JP5253110B2 - 計測機器 - Google Patents

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Description

この発明は、差圧発信器などの計測機器に関するものである。
従来より、流体の圧力差を検出し伝送する装置として、差圧発信器が用いられている。この差圧発信器は、差圧センサと、A/D変換器と、処理装置とを備えており、差圧センサのセンサ部内には、圧力変形体である測定ダイヤフラムが設けられ、この測定ダイヤフラムの両面に圧力室Aと圧力室Bとが設けられている。
この差圧発信器では、圧力室Aに非圧縮性流体(シリコンオイル等)を介して流体圧力Paを導く一方、圧力室Bに非圧縮性流体(シリコンオイル等)を介して流体圧力Pbを導く。これにより、流体圧力の低い圧力室の側に測定ダイヤフラムが差圧|Pa−Pb|に応じて撓み、この測定ダイヤフラムの撓み具合をひずみゲージで検出し、更に変換器で差圧に応じた電気信号(アナログ信号)を発生させ、この発生した電気信号をA/D変換器に送り、デジタル信号に変換する。
処理装置は、A/D変換器においてデジタル信号に変換されたA/D変換値を所定のサンプリング周期毎にサンプリングし、このサンプリングしたA/D変換値にリニアライズ演算,開平演算,一次遅れ演算(ダンピング演算)などの様々な演算処理を施して差圧の計測値ΔPを求め、この求めた差圧の計測値ΔPを出力する。
また、この差圧発信器では、計測値ΔPの精度を高めるために、差圧センサが検出する圧力差に影響を与える環境の変化を示す物理量として静圧や温度を計測し、その計測した静圧や温度に基づいて差圧の計測値ΔPを補正するようにしている。例えば、差圧センサと静圧センサと温度センサを設け、この差圧センサ,静圧センサ,温度センサからの検出信号(アナログ信号)をマルチプレクサによって切り替えて1つのA/D変換器へ与え、このA/D変換器でそれぞれ差圧,静圧,温度のデジタル信号に変換し、そのデジタル信号(A/D変換値)をサンプリングするようにしている(例えば、特許文献1参照)。
但し、静圧や温度のサンプリング周期は、差圧のサンプリング周期よりも長周期でよい。すなわち、静圧や温度は差圧に比べて変化が緩やかであるので、差圧については短周期でサンプリングを行うが、静圧や温度は長周期でサンプリングを行うものとする。
図6に静圧や温度に基づいて差圧の計測値ΔPを補正する方式を採用した従来の差圧発信器の要部を示す。同図において、1は差圧センサ、2は静圧センサ、3は温度センサ、4はマルチプレクサ、5はA/D変換器、6は処理装置である。この差圧発信器では、差圧センサ1,静圧センサ2,温度センサ3からの検出信号(アナログ信号)A1,A2,A3がマルチプレクサ4によって順次切り替えられてA/D変換器5へ送られ、A/D変換器5でそれぞれデジタル信号D1,D2,D3に変換される。
この際、処理装置6は、差圧センサ1,静圧センサ2,差圧センサ1,温度センサ3の順でマルチプレクサ4を切り替えるが、差圧センサ1を選択する時間は長くし、それに対して静圧センサ2および温度センサ3を選択する時間は短くする。また、処理装置6は、A/D変換器5からのデジタル信号D1を第1の周期T1でサンプリングする一方、A/D変換器5からのデジタル信号D2及びD3をデジタル信号D1のサンプリングのタイミングと重ならないように、かつ、交互に第1の周期T1の2倍の長周期(第2の周期T2)でサンプリングする。
なお、第1の周期T1は第2の周期T2よりも短周期ではあるが、後述するように、処理装置6に取り込まれるデジタル信号D1にそのサンプリング周期に起因するエイリアシングの影響が生じる。また、処理装置6に取り込まれるデジタル信号D2,D3にも、そのサンプリング周期に起因するエイリアシングの影響が生じる。このため、図6に示されるように、差圧センサ1,静圧センサ2,温度センサ3とマルチプレクサ4との間に、エイリアシングの影響を除去するためのフィルタ(アンチエイリアシングフィルタ)7が設けられる(例えば、特許文献2参照)。
特開平2−88921号公報 特開2005−175751号公報
しかしながら、上述した従来の差圧発信器によると、差圧センサ1,静圧センサ2,温度センサ3からの出力をマルチプレクサ4で切り替えて1つのA/D変換器5へ送るようにしているので、応答が遅れ、高速での差圧計測が困難であるという問題があった。
すなわち、処理装置6において、デジタル信号D1のサンプリングの合間にマルチプレクサ4を介して静圧センサ2のデジタル信号D2および温度センサ3のデジタル信号D3をサンプリングする時間を確保しなければならない。このため、デジタル信号D1のサンプリング周期(第1の周期T1)を比較的長く設定せざるをえず、応答が遅れる。
