JP2003228567A - 電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置 - Google Patents

電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置

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JP2003228567A
JP2003228567A JP2002027729A JP2002027729A JP2003228567A JP 2003228567 A JP2003228567 A JP 2003228567A JP 2002027729 A JP2002027729 A JP 2002027729A JP 2002027729 A JP2002027729 A JP 2002027729A JP 2003228567 A JP2003228567 A JP 2003228567A
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JP2002027729A
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Tetsuya Shioda
哲也 塩田
Kotaro Takei
光太郎 武井
Toshiyuki Negami
俊幸 根上
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カタログ発行者の要望に応じた形式の閲覧プ
ログラムを効率良く制作する。 【解決手段】 1商品を1レコードとするデータベース
として電子カタログCを用意する。この電子カタログC
を閲覧するための閲覧プログラムPを、格納手段10,
20,30内に用意された複数種類のプログラムを部品
として選択合成して作成する。商品検索プログラムは、
閲覧者の指示に基づいて検索された商品を特定するレコ
ード識別子を出力する。検索結果表示プログラムは、こ
のレコード識別子によって特定されるレコードについ
て、所定のフィールドのデータを抽出し、抽出したデー
タを検索結果として表示し、閲覧者が指定したレコード
についてのレコード識別子を出力する。詳細情報表示プ
ログラムは、指定されたレコードについて、所定のフィ
ールドのデータを抽出し、これを指定商品の詳細情報と
して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子カタログ用閲覧
プログラムの作成装置に関し、特に、1商品を1レコー
ドとし各商品についての各掲載対象項目を各フィールド
とするデータ構造をもつデータベースとして提供された
電子カタログを閲覧するためのプログラムを作成する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の電子機器の普及に伴い、従
来の紙媒体の商品カタログに代えて、電子媒体の商品カ
タログ(電子カタログ)が普及し始めている。現在、一
般的なパソコンには、CD−ROMへのアクセス環境が
標準装備されてきており、また、媒体のコストも非常に
安価であるため、多くの企業では、商品カタログをCD
−ROMに格納した形態で配付する試みが行われてい
る。このように、商品カタログをCD−ROMなどの電
子媒体に格納して配付する際には、通常、商品カタログ
として掲載される商品情報を示すデータのみならず、こ
の商品情報をコンピュータで閲覧するための閲覧プログ
ラムを併せて格納した状態で配付が行われている。配付
を受けたユーザは、CD−ROMに格納されている閲覧
プログラムを自己のパソコンで利用することにより、商
品情報の検索や閲覧を行うことができる。
【0003】また、インターネットの普及により、この
ような電子カタログを、物理的な媒体に格納して配付す
る代わりに、インターネットを介してユーザのパソコン
に直接配信するような配付方法も試みられている。将来
的には、ブロードバンドへの対応が進むことにより、こ
のようなインターネットを介して商品カタログを配信す
る形態も主流になってゆくものと予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、商品カ
タログをCD−ROMなどの電子媒体に格納して配付す
る場合、あるいはインターネットを介して配信する場
合、商品情報のデータベースとして提供される電子カタ
ログそれ自身と、この電子カタログをコンピュータで閲
覧するための閲覧プログラム(いわゆる、ビューワープ
ログラム)と、の双方を用意する必要がある。しかも、
閲覧者が電子カタログを閲覧する際の表示態様や操作性
は、すべて閲覧プログラムの内容に左右されることにな
り、閲覧プログラムは電子カタログに関するマン・マシ
ン・インターフェイスとしての重要な機能を果たすもの
になる。このため、電子カタログの発行主体となる企業
から、電子カタログの制作を請け負う印刷会社などに対
しては、様々な要望が寄せられることになる。結局、制
作を請け負った印刷会社などは、個々の企業の希望に沿
った電子カタログを制作するために、個々の企業ごとに
固有の閲覧プログラムを作成する作業を行う必要があ
り、設計・開発のために多大な労力が必要になってい
た。
【0005】そこで本発明は、発行者の要望に応じた形
式の閲覧プログラムを効率良く制作することを可能とす
る電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の第1の態
様は、1商品を1レコードとし各商品についての各掲載
対象項目を各フィールドとするデータ構造をもつデータ
ベースとして提供された電子カタログを閲覧するための
プログラムを作成する電子カタログ用閲覧プログラムの
作成装置において、閲覧者の指示に基づいて電子カタロ
グを構成するデータベースを検索し、検索された商品を
特定するためのレコード識別子を出力する機能を有する
商品検索プログラムを1つの部品として商品検索部品格
納手段に格納し、電子カタログを構成するデータベース
をアクセスし、商品検索プログラムによって出力された
レコード識別子によって特定されるレコードについて、
所定のフィールドのデータを抽出し、抽出したデータを
検索結果として表示し、表示されたレコードのうち閲覧
者が指定したレコードについてのレコード識別子を出力
する機能を有する検索結果表示プログラムを1つの部品
として検索結果表示部品格納手段に格納し、電子カタロ
グを構成するデータベースをアクセスし、検索結果表示
プログラムによって出力されたレコード識別子によって
特定されるレコードについて、所定のフィールドのデー
タを抽出し、抽出したデータを閲覧者が指定した商品に
関する詳細情報として表示する機能を有する詳細情報表
示プログラムを1つの部品として詳細情報表示部品格納
手段に格納し、オペレータの指示に基づいて、商品検索
部品格納手段内に部品として格納されている1つのプロ
グラムを選択し、検索結果表示部品格納手段内に部品と
して格納されている1つのプログラムを選択し、詳細情
報表示部品格納手段内に部品として格納されている1つ
のプログラムを選択し、個々の部品として選択された各
プログラムを合成することにより、データベースとして
提供された電子カタログを閲覧するための閲覧プログラ
ムを作成するプログラム合成手段と、を設けるようにし
たものである。
【0007】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置
において、電子カタログを構成するデータベースをアク
セスし、検索結果表示プログラムによって出力されたレ
コード識別子によって特定されるレコードについて、少
なくとも商品名および単価の表示に必要なフィールドの
データを抽出し、抽出したデータに基づいて商品名およ
び単価が記入されたリストを表示し、リスト中の各商品
について数量の入力を受け、単価および数量を用いて合
計見積額を演算して表示する機能を有する見積表示プロ
グラムを1つの部品として格納した見積表示部品格納手
段を更に付加し、プログラム合成手段が、オペレータの
指示に基づいて、見積表示部品格納手段内に部品として
格納されている1つのプログラムを選択し、選択したプ
ログラムを更に含む閲覧プログラムを作成することがで
きるようにしたものである。
【0008】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第1
