JPWO2010100981A1 - 検査用同軸コネクタ - Google Patents

検査用同軸コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2010100981A1
JPWO2010100981A1 JP2011502687A JP2011502687A JPWO2010100981A1 JP WO2010100981 A1 JPWO2010100981 A1 JP WO2010100981A1 JP 2011502687 A JP2011502687 A JP 2011502687A JP 2011502687 A JP2011502687 A JP 2011502687A JP WO2010100981 A1 JPWO2010100981 A1 JP WO2010100981A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial connector
housing
magnet
inspection
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011502687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5071586B2 (ja
Inventor
真一 剱崎
真一 剱崎
弘己 若松
弘己 若松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2011502687A priority Critical patent/JP5071586B2/ja
Publication of JPWO2010100981A1 publication Critical patent/JPWO2010100981A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5071586B2 publication Critical patent/JP5071586B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/38Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
    • H01R24/40Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00Two poles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2201/00Connectors or connections adapted for particular applications
    • H01R2201/20Connectors or connections adapted for particular applications for testing or measuring purposes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/24Arrangements for testing

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

耐久性に優れた検査用同軸コネクタを提供する。ハウジング(25)は、外部導体が挿入される先端部(26a)を有していると共に、該先端部(26a)の径が伸縮可能な構造を有している。プローブ(10)は、先端部(26a)内を延在している。スリーブ(30)は、ハウジング(25)が挿入された筒状部(31a)を有している。磁石(28)は、レセプタクルが装着されていないときに、先端部(26a)が筒状部(31a)の外部に突出している状態が保持されるように、ハウジング(25)及びスリーブ(30)に対して力を及ぼす。磁石(27)は、レセプタクルが装着されているときに、先端部(26a)の少なくとも一部が筒状部(31a)内に納まっていると共に、該先端部(26a)が筒状部(31a)の内周面に接触することにより該先端部(26a)の径が広がることが規制されている状態が保持されるように、ハウジング(25)及びスリーブ(30)に対して力を及ぼす。

Description

本発明は、検査用同軸コネクタに関し、より特定的には、被検査体である相手方レセプタクルに着脱自在な検査用同軸コネクタに関する。
従来の検査用同軸コネクタとしては、特許文献1に記載の同軸コネクタが知られている。以下に、該同軸コネクタについて図面を参照しながら説明する。図9は、特許文献1に記載の同軸コネクタ101の断面構造図である。図10は、同軸コネクタ101の先端部分の断面図である。図9及び図10において、プローブ110が突出している方向を上下方向とする。
同軸コネクタ101は、図示しない同軸ケーブルの先端に設けられ、図9に示すように、プローブ110、コイルばね122、ハウジング125及びスリーブ130を備えている。プローブ110は、上下方向に延在しており、同軸ケーブルの中心導体と接続されている。ハウジング125は、円筒形の先端部126aを備えており、図示しない同軸ケーブルのシールド導体と接続されている。更に、ハウジング125は、溝127a,127bを有している。また、前記プローブ110は、先端部126a内を挿通している。
スリーブ130は、下部131及び上部135を備えており、コイルばね122及びハウジング125を内部に収納している筐体である。下部131は、円筒部131a、鍔部131b、ロック片132a及び突部132bを備えている。前記ハウジング125は、円筒部131a内を挿通している。鍔部131bは、円筒部131aの上側の端部において、上下方向に対する垂直方向(すなわち、水平方向)に広がるように設けられた部分であり、上部135の下側の端部がかしめられることにより、該上部135に対して固定されている。また、ロック片132aは、該ロック片132aの先端に設けられている突部132bにおいてハウジング125の溝127aに係合している。
