JPWO2009139057A1 - ドライバの出力電流調整方法、ドライバの出力電流調整装置及び電子装置 - Google Patents

ドライバの出力電流調整方法、ドライバの出力電流調整装置及び電子装置 Download PDF

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Abstract

ドライバ11が受信LSI2に対してドライバ電流を出力し、受信LSI2が備えるレシーバ21が、ドライバ電流の値に応じたアナログの電圧信号をレシーバ入力として受信する。A/D変換器22が、レシーバ入力の電圧信号をデジタル値に変換して、送信LSI1内のドライバ電流コントローラ12に送信する。ドライバ電流コントローラ12が、レシーバ入力の電圧信号のデジタル値が所定の範囲内に入るように、ドライバ11が備えるPMOSの駆動段数又はNMOSの駆動段数を調整する。

Description

本発明は、ドライバから外部負荷に出力される出力電流を調整する、ドライバの出力電流調整方法、ドライバの出力電流調整装置に関する。また、本発明は、信号を送信する送信装置と該信号を受信する受信装置とを備える電子装置であって、受信装置が送信装置から受信した信号のレベルを示すレベル信号に応じて、送信装置が、ドライバの要素であるPMOS素子とNMOS素子との動作を別個に切り換える電子装置に関する。
半導体技術やチップの実装技術の進展に伴い、1枚の基板に複数のCPU、大容量の主記憶装置を搭載した装置(例えば、ブレードサーバーと称される装置)が提供されている。このような装置では、実装上の問題から、複数のモジュール(チップ)を、他のモジュール(チップ)と同一の距離に配置することが難しい。従って、データ要求元のLSIチップがデータ要求先のLSIチップからデータを得る時間にばらつきが出る。このばらつきは、主に、ボード配線の特性やコネクタの特性、LSIチップの性能に依存する。近年のデータ処理速度の向上に伴い、このばらつきの幅も、無視できなくなっている。
ここで、EMI(不要電磁波放射)を規格内に抑えることを目的として、ドライバ内部の電流感知部を用いて検出されたドライバの出力電流を測定し、測定された出力電流を制御する信号線制御方式が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
しかし、上記信号線制御方式によるドライバの出力電流の制御は、ドライバ内部での電流制御であって、ボード配線やコネクタ特性やレシーバまでの変動は考慮されていない。従って、レシーバの入力レベルが良好となるような電流調整を行なっていない。
ドライバを備えるLSIから、例えば他のLSIといった外部負荷へデータ送信をする際には、一般に、図10、図11を参照して後述するように、ドライバを構成するPMOSの駆動段数、NMOSの駆動段数を固定して、データ送信を実行することが一般的である。
図10は、LSI間でデータ送受信する際の従来の構成例を示す図である。送信LSI3は、ドライバ30を備える。送信LSI3は受信LSI4とボード配線5等で接続されている。ドライバ30は、複数段の駆動素子(例えば、バッファ)31乃至33を備える。各々の駆動素子は、図11に示すように、PMOS200及びNMOS201からなるCMOS構成を有している。図11では、図10中の駆動素子31の構成例を示す。各々の駆動素子は、ドライバ入力のレベルに応じて電流を出力する。図10、図11に示す従来技術では、ドライバ30におけるPMOSの駆動段数、NMOSの駆動段数は固定されている。
送信LSI3から受信LSI4へデータ送信する際には、まず、上記複数段の駆動素子を備えるドライバ30に対してドライバ入力する。ドライバ入力に応じて、ドライバ30が電流を出力する。ドライバ30から出力された電流は、ボード配線5を経由して、受信LSI4が備える半導体素子であるレシーバ41に入力される。そして、レシーバ41がレシーバ出力して、受信LSI4はデータを受ける。
特許第3520913号公報