または第2の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラム
の作成装置において、電子カタログを構成するデータベ
ースをアクセスし、検索結果表示プログラムによって出
力されたレコード識別子によって特定されるレコードに
ついて、オペレータが指定した所定のフィールドのデー
タを抽出し、この抽出したデータをオペレータが指定し
た所定の形式で出力する機能を有するデータ出力プログ
ラムを1つの部品として格納したデータ出力部品格納手
段を更に付加し、プログラム合成手段が、オペレータの
指示に基づいて、データ出力部品格納手段内に部品とし
て格納されている1つのプログラムを選択し、選択した
プログラムを更に含む閲覧プログラムを作成することが
できるようにしたものである。
【0009】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第1
〜第3の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラムの作
成装置において、電子カタログを構成するデータベース
をアクセスし、検索結果表示プログラムによって出力さ
れたレコード識別子によって特定されるレコードについ
て、少なくとも商品名の表示に必要なフィールドのデー
タを抽出し、抽出したデータに基づいて商品名が記入さ
れたリストを表示し、当該リストに掲載されている全部
もしくはオペレータが指定した一部の商品についてのレ
コード識別子を所定のグループに対応づける登録情報を
生成して記録する登録機能と、オペレータから特定のグ
ループを指定する入力があったときに、登録情報を参照
して特定のグループに対応づけられているレコード識別
子によって示されるレコードの少なくとも商品名を表示
する登録内容表示機能と、を有する商品登録プログラム
を1つの部品として格納した商品登録部品格納手段を更
に付加し、プログラム合成手段が、オペレータの指示に
基づいて、商品登録部品格納手段内に部品として格納さ
れている1つのプログラムを選択し、選択したプログラ
ムを更に含む閲覧プログラムを作成することができるよ
うにしたものである。
【0010】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第4
の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置
において、商品検索部品格納手段内に格納される商品検
索プログラムが、登録情報の内容を参照することにより
グループに関する検索を行う機能を有するようにしたも
のである。
【0011】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第2
〜第5の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラムの作
成装置において、見積表示プログラム、データ出力プロ
グラム、または商品登録プログラムとして、検索結果表
示プログラムおよび詳細情報表示プログラムのいずれか
らでも移行可能なプログラムを用意するようにしたもの
である。
【0012】(7) 本発明の第7の態様は、上述の第1
〜第6の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラムの作
成装置において、商品検索部品格納手段内に格納される
商品検索プログラムが、電子カタログを構成するデータ
ベースに含まれている「各レコードの階層構造を定義し
た階層構造テーブル」を利用して、特定の商品を検索す
る機能を有するようにしたものである。
【0013】(8) 本発明の第8の態様は、上述の第1
〜第7の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラムの作
成装置において、プログラム合成手段が、選択したプロ
グラムに対して、オペレータの指示に基づくカスタマイ
ズを行う機能を有するようにしたものである。
【0014】(9) 本発明の第9の態様は、上述の第8
の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置
において、プログラム合成手段が、画面表示の対象とな
るフィールドデータの取捨選択およびフィールドデータ
の表示位置に関するカスタマイズを行うことができるよ
うにしたものである。
【0015】(10) 本発明の第10の態様は、上述の第
1〜第9の態様に係る電子カタログ用閲覧プログラムの
作成装置としてコンピュータを機能させるためのプログ
ラムを用意し、当該プログラムをコンピュータ読取り可
能な記録媒体に記録して配付できるようにしたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。
【0017】§1.本発明に係る電子カタログ用閲覧プ
ログラムの作成装置の基本構成 図1は、本発明の基本的な実施形態に係る電子カタログ
用閲覧プログラムの作成装置の構成を示すブロック図で
ある。図示のとおり、この実施形態に係る作成装置は、
商品検索部品格納手段10、検索結果表示部品格納手段
20、詳細情報表示部品格納手段30、プログラム合成
手段100によって構成されており、電子カタログCを
閲覧するための閲覧プログラムPを作成する機能を有し
ている。ここで、電子カタログCは、1商品を1レコー
ドとし各商品についての各掲載対象項目を各フィールド
とするデータ構造をもつデータベースで構成されてい
る。
【0018】図2は、電子カタログCを構成する具体的
なファイルの一例を示す図である。ここに示す例は、事
務用品の商品カタログの一部を示すものであり、1商品
(1レコード)に関するフィールドデータが1行に示さ
れている。具体的には、各商品(レコード)について、
それぞれ「レコード番号」、「商品名」、「型番」、
「価格」、「寸法」、「正面図」、「寸法図」なる7つ
の項目(フィールド)が定義されており、個々の商品に
ついての項目の内容(フィールドデータ)が表形式で示
されている。ここで、「レコード番号」、「商品名」、
「型番」、「価格」、「寸法」なるフィールドのデータ
は、いずれもテキストデータであるため、データ自身が
このファイル内に書込まれているが、「正面図」は画像
データ、「寸法図」は図表データであるため、これらの
データは別個のファイルに格納されており、図2に示す
ファイル内には、当該別個のファイルのファイル名が書
込まれている。たとえば、レコード番号:0002の正
面図はFILE102に格納されており、寸法図はFI
LE201に格納されている。
【0019】このように、電子カタログCの本体は、図
2に示すような個々のレコードごとのフィールドデータ
を収録したファイルである。ただ、事務用品のように、
商品構成が多岐にわたるようなカタログの場合、通常、
個々の商品(レコード)は階層構造によって分類され
る。そこで、ここに示す実施形態に係る電子カタログC
には、図2に示すようなデータファイル本体の他に、た
とえば、図3に示すような階層構造テーブルが付加され
ているものとする。図3に示す階層構造テーブルは、事
務用品に関する商品を一般的な階層により分類した例で
あり、「事務用品」なる階層の下に、「文房具」および
「什器備品」なる階層が定義され、「文房具」なる階層
の下に「筆記具」および「帳票類」なる階層が定義さ
れ、更に、「筆記具」なる階層の下に「ボールペン」、
「万年筆」、「鉛筆」、「シャープペン」なる階層が定
義され、同様に、「帳票類」なる階層の下に「現金出納
帳」、「売上帳」、「請求書」、「領収証」なる階層が
定義され、最も下の階層にそれぞれ商品が定義されたツ
リー構造が示されている(図示の便宜上、ツリー構造の
大部分は省略されている)。図2に示すファイルに収録
されている個々の商品(レコード)は、図3の階層構造
テーブルに示されているツリー構造の末端のいずれかの
位置に所属することになる。
【0020】上述したように、図2の表における1行に
示された内容が、1商品(1レコード)に関する情報で
あり、この例では、1レコードに7つのフィールドが定
義されている。商品に関する情報としては、たとえば、
図4に示すような種々のデータを用意することができ
る。すなわち、この図4に示す例では、個々の商品ごと
に、それぞれテキストデータ、画像データ、図表デー
タ、動画データ、音声データが用意されている。ここ
で、テキストデータは、個々の商品についての商品名,
型番,価格,寸法,説明文などの項目についての文字デ
ータであり、画像データは、個々の商品についての商品
