JPWO2010058519A1 - ハイブリッド検索システム、ハイブリッド検索方法およびハイブリッド検索プログラム - Google Patents
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Abstract
ハイブリッド検索システムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行う場合に、情報検索手段の組合せや複数の情報検索手段による検索結果の集約の仕方を動的に切り替える。すなわち、ハイブリッド検索システムは、複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部300に格納する構成管理部100と、検索要求に応じて、構成記憶部300に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段4011〜401nに情報検索を実行させる検索実行部200とを備えている。
Description
本発明は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システム、ハイブリッド検索方法およびハイブリッド検索プログラムに関する。
データベースに保存されている情報群やインターネットを介してアクセス可能な情報群から、ユーザが所望する文書、画像、映像、音声などの情報を検索する情報検索システムがある。情報検索システムは、ユーザから、キーワード等を含む情報検索要求を受けると、所定の検索アルゴリズムに従って、検索対象の情報群から、ユーザが所望する情報を探し出す。
情報検索システムとして、単一の検索エンジンを使用する情報検索システムの他に、複数の検索エンジンを使用する情報検索システムがある(例えば、特許文献1,2,3参照)。
特許文献1には、ユーザから受け取ったキーワード等を複数の検索エンジンに送信し、得られた結果を統合してユーザに提供するハイブリッド検索システム(メタ検索システム)が記載されている。そのハイブリッド検索システムでは、ユーザからWebページ検索エンジンに質問が入力されると、Webページ検索エンジンは、入力された質問を多数の検索エンジンに送信する。各々の検索エンジンは、受信した質問に対応する応答を得て、応答をWebページ検索エンジンに送信する。Webページ検索エンジンは、各々の検索エンジンから受信した応答を解析して、ユーザから入力された質問を含むドキュメントに関する情報を検出する。そして、検出した情報が示すドキュメントをダウンロードし、ドキュメントから、ユーザから入力された質問の出現箇所の周囲のテキストを抽出する。
特許文献2に記載された検索システムでは、ユーザから検索指示が入力されると、複数の検索エンジンから、適切な検索結果を出力すると考えられる検索エンジンを選択し、選択した検索エンジンに検索指示を送信して検索処理を行わせる。
特許文献3に記載されたハイブリッド検索システムでは、ユーザからメタ検索エンジンにクエリが入力されると、メタ検索エンジンは、ユーザから入力されたクエリを複数の検索エンジンに送信し、複数の検索エンジンに検索処理を行わせる。
上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンが活用されているが、検索処理の実行時に動的に検索エンジンの組合せを変えることは行われていない。特許文献2には、検索処理の開始時に、実際に検索処理を行わせる検索エンジンを複数の検索エンジンから選択することが記載されているが、特許文献2に記載された検索システムは、検索処理の実行時に検索エンジンを変更しているわけではない。
また、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンの組合せ方を変更することに関する考慮はなされていない。
さらに、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を動的に変更することは行われていない。
ユーザの状況やユーザの周囲環境が変化した場合に、検索エンジンの組合せを変更した方が、ユーザにとってより適した検索結果が得られることがある。一例として、直近の所定期間ではユーザが特定分野に強い興味を抱いていることがわかっている場合に、その特定分野に関する検索結果を他の分野に関する検索結果よりも高い優先度でユーザに提供することが好ましい。検索エンジンの組合せをユーザの状況等に応じて変更すると、ハイブリッド検索システムがユーザにとってより適した検索結果を得ることができる場合がある。しかし、上記の各ハイブリッド検索システムでは、ユーザにとってより適した検索結果を得るための変更を行うことはできない。
さらに、検索処理の実行中に、ユーザの状況やユーザの周囲環境が変化した場合に、検索エンジンの組合せを変更した方が、ユーザにとってより適した検索結果が得られることがある。一例として、ユーザが所持する携帯端末装置からハイブリッド検索システムに対して検索要求がなされ、かつ、ユーザが移動中であったときには、ユーザの移動に伴って、検索エンジンの組合せを変更すると、ハイブリッド検索システムがユーザにとってより適した検索結果を得ることができる場合がある。しかし、上記の各ハイブリッド検索システムでは、ユーザにとってより適した検索結果を得るための変更を行うことはできない。
また、ユーザの状況やユーザの周囲環境が変化した場合に、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を変更した方が、ユーザにとってより適した検索結果を提供できることがある。上記のように、直近の所定期間ではユーザが特定分野に強い興味を抱いていることがわかっている場合に、その特定分野に関する検索結果を他の分野に関する検索結果よりも高い優先度でユーザに提供することが好ましい。複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を変更すると、ハイブリッド検索システムがユーザにとってより適した検索結果をユーザに提供できる場合がある。しかし、上記の各ハイブリッド検索システムでは、ユーザにとってより適した検索結果を提供するために検索結果を集約する方式を変更することはできない。
さらに、検索処理の実行中に、ユーザの状況やユーザの周囲環境が変化した場合に、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を変更した方が、ユーザにとってより適した検索結果を提供できることがある。一例として、ユーザが所持する携帯端末装置からハイブリッド検索システムに対して検索要求がなされ、かつ、ユーザが移動中であったときには、ユーザの移動に伴って、検索結果を集約する方式を変更すると、ハイブリッド検索システムがユーザにとってより適した検索結果を提供できる場合がある。しかし、上記の各ハイブリッド検索システムでは、ユーザにとってより適した検索結果を提供するために検索結果を集約する方式を変更することはできない。
そこで、本発明は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行う場合に、情報検索手段の組合せや複数の情報検索手段による検索結果の集約の仕方を動的に切り替えることができるハイブリッド検索システム、ハイブリッド検索方法およびハイブリッド検索プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるハイブリッド検索システムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムであって、複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納する構成管理部と、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を実行させる検索実行部とを備えたことを特徴とする。
本発明によるハイブリッド検索方法は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索方法であって、複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納し、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を実行させることを特徴とする。
本発明によるハイブリッド検索プログラムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムにおけるコンピュータに、複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納する処理と、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を行わせる処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、情報検索手段の組み合わせを切り替えて使用できるので、ユーザの状況やユーザの都度の要求に合わせて異なる検索機能を実現することができる。また、複数のハイブリッド検索方式を一つのシステム内で同時並行的に運用でき、適切なハイブリッド検索システムを容易に構築することができる。
また、構成情報に選択情報や集約情報を含ませることによって、情報検索手段の選択や検索結果の集約方法を切り替えて使用できるようになる。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
実施形態1.