図10及び図11に示す従来技術では、PMOS、NMOSの駆動段数は固定されている。従って、各々の駆動素子の電流特性のばらつきに起因してドライバ30からの出力電流の変動が大きくなった場合に、出力電流を調整することができない。そして、変動が大きくなった出力電流がドライバ30からボード配線5を経由して受信LSI4のレシーバ41に入力されると、レシーバ41におけるデータの電圧振幅の変動が大きくなってしまう。
本発明は、ドライバから外部負荷に出力される信号のレベルに基づいて、該ドライバの出力電流を調整するドライバの出力電流調整方法の提供を目的とする。
また、本発明は、ドライバから外部負荷に出力される信号のレベルに基づいて、該ドライバの出力電流を調整するドライバの出力電流調整装置の提供を目的とする。
また、本発明は、信号を送信する送信装置と該信号を受信する受信装置とを備える電子装置であって、受信装置が送信装置から受信した信号のレベルを示すレベル信号に応じて、送信装置が、ドライバの要素であるPMOS素子とNMOS素子との動作を別個に切り換える電子装置の提供を目的とする。
本ドライバの出力電流調整方法は、入力信号に応じて外部負荷に出力電流を供給するドライバの出力電流を調整する方法であって、前記ドライバが、複数段のPMOSと複数段のNMOSとを備え、前記ドライバから出力される電流の値に応じた信号を受信し、前記信号のレベルに応じて、該信号のレベルが所定の範囲内に入るように、前記PMOSの駆動段数又はNMOSの駆動段数を調整する。
また、本ドライバの出力電流調整装置は、入力信号に応じて外部負荷に出力電流を供給するドライバの出力電流を調整する装置であって、前記ドライバが、複数段のPMOSと複数段のNMOSを備え、前記ドライバから出力される電流の値に応じた信号を受信する受信手段と、前記信号のレベルに応じて、該信号のレベルが所定の範囲内に入るように、前記PMOSの駆動段数又はNMOSの駆動段数を調整する調整手段とを備える。
また、本電子装置は、信号を送信する送信装置と、配線を介して前記信号を受信する受信装置とを備える電子装置において、前記受信装置は、前記送信装置に、前記送信装置から受信した信号のレベルを示すレベル信号を送信する送信部を備え、前記送信装置は、複数段のCMOS素子を備えたドライバと、前記ドライバの要素であるPMOS素子とNMOS素子との動作を、前記レベル信号に応じて別個に切り換える切換部とを備える。
本ドライバの出力電流調整方法、本ドライバの出力電流調整装置によれば、ドライバから出力される電流の値に応じた信号のレベルに基づいて、ドライバを構成するPMOSの駆動段数又はNMOSの駆動段数を調整することによって、該ドライバから出力される電流を精度良く調整することが可能となる。また、本電子装置によれば、受信装置が送信装置から受信した信号のレベルを示すレベル信号に応じて、送信装置が、ドライバの要素であるPMOS素子とNMOS素子との動作を別個に切り換えることが可能となる。
本実施形態のドライバの出力電流調整方法を実現する構成の一例を示す図である。 NMOSの駆動段数Mnを決定する処理を説明する図である。 PMOSの駆動段数Mpを決定する処理を説明する図である。 駆動素子の構成の一例を示す図である。 段数ON/OFF回路が従う真理値表の例である。 ドライバの出力電流の調整処理フローの例を示す図である。 ドライバの出力電流の調整処理フローの例を示す図である。 ドライバの出力電流の調整処理フローの例を示す図である。 ドライバの出力電流の調整処理フローの例を示す図である。 LSI間でデータ送受信する際の従来の構成例を示す図である。 駆動素子の構成を示す図である。
符号の説明
1 送信LSI
2 受信LSI
5 ボード配線
11 ドライバ
12 ドライバ電流コントローラ
21 レシーバ
22 A/D変換器
23、25 スイッチ
24 プルダウン抵抗
26 プルアップ抵抗
111、112、113 駆動素子
