JPWO2009081583A1 - 横編機および横編機での自走式キャリアの制御方法 - Google Patents

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Abstract

非常停止などで電源が遮断されても、キャリッジと自走式キャリアとの同期を保って、電源の遮断解除後に編成を適切に再開することができる、横編機および横編機での自走式キャリアの制御方法を提供する。商用交流電源20の停電や停止スイッチ22の操作でキャリッジ駆動モータ6への電力の供給が遮断されると、キャリッジ3は減速して停止する。コントローラ10は、キャリッジ3の位置を予想して、予想された位置にキャリア13の位置が同期するように制御する。キャリッジ3の反転時などで、キャリッジ3が単独で加速中に電力の供給が遮断して、キャリッジ3の位置がキャリア移動開始位置に達すると、減速中のキャリッジ3の予想位置にキャリア13の位置が同期するように、直ちにキャリア13を起動する制御が行われる。

Description

本発明は、針床に沿って移動するキャリッジで編針を駆動して編地を編成する際に、自走式キャリアで給糸を行う横編機、および横編機での自走式キャリアの制御方法に関する。
従来から、針床に沿って往復移動するキャリッジで編針を駆動して編地を編成する横編機では、給糸を行うキャリアをキャリッジが機械的に連行する形式が多く使用されている。キャリッジには編針に作用するカムが搭載され、キャリアはカムに対して一定の位置関係を保つように連行される。キャリッジによるキャリアの連行が解除されると、キャリアは停止する。編地としての一コースの編幅を、複数の区間に分けて、各区間にそれぞれ異なる編糸を給糸して編成するインターシャ編成などでは、隣接する区間の途中でキャリアが停止していると、キャリアが途中で停止している区間を編成するための障害となる。障害を避けるための退避と復帰とは、キャリッジの移動によるキャリアの蹴り返しで実現することができる。しかしながら、キャリアの蹴り返しをキャリッジで行うと、直接編地を編成することにはならないキャリッジの移動が必要となり、編成効率が低下する。
自走式キャリアを有する横編機では、キャリアはキャリッジに連行されることなく、個別に針床に沿って移動させることができる(たとえば、特許文献1参照)。自走式キャリアで給糸を行えば、インターシャ編成などではキャリアの自走で退避と復帰とを行うことができるので、蹴り返しのためにキャリッジを動かす必要がなくなり、編成効率の低下を避けることができる。また、自走式キャリアは、一つのカムに対して二つのキャリアから表糸と裏糸とを一定の位相差をもって給糸するプレーティング編成など、多様な編成にも活用することができる。
キャリッジは、重量が大きく、編成時に編針を駆動する負荷も大きいので、駆動源は横編機としてのメインモータとなる。メインモータは、たとえばサーボドライバを介して制御される。キャリッジの位置は、針床や横編機のフレームなどに対して直接、またはメインモータの回転量などから間接に、検出される。自走式キャリアも、移動中の位置が検出され、キャリッジの位置と一定の範囲内となるように同期させられる。
横編機には、編成動作を停止させるための停止スイッチが設けられる。停止スイッチを操作すると、キャリッジ駆動用のメインモータなどへの駆動用の電力の供給が遮断される。停電や電源遮断器の操作でも、キャリッジを駆動する電力の供給は遮断される。
特公平3−62821号公報
自走式キャリアを有する横編機で、給糸によって編地を確実に編成し、さらには多様な編地を編成するために、キャリッジとキャリアとは常に同期させる必要がある。しかしながら、横編機の電源が停電や停止スイッチの操作で遮断されるなどの理由でキャリッジを駆動する電力の供給が停止するような場合には、同期がとれなくなってしまう。移動中に電源が遮断されると、キャリッジはサーボドライバの制御から外れて徐々に減速していき、最終的に停止する。キャリッジがたとえば1m/sの速度で移動して編地編成を行っていると、停止するまでに100mm程度以上の距離を移動する。キャリアは、キャリッジとの同期がとれなくなると停止させるので、キャリアからの給糸が無くて、編針のみが編成駆動される区間が発生する。この区間の編針では、新しい編目が形成されずに、生地落ちしてしまう。
