JPWO2010004786A1 - 電動機制御装置 - Google Patents

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Abstract

複数の評価基準を同時に評価し、高精度に動作できるよう、電動機または機械の制御対象の特性を把握し、制御部のパラメータを設定することができる電動機制御装置を提供する。電動機(1)と検出部(2)と制御部(3)と指令部(4)と機械(5)と、アナログ出力センサ部(6)とアナログ・ディジタル変換部(7)と周波数特性演算器(8)と単位校正部(10)と、相関度演算部(11)と相互相関度演算部(12)とを備え、電動機(1)または機械(5)の制御対象を含む電動機制御系の周波数特性や相関度を算出し、これを元に制御部(3)の設定パラメータを変更する。

Description

本発明は、半導体製造装置や工作機械、産業用ロボット等に用いられて位置決め制御や、プレス機、加工機等に用いられて押し付け制御などをする電動機制御装置に関する。
従来、例えば、日本公開公報、特開平03−217901号公報は、減衰の悪い振動モードを多数含む振動特性をもつ制御系であっても高精度かつ迅速に同定対象の伝達関数を決定するものである。同定対象の入出力信号は、所定通過周波数帯域のフィルタに入力され、所定のサンプリング周期でサンプリングされる。フィルタの通過周波数帯域の決定に関しては、同定対象の加速度等のデータからスペクトル解析手段でスペクトル解析を行ない、このスペクトル解析からフィルタ決定手段でフィルタの通過周波数帯域を決定する。また、フィルタ決定に対応してサンプリング周期決定手段によりサンプリング周期が決定される。フィルタを通過した入出力信号に対し周波数の同定が周波数特性算出手段で行われ、伝達関数決定手段で周波数特性を計算し、同定対象の伝達関数が決定される(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、例えば、日本公開公報、特開2003−61379号公報は、モータ制御装置の調整を最適なものとするために、制御対象を含む周波数特性を正しく測定および演算するものである。多軸構成のモータを同時に動作させ、各軸の加振の影響を分離した周波数特性と、これまで簡単に得られなかった各軸間の周波数特性を計測および演算する(例えば、特許文献2参照)。
特開平03−217901号公報(図1、図2、図3) 特開2003−61379号公報(図1、図2)
従来の第1の技術は、制御対象の特性を同定するようになっていて、評価基準を複数持っていないので、制御対象の特性を別の評価基準で評価しても対処できないという問題があった。
従来の第2の技術は、複数のサーボ系をなすモータ制御装置において、回転指令と回転センサの信号から周波数特性を演算ようになっていて評価基準を複数持っていないので、制御対象の特性を別の評価基準で評価しても対処できないという問題があった。
また、従来の第1、第2の技術は共に、電動機や制御対象の動作の評価を、動作量と音のように、複数の評価基準で評価する場合は、例えば音と電動機のトルクとの特性を把握していないので、制御部で制御できないというような問題もあった。また、複数の評価基準を切り替える場合にも、動作量などの単一の評価基準しか無いので、制御部で制御できないという問題があった。
本発明の電動機制御装置は、複数の評価基準を同時に評価し、もしくは、切り替えて評価する場合にも、高精度に動作できるよう、制御対象の特性を把握し、制御部のパラメータを設定することができることを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、指令信号を作成する指令部と、前記指令信号に基づいて電動機を駆動する制御部と、前記電動機が駆動する機械の動作量を検出し動作量検出信号を生成する検出部と、を備える電動機制御装置であって、単数もしくは複数のアナログ検出信号である物理量を出力するアナログ出力センサ部と、前記アナログ検出信号をディジタル検出信号に変換する単数もしくは複数のアナログ・ディジタル変換部と、前記アナログ検出信号と前記指令信号とを計測し、前記電動機または前記機械の制御対象を含む制御系の周波数特性を演算する周波数特性演算器と、を備えるものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記制御部は、前記アナログ検出信号の単位に合わせて、前記指令信号と前記ディジタル検出信号との差を無くすようにフィードバックループを備えるものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記アナログ出力センサ部は、音、歪、力、トルク、角度、角速度、角加速度、加速度、速度、変位の前記物理量を少なくとも1つ検出し、前記アナログ検出信号を出力するものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記電動機制御装置が、更に、前記アナログ出力センサ部の種類に合わせて単位を決定し、校正する単位校正部、を備えるものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記電動機制御装置が、更に、前記アナログ出力センサ部と前記アナログ・ディジタル変換部とから得るデータと、前記制御部から得るデータとを同期して検出し、収集する同期検出収集部、を備えるものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記周波数特性演算器は、前記動作量と前記指令信号とに基づいて前記周波数特性を算出するものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記電動機制御装置が、更に、前記動作量もしくは前記ディジタル検出信号と、前記指令信号との相関を演算する相関度演算部、を備えるものである。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記電動機制御装置が、更に、前記ディジタル検出信号と、前記動作量との相関度を演算する相互相関度演算部、備えるものである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8記載の発明における前記相互相関度演算部は、複数のディジタル検出信号のそれぞれの相関度を演算するものである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記電動機制御装置が、更に、前記電動機制御装置や前記周波数特性演算器の操作や、前記制御部のパラメータ表示および入出力を行う入出力部、を備えるものである。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記電動機制御装置が、前記周波数特性、前記物理量、前記動作量の少なくともいずれか1つに基づいて、前記制御部の設定パラメータを変更するものである。
本願の他の代表的な発明は、指令信号を作成する指令部と、前記指令信号に基づいて電動機を駆動する制御部と、前記電動機が駆動する機械の動作量を検出し動作量検出信号を生成する検出部と、を有する電動機制御装置の周波数特性算出方法において、広範囲な周波数成分を持つように前記指令部が指令信号を作成するステップと、前記指令信号に従って前記制御部が前記電動機を駆動するステップと、前記電動機の駆動にて発生する物理量をアナログ検出信号として計測するステップと、前記アナログ検出信号をディジタル検出信号に変換するステップと、前記指令信号と前記ディジタル検出信号に基づいて周波数特性を得るステップという手順である。
また、本願の他の代表的な発明は、指令信号を作成する指令部と、前記指令信号に基づいて電動機を駆動する制御部と、前記電動機が駆動する機械の動作量を検出し動作量検出信号を生成する検出部と、を有する電動機制御装置のパラメータ設定方法において、前記指令部が指令信号を作成するステップと、前記指令信号に従って前記制御部が前記電動機を駆動するステップと、前記電動機の駆動にて発生する物理量をアナログ検出信号として計測するステップと、前記アナログ検出信号をディジタル検出信号に変換するステップと、前記指令信号と前記ディジタル検出信号とを演算して周波数特性を得るステップと、周波数特性や物理量や動作量のいずれかから前記制御部の設定パラメータを変更するステップという手順である。
請求項1に記載の発明によると、アナログ出力センサ部を用いて、様々な物理量と、電動機の動作との周波数特性を把握することができ、様々な物理量と、電動機の動作との特性を把握することができる。また、アナログ出力センサ部を複数用いて、物理量を同時に複数収集したり、異なる単位の物理量を同時に収集したりすることができる。
また、請求項2に記載の発明によると、アナログ出力センサ部を用いて、様々な物理量を制御部にフィードバックして電動機を制御することができる。
また、請求項3に記載の発明によると、アナログ出力センサ部の物理量に音、歪、力、トルク、角度、角速度、角加速度、加速度、速度、もしくは変位などを用いることができる。
