JPWO2009145160A1 - 物品前出し具および物品配列棚 - Google Patents

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Abstract

展張された状態でその上に物品を配列可能な柔軟性を有するシートと、該シートの一端部が固定され、前記シートを反展張方向に巻き取るローラと、該シートの巻き取り方向にローラを回転させる駆動手段と、シート上に配列される物品のうち最前列の物品が当接する塀部とを有し、前記シート上に物品が配列される際に、前記最前列の物品が前記塀部に当接することにより、前記駆動手段による前記シートの巻き取り動作を停止させることを特徴とする物品前出し具。基本的に傾斜のない水平な棚板を用いつつ、電力等のエネルギーを必要としない簡素な物品前送り機能を有し、物品の包装状態によらず用いることができる物品前出し具および物品配列棚を提供する。

Description

本発明は、少なくとも奥行方向に物品が配列され、最前列の物品が棚上から取り去られると2列目にあった物品を最前列へと送る機能を有する物品前出し具およびそれを用いた物品配列棚に関し、とくに商品陳列棚として好適に用いられる物品前出し具および物品配列棚に関する。
従来、商品を最前列に送って空きスペースを詰める機構を有する商品陳列棚としてコンベア式のものが知られている。たとえば特許文献1には、モータ駆動型のベルトコンベア式商品陳列棚と、重力駆動型のころコンベア式商品陳列棚が記載されている。また、特許文献3には、棚板の上面に高滑り性能を付与した重力駆動型の商品陳列棚が記載されている。
また特許文献2には、物品を列状に収納可能な収納棚として、ばねの付勢力によって物品を物品出し入れ口に向けて押し付ける方式のものが記載されている。さらに、特許文献4、5には、帯状体(帯状テープ、帯状鋼板)の復元力によって押圧体が物品を前方に押し出す方式のものが記載されている。
特開平07−143927号公報 特開2003−267520号公報 特開2007−082779号公報 特開2005−110741号公報 国際公開WO2007/020725号公報
特許文献1に記載される商品陳列棚において、ベルトコンベア式のものは駆動力としてモータの回転力を用いているので、電力を必要とし、製作コストおよび運転コストが高くなる。また、特許文献1に記載されるころコンベア式のものや、特許文献3に記載される商品陳列棚は、駆動力として重力を用いているのでコストは抑えられるが、棚板に所定の傾斜を与えなければならない分だけ余計にスペースを必要とし、水平な棚板の場合と比較して陳列できる商品数が少なくなってしまう。
また、特許文献2、4、5に記載される収納棚では、駆動力としてばね力や帯状体の復元力を用いているため運転コストはかからないが、付勢力を適正にコントロールするための機構が複雑であるため製作コストが高くなる。また、物品は列ごと物品出し入れ口に向けて押し付けられているので、物品の包装容器が柔らかい場合などには適用が困難である。
このような現状に鑑み、本発明の課題は、基本的に傾斜のない水平な棚板を用いつつ、電力等のエネルギーを必要としない簡素な物品前送り機能を有し、物品の包装状態によらず用いることができる物品前出し具および物品配列棚を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る物品前出し具は、展張された状態でその上に物品を配列可能な柔軟性を有するシートと、該シートの一端部が固定され、前記シートを反展張方向に巻き取るローラと、該シートの巻き取り方向に前記ローラを回転させる駆動手段と、前記シート上に配列される物品のうち最前列の物品が当接する塀部とを有し、前記シート上に物品が配列される際に、前記最前列の物品が前記塀部に当接することにより、前記駆動手段による前記シートの巻き取り動作を停止させることを特徴とするものからなる。
このような本発明に係る物品前出し具において、シート上の最前列に配置された物品がシートの上から取り去られると、それまで最前列の物品と塀部の当接により停止していたローラが回転し、シートの巻き取り動作に伴って、シート上の物品がシートとともに列ごとシートの前方向に向けて搬送される。そして、前から2列目に配置されていた物品が、シート上の最前列の位置まで移動して塀部に当接されると、その2列目の物品の移動(搬送)が停止され、その物品の移動停止に伴ってシートの巻き取り方向への移動も停止されて、ローラは再び停止する。このように、本発明の物品前出し具によれば、簡素な機構で電力等のエネルギーを必要とせずにシート上の物品を最前列に送ることができるので、製作コストおよび運転コストを低減することができる。また、本発明によると、シートの巻き取り動作により物品を前列に移動(スライド)させるため、物品自体が棚部上を直接滑ることがないので、物品の底面(棚部に対向する面)が汚れたり、破損することを防止できる。
