JPWO2010032325A1 - 流体物小分け装置 - Google Patents

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Abstract

流体物小分け装置は、吸引孔及び吐出孔を有すると共に閉塞前壁と後端開口まで筒状に形成された外弁と、この外弁に後端開口から閉塞前壁に向かって嵌入すると共に嵌合周壁に吸引孔及び吐出孔に選択的に連通する連通孔を有しかつ閉塞内端と開口外端まで筒状に形成された回動内弁と、回動内弁に開口外端から閉塞内端に向かって密嵌合状態に挿嵌すると共に挿入先端面と閉塞内端の内壁面の間で画定される回動内弁の収容室の容積を調整することができるように該回動内弁に固定される栓部材とを備え、外弁の外周壁の上部側と内弁の嵌合周壁の上部側には、空気抜き孔がそれぞれ形成され、流体物小分け装置の部品点数の削減化ができる。

Description

本発明は、スープ類、果物飲料、マヨネーズ、トマトケチャップ、ソース類等の流体物を小容器に供給する流体物小分け装置に関する。
特許文献1と特許文献2には、「上端開口から流体物を受け入れるホッパーと、外周壁の上部側に前記ホッパーの下端開口に連通する吸引孔及び前記外周壁の下部側に前記流体物を外部に排出する吐出孔とを有すると共に、閉塞前壁と後端開口まで筒状に形成された外弁と、この外弁に前記後端開口から前記閉塞前壁に向かって嵌入するすると共に、嵌合周壁に前記吸引孔及び吐出孔に選択的に連通する連通孔を有すると共に、閉塞内端と開口外端まで筒状に形成された回動内弁と、この回動内弁に前記開口外端から前記閉塞内端に向かって密嵌合状態に挿嵌するピストンを有する押出し棒と、前記回動内弁を周方向に所定量回動させることができるようにフレームに配設された第1駆動モータと、一方、前記押出し棒を進退動させることができるように前記フレームに配設された第2駆動モータと、前記装置本体に設けられ、かつ前記第1駆動モータ及び第2駆動モータの回転駆動を制御する制御部とを備えた流体物(具入りスープ類)小分け装置」が開示されている。
上記構成の流体物小分け装置は、定量筒体の回動内弁が、第1駆動モータの駆動力により所定量回動すると、その連通孔が固定外弁の吐出孔に連通し、この連通状態の時にピストンを有する押出し棒が第2駆動モータの駆動力により固定外弁の閉塞前壁へと前進するので、回動内弁の収容室に収容されている具入りスープ類等の所定量の流体物は、前記ピストンの押圧力によって外部容器へと排出されるという利点がある。
しかしながら、該流体物小分け装置は、ピストンを有する押出し棒を前進・後退させる第2駆動モータを必要とするので、部品点数(第2駆動モータ、動力伝達部材、取付け用フレーム等)が多く成ると共に、装置が大型化するという問題点があった。
また、特許文献3には、「筒状の容器本体(11)と、容器本体の一端に設けられた端壁(11a)の外面から突設された排出口(14)と、容器本体の内部に密閉状態で嵌合されるとともに容器本体の軸線方向に摺動可能に配置されて容積可変の内容物収納室(16)を画定する栓部材(12)と、排出口に着脱可能に取り付けられた栓部材(15)とを備えた容積可変容器(10)」が記載されている(符号は公報に記載のもの)。
この特許文献3に記載の容積可変容器は、例えば孔版印刷のインキ容器として用いられる。付言すると、このインキ容器は、通常、版胴へ着脱自在に装着されるカートリッジタイプとなっており、このインキ容器から印刷用インキが版胴内に供給されるものであり、本願発明と全く異なる技術分野のものである。
特許第3267964号公報 特許第3245587号公報 特開2001−171759号公報