また、請求項4に記載の発明によると、様々な物理量のアナログ出力センサ部を選択しても、アナログ検出信号を物理量に単位に合わせて校正することができる。
また、請求項5に記載の発明によると、アナログ出力センサ部と、指令信号との位相関係を含めた周波数特性を求めることができる。また、動作量と物理量や、複数の物理量間の位相を含めた周波数特性を求めることができ、各信号情報間の相関の精度を向上することができる。
また、請求項6に記載の発明によると、アナログ出力センサ部が検出する物理量だけでなく、電動機や制御対象となる機械の動作量との周波数特性を把握することができ、同時に複数の性質を持つ情報から特性を評価することができる。
また、請求項7に記載の発明によると、指令信号と、アナログ出力センサ部が検出する物理量もしくは検出部の動作量との特性の関係を明らかにすることができる。
また、請求項8に記載の発明によると、アナログ出力センサ部が検出する物理量と検出部の動作量との特性の関係を明らかにすることができる。
また、請求項9に記載の発明によると、複数のアナログ出力センサ部が検出する物理量のそれぞれとの特性の関係を明らかにすることができる。
また、請求項10に記載の発明によると、電動機制御装置や周波数特性演算装置などの操作やパラメータ設定をすることができ、電動機制御装置の状態や、周波数特性、相関度などを表示して確認することができる。
また、請求項11に記載の発明によると、周波数特性を把握したうえで、これに基づき動作性能を変更できる制御部のパラメータを変更し、設定することができる。また、電動機制御装置を運転している状態で、発生した物理量や検出部が検出する動作量のいずれかを参照することができ、物理量もしくは動作量の特徴に基づき動作性能を変更できる制御部のパラメータを変更し、設定することができる。
本発明の第1実施例を示す電動機制御装置の概略構成図 本発明の第2実施例を示す電動機制御装置の概略構成図 本発明の第2実施例におけるステップ(STB5)の説明図 本発明の第3実施例を示す電動機制御装置の概略構成図 本発明の第5実施例を示す電動機制御装置の概略構成図 本発明の第6実施例を示す電動機制御装置の概略構成図 本発明の第7実施例を示す電動機制御装置の概略構成図
符号の説明
1 電動機
2 検出部
3 制御部
4 指令部
5 機械
6 アナログ出力センサ部
6a マイクロフォン
6b 圧力計
6c 歪計
6d トルク計
6e〜6g 加速度計
7 アナログ・ディジタル変換部
8 周波数特性演算器
9 同期検出収集部
10 単位校正部
11 相関度演算部
12 相互相関度演算部
13 カップリング
14 ボールねじ
15 波長信号増幅部
16 レーザ発受部
17 反射ミラー
20 入出力部
21 パーソナルコンピュータ
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示す電動機制御装置の概略構成図である。図において、本発明の第1実施例を示す電動機制御装置は、電動機1、検出部2、制御部3、指令部4、機械5、アナログ出力センサ部6、アナログ・ディジタル変換部7、周波数特性演算器8、単位校正部10で構成する。また、アナログ出力センサ部6は、例えばマイクロフォン6aであり、音圧を計測する。
先ず、周波数特性演算器8が、電動機1または機械5の制御対象を含む電動機制御系の周波数特性を演算する手順について説明する。
ステップ(STA1):指令部が、広範囲な周波数成分を有する指令信号を作成する。例えば、指令信号は掃引正弦波やランダム信号で良い。
ステップ(STA2):制御部3が、掃引正弦波やランダム信号の指令信号に基づいて電動機1を駆動する。電動機1が駆動すれば、電動機1に連結した機械5が同様に駆動し、検出部2がその際の応答を検出する。
ステップ(STA3):マイクロフォン6aが、電動機1や機械5の駆動により発生した音を物理量(音圧)として検出する。
ステップ(STA4):アナログ・ディジタル変換部7が、この物理量をアナログ検出信号からディジタル検出信号に変換する。また、単位校正部10が、単位換算と校正を行う(ステップ(STA4b))。例えば、マイクロフォン6aは、電圧として音圧を検出する。この電圧を音圧に変換するには、マイクロフォン6aの固有の特性を考慮して校正を行う。つまり、電圧(V:ボルト)を音圧(Pa;パスカル)へ校正する。単位較正部10における単位換算と校正は、ステップ(STA4)における変換前後のいずれで実施しても良い。
ステップ(STA5):周波数特性演算器8が、ステップ(STA1)における指令信号とアナログ・ディジタル変換部7がディジタル検出信号に変換した物理量とに基づいて、電動機1や機械5の駆動により発生した音による周波数特性を得る。