図1は、本発明によるハイブリッド検索システムの第1の実施形態(実施形態1)の構成を示すブロック図である。図1に示すハイブリッド検索システムは、ユーザS(サービス提供者)が使用するパーソナルコンピュータ(PC)等の入出力装置10およびユーザR(サービス受益者)が使用するPC等の入出力装置11から通信ネットワークを介してデータを受信する構成管理部2、構成記憶部3、通信ネットワークを介して入出力装置11と通信可能な検索実行部4、部品読込部5、子検索実行部61および選択集約処理部7を備えている。
図1は、本発明によるハイブリッド検索システムの第1の実施形態(実施形態1)の構成を示すブロック図である。図1に示すハイブリッド検索システムは、ユーザS(サービス提供者)が使用するパーソナルコンピュータ(PC)等の入出力装置10およびユーザR(サービス受益者)が使用するPC等の入出力装置11から通信ネットワークを介してデータを受信する構成管理部2、構成記憶部3、通信ネットワークを介して入出力装置11と通信可能な検索実行部4、部品読込部5、子検索実行部61および選択集約処理部7を備えている。
ユーザSは、例えば、ハイブリッド検索システムの運営者である。ユーザRは、ハイブリッド検索システムに対して検索要求を行うユーザ(利用者)である。図1には、一人のユーザRが使用する一つの入出力装置11が示されているが、サービス受益者が多数存在しうるので、サービス受益者が使用する入出力装置は多数存在しうる。
なお、構成管理部2、検索実行部4、部品読込部5、子検索実行部61および選択集約処理部7は、プログラムに従って処理を実行するコンピュータで実現可能である。構成記憶部3は、コンピュータに内蔵された記憶装置やコンピュータの外部に設置された記憶装置で実現可能である。
構成管理部2は、入出力装置10から情報検索手段(検索エンジン)の組合せを示す構成情報および検索処理の実行時に必要とされる部品(プログラム等)を受信すると、構成情報および部品を構成記憶部3に格納する。以下、検索エンジンの組合せの各々を「ハイブリッド検索方式」ということがある。従って、各々のハイブリッド検索方式は、複数の検索エンジンが組合わさったものである。
検索実行部4は、入出力装置11からユーザRの検索処理の実行要求(検索要求)を受信すると、要求された検索処理を実行するために必要な部品を読み込む処理を実行することを部品読込部5に依頼する。部品読込部5は、依頼に応じて必要な部品を読み込む。検索実行部4は、部品読込部5が読み込んだ部品のうち子検索実行部61が実行すべき部品を、子検索実行部61に実行させる。
子検索実行部61は、検索処理プログラム等の子検索部品を実行する。図1には、子検索実行部61が、複数の入力変換処理(A)、入力変換処理(B)および入力変換処理(C)と、複数の子検索処理(A)、子検索処理(B)および子検索処理(C)を実行することが例示されている。入力変換処理(A)と子検索処理(A)とは対になっている。また、入力変換処理(B)と子検索処理(B)とは対になっている。また、入力変換処理(C)と子検索処理(C)とは対になっている。対になっているとは、1対1に対応していることを意味する。
なお、「子検索処理」は、具体的な検索処理であるが、ユーザRから検索依頼を受ける機能(「親検索処理」の機能)を実現する部分によって管理されるので、「子検索処理」と表現される。また、第1の実施形態において「親検索処理」の機能を実現する部分に相当するものは、検索実行部4である。
また、入力変換処理(A)は、それに対応する子検索部品を実行することによって遂行される。入力変換処理(B)は、それに対応する子検索部品を実行することによって遂行される。入力変換処理(C)は、それに対応する子検索部品を実行することによって遂行される。
また、図1には、入力変換処理(A)、入力変換処理(B)および入力変換処理(C)と、子検索処理(A)、子検索処理(B)および子検索処理(C)とが例示されているが、子検索実行部61は、常にそれらの部品を実行するわけではない。実際には、構成情報に含まれている情報で特定される入力変換処理および子検索処理を実行する。
検索処理プログラム等の検索処理部品を実行することによって、上記の検索エンジンが実現されるが、入力変換処理(A)、入力変換処理(B)および入力変換処理(C)は、互いに異なる特性の検索エンジンを実現する。
選択集約処理部7は、子検索処理を実行する子検索部品を選択する処理と、選択した子検索部品にもとづく子検索処理の検索結果を集約する処理を実行する。
次に、図2〜図4を参照して第1の実施形態のハイブリッド検索システムの動作を説明する。図2は、ハイブリッド検索システムの動作を示す流れ図である。図3は、構成情報の一例を示す説明図である。図4は、検索処理を実行する際に使用される部品の入出力形式(以下、入出力インタフェース仕様という。)の一例を示す説明図である。
ハイブリッド検索システムは、構成準備フェーズおよび実行フェーズの2つのフェーズの処理を実行する。構成準備フェーズは、ユーザRから検索要求が出される前に実行されるフェーズである。実行フェーズは、ユーザRから検索要求に応じて、検索処理が実行されるフェーズである。
まず、構成準備フェーズにおけるハイブリッド検索システムの動作を説明する。ユーザSは、入出力装置10で、各々のハイブリッド検索方式を実現するための構成情報を作成するとともに、構成情報内に記述された各部品を図4に示すインタフェース仕様に合わせて作成する(ステップS11)。
図3には、”SPEC1”という構成情報IDを有する構成情報の例が示されている。構成情報IDが”SPEC1”である構成情報には、”試1”という部品IDの入力チェック部品を指定する情報が含まれている。
さらに、”SPEC1”の構成情報には、”子検索1”〜”子検索4”という子検索部品IDの子検索部品と、”入力変換部品1”〜”入力変換部品4”という入力変換部品IDの入力変換部品とを指定する情報が含まれている。入力変換部品IDが”入力変換部品1”〜”入力変換部品4”である入力変換部品の各々は、子検索部品IDが”子検索1”〜”子検索4”である子検索部品に対応している。すなわち、入力変換部品IDが”入力変換部品n”(n=1〜4のいずれか)である入力変換部品は、子検索部品IDが”子検索n”である子検索部品と対をなしている。
また、構成情報IDが”SPEC1”である構成情報には、”選択処理1”という選択部品IDの選択部品を指定する情報が含まれている。また、構成情報IDが”SPEC1”である構成情報には、”集約処理1”という結果集約処理IDの結果集約部品を指定する情報が含まれている。
図3に示す例は、構成情報ID”SPEC1”で特定されるハイブリッド検索方式は、複数の入力チェック部品のうちの部品ID”試1”で特定される入力チェック部品を使用し、複数の子検索部品のうち子検索部品ID”子検索n”(nは、1〜4)で特定される子検索部品を使用し、複数の選択部品のうち選択部品ID”選択処理1”で特定される選択部品を使用し、複数の結果集約部品のうち結果集約処理ID”集約処理1”で特定される結果集約部品を使用する方式であることを意味する。
なお、選択部品は、子検索部品を選択するためのルールに相当する。例えば、選択部品には、構成情報において規定されている複数の子検索部品のうちの特定の1つまたは複数の子検索部品を選択するようなルールが含まれている。図3に例示された構成情報を例にすると、子検索部品ID”子検索n”(nは、1〜4)で特定される子検索部品が規定されているが、選択部品が子検索部品ID”子検索m”(mは、1〜3)で特定される子検索部品を選択するようなルールを含む場合には、実際に検索処理を実行するための子検索部品として、子検索部品ID”子検索m”(mは、1〜3)で特定される子検索部品のみが呼び出される。
また、結果集約部品は、複数の子検索部品にもとづく各子検索処理の検索結果を集約する際のルールに相当する。例えば、結果集約部品には、複数の子検索処理のうちの特定の子検索処理の集約結果を除外したり、特定の子検索処理の集約結果の優先度を高くしたりするようなルールが含まれている。
図1に示すハイブリッド検索システムにおいて、選択集約実行部7が選択部品および結果集約部品を実行するのであるが、図1には、選択集約実行部7が、選択・集約処理(X)、選択・集約処理(Y)および選択・集約処理(Z)を実行する場合の例が示されている。選択・集約処理(X)における選択部品と、選択・集約処理(Y)における選択部品と、選択・集約処理(Z)におけるにおける選択部品とは、互いに異なっている。また、選択・集約処理(X)における結果集約部品と、選択・集約処理(Y)における結果集約部品と、選択・集約処理(Z)におけるにおける結果集約部品とは、互いに異なっている。