本発明の所期の目的は、スープ類、果物飲料、マヨネーズ、トマトケチャップ、ソース類等の流体物を小容器に供給する流体物小分け装置に於いて、部品点数を削減すると共に、ホッパー内の流体物を、弁部材を構成する内弁内へスムースに流れるようにすることである。第2の目的は、ホッパーから外弁を介して内弁内に流れ込んだ流体物が、内弁及び外弁の空気抜き孔から外部に漏れないようにすることである。第3の目的は、回動内弁の収容室の容積を容易に調整することができることである。
本発明の流体物小分け装置は、ホッパーの下端部に連結され、かつ吸引孔及び吐出孔を有すると共に閉塞前壁と後端開口まで筒状に形成された外弁6と、この外弁に後端開口から閉塞前壁に向かって嵌入すると共に嵌合周壁に吸引孔及び吐出孔に選択的に連通する連通孔を有しかつ閉塞内端と開口外端まで筒状に形成された回動内弁7と、回動内弁に開口外端から閉塞内端に向かって密嵌合状態に挿嵌すると共に挿入先端面と閉塞内端の内壁面の間で画定される回動内弁の収容室30の容積を調整することができるように該回動内弁に固定される栓部材8とを備え、外弁の外周壁の上部側と内弁の嵌合周壁の上部側には、空気抜き孔21、29がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
(a)スープ類、果物飲料、マヨネーズ、トマトケチャップ、ソース類等の流体物を小容器に供給する流体物小分け装置に於いて、部品点数を削減することができる。
(b)空気抜き孔を有するので、ホッパー内の流体物を、弁部材を構成する内弁内へスムースに流れる。
(c)外弁の外周壁の上部側の空気抜き孔に上方向に延伸するパイプが取付けられている場合には、内弁内に流れ込んだ流体物が、内弁及び外弁の空気抜き孔から外部に漏れない。
(d)栓部材は、回動内弁に対して、螺合挿嵌か又はスライド挿嵌かのいずれかの差し込み方式によって結合するので、回動内弁の収容室の容積を容易に調整することができる。
図1乃至図10は本発明の最良の実施例を示す各説明図。図11は第1実施例の栓部材8に目盛りを設けた説明図。図12及び図13は本発明の第2実施例を示す各説明図。
流体物の一例としてのスープ類の小分け装置を右側面から示した概略説明図 要部(ホッパー、外弁、パイプ)の斜視からの概略説明図。 要部(回動内弁、栓部材)の斜視からの概略説明図。 主要部の概念的説明図。 主要部の概略断面説明図。 外弁に回動内弁を嵌入した状態の概念的説明図。 図6に於いて、回動内弁に栓部材を位置調整しながら挿嵌した概念的説明図。 要部(電気式駆動源、動力伝達手段、係合手段の一部)の斜視からの概略説明図。 要部(係合手段)の概略説明図。 作用を示す概略説明図。 第1実施例の栓部材8に目盛りを設けた説明図。 本発明の第2実施例を示す要部の説明図(栓部材8Aを挿嵌する前)。 第2実施例を示す要部の説明図(栓部材8Aを挿嵌した状態)。
符号の説明
X…流体物小分け装置、1…機体、2…水平支持板、3…縦型制御箱、4…環状型支持枠、5…ホッパー、6…外弁、6a…外周壁、7…回動内弁、7a…嵌合周壁、8…栓部材、8a…周胴外壁、9…電気式駆動源、10…動力伝達手段、11…係合手段、12…制御部、13…流体物、14…ホッパー用蓋体、15…上端開口、16…下端開口、17…吸引孔、18…吐出孔、19…閉塞前壁、20…後端開口、21…外弁空気抜き孔、23…パイプ、25…連通孔(開口)、26…閉塞内端、27…開口外端、28…メネジ、29…内弁空気抜き孔、30…収容室、32…パッキン、33…オネジ、34…軸受け、35…駆動歯車、36…伝動歯車、40…小容器。
以下、図1乃至図10に示す本発明を実施するための最良の形態(第1実施例)により説明する。
(1)発明の実施の環境