ここで、周波数特性Hに入力Fが与えられると、出力Xの応答があると仮定する。すなわち、電動機1に与えたトルクFとマイクロフォン6aが検出した音圧Xの応答が判れば、周波数特性Hは演算可能である。
周波数特性演算器8は、時系列データとして得たトルクF(t)と音圧X(t)の一部を周波数分析し、スペクトル化したトルクF(ω)と音圧X(ω)をスペクトル解析し、トルクのオートパワースペクトルAF1(ω)と、トルクと音圧のクロスパワースペクトルXXF1(ω)を得る。また、時系列データとして得たトルクF(t)と音圧X(t)の残りについても、同じ間隔で、周波数分析によるスペクトル化と、オートパワースペクトル、クロスパワースペクトルを複数求める。つまり、トルクのオートパワースペクトルをn個(AF1(ω)、AF2(ω)、・・・・、AFn(ω))、トルクと音圧のクロスパワースペクトルをn個(XXF1(ω)、XXF2(ω) 、・・・・、XXFn(ω))得る。
なお、ステップSTA1、ステップSTA2、ステップSTA3、ステップSTA4をn回繰り返して、それぞれのトルクF(ω)と音圧X(ω)をAF1(ω)、AF2(ω)、・・・・、AFn(ω)やXXF1(ω)、XXF2(ω)、・・・・、XXFn(ω)としても良い。
更に、周波数特性演算器8は、n個のトルクのオートパワースペクトル(AF1(ω)、AF2(ω)、・・・・、AFn(ω))と、トルクと音圧のクロスパワースペクトル(XXF1(ω)、XXF2(ω) 、・・・・、XXFn(ω))は、それぞれ式(1)、(2)のように平均化し、平均化されたトルクのオートパワースペクトルAvAF(ω)とトルクと音圧のクロスパワースペクトルAvXXF(ω)を得る。
AvAF(ω)=(AF1(ω)+・・・・+AFn(ω))/n ・・・(1)
AvXXF(ω) =(XXF1(ω)+・・+XXFn(ω))/n ・・・(2)
また更に、周波数特性演算器8は、式(3)により、平均化されたトルクのオートパワースペクトルAvAF(ω)と、トルクと音圧のクロスパワースペクトルAvXXF(ω)とから周波数特性H(ω)を得る。
H(ω)=AvXXF(ω)/AvAF(ω) ・・・(3)
以上のように、本発明の第1実施例を示す電動機制御装置は、電動機1や機械5の駆動により発生した音による周波数特性Hを得ることができる。
図2は、本発明の第2実施例を示す電動機制御装置の概略構成図である。図において、本発明の第2実施例を示す電動機制御装置は、第1実施例の構成に加えて、同期検出収集部9、入出力部20、パーソナルコンピュータ21で構成する。
本発明の第2実施例を示す電動機制御装置は、同期検出収集部9を介して周波数特性演算器8に必要なマイクロフォン6aからの音圧を渡す構成としている。
先ず、周波数特性演算器8が、周波数特性を演算する手順について説明する。
本発明の第2実施例を示す電動機制御装置は、第1実施例におけるステップ(STA5)の前に、ステップ(STA1)における指令信号と、ステップ(STA4)におけるディジタル検出信号に変換した物理量を同期して検出し、収集する処理であるステップ(STA5b)を挿入するものである。なお、ステップ(STA1)からステップ(STA4)、ステップ(STA4b)までは第1実施例と同様である。
図3は、本発明の第2実施例におけるステップ(STA5b)の説明図である。図3(a)は指令信号、(b)はアナログ出力センサ部6が検出した物理量である。
周波数特性演算装置8を含むパーソナルコンピュータ21が、アナログ出力センサ部6が検出した物理量をアナログ・ディジタル変換部7および単位校正部10を介して入力し、制御部3が電動機1に与える指令信号との同期を取るために、同期検出収集部9を備えている。
通常、アナログ出力センサ部6が検出した物理量は、制御部3が電動機1に与える指令信号や検出部2が検出する動作量と、同期が取れていない。同期検出収集部9がない場合、図3における始点α1に対して、例えばβ点からトリガをかけて物理量を検出してしまう恐れがある。このため、本発明の第2実施例を示す電動機制御装置は同期検出収集部9を備え、同期検出収集部9は制御部3と共通な時系列基準を持ち、始点α1のt1時を、共通な時系列基準として同期検出収集部9と制御部3を共有し、同じt1時のα2からトリガをかけて物理量を検出し、アナログ出力センサ部6が検出した物理量を指令信号と同期して検出することができる。
図4は、本発明の第3実施例を示す電動機制御装置の概略構成図である。図において、本発明の第3実施例を示す電動機制御装置は、第2実施例の構成に加えて、相関度演算部11、相互相関度演算部12で構成する。