また、本発明に係る物品前出し具によれば、シートが展張される棚部等を水平に形成することができるので、傾斜した棚板を用いる場合と比較して数多くの商品を配列することができる。但し、必要に応じて(例えば、陳列状態にて見やすくする等のために)、棚部を若干傾斜させることは差し支えない。
本発明の物品前出し具において、シート巻き取りのための駆動手段は、駆動力としてばね力(例えば、ぜんまいばねによるばね力)を用いることが好ましい。ばね力を用いることによって、簡素な機構でエネルギーを消費しない物品前出し具を提供することができる。
本発明の物品前出し具において、駆動手段は駆動力を調整可能な駆動力調整手段を備えていることが好ましい。シート上に配列される物品の重量などによって、物品前送り機能が適正に働くための駆動力の大きさが異なるので、このような調整手段がローラやシート等に備えられていることによって、本発明の物品前出し具が多様な物品に適用可能となる。
本発明の物品前出し具は、シートの巻き取り方向への動作を停止させる停止手段を備えていることが好ましい。シート上に物品を補充する際や、物品入れ替えのためにシート上から物品を撤去する際など、物品前送り機能が働いてしまうと不都合な場合がある。そのような場合には一時的にシートの巻き取り方向への動作を停止させるために、このような停止手段を使用することができる。
また、本発明の物品前出し具において、シートに対し、該シートが持ち上げられた状態で通過可能なシート持ち上げ部が、ローラ近傍に設けられていることが好ましい。このようなシート持ち上げ部がローラ近傍に設けられることにより、シート上に細かい異物が乗ってしまった場合にも、該異物がローラ内部に持ち込まれにくくなる。なお、シート持ち上げ部を形成するにあたっては、ローラをシート展張面よりも高い位置に設置し、あるいは、シートが展張される棚部等の上に、シートが乗り上げるように形成された突起部を設けることができる。
本発明の物品前出し具においては、シートの他端部に可動台が接続された構成を採用することができる。このような可動台がシート端部に接続されることにより、比較的重量の大きい物品であっても、物品前送り機能が適正に働くようにすることができる。
このような本発明の物品前出し具において、可動台には、該可動台の移動方向に転動する転動体または可動台の移動方向に延びる線状体が設けられていることが好ましい。例えば、転動体としての車輪が設けられ、あるいは可動台の底面に線状体としての凸部が設けられることにより、可動台と、可動台が載置される棚部等との間の摩擦力が軽減され、より円滑にローラを回転させることが可能となる。なお、線状体は、可動台の移動方向に凸部が連続的に延びるように形成されるほか、可動台の移動方向に複数の凸部が形成され、全体として可動台の移動方向に延びるように形成されていてもよい。
また、本発明の物品前出し具においては、シートと可動台の接続部が、外周にローラと反対側のシート端部が巻き付けられる異形横断面のシート止め具と、折り返された状態でシートの通過を許容する開口を備え、該シート端部が巻き付けられたシート止め具をシート自身が展張する方向に対して保持する保持具とを有する構造を採用することができる。たとえば、特開2003−206651号公報に記載されるシート止め具および保持具が適用可能である。
上記のような接続部構造において、異形横断面とは、円形以外の形状の横断面を意味する。横断面の異形形状としては、とくに三角形、四角形、五角形等の多角形が好ましく、中でも三角形が特に好ましい。また、上記シート止め具の横断面形状としては、円形以外の異形横断面形状であればよく、異形横断面を有するシート止め具により、それに巻き付けられたシート端部を、保持具との共働により確実に所望の状態に保持、固定できるようになる。とくに、シート止め具の少なくともシート自身が展張する方向側の横断面形状が三角形状に形成されていることが好ましく、保持具の内面の開口に至る部分が、この三角形状に沿う形状に形成されていることが好ましい。このような構成とすれば、シートを張設する際、くさび効果によりシート止め具と保持具の内面との間に自然にシート端部が締め込まれ、所定の状態に固定される。また、シート止め具の三角形状部が自動的に保持具の内面の三角形状部に沿うことになるので、シート止め具の姿勢が自然に所定の姿勢に決められることになる。