図1は、流体物の一例としてのスープ類の小分け装置Xを右側面から示した概略説明図である。この流体物小分け装置Xは、床面や台に載置される水平支持板2を含む支持台型の機体1と、この機体の前記水平支持板2の後方部側の上面に設けられた縦型制御箱3と、該縦型制御箱の前面に一体的に設けられた環状型支持枠4と、この環状型支持枠に着脱自在に装着するホッパー5と、前記上部水平板の前方部側と前記環状型支持体の下面との間に位置するように上部水平板上に固定的に装着されると共に、その吸引孔が前記ホッパー5の下端開口に連通する外弁6と、この外弁の内部に組み込まれた回動内弁7と、この回動内弁の内部に位置調整可能に組み込まれた栓部材8と、前記上部水平板2の後方部側に固定的に配設された電気式駆動源9と、この駆動源の駆動力が前記回動内弁7に伝達するように、該駆動源の出力軸から回動内弁7の外端部に亘って設けられた動力伝達手段10乃至係合手段11とから成り、前記縦型制御箱3内に設けられた制御部12は、前記電気式駆動源9の回転駆動を制御する。以下、本発明の特定要件について順次説明するが、機体1や本発明の特定要件に関係のない事項は、その詳細説明を割愛する。
(2)ホッパー5
図1で示すように、ホッパー5は、環状支持枠4に支持された状態で、かつ外弁6の吸引孔を形成する突壁状の連結部分に図示しない連結手段を介して着脱自在に取付けられる。また、ホッパー5の上端開口は、ホッパー5内に入れた流体物13が酸化しないようにホッパー用蓋体14で閉じられる。しかして、図2で示すように、ホッパー5は、上端開口15の長筒状部5aと、この長筒状部の下端部に連設するすり鉢状部分5bと、このすり鉢状部分に連設する小さな下端開口16を有する短筒状部分5cとから成る。
なお、前記短筒状部分5cには、例えば連結用のフランジ部を周設しても良い。また、ホッパー5にはホッパー用蓋体14が自在にセットされるが、該蓋体14の上面には、図示しない攪拌用駆動源の出力軸と嵌合凹所等が設けられ、該凹所等に垂下する図示しない回転軸に複数個の攪拌羽が設けられている。
(3)環状支持枠4
環状支持枠4は、図1で示すように、機体1の水平支持板2の上方に所要空間を有して制御箱3の前面に突出状態に取付けられている。環状支持枠4の詳細図面については割愛するが、該環状支持枠4は、枠状固定フレームと、この固定フレームに一端部が枢着された枠状の開閉フレームとから成り、これらのフレームで構成された内部空間内には、図示しないユニット型の冷却手段又は加熱手段で設けられている。
(4)主要部−外弁6
以下、流体物小分け装置Xの主要部を説明する。まず、図2はホッパー5の下方に位置する外弁6の外観構成を示す。また、図4は外弁6の説明図である。図2及び図4を参照にすると、本実施例の外弁6は、一端開口の横長筒状体(円筒体)である。すなわち、外弁6は、その外周壁6aの上部側にホッパー5の下端開口16に連通する吸引孔17及び前記外周壁6aの下部側に流体物13を外部に排出する吐出孔18を有すると共に、閉塞前壁19と後端開口20までやや長筒状に形成されている。しかして、前記吸引孔17及び吐出孔18は、外弁6の閉塞前壁19付近に形成されている。また、外弁6の外周壁6aの上部側であって前記吸引孔17寄りの部位(中央部或は中央部寄りの部位)には、外弁空気抜き孔21が形成されている。
ところで、本実施例では、外弁空気抜き孔21を形成する筒状突起部には、上方向に延伸すると共に適宜に折り曲げ形成されたパイプ23が取付けられている。このパイプ23は、ホッパーから外弁を介して回動内弁内に流れ込んだ流体物が、回動内弁及び外弁の空気抜き孔から外部に漏れないようにするためである。また、特に符号を付さないが、前記吸引孔17、吐出孔18及び外弁空気抜き孔21は、連結機能やフイルター部材の装着性を考慮して任意の筒状突起部となっている。また、外弁6の外周壁6aには、単数又は複数のパッキンが装着されている。
