JPWO2010140303A1 - 試薬情報を読取不可とする自動分析装置 - Google Patents

試薬情報を読取不可とする自動分析装置 Download PDF

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Abstract

不要となった試薬の試薬ID情報を装置が認識できない情報に書き換えることで、既存の試薬情報記憶媒体を再利用して試薬管理を効率的に行うのに適した自動分析装置を提供することを目的とする。試薬を試薬分注器により分注してその分注された試薬を試料と反応させ、その反応した試料を測定してその試料の指定された分析項目を分析する自動分析方法であって、試薬容器に取付けられた試薬情報を記憶する情報記憶媒体に対して、その情報の読書きを行う情報リーダライタを備え、読取った試薬情報を管理する手段と、前記管理情報に基づいて、試薬を処理する手段を備え、前記管理情報に基づいて不要と判断した試薬情報を装置で認識できない情報に書き変える書き換え手段を持つことを特徴とする自動分析装置。

Description

本発明は、試薬容器に取付けられた試薬情報記憶媒体との間で、情報交換を行うことができる自動分析装置に関するものである。
従来の自動分析装置の試薬管理技術では、例えば特開平9−26425号公報には、試薬を認識する際、自動分析装置に設置された試薬容器に取付けられた試薬情報記憶媒体から試薬情報を読取り、自動分析装置に記憶された試薬管理情報の中から、試薬IDに合致する試薬を検索し、既に登録された試薬であるか、新規に登録される試薬であるかを判断することで試薬を同定する。その際、新規登録であれば、残量や有効期限を管理するための情報を作成した後に試薬管理を開始する。また、既に登録された試薬であれば、残量や有効期限など既知の試薬情報を用いて試薬管理を継続する技術が開示されている。
あるいは、国際公開2006/009251号公報には、試薬情報記憶媒体の試薬情報に使用不可とする情報を記憶しておき、試薬管理情報の一つとして利用する技術が開示されている。
これらを管理する試薬情報は、サーバシステムにより試薬IDを用いて一元管理されているか、あるいは試薬情報記憶媒体に、試薬IDと共に管理されているか、あるいはその両方を用いている。
いずれにしても、従来技術において試薬管理を行うためには、試薬IDにより試薬情報を同定し、各種の試薬情報を記憶媒体から読書きして管理することが一般的である。
サーバシステムにより試薬IDを一元管理する方法は、試薬情報記憶媒体に試薬IDと共に試薬情報を管理する方法に比べ、通信コストがかかる。
しかし、既に広範囲に配布された試薬情報記憶媒体を回収し、試薬情報を新たに設けて再配布することは困難である。また、試薬情報記憶媒体に予備エリアがあり、これを試薬情報エリアとして位置づけたとしても、該試薬情報記憶媒体に追加された試薬情報を解釈するためには、試薬情報記憶媒体を情報リーダで読取り・解釈するための自動分析装置ソフトウェアの改造と再配布が必要となる。もしこれらが為されない場合、試薬情報を書き込めない、あるいは、使用不可とした試薬であっても、別の自動分析装置では使用できてしまう問題がある。
特開平9−26425号公報 国際公開2006/009251号公報
本発明では、既に広範囲に配布された試薬情報記憶媒体であっても、これを継続利用することができ、該試薬情報記憶媒体が添付された試薬が使用不可となった際には、他の自動分析装置でも同様に使用不可とでき、さらに該試薬情報記憶媒体に試薬が使用不可となった際の判断情報を記憶できるような試薬情報記憶媒体の記憶手段を提供することにある。
本発明は、試薬情報記憶媒体に記憶された試薬IDを同定できなくすることで、該試薬情報記憶媒体の試薬IDを情報リーダで読取った際に、該試薬IDを認識不能とすることを最も主要な特徴とする。
試薬情報記憶媒体から試薬IDを読取り、試薬情報を同定する自動分析装置において、使用不可となった試薬情報記憶媒体から試薬IDを読取った際には、試薬情報の同定ができないことにより使用不可とすることができる。また、試薬IDが記録された情報エリアを利用するため、既存の試薬情報記憶媒体を利用できる。
さらに、試薬情報記憶媒体が再書込み可能である場合で、かつ、試薬IDを構成する情報が範囲定義されている場合には、範囲外の情報を書き込むことで、同様に試薬情報の同定ができないことが期待できる。そこで、試薬IDと付加情報とのビット演算を行い、結果が範囲外情報となるような論理式を用いることで、範囲外情報を試薬IDが記憶された情報エリアに上書きすることで、試薬IDと付加情報を記憶しながら、かつ、試薬情報を同定できないことにより使用不可とすることができる。