編幅の外側では、キャリッジが移動方向を反転する際の減速や加速に伴い、キャリアを停止させておいて、キャリッジのみが移動する区間が設けられる。移動方向の反転後の起動では、このような区間のキャリッジのみの加速に続いて、キャリアの移動も行いながら同期させるシーケンスが実行される。ここで、非常用の停止スイッチの操作が必要になるなどの理由で、キャリッジのみの移動区間で駆動用の電力の供給が遮断されても、キャリッジは直ちに停止することができない。停止位置がキャリアも移動すべき区間に入っていると、電源遮断解除後に再度キャリッジの移動を開始させる際には、すでにキャリッジの位置がキャリアの移動を開始する位置を過ぎており、生地落ちしてしまう。
本発明の目的は、停止スイッチの操作などでキャリッジの駆動用の電力の供給が遮断されても、キャリッジと自走式キャリアとの同期を保って、電力の供給の遮断解除後に編成を適切に再開することができる横編機、および横編機での自走式キャリアの制御方法を提供することである。
本発明は、編針が並設される針床に沿って往復移動し、編針を選択的に編成駆動するカムを搭載するキャリッジと、キャリッジとは独立に自走して、キャリッジの位置に同期しながら、編成駆動される編針に編糸を供給するキャリアとを、備える横編機において、
キャリッジの位置を検出し、キャリッジの移動中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されても、少なくともキャリッジが停止するまでは位置の検出が可能なセンサと、
キャリッジの移動中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが移動を停止するまで、センサが検出するキャリッジの位置に対してキャリアの位置の同期を保つように、キャリアの移動を制御するコントローラとを、
含むことを特徴とする横編機である。
また本発明は、前記キャリッジの位置を時系列的に格納しておくメモリを含み、
前記コントローラは、メモリに格納されている位置に基づいてキャリッジの位置を予想し、予想された位置に対して前記同期を保つように前記キャリアの移動を制御することを特徴とする。
また本発明で、前記コントローラは、
前記キャリッジの起動時に、予め定めるキャリア移動開始条件が満たされるまでキャリッジのみ単独で加速してから、前記キャリアを起動して、前記同期しながら移動するようにキャリアの制御を行い、
キャリッジのみ単独で加速中に、前記キャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが停止するまでにキャリア移動開始条件が満たされれば、キャリアを起動してキャリッジに同期するように移動を制御することを特徴とする。
さらに本発明は、編針が並設される針床に沿って往復移動し、編針を選択的に編成駆動するカムを搭載するキャリッジと、キャリッジとは独立に自走して、キャリッジの位置に同期しながら、編成駆動される編針に編糸を供給するキャリアとを備える横編機で、キャリッジが移動中に駆動用の電力が遮断されるときに、キャリアの移動を制御する横編機での自走式キャリアの制御方法であって、
キャリッジを駆動する電力の供給が遮断されても、少なくともキャリッジが停止するまではキャリッジの位置を検出可能にしておき、
キャリッジとキャリアとが同期しながら移動している間に、キャリッジへの駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが停止するまで、キャリッジの位置に対するキャリアの位置の同期を保つように、キャリアの移動を制御することを特徴とする横編機での自走式キャリアの制御方法である。
本発明によれば、コントローラは、キャリッジの移動中に駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが停止するまで、キャリッジの位置に対するキャリアの位置の同期を保つように、キャリアの移動を制御する。これによって、停止スイッチの操作などでキャリッジの駆動用の電力の供給が遮断されても、キャリッジと自走式キャリアとの同期を保って、キャリッジ駆動用電力の供給の遮断が解除された後での編成再開に支障が生じないようにすることができる。
