同様である。ただし、本実施の形態3では、受信装置30または情報処理装置50におけるOB補正処理が以下のようになる。
図12は、本実施の形態3によるOB補正処理を行うOB補正回路300の構成を示す概略ブロック図である。このOB補正回路300は、受信装置30における不図示の信号処理回路内または情報処理装置50における不図示のCPU内に実装される。
図12に示すように、OB補正回路300は、入力された画像信号を一時保持するフレームメモリ301と、フレームメモリ301に保持された画像信号における少なくとも一部のOB領域R3から各ラインのOB値を算出するOB値算出部302と、OB値算出部302で算出された各ラインごとのOB値より1フレーム中でのOB値の変化傾向を導出するOB値変化傾向判定部303と、OB値変化傾向判定部303によって導出された1フレーム中でのOB値の変化傾向に応じてOB補正に使用するOB値を生成するOB値生成部304と、OB値生成部304が生成したOB値に基づいてフレームメモリ301に保持されている画像信号をOB補正するOB補正部305と、を備える。
ここで図13を用いて、OB値算出部302による各ラインのOB値算出処理、および、OB値変化傾向判定部303による1フレーム中でのOB値の変化傾向の導出処理について説明する。図13は、本実施の形態3における画像信号の一例を示す図である。なお、図13において、画像信号は、L(1)〜L(n)までの合計n本のラインよりなるとする。
図13に示すように、画像信号は、被検体内画像として有効な有効画素領域R1と、有効画素領域R1周囲のトランジェント領域R2と、OB領域R3と、を含む。そこで、OB値算出部302は、画像信号のOB領域R3のうち、垂直ライン方向に並ぶ領域R4に含まれる画素の画素値を用いて各ラインのOB値を算出する。
また、OB値変化傾向判定部303は、OB値算出部302が算出したOB値のうち、画像信号の前半部分における1つ以上のラインの平均値Apreと、画像信号の後半部分における1つ以上のラインの平均値Aposと、を算出し、この2つの平均値ApreおよびAposの差分の絶対値(|Apre−Apos|)から、1フレーム中の黒レベルのゆらぎを導出する。すなわち、2つの平均値ApreおよびAposの差分の絶対値(|Apre−Apos|)が予め設定しておいた閾値Vthよりも大きい場合、OB値変化傾向判定部303は、1フレーム中の黒レベルのゆらぎが大きいと判定し、絶対値(|Apre−Apos|)が予め設定しておいた閾値Vth以下である場合、OB値変化傾向判定部303は、1フレーム中の黒レベルのゆらぎが小さいと判定する。
OB値生成部304は、OB値変化傾向判定部303による判定結果に基づいて、OB補正に使用するOB値を生成し、これをOB補正部305に入力する。例えば、1フレーム中の黒レベルのゆらぎが大きいとOB値変化傾向判定部303が判定した場合、OB値生成部304は、OB値算出部302が算出したラインごとのOB値を各ラインに対するOB補正に使用するOB値として生成する。一方、1フレーム中の黒レベルのゆらぎが小さいとOB値変化傾向判定部303が判定した場合、OB値生成部304は、例えばOB値算出部302が算出した全ラインについてのOB値の平均値を1フレームに対するOB値として生成する。
OB補正部305は、フレームメモリ301から1ラインずつ画像信号を読み出し、この画像信号に対してOB値生成部304から入力されたOB値を用いたOB補正を実行する。その後、OB補正部305は、OB補正後の画像信号を後段の不図示の処理部へ送出する。
以上のように構成および動作することで、本実施の形態3では、前後するライン間でのOB値の変化だけしか判別できないような場合でも、OB補正後の画像を、OB値の変動に大きく影響されることなく、滑らかな画像とすることが可能となる。
なお、本実施の形態では、1フレーム中の黒レベルのゆらぎが大きいとOB値変化傾向判定部303が判定した場合、各ラインのOB値を用いて各ラインをOB補正する場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、例えば数ラインのOB値の平均値をOB値としてOB値生成部304が生成してもよい。
また、上記では、本発明の実施の形態1に本実施の形態3を適用した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、上記した実施の形態およびその変形例の何れにも本実施の形態3を適用できることは言うまでもない。
<実施の形態4>
以下、本発明の実施の形態4による生体内情報取得システムの構成及び動作を、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明において、上述の実施の形態またはその変形例と同様の構成および動作については、それを引用することで重複する説明を省略する。
