JPWO2009107218A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置において、ブレーキ制御部は、第1及び第2のブレーキ制御演算部と、第1及び第2のブレーキ制御演算部の共有データを記憶するブレーキ制御共有メモリ部と、巻上機制御通信部との間で信号の送受信を行うブレーキ制御通信部とを有している。また、第1及び第2のブレーキ制御演算部は、ブレーキ制御共有メモリ部を介して入力信号及び演算結果を互いに比較するとともに、比較結果が所定の範囲を超えると故障検出信号をブレーキ制御通信部から出力させる。

Description

この発明は、駆動シーブの回転に応じた信号を発生する複数の速度検出器を用い、これらの速度検出器からの複数系統の信号に基づいてブレーキ制御部によりブレーキ装置を制御するエレベータ装置に関するものである。
一般的に、エレベータの安全システムは、複数のスイッチ及び複数の接触子を含む直列回路である安全チェーンにより構成されている。これらの接触子やスイッチのうち、例えば過速度ガバナやリミットスイッチは、かごの動作に応じて操作される。また、乗場ドアのスイッチやロック装置は、ドアの動きに応じて操作される。
これに対して、従来の電子安全システムを用いたエレベータでは、中央コントローラにより、電子安全バスを介して、種々のセンサ、接触子及びスイッチが監視される。センサ、接触子及びスイッチには、各位置において、それぞれバスノードが接続されている。そして、バスノードから中央コントローラに状態情報が送信される。また、中央コントローラには、安全バス及びバスノードに接続された入出力ポートを有するマイクロプロセッサボードが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
一方、従来のエレベータのブレーキ制御装置では、異常検出時に、第1のブレーキ制御部により巻上機ブレーキが動作され、かごが非常停止される。また、巻上機ブレーキの非常制動動作時にかごの減速度が所定値以上になると、第2のブレーキ制御部により巻上機ブレーキの制動力が低減される(例えば、特許文献2参照)。
特表2002−538061号公報 WO2007/088599A1
しかし、上記のような従来の電子安全システムでは、バスノード毎に通信手段とそれを駆動する電源配線などが必要であり、コストが高くなる。また、従来のブレーキ制御装置では、センサの異常やブレーキ制御部自体の異常を検出することができなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、コストアップを抑えつつ省配線化を図るとともに、ブレーキ制御の信頼性を向上させることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブと、駆動シーブを回転させる巻上機モータと、駆動シーブの回転を制動するブレーキ装置とを有する巻上機、駆動シーブに巻き掛けられている懸架手段、懸架手段により吊り下げられ、巻上機により昇降されるかご、駆動シーブの回転に応じた検出信号をそれぞれ発生する第1及び第2の速度検出器、第1及び第2の速度検出器からの検出信号に基づいて巻上機モータを制御する巻上機制御部、及び第1及び第2の速度検出器からの検出信号に基づいてブレーキ装置を制御するブレーキ制御部を備え、巻上機制御部は、第1及び第2の速度検出器に対応する信号に基づいて巻上機モータを制御するための演算を行う巻上機制御演算部と、信号の送受信を行う巻上機制御通信部とを有し、ブレーキ制御部は、第1の速度検出器に対応する信号に基づいてブレーキ装置を制御するための演算を行う第1のブレーキ制御演算部と、第2の速度検出器に対応する信号に基づいてブレーキ装置を制御するための演算を行う第2のブレーキ制御演算部と、第1及び第2のブレーキ制御演算部の共有データを記憶するブレーキ制御共有メモリ部と、巻上機制御通信部との間で信号の送受信を行うブレーキ制御通信部とを有し、第1及び第2のブレーキ制御演算部は、ブレーキ制御共有メモリ部を介して入力信号及び演算結果を互いに比較するとともに、比較結果が所定の範囲を超えると故障検出信号をブレーキ制御通信部から出力させる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1のエレベータ装置の詳細な構成を示す構成図である。 図2のブレーキ制御部の動作を示すフローチャートである。 非常停止指令発生直後にかごが減速する場合の駆動シーブ速度、駆動シーブ減速度、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器の状態、及び第1及び第2の減速度制御スイッチの状態の時間変化を示す説明図である。 図2の第1及び第2のブレーキ制御演算部の異常診断動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、懸架手段としての主索3により昇降路内に吊り下げられており、巻上機4の駆動力により昇降路内を昇降される。
巻上機4は、主索3が巻き掛けられた駆動シーブ5、駆動シーブ5を回転させる巻上機モータ6、及び駆動シーブ5の回転を制動するブレーキ装置7を有している。ブレーキ装置7は、第1及び第2の制動部7a,7bを有している。