本発明の一実施例の自動分析装置の全体構成を示す概略図である。 図1で使用する試薬情報記憶媒体の例を示す外観図である。 図2の試薬情報記憶媒体の記憶情報の例を示す概略図である。 図2の試薬情報記憶媒体から試薬情報を読出し、試薬登録するまでのアルゴリズムの例を示す概略図である。 ASCIIコード表である。 英数字変換表の例である。 使用不可条件コード表の例である。 試薬ID情報と付加情報から合成情報を計算する計算式の例である。 合成情報から試薬ID情報と付加情報を計算する計算式の例である。 試薬ID情報と付加情報から合成情報を計算する計算式の例である。 合成情報から試薬ID情報と付加情報を計算する計算式の例である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明装置の1実施例の構成図であって、検体試料の複数分析項目を測光方式によって分析する多項目化学分析装置の全体構成を示す概略図である。
図1において、分析手法としては、検体を収容した多数の検体容器21が検体移動機構22に配列されている。検体分注器24によって吸引された検体は、反応容器移動機構19に配列された反応容器20に吐出する。これに平行して、当該検体の分析目的とする試薬容器26を試薬分注器25の位置まで第1試薬移動機構31または第2試薬移動機構32を移動する。その後、試薬分注器25によって試薬を吸引し、反応容器20に吐出することで、化学反応を発生させる。この化学反応が発生した検体容器21を、測光器11により吸光度などを測定することで、検体の成分濃度を算出する。
図1において、試薬情報リーダライタ28が第1試薬移動機構31および第2試薬移動機構32の周辺部に設置されている。試薬を収容した多数の試薬容器26が第1試薬移動機構31と第2試薬移動機構32に配列されている。試薬情報リーダライタ28と第1試薬移動機構31と第2試薬移動機構32の動作は、インターフェイス7を介して各機構部の動作制御および測定データの演算をするマイクロコンピュータ1によって制御される。試薬容器26には、図2のように、試薬情報記憶媒体33が添付されている。試薬情報記憶媒体33には、図3のように、試薬属性情報42を含めた試薬ID情報41を記憶している。
次に、試薬情報記憶媒体33への記憶方式を示す。
試薬ID情報41は、試薬コード,試薬ロットID,試薬シリアルIDにより構成され、試薬情報記憶媒体33にN個の文字の文字列として、一般に良く知られているASCIIコードによるビット配列として記憶されているものとする。ASCIIコードは7ビット、すなわち2の7乗である128文字の情報について図5に示すASCIIコード表のように定義されている。95文字が英字,数字,記号,空白の可視文字として定義され、残りの33文字が制御コードとして定義されており、計128文字を表現できるものであり、コンピュータ上では、この7ビットの情報に上位1ビットに0値を加え、8ビットすなわち1バイトで1個の情報を表すコード体系である。例えば、ビット、すなわち2進数による表記01000001(2)は、16進数の1バイト情報コードでは41(16)となり、これはアルファベットのAを表す。文字列AAを表す場合であれば、これを連続して配列し、0100000101000001(2)と記憶する方式である。
試薬IDが読取可能とは、試薬情報記憶媒体33に、これらの1バイト情報コードがASCIIコード表に記載されている情報であることを意味する。
まず、8ビット中の上位1ビットを付加情報の一部として定義する。試薬IDはN個のASCII文字列なので、N個の1ビットすなわち2のN乗の情報を定義できる。この場合、例えば2という数値を付加情報とすると、2進数では11(2)と表されるので、前述の文字列AAに図8の数式1で合成すると、1100000111000001(2)となる。このような情報はASCIIコード表に定義されていないため、試薬IDとしては読取不可となる。このようにして試薬ID情報を記憶することで、試薬IDとして読取可能もしくは付加情報を設けて読取不可とすることができる。合成情報は、図9の数式2にて試薬IDに、図9の数式3にて付加情報に戻すことができる。