先ず、周波数特性演算器8が、周波数特性を演算する手順および制御部3のパラメータを設定する手順について説明する。
本発明の第3実施例を示す電動機制御装置は、第1実施例または第2実施例におけるステップ(STA1)からステップ(STA5)の処理に加えて、次のステップ(STB2)(STB5)(STC5)(STD5)(STC6)の処理を加えるものである。
ステップ(STB2):制御部3が掃引正弦波やランダム信号の指令信号に基づいて電動機1を駆動するステップ(STA2)の後、ステップ(STA3)からステップ(STA4)、ステップ(STA4b)に並行する処理であり、検出部2が電動機1の動作量を検出する。
ステップ(STB5):ステップ(STA5b)、ステップ(STA5)に並行する処理であり、周波数特性演算器8が、ステップ(STA1)における指令信号とステップ(STB2)における動作量とに基づいて、電動機1や機械5の駆動により発生した音による周波数特性を得る。
つまり、電動機1に与えたトルクFと動作量Yより、第1実施例の式(3)と同様、式(4)により、平均化されたトルクのオートパワースペクトルAvAF(ω)と、平均化したトルクと動作量のクロスパワースペクトルAvYYF(ω)とから周波数特性Hd(ω)を得る。
Hd(ω)=AvYYF(ω)/AvAF(ω) ・・・(4)
ステップ(STC5):ステップ(STA5b)、ステップ(STA5)に並行する処理であり、相関度演算部11が、指令信号と物理量もしくは動作量との相関を演算する。
指令信号Fと物理量(音圧)Xの相関度γFX(ω)は、横軸周波数、縦軸を0〜1の値とし、0のとき無相関、1のとき相関有りとした場合、式(5)で算出できる。同様に、指令信号Fと動作量Yの相関度γFY(ω)は、式(6)で算出できる。


ここで、AvAX(ω)は、平均化された物理量(音圧)のオートパワースペクトル、AvAY(ω)は平均化された動作量のオートパワースペクトルである。
ステップ(STD5):ステップ(STA5b)、ステップ(STA5)に並行する処理であり、相互相関度演算部12が、ディジタル検出信号に変換した物理量Xと検出部の動作量Yとの相関度γXYを演算する。
式(5)、(6)と同様に、この相関度γXYは式(7)で算出できる。相互相関度演算部12で算出する相関度γXYは、電動機1の動作による応答である物理量と動作量とである点が相関度演算部11とは異なる。


ここで、AvXXY(ω)は平均化された物理量(音圧)と動作量のクロスパワースペクトルである。
ステップ(STC6):制御部3の設定パラメータを変更する。
この処理の前段階までに、式(3)で求めた指令信号Fと物理量(音圧)Xの周波数特性H(ω)と、式(4)で求めた指令信号Fと動作量Yの周波数特性Hd(ω)と、式(5)で求めた指令信号Fと物理量(音圧)Xの相関度γFX(ω)と、式(6)で求めた指令信号Fと動作量Yの相関度γFY(ω)、式(7)で求めた物理量(音圧)Xと動作量Yの相関度γXY(ω)が得られている。
相関度γFX(ω)は、周波数特性H(ω)の信頼性を示すものである。つまり、相関度γFX(ω)が0であれば、応答の物理量(音圧)Xは指令信号Fが原因で発生したとは言えない。一方、相関度γFX(ω)が1であれば、指令信号Fと物理量(音圧)Xの相関が十分にある。同様に、相関度γFY(ω)は、周波数特性Hd(ω)の信頼性を示すものである。
一方、相関度γXY(ω)は、物理量(音圧)Xと動作量Yの相関を示すものであるため、周波数特性H(ω)および周波数特性Hd(ω)の信頼性が高く、相関度γXY(ω)の相関が高い周波数ほど、指令信号Fつまり電動機1の動作による影響が大きいことが判る。
本発明の第3実施例を示す電動機制御装置は、電動機1が高応答に動作できるように制御部3の設定パラメータを変更する。信頼性が高いと確認された周波数特性H(ω)を参照し、電動機1が高応答に動作できないような共振があれば、これを抑制する制御部3の設定パラメータを変更する。但し、電動機1が高応答に動作しても、発生する音が大きければ不快となるので、信頼性が高いと確認された周波数特性Hd(ω)と、相関が高い相関度γXY(ω)で、電動機1の動作時に大きな音が発生する共振があれば、これを抑制する制御部3のノッチフィルタや振動抑制機能の設定パラメータを変更する。
このように、本発明の第3実施例を示す電動機制御装置は、周波数特性Hd(ω)とγFY(ω)とに基づいて、電動機1が高応答に動作できるような制御部3の設定パラメータを変更することができる。さらに、周波数特性H (ω)と、γFX(ω)と、相関度γXY(ω)とに基づいて、電動機1の動作時に発生する音を抑制する制御部3の設定パラメータを変更することができる。