画像,イラストなどの項目についてのラスター形式デー
タであり、図表データは、個々の商品についての寸法
図,表などの項目についてのベクトル形式データであ
る。また、動画データは商品説明などの動画データであ
り、音声データは商品説明などの音声データである。図
2に示す例では、各フィールドのデータは、テキストデ
ータ、画像データ、図表データのいずれかであるが、も
ちろん、動画データや音声データをフィールドデータと
して用意してもかまわない。
【0021】以上、図2〜図4の例を参照しながら、電
子カタログCの具体例を述べたが、図1に示す作成装置
の目的は、このような構成をもった電子カタログCを閲
覧するための閲覧プログラムPを効率的に作成すること
にある。本発明の基本的な概念は、この閲覧プログラム
Pを、複数の部品の集合として構築する点にある。既に
述べたように、閲覧プログラムPは、広義の電子カタロ
グ(電子カタログCと閲覧プログラムPとの双方からな
る集合体)の操作性や表示形態を左右する重要な役割を
担っており、狭義の電子カタログ(電子カタログC)が
同一であっても、閲覧プログラムPが異なれば、閲覧者
にとっては、操作性や表示形態が全く異なるカタログに
見えてしまう。このため、電子カタログの発行者は、電
子カタログの制作者に対して、電子カタログCのみなら
ず閲覧プログラムPの仕様についても種々の注文をつけ
てくることになる。本発明に係る作成装置では、閲覧プ
ログラムPを、基本的な3つの部品として捉え、この3
つの部品を組み合わせることにより、カタログ発行者の
意向に沿った閲覧プログラムPを効率的に作成すること
が可能になる。閲覧プログラムPを構成する3つの基本
的な部品は、商品検索プログラム、検索結果表示プログ
ラム、詳細情報表示プログラム、の3つのプログラムで
ある。
【0022】まず、第1の部品である商品検索プログラ
ムは、閲覧者の指示に基づいて電子カタログCを構成す
るデータベースを検索し、検索された商品を特定するた
めのレコード識別子を出力する機能を有する部品と言う
ことができる。レコード識別子は、電子カタログCを構
成するデータベース内の1レコードを特定することがで
きるユニークなコードであれば、どのようなコードであ
ってもかまわない。通常は、レコードを構成する特定の
フィールドデータをレコード識別子として用いればよ
い。たとえば、図2に示す例の場合、「レコード番
号」,「商品名」,「型番」などのフィールドデータを
レコード識別子として用いることができる。ここでは、
「レコード番号」なるフィールドデータが、このデータ
ベース内のレコードに関してユニークなデータであるも
のとし、これをレコード識別子として利用することにす
る。商品検索プログラムは、たとえば、閲覧者が図2に
示すデータベースファイルに対して、「価格が40円の
商品」という条件で検索を行った場合に、「0001」
および「0002」なる2つのレコード識別子(レコー
ド番号)を出力する機能をもったプログラムということ
になる。図1に示す商品検索部品格納手段10内には、
このような機能をもった3種類の商品検索プログラムP
11,P12,P13が、それぞれ部品として用意され
ている。
【0023】第2の部品である検索結果表示プログラム
は、電子カタログCを構成するデータベースをアクセス
し、商品検索プログラムによって出力されたレコード識
別子によって特定されるレコードについて、所定のフィ
ールドのデータを抽出し、抽出したデータを検索結果と
して表示し、表示されたレコードのうち閲覧者が指定し
たレコードについてのレコード識別子を出力する機能を
有する部品と言うことができる。たとえば、閲覧者が図
2に示すデータベースファイルに対して、「価格が40
円の商品」という条件で検索を行った場合、上述したよ
うに、商品検索プログラムから「0001」および「0
002」なる2つのレコード識別子(レコード番号)が
出力されることになるが、検索結果表示プログラムは、
これらのレコード識別子によって特定されたレコードに
ついての所定のフィールドデータ(たとえば、商品名)
を抽出して、これを表示する処理を行う。その結果、上
述の例の場合、「○○鉛筆」なる商品名と「××鉛筆」
なる商品名とが検索結果として表示される。更に、この
検索結果の表示を見た閲覧者が、「××鉛筆」なる商品
名を指定した場合、検索結果表示プログラムは、「00
02」なるレコード識別子(レコード番号)を出力する
処理を行う。図1に示す検索結果表示部品格納手段20
内には、このような機能をもった3種類の検索結果表示
プログラムP21,P22,P23が、それぞれ部品と
して用意されている。
【0024】第3の部品である詳細情報表示プログラム
は、電子カタログCを構成するデータベースをアクセス
し、検索結果表示プログラムによって出力されたレコー
ド識別子によって特定されるレコードについて、所定の
フィールドのデータを抽出し、抽出したデータを閲覧者
が指定した商品に関する詳細情報として表示する機能を
有する部品と言うことができる。たとえば、上述の例の
場合、閲覧者が、「××鉛筆」なる商品名を指定したた
め、検索結果表示プログラムから「0002」なるレコ
ード識別子(レコード番号)が出力されることになるの
で、詳細情報表示プログラムは、該当するレコードから
所定のフィールドデータ(たとえば、商品名、型番、価
格、正面図)を抽出して、これを該当する商品に関する
詳細情報として表示する。具体的には、「××鉛筆/A
BC02/40/FILE102の画像データ」が、該
当商品に関する詳細情報として表示されることになる。
図1に示す詳細情報表示部品格納手段30内には、この
ような機能をもった3種類の検索結果表示プログラムP
31,P32,P33が、それぞれ部品として用意され
ている。
【0025】プログラム合成手段100は、オペレータ
の指示に基づいて、商品検索部品格納手段10内に部品
として格納されている複数種類のプログラム(図示の例
の場合、3種類のプログラムP11,P12,P13)
の中から1つのプログラムを選択し、検索結果表示部品
格納手段20内に部品として格納されている複数種類の
プログラム(図示の例の場合、3種類のプログラムP2
1,P22,P23)の中から1つのプログラムを選択
し、詳細情報表示部品格納手段30内に部品として格納
されている複数種類のプログラム(図示の例の場合、3
種類のプログラムP31,P32,P33)の中から1
つのプログラムを選択し、選択されたプログラムを合成
することにより、データベースとして提供された電子カ
タログCを閲覧するための閲覧プログラムPを作成する
処理を実行する。
【0026】図5は、こうして作成された閲覧プログラ
ムPの構成を示すブロック図である。図示の例では、商
品検索部品格納手段10内の第i番目のプログラムP1
iと、検索結果表示部品格納手段20内の第j番目のプ
ログラムP2jと、詳細情報表示部品格納手段30内の
第k番目のプログラムP3kと、を合成することにより
作成された閲覧プログラムPが示されている。プログラ
ムP1i,P2j,P3kは、いずれも電子カタログC
に対してアクセスを行いながら、それぞれが担当する所
定の処理を実行する機能を有している。ここで重要な点
は、個々の部品を構成するプログラムは、それぞれ独立
して電子カタログCへのアクセスを行い、それぞれ独立
して担当処理を実行する機能を有しており、しかも、1
つの部品となるプログラムから別な部品となるプログラ
ムに対して、レコード識別子が受け渡される点である。
たとえば、商品検索プログラムP1iから検索結果表示
プログラムP2jに対しては、検索された商品のレコー
ド識別子が受け渡されており、検索結果表示プログラム
P2jから詳細情報表示プログラムP3kに対しては、
閲覧者により指定された商品のレコード識別子が受け渡
されている。このように、プログラムP1i,P2j,
P3kは、それぞれ独立して担当処理を実行する機能を
有しているものの、各プログラム間ではレコード識別子
の受け渡しが行われるようになっているため、閲覧プロ
グラムP全体としては、協働した機能を果たすことが可
能になる。
【0027】図1に示す例では、各格納手段10,2
0,30内には、それぞれ3種類の部品(プログラム)
しか用意されていないため、プログラム合成手段100
によって合成される閲覧プログラムPは、合計27通り
しか存在しないことになる。しかしながら、実際には、
より多数のプログラムを用意しておくことにより、より
自由度の高い閲覧プログラムPの作成が可能になる。ま