なお、第1の実施形態では、一つの選択・集約処理において、選択部品と結果集約部品とが扱われることが示されているが、すなわち、図1には選択処理と結果集約処理とが相関している(実質的に同じであってもよい。)場合の例が示されている。つまり、一例として、選択から除外された子検索部品にもとづく検索結果を集約処理の対象から除外するような処理を行う場合の例が示されている。
しかし、選択部品を扱う選択処理と結果集約部品を扱う結果集約処理とが関連せず、独立しているようにしてもよい。
ユーザSは、入出力装置10から、それぞれが図3に例示された構成の複数の構成情報および部品を構成管理部2に対して送信する(ステップS12)。なお、構成情報ID”SPEC1”で特定されるハイブリッド検索方式の構成情報以外の構成情報の内容は、当然、図3に例示された内容とは異なる。
また、部品そのものが既にハイブリッド検索システムに存在している場合や、ハイブリッド検索システムが容易に部品を収集できる場合には、ユーザSは、部品そのものを構成管理部2に送信せず、部品を特定するための情報を送信するようにしてもよい。
構成管理部2は、入出力装置10から受信した各構成情報および部品を構成記憶部3に格納する。各構成情報および部品が構成記憶部3に格納されることによって、各々のハイブリッド検索方式を実現するための構成情報および部品が、ハイブリッド検索システムに登録されたことになる。
次に、実行フェーズにおけるハイブリッド検索システムの動作を説明する。
ユーザRは、入出力装置11を介して、検索要求を検索実行部4に対して送信する。検索要求には、使用する構成情報の指定(例えば、構成情報ID)が含まれるが、それに加えて任意の情報を含んでいてもよい。
検索実行部4は、ユーザRによって指定された構成情報を構成記憶部3から読み出す(ステップS21)。そして、検索実行部4は、構成情報に含まれている入力チェック部品IDで特定される入力チェック部品、子検索部品IDで特定される子検索部品、入力変換部品IDで特定される入力変換部品、選択部品IDで特定される選択部品、および結果集約処理IDで特定される結果集約部品を、例えば構成記憶部3から読み出すことを部品読込部5に依頼する。部品読込部5は、依頼に応じて、それらの部品を読み出す(ステップS22)。そして、読み出した部品を検索実行部4に出力する。検索実行部4は、部品読込部5が読み出した入力チェック部品IDが示す入力チェック部品を実行することによって、構成情報に含まれる全ての子検索部品IDが示す子検索部品に対する入力情報を作成できるか否かチェックする。全ての子検索部品に対する入力情報を作成できると判断した場合には、ステップS23以降の処理を実行する。
ステップS23において、構成情報に選択部品IDが含まれていない場合(選択処理を実行しない場合)には、検索実行部4は、部品読込部5が読み出した入力変換部品および子検索部品を検索実行部4に出力する。検索実行部4は、入力変換部品および子検索部品を子検索実行部61に実行させる(ステップS25)。
例えば、部品読込部5が読み出した入力変換部品が、入力変換処理(A)、入力変換処理(B)および入力変換処理(C)を実行するための入力変換部品である場合には、子検索実行部61は、図1に例示されたように、入力変換処理(A)、入力変換処理(B)および入力変換処理(C)を実行する。また、部品読込部5が読み出した子検索部品が子検索処理(A)、子検索処理(B)および子検索処理(C)を実行するための子検索部品である場合には、子検索実行部61は、図1に例示されたように、子検索処理(B)および子検索処理(C)を実行する。
構成情報に選択部品IDが含まれている場合(選択処理を実行する場合)には(ステップ23)、検索実行部4は、部品読込部5が読み出した選択部品を選択集約処理部7に出力する。選択集約処理部7は、構成情報において規定されている複数の子検索部品のうち、選択部品において規定されている子検索部品を選択する(ステップS24)。そして、選択結果を検索実行部4に出力する。検索実行部4は、選択集約処理部7が選択した子検索部品と、それに対応する入力変換部品とを子検索実行部61に実行させる(ステップS25)。
なお、子検索実行部61が実行する子検索部品は、例えばキーワードにもとづく検索処理を実行するプログラム等であるが、入力変換部品は、図4に例示された入出力インタフェース仕様を参照して、ユーザRが入力した検索要求に含まれる情報を、対応する子検索部品が処理可能な情報に変換する処理を実行するための部品である。図4に示す例では、入力変換部品への入力形式は「親検索へのクエリ」であり、出力形式は「子検索形式に変換されたクエリ」である。従って、例えば、入力変換部品(A)は、ユーザRが親検索処理の機能を実現する検索実行部4に対して入力したクエリの形式を、子検索部品(A)が扱える形式に変換する処理を実行する。
入力変換部品が存在することによって、ユーザRは、実際に検索処理を実行する子検索部品の入力インタフェースの形式に関わらず、単一のインタフェース形式でハイブリッド検索システムに対して検索要求を出すことができる。
また、構成情報に結果集約部品IDが含まれていない場合(結果集約処理を実行しない場合)には(ステップ26)、検索実行部4は、子検索実行部61の検索結果をそのまま入出力装置11に送信する(ステップS28)。
構成情報に結果集約部品IDが含まれている場合(結果集約処理を実行する場合)には(ステップ26)、検索実行部4は、部品読込部5が読み出した結果集約部品を選択集約処理部7に出力する。また、子検索実行部61の検索結果を選択集約処理部7に出力する。選択集約処理部7は、子検索実行部61の検索結果を、結果集約部品に含まれるルールに従って集約し(ステップS27)、集約した結果を検索実行部4に出力する。検索実行部4は、集約した結果を検索結果として入出力装置11に送信する(ステップS28)。
選択集約処理部7が実行する結果集約処理は、検索結果のうちで、より多くの子検索処理が共通して出力した検索結果を抽出したり、さらに、抽出された検索結果のうち上位(例えば、その結果を出力した子検索処理が多いことを意味する。)の幾つかの検索結果を選択したりする処理である。すなわち、そのような処理を示すルールが、結果集約部品に含まれている。
なお、本実施形態では、ユーザRが、使用する構成情報の指定を含む検索要求を検索実行部4に対して送信したが、すなわち、ユーザRが使用する構成情報を指定したが、ユーザRが、いずれの構成情報を使用すべきかを決定するために、ハイブリッド検索システムが入出力装置11に対して、検索分野(ジャンル)や検索目的とその分野に対応する構成情報との一覧を提供することが好ましい。
また、使用する構成情報をユーザRに指定させるのではなく、検索分野や検索目的を指定させるようにしてもよい。ユーザRに検索分野や検索目的を指定させる場合には、例えば検索実行部4が、検索分野や検索目的とその分野に対応する構成情報との一覧から、ユーザRが指定した検索分野や検索目的に合致する構成情報を決定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、選択部品は、実際に検索処理を実行するための子検索部品を検索処理を開始するときに選択するためのルールを含むように構成されているが、選択部品を、検索処理の実行中における子検索部品の組合せ方を変更するためのルールを含むように構成してもよい。例えば、選択部品には、検索処理の実行中に所定の条件が成立すると、検索処理を実行する複数の子検索処理部のうちの特定の子検索処理部の動作を中断させたりするようなルールが含まれるようにしてもよい。
また、本実施形態では、結果集約部品は、複数の子検索処理の検索結果を集約する際のルールを含むように構成されているが、さらに、ユーザRの動向に関する情報を収集し、収集した情報にもとづいて、特定の子検索処理の集約結果を除外したり、特定の子検索処理の集約結果の優先度を高くしたりするようなルールが含まれていてもよい。
以上に説明したように、第1の実施形態では、ハイブリッド検索方法における特有の処理(各々の子検索処理)を分離し、子検索処理の組合せを示す構成情報を管理をしているので、ユーザの要求に応じて異なるハイブリッド検索方式を切り替えて使用することが可能になる。
また、第1の実施形態では、各々のハイブリッド検索方式を示す複数の構成情報を構成記憶部3に同時に記憶できるので、一つのハイブリッド検索システムに、複数のハイブリッド検索方式を同時に搭載することができることになる。
実施形態2.