本発明の第4実施例の電動機制御装置は、第3実施例に示したステップ(STA2)とステップ(STB2)の代わりに、制御部3が検出部2の信号をフィードバックしながら電動機を駆動するステップ(STC2)を処理するものである。なお、本発明の第4実施例を示す電動機制御装置は、第3実施例の構成と同様であり、また他の処理は、第3実施例と同様に処理するものである。
ステップ(STC2):ステップ(STA1)とステップ(STA3)との間の処理であって、指令部3が指令信号と検出部2の動作量の差を無くすように電動機1を駆動する。また、検出部2やアナログ出力センサ部6で応答を検出する。
以降の処理は、第3実施例と同様である。
図5は、本発明の第5実施例を示す電動機制御装置の概略構成図である。図において、本発明の第5実施例を示す電動機制御装置は、第3実施例の構成に加えて、マイクロフォン6a用のアナログ・ディジタル変換部7a、マイクロフォン6用の単位校正部10a、圧力計6b、圧力計6b用のアナログ・ディジタル変換部7b、圧力計6b用の単位校正部10bで構成する。
本発明の第5実施例の電動機制御装置は、第4実施例に示したステップ(STC2)の処理に代わり、ステップ(STD2)を処理するものである。なお、他の処理は、第4実施例と同様に処理するものである。
ステップ(STD2):制御部3が物理量のアナログ検出信号をディジタル検出信号に変換してフィードバックしながら電動機を駆動する。
第4実施例では、検出部2が検出した動作量をフィードバックしたが、第5実施例では、アナログ出力センサ部6(圧力計6b)が検出した物理量をディジタル検出信号に変換してフィードバックしながら電動機を駆動する。すなわち、制御部3が、指令信号とアナログ出力センサ部6(圧力計6b)が検出した物理量の差を無くすように電動機1を駆動する。機械5の可動部の位置がある所に達すると、外力を受け、この力を圧力計6bが検出し、制御部3が電動機1を制御する。以降の処理は、第4実施例と同様である。但し、マイクロフォン6aと圧力計6bを備えているので、周波数特性や相関度の組み合わせが増えることになる。
周波数特性演算器8は、ステップ(STA5)で、指令信号Fと物理量(圧力)X1の周波数特性H1(ω)と、指令信号Fと物理量(音圧)X2の周波数特性H2(ω) を算出する。また、ステップ(STB5)で、指令信号Fと動作量Yの周波数特性Hd(ω) を算出する。
相関度演算部11は、ステップ(STC5)で、指令信号Fと物理量(圧力)X1の相関度γFX1(ω)と、指令信号Fと物理量(音圧)X2の相関度γFX2(ω)と、指令信号Fと動作量Yの相関度γFY(ω) を算出する。
相互相関度演算部12は、ステップ(STD5)で、物理量(圧力)X1と動作量Yの相関度γX1Y(ω)と物理量(音圧)X2と動作量Yの相関度γX2Y(ω) を算出する。さらに、相互相関度演算部12は、物理量(圧力)X1と物理量(音圧)X2の相関度γX1X2(ω)を算出する。
なお、平均化された物理量(圧力)のオートパワースペクトルAvAX1(ω)や平均化された物理量(音圧)のオートパワースペクトルAvAX2(ω)や平均化された動作量のオートパワースペクトルAvAY(ω)を周波数特性H1(ω) 、H2(ω)やHd(ω)として参照しても良い。
このように、周波数特性H1(ω)とγFX1(ω) とに基づいて、電動機1が高応答に動作できるような制御部3の設定パラメータを変更することができる。さらに、周波数特性H 2(ω)と、γFX2(ω)と、相関度γX1Y(ω) 、γX2Y(ω) とに基づいて、電動機1の動作時に発生する音を抑制する制御部3の設定パラメータを変更することができる。
さらに、周波数特性Hd(ω)とγFY(ω) とに基づいて、第4実施例におけるステップ(STC2)と、第5実施例におけるステップ(STD2)を切り替えて動作しても、第4実施例と同様、周波数特性Hd(ω)とγFY(ω) とに基づいて、電動機1が高応答に動作できるような制御部3の設定パラメータを変更することができる。
図6は、本発明の第6実施例を示す電動機制御装置の概略構成図である。図において、本発明の第6実施例を示す電動機制御装置は、第2実施例の構成に加えて、歪計6c、トルク計6d、加速度計6e、6f、6g、それぞれに対応するアナログ・ディジタル変換部7a、7c、7d、7e、7f、7gと、単位校正部10a、10c、10d、10e、10f、10gとで構成する。アナログ・ディジタル変換部7a、7c、7d、7f、7gは、同期検出収集部9を介して周波数特性演算器8に各種データを送る。また、第5実施例における圧力計6bに代わり、加速度計6eの出力信号をアナログ・ディジタル変換部7eを介して制御部3に出力する構成である。