た、実用上は、§4で述べる変形例のように、プログラ
ム合成手段100に、個々のプログラムをカスタマイズ
する機能をもたせておくことにより、無限のバリエーシ
ョンをもった閲覧プログラムPを作成することが可能に
なる。前述したように、電子カタログの発行者となる企
業から、電子カタログの制作を請け負う印刷会社などに
対しては、閲覧プログラムPに関する様々な要望が寄せ
られることになるが、本発明に係る電子カタログ用閲覧
プログラムの作成装置を利用すれば、発行者の要望に応
じた形式の閲覧プログラムを効率良く制作することが可
能になる。こうして作成された閲覧プログラムPは、電
子カタログCとともに、CD−ROMなどの電子媒体に
記録されて配付される。あるいは、閲覧プログラムPと
電子カタログCとをネットワークを介して配信すること
もできる。
【0028】なお、図1では、この電子カタログ用閲覧
プログラムの作成装置を機能ブロックの集合として示し
たが、実際には、この装置はコンピュータによって実現
されるものであり、プログラム合成手段100には、オ
ペレータに対して種々のメッセージを提示するための表
示装置や、オペレータからの指示を入力するための入力
装置などが含まれている。また、コンピュータを、図1
に示す装置として機能させるためには、個々の部品を構
成するプログラムP11〜P33や、プログラム合成手
段100としての機能を実行するためのプログラムを予
め用意し、これをコンピュータに組み込んでおく必要が
ある。
【0029】§2.個々の部品となるプログラムの具体
続いて、図1に示す作成装置における各格納手段10,
20,30に格納される個々の部品となるプログラムの
具体例をいくつか示しておく。もっとも、ここでは、説
明の便宜上、プログラム自体を示す代わりに、当該プロ
グラムによって実現される処理内容を、閲覧者に提示さ
れるディスプレイ画面を用いて示すことにする。
【0030】まず、商品検索部品格納手段10に格納さ
れる商品検索プログラムとしては、たとえば、図6のよ
うな検索画面に基づいて検索を実行するプログラムや、
図7のような検索画面に基づいて検索を実行するプログ
ラムを用意しておくことができる。ここに例示するプロ
グラムによる商品検索処理は、図3に示すような階層構
造テーブルに基づいて、特定の商品もしくは商品群を閲
覧者に選択させる処理である。図6もしくは図7に示す
検索画面に基づいて検索を実行するプログラムは、上位
階層側から順次ウインドウを開いてゆく方式により、ツ
リー構造の一部を構成する枝もしくは葉(ツリー構造末
端の商品)を、閲覧者に選択させるプログラムである。
たとえば、閲覧者が、商品カタログから「鉛筆」なる商
品を検索したい場合には、図3に示すツリー構造を上位
階層側から下位階層側へと辿って「鉛筆」なる枝まで到
達するような操作を行えばよい。
【0031】具体的には、図6に示す検索画面を用いる
プログラムの場合、まず、閲覧者が検索指示を与える
と、ウインドウW1が開き、文房具/什器備品なる選択
枝が示される。閲覧者がマウスクリックなどの操作で
「文房具」を選択すると、図示のように、「文房具」な
る文字列が強調表示(図では、ハッチングを施して示し
てある)され、その右側にウインドウW2が開き、筆記
具/帳票類なる選択枝が示される。閲覧者が更にマウス
クリックなどの操作で「筆記具」を選択すると、図示の
ように、「筆記具」なる文字列が強調表示され、その右
側にウインドウW3が開き、ボールペン/万年筆/鉛筆
/シャープペンなる選択枝が示される。図6に示されて
いるのは、閲覧者がここまでの操作を行った状態であ
る。この後、閲覧者が、「鉛筆」をクリックすると、ウ
インドウW3の右側に第4のウインドウW4が開き、
「鉛筆」の下位にある商品(種々の鉛筆)の一覧が表示
されることになる。このように各商品(ツリー構造の末
端の葉に相当する)を表示するウインドウは、ツリー構
造の最下層を示すウインドウであり、最後のウインドウ
になる。このように、ここに示す例では、閲覧者は、一
階層ごとに任意の枝をマウスクリックにより選択してゆ
くことにより、順次下位階層のウインドウを開き、階層
の深部へと辿ってゆくことができる。また、任意の枝ま
たは葉(商品)をダブルクリックすると、当該枝または
葉が検索結果として指定されたことになり、指定された
枝または葉に所属する全商品に対応するレコードのレコ
ード識別子(この例の場合は、レコード番号)を出力
し、商品検索プログラムとしての処理は完了する。たと
えば、図6に示す状態において、閲覧者が、ウインドウ
W3に表示されている「鉛筆」をダブルクリックする
と、図3に示すツリー構造における「鉛筆」なる枝から
先が検索結果として指定されたことになり、たとえば、
「0001」,「0002」,「0003」,「000
4」なるレコード識別子が出力されることになる。これ
らのレコード識別子は、検索結果表示プログラムへと引
き渡されることになる。
【0032】図7に示す検索画面を用いる商品検索プロ
グラムの場合も、ほぼ同様の操作で「鉛筆」を検索する
ことが可能である。ただ、このプログラムでは、階層ご
とに順次異なるウインドウを開く代わりに、画面上に階
層構造を示すコラムが表示される。すなわち、最も左側
のコラムC1には、文房具/什器備品なる上位階層の選
択枝が示され、閲覧者がマウスクリックなどの操作で
「文房具」を選択すると、図示のように、「文房具」な
る文字列が強調表示され、その右側のコラムC2に、筆
記具/帳票類なる選択枝が出現する。閲覧者が更にマウ
スクリックなどの操作で「筆記具」を選択すると、図示
のように、「筆記具」なる文字列が強調表示され、その
右側のコラムC3に、ボールペン/万年筆/鉛筆/シャ
ープペンなる選択枝が出現する。図7に示されているの
は、閲覧者がここまでの操作を行った状態である。この
後、閲覧者が、「鉛筆」をダブルクリックすれば、図3
に示すツリー構造における「鉛筆」なる枝から先が検索
結果として指定されたことになり、指定された枝または
葉に所属する全商品に対応するレコードのレコード識別
子を出力し、商品検索プログラムとしての処理は完了す
る。
【0033】結局、図6のような検索画面に基づいて検
索を実行するプログラムも、図7のような検索画面に基
づいて検索を実行するプログラムも、いずれも図3に示
す階層構造テーブルを利用して、閲覧者に特定の枝また
は葉を選択させる機能をもったプログラムである点は同
じであり、最終的に、検索結果に該当する商品を示すレ
コード識別子を出力することにより、その任務を終了す
ることになる。もちろん、商品検索プログラムとして
は、階層構造テーブルを用いずに、各レコード内の特定
のフィールドデータを検索して、該当する商品を見つけ
出すようなプログラムを用意することも可能である。た
とえば、「価格」フィールドが「40」であるようなレ
コード、「商品名」フィールドに「鉛筆」なる文字列を
含むようなレコード、といった条件を設定して検索を行
い、該当レコードについてのレコード識別子を出力する
ようなプログラムを、商品検索プログラムとして用意し
ておいてもよい。
【0034】一方、検索結果表示部品格納手段20に格
納される検索結果表示プログラムとしては、たとえば、
図8のような表示画面を用いて検索結果を表示するプロ
グラムや、図9のような表示画面を用いて検索結果を表
示するプログラムを用意しておくことができる。いずれ
も、商品検索プログラムによって、図3に示すツリー構
造における「鉛筆」なる枝から先が検索結果として得ら
れ、「0001」,「0002」,「0003」,「0
004」なるレコード識別子が出力された場合の表示例
を示しており、図2に示されている4種類の鉛筆の商品
情報の一部が表示されている。ただ、その表示形態は両
者で異なり、また、表示対象となる項目(フィールド)
も両者で異なる。具体的には、図8に示す例の場合、商
品名,型番,価格,寸法なる4項目を表示対象として、
商品名,型番,価格,寸法なるタイトルとともにリスト
形式の表示形態でデータが提示されているのに対し、図
9に示す例の場合、商品名,型番,正面図なる3項目を
表示対象として、2×2のマトリックス形式の表示形態
でデータが提示されている。ここで、図9の正面図は、
いわゆるサムネイル画像であり、もとの画像データを縮
小表示したものである。このように、商品検索プログラ
ムから与えられるレコード識別子が同一であっても、検
索結果表示プログラムとしていずれのプログラムを選択
するかによって、検索結果表示画面は、図8のようなも
のになったり、図9のようなものになったりする。な