図5は、本発明によるハイブリッド検索システムの第2の実施形態(実施形態2)の構成を示すブロック図である。図5に示すハイブリッド検索システムは、図1に示された第1の実施形態における子検索実行部61に代えて、子検索実行部62と、子検索装置(A)81、子検索装置(B)82および子検索装置(C)83を備えている。
図5は、本発明によるハイブリッド検索システムの第2の実施形態(実施形態2)の構成を示すブロック図である。図5に示すハイブリッド検索システムは、図1に示された第1の実施形態における子検索実行部61に代えて、子検索実行部62と、子検索装置(A)81、子検索装置(B)82および子検索装置(C)83を備えている。
また、第1の実施形態では、子検索実行部61は、入力変換処理(A)、入力変換処理(B)および入力変換処理(C)と、子検索処理(A)、子検索処理(B)および子検索処理(C)を実行したが、子検索実行部62は、入力変換処理(A)、入力変換処理(B)および入力変換処理(C)のみを実行する。
子検索装置(A)81、子検索装置(B)82および子検索装置(C)83は、子検索実行部62の外部に設けられている。例えば、構成管理部2、検索実行部4、部品読込部5および選択集約処理部7がサーバ装置で実現されている場合には、子検索装置(A)81、子検索装置(B)82および子検索装置(C)83は、サーバ装置からインターネット等の通信ネットワークを介して利用可能な検索エンジンである。
第2の実施形態のハイブリッド検索システムの動作は、子検索実行部62が、自身では検索処理を実行せず、外部の子検索装置(A)81、子検索装置(B)82および子検索装置(C)83に検索処理を実行させこと以外、第1の実施の形態のハイブリッド検索システムの動作と同じである。
第2の実施形態では、子検索実行部62が検索処理を実行しないので、子検索実行部62の構成が簡略される。また、サーバ装置等に対して外部に存在する既存の検索エンジンを使用するので、ハイブリッド検索システムの構築に要する時間や費用を節減することができる。
実施形態3.
図6は、本発明によるハイブリッド検索システムの第3の実施形態(実施形態3)の構成を示すブロック図である。図6に示すハイブリッド検索システムは、図1に示された構成管理部2、構成記憶部3、検索実行部4、部品読込部5、子検索実行部61および選択集約処理部7に加えて、フィードバック取得部8および検索実績記憶部9を備えている。なお、図6には、図1とは異なり、選択集約処理部7における選択・集約処理が一つだけ示されているが、選択集約処理部7の機能は第1の実施形態の場合と同じである。
図6は、本発明によるハイブリッド検索システムの第3の実施形態(実施形態3)の構成を示すブロック図である。図6に示すハイブリッド検索システムは、図1に示された構成管理部2、構成記憶部3、検索実行部4、部品読込部5、子検索実行部61および選択集約処理部7に加えて、フィードバック取得部8および検索実績記憶部9を備えている。なお、図6には、図1とは異なり、選択集約処理部7における選択・集約処理が一つだけ示されているが、選択集約処理部7の機能は第1の実施形態の場合と同じである。
フィードバック取得部8は、入出力装置11が検索実行部4から入力した情報、特に検索結果の情報を収集する。そして、収集した情報をユーザ毎に検索実績記憶部9に格納する。
また、構成管理部2、検索実行部4、部品読込部5、子検索実行部61、選択集約処理部7およびフィードバック取得部8は、プログラムに従って処理を実行するコンピュータで実現可能である。構成記憶部3および検索実績記憶部9は、コンピュータに内蔵された記憶装置やコンピュータの外部に設置された記憶装置で実現可能である。
以下、ハイブリッド検索システムが、子検索として、グルメ情報検索処理、ショッピング情報検索処理、ニュース情報検索処理を実行する場合を例にする。また、それらの検索処理を、ユーザ毎に、かつ時間帯毎に、自動的に適切に選択して検索処理を実行する場合を例にする。
次に、図7〜図9を参照して第3の実施形態のハイブリッド検索システムの動作を説明する。図7は、構成情報の一例を示す説明図である。図8は、検索実績記憶部9が記憶する検索実績情報の一例を示す説明図である。図9は、検索結果としてのスコア付アイテムリストの一例を示す説明図である。
フィードバック取得部8は、ユーザRその他のサービス受益者が入出力装置11その他の装置で検索結果を受信する度に、検索結果を検索実績記憶部9に検索実績情報として格納する。図8に示すように、検索実績記憶部9に記憶される検索実績情報は、検索結果を受信した時間帯、検索結果の種別および検索された回数(推薦回数)が検索要求を受信したユーザを特定する情報(ユーザID)に対応付けられた情報を含む。なお、フィードバック取得部8は、検索実行部4から検索結果を入力するようにしてもよい。
第1の実施形態の場合と同様に、構成準備フェーズにおいて、ユーザSは、入出力装置10で、各々のハイブリッド検索方式を実現するための構成情報を作成する。
第3の実施形態では、ユーザSが、図7に例示する構成情報を作成した場合を例にする。図7には、”ユーザ状況対応ハイブリッド検索エンジン”という構成情報IDの構成情報の例が示されている。構成情報IDが”ユーザ状況対応ハイブリッド検索エンジン”である構成情報には、”チェック部品1”という部品IDの入力チェック部品を指定する情報が含まれている。
さらに、”ユーザ状況対応ハイブリッド検索エンジン”の構成情報には、子検索部品IDが”グルメ情報検索部品”,”ショッピング情報検索部品”、”ニュース情報検索部品”である子検索部品を指定する情報と、入力変換部品IDが”グルメ情報検索用アダプタ部品”,”ショッピング情報検索用アダプタ部品”,”ニュース情報検索用アダプタ部品”である入力変換部品とを指定する情報が含まれている。
また、構成情報IDが”ユーザ状況対応ハイブリッド検索エンジン”である構成情報には、”ユーザ状況毎検索結果集約部品”という結果集約処理IDの結果集約部品を指定する情報が含まれている。
また、構成情報内に記述された各部品を図4に示された入出力インタフェース仕様に合わせて作成する。第3の実施形態では、部品ID”チェック部品1”の入力チェック部品を作成する。その入力チェック部品は、構成情報に含まれる全ての子検索部品IDが示す子検索部品に対する入力情報を作成できるか否かチェックするための部品である。
また、子検索部品として、グルメ情報検索を行うためのグルメ情報検索部品、ショッピング情報検索を行うためのショッピング情報検索部品、およびニュース情報検索を行うためのニュース情報検索部品を作成する。また、それぞれの子検索部品に対応して、ユーザからの検索要求を適切な形式(子検索部品が取り扱い可能な形式)に変換するための入力変換部品として、グルメ情報検索用アダプタ部品、ショッピング情報検索用アダプタ部品、およびニュース情報検索用アダプタ部品を作成する。
さらに、結果集約部品として、ユーザ状況毎子結果集約部品を作成する。ユーザ状況毎子結果集約部品は、ユーザとユーザの状況に合わせて、各子検索処理の検索結果を集約する処理を行うための部品である。
具体的には、ユーザ状況毎子結果集約部品は、図6に示されたフィードバック取得部8を介して検索実績記憶部9に蓄積された検索実績情報(図8参照)を基に、ユーザ毎に、かつ、時間帯毎に、提供すべき情報の種別について判断を行うための部品である。図8に示された検索実績情報を例にすると、ユーザR1については8:00−10:00の時間帯においてニュースが選択された回数が他の情報が選択された回数に比べて多いので、その時間帯では、ニュースを多めに選択するといった処理を行うための部品である。
実行フェーズでは、ユーザRは、入出力装置11を介して、検索要求を検索実行部4に対して送信する。検索要求には、使用する構成情報の指定が含まれるが、ユーザRのユーザIDも含まれる。
検索実行部4は、ユーザRによって指定された構成情報を構成記憶部3から読み出す。そして、検索実行部4は、構成情報に含まれている入力チェック部品IDで特定される入力チェック部品、子検索部品IDで特定される子検索部品、入力変換部品IDで特定される入力変換部品、および結果集約処理IDで特定される結果集約部品を、例えば構成記憶部3から読み出すことを部品読込部5に依頼する。部品読込部5は、依頼に応じて、それらの部品を読み出す。そして、読み出した部品を検索実行部4に出力する。