また、シート端部がシート止め具と保持具との間に所定の姿勢に固定、保持された状態にて、シート端部がすり抜けたり位置がずれたりするのをより確実に防止するためには、シート端部が巻き付けられたシート止め具を保持する上記保持具の内面に、シート端部の抜け防止用の凹凸が付与されていることが好ましい。凹凸の形状はとくに限定しないが、たとえば鉤状断面の凹凸形状とすれば、シートが食い込むのでより確実に固定できる。
このような本発明の物品前出し具においては、シート端部が巻き付けられたシート止め具を、シートの端縁に沿って横方向からスライドさせるように保持具の内部空間内に収容できるので、シートの取替え時において取替え操作を容易に行なうことができる。また、シート取替え時にシートにおける皺の発生も防止することができる。
本発明の物品前出し具は、物品配列棚の棚部への装着部を有することが好ましい。装着部の構造としては、ねじ式、ばね式のクランプ構造などが採用可能である。また、棚部が鉄等の金属からなる場合には、物品前出し具を棚部に対して磁力で吸着させることができる。さらに、ローラをメンテナンスしやすいように、ローラ自体が物品前出し具から容易に脱着可能に形成されている場合等においては、物品前出し具を棚部に接着固定し、あるいは棚部と一体に形成してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る物品配列棚は、上述される物品前出し具が形成または装着された棚部を備えることを特徴とするものからなる。上述のような構成を有する物品前出し具が物品配列棚の棚部に装着されることにより、簡素な機構で電力等のエネルギーを必要とせずにシート上の物品を最前列に送ることができ、製作コストおよび運転コストが低減された物品配列棚が実現可能となる。
本発明の物品配列棚においては、ローラが棚部の下面側に設けられることが好ましい。ローラが棚部の下面側に設けられることにより、棚上のスペースを有効活用することができ、物品配列棚上に物品を効率的に配置することが可能となる。また、ローラが消費者の目に入りにくくなり、消費者の購買意欲が阻害されるのを回避することができる。
本発明の物品配列棚においては、棚部が、シートのローラと反対側の端部に接続された可動台の移動方向を規制するレールまたは溝部を備えていることが好ましい。可動台の位置がシートの巻き取り方向と垂直な方向に大きくずれてしまうと、シートのたるみや物品の転倒が生じるおそれがある。そこで、棚部にレールまたは溝部を設けることによって、このようなおそれを予防し、解消することができる。また、上述のように、ローラの回転を円滑にするために可動台に車輪や底面凸部が設けられる場合には、上記レールまたは溝部は、当該車輪や底面凸部と係合するように設けられることが好ましい。
このように本発明の物品前出し具および物品配列棚によれば、傾斜のない水平な棚板を用いつつ、電力等のエネルギーを必要としない簡素な物品前送り機能を実現することができる。また、このような本発明の物品前出し具および物品配列棚は、包装状態によらず多様な物品に適用可能である。
本発明の一実施態様に係る物品前出し具を示す概略断面図である。 図1のL形部材を示し、(A)は斜視図、(B)は(A)のX方向からみた平面図である。 図1の物品前出し具を示す縦断面図である。 図3のローラの駆動力を調整する駆動力調整機構を説明しており、(A)は通常時の状態を示す概略縦断面図、(B)は駆動力調整時の状態を示す概略縦断面図、(C)は駆動力の調整原理を示す概略特性図である。 図3のローラの駆動を停止させる駆動停止機構を説明しており、(A)は通常時の状態を示す概略縦断面図、(B)は駆動停止時の状態を示す概略縦断面図である。 本発明の第一実施態様に係る物品配列棚を示す側面図である。 本発明の第二実施態様に係る物品配列棚を示す斜視図である。 本発明の第三実施態様に係る物品配列棚を示す側面図である。 図8の物品配列棚を示す部分平面図である。 図8のシート止め具を示す斜視図である。 図8の保持具を示し、(A)は斜視図、(B)は側面図である。 図8のシートと台車の接続部を示す側面図である。 本発明の第四実施態様に係る物品配列棚を示す側面図である。 本発明の第五実施態様に係る物品配列棚を示す側面図である。 本発明の第六実施態様に係る物品配列棚を示す側面図である。