お、検索結果として得られた商品の数が多いため、1画
面中では表示できない場合には、画面をスクロールさせ
たり、複数画面を切り換えて表示させるような工夫が必
要になる。
【0035】閲覧者は、図8あるいは図9に示すような
検索結果表示画面を見ながら、所望の商品についての詳
細な商品情報を閲覧することができる。たとえば、この
検索結果の中から、「××鉛筆」なる商品についての商
品情報を閲覧したいと考えた場合、図8に示す検索結果
表示画面の該当行もしくは図9に示す検索結果表示画面
の該当欄をクリック(もしくはダブルクリック)するこ
とにより、「××鉛筆」なる商品を示すレコード識別子
「0002」が、検索結果表示プログラムから出力され
ることになる。このレコード識別子の出力処理をもっ
て、当該検索結果表示プログラムの処理は完了する。出
力されたレコード識別子は、詳細情報表示プログラムへ
と引き渡されることになる。
【0036】他方、詳細情報表示部品格納手段30に格
納される検索結果表示プログラムとしては、たとえば、
図10のような表示画面を用いて詳細情報を表示するプ
ログラムと、図11のような表示画面を用いて詳細情報
を表示するプログラムとを用意しておくことができる。
いずれも、検索結果表示プログラムにおいて、「××鉛
筆」なる商品が選択され、レコード識別子「0002」
が出力された場合の表示例を示している。ただ、その表
示形態は両者で異なり、また、表示対象となる項目(フ
ィールド)も両者で異なる。具体的には、図10に示す
例の場合、ウインドウW4には、商品名,型番,価格,
寸法なる4項目を表示対象として、商品名,型番,価
格,寸法なるタイトルとともにリスト形式の表示形態に
よるデータの提示がなされ、ウインドウW5には正面
図、ウインドウW6には寸法図が表示されている。これ
に対し、図11に示す例の場合、ウインドウW7には正
面図が表示され、ウインドウW8には、商品名,型番,
価格なる3項目を表示対象として、商品名,型番,価格
なるタイトルとともにリスト形式の表示形態によるデー
タの提示がなされ、ウインドウW9には寸法図が表示さ
れている。
【0037】結局、上述の具体例の場合、図5に示す閲
覧プログラムPの動作として見れば、次のような処理が
行われることになる。まず、商品検索プログラムP1i
によって4種類の鉛筆が検索結果として抽出され、商品
検索プログラムP1iから検索結果表示プログラムP2
jに対して、「0001」,「0002」,「000
3」,「0004」なる4つのレコード識別子が出力さ
れることになる。続いて、検索結果表示プログラムP2
jによって、この4種類の鉛筆に関する所定の商品情報
が検索結果として閲覧者に対して表示され、閲覧者が
「××鉛筆」なる商品を選択する指示を入力することに
より、検索結果表示プログラムP2jから詳細情報表示
プログラム3kに対して、「0002」なるレコード識
別子が出力されることになる。最後に、詳細情報表示プ
ログラム3kによって、「××鉛筆」なる商品に関する
所定の商品情報が閲覧者に対して表示されることにな
る。
【0038】このように、図5に示す閲覧プログラムP
の動作としては、1つの決まった手順による動作である
が、個々のプログラムを構成する部品として、どの部品
を用いたかによって、閲覧者からみた操作性や表示態様
は全く異なることになる。
【0039】§3.変形例となる実施形態 以上、本発明に係る電子カタログ用閲覧プログラムの作
成装置を、図1に示す基本的な実施形態に基づいて説明
したが、ここでは、図12に示す変形例となる実施形態
について、本発明の付加的な特徴の説明を行う。この図
12に示す装置は、図1に示す装置に、更に、見積表示
部品格納手段40、データ出力部品格納手段50、商品
登録部品格納手段60を付加したものである。図示の例
では、見積表示部品格納手段40内には、複数種類の見
積表示プログラムP41,P42,P43が格納されて
おり、データ出力部品格納手段50内には、複数種類の
データ出力プログラムP51,P52,P53が格納さ
れており、商品登録部品格納手段60内には、複数種類
の商品登録プログラムP61,P62,P63が格納さ
れている。この実施形態に係る装置の場合、プログラム
合成手段100は、商品検索プログラム、検索結果表示
プログラム、詳細情報表示プログラムの3つの基本的な
プログラムの部品に加えて、更に、必要に応じて、見積
表示プログラム、データ出力プログラム、商品登録プロ
グラムの部品を加えて、閲覧プログラムPを作成するこ
とが可能である。
【0040】図13は、図12に示す6つの格納手段1
0〜60のそれぞれから1種類ずつ部品となるプログラ
ムを選択し、合計6つの部品を合成して閲覧プログラム
Pを作成した例を示すブロック図である。すなわち、図
13に示す閲覧プログラムPは、図5に示す閲覧プログ
ラムPに、更に、見積表示部品格納手段40内の第l番
目のプログラムP4lと、データ出力部品格納手段50
内の第m番目のプログラムP5mと、商品登録部品格納
手段60内の第n番目のプログラムP6nと、を合成す
ることにより作成された閲覧プログラムである。6つの
プログラムP1i,P2j,P3k,P4l,P5m,
P6nは、いずれも電子カタログCに対してアクセスを
行いながら、それぞれが担当する所定の処理を実行する
機能を有している。ここでもやはり、個々の部品を構成
するプログラムは、それぞれ独立して電子カタログCへ
のアクセスを行い、それぞれ独立して担当処理を実行す
る機能を有しており、しかも、1つの部品となるプログ
ラムから別な部品となるプログラムに対して、レコード
識別子が受け渡される。この例では、見積表示プログラ
ムP4l、データ出力プログラムP5m、商品登録プロ
グラムP6nは、いずれも検索結果表示プログラムP2
jが出力したレコード識別子(閲覧者が指定した商品の
レコード識別子)の引き渡しを受けて、それぞれ担当処
理を実行することになる。結局、6つのプログラムP1
i,P2j,P3k,P4l,P5m,P6nは、それ
ぞれ独立して担当処理を実行する機能を有しているもの
の、各プログラム間ではレコード識別子の受け渡しが行
われるようになっているため、閲覧プログラムP全体と
しては、協働した機能を果たすことが可能になる。
【0041】なお、図13に示す例では、検索結果表示
プログラムP2jからは、4つのプログラムP3k,P
4l,P5m,P6nのいずれかに移行することが可能
である。したがって、検索結果表示プログラムP2jか
ら、いずれのプログラムに移行するかを、閲覧者に指示
させるための指示入力方法を用意しておく必要がある。
具体的には、たとえば、図8や図9に示す検索結果表示
画面上の空き領域に、「詳細表示」、「見積表示」、
「データ出力」、「商品登録」なる4つのボタンを表示
するようにしておき、いずれかのボタンをマウスクリッ
クさせることにより、指示入力を受け付けるようにして
おけばよい。もちろん、メニューから選択させる等、他
の方法で指示入力を受け付けることも可能である。以
下、この図12に示す実施形態において新たに加わった
各部品としてのプログラムを順に説明する。
【0042】(1) 見積表示プログラム 見積表示部品格納手段40内に用意される見積表示プロ
グラムは、電子カタログCを構成するデータベースをア
クセスし、検索結果表示プログラムによって出力された
レコード識別子によって特定されるレコードについて、
少なくとも商品名および単価の表示に必要なフィールド
のデータを抽出し、抽出したデータに基づいて商品名お
よび単価が記入されたリストを表示し、リスト中の各商
品について閲覧者から数量の入力を受け、単価および数
量を用いて合計見積額を演算して表示する機能を有す
る。
【0043】ここでは、この見積表示プログラムによっ
て実現される処理内容を、閲覧者に提示されるディスプ
レイ画面を用いて例示しておく。たとえば、検索結果表
示プログラムP2jによって、図8あるいは図9に示す
ような検索結果表示画面が示されている状態において、
閲覧者が、この表示画面上で、「○○鉛筆」,「××鉛
筆」,「デッサン2号」なる3つの商品をマウスクリッ
クなどで指定した後、見積表示を行うべき旨の指示(た
とえば、検索結果表示画面上に設けられた「見積表示」
ボタンのクリック操作)を与えたとしよう。すると、検
索結果表示プログラムP2jから見積表示プログラムP
4lに対して、「0001」,「0002」,「000
4」なる3つのレコード識別子が引き渡されることにな
る。その結果、閲覧者に対しては、図14に示すような
見積表示画面が提示される。この画面は、見積表示プロ