巻上機モータ6には、その回転軸の回転速度、即ち駆動シーブ5の回転速度に応じた信号を発生する速度検出部8が設けられている。巻上機モータ6及びブレーキ装置7は、運転制御装置9により制御される。運転制御装置9には、速度検出部8からの信号が入力される。
各制動部7a,7bは、駆動シーブ5と同軸に結合されたブレーキドラム(ブレーキ車)と、ブレーキドラムに接離されるブレーキシューと、ブレーキシューをブレーキドラムに押し付けて制動力を印加するブレーキばねと、ブレーキばねに抗してブレーキシューをブレーキドラムから引き離し制動力を解放する電磁マグネットとを有している。
図2は図1のエレベータ装置の詳細な構成を示す構成図である。第1の制動部7aの電磁マグネットには、第1のブレーキコイル(第1の電磁コイル)11が設けられている。第2の制動部7bの電磁マグネットには、第2のブレーキコイル(第2の電磁コイル)12が設けられている。
第1及び第2のブレーキコイル11,12は、電源に対して並列に接続されている。第1及び第2のブレーキコイル11,12と電源との間には、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14が直列に接続されている。
第1のブレーキコイル11とグランドとの間には、第1の減速度制御スイッチ15が接続されている。第2のブレーキコイル12とグランドとの間には、第2の減速度制御スイッチ16が接続されている。第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16としては、例えば半導体スイッチが用いられている。これら第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16をON/OFFすることにより、第1及び第2のブレーキコイル11,12に流れる電流が制御され、第1及び第2の制動部7a,7bの制動力の印加度合いが制御される。
速度検出部8は、それぞれ独立して検出信号を発生する第1及び第2の速度検出器としての第1及び第2のエンコーダ8a,8bを含んでいる。
運転制御装置9は、巻上機モータ6を制御する巻上機制御部21、ブレーキ装置7を制御するブレーキ制御部22、及びフロントエンド部23を有している。また、巻上機制御部21、ブレーキ制御部22及びフロントエンド部23は、共通の制御盤内に収容されている。
巻上機モータ6と巻上機制御部21との間には、第1及び第2の巻上機用電磁継電器17,18が直列に接続されている。フロントエンド部23は、巻上機モータ6及びブレーキ装置7を駆動するためのエンコーダ信号、スイッチ指令信号及び遮断信号等と、巻上機制御部21及びブレーキ制御部22との間のインターフェースとして機能する。
フロントエンド部23は、第1のフロントエンド演算部23a、第2のフロントエンド演算部23b、フロントエンド共有メモリ部(2ポートRAM)23c、フロントエンド故障報知部23d及びフロントエンド通信部23eを有している。
第1のフロントエンド演算部23aには、第1のエンコーダ8aからの信号が入力される。第2のフロントエンド演算部23bには、第2のエンコーダ8bからの信号が入力される。
第1のフロントエンド演算部23aは、第1のブレーキ用電磁継電器13、第1の減速度制御スイッチ15及び第1の巻上機用電磁継電器17のON/OFFをそれぞれ制御する。第2のフロントエンド演算部23bは、第2のブレーキ用電磁継電器14、第2の減速度制御スイッチ16及び第2の巻上機用電磁継電器18のON/OFFをそれぞれ制御する。
第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bは、それぞれコンピュータにより構成されており、第1及び第2のエンコーダ8a,8bからの信号に基づいて演算処理を行い、駆動シーブ5の回転速度を求める。
また、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bは、フロントエンド共有メモリ部23cに対して共有データのリード・ライトが可能になっている。さらに、第1のフロントエンド演算部23a,23bは、フロントエンド共有メモリ部23cを介して、第1及び第2のエンコーダ8a,8bからの検出信号及び互いの演算結果を比較する。そして、検出信号の差や演算結果の差が許容値を超えると、故障検出信号をフロントエンド故障報知部23dに入力する。
フロントエンド通信部23eは、巻上機制御部21及びブレーキ制御部22との通信(シリアル通信)を行う。
巻上機制御部21は、巻上機駆動部21a、巻上機制御演算部21b及び巻上機制御通信部21cを有している。巻上機駆動部21aは、第1及び第2の巻上機用電磁継電器17,18を介して巻上機モータ6に接続されており、巻上機モータ6を駆動するためのインバータ等を含んでいる。巻上機制御通信部21cは、ブレーキ制御部22及びフロントエンド部23との通信(シリアル通信)を行う。
巻上機制御演算部21bには、巻上機制御通信部21cを介して、フロントエンド部23からの第1及び第2のエンコーダ8a,8bに対応した信号が入力される。巻上機制御演算部21bは、コンピュータにより構成されており、フロントエンド部23からの信号に基づいて演算処理を行い、巻上機駆動部21aを制御するための指令信号を生成する。