また、第1の周期T1が比較的長い周期とされるため、図6に示されているように、差圧センサ1に対してもアンチエイリアシングフィルタが必要となり、さらに応答が遅れる。
なお、高速の差圧計測が要求されるアプリケーションでは、A/D変換器5として特に高速変換可能な高性能のA/D変換器を用いることが考えられるが、差圧発信器の大幅なコストアップとなり、消費電流も大きくなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、大幅なコストアップを伴うことなく、低消費電流で、高速の差圧計測が可能な計測機器を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、所定の物理量を検出しその物理量に応じたアナログ信号を出力する第1,第2および第3のセンサと、第1のセンサからのアナログ信号を常時受信し第1のデジタル信号に変換する第1のA/D変換器と、第2のセンサからのアナログ信号および第3のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力するマルチプレクサと、このマルチプレクサから切り替えて出力されるアナログ信号を受信し、第2のセンサからのアナログ信号を第2のデジタル信号、第3のセンサからのアナログ信号を第3のデジタル信号に変換する第2のA/D変換器と、第1のA/D変換器からの第1のデジタル信号を第1の周期でサンプリングし、第2のA/D変換器からの第2のデジタル信号および第3のデジタル信号を第1の周期よりも長い第2の周期でサンプリングし、第1の周期でサンプリングした第1のデジタル信号を第2の周期でサンプリングした第2のデジタル信号および第3のデジタル信号で補正して計測値を求める処理装置とを備えた計測機器において、マルチプレクサは、第2のセンサからのアナログ信号および第3のセンサからのアナログ信号に加えて第1のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力し、第2のA/D変換器は、マルチプレクサから切り替えて出力されるアナログ信号を受信し、第2のセンサからのアナログ信号を第2のデジタル信号、第3のセンサからのアナログ信号を第3のデジタル信号、第1のセンサからのアナログ信号を第4のデジタル信号に変換し、処理装置は、第2のA/D変換器からの第4のデジタル信号を第2の周期よりも長周期の第3の周期でサンプリングし、この第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号と第1の周期でサンプリングした第1のデジタル信号とを比較することによって計測機器の正常/異常を診断する自己診断手段を備えることを特徴とするものである。
この発明によれば、例えば、第1のセンサを差圧センサ、第2のセンサを静圧センサ、第3のセンサを温度センサとした場合、差圧センサからのアナログ信号が第1のA/D変換器で常時受信され、連続的にデジタル信号(第1のデジタル信号)に変換される。一方、静圧センサおよび温度センサからのアナログ信号はマルチプレクサから所定の周期で切り替えて出力され、第2のA/D変換器へ送られ、デジタル信号(第2および第3のデジタル信号)に変換される。処理装置は、第1のA/D変換器からの第1のデジタル信号を第1の周期でサンプリングし、第2のA/D変換器からの第2および第3のデジタル信号を各々第2の周期でサンプリングする。
ここで、差圧センサからのアナログ信号は第1のA/D変換器において連続的にデジタル信号(第1のデジタル信号)に変換されるので、処理装置における第1のデジタル信号のサンプリング周期(第1の周期)を可能な限り短くして、また差圧センサに対するエイリアシングフィルタを省略可能として、応答性を速くし、高速で差圧を計測することが可能となる。なお、この場合、第1のA/D変換器と第2のA/D変換器の2つのA/D変換器を必要とするが、それぞれのA/D変換器は高速変換可能である必要はなく、一般用のA/D変換器を使用することができる。
また、本発明によれば、第1のセンサからのアナログ信号が第1のA/D変換器と第2のA/D変換器の2つのA/D変換器でデジタル信号に変換され、第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号(第1のセンサからのアナログ信号を第2のA/D変換器でデジタル値に変換した信号)と第1の周期でサンプリングした第1のデジタル信号(第1のセンサからのアナログ信号を第1のA/D変換器でデジタル値に変換した信号)とが比較される。この比較により、両者が大きく異なっていた場合、何れか一方のA/D変換器に異常が生じていると判断することが可能となる。