グラムP4lが、「0001」,「0002」,「00
04」なる3つのレコード識別子で特定される3つのレ
コードについて、商品名、型番、単価(価格)のフィー
ルドデータを抽出して表示したリストになっている。し
かも、このリストには、リスト中の各商品について閲覧
者から数量の入力を受け付けるための入力欄と、単価お
よび数量を乗じて算出された各商品ごとの金額および合
計見積額を表示するための演算値表示欄とが設けられて
いる。閲覧者が、数量欄にそれぞれ注文数量を入力し
て、計算ボタンをクリックすると、見積表示画面は図1
5に示すように変化する。これは、見積表示プログラム
P4lにより、所定の演算が行われ、その結果が演算値
表示欄に表示されたためである。
【0044】(2) データ出力プログラム データ出力部品格納手段50内に用意されるデータ出力
プログラムは、電子カタログCを構成するデータベース
をアクセスし、検索結果表示プログラムによって出力さ
れたレコード識別子によって特定されるレコードについ
て、閲覧者が指定した所定のフィールドのデータを抽出
し、この抽出したデータを閲覧者が指定した所定の形式
で出力する機能を有する。
【0045】ここでは、このデータ出力プログラムによ
って実現される処理内容を、閲覧者に提示されるディス
プレイ画面を用いて例示しておく。たとえば、検索結果
表示プログラムP2jによって、図8あるいは図9に示
すような検索結果表示画面が示されている状態におい
て、閲覧者が、この表示画面上で、「○○鉛筆」なる商
品をマウスクリックなどで指定した後、データ出力を行
うべき旨の指示(たとえば、検索結果表示画面上に設け
られた「データ出力」ボタンのクリック操作)を与えた
としよう。すると、検索結果表示プログラムP2jから
データ出力プログラムP5mに対して、「0001」な
るレコード識別子が引き渡されることになる。その結
果、閲覧者に対しては、図16に示すようなデータ出力
画面が提示される。この画面は、データ出力プログラム
P5mが、「0001」なるレコード識別子で特定され
るレコードについて、商品名および型番のフィールドデ
ータを抽出して表示した画面になっている。しかも、こ
の画面には、出力対象項目(出力対象となるフィール
ド)を、データの種類によって指定するための入力欄
(図16の左下欄)と、データの出力形式を指定するた
めの入力欄(図16の右下欄)とが設けられている。
【0046】閲覧者は、この画面により、出力対象商品
が「○○鉛筆」であることを確認した後、左下欄の必要
箇所にマウスクリック操作などでチェックを入れて出力
対象項目を指定し、右下欄の出力形式のいずれかをマウ
スクリック操作などで選択する。図示の状態は、閲覧者
が、「テキスト」および「図表」なる出力対象項目にチ
ェックを入れるとともに、出力形式として「ファイル」
を選択した状態である。出力対象項目は、図4に示した
5種類のデータに対応しており、チェックした項目に記
されているデータ形式のフィールドデータが出力対象項
目として選択されることになる。図16のように、「テ
キスト」および「図表」なる出力対象項目にチェックを
入れた場合、図2のようなデータベースファイルから
は、テキストデータ形式のフィールドである「レコード
番号」,「商品名」,「型番」,「価格」,「寸法」の
データと、図表形式のフィールドである「寸法図」のデ
ータとが出力対象項目となる。したがって、具体的に
は、「○○鉛筆」についての、これらのフィールドデー
タが出力されることになる。出力形式として、「ファイ
ル」を選択した場合には、デジタルデータからなるファ
イルの形式での出力が行われ、「印刷」を選択した場合
には、プリンタから紙面上にデータ出力が行われる。
【0047】(3) 商品登録プログラム 商品登録部品格納手段60内に用意される商品登録プロ
グラムは、電子カタログCを構成するデータベースをア
クセスし、検索結果表示プログラムによって出力された
レコード識別子によって特定されるレコードについて、
少なくとも商品名の表示に必要なフィールドのデータを
抽出し、抽出したデータに基づいて商品名が記入された
リストを表示し、当該リストに掲載されている全部もし
くは閲覧者が指定した一部の商品についてのレコード識
別子を所定のグループに対応づける登録情報を生成して
記録する登録機能と、閲覧者から特定のグループを指定
する入力があったときに、登録情報を参照して特定のグ
ループに対応づけられているレコード識別子によって示
されるレコードの少なくとも商品名を表示する登録内容
表示機能と、を有する。
【0048】ここでは、このデータ出力プログラムによ
って実現される処理内容を、閲覧者に提示されるディス
プレイ画面を用いて例示しておく。たとえば、検索結果
表示プログラムP2jによって、図8あるいは図9に示
すような検索結果表示画面が示されている状態におい
て、閲覧者が、この表示画面上で、「○○鉛筆」,「×
×鉛筆」,「デッサン2号」なる3つの商品をマウスク
リックなどで指定した後、商品登録を行うべき旨の指示
(たとえば、検索結果表示画面上に設けられた「商品登
録」ボタンのクリック操作)を与えたとしよう。する
と、検索結果表示プログラムP2jから商品登録プログ
ラムP6nに対して、「0001」,「0002」,
「0004」なる3つのレコード識別子が引き渡される
ことになる。その結果、閲覧者に対しては、図17に示
すような商品登録画面が提示される。この画面の左半分
は、商品登録プログラムP6nが、「0001」,「0
002」,「0004」なる3つのレコード識別子で特
定される3つのレコードについて、商品名および型番の
フィールドデータを抽出して表示したリストになってい
る。一方、この画面の右半分は、左半分のリストに示さ
れている商品を、いずれのグループに登録するかを入力
させるための入力操作部になっている。図示の例では、
グループ1〜5の5つのグループのいずれかをマウスク
リックなどで選択するような構成になっており、グルー
プ1が選択された状態が示されている。閲覧者が、この
状態で、登録ボタンをクリックすると、「0001」,
「0002」,「0004」なる3つのレコード識別子
を、グループ1に対応づける登録情報が生成され、所定
の記録場所に記録される。すなわち、「○○鉛筆」,
「××鉛筆」,「デッサン2号」なる3つの商品を、グ
ループ1として登録する処理が行われたことになる。
【0049】こうして、登録処理を行っておけば、閲覧
者は、いつでも特定のグループに登録した商品を確認す
ることができる。具体的には、所定の登録内容確認画面
(図示されていない)において、グループ1を指定する
入力を行うと、記録されていた登録情報により、「00
01」,「0002」,「0004」なる3つのレコー
ド識別子が認識できるので、これらのレコードのたとえ
ば商品名のフィールドデータを表示させるような処理を
行えば、閲覧者は、グループ1として登録されていた商
品が、「○○鉛筆」,「××鉛筆」,「デッサン2号」
なる3つの商品であることを確認することができる。こ
のような商品登録機能は、閲覧者が、購入予定としてい
る商品を一時的に記録しておく用途に利用できる。ま
た、自分が気に入った商品をお薦め品として登録するよ
うなことも可能である。
【0050】なお、登録情報を、電子カタログC内に記
録するようにしておけば、商品検索プログラムによる検
索処理を行う際に、この登録情報の内容を参照すること
が可能になり、グループに関する検索を行うことができ
るようになる。たとえば、上述の例において、「000
1」,「0002」,「0004」なる3つのレコード
識別子を、グループ1に対応づける登録情報を電子カタ
ログC内に記録しておけば、商品検索プログラムによる
検索処理において、「グループ1に登録した商品」とい
った条件で検索を行うことができるようになる。また、
上述の例では、図17の左半分のリストに掲載された全
商品を所定のグループに一括して登録する操作を行って
いるが、このリストに掲載されている商品のうち、閲覧
者が指定した一部の商品を所定のグループに登録できる
ようにしてもかまわない。たとえば、図17の左半分の
リスト上で、閲覧者が「○○鉛筆」および「××鉛筆」
をクリックして選択し、所定の登録グループ名を指定
し、登録ボタンをクリックすることにより、選択された
「○○鉛筆」および「××鉛筆」のみを当該所定のグル
ープに登録することが可能になる。
【0051】§4.その他の変形例 (1) プログラム間の移行方法 図5に示す例では、商品検索プログラムP1i→検索結