上部135は、下側が開口している円筒形状を有しており、内部にコイルばね122及びハウジング125を収納している。スリーブ130とハウジング125とは、上部135の側面に沿って、上下方向に相対的にスライド可能である。ただし、通常では、図9(a)に示すように、コイルばね122により、ハウジング125は、下部131に接触するように、下側に押さえつけられている。これにより、ハウジング125の先端部126aは、円筒部131aの外部に突出している。
以上のような構成を有する同軸コネクタ101は、図10に示すように、相手方レセプタクル201に装着される。相手方レセプタクル201は、例えば、携帯電話のアンテナと送受信回路との間に設けられるスイッチ付同軸コネクタであり、ケース203、外部導体205、固定端子206及び可動端子207を備えている。固定端子206はアンテナに接続され、可動端子207は送受信回路に接続される。そして、通常では、図10(a)に示すように、固定端子206と可動端子207とが接触しているので、アンテナと送受信回路とが接続されている。一方、セットメーカーが携帯電話の送受信回路の電気特性をチェックする場合には、図10(c)に示すように、測定器が接続されたプローブ110が上側から下側へとケース203の孔204に挿入される。これにより、可動端子207がプローブ110により押し下げられる。その結果、固定端子206と可動端子207とが離れると共に、プローブ110と可動端子207とが接続され、送受信回路と測定器とが接続されるようになる。
ここで、同軸コネクタ101の相手方レセプタクル201への装着の詳細について説明する。図10(a)に示すように、同軸コネクタ101の先端部126aの先端には、該先端部126aの中心方向へと突出する突部126bが設けられている。これにより、先端部126aの内径は、外部導体205の外径よりも小さくなっている。ただし、先端部126aは、その径が伸縮可能な構造を有している。故に、同軸コネクタ101の相手方レセプタクル201への装着途中では、先端部126aの内部に外部導体205が挿入されることにより、図10(b)に示すように、先端部126aの径は、図10(a)の状態よりも広がっている。
更に、同軸コネクタ101が下側に押し下げられると、図10(c)に示すように、突部126bが外部導体205の外周に形成された溝205aに係合すると共に、先端部126aが外部導体205の上面205bに接触する。スリーブ130が下側に押し下げられる力によって上面205bが先端部126bに及ぼす反発力が、コイルばね122が縮み始めるのに必要な力より大きくなると、コイルばね122が縮んで、スリーブ130がハウジング125に対して下側にスライドする。これにより、先端部126aがスリーブ131の円筒部131a内に収まり、円筒部131aの内周面が先端部126aの外周面に圧接することにより、突部126bが溝205aに強固に係合するようになる。更に、円筒部131aの内周面が先端部126aの外周面に圧接することにより、先端部126aの径が広がりすぎて、先端部126aが塑性変形してしまうことが防止されている。
ところで、前記同軸コネクタ101は、以下に説明するように、耐久性の点において問題を有していた。より詳細には、同軸コネクタ101が相手方レセプタクル201に装着された場合には、図9(b)に示すように、スリーブ131は、ハウジング125に対して下側にスライドする。この場合、コイルばね122は、図9(a)の状態よりも縮んだ状態となるので、ハウジング125は、下側へと押し下げられるようにコイルばね122から力を受ける。その結果、コイルばね122の力により、同軸コネクタ101が相手方レセプタクル201から簡単に外れてしまうおそれがある。
そこで、同軸コネクタ101では、図9(b)の状態を保持するために、ロック片132aの先端に設けられている突部132bが、ハウジング125に設けられている溝127bに係合している。これにより、同軸コネクタが相手方レセプタクル201に装着された状態において、コイルばね122の力により、同軸コネクタ101が、図9(b)の状態から図9(a)の状態に戻ることを防止している。
しかしながら、同軸コネクタ101では、図9に示すように、スリーブ130がハウジング125に対して上下方向にスライドすると、突部132bは、ハウジング125の側面上を摺動することになる。同軸コネクタ101が相手方レセプタクル201に繰り返し着脱されると、ハウジング125及び突部132bが削られて削りかすが発生する。このような削りかすがハウジング125と突部132bとの間に入り込むと、スリーブ130が円滑にスライドしなくなってしまう。以上のように、同軸コネクタ101は、耐久性の点において問題を有していた。
国際公開第2007/080663号パンフレット
そこで、本発明の目的は、耐久性に優れた検査用同軸コネクタを提供することである。
本発明の一形態に係る検査用同軸コネクタは、外部導体を有する被検査体である相手方レセプタクルに着脱自在な検査用同軸コネクタにおいて、前記外部導体が挿入される筒状の先端部分を有していると共に、該先端部分の径が伸縮可能な構造を有しているハウジングと、前記ハウジングと絶縁された状態で前記先端部分内を延在しているプローブと、前記ハウジングが挿入された筒状部分を有しているスリーブと、前記相手方レセプタクルが装着されていないときに、前記先端部分が前記筒状部分の外部に突出している第1の状態が保持されるように、前記ハウジング及び前記スリーブに対して力を及ぼす第1の磁石と、前記相手方レセプタクルが装着されているときに、前記先端部分の少なくとも一部が前記筒状部分内に収まっていると共に、該先端部分が該筒状部分の内周面に接触することにより該先端部分の径が広がることが規制されている第2の状態が保持されるように、前記ハウジング及び前記スリーブに対して力を及ぼす第2の磁石と、を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、耐久性に優れた検査用同軸コネクタを得ることができる。