また本発明によれば、メモリに時系列的に格納しておくキャリッジの位置に基づいて、コントローラはキャリッジの位置を予想する。キャリアは、予想されるキャリッジの位置に対して迅速に同期をとるように制御することができる。
また本発明によれば、起動時にはキャリッジのみ単独で加速する。キャリッジの単独加速中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されても、キャリッジが停止するまでにキャリア移動開始条件が満たされれば、キャリアを同期させるので、キャリッジ駆動用の電力の供給の遮断解除後に編成を適切に再開することができる。
さらに本発明によれば、キャリッジの移動中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断しても、キャリッジが停止するまで、キャリッジの位置に対するキャリアの位置の同期を保つように、キャリアの移動を制御する。これによって、停止スイッチの操作などでキャリッジを駆動する電力の供給が遮断されても、キャリッジと自走式キャリアとの同期を保って、電力の供給の遮断解除後に編成を適切に再開することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である横編機1の概略的な電気的構成を示すブロック図である。 図2は、図1の横編機1で、メモリ25に格納している過去のキャリッジ3の位置に基づき、キャリッジ駆動用の電力の供給の遮断後に減速するキャリッジ3の位置を予想する考え方を示す図である。 図3は、図1の横編機1で、キャリッジ3の起動時の制御と、キャリッジ駆動用の電力の供給が遮断される場合に行う制御についての考え方とを示す図である。 図4は、図1のコントローラ10による制御手順を全体的に示すフローチャートである。
符号の説明
1 横編機
2 針床
3 キャリッジ
6 キャリッジ駆動モータ
7,17 エンコーダ
8 歯口
10 コントローラ
13 キャリア
20 商用交流電源
21 バックアップ装置
22 停止スイッチ
25 メモリ
図1は、本発明の実施の一形態である横編機1の概略的な電気的構成を示す。横編機1は、針床2に並設される編針を、キャリッジ3に搭載するカムで選択的に駆動して編地を編成する。キャリッジ3は、図の左右方向に往復移動するように駆動される。この方向は、針床2の長手方向である。キャリッジ3は、針床2の長手方向の両端間に掛け渡されるタイミングベルト4に接続される。タイミングベルト4への駆動は、針床2の長手方向の一端で、駆動プーリ5によって行われる。駆動プーリ5は、キャリッジ駆動モータ6の出力軸に取付けられる。出力軸の回転角度は、エンコーダ7によって検出される。針床2は、通常、編針の先端が進退する歯口8を挟んで対をなすように設けられる。図示を省略しているけれども、歯口8を挟んで設けられる他の針床も針床2と同様な構成を有する。キャリッジ3を、針床2の長手方向に往復移動可能なように支持するためには、キャリッジレール9が設けられている。キャリッジ3の移動を制御するために、コントローラ10が設けられている。コントローラ10は、CPUなどを含んで、予め設定されるプログラムに従って、キャリッジ3を含む横編機1の制御を行う。
横編機1では、歯口8の上方に架設される糸道レール11に沿って、給糸口12を備える自走式のキャリア13が往復移動する。編地の編成に使用する編糸は、給糸口12から編針に供給する。キャリア13は、糸道レール11の両端間に掛け渡されるタイミングベルト14に接続される。タイミングベルト14への駆動は、糸道レール11の長手方向の一端で、駆動プーリ15によって行われる。駆動プーリ15は、キャリア駆動モータ16の出力軸に取付けられる。出力軸の回転角度は、エンコーダ17によって検出される。このような構成の糸道レール11やキャリア13は、歯口8の上方に複数設けられるけれども、一つのみ図示して、他は省略する。キャリッジ3やキャリア13の駆動は、それぞれ一例を示しているけれども、他にも種々の方法での駆動が可能である。