なお、第6実施例では、第3実施例や第5実施例における相関度演算部11、相互相関度演算部12を明示していないが、これらを備える構成であってもよい。
機械5は、電動機1とカップリング13を介して連結したボールねじ14で可動部を往復運動にしている。電動機1が動作したり、位置決めをすると錘を先に備えた梁が振るえる。加速度計6eは錘が振るえる加速度を検出する。また、梁には加速度計6f、6gが備わっており、梁の各点の加速度を同期検出収集部9を介して周波数特性演算器8に渡す。また、梁の根元には歪計6cが備わっており、梁の根元の歪を同期検出収集部9を介して周波数特性演算器8に渡す。更に、トルク計6dがボールねじに備えられトルクを同期検出収集部9を介して周波数特性演算器8に渡す。また更に、第5実施例と同様、マイクロフォン6aは音圧を同期検出収集部9を介して周波数特性演算器8に渡す構成になっている。
本発明の第6実施例を示す電動機制御装置は、第1実施例と同様、指令信号Fと加速度計6eの加速度X5から周波数特性H5(ω)を演算して求めることができる。また、第2実施例と同様、指令信号Fとマイクロフォン6aの音圧X1から周波数特性H1(ω)を求めることができる。更に、指令信号Fと加速度計6f、6gの2つの加速度X6、X7から2つの周波数特性H6(ω)、H7(ω)を求めることができる。また更に、指令信号Fと、歪計6cの歪X3やトルク計6dのトルクX4から2種類の周波数特性H3(ω)、H4(ω)を求めることができる。また、第3実施例と同様、指令信号と検出部2の動作量Yから周波数特性Hd(ω)を求めることができる。
ここで、図6には図示していない相関度演算部11を備えていれば、第3実施例と同様、指令信号と各応答の相関度を求めることができる。指令信号Fと音圧X1の相関度γFX1(ω)、指令信号Fと歪X3の相関度γFX3(ω)、指令信号FとトルクX4の相関度γFX4(ω)、指令信号Fと加速度X5、X6、X7の相関度γFX5(ω)、γFX6(ω)、γFX7(ω)、指令信号Fと動作量Yの相関度γFY(ω)を求めることができる。
さらに、図6には図示していない相互相関度演算部12を備えていれば、第3実施例と同様、各応答間の相関度を求めることができる。動作量Yと音圧X1の相関度γYX1(ω)、動作量Yと歪X3の相関度γYX3(ω)、動作量YとトルクX4の相関度γYX4(ω)、動作量Yと加速度X5、X6、X7の相関度γYX5(ω)、γYX6(ω)、γYX7(ω)、音圧X1と歪X3の相関度γX1X3(ω)、音圧X1とトルクX4の相関度γX1X4(ω)、音圧X1と加速度X5、X6、X7の相関度γX1X5(ω)、γX1X6(ω)、γX1X7(ω)、歪X3とトルクX4の相関度γX3X4(ω)、歪X3と加速度X5、X6、X7の相関度γX3X5(ω)、γX3X6(ω)、γX3X7(ω)、トルクX4と加速度X5、X6、X7の相関度γX4X5(ω)、γX4X6(ω)、γX4X7(ω)、加速度X5とX6、X7の相関度γX5X6(ω)、γX5X7(ω)、加速度X6とX7の相関度γX6X7(ω)を求めることができる。
また、第4実施例と同様、制御部が検出部の信号をフィードバックしながら電動機を駆動して、周波数特性や相関度を求めることができる。
さらに、第5実施例と同様、制御部が物理量のアナログ検出信号をディジタル検出信号に変換してフィードバックしながら電動機を駆動することができる。なお、本発明の第6実施例を示す電動機制御装置は、加速度X5を制御部3にフィードバックしているので、動作量のフィードバックの内側のフィードバック・ループとして動作量と同時に加速度をフィードバックして良い。同様に周波数特性や相関度を求めることができる。
このように、本発明の第6実施例を示す電動機制御装置は、周波数特性や相関度とに基づいて、電動機1が高応答に動作できるような制御部3の設定パラメータを変更することができる。さらに、歪、トルク、加速度の特定の特性を電動機1の動作時に抑えるように制御部3の設定パラメータを変更することができる。なお、第6実施例では、アナログ出力センサ部6を、音、歪、トルク、加速度としたが、角度、角速度、角加速度、速度、変位などを利用しても良い。