以下に、本発明の望ましい実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施態様に係る物品前出し具を示す概略断面図である。物品前出し具31は、クランプ構造を有する装着部2を介して棚部5に装着され、全体として物品配列棚1を形成する。棚部5の上には、棚部よりもやや高い位置に設置されたローラ6から、シート持ち上げ部3を介して引き出された柔軟性のあるシート7が展張され、シート端部8には可動台としてのL形部材13が、保持具17を介して取り付けられ、シート7およびL形部材13の上には複数の物品12が配列されている。ローラ6には、ぜんまいばねによるばね力を駆動力とする駆動手段が備えられている。該駆動手段はシート7をローラ内部へ(つまり、シート7の巻き取りロール体中へと)巻き取る方向の力を常時発生させているが、図1のように最前列の物品が塀部11に当接されている状態に達すると、シート7を介して駆動手段が最前列の物品におよぼす力と最前列の物品が塀部11から受ける力とがつり合って、それ以上にシート7が巻き取られなくなるため、ローラ6の回転動作は停止する。
シート7上に配列された物品12が図の左側から取り出されると、シート7は右から左側に動き(巻き取られ)、その上に載置された物品12も左側に移動する。すなわち、最前列の物品が棚上から取り去られると、力のつり合いがくずれ、シート7はローラ6に巻き取られて棚の前方向に物品12を搬送し、前から2列目の位置にあった物品が最前列の位置に移動する。するとまた、最前列の物品が塀部11に当接された状態となるので、再びローラ6の回転動作は停止する。
本実施態様において、物品前出し具31の外形は、ローラ6を回転自在に支持し、ローラ6を保護するローラカバー65によって構成されている。ローラカバー65は、ローラ6に巻き取られるシート7が引き出される方向に向けて開口された開口部と、該開口部以外の部分においてローラ6の外周面を囲むカバー部を有している。なお、ローラカバー65の軸方向両端面には、後述の図3に示されるブラケット53、63が装着されて、ローラ6の軸方向両端面を囲んでいる。このようにして、ローラ6に塵や埃等の異物が付着することが防止されている。
ローラカバー65の下方には、クランプ構造をなす装着部2が形成されており、ここに棚部5の一端が嵌入されることにより、物品前出し具31を棚部5に装着することができる。また、棚部5が鉄等の金属で作られている場合には、装着部2の装着面に磁石を設置することにより、物品前出し具31が、簡便かつ強固に棚部5に装着可能となる。
また、ローラカバー65には、シート7が引き出される側の上端を立ち上げることにより形成された土手部69が設けられている。例えば、物品前出し具31が冷蔵庫内等の低温環境において使用される場合には、冷蔵庫の扉の開閉等によってローラカバー65の外表面に結露が生じるおそれがあるが、ローラカバー65に土手部69が設けられることにより、結露による水滴がローラカバー65の内側に侵入してローラ6に付着することを防止することが可能となる。
さらに、ローラカバー65に設けられた塀部11によって、シート7が持ち上げられた状態で通過可能なシート持ち上げ部3が、ローラ6近傍のシート7に対して形成されている。すなわち、シート7は、塀部11によって棚部5の上面に展張された高さよりも高い位置に一旦持ち上げられた後、ローラ6に巻き取られている。このようなシート持ち上げ部3がローラ6の近傍に設けられることによって、シート7上に塵や埃等の異物が載ってしまった場合にも、異物をローラカバー65の内側に侵入する手前で振り落とすことが可能となる。このようにして、ローラ6に異物が噛み込まれて駆動が妨げられることが防止される。また、シート持ち上げ部3を形成することによって、シート7が完全に巻き取られた際に、L形部材13がローラカバー65の内側に侵入してローラ6と衝突することも防止することができる。
本実施態様においてシート7の材質は限定されないが、棚部5との摩擦が少なく、かつ、ローラ6によって巻き取りやすい柔軟性を有するテフロン(登録商標)などの素材又はそれをコーティングした他の素材などを使用することができる。また、物品配列棚1に食品を配列する場合等においては、抗菌性や耐菌性のある素材(例えばPET等のポリエステル)を用いることが好ましい。