本発明の一実施形態に係る検査用同軸コネクタの断面構造図である。 図1の検査用同軸コネクタの外観斜視図である。 図1の検査用同軸コネクタの分解斜視図である。 図1の検査用同軸コネクタの分解斜視図である。 図1の検査用同軸コネクタの分解斜視図である。 図1の検査用同軸コネクタの分解斜視図である。 相手方レセプタクルへの装着前、装着途中及び装着後における検査用同軸コネクタの先端部分の断面構造図である。 相手方レセプタクルへの装着前後における検査用同軸コネクタの断面構造図である。 特許文献1に記載の検査用同軸コネクタの断面構造図である。 図9の検査用同軸コネクタの先端部分の断面図である。
(検査用同軸コネクタの構造)
以下に、本発明の一実施形態に係る検査用同軸コネクタの構造について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る検査用同軸コネクタ1の断面構造図である。図2は、検査用同軸コネクタ1の外観斜視図である。以下、この検査用同軸コネクタ1の詳細について説明する。図1及び図2において、プローブ10が突出している方向を上下方向とする。
検査用同軸コネクタ1は、図1に示すように、プローブ10、ブッシング20、吸着リング22、ハウジング25、磁石27,28及びスリーブ30を備えている。プローブ10は、図1に示すように、プランジャ11、コイルばね12及びバレル13にて構成されている。プランジャ11は、図1に示すように、上側の端部に平坦部分を有するベリリウム銅製のピンである。バレル13は、下側に開口を有する真鍮製の筒状の部材である。バレル13の内部には、プランジャ11及びコイルばね12が挿入されている。これにより、プランジャ11は、下側から押さえつけられた場合、コイルばね12が縮んで上側に退避することができる。
また、バレル13の上側には、同軸ケーブル40の中心導体41がはんだ付けされている。プランジャ11の上側の端部近傍の外周面は、バレル13の円筒部分の内周面に接触しているので、プランジャ11と中心導体41とがバレル13を介して電気的に接続されている。
ハウジング25は、図1に示すように、ディスク21、上部25a及び下部25bにより構成されている。上部25aは、相対的に大きな径を有する導電性部材(例えば、ベリリウム銅)からなる筒状体である。上部25aには、後述する開口部29が設けられている。下部25bは、上部25aの下側において該上部25aと一体的に設けられており、相対的に小さな径を有する導電性部材(例えば、ベリリウム銅)からなる筒状体である。上部25a及び下部25bは、同軸ケーブル40のシールド導体42にアダプタ43を介して電気的に接続されている。
下部25bは、先端部26a及び突部26bを含んでいる。先端部26aは、図1において、下部25bがスリーブ30から外部に突出している部分であり、相手方レセプタクル201の外部導体205が挿入される。なお、相手方レセプタクル201については既に説明を行ったので、説明を省略する。先端部26aは、該先端部26aの径が伸縮可能な構造を有している。具体的には、図2に示すように、先端部26aには、上下方向に延在する切込みSが設けられている。これにより、先端部26aのばね性により、切込みSが広がることにより、先端部26aは、水平方向に広がることができる。また、突部26bは、先端部26aの内周面において、先端部26aの中心方向に突出するように設けられている。
ディスク21は、磁性体材料からなる円盤状の部材であり、図1に示すように、ハウジング25の上部25aの上側の開口をふさぐように設けられている。
吸着リング22は、磁性体材料からなる円環状の部材であり、図1に示すように、ハウジング25の上部25aの周囲に取り付けられている。
ブッシング20は、樹脂等の絶縁体からなる筒状体である。ブッシング20には、図1に示すように、プローブ10が挿入されて固定されている。ブッシング20の先端からは、プローブ10の先端が突出している。
更に、プローブ10が挿入されたブッシング20は、図1に示すように、筒状のハウジング25に挿入されて固定されている。ブッシング20は絶縁体により構成されているので、プローブ10とハウジング25とは絶縁されている。また、プランジャ11は、ハウジング25の先端部26a内を延在していると共に、該先端部26aから、突出している。
スリーブ30は、下部31、上部35及びヨーク23により構成されており、プローブ10、ハウジング25及び磁石27,28を内蔵する筐体である。下部31は、相対的に径の小さな真鍮製の筒状体であり、筒状部31a、鍔部31b、先端部31c及び筒状部31dにより構成されている。筒状部31aには、図1に示すように、ハウジング25の下部25bが挿通している。筒状部31aの先端からは、ハウジング25の先端部26aが突出している。
鍔部31bは、筒状部31aの上側の端部が、水平方向に広がって形成された部分である。先端部31cは、先端部26aの径が広がりすぎて先端部26aが塑性変形しないように、該先端部26aの広がりを規制する。筒状部31dは、筒状部31aよりも大きな径を有した円筒であり、鍔部31bの上側に延在するように設けられている。
上部35は、相対的に径の大きな真鍮製の筒状体であり、図1に示すように、下部31の上側に取り付けられる。より詳細には、図1に示すように、上部35は、筒状部31dが挿入されると共に、該上部35の下側の端部が、鍔部31bにかしめられることにより、下部31に固定されている。また、上部35には、後述する開口部36が設けられている。ハウジング25は、図1に示すように、下部31内に収納されていると共に、上部35の内周面に沿って上下方向にスライド可能である。