コントローラ10には、エンコーダ7,17が検出するキャリッジ駆動モータ6およびキャリア駆動モータ16の出力軸の回転角度に対応するデータが入力される。コントローラ10は、入力されるデータに基づいて、キャリッジ3の位置とキャリア13の位置とが一定の関係を保って同期するように制御する。キャリッジ3には複数の編針駆動用カムが搭載される場合がある。キャリッジ3に複数の編針駆動用カムが搭載されている場合は、キャリッジ3が一回移動する一行程で複数回の編成駆動を行うことができる。この場合は、それぞれのカムの位置に適合する位置となるように、複数のキャリア13を同期して移動させる。また、プレーティング編成を行う場合は、キャリッジ3に搭載する一つのカムに対して、複数のキャリア13を、表糸用と裏糸用とで位置をずらして同期するように移動させる。
キャリッジ駆動モータ6の駆動用の電力は、たとえば外部電源としての商用交流電源20から、横編機としての電源を構成するバックアップ装置21および停止スイッチ22を介して、キャリッジ用サーボ23に供給される。キャリッジ用サーボ23は、キャリッジ駆動モータ6のサーボ駆動を行う。バックアップ装置21内には、大容量のコンデンサや電磁遮断器が含まれ、停止スイッチ22へは電磁遮断器を介して電力が供給される。停電などで商用交流電源20からの受電が停止すると、電磁遮断器が遮断され、キャリッジ駆動モータ6へのキャリッジ用サーボ23を介する駆動用電力の供給が遮断される。受電中の非常事態などで、停止スイッチ21が操作されるときも、キャリッジ3の駆動用の電力の供給は遮断される。
バックアップ装置21からは、キャリア用モータ16のサーボ駆動を行うキャリア用サーボ24およびコントローラ10など、キャリア13を含むキャリッジ3よりも軽い負荷にも電力が供給される。これらの負荷に対しては、停電などによる商用交流電源20からの受電停止時に、バックアップ装置21の内部のコンデンサに蓄えてあるバックアップ電力を供給する。コンデンサの容量は、バックアップ電力を数秒程度の時間は供給可能にしておく。なお、キャリア用サーボ24では、駆動用の電力供給を停止してもキャリア用モータ16から電力を回生するようにして、停止するまでの時間を数秒程度に延すこともできる。
たとえば、商用交流電源20の停電や、停止スイッチ22の操作での電力遮断で、商用交流電源20からキャリッジ駆動モータ6への駆動用電力の供給が遮断されると、キャリッジ3は減速して停止する。コントローラ10は、後述するように、キャリア13を制御して、キャリッジ3の位置に対するキャリア13の位置の同期を保つ。商用交流電源20からの受電停止時にも、少なくともこのような制御を行う間は、バックアップ装置21からの電力供給が可能であるようにしておく。また、前述のように、キャリア用モータ16を駆動するキャリア用サーボ24で電力の回生を行い、キャリア用モータ16が停止するまでの時間を延長することもできる。
コントローラ10がキャリッジ3の位置とキャリア13の位置との間の同期に関する制御を適切に行うために、メモリ25が設けられる。メモリ25には、キャリッジ3の位置を示すデータが、一定時間、たとえば1ms毎に格納される。メモリ25では、キャリッジ3の位置の格納用に一定の領域が割当られ、領域のすべてにデータが格納されると、新たなデータは最も古いデータを上書きするように格納される。
コントローラ10によるキャリッジ駆動モータ6およびキャリア駆動モータ16の制御は、キャリッジ用サーボ23およびキャリア用サーボ24を介して行われる。サーボドライバ25は、主電源20から供給される電力を、コントローラ10の制御下でキャリッジ駆動モータ6に供給する。電力の供給が遮断されると、キャリッジ用サーボ23は、キャリッジ駆動モータ6が発電機として発生する回生電力を利用して、エンコーダ7による回転角度の検出が可能な状態を保つ。メモリ25には、バックアップ装置21からのバックアップ電力よりも長時間にわたる電力供給が可能なバックアップ電源を設けたり、不揮発性のフラッシュメモリを用いる。このようなメモリ25からは、横編機1の運転停止後の運転再開時でも、運転停止中にも保持されていたキャリッジ3の位置のデータを読出すことが可能となる。