ブレーキ制御部22は、第1のブレーキ制御演算部22a、第2のブレーキ制御演算部22b、ブレーキ制御共有メモリ部(2ポートRAM)22c、ブレーキ制御故障報知部22d及びブレーキ制御通信部22eを有している。ブレーキ制御通信部22eは、巻上機制御部21及びフロントエンド部23との通信(シリアル通信)を行う。
第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bには、ブレーキ制御通信部22eを介して、フロントエンド部23からの信号が入力される。第1のブレーキ制御演算部22aは、コンピュータにより構成されており、第1のエンコーダ8aに対応する信号に基づいて演算処理を行い、第1の減速度制御スイッチ15のON/OFFを制御するための信号を生成する。また、第2のブレーキ制御演算部22bは、コンピュータにより構成されており、第2のエンコーダ8bからの信号に基づいて第1のブレーキ制御演算部22aと同一の演算処理を行い、第2の減速度制御スイッチ16のON/OFFを制御するための信号を生成する。
また、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、ブレーキ制御共有メモリ部22cに対して共有データのリード・ライトが可能になっている。さらに、第1及び第2のブレーキ制御用演算部22a,22bは、ブレーキ制御共有メモリ部22cを介して互いの入力信号及び演算結果を比較する。そして、入力信号又は演算結果の差が許容値を超えると、故障検出信号をブレーキ制御故障報知部22dに入力する。
さらにまた、ブレーキ制御部22は、かご1を非常停止させる際、かご1の減速度が過大にならないように、第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16のON/OFFを制御してブレーキ装置7の制動力を調整する(減速度制御)。
次に、動作について説明する。第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bは、かご1が走行する毎に、第1及び第2のエンコーダ8a,8bからの信号に基づいて予め決められた演算を行い、駆動シーブ5の回転速度を検出する。
このとき、第1のフロントエンド演算部23aは、フロントエンド共有メモリ部23cを通して、第1のエンコーダ8aからの信号と、第2のエンコーダ8bからの信号とを比較する。そして、それらの差が予め決められた入力信号許容誤差範囲内のときは、必要な演算処理を実行して演算結果をフロントエンド共有メモリ部23cに書き込む。
同様に、第2のフロントエンド演算部23bは、フロントエンド共有メモリ部23cを通して、第2のエンコーダ8bからの信号と、第1のエンコーダ8aからの信号とを比較する。そして、それらの差が予め決められた入力信号許容誤差範囲内のときは、必要な演算処理を実行して演算結果をフロントエンド共有メモリ部23cに書き込む。
また、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bは、フロントエンド共有メモリ部23cから他系統の演算結果を読み込み、自系統の演算結果と比較する。そして、それらの差が予め決められた演算結果許容誤差範囲内のときは、演算結果をフロントエンド通信部23eに出力する。
しかし、第1及び第2のエンコーダ8a,8bからの入力信号の差又は演算結果の差が許容誤差範囲内ではない場合、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bは、何等かの異常が発生したと判断し、故障検出信号をフロントエンド故障報知部23dに入力する。
第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bでの演算結果、及びフロントエンド故障報知部23dに入力された故障検出信号は、フロントエンド通信部23eから巻上機制御部21及びブレーキ制御部22に送信される。このとき、演算結果の電文には、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bによる処理時刻のデータが付加される。これにより、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bによる処理時刻が巻上機制御部21及びブレーキ制御部22での演算に反映される。また、時刻を故障診断における判定基準とし、巻上機制御やブレーキ制御の信頼性及び精度を高くすることができる。
また、故障検出信号には、故障発生箇所(異常箇所)の情報が付加されて送信される。これにより、巻上機制御部21及びブレーキ制御部22での演算に故障発生箇所の情報が反映される。
例えば、第1のエンコーダ8aからの信号が常時0になった場合、故障発生箇所が第1のエンコーダ8aである旨の情報が故障検出信号に付加され、巻上機制御部21及びブレーキ制御部22に送信される。
これにより、ブレーキ制御部22では、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bにより、ブレーキ装置7を制動動作させるための指令を生成する演算が実行され、演算結果がブレーキ制御通信部22eを介してフロントエンド部23に送信される。そして、フロントエンド部23によりブレーキ装置7が制動動作される。