例えば、3桁の試薬コード,3桁の試薬ロットID,3桁の試薬シリアルIDで試薬IDが構成されているものとする。また、試薬IDの文字として、ASCIIコードの全ての文字で定義されているものとする。この場合、試薬IDは9個のASCII文字列なので、9ビットの付加情報を定義できる。例えば付加情報として、1ビットを付加情報有無(1を有りとする)、4ビットを判断コード、4ビットを装置メーカIDとして扱うことができる。
具体的には、
試薬コード(x123) Az1(ASCII)
試薬ロットID(x456) 012(ASCII)
試薬シリアルID(x789) 999(ASCII)
付加情報有無(b1) 1(2)
判断コード(b2345) 3(10)=0011(2)
装置メーカID(b6789) 4(10)=0100(2)
とする。この場合、合成情報xiは、
1=A(ASCII)+1×27=01000001(2)+10000000(2)=11000001(2)
2=z(ASCII)+0×27=01111010(2)+00000000(2)=01111010(2)
3=1(ASCII)+0×27=00110001(2)+00000000(2)=00110001(2)
4=0(ASCII)+1×27=00110000(2)+10000000(2)=10110000(2)
5=1(ASCII)+1×27=00110001(2)+10000000(2)=10110001(2)
6=2(ASCII)+0×27=00110010(2)+00000000(2)=00110010(2)
7=9(ASCII)+1×27=00111001(2)+10000000(2)=10111001(2)
8=9(ASCII)+0×27=00111001(2)+00000000(2)=00111001(2)
9=9(ASCII)+0×27=00111001(2)+00000000(2)=00111001(2)
となる。合成情報の内、少なくともx1がASCIIコード範囲外となるので、この合成情報は試薬IDとして読込不可となる。
また、合成情報から試薬ID情報を取出す場合、
1=(11000001(2) << 1)>> 1=10000010(2) >> 1=01000001(2)
2=(01111010(2) << 1)>> 1=11110100(2) >> 1=01111010(2)
3=(00110001(2) << 1)>> 1=01100010(2) >> 1=00110001(2)
4=(10110000(2) << 1)>> 1=01100000(2) >> 1=00110000(2)
5=(10110001(2) << 1)>> 1=01100010(2) >> 1=00110001(2)
6=(00110010(2) << 1)>> 1=01100100(2) >> 1=00110010(2)
7=(10111001(2) << 1)>> 1=01110010(2) >> 1=00111001(2)
8=(00111001(2) << 1)>> 1=01110010(2) >> 1=00111001(2)
9=(00111001(2) << 1)>> 1=01110010(2) >> 1=00111001(2)
となり、試薬ID情報を取出すことができる。同様に、合成情報から付加情報を取出す場合、
1=11000001(2) >> 7=1(2)
2=01111010(2) >> 7=0(2)
3=00110001(2) >> 7=0(2)
4=10110000(2) >> 7=1(2)
5=10110001(2) >> 7=1(2)
6=00110010(2) >> 7=0(2)
7=10111001(2) >> 7=1(2)
8=00111001(2) >> 7=0(2)
9=00111001(2) >> 7=0(2)
となり、付加情報を取出すことができる。
あるいは、計算式を次のようにしても良い。試薬IDが英数字で定義されており、その他の記号等が使用されていない場合は、図6のように英数字変換表を用いて変換することで、8ビット中の上位2ビットを用いることができる。試薬IDはN個のASCII文字列なので、N個の2ビットすなわち4のN乗の情報を定義できる。例えば前述のAAという情報は、図6の英数字変換表に従えば、0000101000001010となる。9という数値を付加情報とすると、2進数では1001(2)と表されるので、前述の文字列AAに図10の数式4を用いて合成すると、1000101001001010(2)となる。