図2は、図1のL形部材13を示しており、(A)は斜視図、(B)は(A)のX方向からみた平面図である。L形部材13はアルミ材料で形成されており、底面部には、L形部材13の移動方向に沿って、4本の線状体としての凸部14が板金加工されている。凸部14は、横断面が滑らかな曲線に形成されることによって、図1の棚部5との間の接触面積が非常に小さく設定されているので、L形部材13と棚部5との間の静止摩擦力および動摩擦力は小さい。このような凸部14が形成されたL形部材13が、シート7の端部8に取り付けられていることにより、シート7のほぼ全長がローラ6に巻き取られて、ローラ6の駆動力が最も弱くなった状態においても、ローラ6の回転状態を円滑に保持することが可能となる。
図3は、図1の物品前出し具31を示す縦断面図である。シート7は、その一端がローラパイプ59に接続され、ローラカバー65の開口部からローラ6の外部に向けて引き出される。また、ローラパイプ59の軸方向一端に設けられたローラエンド64は、ブラケット63に対し回転自在に支持されている。また、ローラパイプ59の軸方向他端に設けられたローテータ52は、ステータ51に対して回転自在に支持されている。ステータ51は、インナーパイプ58およびピロー60と一体に組み立てられている。ピロー60は、ピロー61およびプッシュナット62を介して、ローラエンド64に対して回転自在に支持されている。ステータ51は、シャフトホルダ55および駆動力調整ダイヤル54との間で角断面形状の嵌合状態を形成しているので、回転時にはシャフトホルダ55および駆動力調整ダイヤル54と一体に回転する。また、駆動力調整ダイヤル54は、ブラケット53に対して回転可能に支持されている。しかしながら、通常時には、シャフトホルダ55の爪部55aを介して伝達される係止ばね56の付勢力によって、駆動力調整ダイヤル54が圧接面66においてブラケット53に圧接されているので、強い外力を加えない限り、駆動力調整ダイヤル54はブラケット53に対して回転しないようになっている。
図3において、ローラパイプ59の内周面側にはローラパイプ59を回転させる駆動手段としての駆動ばね57が付設されており、駆動ばね57の一端はローテータ52に接続され、駆動ばね57の他端はステータ51と一体に組み立てられたピロー60に接続されている。したがって、駆動ばね57によってローラ6に生じる駆動力は、ステータ51とローテータ52との間の相対的なねじれによって生起される。このような構成を採用することにより、ローラ6の径を小さくすることができ、棚部5の前方に物品前出し具31を配置することが可能となる。また、生起される駆動力の大きさは、駆動力調整ダイヤル54を回転させることによって調整することが可能である。なお、ステータ51、ローテータ52、ブラケット53、63、駆動力調整ダイヤル54、シャフトホルダ55、ピロー60、61、ローラエンド64を形成する素材としては、加工容易性の観点から樹脂素材が好ましく、とくに、冷蔵庫内等の低温環境における強度の観点から、ポリアセタール(POM)が最適である。また、係止ばね56としては、畜勢を解消する方向へのねじれが阻止されるワンウェークラッチばねを用いることが好ましい。係止ばね56としてワンウェークラッチばねが用いられることにより、駆動力調整操作中に、駆動力調整ダイヤル54が駆動ばね57の反力を受けて回転し、駆動力設定値をリセットしてしまう不都合が回避される。
図4は、図3のローラ6の駆動力を調整する駆動力調整機構32を説明するための図であり、(A)は通常時の状態を示す概略縦断面図、(B)は駆動力調整時の状態を示す概略縦断面図、(C)は駆動力調整機構32による駆動力の調整原理を概念的に示した概略特性図である。図4(A)においては、駆動力調整ダイヤル54が圧接面66でブラケット53に圧接されているため、駆動力調整ダイヤル54と一体にのみ回転可能な、ステータ51、インナーパイプ58およびピロー60からなる組立体は、ブラケット53に対して回転できない状態にある。従って、図4(A)においては、ローテータ52、ローラパイプ59およびローラエンド64からなる組立体のみがブラケット53、63に対して回転可能であり、これが回転することにより、駆動ばね57の蓄勢状態が変化する。
図4(A)に示される通常時の状態から、図4(B)に示されるように、駆動力調整ダイヤル54に、ブラケット53と軸方向反対向きの外力を加えることにより、駆動力調整ダイヤル54とブラケット53の圧接状態が解除される。このような状態で駆動力調整ダイヤル54を回転させると、シャフトホルダ55を介してステータ51が回転する。このように、駆動力調整時においては、ステータ51を回転させて駆動ばね57の蓄勢状態を調整することにより、ローラ6に生じる駆動力を調整することができる。