ヨーク23は、磁性体材料からなる上部35の蓋であり、内部には磁石27が取り付けられている。ヨーク23は、図1及び図2に示すように、開口が設けられた円筒形状を有しており、該開口が下側を向くように上部35に取り付けられている。よって、磁石27は、ヨーク23の下側を向く面に取り付けられていることになる。また、ヨーク23の下側を向く面は、ディスク21に対向しているので、磁石27は、ディスク21と対向している。
磁石28は、円環状をなしており、筒状部31dの上側において上部35の内周面に取り付けられている。これにより、磁石28は、吸着リング22と対向している。
(検査用同軸コネクタの組立て手順)
次に、検査用同軸コネクタ1の組立て手順について図2ないし図6を参照しながら説明する。図3ないし図6は、検査用同軸コネクタ1の分解斜視図である。
まず、図3に示すように、下側からバレル13にコイルばね12及びプランジャ11を挿入し、プローブ10を組み立てる。次に、図4に示すように、上側から該プローブ10をブッシング20の中心孔に挿入する。次に、上側からブッシング20をハウジング25の中心孔に挿入する。次に、ハウジング25を吸着リング22に挿入し、上部25a下に吸着リング22を固定する。吸着リング22と上部25aとは、圧入によって固定されてもよいし、また、接着剤により固定されてもよい。
次に、下部31の筒状部31d上に、磁石28を固定する。磁石28は、接着剤により筒状部31dに固定される。そして、上側からハウジング25を下部31の中心孔に挿入する。
次に、図5に示すように、ハウジング25の上部25a、吸着リング22及び磁石28を覆うように上部35を被せ、上部35の下側の端部を鍔部31bにかしめて接合一体化する。ここで、図6に示すように、同軸ケーブル40の中心導体41(図1参照)を上部35の開口部36及びハウジング25の開口部29から挿入してバレル13の溝部13aにはんだ付けする。これにより、中心導体41は、バレル13及びコイルばね12を介してプランジャ11と電気的に接続される。また、同軸ケーブル40のシールド導体42(図1参照)と接続されているアダプタ43をハウジング25の開口部29に嵌合させ、リング44をアダプタ43の外周部にかしめる。これにてシールド導体42がアダプタ43を介してハウジング25と電気的に導通状態となる。なお、図1に示すように、同軸ケーブル40の一端には、図示しない測定器への接続用コネクタ45(図1参照)が設けられている。
次に、図6に示すように、磁石27をヨーク23に接着剤等で固定する。最後に、図6に示すように、ディスク21をハウジング25の上面に載置し、ヨーク23を上部35の上部に嵌合一体化させる。
(検査用同軸コネクタの動作)
次に、検査用同軸コネクタ1の動作について図7及び図8を参照して説明する。図7は、被検査体である相手方レセプタクル201への装着前、装着途中及び装着後における検査用同軸コネクタ1の先端部分の断面構造図である。図8は、相手方レセプタクル201への装着前後における検査用同軸コネクタ1の断面構造図である。
まず、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201に装着される前の状態(以下、第1の状態と称す)について説明する。図8(a)に示すように、吸着リング22は、磁石28に接触している。これにより、吸着リング22は、磁石28に吸着されている。そして、吸着リング22は、ハウジング25に取り付けられているので、ハウジング25は、吸着リング22と磁石28との吸着力により下側に引き付けられる。その結果、上部25aの下側を向く下面25cは、鍔部31bの上側を向く面に接触するようになる。これにより、ハウジング25は、スリーブ30に対して位置決めされ、先端部26aは、所定の長さだけスリーブ30の筒状部31aから突出するようになる。
なお、第1の状態では、磁石28がハウジング25及びスリーブ30に及ぼす力は、磁石27がハウジング25及びスリーブ30に及ぼす力よりも大きくなるように、ディスク21、吸着リング22、磁石27及びヨーク23が選択される。これにより、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201に装着されていない場合には、先端部26aが筒状部31aの外部に突出している状態が、磁石28及び吸着リング22により保持されるようになる。
次に、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201に装着される過程について説明する。検査用同軸コネクタ1の相手方レセプタクル201への装着は、上部35をつまんで、該上部35を押し下げることにより行われる。図7(a)に示すように、検査用同軸コネクタ1の先端部26aの先端には、該先端部26aの中心方向へと突出する突部26bが設けられている。そのため、先端部26aの内径は、外部導体205の外径よりも小さくなっている。ただし、先端部26aは、その内径が伸縮可能な構造を有している。故に、検査用同軸コネクタ1の相手方レセプタクル201への装着途中では、先端部26aの内部に外部導体205が挿入されることにより、図7(b)に示すように、先端部26aの内径は、図7(a)に示す第1の状態よりも広がっている。
更に、検査用同軸コネクタ1が下側に押し下げられると、図7(c)に示すように、プランジャ11の先端は、可動端子207を下側に押し下げる。これにより、固定端子206と可動端子207とは離れる。その結果、可動端子207は、プランジャ11、コイルばね12及びバレル13を介して同軸ケーブル40の中心導体41と導通状態となる。