本実施の形態4による生体内情報取得システムは、上述した実施の形態1による生体内情報取得システム1と同様である。ただし、本実施の形態4では、カプセル型医療装置10が送信回路19より送信する画像信号が、図14に示すようになる。なお、図14は、本実施の形態4においてカプセル型医療装置10が送信する1フレーム分の画像信号の概念を示す図である。
OB補正をカプセル型医療装置10以外の構成(例えば受信装置30または情報処理装置50:以下では受信装置30とする)において実行する場合、受信装置30へOB値を算出するための情報を送信する必要がある。一方、画像信号の送信においては、画像信号におけるOB領域R13と対応する部分に、送信側と受信側とでデータ交換時の同期を図るための垂直同期信号および水平同期信号が埋め込まれる。ただし、OB領域R13に垂直同期信号および水平同期信号を埋め込んだ場合、受信装置30へOB領域R13の画素値が送信されず、受信装置30においてOB値を算出できない場合がある。
そこで本実施の形態4では、OB領域R13の代わりに、有効画素領域R11周囲のトランジェント領域R12に垂直同期信号と水平同期信号とを含めて画像信号を送信するように構成する。これにより、OB領域R13の画素値を欠落させることなく、画像信号と共に垂直同期信号および水平同期信号を送信することが可能となる。
ただし、これに限定されず、例えばカプセル型医療装置10において取得したOB値を画像信号のOB領域R13またはトランジェント領域R12に含め、OB領域R13および/またはトランジェント領域R12の残りの領域に垂直同期信号および水平同期信号を含めるようにしてもよい。これにより、OB領域R13の画素値が送信されずとも、受信装置30において受信したOB値よりOB補正を実行することが可能となる。
また、上記では、本発明の実施の形態1に本実施の形態4を適用した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、上記した実施の形態およびその変形例の何れにも本実施の形態4を適用できることは言うまでもない。
また、上記実施の形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、仕様等に応じて種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施の形態が可能であることは上記記載から自明である。
1 生体内情報取得システム
12−1 撮像素子
12−2 光学系
12−3 回路基板
10、10A、10B、10C、10D、10E カプセル型医療装置
10a、10c キャップ
10b、10d 容器
11 制御回路
12、12a、12b 撮像部
13、13a、13b 照明部
14、14B、14a、14b アナログ信号処理回路
15、15B、15a、15b デジタル信号処理回路
16、16B、16a、16b 調光演算部
17、17a、17b 目標値記憶部
18、18B、18a、18b OB値検出部
18B−1、18B−2 OB値保持部
18C、18Da、18Db OB値記憶部
19 送信回路
20 体外アンテナ
22、22a、22b 画素部
30 受信装置
39 接続ケーブル
50 情報処理装置
58 携帯型記録媒体
59 通信ケーブル
100 被検体
300 OB補正回路
301 フレームメモリ
302 OB値算出部
303 OB値変化傾向判定部
304 OB値生成部
305 OB補正部
Dn 画像信号
OB OB画素
R1、R11、Reff 有効画素領域
R2、R12、Rtran トランジェント領域
R3、R13、ROB OB領域
R4 領域
pix 画素領域
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明による被検体内導入装置は、被検体内に導入される被検体内導入装置であって、被検体内を照明する照明部と、前記照明部で照明された被検体内の光学像が結像される所定の大きさを有する有効画素領域と、前記光学像が遮光されるオプティカルブラック領域と、を有する撮像素子と、前記有効画素領域の画像信号の画素値と前記オプティカルブラック領域の画像信号の画素値とに基づいて前記有効画素領域に対して前記照明部からの光の光量を調光する調光制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による生体内情報取得システムは、被検体内を照明する照明部と、前記照明部で照明された被検体内の光学像が結像される所定の大きさを有する有効画素領域と、前記光学像が遮光されるオプティカルブラック領域と、を有する撮像素子と、前記有効画素領域の画像信号の画素値と前記オプティカルブラック領域の画像信号の画素値とに基づいて前記有効画素領域に対して前記照明部からの光の光量を調光する調光制御部と、を備えた被検体内導入装置と、前記被検体内導入装置から送信された前記画像信号を受信して表示する外部装置と、を備えたことを特徴とする。

Claims (13)