図1は、本実施形態のドライバの出力電流調整方法を実現する構成の一例を示す図である。図1において、信号を送信する送信LSI1が、信号を受信するLSIである受信LSI2とボード配線5で接続されている。送信LSI1は、ドライバ11、ドライバ電流コントローラ12を備える。なお、図1では送信LSI1がドライバ電流コントローラ12を備える構成を示しているが、受信LSI2がドライバ電流コントローラ12を備えるようにしてもよい。ドライバ11は、入力信号(ドライバ入力)に応じて外部負荷である受信LSI2に出力電流(ドライバ出力)を供給する。ドライバ11は、複数段の駆動素子111乃至113を備える。ドライバ11は、任意の段数の駆動素子を備えるようにしてもよい。各々の駆動素子は、例えばバッファであり、図4に示すように、PMOS200及びNMOS201からなるCMOS構成を有している。従って、ドライバ11は、複数段のPMOSと複数段のNMOSを備える。各々の駆動素子は、ドライバ入力として信号が入力すると、ドライバ電流コントローラ12から受信するPMOS段数制御信号又はNMOS段数調整信号とドライバ入力のレベルとに基づいて、信号をドライバ出力として出力する。
ドライバ電流コントローラ12は、受信LSI2が備えるA/D(アナログ/デジタル)変換器22から、レシーバ入力として入力する信号の電圧を示すデジタル値を受信し、受信したデジタル値に応じて、該デジタル値が所定の範囲内に入るように、ドライバ11が備えるPMOSの駆動段数の調整又はNMOSの駆動段数の調整を実行する。PMOSの駆動段数は、ドライバ11で並列に接続され、かつ、駆動するPMOSの個数である。NMOSの駆動段数は、ドライバ11で並列に接続され、かつ、駆動するNMOSの個数である。
ドライバ電流コントローラ12がPMOSの駆動段数を調整する際には、ドライバ電流コントローラ12は、A/D変換器22から受信するレシーバ入力のデジタル値と、予め決められた目標値とを比較し、比較結果に基づいて、受信したデジタル値が目標値に近くなるようにPMOSの駆動段数を決定する。ドライバ電流コントローラ12は、PMOS段数制御信号(P[X])をドライバ11が備える駆動素子に送信して、PMOSの駆動段数を決定された駆動段数にする。PMOS段数制御信号(P[X])は、第X段目の駆動素子を構成するPMOSを駆動させるための制御信号である。ドライバ電流コントローラ12は、P[X]を第X段目の駆動素子に対して入力する。PMOSの駆動段数の調整は、ドライバ入力のレベルをL(Low)にした状態で行う。ドライバ電流コントローラ12がPMOSの駆動段数を決定された駆動段数に調整することによって、ドライバ11が、決定したPMOSの駆動段数に応じた大きさのドライバ電流を出力、つまりドライバの出力電流が調整される。その結果、レシーバ入力の電圧信号のデジタル値が目標値に近くなる。
図1中に示すP[1]は、第1段目の駆動素子111を構成するPMOSを駆動させる、つまりオンにするための制御信号である。P[2]は、第2段目の駆動素子112を構成するPMOSを駆動させるための制御信号である。P[3]は、第3段目の駆動素子113を構成するPMOSを駆動させるための制御信号である。ドライバ電流コントローラ12が、P[X]をH(High)にすると、第X段目の駆動素子を構成するPMOSがオンになり、P[X]をL(Low)にすると、第X段目の駆動素子を構成するPMOSがオフになる。例えば、P[1]がH、P[2]がL、P[3]がLの場合、PMOSの駆動段数は1段となり、P[1]がH、P[2]がH、P[3]がLの場合、PMOSの駆動段数は2段となる。
NMOSの駆動段数を調整する際には、ドライバ電流コントローラ12は、PMOSの駆動段数の調整手順と同様の手順に従って、A/D変換器22から受信する電圧信号のデジタル値が目標値に近くなるようにNMOSの駆動段数を決定し、NMOS段数制御信号(N[X])をドライバ11が備える駆動素子に送信して、NMOSの駆動段数を決定された駆動段数にする。NMOS段数制御信号(N[X])は、第X段目の駆動素子を構成するNMOSを駆動させるための制御信号である。ドライバ電流コントローラ12は、N[X]を第X段目の駆動素子に対して入力する。NMOSの駆動段数の調整は、ドライバ入力のレベルをH(High)にした状態で行う。ドライバ電流コントローラ12がNMOSの駆動段数を決定された駆動段数に調整することによって、ドライバ11が、該NMOSの駆動段数に応じた大きさのドライバ電流を出力、つまりドライバの出力電流が調整される。その結果、レシーバ入力の電圧信号のデジタル値が目標値に近くなる。