(5)主要部−回動内弁7と栓部材8
次に、図3及び図4を参照にして、回動内弁7の構成を説明する。一端開口の横長筒状体(円筒体)の回動内弁7は、外弁6に後端開口20から閉塞前壁19に向かって嵌入するすると共に、その嵌合周壁7aに外弁6の吸引孔17及び吐出孔18に選択的に連通する連通孔(開口)25を有すると共に、その閉塞内端26と開口外端27まで所定長さの筒状に形成されている。回動内弁7及び外弁6は共に長筒状に形成されているが、回動内弁7は外弁6よりも多少長い。したがって、例えば図6で示すように、外弁6内に回動内弁7を組み込むと、回動内弁7のメネジ28を有する外端部は、外弁6の後端から突出する。
しかして、回動内弁7の連通孔25は、外弁6の吸引孔17及び吐出孔18の位置に符合するように閉塞内端26付近或は閉塞内端26寄りの部位に形成されている。また、回動内弁7の嵌合周壁7aの上部側であって、かつ中央部或は中央部寄りの部位には、外弁空気抜き孔21と連通する内弁空気抜き孔29が形成されている。外弁空気抜き孔21と連通する内弁空気抜き孔29は、外弁6の吸引孔17、回動内弁7の連通孔25等よりも小さい。これらの空気抜き孔21、29は、ホッパー5内の流体物13を、弁部材を構成する回動内弁7内へスムースに流れるようにするためである。
(6)主要部−栓部材8
一端開口の筒状栓部材8は、回動内弁7に、該回動内弁7の開口外端27から閉塞内端26に向かって密嵌合状態に挿嵌すると共に、その挿入先端面31と前記閉塞内端26の内壁面の間で画定される回動内弁7の収容室30の容積を調整することができるように該回動内弁7に螺着自在に固定される。したがって、本実施例の回動内弁7に栓部材8を螺着結合すると、「吐出量を調整することができる定量型内弁」が出来上がる。
しかして、筒状栓部材8の周胴外壁8aの先端部に周設した環状溝には、パッキン32が固定的に嵌め込まれている。また、前記周胴外壁8aの後端部には、回動内弁7の外端部のメネジ28と螺合するオネジ33が形成されている。
(7)主要部−加味的構成
本実施例の流体物小分け装置Xは、さらに駆動モータ9を備え、該駆動モータ9の駆動力は、動力伝達手段10及び該動力伝達手段を構成する伝動歯車と回動内弁7の外端部に亘って設けられた係合手段11を介して回動内弁側に伝達される。図8は、動力伝達手段10と係合手段11を構成する伝動歯車側の係合部を示す。図8で示すように、減速機付駆動モータ9の出力軸9aには、駆動歯車35が取付けられている。そして、この駆動歯車35には、図1で示すように機体1の水平支持板2の上面に垂直状態に固定した軸受け34を介して回動自在に設けられた伝動歯車36が噛合している。しかして、前記伝動歯車36の前面側には、複数個の係合切欠を有する短筒状のメス型係合部11aが設けられ、一方、回動内弁7の外端部の端面には、前記メス係合部11aに係合するオス型係合部11bが設けられている。
(8)作用
まず、流体物小分け装置Xの回動内弁7の収容室30の容積を変えたい場合には、図示しない目盛り(目盛り手段も含む)を参照にして、栓部材8を回転させながら調整する。図示しない目盛りは、例えば回動内弁7の後端部の周壁に適宜に設ける。次に、ホッパー5内に、例えば具入りスープ類等の流動物13を入れる。