また、巻上機制御部21では、巻上機制御演算部21bにより、かご1の昇降を停止させるための指令を生成する演算が実行され、巻上機駆動部21aにより巻上機モータ6が停止される。
次に、フロントエンド部23が正常な演算結果を通信した場合のブレーキ制御部22の動作について説明する。図3は図2のブレーキ制御部22の動作を示すフローチャートであり、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、図3に示すような処理を同時に並行して実行する。
図3において、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、まず処理に必要な複数のパラメータを初期設定する(ステップS1)。この例では、パラメータとして、かご停止判定に用いる駆動シーブ速度V0[m/s]、減速度制御を停止する駆動シーブ速度V1[m/s]、及び駆動シーブ5の減速度を判定するための第1及び第2の閾値γ1[m/s2],γ2[m/s2](γ1<γ2)を設定する。
初期設定後の処理は、予め設定されたサンプリング周期で周期的に繰り返し実行される。即ち、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、フロントエンド部23からの信号を所定の周期で取り込む(ステップS2)。次に、フロントエンド部23からの信号に基づいて、駆動シーブ減速度γ[m/s2]を演算する(ステップS3)。
この後、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、駆動シーブ速度(モータ回転速度)Vが停止判定速度V0よりも大きく、かつ駆動シーブ減速度γが第1の閾値γ1よりも大きいかどうかを判定する。そして、この条件を満たしていなければ、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14を開状態とするための指令を生成し(ステップS9)、この指令をブレーキ制御通信部22eからフロントエンド部23に送信する。これにより、第1及び第2のブレーキコイル11,12が電源から遮断され、減速度制御が不可となる。
また、V>V0、かつγ>γ1の条件を満たした場合、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14を閉じるための指令を生成し(ステップS5)、この指令をブレーキ制御通信部22eからフロントエンド部23に送信する。
ここで、かご1の非常停止時には、巻上機モータ6への通電も遮断されるため、非常停止指令が発生してから実際に制動力が作用するまでの間に、かご1側の荷重と釣合おもり2の荷重とのアンバランスによって、かご1が加速される場合と、かご1が減速される場合とがある。
第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bでは、γ≦γ1であれば、非常停止指令発生直後にかご1が加速されていると判断し、早急に制動力を作用させるように第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14を開状態とする。また、γ>γ1であれば、かご1が減速されていると判断し、減速度が過大にならないように第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14を閉じて減速度制御を実施する。
減速度制御では、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、駆動シーブ減速度γが第2の閾値γ2よりも大きいかどうかを判定する(ステップS6)。そして、γ>γ2であれば、駆動シーブ減速度γを抑えるため、第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16を予め設定されたスイッチングデューティ(例えば50%)でON/OFFするための指令を生成し(ステップS7)、この指令をブレーキ制御通信部22eからフロントエンド部23に送信する。これにより、第1及び第2のブレーキコイル11,12に所定の電圧が印加され、ブレーキ装置7の制動力が制御される。このとき、第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16は、互いに同期するようにON/OFFされる。
また、γ≦γ2であれば、第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16は開状態のままとする。この後、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、制御停止判定を行う(ステップS8)。制御停止判定では、駆動シーブ速度Vが閾値V1未満であるかどうかが判定される。そして、V≧V1であれば、そのまま入力処理(ステップS2)に戻る。また、V<V1であれば、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14を開状態とする指令を生成してから(ステップS9)、入力処理(ステップS2)に戻る。
ここで、図4は非常停止指令発生直後にかご1が減速する場合の駆動シーブ速度、駆動シーブ減速度、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14の状態、及び第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16の状態の時間変化を示す説明図である。