また、本発明において、第1のセンサからのアナログ信号および第2のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力する第2のマルチプレクサを設け、この第2のマルチプレクサから切り替えて出力される第2のセンサからのアナログ信号を第1のA/D変換器において第4のデジタル信号に変換し、処理装置において、第1のA/D変換器からの第4のデジタル信号を第2の周期よりも長周期の第3の周期でサンプリングし、この第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号と第2の周期でサンプリングした第2のデジタル信号とを比較することによって、計測機器の正常/異常を診断するようにしてもよい。
このようにすることによって、第2のセンサからのアナログ信号が第1のA/D変換器と第2のA/D変換器の2つのA/D変換器でデジタル信号に変換され、第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号(第2のセンサからのアナログ信号を第1のA/D変換器でデジタル値に変換した信号)と第2の周期でサンプリングした第2のデジタル信号(第2のセンサからのアナログ信号を第2のA/D変換器でデジタル値に変換した信号)との比較により、両者が大きく異なっていた場合、何れか一方のA/D変換器に異常が生じていると判断することが可能となる。
また、本発明において、第1のセンサからのアナログ信号および第3のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力する第2のマルチプレクサを設け、この第2のマルチプレクサから切り替えて出力される第3のセンサからのアナログ信号を第1のA/D変換器において第4のデジタル信号に変換し、処理装置において、第1のA/D変換器からの第4のデジタル信号を第2の周期よりも長周期の第3の周期でサンプリングし、この第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号と第2の周期でサンプリングした第3のデジタル信号とを比較することによって、計測機器の正常/異常を診断するようにしてもよい。
このようにすることによって、第3のセンサからのアナログ信号が第1のA/D変換器と第2のA/D変換器の2つのA/D変換器でデジタル信号に変換され、第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号(第3のセンサからのアナログ信号を第1のA/D変換器でデジタル値に変換した信号)と第2の周期でサンプリングした第3のデジタル信号(第3のセンサからのアナログ信号を第2のA/D変換器でデジタル値に変換した信号)との比較により、両者が大きく異なっていた場合、何れか一方のA/D変換器に異常が生じていると判断することが可能となる。
本発明によれば、第1のセンサからのアナログ信号を常時受信し第1のデジタル信号に変換する第1のA/D変換器を設け、第2のセンサからのアナログ信号および第3のセンサからのアナログ信号をマルチプレクサによって所定の周期で切り替えて出力し、第2のA/D変換器によって第2および第3のデジタル信号に変換するようにしたので、処理装置における第1のデジタル信号のサンプリング周期(第1の周期)を可能な限り短くして、また差圧センサに対するエイリアシングフィルタを省略可能として、応答性を速くし、高速で差圧を計測することができるようになる。
また、本発明では、第1のA/D変換器と第2のA/D変換器の2つのA/D変換器を必要とするが、それぞれのA/D変換器は高速変換可能である必要はなく、一般用のA/D変換器を使用することができるので、大幅なコストアップを伴うことなく、低消費電流で、高速の差圧計測が可能となる。
また、本発明では、処理装置に自己診断手段を設けるようにしたので、第1のA/D変換器と第2のA/D変換器の何れか一方に異常が生じたことを判断することが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
参考例
図1はこの発明に係る計測機器の一実施の形態の説明に入る前の差圧発信器の参考例の要部を示す図である。同図において、図6と同一符号は図6を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この参考例では、第1のA/D変換器5Aと第2のA/D変換器5Bとを設け、差圧センサ1からのアナログ信号A1を第1のA/D変換器5Aで常時受信させ、デジタル信号D1(第1のデジタル信号)に変換させるようにしている。