また、図7(c)の状態において、突部26bが外部導体205の外周に形成された溝205aに係合すると共に、先端部26aが外部導体205の上面205bに接触する。スリーブ30が下側に押し下げられる力によって上面205bが先端部26bに及ぼす反発力が、吸着リング22と磁石28との間の吸着力より大きくなると、吸着リング22と磁石28とが離れ、スリーブ30がハウジング25に対して下側にスライドし、ディスク21がヨーク23に吸着される。これにより、先端部26aが下部31の筒状部31a内に収まり、筒状部31aの内周面が先端部26aの外周面に圧接することにより、突部26bが溝205aに強固に係合するようになる。更に、筒状部31aの内周面が先端部26aの外周面に圧接することにより、先端部26aの内径が広がりすぎて、先端部26aが塑性変形してしまうことが防止される。以上の動作により、検査用同軸コネクタ1は、ディスク21がヨーク23に吸着されることによって、相手方レセプタクル201に装着された状態(以下、第2の状態と称す)が保持されるようになる。
次に、検査用同軸コネクタ1を相手方レセプタクル201から離脱させる場合には、前記とは逆の手順により、即ち、上部35の外周部を指でつまんで上側に引き抜けばよい。上部35を引き上げる力が、磁石27による力よりも大きくなると、スリーブ30が上側に移動してディスク21とヨーク23との吸着が解除される。そして、下部31の鍔部31bは、慣性力により、ハウジング25の下面25cに当接するまで上側に移動する。更に、吸着リング22と磁石28とが接触し、吸着リング22と磁石28との間に吸着力が発生する。この際、先端部26aは、筒状部31aの外部に突出するので、先端部26aと筒状部31aとの接触が解除されて該先端部26aの径が広がる。これにより、突部26bが溝205aから離脱することになる。そして、相手方レセプタクル201においては、可動端子207は、自身の弾性にて上側に変位し、固定端子206との接続状態に復帰する。
次に、先端部26aに外部導体205が挿入されるのに必要な力F1と、図8(a)の状態において磁石28が発生する力F2と、図8(b)の状態において磁石27が発生する力F3との関係について説明する。
まず、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201に装着される際には、ユーザは、力F1以上の力でスリーブ30を下側に押さえつける必要がある。これにより、先端部26aに外部導体205が挿入される。なお、力F2の大きさは、力F1よりも大きい必要がある。力F2の大きさが、力F1よりも小さい場合には、先端部26aに外部導体205が挿入される前に、磁石28と吸着リング22の吸着が解除され、スリーブ30が下側にスライドしてしまうからである。この場合、検査用同軸コネクタ1を相手方レセプタクル201に装着できない。そこで、本願発明者は、力F1の大きさが4Nとなり、力F2の大きさが6Nとなるように、検査用同軸コネクタ1を設計した。
先端部26aに外部導体205が挿入されると、ユーザは、力F2以上の力でスリーブ30を下側に押さえつける。これにより、吸着リング22と磁石28との吸着が解除されて、先端部26aは、筒状部31a内に収まり、検査用同軸コネクタ1は、相手方レセプタクル201に装着される。
一方、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201から離脱される際には、ユーザは、力F3よりも大きな力で上側にスリーブ30を引き上げる必要がある。これにより、磁石27が発生する力F3よりも、ユーザの引き上げる力が大きくなり、ディスク21とヨーク23との吸着が解除される。そして、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201から離脱する。本願発明者は、力F3の大きさが3Nとなるように設計した。これにより、ユーザは、3N以上の力を加えることにより、検査用同軸コネクタ1を相手方レセプタクル201から離脱させることができる。
また、検査用同軸コネクタ1では、第1の状態において、磁石28がハウジング25及びスリーブ30に及ぼす力(すなわち、力F2)は、第2の状態において、磁石27がハウジング25及びスリーブ30に及ぼす力(すなわち、力F3)よりも大きい。具体的には、力F2は、6Nに設定され、力F3は、3Nに設定されている。
(効果)
以上のように構成された検査用同軸コネクタ1によれば、以下に説明するように、同軸コネクタ101に比べて、高い耐久性を得ることができる。より詳細には、同軸コネクタ101では、図9に示すように、突部132bがハウジング125に対して摺動するので、同軸コネクタ101の相手方レセプタクル201への着脱が繰り返されると、突部132bやハウジング125が削れて削りかすが発生していた。このような削りかすは、突部132bとハウジング125との間に入り込んで、スリーブ130の円滑なスライドを阻害していた。
更に、突部132bがハウジング125に対して摺動すると、突部132b及び溝127a,127bが削れてしまう。そのため、突部132bと溝127a,127bとが強く係合しなくなってしまう。以上のように、同軸コネクタ101は、耐久性に問題を有していた。
一方、検査用同軸コネクタ1では、図8(b)に示すように、相手方レセプタクル201が装着された第2の状態を保持するために、磁石27によりハウジング25を上側に引き上げている。そのため、検査用同軸コネクタ1の相手方レセプタクル201への着脱の際に、ハウジング25とスリーブ30とが殆ど摺動しないので、ハウジング25とスリーブ30との間に削りかすが発生することがない。よって、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201に繰り返し着脱されても、スリーブ30の円滑なスライドが阻害されることがなくなる。以上より、検査用同軸コネクタ1によれば、同軸コネクタ101に比べて、高い耐久性を得ることができる。