非常停止が発生したとすると、かご1は即座に減速を開始する。そして、時刻T1に減速度がγ1に達すると、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14が閉じられ、時刻T2で減速度がγ2に達すると、第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16がON/OFFされる。この後、駆動シーブ速度がV1未満になると、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14が開かれ、第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16による減速度制御が停止される。
図5は図2の第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bの異常診断動作を示すフローチャートである。第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、図3における入力処理(ステップS2)以降の各処理が完了した時点で図5に示すような診断処理を呼び出す。
異常診断動作では、フロントエンド部23からの入力値や第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bによる演算結果の整合性を判定する(ステップS11)。具体的には、入力値や演算結果の差が所定の範囲内であれば、異常なしと判断し、図3における次の処理に戻る。
また、入力値や演算結果の差が所定の範囲を超えた場合、異常ありと判断し、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14を開状態とする指令を生成し(ステップS12)、故障検出信号をブレーキ制御故障報知部22dに出力する(ステップS13)。
ブレーキ制御故障報知部22dは、故障検出信号を受けると、ブレーキ制御通信部22eを介して、巻上機制御部21にブレーキ制御部22の故障を伝えるとともにエレベータの運行を停止させる指令を出力する。
このようなエレベータ装置では、巻上機制御部21に巻上機制御通信部21cを設けるとともに、ブレーキ制御部22にブレーキ制御通信部22eを設け、巻上機制御通信部21cとブレーキ制御通信部22eとの間でのデータの送受信を可能としたので、全体的な安全回路としてはスイッチ群や接触子群を直列に接続したチェーン方式を用いてコストアップを抑えつつ、制御盤内の省配線化を図ることができる。
また、ブレーキ制御部22には、ブレーキ装置7を制御するための同一の演算を行う第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bを設けるとともに、ブレーキ制御共有メモリ部22cを設け、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、ブレーキ制御共有メモリ部22cを介して入力信号及び演算結果を互いに比較するとともに、比較結果が所定の範囲を超えると故障検出信号をブレーキ制御通信部22eから出力させるので、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22b自体の故障を検出することができ、ブレーキ制御の信頼性を向上させることができる。
このように、省配線化を図るとともに、信頼性を向上させることにより、機器の保守や据付の省力化を図ることもできる。
さらに、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、かご1を非常停止させる際、かご1の減速度が所定値以下となるようにブレーキ装置7の制動力を制御するとともに、故障検出信号を出力することにより減速度制御を無効とするので、非常停止時の乗り心地を向上させることができるとともに、信頼性をさらに向上させることができる。
さらにまた、第1及び第2のエンコーダ8a,8bからの信号を含む種々の信号と、巻上機制御部21及びブレーキ制御部22との間のインターフェースとして機能するフロントエンド部23を用いたので、制御盤内の更なる省配線化を図ることができる。
また、フロントエンド部23には、駆動シーブ5の回転速度を求めるための同一の演算を行う第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bを設けるとともに、フロントエンド共有メモリ部23cを設け、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bは、フロントエンド共有メモリ部23cを介して入力信号及び演算結果を互いに比較するとともに、比較結果が所定の範囲を超えると故障検出信号をフロントエンド通信部23eから出力させるので、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23b自体の故障や第1及び第2のエンコーダ8a,8bの故障を検出することができ、システム全体の信頼性を向上させることができる。
実施の形態2.