図10は作用を示す概略説明図である。図10(a)は、ホッパー5の下端開口16に回動内弁7の連通孔25が連通状態の時に於いて、カップ、コップ等の小容器40を機体の下部水平支持台1aの上面に置いた場合を示す。流体物小分け装置Xが図10(a)で示す初期状態の時、ホッパー5内の流動物13は外弁6の吸引孔17並びに回動内弁7の連通孔25を介して回動内弁7の栓部材8で画定された収容室30へと所定量流れ込む。当然のことながら、外弁6の吐出孔18は回動内弁7の嵌合周壁7aによって閉じられている。また、この時、回動内弁7の空気は上部側の空気抜き孔乃至パイプを介して外部に出る。なお、初期状態の時には駆動モータは停止している。
図10の(b)は、駆動モータが制御部からの駆動信号に基づき起動し、回動内弁7が所定方向へ所定量回動している状態を示す。回動内弁7が回転すると、外弁6の吸引孔17は、回動内弁7の嵌合周壁7aによって閉じられる。
図10の(c)は、回動内弁7が、例えば180度回転して停止した所で駆動モータが制御部からの制御信号に基づき停止した状態を示す。回動内弁7が所定量回動すると、その連通孔25は下向きとなって外弁6の吐出孔18に連通する。したがって、回動内弁7の収容室30内の流動物13は、小容器40へと自然に流れ落ちる。
第1実施例の栓部材8の後端部外周には、「目盛り」が設けられていないが、望ましくは、図11で示すように、栓部材8の後端部外周に螺合挿嵌方向に目盛り44を設ける。
また、第1実施例の栓部材8は、回動内弁7に対して、「螺合挿嵌」する構成であるが、図12及び図13で示すように、「スライド挿嵌」する構成であっても良い。すなわち、図12で示すように、回動内弁7Aの後端部に軸線方向(挿嵌方向)に所定量の長孔42を形成し、一方、円筒状の栓部材8Aの先端部にネジ穴43を形成する。なお、この実施例では、栓部材8Aの後端部の外周面に螺合挿嵌方向に目盛り44が設けられている。
そこで、図13で示すように、回動内弁7Aに栓部材8Aを軸線方向に挿嵌しながら、かつ栓部材8Aの後端部の目盛り44を見ながら、回動内弁7Aの収納室30の容積を調整した後、固着具45を介して回動内弁7Aに栓部材8Aを固定する。このように、回動内弁7Aに対して栓部材8Aを摺動可能に位置調整しても、第1実施例の栓部材8と同様に回動内弁7Aの収納室30の容積を可変することができる。
本発明は、主にポンプ業界で製造され、例えば一般の需要者にスープ類を提供する食品サービス業の業界で利用される。

Claims (4)

  1. ホッパーの下端部に連結されかつ吸引孔及び吐出孔を有すると共に閉塞前壁と後端開口まで筒状に形成された外弁6と、この外弁に後端開口から閉塞前壁に向かって嵌入すると共に嵌合周壁に吸引孔及び吐出孔に選択的に連通する連通孔を有しかつ閉塞内端と開口外端まで筒状に形成された回動内弁7と、回動内弁に開口外端から閉塞内端に向かって密嵌合状態に挿嵌すると共に挿入先端面と閉塞内端の内壁面の間で画定される回動内弁の収容室30の容積を調整することができるように該回動内弁に固定される栓部材8とを備え、外弁の外周壁の上部側と内弁の嵌合周壁の上部側には、空気抜き孔21、29がそれぞれ形成されている流体物小分け装置。
  2. 請求項1に於いて、外弁の外周壁の上部側の空気抜き孔には、上方向に延伸するパイプが取付けられていることを特徴とする流体物小分け装置。
  3. 請求項1に於いて、栓部材は、その後端部外周に目盛りを有し、回動内弁に対して、螺合挿嵌か又はスライド挿嵌かのいずれかによって回動内弁の収容室の容積を調整することを特徴とする流体物小分け装置。
  4. 請求項1に於いて、流体物小分け装置は、さらに駆動モータを備え、該駆動モータの駆動力は、伝動歯車乃至係合手段を介して回動内弁側に伝達されることを特徴とする流体物小分け装置。
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