図2は、図1のメモリ25に格納している過去のキャリッジ3の位置に基づいて、たとえば非常停止スイッチ21の操作後に減速するキャリッジ3の位置を予想する考え方を示す。メモリ25には、過去のキャリッジ3の位置を示すデータがたとえば1ms毎の時系列的に格納されている。キャリッジ3の位置は、エンコーダ7から出力されるキャリッジ駆動モータ6の出力軸の回転角度に基づいて算出する。針床2やキャリッジレール9などに沿って、直接位置検出を行うリニアエンコーダなどを設けて、位置を検出することもできる。メモリ25に設ける格納領域の大きさは、少なくとも以下の予想に必要な3つの位置データを格納可能であればよい。1ms後の位置は、現在位置を含む過去3ms分のデータP0,P1,P2に基づくP3として予想する。現在位置がP2、1ms過去の位置がP1,2ms過去の位置がP0となる。P0,P1間の差をdP1、P1,P2間の差をdP2とすると、
dP1=P1−P0 ・・・(1)
dP2=P2−P1 ・・・(2)
となる。減速が続くと、1ms後の位置P3と現在の位置P2との差dP3は、dP2よりも、さらにdP1とdP2との差だけ減少すると考えられるので、
dP3=dP2−(dP1−dP2)=2dP2−dP1・・・(3)
となる。したがって、1ms後の位置P3は、
P3=P2+dP3=P2+(2dP2−dP1) ・・・(4)
として予想することができる。
図1のコントローラ10は、キャリッジ3の位置と、一または複数のキャリア13の位置とが一定の関係を保って同期するように、キャリッジ駆動モータ6およびキャリア駆動モータ16を制御する。主電源20からの電力供給で横編機1が正常に運転されている状態では、キャリッジ3が針床2に沿って、編成すべき編地の編幅に従って設定される範囲を往復移動するように、キャリッジ駆動モータ6でキャリッジ3の加減速制御を行う。キャリッジ3の位置に対するキャリア13の位置を同期させている状態で、キャリッジ用サーボ23への電力の供給が遮断されると、コントローラ10は、キャリッジ3の位置を予想して、予想された位置にキャリア13の位置が同期するように制御する。
図3は、キャリッジ3の起動時に、キャリッジ駆動用の電力の供給が遮断される場合の制御についての考え方を示す。通常、キャリッジ3は、たとえば編幅の一端側の外部で、キャリア13よりも外側まで移動してから移動方向を反転する。図3(a)に実線で示すように、反転後の起動シーケンスでは、時刻t0で静止状態から編幅の他方側に向けて、一定加速度で移動を開始する。キャリア13は、編幅の一端側の外部で、編幅に近い位置に待機している。時刻t1までは、キャリッジ3が単独で移動するので、キャリア13とは、当然、同期はとれていない。時刻t1になると、キャリッジ3がキャリア13の移動を開始すべきキャリア移動開始位置に到達し、キャリア13の編幅の他方側への移動も破線で示すように開始する。キャリッジ3に比較して負荷が小さいキャリア13の方が迅速に加速することができるので、時刻t2でキャリア13はキャリッジ3と同一速度に達し、かつ同期した位置関係を保つようにすることができる。キャリア13とキャリッジ3とが同期すると、キャリッジ3で編針を編成駆動し、キャリア13の給糸口12から給糸する編糸で編地を編成することが可能となる。同期後にキャリッジ用サーボ23への電力の供給が遮断される場合の制御は、図2に示すように、キャリッジ3の位置を予想しながら行うようにすればよい。
図3(b)に示すように、キャリッジ用サーボ23への電力の供給の遮断は、時刻t1と時刻t2との間にも生じうる。この間の時刻txで電力の供給の遮断が生じる場合、キャリッジ3は、太い実線で示すように、時刻t0からの加速を時刻txで停止してしまう。すなわち、二点鎖線で示す起動シーケンスのように、時刻tx後には、加速が続くのではなく、減速に切り換わる。コントローラ10は、太い破線で示すように、時刻tx後にキャリア13の位置がキャリッジ3の予想位置に直ちに同期するように制御する。キャリア13の負荷は小さいので、より急激な加速も可能である。時刻tx後には、キャリッジ3は減速するので、短時間で同期をとることができる。同期がとれた後では、キャリッジ3の位置を予想しながら、キャリア13の位置を予想位置に合わせるようにすればよい。