検索実行部4は、検索要求で指定された構成情報に含まれる入力チェック部品IDが示す入力チェック部品を実行することによって、構成情報に含まれる全ての子検索部品IDが示す子検索部品に対する入力情報を作成できるか否かチェックする。
検索実行部4は、全ての子検索部品に対する入力情報を作成できると判断した場合には、部品読込部5が読み出した入力変換部品および子検索部品を検索実行部4に出力する。検索実行部4は、入力変換部品および子検索部品を子検索実行部61に実行させる。
図6および図7に示す例では、子検索実行部61は、例えば子検索処理(A)としてグルメ情報検索処理を実行し、子検索処理(B)としてショッピング情報検索処理を実行し、子検索処理(C)としてニュース情報検索処理を実行する。
構成情報に結果集約部品IDが含まれているので、検索実行部4は、部品読込部5が読み出した結果集約部品を選択集約処理部7に出力する。また、子検索実行部61の検索結果を選択集約処理部7に出力する。選択集約処理部7は、子検索実行部61の検索結果を、結果集約部品に含まれるルールに従って集約し、集約した結果を検索実行部4に出力する。検索実行部4は、集約した結果を検索結果として入出力装置11に送信する。
この例では、結果集約処理は、ユーザ状況毎子結果集約部品にもとづくユーザ状況毎子結果集約処理である。すなわち、選択集約処理部7は、検索実績記憶部9に蓄積された検索実績情報を基に、ユーザ毎に、かつ、時間帯毎に、提供すべき情報の種別について判断を行う。図8に示された検索実績情報を例にすると、ユーザR1については8:00−10:00の時間帯においてニュースが選択された回数が他の情報が選択された回数に比べて多いので、ユーザR1から検索要求が出された時刻またはユーザR1に関する検索結果が得られた時刻が8:00−10:00の時間帯に入っている場合には、ニュースを多めに選択するといった処理を行うための部品である。
なお、「ニュースを多めに選択する」とは、グルメ情報検索処理、ショッピング情報検索処理およびニュース情報検索処理の検索結果のうち、グルメ情報検索処理の検索結果およびショッピング情報検索処理の検索結果よりも、ニュース情報検索処理の検索結果を多く選択するということである。
第3の実施形態では、選択集約処理部7は、ユーザとユーザの状況に合わせて、各子検索処理の検索結果を集約する処理を行うので、ユーザにとってより適する検索結果をユーザに提供できる可能性を高めることができる。
なお、ここでは、ユーザの状況として時間帯毎の検索実績を例にしたが、選択集約処理部7が扱うユーザの状況は、時間帯毎の検索実績に限られない。例えば、ユーザが現在存在する環境を示す情報(例えば、存在位置情報)を収集して、ユーザが存在する環境に合致する種別の検索結果を多めに選択したり、ユーザが存在する環境に合致する種別の検索結果により高いスコアを付与し、スコアが高い順に、あらかじめ定められている数の検索結果を選択するようにしてもよい。
図9は、スコア付アイテムリストの一例を示す説明図である。選択集約処理部7は、ユーザが存在する環境に合致する種別の検索結果により高いスコアを付与した上で、全ての検索処理(この例では、グルメ情報検索処理、ショッピング情報検索処理およびニュース情報検索処理)の検索結果(各々の検索結果は1つとは限らない。)を、図9に示すように、スコアが高い順に並べる。そして、例えば、スコアが高い5つの検索結果を選択して検索実行部4に出力する。
図4に例示されたように、入出力インタフェース仕様において、子検索部品の出力データの出力形式はスコア付アイテムリストである。従って、この実施形態では、全ての検索処理(この例では、グルメ情報検索処理、ショッピング情報検索処理およびニュース情報検索処理)の検索結果が、それぞれのスコア付アイテムリストとして検索実行部4に出力され、検索実行部4から選択集約処理部7に出力される。
また、図4に例示されたように、入出力インタフェース仕様において、結果集約部品の出力データの出力形式はスコア付アイテムリストである。従って、この実施形態では、最終的な検索結果として、スコア付アイテムリストが選択集約処理部7から出力される。そして、検索実行部4は、スコア付アイテムリストを最終的な検索結果として出力する。
なお、図4に例示されたように、入出力インタフェース仕様において、選択部品に対する入力の入力形式は、「呼び出し候補の子検索のリスト」である。また、選択部品の出力の出力形式は、「呼び出し候補の子検索のリスト」である。よって、選択部品を、例えば、所定の条件を満たす子検索部品を選択するように構成した場合に、選択部品に対して複数の子検索部品を示すデータがリストアップされた入力情報を与えると、選択部品にもとづいて選択処理を実行する選択集約処理部7は、選択結果として、選択した子検索部品を示すデータがリストアップされた出力情報を出力するようにすることができる。
図10は、本発明によるハイブリッド検索システムの主要部を示すブロック図である。図1に示すように、ハイブリッド検索システムは、複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部300(図1等における構成記憶部3に相当)に格納する構成管理部100(図1等における構成管理部2に相当)と、検索要求に応じて、構成記憶部300に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段4011〜401n(図1等に示す子検索実行部61,62における子検索処理(A)、子検索処理(B)および子検索処理(C)を実行する部分や子検索装置(A)81、子検索装置(B)82および子検索装置(C)83に相当)情報検索を実行させる検索実行部200とを備えている。
また、構成情報は、情報検索手段4011〜401nを選択させる選択情報を含み、選択情報に従って情報検索を実行させる情報検索手段を選択する選択処理部(図1等に示す選択集約処理部7に相当)を備えていてもよい。
また、構成情報は、情報検索手段による検索結果を集約する処理の方式を指定する集約情報を含み、情報検索を実行した情報検索手段4011〜401nによる検索結果を、集約情報に従って集約する集約処理部(図1等に示す選択集約処理部7に相当)を備えていてもよい。
また、構成情報は、入力変換部品を示す入力変換部品情報を含み、入力変換部品情報に従って、検索要求の形式を、情報検索を実行する各々の部品が入力可能な形式に変換する入力変換手段(図1等に示す子検索実行部61,62における入力変換処理(A)、入力変換処理(B)および入力変換処理(C)を実行する部分に相当)を備えていてもよい。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2008年11月18日に出願された日本特許出願2008−294919を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明を、Webの複数の検索エンジンをまたがって検索を行うメタ検索サービスや、ユーザの現在状況や位置によって情報推薦を行う情報推薦サービスといった用途に適用できる。
2 構成管理部
3 構成記憶部
4 検索実行部
5 部品読込部
7 選択集約処理部
10 入出力装置
11 入出力装置
61,62,63 子検索実行部
81 子検索装置(A)
82 子検索装置(B)
83 子検索装置(C)
100 構成管理部
200 検索実行部
300 構成記憶部
4011〜401n 情報検索手段
3 構成記憶部
4 検索実行部
5 部品読込部
7 選択集約処理部
10 入出力装置
11 入出力装置
61,62,63 子検索実行部
81 子検索装置(A)
82 子検索装置(B)
83 子検索装置(C)
100 構成管理部
200 検索実行部
300 構成記憶部
4011〜401n 情報検索手段
【0002】
の出現箇所の周囲のテキストを抽出する。
[0005]
特許文献2に記載された検索システムでは、ユーザから検索指示が入力されると、複数の検索エンジンから、適切な検索結果を出力すると考えられる検索エンジンを選択し、選択した検索エンジンに検索指示を送信して検索処理を行わせる。
[0006]
特許文献3に記載されたハイブリッド検索システムでは、ユーザからメタ検索エンジンにクエリが入力されると、メタ検索エンジンは、ユーザから入力されたクエリを複数の検索エンジンに送信し、複数の検索エンジンに検索処理を行わせる。
先行技術文献
特許文献