さらに、図4(C)を参照しつつ、ローラ6の駆動力の調整原理を説明する。シート引き出し長さをx、ローラ駆動力をyとしたとき、駆動ばね57の弾性力を示す特性関数がy=f(x)と表されるものとする。ばね弾性の性質上、シート7がローラ6に巻き取られる長さが最大となる時(x=0の時)にyは最小となるが、このローラ駆動力の最小値が小さ過ぎると、シート7上に載置されている物品12の数が少なくなった際に、物品前出し機能が働かなくなってしまう。そこで、x=0の場合にも物品前出し機能が働くようにローラ駆動力を調整する必要がある。例えばx=0の状態から、シート引き出し長さxに相当する回転数だけ、図4(B)で説明したように駆動力調整ダイヤル54を回転させれば、ローラ駆動力の最小値をf(x)に設定することができる。但し、ローラ駆動力の最小値は、シート7上に載置される物品12の重さや底面積等に応じて適切な値に設定する必要がある。例えば、ある物品についてローラ駆動力の最小値をf(x)に設定して本発明の物品前出し具を使用していた場合に、対象物品をより重い物品に変更した際には、ローラ駆動力の最小値を、より大きな値、例えばf(x)に再設定しなければならない。このような場合には、図4(B)に示される駆動力調整時の状態において、駆動力調整ダイヤル54をさらに大きく回転させて、初期の状態(関係式:y=f(x))からシート引き出し長さxに相当する回転数だけ回転させた状態とすることによって、駆動力を再調整することが可能である。このようにして、シート7上の載置物品12がほとんど取り去られた状態においても十分なローラ駆動力を保持するように駆動力を調整することができる。
図5は、図3のローラの駆動を停止させる駆動停止機構33を説明するための図であり、図4の変形例である。なお(A)は通常時の状態を示す概略縦断面図、(B)は駆動停止時の状態を示す概略縦断面図である。図5のローラ6においては、駆動力調整機構32に加えて、ボタン軸70を介してローラエンド64とともに回転可能な駆動停止ボタン68を備えた駆動停止機構33が付設されている。図5(A)に示される通常時においては、ローラエンド64および駆動停止ボタン68は、ブラケット63に対して回転することができる。一方、図5(B)に示される駆動停止時においては、駆動停止ボタン68が、ローラエンド64側に押し込まれてブラケット63との間に圧接面67を形成している。なお、係止ばね(図示略)を用いた係止構造を用いることによって、駆動停止ボタン68をローラエンド64側に押し込んでいる外力が除去されても、駆動停止ボタン68とブラケット63の間の圧接状態が依然として保持されるように構成することが可能である。このような圧接状態においては、ボタン軸70の回転が停止されることに伴って、ローテータ52、ローラパイプ59およびローラエンド64からなる組立体の回転が停止されているので、ローラ6の駆動は停止される。なお、駆動停止機構33は、図5に示されるように駆動力調整機構32と併設されてもよいが、駆動停止機構33のみが単独で設けられてもよい。
図6は、本発明の第一実施態様に係る物品配列棚を示す側面図である。物品配列棚1aにおいて、シート端部8には剛性のある棒状の部材が取り付けられている。また、図6の物品配列棚1aにおいては、図1の物品配列棚1の場合と異なり、装着部2やシート持ち上げ部3が設けられていない。その他の点については、図1の物品配列棚1と同様であるので、同一の符号を付することにより説明を省略する。なお、第二実施態様以降においても同様にして説明を省略する。
図7は、本発明の第二実施態様に係る物品配列棚1bを示す斜視図である。本実施態様では、図5の物品配列棚1aが3つ並列に配置されたような構造をなしているが、棚部5と塀部11bについては3つの物品前出し具で共用されており、全体として1つの物品配列棚1bを構成するものである。ローラ6は塀部11bに隠れて図示されていないが、塀部11bの近傍には3つのローラ6が配置されている。該ローラ6はそれぞれ独立して回転動作を行ない、それぞれ独立してシート7を巻き取ることができるようになっている。