すなわち、ドライバ電流コントローラ12は、ドライバ11内の各PMOS素子に供給され、各PMOS素子の動作を個別にオンオフするPMOS段数制御信号と、ドライバ11内の各NMOS素子に供給され、各NMOS素子の動作をオンオフするNMOS段数制御信号とを、レベル信号の値に応じて選択的に出力する。レベル信号は、受信LSI2のA/D変換器22がドライバ電流コントローラ12に対して送信する信号であって、受信LSI2が送信LSI1から受信した信号(レシーバ入力として入力する信号)のレベル(電圧を示すデジタル値)を示す信号である。
図1中に示すN[1]は、第1段目の駆動素子111を構成するNMOSを駆動させるための制御信号である。N[2]は、第2段目の駆動素子112を構成するNMOSを駆動させるための制御信号である。N[3]は、第3段目の駆動素子113を構成するNMOSを駆動させるための制御信号である。ドライバ電流コントローラ12が、N[X]をH(High)にすると、第X段目の駆動素子を構成するNMOSがオンになり、N[X]をL(Low)にすると、第X段目の駆動素子を構成するNMOSがオフになる。例えば、N[1]がH、N[2]がL、N[3]がLの場合、NMOSの駆動段数は1段となり、N[1]がH、N[2]がH、N[3]がLの場合、NMOSの駆動段数は2段となる。ドライバ電流コントローラ12は、PMOSの駆動段数の調整とNMOSの駆動段数の調整とを別個に実行する。
また、ドライバ電流コントローラ12は、PMOSの駆動段数の調整の際に、受信LSI2に対してPMOS側調整制御信号を送信して、スイッチ23をオンにする。スイッチ23をオンにすることによって、受信LSI2がグランドに接続されたプルダウン抵抗24に接続される。その結果、ドライバ11で駆動されるPMOSの駆動段数の調整を行うことができる状態となる。PMOS側調整制御信号は、スイッチ23をオン又はオフに切り換えるための制御信号である。PMOS側調整制御信号がH(High)の場合にスイッチ23がオンになり、PMOS側調整制御信号がL(Low)の場合にスイッチ23がオフになる。
また、ドライバ電流コントローラ12は、NMOSの駆動段数の調整の際に、受信LSI2に対してNMOS側調整制御信号を送信して、スイッチ25をオンにする。スイッチ25をオンにすることによって、受信LSI2が、電源電圧に接続されたプルアップ抵抗26に接続される。すなわち、スイッチ25が、プルアップ抵抗26のボード配線5への接続を切り換える。その結果、ドライバ11で駆動されるNMOSの駆動段数の調整を行うことができる状態となる。NMOS側調整制御信号は、スイッチ25をオン又はオフに切り換えるための制御信号である。NMOS側調整制御信号がH(High)の場合にスイッチ25がオンになり、NMOS側調整制御信号がL(Low)の場合にスイッチ25がオフになる。すなわち、ドライバ電流コントローラ12は、受信LSI2をプルアップ抵抗26又はプルダウン抵抗24に選択的に接続する選択的接続手段である。ドライバ電流コントローラ12が、A/D変換器22が送信LSI1に対して送信するレベル信号に応じて、スイッチ25のオンオフを切り換えるNMOS側調整制御信号と、スイッチ26のオンオフを切り換えるPMOS側調整制御信号とを、選択的に受信LSI2に対して出力するようにしてもよい。
受信LSI2が備えるレシーバ21は、受信LSI2内の半導体素子である。レシーバ21は、ドライバ11から出力されたドライバ電流の値に応じたアナログの電圧信号をレシーバ入力として受信し、レシーバ入力の電圧を示すデータをレシーバ出力として出力する。A/D変換器22は、レシーバ21が受信するアナログの電圧信号、つまりレシーバ入力の電圧信号をデジタル値に変換して、該デジタル値を示す信号をレベル信号として送信LSI1内のドライバ電流コントローラ12に送信する。