[0007]
特許文献1:特開平11−191114号公報(段落0012−0013)
特許文献2:特開2006−163842号公報(段落0077−0084)
特許文献3:特表2006−528383号公報(段落0033−0035)
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0008]
上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンが活用されているが、検索処理の実行時に動的に検索エンジンの組合せを変えることは行われていない。特許文献2には、検索処理の開始時に、実際に検索処理を行わせる検索エンジンを複数の検索エンジンから選択することが記載されているが、特許文献2に記載された検索システムは、検索処理の実行時に検索エンジンを変更しているわけではない。
[0009]
また、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンの組合せ方を変更することに関する考慮はなされていない。
[0010]
さらに、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を動的に変更することは行われていない。
の出現箇所の周囲のテキストを抽出する。
[0005]
特許文献2に記載された検索システムでは、ユーザから検索指示が入力されると、複数の検索エンジンから、適切な検索結果を出力すると考えられる検索エンジンを選択し、選択した検索エンジンに検索指示を送信して検索処理を行わせる。
[0006]
特許文献3に記載されたハイブリッド検索システムでは、ユーザからメタ検索エンジンにクエリが入力されると、メタ検索エンジンは、ユーザから入力されたクエリを複数の検索エンジンに送信し、複数の検索エンジンに検索処理を行わせる。
先行技術文献
特許文献
[0007]
特許文献1:特開平11−191114号公報(段落0012−0013)
特許文献2:特開2006−163842号公報(段落0077−0084)
特許文献3:特表2006−528383号公報(段落0033−0035)
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0008]
上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンが活用されているが、検索処理の実行時に動的に検索エンジンの組合せを変えることは行われていない。特許文献2には、検索処理の開始時に、実際に検索処理を行わせる検索エンジンを複数の検索エンジンから選択することが記載されているが、特許文献2に記載された検索システムは、検索処理の実行時に検索エンジンを変更しているわけではない。
[0009]
また、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンの組合せ方を変更することに関する考慮はなされていない。
[0010]
さらに、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を動的に変更することは行われていない。
【0004】
[0014]
さらに、検索処理の実行中に、ユーザの状況やユーザの周囲環境が変化した場合に、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を変更した方が、ユーザにとってより適した検索結果を提供できることがある。一例として、ユーザが所持する携帯端末装置からハイブリッド検索システムに対して検索要求がなされ、かつ、ユーザが移動中であったときには、ユーザの移動に伴って、検索結果を集約する方式を変更すると、ハイブリッド検索システムがユーザにとってより適した検索結果を提供できる場合がある。しかし、上記の各ハイブリッド検索システムでは、ユーザにとってより適した検索結果を提供するために検索結果を集約する方式を変更することはできない。
[0015]
そこで、本発明は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行う場合に、情報検索手段の組合せや複数の情報検索手段による検索結果の集約の仕方を動的に切り替えることができるハイブリッド検索システム、ハイブリッド検索方法およびハイブリッド検索プログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0016]
本発明によるハイブリッド検索システムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムであって、検索結果と該検索結果の順位を応答する複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納する構成管理部と、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を実行させる検索実行部とを備えたことを特徴とする。
[0017]
本発明によるハイブリッド検索方法は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索方法であって、検索結果と該検索結果の順位を応答する複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納し、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を実行させることを特徴とする。
[0018]
本発明によるハイブリッド検索プログラムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムにおけるコンピュータに、検索結果と該検索結果の順位を応答する複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納する処理と、
[0014]
さらに、検索処理の実行中に、ユーザの状況やユーザの周囲環境が変化した場合に、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を変更した方が、ユーザにとってより適した検索結果を提供できることがある。一例として、ユーザが所持する携帯端末装置からハイブリッド検索システムに対して検索要求がなされ、かつ、ユーザが移動中であったときには、ユーザの移動に伴って、検索結果を集約する方式を変更すると、ハイブリッド検索システムがユーザにとってより適した検索結果を提供できる場合がある。しかし、上記の各ハイブリッド検索システムでは、ユーザにとってより適した検索結果を提供するために検索結果を集約する方式を変更することはできない。
[0015]
そこで、本発明は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行う場合に、情報検索手段の組合せや複数の情報検索手段による検索結果の集約の仕方を動的に切り替えることができるハイブリッド検索システム、ハイブリッド検索方法およびハイブリッド検索プログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0016]
本発明によるハイブリッド検索システムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムであって、検索結果と該検索結果の順位を応答する複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納する構成管理部と、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を実行させる検索実行部とを備えたことを特徴とする。
[0017]
本発明によるハイブリッド検索方法は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索方法であって、検索結果と該検索結果の順位を応答する複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納し、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を実行させることを特徴とする。
[0018]