キャリッジ用サーボ23への電力の供給の遮断は、キャリッジ3が単独で加速している時刻t0と時刻t1との間でも生じうる。電力の供給の遮断で、キャリッジ3が減速して停止に至る位置がキャリア移動開始位置に達していなければ、キャリア13を起動する必要はない。電力の供給の遮断解除後の運転再開時に、キャリッジ3がキャリア移動開始位置に達してから、キャリア13の制御を行って同期させるようにすればよい。キャリッジ3が減速して停止に至る間にキャリア移動開始位置に達すれば、図3(b)に示す時刻t1と時刻t2との間での場合と同様に、キャリア13がキャリッジ3の予想位置に直ちに同期するように制御すればよい。
図4は、以上で説明したコントローラ10によるキャリア13の制御手順を全体的に示す。横編機1の通常の運転時には、ステップs1で、キャリッジ3の現在位置をメモリ25に格納する。ステップs2で、停止スイッチ22が押されたか、または商用交流電源20に停電が発生か、などを判断する。この判断は、たとえば、キャリッジ用サーボ23の入力側の電圧を監視して行う。電力の供給の遮断がなければ、ステップs3で、1ms後のキャリッジ3の目標位置に対するキャリア13の目標位置を計算する。キャリッジ3の目標位置は、たとえば図3(a)の時刻t0からの実線で示すように、起動時の加速や加速後の等速、図示を省略している停止時の減速などを含めたシーケンスに応じて設定することができる。計算されたキャリア13の目標位置は、ステップs4でキャリア用サーボ24に出力し、キャリア駆動モータ16を制御する。通常の編成処理では、ステップs1からステップs4までの手順を繰り返して、キャリッジ3とキャリア13とが同期しながら移動する制御を行う。
ステップs2で、停止スイッチ21を押す操作が行われたり、商用交流電源20に停電が発生して、電力の供給が遮断されたと判断するときは、ステップs5で1ms後のキャリッジ3の位置を、図2に示すような考え方で予想する。次にステップs6で、キャリア13とキャリッジ3とが未だ同期していないか否かを判断する。同期しているときは、ステップs7で、1ms後のキャリッジ3の予想位置に対するキャリア13の目標位置を計算し、ステップs4に移る。このようなキャリッジ3の予想位置に対するキャリア13の位置の同期で、電力の供給の遮断後も同期している状態を維持することができる。
図3(a)の時刻t1以前に示すような場合では、ステップs6でキャリア13とキャリッジ3が未だ同期していないと判断される。たとえば、キャリッジ3が編幅の端部を越えて移動方向を反転する場合に該当する。この場合は、ステップs8で、キャリッジ3の予想位置がキャリア移動開始位置を過ぎたか否かを判断する。キャリッジ3の予想位置がキャリア移動開始位置を過ぎていれば、ステップs9で、1ms後のキャリッジ3の予想位置に対するキャリア13の目標位置を計算する。これは、キャリア13とキャリッジ3とを瞬時に同期させることに相当する。ステップs8で、キャリッジ3の予想位置がキャリア移動開始位置を過ぎていないときは、キャリア13の目標位置の計算を行わず、目標位置は設定しないでステップs4に移る。ステップs4では、出力するキャリア目標位置がないので、キャリア13は移動しないで、キャリッジ3のみが移動する。
【0003】
。ここで、非常用の停止スイッチの操作が必要になるなどの理由で、キャリッジのみの移動区間で駆動用の電力の供給が遮断されても、キャリッジは直ちに停止することができない。停止位置がキャリアも移動すべき区間に入っていると、電源遮断解除後に再度キャリッジの移動を開始させる際には、すでにキャリッジの位置がキャリアの移動を開始する位置を過ぎており、生地落ちしてしまう。
[0008]
本発明の目的は、停止スイッチの操作などでキャリッジの駆動用の電力の供給が遮断されても、キャリッジと自走式キャリアとの同期を保って、電力の供給の遮断解除後に編成を適切に再開することができる横編機、および横編機での自走式キャリアの制御方法を提供することである。
課題を解決するための手段
[0009]
本発明は、編針が並設される針床に沿って往復移動し、編針を選択的に編成駆動するカムを搭載するキャリッジと、キャリッジとは独立に自走して、キャリッジの往復移動の領域内に予め設定される区間でキャリッジの位置と一定の関係を保つように同期しながら、編成駆動される編針に編糸を供給するキャリアとを、備える横編機において、