例えば、3桁の試薬コード,3桁の試薬ロットID,3桁の試薬シリアルIDで試薬IDが構成されているものとする。また、試薬IDの文字として、ASCIIコードの全ての文字で定義されているものとする。この場合、試薬IDは9個のASCII文字列なので、9ビットの付加情報を定義できる。これを例えば付加情報として、1ビットを付加情報有無(1を有りとする)、4ビットを判断コード、4ビットを装置メーカID、9ビットを装置IDとして扱うことができる。
具体的には、
試薬コード(x123) Az1(ASCII)
試薬ロットID(x456) 012(ASCII)
試薬シリアルID(x789) 999(ASCII)
付加情報有無(b1) 1(2)
判断コード(b2345) 3(10)=0011(2)
装置メーカID(b6789) 4(10)=0100(2)
装置ID(b10~18) 343(10)=101010111(2)
とする。この場合、合成情報xiは、図10の数式4を用いて
1=T(A)+1×27+0×26=00001010(2)+10000000(2)=10001010(2)
2=T(z)+0×27+1×26=00111101(2)+01000000(2)=01111101(2)
3=T(1)+1×27+0×26=00000001(2)+10000000(2)=10000001(2)
4=T(0)+1×27+0×26=00000000(2)+10000000(2)=10000000(2)
5=T(1)+0×27+1×26=00000001(2)+01000000(2)=01000001(2)
6=T(2)+0×27+1×26=00000010(2)+01000000(2)=01000010(2)
7=T(9)+0×27+1×26=00001001(2)+01000000(2)=01001001(2)
8=T(9)+0×27+1×26=00001001(2)+01000000(2)=01001001(2)
9=T(9)+1×27+1×26=00001001(2)+11000000(2)=11001001(2)
となる。合成情報の内、少なくともx1がASCIIコード範囲外となるので、この合成情報は試薬IDとして読込不可となる。
また、合成情報から試薬ID情報を取出す場合、図11の数式5を用いて
1=T-1((10001010(2) << 2)>> 2)=T-1((00001010(2))=A(ASCII)
2=T-1((01111101(2) << 2)>> 2)=T-1((00111101(2))=z(ASCII)
3=T-1((10000001(2) << 2)>> 2)=T-1((00000001(2))=1(ASCII)
4=T-1((10000000(2) << 2)>> 2)=T-1((00000000(2))=0(ASCII)
5=T-1((01000001(2) << 2)>> 2)=T-1((00000001(2))=1(ASCII)
6=T-1((01000010(2) << 2)>> 2)=T-1((00000010(2))=2(ASCII)
7=T-1((01001001(2) << 2)>> 2)=T-1((00001001(2))=9(ASCII)
8=T-1((01001001(2) << 2)>> 2)=T-1((00001001(2))=9(ASCII)
9=T-1((11001001(2) << 2)>> 2)=T-1((00001001(2))=9(ASCII)
となり、試薬ID情報を取出すことができる。同様に、合成情報から付加情報を取出す場合、図11の数式6および数式7を用いて
1=10001010(2) >> 7 =1(2)
2=(10001010(2) << 1)>> 7) =0(2)
3=01111101(2) >> 7 =0(2)
4=(01111101(2) << 1)>> 7) =1(2)
5=10000001(2) >> 7 =1(2)
6=(10000001(2) << 1)>> 7) =0(2)
7=10000000(2) >> 7 =1(2)
8=(10000000(2) << 1)>> 7) =0(2)
9=01000001(2) >> 7 =0(2)
10=(01000001(2) << 1)>> 7) =1(2)
11=01000010(2) >> 7 =0(2)
12=(01000010(2) << 1)>> 7) =1(2)
13=01001001(2) >> 7 =0(2)