本実施形態のドライバの出力電流調整方法を実現するドライバ11の出力電流調整装置は、図1に示すレシーバ21、A/D変換器22、ドライバ電流コントローラ12、プルダウン抵抗24、プルアップ抵抗26を備える。ドライバ11の出力電流調整装置が備えるレシーバ21が、ドライバ11から出力される電流の値に応じた電圧信号を受信し、A/D変換器22が、上記電圧信号をデジタル値に変換する。そして、ドライバ電流コントローラ12が、前述したように、電圧信号のデジタル値に応じて、デジタル値が所定の範囲内に入るように、ドライバ11が備えるPMOSの駆動段数又はNMOSの駆動段数を調整する。
また、本実施形態の電子装置は、信号を送信する送信装置として機能する図1に示す送信LSI1と、ボード配線5を介して上記信号を受信する受信装置として機能する受信LSI2とを備える。受信LSI2が備えるA/D変換器22は、送信LSI1に、上記送信装置から受信した信号のレベルを示すレベル信号を送信する送信部である。また、送信LSI1が備えるドライバ電流コントローラ12は、ドライバ11の要素であるPMOS素子とNMOS素子との動作を、上記レベル信号に応じて別個に切り換える切換部である。
図2は、NMOSの駆動段数Mnを決定する処理を説明する図である。NMOSの駆動段数Mnの調整は、ドライバ入力をH(High)にしてNMOS201をオンにした状態で行う。これにより、電源VCCからプルアップ抵抗R1とNMOS201の内部抵抗rnにドライバの出力電流、つまりドライバ電流Inが流れる。図2中の太線の矢印は、ドライバ電流Inが流れる方向を示している。NMOSの駆動段数Mnを増加させていくことによって、複数のNMOS201の内部抵抗rnが並列接続となり、ドライバ電流Inが増加し、レシーバ入力のアナログ電圧が減少していく。A/D変換器22がアナログ電圧をデジタル値に変換して、図1に示したドライバ電流コントローラ12に送信する。ドライバ電流コントローラ12が、テジタル値が目標値以下になるように、NMOSの駆動段数Mnを増加させていくことによって、ドライバ電流Inを調整する。
図3は、PMOSの駆動段数Mpを決定する処理を説明する図である。PMOSの駆動段数Mpの調整は、ドライバ入力をL(Low)にしてPMOS200をオンにした状態で行う。これにより、電源VCCからPMOS200の内部抵抗rpとプルダウン抵抗R2にドライバの出力電流、つまりドライバ電流Ipが流れる。図3中の太線の矢印は、ドライバ電流Ipが流れる方向を示している。PMOSの駆動段数Mpを増加させていくことによって、複数のPMOS200の内部抵抗rpが並列接続となり、ドライバ電流Ipが増加し、レシーバ入力のアナログ電圧が増加していく。A/D変換器22がアナログ電圧をデジタル値に変換して、図1に示すドライバ電流コントローラ12に送信する。ドライバ電流コントローラ12が、該テジタル値が目標値以上になるように、PMOSの駆動段数Mpを増加させていくことによって、ドライバ電流Ipを調整する。
図4は、図1に示す駆動素子の構成の一例を示す図である。図4では、図1に示す1段分の駆動素子111の構成を例にとって説明する。図1に示す駆動素子112、113の構成は、図4に示す駆動素子111の構成と同様である。
駆動素子111は、PMOS200及びNMOS201を有するCMOS素子と、段数ON/OFF回路121とを備える。段数ON/OFF回路121は、図1に示すドライバ電流コントローラ12から入力されたPMOS段数制御信号P[1]とドライバ入力のレベルとに基づいて、制御信号PIを出力して、PMOS200をオン又はオフにする。制御信号PIがH(High)の場合は、PMOS200はオフになり、制御信号PIがL(Low)の場合はPMOS200はオンになる。PMOSの駆動段数の調整はドライバ入力のレベルをL(Low)にした状態で行われるので、段数ON/OFF回路121は、ドライバ入力がL、P[1]がH(High)の場合に、PIがL、つまりPMOS200がオンとなって、PMOS200がオン状態のときのドライバ電流が駆動素子111から出力されるような回路構成を有している。