なお、本願発明者は、検査用同軸コネクタ1及び同軸コネクタ101を作製し、検査用同軸コネクタ1及び同軸コネクタ101の耐久試験を行った。従来の同軸コネクタ101では、突部132bとハウジング125との間にワックスを塗布した場合において、10000回程度の着脱で不具合が発生し、突部132bとハウジング125との間にワックスを塗布しない場合において、300回程度の着脱で不具合が発生した。一方、検査用同軸コネクタ1は、20000回以上の相手方レセプタクル201への着脱に耐えうることが確認された。以上より、耐久試験により、検査用同軸コネクタ1は、同軸コネクタ101に比べて高い耐久性を有していることがわかる。
また、同軸コネクタ101では、耐久性を向上させるために、突部132bとハウジング125との間にワックスを塗布する必要があった。しかしながら、検査用同軸コネクタ1では、ハウジング25とスリーブ30とが押し付けられた状態で摺動しないので、ワックスが不要となる。
また、検査用同軸コネクタ1では、図8(b)に示すように、相手方レセプタクル201に装着された第2の状態において、ディスク21とヨーク23とが接触し、ディスク21と磁石27とは接触していない。これにより、以下に説明するように、ハウジング25とスリーブ30とが安定して吸着するようになる。
より詳細には、ディスク21及びヨーク23は、強磁性体材料により構成されている。故に、図8(b)に示すように、ディスク21とヨーク23とが接触すると、矢印φに示すような磁束が発生する。この場合、磁石27がディスク21に接触しているときが、ディスク21とヨーク23とは最も強力に吸着する。故に、ディスク21とヨーク23とが接触していると共に、ディスク21と磁石27とが接触していることが好ましい。一方、ディスク21とヨーク23とが接触していないと、ディスク21とヨーク23との間の吸着力は、ディスク21とヨーク23とが接触している場合の吸着力に比べて、極端に小さくなっている。磁石27とディスク21との間に隙間があってもディスク21とヨーク23とが接触していれば、吸着力の低下は僅かであり、また、その吸着力は、安定したものとなる。
実際の製品では、磁石27がヨーク23に接着剤を介して固定されており、該接着剤の厚みのばらつきにより、磁石27の下面の位置がばらつく。また、焼成済みの磁石27の面精度は悪くこの精度によっても磁石27の下面の位置がばらつく。このように、製造ばらつき等により、ディスク21とヨーク23とが接触していると共に、ディスク21と磁石27とが接触している状態を作り込むことは困難である。したがって、ディスク21とヨーク23とが完全に接触するように、接着剤のばらつき、磁石27の面精度を考慮して、磁石27の下面とディスク21との間に僅かな隙間を設けて、ディスク21、ヨーク23及び磁石27の寸法を設定している。磁石27は、高精度な研磨加工を行ってそのばらつきを低減している。磁石27とディスク21との間に隙間を設けることにより、高精度な研磨加工等を行う必要もない。
また、検査用同軸コネクタ1では、以下に説明するように、磁力の弱い磁石27を用いることが可能となる。より詳細には、例えば、検査用同軸コネクタ1において、吸着リング22及び磁石28の代わりに、図9に示したようなコイルばね122を用いることが考えられる(以下、コイルばね122が適用された検査用同軸コネクタ1を比較例と称す)。該比較例では、図8(b)に示すような第2の状態では、コイルばね122は、縮んだ状態となる。よって、比較例では、第2の状態において、ディスク21と磁石27とは、コイルばね122が伸びようとする力によって容易に離れないように吸着する必要がある。よって、比較例では、磁力の大きい高価な磁石27を用いる必要があった。
一方、検査用同軸コネクタ1では、第2の状態において、吸着リング22と磁石28とは離れている。そのため、吸着リング22と磁石28との間には、殆ど吸着力が働かない。よって、検査用同軸コネクタ1では、比較例に比べて、ディスク21と磁石27との吸着力は、小さくてもよい。そのため、検査用同軸コネクタ1では、磁力の小さい安価な磁石27を用いることができる。
また、検査用同軸コネクタ1では、以下に説明するように、設計が容易となる。より詳細には、前記比較例では、第2の状態において、コイルばね122は、縮んでいるので、ディスク21と磁石27とを引き離そうとする。よって、ディスク21と磁石27は、コイルばね122が伸びようとする力によって容易に離れない程度の力で吸着している必要がある。そのため、比較例では、コイルばね122が伸びようとする力を考慮して、ディスク21と磁石27とを設計する必要があった。
一方、検査用同軸コネクタ1では、第2の状態では、吸着リング22と磁石28とは離れているので、吸着リング22と磁石28との間には、殆ど吸着力は働かない。したがって、検査用同軸コネクタ1では、コイルばね122が伸びようとする力、及び、吸着リング22と磁石28との吸着力を考慮することなく、ディスク21と磁石27とを設計することができる。よって、検査用同軸コネクタ1では、設計が容易となる。
また、検査用同軸コネクタ1では、以下に説明するように、耐久性が向上する。より具体的には、図9に示す同軸コネクタ101では、コイルばね122は、相手方レセプタクル201への着脱の際に、伸縮を繰り返す。そのため、コイルばね122は、徐々に塑性変形して、弾力性を失っていく。一方、検査用同軸コネクタ1では、コイルばね122の代わりに、吸着リング22及び磁石28が用いられている。磁石28には、永久磁石が用いられるので、長年の使用によっても、磁石28の磁力は殆ど低下しない。よって、検査用同軸コネクタ1では、図9に示す同軸コネクタ101に比べて、相手方レセプタクル201への着脱に必要な力の大きさが繰り返しの使用によって変化しない。すなわち、検査用同軸コネクタ1は、同軸コネクタ101に比べて高い耐久性を有している。