また、静圧センサ2からのアナログ信号A2および温度センサ3からのアナログ信号A3をマルチプレクサ4Aへ送り、マルチプレクサ4Aから切り替えて出力されるアナログ信号A2,A3を第2のA/D変換器5Bへ送り、デジタル信号D2(第2のデジタル信号),D3(第3のデジタル信号)に変換させるようにしている。
なお、マルチプレクサ4Aは、処理装置6Aによってその動作が制御され、所定の周期で静圧センサ2からのアナログ信号A2および温度センサ3からのアナログ信号A3を切り替えて出力する。また、静圧センサ2,温度センサ3とマルチプレクサ4Aとの間には、アンチエイリアシングフィルタ7Aが設けられている。
この参考例において、差圧センサ1からのアナログ信号A1は第1のA/D変換器5Aで常時受信され、連続的にデジタル信号D1に変換される。一方、静圧センサ2および温度センサ3からのアナログ信号A2,A3はマルチプレクサ4Aから所定の周期で切り替えて出力され、第2のA/D変換器5B送られ、デジタル信号D2,D3に変換される。
処理装置6Aは、第1のA/D変換器5Aからのデジタル信号D1を第1の周期T1(短周期)でサンプリングし、第2のA/D変換器5Bからのデジタル信号D2,D3を第2の周期T2(長周期)でサンプリングする。そして、第1の周期T1でサンプリングしたデジタル信号D1を第2の周期T2でサンプリングしたデジタル信号D2,D3で補正して差圧の計測値ΔPを求める。
ここで、差圧センサ1からのアナログ信号A1は第1のA/D変換器5Aにおいて連続的にデジタル信号D1に変換されるので、処理装置6Aにおけるデジタル信号D1のサンプリング周期(第1の周期T1)を可能な限り短くすることができる。すなわち、図6に示した従来の差圧発信器では、デジタル信号D1のサンプリング周期(第1の周期T1)を静圧センサ2および温度センサ3のマルチプレクサ4を介してサンプリングする時間を確保するために長くする必要があったが、この参考例ではそのような必要がなくなり、処理装置6におけるデジタル信号D1のサンプリング周期(第1の周期T1)を可能な限り短くすることができる。例えば、従来と比較して、第1の周期T1を1/5程度に短縮することができる。また、この第1の周期T1の短縮により、この参考例では、差圧センサ1に対するエイリアシングフィルタを省略することができており、さらに応答性を速くすることができる。
このようにして、この参考例では、差圧センサ1からのアナログ信号A1が第1のA/D変換器5Aにおいて連続的にデジタル信号D1に変換されるので、処理装置6Aにおけるデジタル信号D1のサンプリング周期(第1の周期)を可能な限り短くして、また差圧センサ1に対するエイリアシングフィルタを省略可能として、応答性を速くし、高速で差圧を計測することができるようになる。
なお、この参考例では、第1のA/D変換器5Aと第2のA/D変換器5Bの2つのA/D変換器を必要とするが、それぞれのA/D変換器は高速変換可能である必要はなく、一般用のA/D変換器を使用することができる。これにより、大幅なコストアップを伴うことなく、低消費電流で、高速の差圧計測が可能となる。
実施の形態1
図2に本発明に係る計測機器の一例として差圧発信器の第1の実施の形態(実施の形態1)を示す。この実施の形態1では、差圧センサ1からのアナログ信号A1をマルチプレクサ4Aへ送り、マルチプレクサ4Aから切り替えて出力されるアナログ信号A1を第2のA/D変換器5Bへ送り、デジタル信号D1’(第4のデジタル信号)に変換させるようにしている。
なお、マルチプレクサ4Aは、処理装置6Bによってその動作が制御され、通常は静圧センサ2からのアナログ信号A2および温度センサ3からのアナログ信号A3を切り替えて出力し、第2の周期T2よりも遙かに長い第3の周期T3(T3>>T2)で短時間の間、差圧センサ1からのアナログ信号A1を切り替えて出力する。
また、この実施の形態1において、処理装置6Bは、第2のA/D変換器5Bからのデジタル信号D1’を第3の周期T3でサンプリングし、この第3の周期T3でサンプリングしたデジタル信号D1’と第1の周期T1でサンプリングしたデジタル信号D1とを比較することによって差圧発信器の正常/異常を診断する自己診断機能101を備えている。
この実施の形態1において、差圧センサ1からのアナログ信号A1は第1のA/D変換器5Aと第2のA/D変換器5Bの2つのA/D変換器でデジタル信号に変換される。この場合、処理装置6Bは、その自己診断機能101により、第3の周期T3でサンプリングしたデジタル信号D1’(差圧センサ1からのアナログ信号A1を第2のA/D変換器5Bでデジタル値に変換した信号)と第1の周期T1でサンプリングしたデジタル信号D1(差圧センサ1からのアナログ信号A1を第1のA/D変換器5Aでデジタル値に変換した信号)とを比較し、両者が大きく異なっていた場合、何れか一方のA/D変換器に異常が生じていると判断する。