図8は、本発明の第三実施態様に係る物品配列棚1cを示す側面図である。物品12はすべてシート7の上に積載されているが、最後列(図の最右側)の物品12は可動台としてのL形状の台車15の上にシート7を介して載置されている。台車15は、三角形状の横断面を有するシート止め具16と、内面が三角形状に沿う形状をなす保持具17によってシート端部8と接続されており、棚部5上にはレール18が設置されている。この状態でシート7がローラ6に巻き取られると、台車15はレール18に沿って図の左方向に移動する。台車15は転動体としての車輪24を備えているので、その転動により極めて小さい力で移動できるから、物品12の移動(搬送)も極めて円滑に行なわれることになる。さらに、車輪24に代えて、あるいは車輪24に加えて、台車15の下面にテフロン(登録商標)などの低摺動性素材を貼付し、レール18や下側案内面との摩擦を軽減させることも可能である。
図9は、図8の物品配列棚1cを示す部分平面図である。台車15には、台車15からみて棚の後方向(図の右方向)に延びる停止手段19が設けられている。図9において、停止手段19の回転パッド20はレール間に押し込まれてロックされた状態にある。この状態ではシートの巻き取り方向に台車15が動かないので、ローラ6は回転動作を停止する。したがって、この状態で物品12を棚上から取り去っても、依然としてシート7と台車15は、強制的に動作が停止されており動かない。この状態で停止手段19の回転パッド20を回転させて、回転パッド20のロック状態を解放すると、シート7と台車15は動作可能となる。
本実施態様においては、1つの台車に2組のシート止め具16と保持具17が設けられているが、これに限られずシート止め具16と保持具17は1組、あるいは3組以上設けられてもよい。
図10は、図8のシート止め具16を示す斜視図である。本実施態様においては横断面が三角形状であるが、これ以外に四角形、五角形等の角形などでもよい。
図11は、図8の保持具17を示しており、(A)は斜視図である。保持具17には、シート端部8が巻き付けられたシート止め具16を収容する内部空間21が形成されており、内部空間21はシート止め具16の幅方向に貫通させて形成されている。したがって、シート止め具16にシート端部8を巻き付けた状態にて、シート7の端縁に沿って横方向からスライドさせるように、シート端部8が巻き付けられたシート止め具16を内部空間21に収容できるようになっている。
図11(B)はシート端部8の抜け防止用の凹凸22が付与された保持具17の側面図である。凹凸22の形状はとくに限定しないが、たとえば鉤状断面の凹凸形状とすれば、シート7が食い込むのでより確実にシート7と台車15を接続固定できる。
図12は、図8のシート7と台車15の接続部を示す正面図である。本実施態様では、シート止め具16が横断面三角形に、保持具17の内面も対応する三角形状に形成されているので、上記締め込み時にくさび効果が生じて自然にストッパ機能が発揮され、シート端部8がより確実に台車15に保持、固定される。
本発明においては、ローラの棚部に対する相対的な高さ位置は、任意に設定可能である。例えば図13に示される本発明の第四実施態様に係る物品配列棚1dのように、ローラ6を棚部5dに対し、図6に示されるローラ6の位置よりも高さ方向に下げることができる。また、塀部11dの高さも相対的に下げることができる。さらに、塀部11dについては、高さ方向に位置調整できるようにしておいてもよく、伸縮できる構造としておいてもよい。
図14は、本発明の第五実施態様に係る物品配列棚1eを示す側面図である。物品配列棚1eにおいては、棚部5上に、シート7の巻き込み方向と垂直方向に延びる線状の突起部4が形成されており、ローラ6に巻き取られるシート7は、ローラ6の近傍を、突起部4に乗り上げた状態で通過するようになっている。このように、突起部4によってシート7がローラ6近傍で持ち上げられてシート持ち上げ部3eを形成することにより、シート7上の異物がローラ6の内部に持ち込まれることが防止されている。
図15は、本発明の第六実施態様に係る物品配列棚1fを示す側面図である。物品配列棚1fにおいては、シート7が、棚部5fの一端に取り付けられたローラ滑車23を介して棚部5fの下面側に展張されており、ローラ6は棚部5fの下面側に設けられている。塀部11fは、装着部2fを介してローラ滑車23に装着されている。また、棚部5fは、物品配列棚1fの前方に向けて傾斜している。このように、ローラ6を前方に向けて傾斜した棚部5fの下面側に設けることによって、ローラ6が消費者から見えにくくなっている。また、ローラ6が物品配列棚1fの後方に配置されることにより、ローラ6の駆動力の調整等のメンテナンス作業を物品配列棚1fの後方(例えば、物品貯蔵庫内)側から行うことができるので、物品配列棚1f上への物品補充等の作業が円滑に行えるようになる。さらに、シート7は、棚部5fの上面からローラ滑車23により折り返されて、棚部5fの下面を通過した後にローラ6に巻き取られるので、シート7に付着した塵、埃等は、棚部5fの下面を通過する際に落下し、ローラ6の駆動に支障が生じることが防止されている。