果表示プログラムP2j→詳細情報表示プログラムP3
kなる順番で移行し、また、図13に示す例では、商品
検索プログラムP1i→検索結果表示プログラムP2j
と移行した後、閲覧者の指示に応じて、4つのプログラ
ムP3k,P4l,P5m,P6nに分岐移行していた
が、個々の部品となるプログラム間の移行方法は、必ず
しもこのような方法に限定されるものではない。たとえ
ば、図13に示す例において、詳細情報表示プログラム
P3kから、見積表示プログラムP4l、データ出力プ
ログラムP5m、商品登録プログラムP6nに移行する
ようにしてもかまわない。この場合、検索結果表示プロ
グラムP2jから、詳細情報表示プログラムP3kを経
由して、見積表示プログラムP4l、またはデータ出力
プログラムP5m、または商品登録プログラムP6nに
移行することになるが、移行後のプログラムに引き渡す
レコード識別子は、検索結果表示プログラムP2jが出
力したものをそのまま用いればよい。たとえば、図10
や図11に示す詳細情報表示画面に、「データ出力」な
るボタンを設けておけば、このボタンをクリックするこ
とにより、詳細情報表示プログラムP3kからデータ出
力プログラムP5mへと移行することが可能になるが、
この場合、データ出力プログラムP5mには、「000
2」なるレコード識別子(図10や図11に示す詳細情
報表示画面に移行する際に、検索結果表示プログラムP
2jから出力されたレコード識別子)をそのまま引き渡
せばよい。
【0052】もちろん、上述したプロセスとは逆向きの
移行も可能である。このように、種々の部品としてのプ
ログラム間の移行を閲覧者に指示させるためには、実用
上は、移行のためのボタンを表示画面上に設けておくと
か、移行のためのコマンドメニューを用意するとか、特
定の表示対象のダブルクリック操作を特定のプログラム
への移行指示と定めておくとか、種々の工夫を行う必要
があるが、ここでは、これらの工夫についての詳しい説
明は省略する。
【0053】(2) プログラムのカスタマイズ これまでの実施形態では、プログラム合成手段100
は、個々の部品となるプログラムを選択し、選択したプ
ログラムを合成して閲覧プログラムPを作成する機能を
もった手段として説明したが、実用上は、更に、選択し
たプログラムに対して、オペレータの指示に基づくカス
タマイズを行う機能を備えるようにするのが好ましい。
具体的には、画面表示の対象となるフィールドデータの
取捨選択およびフィールドデータの表示位置に関するカ
スタマイズを行う機能をもたせておくとよい。
【0054】たとえば、図6に示す表示画面を利用した
商品検索プログラムに対してカスタマイズを行う場合、
最も上の階層の内容を表示するウインドウW1の表示位
置を任意の位置に設定することが可能であり、また、ウ
インドウW1,W2,W3の重なり具合を調整するカス
タマイズも可能である。あるいは、図7に示す表示画面
については、各コラムC1,C2,C3の幅などをカス
タマイズできるようにしてもよい。また、図8,図9に
示す検索結果表示画面や、図10,図11に示す商品情
報表示画面においても、各ウインドウの表示位置をカス
タマイズすることが可能である。また、表示対象となる
項目(フィールド)に関するカスタマイズも可能であ
る。たとえば、図8に示す表示画面では、商品名,型
番,価格,寸法の順に項目が表示されているが、これら
の項目の表示順序を変更することができるようにしても
よいし、寸法なる項目を削除するなど、表示対象となる
項目自体を取捨選択できるようにしてもよい。同様に、
図9に示す表示画面では、検索結果となる商品を2×2
のマトリックス状に並べて表示するようにしているが、
3×3のマトリックス状に並べた表示とするようなカス
タマイズも可能である。図10,図11に示す商品情報
表示画面のカスタマイズに関しても全く同様である。こ
の他、表示対象となる各項目の文字列についての表示サ
イズ、フォント、書体などを指定するカスタマイズも可
能であるし、円,cmといった単位の有無やカンマの有
無、画像データの表示倍率や縦横比を変更するようなカ
スタマイズも可能である。もちろん、プログラム間の移
行を閲覧者に指示させるために設けるボタンの形状や配
置などについてのカスタマイズも可能である。
【0055】(3) 個々の部品の種類 これまで述べた実施形態では、各格納手段内にはいずれ
も複数種類の部品(プログラム)が用意されていた。た
とえば、図12に示す例では、6つの格納手段10〜6
0のそれぞれについて、いずれも3種類の部品が用意さ
れている。部品の数を増やせば、それだけ組み合わせの
バリエーションも増え、閲覧プログラムPの自由度が向
上することになる。ただ、本発明を実施する上では、必
ずしもすべての格納手段内に複数の部品を用意する必要
はない。たとえば、図12に示す例において、いくつか
の格納手段内には、単一の部品(プログラム)しか用意
されていなかったとしても、当該格納手段に関する部品
の選択方法が1通りに限定されるだけであり、本発明の
実施に支障は生じない。
【0056】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る電子カタロ
グ用閲覧プログラムの作成装置によれば、発行者の要望
に応じた形式の閲覧プログラムを効率良く制作すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な実施形態に係る電子カタログ
用閲覧プログラムの作成装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す電子カタログCに含まれているデー
タベースファイルの一例を示す図である。
【図3】図1に示す電子カタログCに含まれている階層
構造テーブルの一例を示す図である。
【図4】図1に示す電子カタログCに収録される商品に
関する情報の具体的なデータ例を示す図である。
【図5】図1に示す基本的な実施形態に係る電子カタロ
グ用閲覧プログラムの作成装置によって作成された閲覧
プログラムPの構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示す商品検索部品格納手段10内に用意
される商品検索プログラムによる商品検索画面の一例を
示す図である。
【図7】図1に示す商品検索部品格納手段10内に用意
される商品検索プログラムによる商品検索画面の別な一
例を示す図である。
【図8】図1に示す検索結果表示部品格納手段20内に
用意される検索結果表示プログラムによる検索結果表示
画面の一例を示す図である。
【図9】図1に示す検索結果表示部品格納手段20内に
用意される検索結果表示プログラムによる検索結果表示
画面の別な一例を示す図である。
【図10】図1に示す詳細情報表示部品格納手段30内
に用意される詳細情報表示プログラムによる詳細情報表
示画面の一例を示す図である。
【図11】図1に示す詳細情報表示部品格納手段30内
に用意される詳細情報表示プログラムによる詳細情報表
示画面の別な一例を示す図である。
【図12】本発明の別な実施形態に係る電子カタログ用
閲覧プログラムの作成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】図12に示す実施形態に係る電子カタログ用
閲覧プログラムの作成装置によって作成された閲覧プロ
グラムPの構成を示すブロック図である。
【図14】図12に示す見積表示部品格納手段40内に
用意される見積表示プログラムによる見積表示画面の第
1の状態を示す図である。
【図15】図12に示す見積表示部品格納手段40内に
用意される見積表示プログラムによる見積表示画面の第
2の状態を示す図である。
【図16】図12に示すデータ出力部品格納手段50内
に用意されるデータ出力プログラムによるデータ出力画
面の一例を示す図である。
【図17】図12に示す商品登録部品格納手段60内に
用意される商品登録プログラムによる商品登録画面の一
例を示す図である。
【符号の説明】