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、運転制御装置9は、巻上機制御部21、及びフロントエンド・ブレーキ制御部24を有している。フロントエンド・ブレーキ制御部24は、実施の形態1のフロントエンド部23の機能とブレーキ制御部22の機能とを兼ね備えている。また、巻上機制御部21及びフロントエンド・ブレーキ制御部24は、共通の制御盤内に収容されている。
フロントエンド・ブレーキ制御部24は、第1及び第2のフロントエンド・ブレーキ制御演算部24a,24b、フロントエンド・ブレーキ制御共有メモリ部24c、フロントエンド・ブレーキ制御故障報知部24d及びフロントエンド・ブレーキ制御通信部24eを有している。
第1のフロントエンド・ブレーキ制御演算部24aは、実施の形態1の第1のブレーキ制御演算部22a及び第1のフロントエンド演算部23aの機能を有している。第2のフロントエンド・ブレーキ制御演算部24bは、実施の形態1の第2のブレーキ制御演算部22b及び第2のフロントエンド演算部23bの機能を有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、部品点数を減らして構成を簡単にすることができ、制御盤の小型化を図ることができるとともに、コストを低減することができる。
実施の形態3.
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、フロントエンド部23は、演算部や共有メモリ部を有しておらず、第1及び第2のフロントエンド通信部23f,23gのみを有している。また、ブレーキ制御部22は、ブレーキ制御通信部22eの代わりに、第1及び第2のブレーキ制御通信部22g,22gを有している。これにより、入力信号や減速度制御指令信号は、2系統の直接通信システムにより送受信される。また、巻上機制御部21との通信は、2系統のうちの1系統により行われる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、部品点数を減らして構成を簡単にすることができ、制御盤の小型化を図ることができるとともに、コストを低減することができる。
実施の形態4.
次に、図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、かごドア及び複数の乗場ドアには、戸開状態であることを検出する戸開センサ31が2組ずつ設けられている。また、かご1には、戸開状態で乗場の床とかご1の床との間の段差を調整するための床合わせセンサ32が2組設けられている。戸開センサ31及び床合わせセンサ32からの信号は、それぞれ対応する第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bに入力される。
第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bは、戸開センサ31及び床合わせセンサ32からの信号に基づいて、戸開状態でかご1が駆動されることを検出する。また、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bは、床合わせ動作中にかご1が所定の床合わせゾーンを越えて移動したと判断した場合、第1及び第2のブレーキ用電磁継電器13,14と第1及び第2の巻上機用電磁継電器17,18とが開放される。
また、第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bは、かご1の走行中に戸開状態を検出した場合、かご1を非常停止させるとともに、非常停止動作中のかご1又は駆動シーブ5の減速度低減制御を実施する。
このようなエレベータ装置では、かご1が戸開状態で床合わせゾーンから離脱したことが検出されると、第1及び第2のブレーキコイル11,12と巻上機モータ6に対する電源が即座に遮断されるので、信頼性を向上させることができる。また、かご1の床と乗場の天井部との間の空間、又はかご1の天井部と乗場の床との間の空間を大きく確保することができる。
なお、実施の形態4において、戸開状態を検出し、かつ巻上機4の回転速度が設定値以上である場合に、巻上機4の速度が目標減速パターンに追従するように第1及び第2のブレーキコイル11,12の電流を第1及び第2の減速度制御スイッチ15,16により制御してもよい。これにより、巻上機4の速度が高い状態でも、目標減速パターンを小さくして制動できるので、非常制動時の減速度を小さくできる。
また、実施の形態4の運転制御装置9を実施の形態2、3のような構成としてもよい。
さらに、実施の形態4では、第1及び第2のフロントエンド演算部23a,23bに床合わせ動作中の戸開走行防止機能を持たせたが、この機能を第1及び第2のブレーキ制御演算部22a,22bに持たせてもよい。
さらにまた、フロントエンド演算部23a,23bやブレーキ制御演算部22a,22bに他の安全監視機能を持たせてもよい。例えば、終端階を圧縮するようなかご速度監視機能や、マルチーカー式エレベータにおけるかご同士の近接防止機能などを付加してもよい。
また、主索3としては、断面円形のロープや偏平断面のベルトを用いることができる。
さらに、上記の例では、2重系のシステムを示したが、3重以上の多重系としてもよい。

Claims (8)

  1. 駆動シーブと、上記駆動シーブを回転させる巻上機モータと、上記駆動シーブの回転を制動するブレーキ装置とを有する巻上機、
    上記駆動シーブに巻き掛けられている懸架手段、
    上記懸架手段により吊り下げられ、上記巻上機により昇降されるかご、
    上記駆動シーブの回転に応じた検出信号をそれぞれ発生する第1及び第2の速度検出器、
    上記第1及び第2の速度検出器からの検出信号に基づいて上記巻上機モータを制御する巻上機制御部、及び
    上記第1及び第2の速度検出器からの検出信号に基づいて上記ブレーキ装置を制御するブレーキ制御部
    を備え、
    上記巻上機制御部は、上記第1及び第2の速度検出器に対応する信号に基づいて上記巻上機モータを制御するための演算を行う巻上機制御演算部と、信号の送受信を行う巻上機制御通信部とを有し、
    上記ブレーキ制御部は、上記第1の速度検出器に対応する信号に基づいて上記ブレーキ装置を制御するための演算を行う第1のブレーキ制御演算部と、上記第2の速度検出器に対応する信号に基づいて上記ブレーキ装置を制御するための演算を行う第2のブレーキ制御演算部と、上記第1及び第2のブレーキ制御演算部の共有データを記憶するブレーキ制御共有メモリ部と、上記巻上機制御通信部との間で信号の送受信を行うブレーキ制御通信部とを有し、
    上記第1及び第2のブレーキ制御演算部は、上記ブレーキ制御共有メモリ部を介して入力信号及び演算結果を互いに比較するとともに、比較結果が所定の範囲を超えると故障検出信号を上記ブレーキ制御通信部から出力させるエレベータ装置。
  2. 上記第1及び第2のブレーキ制御演算部は、上記かごを非常停止させる際、上記かごの減速度が所定値以下となるように上記ブレーキ装置の制動力を制御するとともに、上記故障検出信号を出力することにより上記かごの減速度制御を無効とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 上記巻上機制御通信部及び上記ブレーキ制御通信部との間で信号の送受信を行うフロントエンド通信部を有し、上記第1及び第2の速度検出器からの信号を含む種々の信号と、上記巻上機制御部及び上記ブレーキ制御部との間のインターフェースとして機能するフロントエンド部
    をさらに備えている請求項1記載のエレベータ装置。
  4. 上記フロントエンド部は、上記第1の速度検出器からの信号に基づいて上記駆動シーブの回転速度を演算する第1のフロントエンド演算部と、上記第2の速度検出器からの信号に基づいて上記駆動シーブの回転速度を演算する第2のフロントエンド演算部と、上記第1及び第2のフロントエンド演算部の共有データを記憶するフロントエンド共有メモリ部とをさらに有し、
    上記第1及び第2のフロントエンド演算部は、上記フロントエンド共有メモリ部を介して入力信号及び演算結果を互いに比較するとともに、比較結果が所定の範囲を超えると故障検出信号を上記フロントエンド通信部から出力させる請求項3記載のエレベータ装置。
  5. 上記フロントエンド部は、上記第1及び第2のフロントエンド演算部による演算結果に処理時刻のデータを付加して上記ブレーキ制御部に送信する請求項4記載のエレベータ装置。
  6. 上記フロントエンド部は、上記故障検出信号に故障発生箇所の情報を付加して上記ブレーキ制御部に送信する請求項4記載のエレベータ装置。
  7. 戸開状態を検出する戸開センサ、及び
    戸開状態で乗場の床と上記かごの床との間の段差を調整するための床合わせセンサ
    をさらに備え、
    上記第1及び第2のフロントエンド演算部は、上記戸開センサ及び上記床合わせセンサからの信号に基づいて、床合わせ動作中に上記かごが所定の床合わせゾーンを越えて移動したと判断した場合、上記巻上機モータ及び上記ブレーキ装置への電源を遮断する請求項4記載のエレベータ装置。
  8. 戸開状態を検出する戸開センサ
    をさらに備え、
    上記第1及び第2のブレーキ制御演算部は、上記かごの走行中に戸開状態を検出した場合、上記かごを非常停止させるとともに、非常停止動作中の減速度制御を実施する請求項1記載のエレベータ装置。
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