また、段数ON/OFF回路121は、ドライバ電流コントローラ12から入力されたNMOS段数制御信号N[1]とドライバ入力のレベルとに基づいて、制御信号NIを出力して、NMOS201をオン又はオフにする。制御信号NIがH(High)の場合はNMOSはオンになり、制御信号NIがL(Low)の場合はNMOSはオフになる。NMOSの駆動段数の調整は、ドライバ入力のレベルをH(High)にした状態で行われるので、段数ON/OFF回路121は、ドライバ入力がH、N[1]がH(High)の場合に、NIがH、つまりNMOS201がオンとなって、NMOS201がオン状態のときのドライバ電流が駆動素子111から出力されるような回路構成を有している。
段数ON/OFF回路121は、例えば、図5に示す真理値表に従った回路構成を有する。図5に示す真理値表の項0は、段数ON/OFF回路121に入力されるP[1]がL、N[1]がL、ドライバ入力がLの場合に、PIがH(PMOSがオフ)、NIがL(NMOSがオフ)になることを示す。また、例えば、図5に示す真理値表の項4は、段数ON/OFF回路121に入力されるP[1]がH、N[1]がL、ドライバ入力がLの場合に、PIがL(PMOSがオン)、NIがL(NMOSがオフ)になることを示す。真理値表の項4ではPMOSがオンになるので、ドライバ入力Lに対してドライバ出力はH(High)になる。なお、図1に示す駆動素子112が備える段数ON/OFF回路、駆動素子113が備える段数ON/OFF回路は、それぞれ、図5に示す真理値表と同様の真理値表に従った回路構成を有する。
図6乃至図9は、本実施形態のドライバの出力電流調整方法に従うドライバ電流の調整処理フローの例を示す図である。図1に示す受信LSI2、送信LSI1の電源起動後、受信LSI2が送信LSI1に対してデータを送信する前に、本実施形態のドライバの出力電流調整装置が、NMOSの駆動段数調整、PMOSの駆動段数調整を行う。図6のS2乃至S5、図7のS6乃至S9が、NMOSの駆動段数調整処理を示す。図8のS10乃至S13、図9のS14乃至S17が、PMOSの駆動段数調整処理を示す。
図6のS1において、ドライバ電流の調整処理がスタートすると、ドライバ電流コントローラ12が、NMOSの駆動段数の調整を開始する(S2)。ドライバ入力がHの状態で、ドライバ電流コントローラ12が、NMOS段数制御信号N[1]をHに設定し、N[1]を第1段目の駆動素子である駆動素子111に入力して、駆動素子111を構成するNMOS201をオンにする(S3)。S3においては、更に、ドライバ電流コントローラ12は、第2段目の駆動素子である駆動素子112に入力するN[2]をLにし、第3段目の駆動素子である駆動素子113に入力するN[3]をLにする。S3の処理によって、ドライバ出力はLとなる。
次に、ドライバ電流コントローラ12が、NMOS側調整制御信号をHに設定し、NMOS側調整制御信号を受信LSI2に対して送信し、スイッチ25をオンにする(S4)。S4の処理により、受信LSI2がプルアップ抵抗26に接続される。スイッチ25をオンにして受信LSI2をプルアップ抵抗26に接続することによって、レシーバ入力のアナログ電圧の値が上昇して(S5)、図7のS6に進む。
図7のS6において、A/D変換器22が、レシーバ入力のアナログ電圧の値をデジタル値に変換し、該ディジタル値をドライバ電流コントローラ12に送信する。ドライバ電流コントローラ12が、A/D変換器22から電圧のデジタル値を受信し、電圧のデジタル値が予め決められた目標値以下であるかを判断する(S7)。ドライバ電流コントローラ12が、電圧のデジタル値が予め決められた目標値以下でないと判断した場合、ドライバ電流コントローラ12は、NMOSの駆動段数を増やし(S8)、S6に戻る。S8においては、例えば、ドライバ電流コントローラ12は、NMOS段数制御信号N[2]をHにして、N[2]を第2段目の駆動素子に入力して、NMOSの駆動段数を2段に増やす。ドライバ電流コントローラ12が、NMOSの駆動段数を増やすことによって、ドライバ電流が増加し、レシーバ入力のアナログ電圧が減少する。