10…商品検索部品格納手段 20…検索結果表示部品格納手段 30…詳細情報表示部品格納手段 40…見積表示部品格納手段 50…データ出力部品格納手段 60…商品登録部品格納手段 100…プログラム合成手段 C…電子カタログ C1〜C3…コラム P…閲覧プログラム P11〜P13,P1i…商品検索プログラム P21〜P23,P2j…検索結果表示プログラム P31〜P33,P3k…詳細情報表示プログラム P41〜P43,P4l…見積表示プログラム P51〜P53,P5m…データ出力プログラム P61〜P63,P6n…商品登録プログラム W1〜W9…ウインドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根上 俊幸 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND34 PQ02 PQ32 PQ42 UU38 5B076 DD06 DD10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1商品を1レコードとし各商品について
    の各掲載対象項目を各フィールドとするデータ構造をも
    つデータベースとして提供された電子カタログを閲覧す
    るためのプログラムを作成する装置であって、 閲覧者の指示に基づいて前記データベースを検索し、検
    索された商品を特定するためのレコード識別子を出力す
    る機能を有する商品検索プログラムを1つの部品として
    格納した商品検索部品格納手段と、 前記データベースをアクセスし、前記商品検索プログラ
    ムによって出力されたレコード識別子によって特定され
    るレコードについて、所定のフィールドのデータを抽出
    し、抽出したデータを検索結果として表示し、表示され
    たレコードのうち閲覧者が指定したレコードについての
    レコード識別子を出力する機能を有する検索結果表示プ
    ログラムを1つの部品として格納した検索結果表示部品
    格納手段と、 前記データベースをアクセスし、前記検索結果表示プロ
    グラムによって出力されたレコード識別子によって特定
    されるレコードについて、所定のフィールドのデータを
    抽出し、抽出したデータを閲覧者が指定した商品に関す
    る詳細情報として表示する機能を有する詳細情報表示プ
    ログラムを1つの部品として格納した詳細情報表示部品
    格納手段と、 オペレータの指示に基づいて、前記商品検索部品格納手
    段内に部品として格納されている1つのプログラムを選
    択し、前記検索結果表示部品格納手段内に部品として格
    納されている1つのプログラムを選択し、前記詳細情報
    表示部品格納手段内に部品として格納されている1つの
    プログラムを選択し、選択されたプログラムを合成する
    ことにより、前記データベースとして提供された電子カ
    タログを閲覧するための閲覧プログラムを作成するプロ
    グラム合成手段と、 を備えることを特徴とする電子カタログ用閲覧プログラ
    ムの作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の作成装置において、 電子カタログを構成するデータベースをアクセスし、検
    索結果表示プログラムによって出力されたレコード識別
    子によって特定されるレコードについて、少なくとも商
    品名および単価の表示に必要なフィールドのデータを抽
    出し、抽出したデータに基づいて商品名および単価が記
    入されたリストを表示し、リスト中の各商品について数
    量の入力を受け、単価および数量を用いて合計見積額を
    演算して表示する機能を有する見積表示プログラムを1
    つの部品として格納した見積表示部品格納手段を更に備
    え、 プログラム合成手段が、オペレータの指示に基づいて、
    前記見積表示部品格納手段内に部品として格納されてい
    る1つのプログラムを選択し、選択したプログラムを更
    に含む閲覧プログラムを作成する機能を有することを特
    徴とする電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の作成装置にお
    いて、 電子カタログを構成するデータベースをアクセスし、検
    索結果表示プログラムによって出力されたレコード識別
    子によって特定されるレコードについて、閲覧者が指定
    した所定のフィールドのデータを抽出し、この抽出した
    データを閲覧者が指定した所定の形式で出力する機能を
    有するデータ出力プログラムを1つの部品として格納し
    たデータ出力部品格納手段を更に備え、 プログラム合成手段が、オペレータの指示に基づいて、
    前記データ出力部品格納手段内に部品として格納されて
    いる1つのプログラムを選択し、選択したプログラムを
    更に含む閲覧プログラムを作成する機能を有することを
    特徴とする電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の作成装
    置において、 電子カタログを構成するデータベースをアクセスし、検
    索結果表示プログラムによって出力されたレコード識別
    子によって特定されるレコードについて、少なくとも商
    品名の表示に必要なフィールドのデータを抽出し、抽出
    したデータに基づいて商品名が記入されたリストを表示
    し、当該リストに掲載されている全部もしくは閲覧者が
    指定した一部の商品についてのレコード識別子を所定の
    グループに対応づける登録情報を生成して記録する登録
    機能と、閲覧者から特定のグループを指定する入力があ
    ったときに、前記登録情報を参照して前記特定のグルー
    プに対応づけられているレコード識別子によって示され
    るレコードの少なくとも商品名を表示する登録内容表示
    機能と、を有する商品登録プログラムを1つの部品とし
    て格納した商品登録部品格納手段を更に備え、 プログラム合成手段が、オペレータの指示に基づいて、
    前記商品登録部品格納手段内に部品として格納されてい
    る1つのプログラムを選択し、選択したプログラムを更
    に含む閲覧プログラムを作成する機能を有することを特
    徴とする電子カタログ用閲覧プログラムの作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の作成装置において、 商品検索部品格納手段内に格納される商品検索プログラ
    ムが、登録情報の内容を参照することによりグループに
    関する検索を行う機能を有することを特徴とする電子カ
    タログ用閲覧プログラムの作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかに記載の作成装
    置において、 見積表示プログラム、データ出力プログラム、または商
    品登録プログラムとして、検索結果表示プログラムおよ
    び詳細情報表示プログラムのいずれからでも移行可能な
    プログラムを用意したことを特徴とする電子カタログ用
    閲覧プログラムの作成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の作成装
    置において、 商品検索部品格納手段内に格納される商品検索プログラ
    ムが、電子カタログを構成するデータベースに含まれて
    いる「各レコードの階層構造を定義した階層構造テーブ
    ル」を利用して、特定の商品を検索する機能を有するこ
    とを特徴とする電子カタログ用閲覧プログラムの作成装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の作成装
    置において、 プログラム合成手段が、選択したプログラムに対して、
    オペレータの指示に基づくカスタマイズを行う機能を備
    えることを特徴とする電子カタログ用閲覧プログラムの
    作成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の作成装置において、 プログラム合成手段が、画面表示の対象となるフィール
    ドデータの取捨選択およびフィールドデータの表示位置
    に関するカスタマイズを行うことを特徴とする電子カタ
    ログ用閲覧プログラムの作成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の電子
    カタログ用閲覧プログラムの作成装置としてコンピュー
    タを機能させるためのプログラムまたは当該プログラム
    を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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