実施の形態2
図3に本発明に係る計測機器の一例として差圧発信器の第2の実施の形態(実施の形態2)を示す。この実施の形態2では、差圧センサ1からのアナログ信号A1および静圧センサ2からのアナログ信号A2を所定の周期で切り替えて出力する第2のマルチプレクサ4Bを設け、この第2のマルチプレクサ4Bから切り替えて出力される静圧センサ2からのアナログ信号A2を第1のA/D変換器5Aへ送り、デジタル信号D2’に変換させるようにしている。
なお、第2のマルチプレクサ4Bは、処理装置6Cによってその動作が制御され、通常は差圧センサ1からのアナログ信号A1を切り替えて出力し、第2の周期T2よりも遙かに長い第3の周期T3(T3>>T2)で短時間の間、静圧センサ2からのアナログ信号A2を切り替えて出力する。
また、この実施の形態2において、処理装置6Cは、第1のA/D変換器5Aからのデジタル信号D2’を第3の周期T3でサンプリングし、この第3の周期T3でサンプリングしたデジタル信号D2’と第2の周期T2でサンプリングしたデジタル信号D2とを比較することによって差圧発信器の正常/異常を診断する自己診断機能102を備えている。
この実施の形態2において、静圧センサ2からのアナログ信号A2は第1のA/D変換器5Aと第2のA/D変換器5Bの2つのA/D変換器でデジタル信号に変換される。この場合、処理装置6Cは、その自己診断機能102により、第3の周期T3でサンプリングしたデジタル信号D2’(静圧センサ2からのアナログ信号A2を第1のA/D変換器5Aでデジタル値に変換した信号)と第1の周期T2でサンプリングしたデジタル信号D2(静圧センサ2からのアナログ信号A2を第2のA/D変換器5Bでデジタル値に変換した信号)とを比較し、両者が大きく異なっていた場合、何れか一方のA/D変換器に異常が生じていると判断する。
実施の形態3
図4に本発明に係る計測機器の一例として差圧発信器の第3の実施の形態(実施の形態3)を示す。この実施の形態3では、差圧センサ1からのアナログ信号A1および温度センサ3からのアナログ信号A3を所定の周期で切り替えて出力する第2のマルチプレクサ4Bを設け、この第2のマルチプレクサ4Bから切り替えて出力される温度センサ3からのアナログ信号A3を第1のA/D変換器5Aへ送り、デジタル信号D3’に変換させるようにしている。
なお、第2のマルチプレクサ4Bは、処理装置6Dによってその動作が制御され、通常は差圧センサ1からのアナログ信号A1を切り替えて出力し、第2の周期T2よりも遙かに長い第3の周期T3(T3>>T2)で短時間の間、温度センサ3からのアナログ信号A3を切り替えて出力する。
また、この実施の形態3において、処理装置6Dは、第1のA/D変換器5Aからのデジタル信号D3’を第3の周期T3でサンプリングし、この第3の周期T3でサンプリングしたデジタル信号D3’と第2の周期T2でサンプリングしたデジタル信号D3とを比較することによって差圧発信器の正常/異常を診断する自己診断機能103を備えている。
この実施の形態3において、温度センサ3からのアナログ信号A3は第1のA/D変換器5Aと第2のA/D変換器5Bの2つのA/D変換器でデジタル信号に変換される。この場合、処理装置6Dは、その自己診断機能103により、第3の周期T3でサンプリングしたデジタル信号D3’(温度センサ3からのアナログ信号A3を第1のA/D変換器5Aでデジタル値に変換した信号)と第1の周期T2でサンプリングしたデジタル信号D3(温度センサ3からのアナログ信号A3を第2のA/D変換器5Bでデジタル値に変換した信号)とを比較し、両者が大きく異なっていた場合、何れか一方のA/D変換器に異常が生じていると判断する。
実施の形態4
図5に本発明に係る計測機器の一例として差圧発信器の第4の実施の形態(実施の形態4)を示す。この実施の形態4は上述した実施の形態1〜3を組み合わせたものである。
この実施の形態4では、差圧センサ1からのアナログ信号A1を第1のマルチプレクサ4Aへ送り、第1のマルチプレクサ4Aから切り替えて出力されるアナログ信号A1を第2のA/D変換器5Bへ送り、デジタル信号D1’に変換させる。
また、差圧センサ1からのアナログ信号A1、静圧センサ2からのアナログ信号A2、温度センサ3からのアナログ信号A3を所定の周期で切り替えて出力する第2のマルチプレクサ4Bを設け、この第2のマルチプレクサ4Bから切り替えて出力される静圧センサ2からのアナログ信号A2、温度センサ3からのアナログ信号A3を第1のA/D変換器5Aへ送り、デジタル信号D2’,D3’に変換させる。