14=(01001001(2) << 1)>> 7) =1(2)
15=01001001(2) >> 7 =0(2)
16=(01001001(2) << 1)>> 7) =1(2)
17=11001001(2) >> 7 =1(2)
18=(11001001(2) << 1)>> 7) =1(2)
となり、付加情報を取出すことができる。
このようにして試薬ID情報41を記憶することで、試薬IDとして読取可能もしくは付加情報を設けて読取不可とすることができる。また、合成情報から試薬IDおよび付加情報に戻すことができる。
別の方法として、試薬ID情報41は、試薬情報記憶媒体33にN個の4バイト長整数によるビット配列として記憶されているものとする。4バイト長整数は32ビット、すなわち2の32乗である4,294,967,296個の数値を記憶できる。
試薬IDが読取可能とは、試薬情報記憶媒体33に、これらの4バイト長整数が試薬IDを構成する情報の数値範囲内であることを意味する。
試薬IDを構成する情報の数値範囲定義が例えば1から999,999であった場合、これは3バイト長整数で十分表すことができるので、上位1バイトを付加情報の一部として定義することができる。試薬IDはN個の4バイト長整数なので、N個の1バイトすなわち256のN乗の情報を定義できる。この場合、例えば2という数値を付加情報とすると、16進数では02(16)と表されるので、999,999(10)の数値と合成すると、020F423F(16)となる。これは34,554,431(10)となり、試薬IDの範囲外情報となるため、試薬IDとしては読取不可となる。
以上のように、試薬ID情報に付加情報を合成し、合成情報が試薬IDの情報範囲外の値となることで、読取不可とすることができることを示した。また、合成情報から、試薬ID情報および付加情報を取出すことができることを示した。要は、試薬IDの範囲外となるように合成情報を作成し、かつ、合成情報から試薬ID情報と付加情報を取出すことができれば良く、付加情報の持ち方や計算式は任意に定義できる。合成情報は、自動分析装置で読取ることができる必要はなく、試薬容器26を回収した後に、解析ツールを用いて使用不可となった要因の解析ができれば良い。
また、試薬ID情報や付加情報を解析する必要がなければ、単に試薬IDを構成する全ビット情報を、例えばゼロで上書きすることでASCIIコード範囲外とさせ、読取不可とすることもできる。この場合、試薬容器26を回収した後、使用不可となった要因の解析はできないが、ソフトウェアの構成が簡易であるという長所がある。あるいは、試薬IDを構成する情報だけでなく情報記憶媒体に含まれる全ての情報を、例えばゼロで上書きすることで、読取不可とすることもできる。
さらに、試薬IDを構成する情報以外であっても、例えば試薬容器の物理的情報である試薬充填量やボトル形状など、試薬分注を制御する上で利用する情報を情報上書きの対象としても良い。試薬分注を制御するための情報がソフトウェアで解釈できなければ、該当試薬からの分注は不可能となるからである。この場合、試薬ID情報を上書きする必要はないため、分析装置が試薬を認識でき、かつ該当試薬の再利用を防止することができる長所がある。ただし、試薬分注を制御できない場合にどのような振る舞いをするかは分析装置依存となる。
また、図には示していないが、本手法は試薬ID情報に限らず、例えば残量が既知のキャリブレータやコントロール試料を分注した検体容器と検体容器に付加された検体ID情報や、装置内流路を洗浄するための洗剤容器と洗剤容器に付加された洗剤ID情報など、液体を特定可能であり、かつ、残液量や有効期限などの液体寿命を管理できる液体であれば、その全ての液体ID情報に関して利用可能である。
自動分析装置は、分析を開始する前に、試薬情報リーダライタ28の読取り可能位置まで試薬容器26を設置した第1試薬移動機構31と第2試薬移動機構32をそれぞれ移動し、各試薬容器26の試薬ID情報41を読取る。読取られた試薬ID情報41は、インターフェイス7を介してマイクロコンピュータ1に転送され、図4のアルゴリズムに従い、試薬ID情報41と、それ以外の情報とに分離する。試薬ID情報41が読取不可の場合、何もせず終了することとなり、自動分析装置は、試薬として認識することはない。
また、試薬情報リーダライタ28が読取り可能であっても、試薬ID情報が試薬IDの定義範囲外の情報であった場合には、自動分析装置は試薬を認識できない旨のアラームや試薬IDの情報が誤っている旨のアラームを出力し、試薬として認識することはない。