本発明に係る物品前出し具を用いた物品配列棚によれば、基本的に傾斜のない水平な棚板を用いつつ、電力等のエネルギーを必要としない簡素な物品前送り機能を実現することができる。本発明の物品前出し具を用いた物品配列棚は、コンビニエンスストアなどに設置される商品陳列棚や、倉庫に設置される物品配列棚として、物品の包装状態によらず適用可能であるが、とくに商品陳列棚として好適に用いられる。
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f 物品配列棚
2、2f 装着部
3、3e シート持ち上げ部
4 突起部
5、5d、5f 棚部
6 ローラ
7 シート
8 シート端部
11、11b、11d、11f 塀部
12 物品
13 L形部材
14 凸部
15 台車16 シート止め具
17 保持具
18 レール
19 停止手段
20 回転パッド
21 内部空間
22 凹凸
23 ローラ滑車
24 車輪
31 物品前出し具
32 駆動力調整機構
33 駆動停止機構
51 ステータ
52 ローテータ
53、63 ブラケット
54 駆動力調整ダイヤル
55 シャフトホルダ
55a 爪部
56 係止ばね
57 駆動ばね
58 インナーパイプ
59 ローラパイプ
60、61 ピロー
62 プッシュナット
64 ローラエンド
65 ローラカバー
66、67 圧接面
68 駆動停止ボタン
69 土手部
70 ボタン軸

Claims (13)

  1. 展張された状態でその上に物品を配列可能な柔軟性を有するシートと、該シートの一端部が固定され、前記シートを反展張方向に巻き取るローラと、該シートの巻き取り方向に前記ローラを回転させる駆動手段と、前記シート上に配列される物品のうち最前列の物品が当接する塀部とを有し、前記シート上に物品が配列される際に、前記最前列の物品が前記塀部に当接することにより、前記駆動手段による前記シートの巻き取り動作を停止させることを特徴とする物品前出し具。
  2. 前記駆動手段が、駆動力としてばね力を用いる、請求項1に記載の物品前出し具。
  3. 前記駆動手段が、駆動力を調整可能な駆動力調整手段を備えている、請求項1または2に記載の物品前出し具。
  4. 前記シートの巻き取り方向への動作を停止させる停止手段を備えている、請求項1〜3のいずれかに記載の物品前出し具。
  5. 前記シートに対し、前記シートが持ち上げられた状態で通過可能なシート持ち上げ部が、前記ローラ近傍に設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載の物品前出し具。
  6. 前記シートの他端部に可動台が接続されている、請求項1〜5のいずれかに記載の物品前出し具。
  7. 前記可動台には、該可動台の移動方向に転動する転動体または前記可動台の移動方向に延びる線状体が設けられている、請求項6に記載の物品前出し具。
  8. 前記シートと前記可動台の接続部が、外周に前記シート端部が巻き付けられる異形横断面のシート止め具と、シートが折り返された状態でシートの通過を許容する開口を備え、前記シート端部が巻き付けられた前記シート止め具をシート自身が展張する方向に対して保持する保持具とを有する、請求項6または7に記載の物品前出し具。
  9. 前記シート止め具の少なくともシート自身が展張する方向側部分の横断面形状が多角形状に形成されており、前記保持具の内面の前記開口に至る部分が、前記多角形状に沿う形状に形成されている、請求項8に記載の物品前出し具。
  10. 物品配列棚の棚部への装着部を有する、請求項1〜9のいずれかに記載の物品前出し具。
  11. 請求項1〜9のいずれかに記載の物品前出し具が形成または装着された棚部を備えることを特徴とする物品配列棚。
  12. 前記ローラが、前記棚部の下面側に設けられている、請求項11に記載の物品配列棚。
  13. 前記棚部が、前記シートのローラと反対側の端部に接続された可動台の移動方向を規制するレールまたは溝部を備えている、請求項11または12に記載の物品配列棚。
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