この実施の形態4において、処理装置6Eは、第2のA/D変換器5Bからのデジタル信号D1’および第1のA/D変換器5Aからのデジタル信号D2’,D3’を第2の周期T2より遙かに長い第3の周期T3(T3>>T2)でサンプリングし、この第3の周期T3でサンプリングしたデジタル信号D1’と第1の周期T1でサンプリングしたデジタル信号D1とを比較することによって、また、この第3の周期T3でサンプリングしたデジタル信号D2’,D3’と第2の周期T2でサンプリングしたデジタル信号D2,D3とを比較することによって差圧発信器の正常/異常を診断する自己診断機能104を備えている。
なお、上述した実施の形態では、計測機器の一例として差圧発信器を例にとって説明したが、計測機器は差圧発信器に限られるものでなく、複数のセンサからのアナログ信号をマルチプレクサを介して取り込んでA/D変換して計測値を求める各種の計測機器に同様にして適用することが可能である。
また、上述した実施の形態において、処理装置6A〜6Eでの動作は、プログラムに従うCPUの処理動作として得るが、必ずしもCPUの処理動作として得なくてもよく、ハードウェアの回路構成とし、このハードウェアの回路構成の一部として自己診断機能を設けるものとしてもよい。
また、上述した実施の形態では、静圧センサ2,温度センサ3とマルチプレクサ4Aとの間に、アンチエイリアシングフィルタ7Aを設けるようにしたが、必ずしもアンチエイリアシングフィルタ7Aを設けなくてもよい。
本発明に係る計測機器の一実施の形態の説明に入る前の差圧発信器の参考例 の要部を示すブロック図である。 本発明に係る計測機器の一例として差圧発信器の第1の実施の形態を示すブロック図である。 本発明に係る計測機器の一例として差圧発信器の第2の実施の形態を示すブロック図である。 本発明に係る計測機器の一例として差圧発信器の第3の実施の形態を示すブロック図である。 本発明に係る計測機器の一例として差圧発信器の第4の実施の形態を示すブロック図である。 従来の差圧発信器の要部を示すブロック図である。
符号の説明
1…差圧センサ、2…静圧センサ、3…温度センサ、4A,4B…マルチプレクサ、5A,5B…A/D変換器、6A〜6E…処理装置、7A…アンチエイリアシングフィルタ、101〜104…自己診断機能。

Claims (5)

  1. 所定の物理量を検出しその物理量に応じたアナログ信号を出力する第1,第2および第3のセンサと、
    前記第1のセンサからのアナログ信号を常時受信し第1のデジタル信号に変換する第1のA/D変換器と、
    前記第2のセンサからのアナログ信号および前記第3のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力するマルチプレクサと、
    このマルチプレクサから切り替えて出力されるアナログ信号を受信し、前記第2のセンサからのアナログ信号を第2のデジタル信号、前記第3のセンサからのアナログ信号を第3のデジタル信号に変換する第2のA/D変換器と、
    前記第1のA/D変換器からの第1のデジタル信号を第1の周期でサンプリングし、前記第2のA/D変換器からの第2のデジタル信号および第3のデジタル信号を前記第1の周期よりも長い第2の周期でサンプリングし、前記第1の周期でサンプリングした第1のデジタル信号を前記第2の周期でサンプリングした第2のデジタル信号および第3のデジタル信号で補正して計測値を求める処理装置とを備えた計測機器において、
    前記マルチプレクサは、
    前記第2のセンサからのアナログ信号および前記第3のセンサからのアナログ信号に加えて前記第1のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力し、
    前記第2のA/D変換器は、
    前記マルチプレクサから切り替えて出力されるアナログ信号を受信し、前記第2のセンサからのアナログ信号を第2のデジタル信号、前記第3のセンサからのアナログ信号を第3のデジタル信号、前記第1のセンサからのアナログ信号を第4のデジタル信号に変換し、
    前記処理装置は、
    前記第2のA/D変換器からの第4のデジタル信号を前記第2の周期よりも長周期の第3の周期でサンプリングし、この第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号と前記第1の周期でサンプリングした第1のデジタル信号とを比較することによって前記計測機器の正常/異常を診断する自己診断手段
    を備えることを特徴とする計測機器。
  2. 所定の物理量を検出しその物理量に応じたアナログ信号を出力する第1,第2および第3のセンサと、
    前記第1のセンサからのアナログ信号を常時受信し第1のデジタル信号に変換する第1のA/D変換器と、