試薬ID情報41が読取り可能で、試薬ID情報定義範囲内の情報の場合、試薬情報を取得し、使用不可かどうかの条件を確認する。使用不可かどうかは、残量が0であるかどうか、有効期限が超過しているかどうか、試薬開封した日付から試薬安定期間が超過しているかどうか、などの条件を統合して判断する。なお、これらの条件には、図7に示すような条件コードを設けておく。
使用不可と判断された場合、試薬ID情報41と付加情報とを前述のいずれかの記憶方法にて合成する。合成情報を試薬ID情報41として試薬情報記憶媒体33に上書きする。
本実施例では、試薬情報記憶媒体33として、無線ICタグを、試薬情報リーダライタ28として、無線ICタグリーダライタを用いた非接触式の情報交換手段を採用しているが、要は、情報記憶媒体に対して、その情報を消去する手段があればよい。例えば1次元バーコードを情報記憶媒体とした場合、そのラベルを黒く塗り潰したり、ラベルに傷を付けたり、ラベル自体を剥がしたりして、試薬情報を情報記憶媒体から読取りできなくする手段を設ければよい。
また、使用不可と判断し、試薬IDを消去するタイミングは、分析を開始する前に限定する必要はない。例えば、日付が変わった際などの定期的なタイミングに加え、分析中に試薬を使用した後のタイミングや、分析を終了する際のタイミングであってもよい。
1 マイクロコンピュータ
2 メモリエリア
3 ハードディスクドライブ
5 キーボード
6 CRT(表示装置)
7 インターフェイス
11 測光器
19 反応容器移動機構
20 反応容器
21 検体容器
22 検体移動機構
23 検体情報リーダライタ
24 検体分注器
25 試薬分注器
26 試薬容器
28 試薬情報リーダライタ
29 液面検知器
30 検体容器高さ検知器
31 第1試薬移動機構(内周側)
32 第2試薬移動機構(外周側)
33 試薬情報記憶媒体
41 試薬ID情報
42 試薬属性情報

Claims (6)

  1. 情報の書き込みが可能な情報記録媒体と、該情報記録媒体が貼付された液体容器と、を備え、
    該情報記録媒体に書き込まれた情報を、
    装置が認識できない情報に書き換える書き換え手段を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記書き換え手段で装置が認識できない情報に書き換える情報は、液体を特定するための液体ID情報であることを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記液体ID情報が試薬ID情報であり、かつ試薬ID情報が情報記憶媒体上にビット配列で構築される場合において、液体ID情報の範囲外の値で、液体ID情報の全部または一部を上書きすることで液体ID情報を消去することを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項3記載の自動分析装置において、
    試薬ID情報と、不要と判断した情報や判断した装置の装置ID情報や試薬製造元の試薬メーカID情報などの付加情報でビット演算した結果が、試薬ID情報を構成する文字の種類以外となるビット演算方式であり、そのビット演算結果で試薬ID情報を上書きすることで読取不可とすることを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項3記載の自動分析装置において、
    試薬ID情報と、不要と判断した情報や判断した装置の装置ID情報や試薬製造元の試薬メーカID情報などの付加情報でビット演算した結果が、試薬ID情報を構成する数値の範囲外となるビット演算方式であり、そのビット演算結果で試薬ID情報を上書きすることで読取不可とすることを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項3記載の自動分析装置において、
    試薬ID情報と、不要と判断した情報や判断した装置の装置ID情報や試薬製造元の試薬メーカID情報などの付加情報でビット演算した結果が、試薬ID情報および試薬属性情報を構成する情報の範囲外となるビット演算方式であり、そのビット演算結果で試薬ID情報を上書きすることで読取不可とすることを特徴とする自動分析装置。
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