本発明によるハイブリッド検索プログラムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムにおけるコンピュータに、検索結果と該検索結果の順位を応答する複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納する処理と、
【0002】
の出現箇所の周囲のテキストを抽出する。
[0005]
特許文献2に記載された検索システムでは、ユーザから検索指示が入力されると、複数の検索エンジンから、適切な検索結果を出力すると考えられる検索エンジンを選択し、選択した検索エンジンに検索指示を送信して検索処理を行わせる。
[0006]
特許文献3に記載されたハイブリッド検索システムでは、ユーザからメタ検索エンジンにクエリが入力されると、メタ検索エンジンは、ユーザから入力されたクエリを複数の検索エンジンに送信し、複数の検索エンジンに検索処理を行わせる。
先行技術文献
特許文献
[0007]
特許文献1:特開平11−191114号公報(段落0012−0013)
特許文献2:特開2006−163842号公報(段落0077−0084)
特許文献3:特表2006−528383号公報(段落0033−0035)
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0008]
上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンが活用されているが、検索処理の実行時に動的に検索エンジンの組合せを変えることは行われていない。特許文献2には、検索処理の開始時に、実際に検索処理を行わせる検索エンジンを複数の検索エンジンから選択することが記載されているが、特許文献2に記載された検索システムは、検索処理の実行時に検索エンジンを変更しているわけではない。
[0009]
また、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンの組合せ方を変更することに関する考慮はなされていない。
[0010]
さらに、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を動的に変更することは行われていない。
の出現箇所の周囲のテキストを抽出する。
[0005]
特許文献2に記載された検索システムでは、ユーザから検索指示が入力されると、複数の検索エンジンから、適切な検索結果を出力すると考えられる検索エンジンを選択し、選択した検索エンジンに検索指示を送信して検索処理を行わせる。
[0006]
特許文献3に記載されたハイブリッド検索システムでは、ユーザからメタ検索エンジンにクエリが入力されると、メタ検索エンジンは、ユーザから入力されたクエリを複数の検索エンジンに送信し、複数の検索エンジンに検索処理を行わせる。
先行技術文献
特許文献
[0007]
特許文献1:特開平11−191114号公報(段落0012−0013)
特許文献2:特開2006−163842号公報(段落0077−0084)
特許文献3:特表2006−528383号公報(段落0033−0035)
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0008]
上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンが活用されているが、検索処理の実行時に動的に検索エンジンの組合せを変えることは行われていない。特許文献2には、検索処理の開始時に、実際に検索処理を行わせる検索エンジンを複数の検索エンジンから選択することが記載されているが、特許文献2に記載された検索システムは、検索処理の実行時に検索エンジンを変更しているわけではない。
[0009]
また、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンの組合せ方を変更することに関する考慮はなされていない。
[0010]
さらに、上記の各ハイブリッド検索システムでは、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を動的に変更することは行われていない。
【0004】
[0014]
さらに、検索処理の実行中に、ユーザの状況やユーザの周囲環境が変化した場合に、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を変更した方が、ユーザにとってより適した検索結果を提供できることがある。一例として、ユーザが所持する携帯端末装置からハイブリッド検索システムに対して検索要求がなされ、かつ、ユーザが移動中であったときには、ユーザの移動に伴って、検索結果を集約する方式を変更すると、ハイブリッド検索システムがユーザにとってより適した検索結果を提供できる場合がある。しかし、上記の各ハイブリッド検索システムでは、ユーザにとってより適した検索結果を提供するために検索結果を集約する方式を変更することはできない。
[0015]
そこで、本発明は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行う場合に、情報検索手段の組合せや複数の情報検索手段による検索結果の集約の仕方を動的に切り替えることができるハイブリッド検索システム、ハイブリッド検索方法およびハイブリッド検索プログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0016]
本発明によるハイブリッド検索システムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムであって、複数の情報検索手段を指定するための構成情報を構成記憶部に格納する構成管理部と、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている選択手段によって、実行する情報検索手段を複数選択し、選択された情報検索手段を実行させる検索実行部とを備え、利用者の嗜好や状況に合わせた情報提供を実現することを特徴とする。
[0017]
本発明によるハイブリッド検索方法は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索方法であって、複数の情報検索手段を指定するための構成情報を構成記憶部に格納し、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている選択手段によって、実行する情報検索手段を複数選択し、選択された情報検索手段を実行させることを特徴とする。
[0018]
本発明によるハイブリッド検索プログラムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムにおけるコンピュータに、複数の情報検索手段を指定するための構成情報を構成記憶部に格納する処理と、
[0014]
さらに、検索処理の実行中に、ユーザの状況やユーザの周囲環境が変化した場合に、複数の検索エンジンによる検索結果を集約する方式を変更した方が、ユーザにとってより適した検索結果を提供できることがある。一例として、ユーザが所持する携帯端末装置からハイブリッド検索システムに対して検索要求がなされ、かつ、ユーザが移動中であったときには、ユーザの移動に伴って、検索結果を集約する方式を変更すると、ハイブリッド検索システムがユーザにとってより適した検索結果を提供できる場合がある。しかし、上記の各ハイブリッド検索システムでは、ユーザにとってより適した検索結果を提供するために検索結果を集約する方式を変更することはできない。
[0015]
そこで、本発明は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行う場合に、情報検索手段の組合せや複数の情報検索手段による検索結果の集約の仕方を動的に切り替えることができるハイブリッド検索システム、ハイブリッド検索方法およびハイブリッド検索プログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0016]
本発明によるハイブリッド検索システムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムであって、複数の情報検索手段を指定するための構成情報を構成記憶部に格納する構成管理部と、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている選択手段によって、実行する情報検索手段を複数選択し、選択された情報検索手段を実行させる検索実行部とを備え、利用者の嗜好や状況に合わせた情報提供を実現することを特徴とする。