図7は、本発明の第7実施例を示す電動機制御装置の概略構成図である。図において、本発明の第7実施例を示す電動機制御装置は、第1実施例の構成と同様な構成である。但し、電動機1に相当する構成はリニアモータである。また、アナログ出力センサ部6に相当する構成は、レーザ測長システムであり、波長信号増幅部15、レーザ発受部16、反射ミラー17で構成される。
レーザ測長システムは、レーザ発受部16からリニアモータ1の可動部上の反射ミラー17へレーザを照射し、反射光を受け、波長信号増幅部15を経てアナログ検出信号を出力し、アナログ・ディジタル変換部7h、単位校正部10hを介して制御部3にデータを送る。
本発明の第7実施例を示す電動機制御装置は、第1実施例から第6実施例と同様、周波数特性や相関度に基づいて、電動機1が高応答に動作できるような制御部3の設定パラメータを変更することができる。さらに、レーザ測長システムで得た変位の特定の特性を電動機1の動作時に抑えるように制御部3の設定パラメータを変更することができる。
多数のアナログ検出信号を得ることができるので、振動モードを算出する手段があれば、振動モードを観察することもできる。振動モードによって制御対象の特性をより詳しく把握することが可能になる。

Claims (11)

  1. 指令信号を作成する指令部と、前記指令信号に基づいて電動機を駆動する制御部と、前記電動機が駆動する機械の動作量を検出し動作量検出信号を生成する検出部と、を備える電動機制御装置であって、
    単数もしくは複数のアナログ検出信号である物理量を出力するアナログ出力センサ部と、
    前記アナログ検出信号をディジタル検出信号に変換する単数もしくは複数のアナログ・ディジタル変換部と、
    前記アナログ検出信号と前記指令信号とを計測し、前記電動機または前記機械の制御対象を含む制御系の周波数特性を演算する周波数特性演算器と、
    を備えたことを特徴とする電動機制御装置。
  2. 前記制御部は、前記アナログ検出信号の単位に合わせて、前記指令信号と前記ディジタル検出信号との差を無くすようにフィードバックループを備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  3. 前記アナログ出力センサ部は、音、歪、力、トルク、角度、角速度、角加速度、加速度、速度、変位の前記物理量を少なくとも1つ検出し、前記アナログ検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  4. 前記電動機制御装置が、更に、前記アナログ出力センサ部の種類に合わせて単位を決定し、校正する単位校正部、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  5. 前記電動機制御装置が、更に、前記アナログ出力センサ部と前記アナログ・ディジタル変換部とから得るデータと、前記制御部から得るデータとを同期して検出し、収集する同期検出収集部、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  6. 前記周波数特性演算器は、前記動作量と前記指令信号とに基づいて前記周波数特性を算出することを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  7. 前記電動機制御装置が、更に、前記動作量もしくは前記ディジタル検出信号と、前記指令信号との相関を演算する相関度演算部、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  8. 前記電動機制御装置が、更に、前記ディジタル検出信号と、前記動作量との相関度を演算する相互相関度演算部、備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  9. 前記相互相関度演算部は、複数のディジタル検出信号のそれぞれの相関度を演算することを特徴とする請求項9に記載の電動機制御装置。
  10. 前記電動機制御装置が、更に、前記電動機制御装置や前記周波数特性演算器の操作や、前記制御部のパラメータ表示および入出力を行う入出力部、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
  11. 前記電動機制御装置が、前記周波数特性、前記物理量、前記動作量の少なくともいずれか1つに基づいて、前記制御部の設定パラメータを変更することを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
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