S7において、ドライバ電流コントローラ12が、電圧のデジタル値が予め決められた目標値以下であると判断した場合、ドライバ電流コントローラ12は、NMOS側調整制御信号をLに設定し、NMOS側調整制御信号を受信LSI2に送信して、スイッチ25をオフにする(S9)。S9の処理によってNMOSの駆動段数の調整処理が終了し、図8のS10に進む。
図8のS10において、ドライバ電流コントローラ12が、PMOSの駆動段数の調整を開始する。ドライバ入力がLの状態で、ドライバ電流コントローラ12が、PMOS段数制御信号P[1]をHに設定し、P[1]を第1段目の駆動素子である駆動素子111に入力して、駆動素子111を構成するPMOS200をオンにする(S11)。S11においては、更に、ドライバ電流コントローラ12は、第2段目の駆動素子である駆動素子112に入力するP[2]をLにし、第3段目の駆動素子である駆動素子113に入力するP[3]をLにする。S11の処理によって、ドライバ出力はHとなる。
次に、ドライバ電流コントローラ12が、PMOS側調整制御信号をHに設定して、PMOS側調整制御信号を受信LSI2に対して送信し、スイッチ23をオンにする(S12)。S12の処理によって、受信LSI2がプルダウン抵抗24に接続される。その結果、レシーバ入力のアナログ電圧の値が下降して(S13)、図9のS14に進む。
図9のS14において、A/D変換器22が、レシーバ入力のアナログ電圧の値をディジタル値に変換し、ディジタル値をドライバ電流コントローラ12に送信する(S14)。ドライバ電流コントローラ12が、A/D変換器22から電圧のデジタル値を受信し、電圧のデジタル値が予め決められた目標値以上であるかを判断する(S15)。ドライバ電流コントローラ12が、電圧のデジタル値が予め決められた目標値以上でないと判断した場合、ドライバ電流コントローラ12は、PMOSの駆動段数を増やし(S16)、S14に戻る。S16においては、例えば、ドライバ電流コントローラ12は、PMOS段数制御信号P[2]をHに設定し、P[2]を第2段目の駆動素子に入力して、PMOSの駆動段数を2段に増やす。ドライバ電流コントローラ12が、PMOSの駆動段数を増やすことによって、ドライバ電流が増加し、レシーバ入力のアナログ電圧が増加する。
S15において、ドライバ電流コントローラ12が、電圧のデジタル値が予め決められた目標値以上であると判断した場合、ドライバ電流コントローラ12は、PMOS側調整制御信号をLに設定し、PMOS側調整制御信号を受信LSI2に送信して、スイッチ23をオフにする(S17)。そして、ドライバ電流の調整処理が終了する(S18)。
上記図6乃至9を参照して説明したドライバ電流の調整処理は、PMOSの駆動段数の調整とNMOSの駆動段数の調整を、それぞれ別個に行う。従って、PMOSの駆動段数を調整することによって、例えば、ドライバ電流に応じたレシーバ入力の電圧が目標値以上となるようにドライバ電流の値を調整することができる。また、NMOSの駆動段数を調整することによって、例えば、ドライバ電流に応じたレシーバ入力の電圧が目標値以下となるようにドライバ電流の値を調整することができる。
本実施形態のドライバの出力電流調整方法及びドライバの出力電流調整装置によれば、ドライバから出力される電流の値に応じた信号のレベルに基づいて、ドライバを構成するPMOSの駆動段数又はNMOSの駆動段数を調整することによって、該ドライバから出力される電流を精度良く調整することが可能となる。また、本実施形態の電子装置によれば、受信装置が送信装置から受信した信号のレベルを示すレベル信号に応じて、送信装置が、ドライバの要素であるPMOS素子とNMOS素子との動作を別個に切り換えることが可能となる。

Claims (9)