    前記第2のセンサからのアナログ信号および前記第3のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力するマルチプレクサと、
    このマルチプレクサから切り替えて出力されるアナログ信号を受信し、前記第2のセンサからのアナログ信号を第2のデジタル信号、前記第3のセンサからのアナログ信号を第3のデジタル信号に変換する第2のA/D変換器と、
    前記第1のA/D変換器からの第1のデジタル信号を第1の周期でサンプリングし、前記第2のA/D変換器からの第2のデジタル信号および第3のデジタル信号を前記第1の周期よりも長い第2の周期でサンプリングし、前記第1の周期でサンプリングした第1のデジタル信号を前記第2の周期でサンプリングした第2のデジタル信号および第3のデジタル信号で補正して計測値を求める処理装置とを備えた計測機器において、
    前記第1のセンサからのアナログ信号および前記第2のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力する第2のマルチプレクサを備え、
    前記第1のA/D変換器は、
    前記第2のマルチプレクサから切り替えて出力されるアナログ信号を受信し、前記第1のセンサからのアナログ信号を第1のデジタル信号、前記第2のセンサからのアナログ信号を第4のデジタル信号に変換し、
    前記処理装置は、
    前記第1のA/D変換器からの第4のデジタル信号を前記第2の周期よりも長周期の第3の周期でサンプリングし、この第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号と前記第2の周期でサンプリングした第2のデジタル信号とを比較することによって前記計測機器の正常/異常を診断する自己診断手段
    を備えることを特徴とする計測機器。
  3. 所定の物理量を検出しその物理量に応じたアナログ信号を出力する第1,第2および第3のセンサと、
    前記第1のセンサからのアナログ信号を常時受信し第1のデジタル信号に変換する第1のA/D変換器と、
    前記第2のセンサからのアナログ信号および前記第3のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力するマルチプレクサと、
    このマルチプレクサから切り替えて出力されるアナログ信号を受信し、前記第2のセンサからのアナログ信号を第2のデジタル信号、前記第3のセンサからのアナログ信号を第3のデジタル信号に変換する第2のA/D変換器と、
    前記第1のA/D変換器からの第1のデジタル信号を第1の周期でサンプリングし、前記第2のA/D変換器からの第2のデジタル信号および第3のデジタル信号を前記第1の周期よりも長い第2の周期でサンプリングし、前記第1の周期でサンプリングした第1のデジタル信号を前記第2の周期でサンプリングした第2のデジタル信号および第3のデジタル信号で補正して計測値を求める処理装置とを備えた計測機器において、
    前記第1のセンサからのアナログ信号および前記第3のセンサからのアナログ信号を所定の周期で切り替えて出力する第2のマルチプレクサを備え、
    前記第1のA/D変換器は、
    前記第2のマルチプレクサから切り替えて出力されるアナログ信号を受信し、前記第1のセンサからのアナログ信号を第1のデジタル信号、前記第3のセンサからのアナログ信号を第4のデジタル信号に変換し、
    前記処理装置は、
    前記第1のA/D変換器からの第4のデジタル信号を前記第2の周期よりも長周期の第3の周期でサンプリングし、この第3の周期でサンプリングした第4のデジタル信号と前記第2の周期でサンプリングした第3のデジタル信号とを比較することによって前記計測機器の正常/異常を診断する自己診断手段
    を備えることを特徴とする計測機器。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載された計測機器において、
    前記第2のデジタル信号および前記第3のデジタル信号にそのサンプリング周期に起因して生じるエイリアシングの影響を除去するフィルタ
    を備えることを特徴とする計測機器。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載された計測機器において、
    前記第1のセンサは、2つの流体圧力の差を検出する差圧センサであり、
    前記第2のセンサは静圧を検出する静圧センサであり、
    前記第3のセンサは温度を検出する温度センサである
    ことを特徴とする計測機器。
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