また、検査用同軸コネクタ1では、第1の状態において、磁石28がハウジング25及びスリーブ30に及ぼす力は、第2の状態において、磁石27がハウジング25及びスリーブ30に及ぼす力よりも大きい。これにより、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201に装着される際の力は、検査用同軸コネクタ1が相手方レセプタクル201から離脱される際の力よりも大きくなる。よって、ユーザは、相対的に大きな力で検査用同軸コネクタ1を相手方レセプタクル201に押し込むことにより、手応えを感じながら、検査用同軸コネクタ1を相手方レセプタクル201に装着できる。更に、ユーザは、相対的に小さな力で、簡単に検査用同軸コネクタ1を相手方レセプタクル201から離脱させることができる。
(その他の実施形態)
なお、検査用同軸コネクタは、前記実施形態に係る検査用同軸コネクタ1に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
検査用同軸コネクタ1では、スリーブ30にヨーク23及び磁石27を取り付け、ハウジング25にディスク21を取り付けているが、ヨーク23、磁石27及びディスク21の取り付け位置はこれに限らない。例えば、ハウジング25にヨーク23及び磁石27を取り付け、スリーブ30にディスク21を取り付けてもよい。ただし、ハウジング25に平板状のディスク21を圧入する方が、ハウジング25に円筒状のヨーク23を圧入するよりも簡単であるので、スリーブ30にヨーク23及び磁石27を取り付け、ハウジング25にディスク21を取り付けることが好ましい。
また、検査用同軸コネクタ1では、スリーブ30に磁石28を取り付け、ハウジング25に吸着リング22を取り付けているが、吸着リング22及び磁石28の取り付け位置はこれに限らない。例えば、ハウジング25に磁石28を取り付け、スリーブ30に吸着リング22を取り付けてもよい。
また、ディスク21及び吸着リング22の代わりに磁石が設けられていてもよい。
また、検査用同軸コネクタ1では、ディスク21と磁石27とは比較的近接して設けられているが、これらは離して設けられていてもよい。
なお、図7(c)の状態では、先端部26aは、筒状部31a内に完全に収まっているが、必ずしも筒状部31a内に完全に収まっている必要はない。外部導体205の径が大きい場合には、先端部26aの径が大きく広がって、先端部26aが筒状部31a内に完全に収まらない場合がある。故に、先端部26aの少なくとも一部が、筒状部31aに収まってさえいればよい。
本発明は、検査用同軸コネクタに有用であり、特に、耐久性に優れている。
1 検査用同軸コネクタ
10 プローブ
11 プランジャ
21 ディスク
22 吸着リング
23 ヨーク
25 ハウジング
25a,35 上部
25b,31 下部
25c 下面
26a 先端部
26b 突部
27,28 磁石
30 スリーブ
31a 筒状部
31b 鍔部
31c 先端部

Claims (6)

  1. 外部導体を有する被検査体である相手方レセプタクルに着脱自在な検査用同軸コネクタにおいて、
    前記外部導体が挿入される筒状の先端部分を有していると共に、該先端部分の径が伸縮可能な構造を有しているハウジングと、
    前記ハウジングと絶縁された状態で前記先端部分内を延在しているプローブと、
    前記ハウジングが挿入された筒状部分を有しているスリーブと、
    前記相手方レセプタクルが装着されていないときに、前記先端部分が前記筒状部分の外部に突出している第1の状態が保持されるように、前記ハウジング及び前記スリーブに対して力を及ぼす第1の磁石と、
    前記相手方レセプタクルが装着されているときに、前記先端部分の少なくとも一部が前記筒状部分内に収まっていると共に、該先端部分が該筒状部分の内周面に接触することにより該先端部分の径が広がることが規制されている第2の状態が保持されるように、前記ハウジング及び前記スリーブに対して力を及ぼす第2の磁石と、
    を備えていること、
    を特徴とする検査用同軸コネクタ。
  2. 前記ハウジングに取り付けられている第1の磁性体部材を、
    更に備え、
    前記第1の磁石は、前記第1の磁性体部材に対向するように前記スリーブに取り付けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の検査用同軸コネクタ。
  3. 前記第2の磁石は、前記スリーブに取り付けられており、
    前記ハウジングは、
    前記第2の磁石に対向している第2の磁性体部材を、
    含んでいること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の検査用同軸コネクタ。
  4. 前記スリーブは、
    前記第2の磁石が取り付けられている第3の磁性体部材を、
    含み、
    前記第2の状態において、前記第2の磁性体部材と前記第3の磁性体部材とが接触していること、
    を特徴とする請求項3に記載の検査用同軸コネクタ。
  5. 前記第2の状態において、前記第2の磁石と前記第2の磁性体部材との間には隙間が存在していること、
    を特徴とする請求項4に記載の検査用同軸コネクタ。
  6. 前記第1の状態において、前記第1の磁石が前記ハウジング及び前記スリーブに及ぼす力は、前記第2の状態において、前記第2の磁石が該ハウジング及び該スリーブに及ぼす力よりも大きいこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の検査用同軸コネクタ。
JP2011502687A 2009-03-04 2010-01-28 検査用同軸コネクタ Expired - Fee Related JP5071586B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011502687A JP5071586B2 (ja) 2009-03-04 2010-01-28 検査用同軸コネクタ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050713 2009-03-04