  1. 入力信号に応じて外部負荷に出力電流を供給するドライバの出力電流を調整する方法であって、
    前記ドライバが、複数段のPMOSと複数段のNMOSとを備え、
    前記ドライバから出力される電流の値に応じた信号を受信し、
    前記信号のレベルに応じて、該信号のレベルが所定の範囲内に入るように、前記PMOSの駆動段数又はNMOSの駆動段数を調整する
    ことを特徴とするドライバの出力電流調整方法。
  2. 請求項1に記載のドライバの出力電流調整方法において、
    前記PMOSの駆動段数、前記NMOSの駆動段数を、それぞれ別個に調整する
    ことを特徴とするドライバの出力電流調整方法。
  3. 請求項1に記載のドライバの出力電流調整方法において、
    前記外部負荷をプルアップ抵抗に接続して、前記NMOSの駆動段数を調整し、前記外部負荷をプルダウン抵抗に接続して、前記PMOSの駆動段数を調整する
    ことを特徴とするドライバの出力電流調整方法。
  4. 入力信号に応じて外部負荷に出力電流を供給するドライバの出力電流を調整する装置であって、
    前記ドライバが、複数段のPMOSと複数段のNMOSを備え、
    前記ドライバから出力される電流の値に応じた信号を受信する受信手段と、
    前記信号のレベルに応じて、該信号のレベルが所定の範囲内に入るように、前記PMOSの駆動段数又はNMOSの駆動段数を調整する調整手段とを備える
    ことを特徴とするドライバの出力電流調整装置。
  5. 請求項4に記載のドライバの出力電流調整装置において、
    前記調整手段が、前記PMOSの駆動段数、前記NMOSの駆動段数を、それぞれ別個に調整する
    ことを特徴とするドライバの出力電流調整装置。
  6. 請求項4に記載のドライバの出力電流調整装置が、更に、
    前記外部負荷をプルアップ抵抗又はプルダウン抵抗に選択的に接続する選択的接続手段を備え、
    前記調整手段が、前記選択的接続手段によって前記外部負荷がプルアップ抵抗に接続された状態で前記NMOSの駆動段数を調整し、前記選択的接続手段によって前記外部負荷がプルダウン抵抗に接続された状態で前記PMOSの駆動段数を調整する
    ことを特徴とするドライバの出力電流調整装置。
  7. 信号を送信する送信装置と、配線を介して前記信号を受信する受信装置とを備える電子装置において、
    前記受信装置は、
    前記送信装置に、前記送信装置から受信した信号のレベルを示すレベル信号を送信する送信部を備え、
    前記送信装置は、
    複数段のCMOS素子を備えたドライバと、
    前記ドライバの要素であるPMOS素子とNMOS素子との動作を、前記レベル信号に応じて別個に切り換える切換部とを備えた
    ことを特徴とする電子装置。
  8. 前記電子装置において、
    前記切換部は、前記ドライバ内の各PMOS素子に供給され、各PMOS素子の動作を個別にオンオフする第一の駆動信号と、前記ドライバ内の各NMOS素子に供給され、各NMOS素子の動作をオンオフする第二の駆動信号とを、前記レベル信号の値に応じて選択的に出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子装置。
  9. 前記電子装置において、
    前記受信装置は、電源電圧に接続されたプルアップ抵抗と、
    グランドに接続されたプルダウン抵抗と、
    前記プルアップ抵抗の前記配線への接続を切り換える第一のスイッチと、
    前記プルダウン抵抗の前記配線への接続を切り換える第二のスイッチとを備え、
    前記切換部は、前記レベル信号に応じて、前記第一のスイッチのオンオフを切り換える第一制御信号と、前記第二のスイッチのオンオフを切り換える第二の制御信号とを選択的に、前記受信装置に対して出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子装置。
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