  1. 被検体内に導入される被検体内導入装置であって、
    被検体内を照明する照明部と、
    前記照明部で照明された被検体内の光学像が結像される有効画素領域と、前記光学像が遮光されるオプティカルブラック領域と、を有する撮像素子と、
    前記有効画素領域の画像信号の画素値と前記オプティカルブラック領域の画像信号の画素値とに基づいて前記照明部からの光の光量を調光する調光制御部と、
    を備えたことを特徴とする被検体内導入装置。
  2. 前記調光制御部は、
    前記有効画素領域の画像信号から測光値を算出する測光値算出部と、
    前記照明部が放射する光の光量を調整する調光の目標値を記憶する目標値記憶部と、
    前記オプティカルブラック領域に含まれる1つ以上の画素値に基づいて前記画像信号の黒レベルの黒レベル指標を取得する黒レベル検出部と、
    前記測光値算出部が算出した測光値と、前記目標値記憶部に記憶された目標値と、前記黒レベル検出部が取得した黒レベル指標とに基づいて、前記照明部からの光の光量を調光する調光演算部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の被検体内導入装置。
  3. 前記調光制御部は、
    前記有効画素領域の画像信号から測光値を算出する測光値算出部と、
    前記照明部が放射する光の光量を調整する調光の目標値を記憶する目標値記憶部と、
    前記オプティカルブラック領域の画像信号の黒レベルの黒レベル指標を記憶する黒レベル指標記憶部と、
    前記測光値算出部が算出した測光値と、前記目標値記憶部に記憶された目標値と、前記黒レベル指標記憶部に記憶された黒レベル指標とに基づいて、前記照明部からの光の光量を調光する調光演算部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の被検体内導入装置。
  4. 前記調光制御部は、前記黒レベル指標に基づいて前記測光値または前記目標値を補正することを特徴とする請求項2に記載の被検体内導入装置。
  5. 前記調光制御部は、前記黒レベル指標に基づいて前記目標値を補正し、該補正後の目標値と前記測光値とを比較し、該比較の結果に基づいて前記照明部からの光の光量を調光することを特徴とする請求項2に記載の被検体内導入装置。
  6. 前記調光制御部は、前記黒レベル指標に基づいて前記測光値を補正し、該補正後の測光値と前記目標値とを比較し、該比較の結果に基づいて前記照明部からの光の光量を調光することを特徴とする請求項2に記載の被検体内導入装置。
  7. 前記照明部と前記撮像素子と前記調光制御部とを複数備えたことを特徴とする請求項1に記載の被検体内導入装置。
  8. 前記照明部と撮像部とを複数備え、
    前記調光制御部は、前記複数の照明部それぞれからの光の光量を調光することを特徴とする請求項7に記載の被検体内導入装置。
  9. 前記撮像素子が生成した画像信号を無線送信する送信部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の被検体内導入装置。
  10. 前記送信部は、前記有効画素領域の画像信号と前記オプティカルブラック領域の画像信号との間に同期信号を組み込むことを特徴とする請求項9に記載の被検体内導入装置。
  11. 被検体内を照明する照明部と、前記照明部で照明された被検体内の光学像が結像される有効画素領域と、前記光学像が遮光されるオプティカルブラック領域と、を有する撮像素子と、前記有効画素領域の画像信号の画素値と前記オプティカルブラック領域の画像信号の画素値とに基づいて前記照明部からの光の光量を調光する調光制御部と、を備えた被検体内導入装置と、
    前記被検体内導入装置から送信された前記画像信号を受信して表示する外部装置と、
    を備えたことを特徴とする生体内情報取得システム。
  12. 前記外部装置は、
    前記画像信号の黒レベルを補正する補正部を備えたことを特徴とする請求項11に記載の生体内情報取得システム。
  13. 前記補正部は、
    前記画像信号を1フレーム分保持するフレームメモリと、
    前記フレームメモリに保持された画像信号の黒レベルを補正する黒レベル補正部と、
    前記フレームメモリに保持された画像信号における各ラインの黒レベル指標を算出する黒レベル指標算出部と、
    前記1フレーム分の画像信号における黒レベル指標の変化の傾向を判定する変化傾向判定部と、
    前記変化傾向判定部の判定結果に基づいて前記黒レベル補正部が前記画像信号の黒レベルの補正に使用する黒レベル指標を生成する黒レベル指標生成部と、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の生体内情報取得システム。
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