[0017]
本発明によるハイブリッド検索方法は、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索方法であって、複数の情報検索手段を指定するための構成情報を構成記憶部に格納し、検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている選択手段によって、実行する情報検索手段を複数選択し、選択された情報検索手段を実行させることを特徴とする。
[0018]
本発明によるハイブリッド検索プログラムは、複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムにおけるコンピュータに、複数の情報検索手段を指定するための構成情報を構成記憶部に格納する処理と、
【0005】
検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている選択手段によって、実行する情報検索手段を複数選択し、選択された情報検索手段を実行させる処理とを実行させることを特徴とする。
発明の効果
[0019]
本発明によれば、情報検索手段の組み合わせを切り替えて使用できるので、ユーザの状況やユーザの都度の要求に合わせて異なる検索機能を実現することができる。また、複数のハイブリッド検索方式を一つのシステム内で同時並行的に運用でき、適切なハイブリッド検索システムを容易に構築することができる。
[0020]
また、構成情報に選択情報や集約情報を含ませることによって、情報検索手段の選択や検索結果の集約方法を切り替えて使用できるようになる。
図面の簡単な説明
[0021]
[図1]本発明によるハイブリッド検索システムの第1の実施形態を示すブロック図である。
[図2]ハイブリッド検索システムの動作を示す流れ図である。
[図3]構成情報の一例を示す説明図である。
[図4]検索処理を実行する際に使用される部品の入出力形式の一例を示す説明図である。
[図5]本発明によるハイブリッド検索システムの第2の実施形態を示すブロック図である。
[図6]本発明によるハイブリッド検索システムの第3の実施形態を示すブロック図である。
[図7]構成情報の一例を示す説明図である。
[図8]検索実績情報の一例を示す説明図である。
[図9]スコア付アイテムリストの一例を示す説明図である。
[図10]本発明によるハイブリッド検索システムの主要部を示すブロック図である。
発明を実施するための形態
検索要求に応じて、構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている選択手段によって、実行する情報検索手段を複数選択し、選択された情報検索手段を実行させる処理とを実行させることを特徴とする。
発明の効果
[0019]
本発明によれば、情報検索手段の組み合わせを切り替えて使用できるので、ユーザの状況やユーザの都度の要求に合わせて異なる検索機能を実現することができる。また、複数のハイブリッド検索方式を一つのシステム内で同時並行的に運用でき、適切なハイブリッド検索システムを容易に構築することができる。
[0020]
また、構成情報に選択情報や集約情報を含ませることによって、情報検索手段の選択や検索結果の集約方法を切り替えて使用できるようになる。
図面の簡単な説明
[0021]
[図1]本発明によるハイブリッド検索システムの第1の実施形態を示すブロック図である。
[図2]ハイブリッド検索システムの動作を示す流れ図である。
[図3]構成情報の一例を示す説明図である。
[図4]検索処理を実行する際に使用される部品の入出力形式の一例を示す説明図である。
[図5]本発明によるハイブリッド検索システムの第2の実施形態を示すブロック図である。
[図6]本発明によるハイブリッド検索システムの第3の実施形態を示すブロック図である。
[図7]構成情報の一例を示す説明図である。
[図8]検索実績情報の一例を示す説明図である。
[図9]スコア付アイテムリストの一例を示す説明図である。
[図10]本発明によるハイブリッド検索システムの主要部を示すブロック図である。
発明を実施するための形態
Claims (13)
- 複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムであって、
複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納する構成管理部と、
検索要求に応じて、前記構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を実行させる検索実行部とを
備えたことを特徴とするハイブリッド検索システム。 - 構成情報は、情報検索手段を選択させる選択情報を含み、
前記選択情報に従って情報検索を実行させる情報検索手段を選択する選択処理部を備えた
請求項1記載のハイブリッド検索システム。 - 構成情報は、情報検索手段による検索結果を集約する処理の方式を指定する集約情報を含み、
情報検索を実行した情報検索手段による検索結果を、前記集約情報に従って集約する集約処理部を備えた
請求項1または請求項2記載のハイブリッド検索システム。 - 集約処理部は、情報検索手段による検索結果をスコア付アイテムリストとして出力する
請求項3記載のハイブリッド検索システム。 - 構成情報は、情報検索手段を実現するための部品を指定する情報を含み、
構成記憶部は、情報検索手段を実現するための部品を格納し、
前記情報検索手段は、前記構成情報で指定されている部品であって前記構成記憶部から読み出された部品にもとづいて情報検索を実行する
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のハイブリッド検索システム。 - 構成情報は、入力変換部品を示す入力変換部品情報を含み、
入力変換部品情報に従って、検索要求の形式を、情報検索を実行する各々の部品が入力可能な形式に変換する入力変換手段を備えた
請求項5記載のハイブリッド検索システム。 - 構成情報、および構成情報で指定される部品を構成管理部に送信する入力手段を備え、
前記構成管理部は、前記入力手段から受信した構成情報および部品を構成記憶部に格納する
請求項5または請求項6記載のハイブリッド検索システム。 - 検索実行部と情報検索を実行する情報検索手段とを搭載したサーバ装置を備えた
請求項1から請求項7のうちのいずれか1項に記載のハイブリッド検索システム。 - 検索実行部を搭載したサーバ装置を備え、
前記検索実行部は、サーバ装置の外部の情報検索手段に情報検索を実行させる
請求項1から請求項7のうちのいずれか1項に記載のハイブリッド検索システム。 - 複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索方法であって、
複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納し、
検索要求に応じて、前記構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を実行させる
ことを特徴とするハイブリッド検索方法。 - 構成記憶部に、情報検索を実現するための部品を格納し、
構成情報で指定されている部品であって前記構成記憶部から読み出した部品にもとづいて情報検索を実行する
請求項10記載のハイブリッド検索方法。 - 複数の情報検索手段を組み合わせて情報検索を行うハイブリッド検索システムにおけるコンピュータに、
複数の情報検索手段を指定する構成情報を構成記憶部に格納する処理と、
検索要求に応じて、前記構成記憶部に格納されている構成情報で指定されている各々の情報検索手段に情報検索を行わせる処理とを
実行させるためのハイブリッド検索プログラム。 - コンピュータに、
構成記憶部に、情報検索を実現するための部品を格納する処理と、
構成情報で指定されている部品であって前記構成記憶部から読み出した部品にもとづいて情報検索を行わせる処理とを実行させるための
請求項12記載のハイブリッド検索プログラム。
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