JP2009050713 2009-03-04
JP2011502687A JP5071586B2 (ja) 2009-03-04 2010-01-28 検査用同軸コネクタ
PCT/JP2010/051092 WO2010100981A1 (ja) 2009-03-04 2010-01-28 検査用同軸コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010100981A1 true JPWO2010100981A1 (ja) 2012-09-06
JP5071586B2 JP5071586B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=42709544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011502687A Expired - Fee Related JP5071586B2 (ja) 2009-03-04 2010-01-28 検査用同軸コネクタ

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5071586B2 (ja)
KR (1) KR101177668B1 (ja)
CN (1) CN102341972B (ja)
WO (1) WO2010100981A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102157870B (zh) * 2010-12-31 2014-04-30 上海航天科工电器研究院有限公司 磁性射频同轴连接器
JP6182093B2 (ja) * 2014-03-10 2017-08-16 ホシデン株式会社 コネクタ及びこれを備えた電子機器
KR101504873B1 (ko) * 2014-08-13 2015-03-20 주식회사 기가레인 검사용 동축 커넥터
CN110088632B (zh) * 2016-12-22 2021-07-30 株式会社村田制作所 探测器构造
CN109768407B (zh) * 2019-03-13 2020-10-27 联想(北京)有限公司 磁吸连接头、磁吸连接组件及电子设备

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4059138B2 (ja) 2003-05-16 2008-03-12 株式会社村田製作所 同軸コネクタ及び通信装置
JP2007080804A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Katsuyuki Kihira プラグ押出し具
TWI291269B (en) * 2006-01-13 2007-12-11 Murata Manufacturing Co Coaxial connector and coaxial probe for measurement

Also Published As

Publication number Publication date
CN102341972B (zh) 2014-08-13
JP5071586B2 (ja) 2012-11-14
KR20110122157A (ko) 2011-11-09
WO2010100981A1 (ja) 2010-09-10
CN102341972A (zh) 2012-02-01
KR101177668B1 (ko) 2012-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4888563B2 (ja) 同軸コネクタ
JP4479794B2 (ja) 同軸コネクタ及び測定用同軸プローブ
JP5192029B2 (ja) コネクタ及びコネクタユニット
JP5071586B2 (ja) 検査用同軸コネクタ
TWI450457B (zh) 同軸線纜連接器及其組裝方法
US9547023B2 (en) Test probe for test and fabrication method thereof
TW200415829A (en) Press fitting type spring connector
JP2010067425A (ja) L型同軸コネクタ
JPWO2008146521A1 (ja) 同軸コネクタ
EP2667393B1 (en) Switch
JP5071587B2 (ja) 検査用同軸コネクタ
JP6138349B2 (ja) 釈放形電磁石装置およびその製造方法
JP2013097914A (ja) 同軸コネクタ
JP6477886B2 (ja) プラグのレセプタクルへの嵌合方法および嵌合用治具
JP5294038B2 (ja) 雌端子金具
JP6272125B2 (ja) コネクタ
JP2007012531A (ja) 同軸ケーブルコネクタ
JP5223767B2 (ja) 電気コネクタ
JP4543410B2 (ja) 同軸コネクタ
JP2005005146A (ja) 通電ピン
JP2007502520A (ja) 電気端子
JP2009231105A (ja) ジャック
JP2016024894A (ja) 端子
CN114665341A (zh) 同轴连接器及其组件
JP2015187930A (ja) ジャック

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5071586

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees