JPWO2009107165A1 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Abstract

紙葉類処理装置1は、第1面及び第1面に対して逆側の第2面を含む筐体、紙葉類が投入される投入部211、紙葉類に対して計数処理又は識別処理の少なくとも一方の処理を行う識別部212、識別部212における処理後の紙葉類を集積する、少なくとも2つの集積部31〜34、投入部211、識別部212及び集積部31〜34間で紙葉類を搬送する搬送部4、及び、各部を制御することによって、各紙葉類を、集積部31〜34に選択的に集積させる制御部を備える。各集積部31〜34は、第1面及び第2面のそれぞれに開口する少なくとも2つの紙葉類取り出し口3L,3Rを有しており、筐体を挟んだ第1面側及び第2面側のそれぞれから、紙葉類取り出し口3L,3Rを通じて集積部31〜34内の紙葉類を取り出し可能にされている。

Description

本発明は、例えば紙幣、小切手又はチケット等の紙葉類の処理を行う紙葉類処理装置に関する。
例えば銀行のテラーカウンターには、省スペース化の観点から、二人のテラーが共用で使用可能な紙葉類処理装置としての紙幣処理装置が設置されることが多い。特許文献1には、そうした装置の一例としての入出金機が開示されている。この入出金機は、それを挟んだ左右二人のテラーによって共用で使用される装置であり、左右方向に対称となるようデザインされている。具体的には、筐体における左右の端部それぞれに操作部を設けており、左側の操作部を操作したときには、左のテラーが入出金機を占有して使用することが可能になる一方、右側の操作部を操作したときには、右のテラーが入出金機を占有して使用することが可能になる。このような構成により、装置を挟んだ左右両側のテラーそれぞれの使い勝手を向上させている。
この入出金機は、その内部に、紙幣が投入される入金部、紙幣に対する計数処理及び識別処理を行う識別部、識別処理がなされた紙幣を一時的に保留する一時保留部、入金の確定操作後に一時保留部の紙幣を収納する収納部、及び、出金処理のときに、前記収納部から繰り出された紙幣が払い出される出金部を備えている。
この入出金機における入金処理は、次のような手順を踏む。つまり、先ず入金部に紙幣を投入する。そうして所定の入金処理の開始操作を行う。このことによって、入金部に投入された紙幣が一枚ずつ繰り出されて、識別部において識別処理が行われると共に、計数処理が行われる。識別処理後の紙幣は一時保留部に保留される。入金部に投入した全ての紙幣が繰り出されると共に、一時保留部に紙幣が保留されている状態で、入金確定の操作を行ったときには、その一時保留部に保留されている紙幣が収納部に収納される。このことで入金処理が完了する。
こうした入出金機においては、一度に大量の紙幣の入金処理をしようとしたときに、一時保留部が満杯になってしまう場合がある。この場合、従来の入出金機においては、次のような不都合が生じる。すなわち、一時保留部が満杯になったときには、そのまま処理を継続することができないため、例えば所定の操作を行うことによって一時保留部の紙幣を収納部に収納する必要がある。また、収納部に収納する場合も、収納部が満杯になれば筐体を開けて収納部を外部に露出させた上で、そこに収納されている紙幣を取り出さなければならない。
このように筐体の内部に一時保留部や収納部、換言すれば紙幣の集積部を備えた装置において大量の紙幣に対する処理をするときには、その集積部が満杯になる度に、テラーは装置に対する何らかの操作をしなければならず、その操作が煩雑である。また、処理がその都度中断してしまうため、処理に要する時間が長くなってしまう。
こうした処理の中断は、顧客の待ち時間を長くすることになり、ひいては、窓口業務の効率低下を招くことにもなる。
例えば特許文献2には、入金部、識別部、入金部に投入されて識別処理がなされた紙幣を集積する集積部を備えた紙幣整理機が開示されている。この装置では、前記の入出金機とは異なり、集積部が筐体外に開放されており、そこに集積されている紙幣を簡単に手で取り出すことができる。従って、この装置において大量の紙幣を処理するときは、集積部が満杯になる前に、又は、満杯になってもすぐに、そこに集積されている紙幣を手で取り出すことによって、処理の中断を回避、又は中断しても容易に処理を再開させて、その中断を最小限にすることができる。
この紙幣整理機も、装置を挟んだ左右の双方から使用するようにデザインされている。具体的に、例えばスタート/ストップキーは筐体の左端及び右端に配置されているため、装置に対して両側のテラーが操作することができる。また、集積部が装置のほぼ中央に配置されており、装置に対して両側のテラーが紙幣を取り出すことができる。しかしながら、集積部は、必要に応じてロックされるように構成されているものの、そこに集積されている紙幣を両側から簡単に取り出すことが可能であるが故に、隣のテラーが集積部に集積されている紙幣を誤って取り出してしまうことが起こり得る。このように、この紙幣整理機は、集積部が開放されていることによって処理の効率化を図ることができるとはいえ、テラーが誤って紙幣を取り出してしまうことを完全に防ぐことはできない。
例えば特許文献3には、二人のテラーによって共用で使用される入出金機として、左側のテラー及び右側のテラーのそれぞれに対して、紙幣の投入や取り出しの許可及び禁止を色を変えて示す装置が開示されている。こうした色分け指示によって、テラーに対する注意喚起はなされるものの、テラーが出金口から紙幣を誤って取り出してしまうことを完全に防ぐことはできない。
また、例えば特許文献4には、出金口から紙幣が取り出されるときに、その取り出し方向を検出するセンサを設け、その検出結果に基づき、隣のテラーが紙幣を誤って取り出したときには警報を行うことによって、紙幣の誤取出しを警告する入出金機が開示されている。しかしながら、こうしたセンサによる検出は、その紙幣の取り出し方向によっては(例えば斜め右方向又は斜め左方向に取り出されるのではなく、真っ直ぐに取り出されたときには)、誤取出しであるか否かを判断することができない。従ってこの装置も、誤取り出しを完全に防ぐことはできない。
特開2003−30714号公報 特開2000−259882号公報 特開平5−298522号公報 実開平1−79174号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、二人のオペレータで共用することができ、特に大量の紙葉類の処理を行うときに、処理の効率化を図ることができる紙葉類処理装置を提供することにある。さらに、装置を挟んだ左右二人のオペレータが共用したときに、誤取り出しのない紙葉類処理装置を提供することにある。
本発明の一側面によると、紙葉類処理装置は、第1面及び当該第1面に対して逆側の第2面を含む筐体、前記紙葉類が投入される投入口と、該投入口に投入された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰り出し機構とを含む投入部、前記投入部に投入された紙葉類の一つ一つに対して、計数処理又は識別処理の少なくとも一方の処理を行う識別部、前記識別部における処理後の紙葉類を集積する、少なくとも2つの集積部、前記投入部、識別部及び集積部間で前記紙葉類を搬送する搬送部、及び、前記各部を制御することによって、前記各紙葉類を、前記少なくとも2つの集積部に選択的に集積させる制御部を備え、前記各集積部は、前記第1面及び第2面のそれぞれに開口する少なくとも2つの紙葉類取り出し口を有しており、前記筐体を挟んだ前記第1面側及び第2面側のそれぞれから、前記紙葉類取り出し口を通じて前記各集積部内の紙葉類を取り出し可能にされている。
この構成によると、投入部に投入されると共に、識別部において処理がなされた紙葉類は、少なくとも2つの集積部に対し選択的に搬送されて、そこに集積される。ここで、各集積部は、第1面及び第2面のそれぞれに開口する少なくとも2つの紙葉類取り出し口を有しており、筐体を挟んだ第1面側及び第2面側のそれぞれから、紙葉類取り出し口を通じて前記各集積部内の紙葉類を取り出し可能にされている。これにより、この紙葉類処理装置は、当該装置を挟んだ第1面側及び第2面側の、二人のオペレータが共用で使用し易い。
また、集積部が開放されていることによって、集積部が満杯になる前に又は満杯になってもすぐに、そこに集積されている紙葉類を手で取り出すことが可能であり、処理の中断を回避又は、中断しても容易に処理を再開させてその中断を最小限にすることができる。その結果、特に大量に紙葉類の処理を行うときの、処理の効率化が図られる。
本発明の他の側面によると、紙葉類処理装置は、第1面及び当該第1面に対して逆側の第2面を含む筐体、前記紙葉類が投入される投入口と、該投入口に投入された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰り出し機構とを含む投入部、前記投入部に投入された紙葉類の一つ一つに対して、計数処理又は識別処理の少なくとも一方の処理を行う識別部、前記識別部における処理後の紙葉類を集積する、少なくとも2つの集積部、前記投入部、識別部及び集積部間で前記紙葉類を搬送する搬送部、及び、前記各部を制御することによって、前記各紙葉類を、前記少なくとも2つの集積部に選択的に集積させる制御部を備え、前記集積部は、前記第1面に開口する紙葉類取り出し口を有する少なくとも1つの第1種の集積部と、前記第2面に開口する紙葉類取り出し口を有する少なくとも1つの第2種の集積部とを含んでなり、前記筐体を挟んだ前記第1面側から、当該第1面に開口する紙葉類取り出し口を通じて前記第1種の集積部内の紙葉類を取り出し可能にされていると共に、前記筐体を挟んだ第2面側から、前記第2面に開口する紙葉類取り出し口を通じて前記第2種の集積部内の紙葉類を取り出し可能にされている。
この構成によると、投入部に投入されると共に、識別部において処理がなされた紙葉類は、少なくとも2つの集積部に対し選択的に搬送されて、そこに集積される。ここで、集積部は、第1面に開口する紙葉類取り出し口を有する第1種の集積部と、第2面に開口する紙葉類取り出し口を有する第2種の集積部とを含み、筐体を挟んだ第1面側から第1種の集積部内の紙葉類を取り出し可能にされていると共に、第2面側から第2種の集積部内の紙葉類を取り出し可能にされている。従って、第1面側のオペレータによって投入口に投入された紙葉類は、第1種の集積部に集積させ、第2面側のオペレータによって投入された紙葉類は、第2種の集積部に集積させることによって、この紙葉類処理装置は、当該装置を挟んだ第1面側及び第2面側の、二人のオペレータが共用で使用することが可能になる。
また、集積部が開放されていることによって、集積部が満杯になる前に又は満杯になってもすぐに、そこに集積されている紙葉類を手で取り出すことが可能であり、処理の中断を回避又は、中断しても処理を容易に再開させてその中断を最小限にすることができる。その結果、特に大量に紙幣の処理を行うときの、処理の効率化が図られる。
このように集積部が開放されているとはいえ、第1種の集積部は第2面側には開口していないため、そこに集積されている紙葉類は第2面側からは取り出し難い。逆に、第2種の集積部に集積されている紙葉類は第1面側からは取り出しにくい。従って、この紙葉類処理装置では、二人のオペレータが共用で使用し易いと共に、隣のオペレータが集積部内の紙葉類を誤って取り出してしまうことが未然に防止される。
前記装置は、前記集積部から紙葉類を取り出す方向を、前記第1面側から、又は、前記第2面側からの一方に規制する規制手段をさらに備えている、としてもよい。
規制手段によって、隣のオペレータが集積部内の紙葉類を誤って取り出してしまうことが規制される。
前記装置は、前記集積部から紙葉類を取り出す方向が前記第1面側からであるか、又は、前記第2面側からであるかを指示する指示手段をさらに備え、前記指示手段の指示結果に応じて、前記指示された方向からの紙葉類の取り出しが可能にされる、としてもよい。
こうすることで、例えば投入口に紙葉類を投入するオペレータが、取り出し方向を指示することによって、第1面側又は第2面側から集積部内の紙葉類を取り出すことが可能になる。従って、隣のオペレータが集積部内の紙葉類を誤って取り出してしまうことが未然に防止される。
前記投入部は、前記第1面側用投入部と、前記第2面側用投入部と、を含み、前記第1面側用投入部から投入された紙葉類は、前記第1面側から取り出し可能にされ、前記第2面側用投入部から投入された紙葉類は、前記第2面側から取り出し可能にされる、としてもよい。
こうすることで、第1面側のオペレータが第1面側用投入部に紙葉類を投入したときには、当該第1面側のオペレータが紙葉類を取り出し可能になり、第2面側のオペレータが第2面側用投入部に紙葉類を投入したときには、当該第2面側のオペレータが紙葉類を取り出し可能になる。よって、隣のオペレータが集積部内の紙葉類を誤って取り出してしまうことが未然に防止される。
前記装置は、前記第1面側用操作部と、前記第2面側用操作部と、をさらに備えている、としてもよい。
こうすることで、装置に対して第1面側のオペレータ及び第2面側のオペレータが、第1面側用操作部及び第2面側用操作部を操作することで、紙葉類処理装置の操作が可能になる。よって、二人のオペレータが共用で使用する紙葉類処理装置の使い勝手が向上する。
前記装置は、前記第1面側用表示部と、前記第2面側用表示部と、をさらに備えている、としてもよい。
こうすることで、装置に対して第1面側のオペレータ及び第2面側のオペレータが、前記第1面側用表示部及び前記第2面側用表示部を見ることで、紙葉類処理装置に関する情報を認識することが可能になる。よって、二人のオペレータが共用で使用する紙葉類処理装置の使い勝手が向上する。
本発明によれば、装置を挟んだ第1面側と第2面側とのそれぞれのオペレータが、当該装置を共用で使用することができると共に、集積部が開放されていることによって、特に大量に紙葉類の処理を行うときの、処理の効率化を図ることができる。加えて、取出し方向を規制することによって、二人のオペレータで共用したときの誤取り出しを防止することができる。
図1Aは、紙幣整理機の全体を示す、左側から見たときの斜視図である。 図1Bは、紙幣整理機の全体を示す、右側から見たときの斜視図である。 図2Aは、紙幣整理機の全体を示す、左側から見たときの斜視図である。 図2Bは、紙幣整理機の全体を示す、右側から見たときの斜視図である。 図3は、紙幣整理機の使用形態を示す斜視図である。 図4は、紙幣整理機の内部構成を示す模式図である。 図5は、紙幣整理機の制御に関連する構成を示すブロック図である。 図6は、紙幣整理機の別の構成を示す、左側から見たときの斜視図である。 図7は、紙幣整理機の別の構成を示す、右側から見たときの斜視図である。
符号の説明
1 紙幣整理機(紙葉類処理装置)
10 紙幣整理機(紙葉類処理装置)
210 入金口(投入口)
211 入金部(投入部)
211L 左入金部
211R 右入金部
212 識別部
23 操作部
23L 左操作部
23R 右操作部
231L 左占有スイッチ
231R 右占有スイッチ
24 表示部
24L 左表示部
24R 右表示部
241L 左操作表示部
241R 右操作表示部
242L 左取出口表示部
242R 右取出口表示部
25 制御部
3 集積部
3L 左取出口(紙葉類取り出し口)
3R 右取出口(紙葉類取り出し口)
31 スタッカ(集積部)
32 スタッカ(集積部)
33 スタッカ(集積部)
34 スタッカ(集積部)
35 シャッタ
4 搬送部
以下、本発明の紙葉類処理装置の一形態である紙幣整理機の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。また、紙葉類処理装置の処理対象も紙幣に限定されるものではなく、紙幣のほか、小切手やチケット等の紙葉類全般を処理対象とすることができる。
図1A,1B,2A及び2Bは、紙葉類処理装置としての紙幣整理機(以下、単に整理機ともいう)1の斜視図を示す。図1の整理機と、図2の整理機とは、後述する各スタッカ31〜34においける左右の取出口3L,3Rの扉35の有無の点で相違する。扉35は、この整理機1において付加的な部材である。以下においては、扉35を有する整理機1について説明するが、扉35に関係する説明以外の説明箇所は、扉35無しの整理機1においても同様である。
この整理機1は、複数の金種を含む混合紙幣を、例えば金種別及び/又は正券・損券、真偽の別に分類すると共に、それらを計数して整理する装置である。この整理機1は、図3に示すように、例えば銀行のテラーカウンターに設置されかつ、この整理機1を挟んだ左右二人のテラーによって共用で使用される。このため、整理機1には、左右のテラーそれぞれが操作する2台の上位端末6,6がそれぞれ接続されている。テラーは、この各上位端末6を操作することによって整理機1を使用する。
整理機1は、図2〜5に示すように、紙幣が投入される投入口としての入金口210を有する投入部としての入金部211と、紙幣の識別を行う識別部212と、識別部212における識別結果に基づいて紙幣の返却を行うリジェクト部213と、識別後の紙幣を集積する集積部3と、入金部211、識別部212、リジェクト部213及び集積部3を相互に連結する搬送路を含み、その搬送路に沿って紙幣を短手搬送する搬送部4と、が含まれる。
整理機1はまた、通信回線を介して上位端末6,6との間でデータの送受を行う通信部22と、テラーによって操作される操作部23と、各種の情報を表示する表示部24と、前記各部211〜213、22〜24、3,4の制御を行う制御部25と、が含まれる。
前記入金口210は、複数枚の紙幣が重なった状態で投入される口である。入金口210は、図2に示すように、筐体の上面において、左右の幅方向の中央位置でかつ奥行き方向の略中央位置において上方に向かって横長に開口している。入金口210には、投入された紙幣をガイドする案内板が取り付けられており、この案内板の左右の側壁210L,210Rはそれぞれ斜めに切り欠かれている。これによって、整理機1を挟んだ左右の双方からこの入金口210に紙幣を投入しやすくしている。
入金部211はまた、入金口210に投入された複数枚の紙幣を、一枚ずつ繰り出す繰り出し機構を有している。
識別部212は、入金部211から繰り出された紙幣の一枚一枚について、その真偽、金種、及び正損を識別することが可能である。それと共に識別部212は、紙幣の計数処理を行う。尚、この整理機1を、複数国の通貨の処理を可能に構成するのであれば、識別部212は、その通貨の種類も識別するようにすればよい。
リジェクト部213は、識別部212において処理不可と識別された紙幣、例えば損券が搬送され、その損券等をユーザに返却する部分である。リジェクト部213は、筐体の上面において、幅方向の中央位置でかつ、奥行き方向の奥側位置に配置されていて、前方に向かって開口するリジェクト口214を有している。
リジェクト口214には、そこから払い出された紙幣が載置される載置板215が取り付けられており、ここに載置される紙幣に対して左右の両側方はそれぞれ開いている。これによって、この載置板215に載置されている紙幣を、整理機1を挟んだ左右の双方から取り出しやすくしている。
集積部3は、筐体における下側において奥行き方向に並設された第1〜第4のスタッカ(集積部)31〜34を備えて構成されている。これらのスタッカには、識別部212における識別結果に基づいて、予め設定された仕分け設定に従い、金種別及び/又は正券・損券の別等に応じて紙幣が選択的に集積される。具体的には、例えば第1〜第4のスタッカ31〜34それぞれに、互いに異なる金種を集積させてもよい。また、複数のスタッカに一つの金種を割りあててもよい。例えば第1及び第2のスタッカ31,32に所定の金種を集積させる一方、第3のスタッカ33にそれとは別の金種を集積させ、第4のスタッカ34にさらに別の金種を集積させるようにしてもよい。尚、集積部3が備えるスタッカの数は、これに限定されず、その数は任意に設定することが可能である。
各スタッカ31〜34は、図4に模式的に示すように、紙幣100を上下方向に積み重ねて集積する集積空間を有しており、この集積空間は、図2に示すように、筐体の左側及び右側のそれぞれに向かって開口する左取出口3L及び右取出口3Rを通じて、外部に開放されている。従って、各スタッカ31〜34に集積されている紙幣は、左取出口3Lを通じて整理機1の左側から容易に取り出すことが可能であると共に、右取出口3Rを通じて整理機1の右側から容易に取り出すことが可能である。
各スタッカ31〜34の集積空間内には、バネによって吊り下げられることにより、又は、モータ駆動により、上下方向に移動可能なステージ36が配設されており、紙幣100はこのステージ36上に載置されて集積される。ステージ36は、所定の初期位置から、そこに載置される紙幣の量に応じて下降することになる。
各スタッカ31〜34の左取出口3L及び右取出口3Rにはそれぞれ、この左及び右取出口3L,3Rの一部を開閉する扉35が取り付けられている。各扉35は、取出口3L,3Rの一端部に、上下方向に延びる軸回りに回動可能となるように枢支されており、図2Aに示すように、取出口を開放した状態と、図2Bに示すように、取出口の一部を閉塞した状態とに切り替え可能にされている。扉35が閉じられているときには、集積空間内に手が進入するときにその手と干渉するようになり、集積空間からの紙幣の取り出しが規制されることになる。一方、扉35が開いているときには、集積空間からの紙幣の取り出しが可能である。この各扉35の開閉制御は、後述するように、制御部25によって行われる。
搬送部4は、入金部211と識別部212とを互いに連結する搬送路41と、識別部212と集積部3とを互いに連結する搬送路42とを備えている。リジェクト部213は、前記搬送路42に対して、分岐機構43を介して分岐接続されている。また、集積部3において、第1〜第3のスタッカ31〜33はそれぞれ、分岐機構44を介して搬送路42に分岐接続されている。
制御部25が、識別部212における識別結果に基づいて分岐機構43の分岐制御を行うことにより、読み取ることのできない紙幣や、重なって繰り出された紙幣等、受け入れ不可の紙幣は、リジェクト部213に搬送される。制御部25がまた、識別部212における識別結果と仕分け設定とに基づいて各分岐機構44の分岐制御を行うことにより、各スタッカ31〜34に対し紙幣を集積させる。
尚、搬送部4の構成は前記の構成に限らず、種々の構成を採用することが可能である。
操作部23は、図2Aに示すように、筐体の左側面に配置され当該整理機1に関する各種の操作を行うための左操作部23Lと、図2Bに示すように、筐体の右側面に配置され当該整理機1に関する各種の操作を行うための右操作部23Rと、を含んでいる。
左操作部23Lはまた、筐体上面の手前部分における左端部に配置された左占有スイッチ231Lを含んでいる一方、右操作部23Rは、筐体上面の手前部分における右端部に配置された右占有スイッチ231Rを含んでいる。整理機1は、二人のテラーによって共用で使用されるものの、二人のテラーが同時に使用することはできない。これら左占有スイッチ231L及び右占有スイッチ231Rは、左又は右のテラーが、整理機1を使用するときに操作するスイッチである。左占有スイッチ231Lを操作したときには、左のテラーが整理機1を使用することが可能になるのに対し、右占有スイッチ231Rを操作したときには、右のテラーが整理機1を使用することが可能になる。尚、前述の占有操作を上位端末6において行うようにしてもよい。
表示部24もまた、図2Aに示すように、筐体の左側面に配置され当該整理機1に関する各種の情報を表示するための左表示部24Lと、図2Bに示すように、筐体の右側面に配置され当該整理機1に関する各種の情報を表示するための右表示部24Rと、を含んでいる。
左表示部24Lは、左操作部23Lの近傍に配置されて、操作等に関する情報を表示する左操作表示部241Lと、各スタッカ31〜34の左取出口3Lの上方位置に配置され、スタッカに集積されている紙幣の枚数等を表示する左取出口表示部242Lと、を含んでいる一方、右表示部24Rは、右操作部23Rの近傍に配置されて、操作等に関する情報を表示する右操作表示部241Rと、各スタッカ31〜34の右取出口3Rの上方位置に配置され、スタッカに集積されている紙幣の枚数等を表示する右取出口表示部242Rと、を含んでいる。
この整理機1は、前述したように、入金口210及びリジェクト口214を幅方向の中央位置に配置すると共に、筐体の左側面には左操作部23L及び左表示部24Lを配置しかつ、右側面には右操作部23R及び右表示部24Rを配置している。整理機1は、図2に示すように、その外観が左右対称となるように構成されている。これによって、この整理機1を挟んだ左右二人のテラーの使い勝手は同等となり、それぞれにとって使いやすくなる。
尚、左操作部23L及び左表示部24Lの配置は、筐体の左側面に限定されるものではなく、左側のテラーの操作性や視認性を考慮した左寄りの位置であればよく、同様に、右操作部23R及び右表示部24Rの配置は、筐体の右側面に限定されるものではなく、右側のテラーの操作性や視認性を考慮した右寄りの位置であればよい。
次に、前記構成の整理機1における処理動作について説明する。テラーが整理機1を使用するときには、先ず占有スイッチ231L,231Rを操作することになる(又は、前述したように上位端末6を操作する)。左占有スイッチ231Lを操作したときには、左のテラーが整理機1を占有して使用することになる一方、右占有スイッチ231Rを操作したときには、右のテラーが整理機1を占有して使用することになる。つまり、このスイッチ操作によって、左右いずれのテラーが入金口210に紙幣を投入するかを特定することが可能になる。このスイッチ操作信号は、通信部22を介して各上位端末6,6に送信されることになる。整理機1を占有した側の上位端末6においては、その整理機1が実行する処理に関係する制御が行われ、それとは逆側の上位端末6においては、整理機1の使用が不可であることを前提とした制御が行われる。以下においては、左のテラーが占有して使用する場合を例に説明する。
先ず、左のテラーは、上位端末6又は左操作部23Lを操作することによって当該整理機1についての設定を行う。具体的には各スタッカ31〜34に集積させる紙幣の金種等の指定を、スタッカの一つ一つについて指定したり、予め用意されているパターンを選択したりすることにより行う。
ここで、整理機1の設定を簡単にする構成例として、例えば口座番号を含む顧客情報と整理機1の設定情報とを対応付け、その情報を、例えば上位端末6が接続される顧客情報データベース(図示省略)に記憶しておいてもよい。こうすることによって、上位端末6において口座番号を入力したときに、前記データベースの情報に基づき、整理機1の設定が自動的に行われるようにすることが可能になる。例えばその顧客の業種によって、特定金種の紙幣の量のみが常に多かったりすることがある。そうした場合に、前記のシステムでは、口座番号を入力することだけで、整理機1の設定が、顧客に応じた設定に自動的に変更される。例えば特定金種の紙幣を第1及び第2の2つのスタッカ31,32に集積させる一方、他の紙幣を第3又は第4のスタッカ33,34に集積させるような設定に自動的に変更され、利便性が大幅に向上する。
尚、顧客を特定する手段は、上位端末6において口座番号を入力することに限定されない。顧客を特定する手段は、種々の公知の手段が存在し、それらを適宜採用することが可能である。例えば顧客が所有するカードを読み込むことによって、その顧客を特定するようにしてもよい。
整理機1の処理動作の説明に戻ると、左のテラーは、入金口210に紙幣を投入すると共に、所定の処理開始操作を行う。尚、占有スイッチと処理開始スイッチとを兼用し、占有と同時に処理が開始されるようにしてもよいし、紙幣の投入と同時に自動的に処理が開始されるようにしてもよい。
これによって、入金口210に投入された紙幣は一枚ずつ繰り出される。繰り出された紙幣は識別部212に到達し、そこにおいて識別処理及び計数処理が行われる。識別結果に応じて、受け入れ可能な紙幣は、集積部3に搬送される一方、受け入れ不可の紙幣はリジェクト部213に搬送されて、リジェクト口214から返却される。リジェクト口214に返却された紙幣は、入金口210に投入された紙幣が全て繰り出された後に、その入金口210に再度投入されて、識別処理が再度行われることになる。
集積部3に到達した紙幣は、設定内容及び識別結果に従って、各スタッカ31〜34に選択的に搬送されて、そこに集積される。
制御部25はまた、ここでは左のテラーが整理機1を占有しているため(このことは、占有スイッチ231L,231Rの操作信号に基づいて判断される)、各スタッカ31〜34の右取出口3Rの扉35を閉じる一方、左取出口3Lの扉35を開く制御を行う。これによって、右のテラーは各スタッカ31〜34に集積されている紙幣を取り出すことができない。従って、右のテラーが紙幣を誤って取り出すことが規制される。つまり、左右二人のテラーが共用で使用する整理機1において、誤取り出し等のミスを未然に防止することができる。
これに対し、左のテラーは各スタッカ31〜34に集積されている紙幣を左取出口3Lを通じて取り出すことが可能である。従って、左のテラーは、入金口210から全ての紙幣が繰り出されて(リジェクト部213に紙幣がリジェクトされた場合には、そのリジェクト紙幣に対する再処理も完了したとする)、紙幣の仕分けが完了したときには、各スタッカ31〜34に集積されている紙幣を、左取出口3Lを通じて取り出すことになる。
尚、各スタッカ31〜34からの紙幣の取り出しを検出するセンサをさらに備えるようにしてもよい。そうして、そのセンサによって各スタッカ31〜34から、全ての紙幣が取り出されたことが検知されたことをもって、仕分け処理が完了したとし、左右いずれの占有スイッチ231L,231Rの操作が可能となるようにしてもよい。
また、例えば大量の紙幣の処理を行うことで、処理の途中においていずれかのスタッカ31〜34が満杯になりそうなときには、左のテラーは、そこに集積されている紙幣を随時取り出すことで、スタッカが満杯になることを未然に防止することが可能である。これによって、スタッカが満杯になることに起因して処理が中断してしまうことが回避される。また、スタッカが満杯になったとしても、紙幣をすぐに取り出すことができるため、紙幣の収納を待ったり、筐体を開ける等の操作を行ったりする場合と比較して、処理の中断を最小限にすることができる。従って、この整理機1においては、仮に大量の紙幣の処理を行う場合であっても、処理に要する時間が長くなることが抑制されて、処理効率を向上させることができる。このことによって、窓口処理の効率を向上させ、顧客の待ち時間を短くするという効果が得られる。
尚、前記とは逆に、右のテラーが整理機1を占有しているときには、各スタッカ31〜34における右取出口3Rの扉35が開く一方、左取出口3Lの扉35が閉じることになる。これによって、右のテラーは各スタッカ31〜34に集積されている紙幣を取り出すことができる一方で、左のテラーは各スタッカ31〜34に集積されている紙幣を取り出すことができなくなる。
尚、集積空間からの紙幣の取り出しを規制する手段は、前記の構成に限らない。図2に示すように、左又は右取出口3L,3Rの一部に配置される扉でなくても、例えば各取出口3L、3Rを全閉にするシャッタとしてもよい。
また、制御部25によって扉の開閉を制御しなくても、扉を手動で開閉するようにしてもよい。この場合には、閉じた状態の扉のロック・アンロックを制御部25によって制御するようにしたり、左又は右取出口3L,3Rを通じて手が集積空間内に進入したことを検知する検知センサを取り付けるようにしたりすることが好ましい。こうすることで、スタッカから紙幣を取り出すことをできなくしたり、誤取り出しを検出してテラーに対し警報をしたりすることが可能になる。
前述したように、各スタッカ31〜34からの紙幣の取り出しを検出するセンサをさらに備え、前記の手の進入の検知と紙幣の取り出しの検知とを組み合わせてもよい。さらに、扉35を取り付けずに、前述したセンサ及びその検出に基づく警報によって、テラーによる紙幣の取り出しを規制することも可能である。
また、前記の説明では、処理の終了後にテラーは各スタッカ31〜34から紙幣を取り出すようにしているが、スタッカ31〜34に集積されている紙幣が少量であるときには、スタッカ内に所定枚数の紙幣が集積されるまでは、そのままスタッカ内に集積させるようにしてもよい。この場合には、左右の取出口3L,3Rそれぞれの扉35を閉じておいて、スタッカ31〜34内に所定枚数の紙幣が集積されたときに、扉35を開ける(又は、ロックを解除する)ようにしてもよい。こうすることで、処理の都度、紙幣を取り出す必要がなくなるので、処理の効率をさらに高めることができる。
図6,7は、前記とは別の構成の整理機10を示している。この整理機10は、入金部として、左入金部211Lと、右入金部211Rとの2種類を含むと共に、リジェクト部として、左リジェクト部213Lと、右リジェクト部213Rとの2種類を含んで構成されている。尚、前記の整理機1と同じ構成については同じ符号を付して、その説明を適宜省略する。
左入金部211L及び右入金部211Rは、この例では、筐体上面において奥行き方向に並んで配置されていると共に、左入金部211Lは右入金部211Rよりも一段下がった位置に配置されている。
左入金部211Lは、その案内板の左の側壁210Lが斜めに切り欠かれている一方、右の側壁210Rは切り欠かれておらず、これによって、この左入金部211Lに対して左方向から紙幣を投入することは可能にされている一方、右方向から紙幣を投入することは規制するようにしている。
これとは逆に、右入金部211Rは、その左の側壁210Lは切り欠かれていない一方、右の側壁210Rは斜めに切り欠かれており、これによって、この右入金部211Rに対して右方向から紙幣を投入することは可能にされている一方、左方向から紙幣を投入することは規制するようにしている。
左リジェクト部213L及び右リジェクト部213Rは、この例では、筐体上面の奥側位置に、左リジェクト部213Lを下側に、右リジェクト部213Rを上側にして、上下に重なって設けられている。
左リジェクト部213Lには、その右側部に、右方向を向いて拡がる干渉壁216Rが設けられており、左リジェクト部213Lについては、この干渉壁216Rによって右方向から紙幣を取り出すことは規制するようにしている。尚、左リジェクト部213Lの左側部には干渉壁がなく、左方向から紙幣を取り出すことは可能にされている。
これに対し右リジェクト部213Rには、その左側部に、左方向を向いて拡がる干渉壁216Lが設けられており、右リジェクト部213Rについては、この干渉壁216Lによって左方向から紙幣を取り出すことは規制する一方、右方向から紙幣を取り出すことは可能にされている。
尚、各リジェクト部を、スタッカと同様に筒状に構成することによって、誤取り出しをより確実に規制するようにしてもよい。
この整理機10において、集積部3は第1〜第4のスタッカ31〜34を備えている。この点は、前記の整理機1と同様であるが、この第1〜第4のスタッカ31〜34の内、第1及び第2のスタッカ31,32は、筐体の右側面に開口する右取出口3Rのみを備えている一方、第3及び第4のスタッカ33,34は、筐体の左側面に開口する左取出口3Lのみを備えている。従って、集積部3は、左取出口3Lのみを備えた第1種の集積部と、右取出口3Rのみを備えた第2種の集積部とを含んで構成され、左のテラーは、第1及び第2のスタッカ31,32に集積されている紙幣は取り出すことができない一方で、第3及び第4のスタッカ33,34に集積されている紙幣を取り出すことができる。これとは逆に、右のテラーは、第1及び第2のスタッカ31.32に集積されている紙幣を取り出すことができる一方で、第3及び第4のスタッカ33,34に集積されている紙幣を取り出すことはできない。尚、この整理機10においては、シャッタを設けていない。但し、この整理機10においても、各取出口3L,3Rにシャッタを設けてもよい。
尚、整理機10が備えるスタッカの数は特に限定されない点は、前記と同様である。
この整理機10においては、左のテラーは、左入金部211Lに紙幣を投入し、右のテラーは、右入金部211Rに紙幣を投入することになる。そうして、上位端末6又は操作部23L,23Rを操作することによって当該整理機10についての設定を行う。この点は前記の整理機1と同様である。前述したように、口座番号を含む顧客情報と整理機10の設定情報とを対応付けた制御が可能である点も前記と同じである。
左のテラーが整理機10を占有して使用する場合を例に、この整理機10の動作について説明する。左のテラーが所定の処理開始操作を行うことによって、左入金部211Lに投入された紙幣は一枚ずつ繰り出される。繰り出された紙幣は識別部212に到達し、そこにおいて識別処理及び計数処理が行われる。識別結果に応じて、処理可能な紙幣は、集積部3に搬送される一方、処理不可の紙幣は左リジェクト部213Lに搬送されて、そのリジェクト口214から返却される。前述したように、左のテラーはこの左リジェクト部213Lの紙幣を取り出すことができる一方、右のテラーは紙幣を取り出すことができず、誤取り出しが未然に防止される。
集積部3に到達した紙幣は、設定内容及び識別結果に従って、第3又は第4のスタッカ33,34に搬送されて、そこに集積される。これによって左のテラーは、スタッカ33,34に集積されている紙幣を取り出すことが可能になる。一方、右のテラーは、前述したように、第3又は第4スタッカ33,34に集積されている紙幣を取り出すことは規制される。
第3又は第4のスタッカ33,34が満杯になりそうなときに、又は満杯になったときに、左のテラーが、そこから紙幣を取り出すことによって、処理を中断させることなく継続させる、又は、中断しても処理を容易に再開させて中断を最小限にすることができる点は、前述した通りである。
前記とは逆に右のテラーが整理機10を占有して使用する場合には、右のテラーが所定の処理開始操作を行うことになる。それによって、右入金部211Rに投入された紙幣が一枚ずつ繰り出され、識別部212において識別処理及び計数処理が行われる。識別結果に応じて、処理可能な紙幣は、集積部3に搬送される一方、処理不可の紙幣は右リジェクト部213Rに搬送されて、リジェクト口214から返却される。
集積部3に搬送された紙幣は、設定内容及び識別結果に従って、第1又は第2のスタッカ31,32に搬送されて、そこに集積される。これによって、右のテラーは、スタッカ31,32に集積されている紙幣を取り出すことが可能になる一方、左のテラーは、スタッカ31,32に集積されている紙幣を取り出すことは規制される。
この場合において、第1又は第2のスタッカ31,32が満杯になりそうなときに、又は満杯になったときに、右のテラーが紙幣を随時取り出すことによって、処理を中断させることなく継続させる、又は、中断しても処理を容易に再開させて中断を最小限にすることができる点は、前述した通りである。
このように、整理機10を、入金部211、リジェクト部213、集積部3をそれぞれ左専用及び右専用の2種類備える構成としたときも、二人のテラーで共用して使用することができると共に、紙幣の誤取り出しを未然に防止することができる。
尚、このように入金部を2種類設けることによって、次のような制御も実現し得る。つまり、左のテラーが整理機10を使用している状態において、右入金部211Rに紙幣を投入しておくと共に、右のテラーが処理開始操作を行うとする。このときに、左の処理が完了するまで、右の処理の待機しておき、左の処理が完了したときに、右の処理を自動的に開始するようにしてもよい。
尚、入金部211、リジェクト部213、及び集積部3の内、いずれか1又は2の各部については、前述したように、左右2種類を含む構成とする一方、それ以外については、図1,2に示す整理機1の如く、1種類の構成としてもよい。
すなわち、(a)入金部211を1種類、リジェクト部213及び集積部3を2種類、(b)リジェクト部213を1種類、入金部211及び集積部3を2種類、(c)集積部3を2種類、入金部211及びリジェクト部213を1種類、(d)入金部211及びリジェクト部213を1種類、集積部3を2種類、(e)リジェクト部213及び集積部3を1種類、入金部211を2種類、又は、(f)入金部211及び集積部3を2種類、リジェクト部213を1種類としてもよい。
ここで、入金部を2種類とし、少なくとも集積部3を1種類とした構成の整理機10において、前述した自動開始制御を行うことを考える。この場合、集積部3(スタッカ)に紙幣が集積された状態で次の処理が自動的に開始されてしまうと、そのスタッカ内において右の処理に係る紙幣と左の処理に係る紙幣とが混ざってしまう虞がある。従って、各スタッカから紙幣が全て取り出されたことをトリガとして、処理を開始させることが望ましい。そのために、各スタッカから紙幣が全て取り出されたことを検知するセンサを取り付けるようにしてもよい。
尚、こうした整理機1,10は、テラーカウンターに設置する場合に限らない。例えば窓口処理を行う前側と、後方処理を行う後側との間に配置して、その前側のオペレータと後側のオペレータとで共用で使用することも可能である。
さらに、本発明が適用可能な紙葉類処理装置は、整理機に限定されず、例えば紙葉類の正損の識別を行う識別機や、その他の装置に適用することが可能である。識別部は、その装置の種類に応じて、識別処理のみを行ったり、計数処理のみを行ったり、又は識別処理と計数処理との双方を行ったりすればよい。
以上説明したように、本発明は、筐体を挟んだ両側のオペレータが共用で使用することができるため、例えば整理機、紙葉類の正損の識別を行う識別機、その他の紙葉類処理機として有用である。また、本発明の思想は、硬貨等のコイン処理装置に適用可能である。

Claims (7)

  1. 紙葉類処理装置であって、
    第1面及び当該第1面に対して逆側の第2面を含む筐体、
    前記紙葉類が投入される投入口と、該投入口に投入された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰り出し機構とを含む投入部、
    前記投入部に投入された紙葉類の一つ一つに対して、計数処理又は識別処理の少なくとも一方の処理を行う識別部、
    前記識別部における処理後の紙葉類を集積する、少なくとも2つの集積部、
    前記投入部、識別部及び集積部間で前記紙葉類を搬送する搬送部、及び、
    前記各部を制御することによって、前記各紙葉類を、前記少なくとも2つの集積部に選択的に集積させる制御部を備え、
    前記各集積部は、前記第1面及び第2面のそれぞれに開口する少なくとも2つの紙葉類取り出し口を有しており、
    前記筐体を挟んだ前記第1面側及び第2面側のそれぞれから、前記紙葉類取り出し口を通じて前記各集積部内の紙葉類を取り出し可能にされている紙葉類処理装置。
  2. 紙葉類処理装置であって、
    第1面及び当該第1面に対して逆側の第2面を含む筐体、
    前記紙葉類が投入される投入口と、該投入口に投入された紙葉類を一枚ずつ繰り出す繰り出し機構とを含む投入部、
    前記投入部に投入された紙葉類の一つ一つに対して、計数処理又は識別処理の少なくとも一方の処理を行う識別部、
    前記識別部における処理後の紙葉類を集積する、少なくとも2つの集積部、
    前記投入部、識別部及び集積部間で前記紙葉類を搬送する搬送部、及び、
    前記各部を制御することによって、前記各紙葉類を、前記少なくとも2つの集積部に選択的に集積させる制御部を備え、
    前記集積部は、前記第1面に開口する紙葉類取り出し口を有する少なくとも1つの第1種の集積部と、前記第2面に開口する紙葉類取り出し口を有する少なくとも1つの第2種の集積部とを含んでなり、
    前記筐体を挟んだ前記第1面側から、当該第1面に開口する紙葉類取り出し口を通じて前記第1種の集積部内の紙葉類を取り出し可能にされていると共に、前記筐体を挟んだ第2面側から、前記第2面に開口する紙葉類取り出し口を通じて前記第2種の集積部内の紙葉類を取り出し可能にされている紙葉類処理装置。
  3. 前記集積部から紙葉類を取り出す方向を、前記第1面側から、又は、前記第2面側からの一方に規制する規制手段をさらに備えている請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  4. 前記集積部から紙葉類を取り出す方向が前記第1面側からであるか、又は、前記第2面側からであるかを指示する指示手段をさらに備え、
    前記指示手段の指示結果に応じて、前記指示された方向からの紙葉類の取り出しが可能にされる請求項2又は3に記載の紙葉類処理装置。
  5. 前記投入部は、前記第1面側用投入部と、前記第2面側用投入部と、を含み、
    前記第1面側用投入部から投入された紙葉類は、前記第1面側から取り出し可能にされ、前記第2面側用投入部から投入された紙葉類は、前記第2面側から取り出し可能にされる請求項2又は3に記載の紙葉類処理装置。
  6. 前記第1面側用操作部と、前記第2面側用操作部と、をさらに備えている請求項1又は2に記載の紙葉類処理装置。
  7. 前記第1面側用表示部と、前記第2面側用表示部と、をさらに備えている請求項1又は2に記載の紙葉類処理装置。
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