キャリッジの位置を検出し、キャリッジの移動中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されても、少なくともキャリッジが停止するまでは位置の検出が可能なセンサと、
キャリッジの移動中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリアの移動状態を判断し、
キャリアが移動中であれば、キャリッジが移動を停止するまで、センサが検出するキャリッジの位置に対してキャリアの位置の同期を保つように、キャリアの移動を制御し、
キャリアが移動中でなければ、キャリッジが停止するまでの間に、キャリッジがキャリアを同期させて移動する区間に入るか否かを判断し、入る場合はキャリアを移動させて同期させながら停止させる制御を加えるコントローラとを、
【0004】
含むことを特徴とする横編機である。
[0010]
また本発明は、前記キャリッジの位置を時系列的に格納しておくメモリを含み、
前記コントローラは、メモリに格納されている位置に基づいてキャリッジの位置を予想し、予想された位置に対して前記同期を保つように前記キャリアの移動を制御することを特徴とする。
[0011]
また本発明で、前記コントローラは、
前記キャリッジの起動時に、予め定めるキャリア移動開始条件が満たされるまでキャリッジのみ単独で加速してから、前記キャリアを起動して、前記同期しながら移動するようにキャリアの制御を行い、
キャリッジのみ単独で加速中に、前記キャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが停止するまでにキャリア移動開始条件が満たされれば、キャリアを起動してキャリッジに同期するように移動を制御することを特徴とする。
[0012]
さらに本発明は、編針が並設される針床に沿って往復移動し、編針を選択的に編成駆動するカムを搭載するキャリッジと、キャリッジとは独立に自走して、キャリッジの往復移動の領域内に予め設定される区間でキャリッジの位置と一定の関係を保つように同期しながら、編成駆動される編針に編糸を供給するキャリアとを備える横編機で、キャリッジが移動中に駆動用の電力が遮断されるときに、キャリアの移動を制御する横編機での自走式キャリアの制御方法であって、
キャリッジを駆動する電力の供給が遮断されても、少なくともキャリッジが停止するまではキャリッジの位置を検出可能にしておき、
キャリッジとキャリアとが同期しながら移動している間に、キャリッジへの駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリアの移動状態を判断し、
キャリアが移動中であれば、キャリッジが停止するまで、キャリッジの位置に対するキャリアの位置の同期を保つように、キャリアの移動を制御し、
【0005】
キャリアが移動中でなければ、キャリッジが停止するまでの間に、キャリッジがキャリアを同期させて移動する区間に入るか否かを判断し、入る場合はキャリアを移動させてキャリッジと同期させながら停止させる制御を加えることを特徴とする横編機での自走式キャリアの制御方法である。
発明の効果
[0013]
本発明によれば、コントローラは、キャリッジの移動中に駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが停止するまで、キャリッジの位置と一定の関係となる同期を保つように、キャリアの移動を制御する。これによって、停止スイッチの操作などでキャリッジの駆動用の電力の供給が遮断されても、キャリッジと自走式キャリアとの同期を保って、キャリッジ駆動用電力の供給の遮断が解除された後での編成再開に支障が生じないようにすることができる。
[0014]
また本発明によれば、メモリに時系列的に格納しておくキャリッジの位置に基づいて、コントローラはキャリッジの位置を予想する。キャリアは、予想されるキャリッジの位置に対して迅速に同期をとるように制御することができる。
[0015]
また本発明によれば、起動時にはキャリッジのみ単独で加速する。キャリッジの単独加速中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されても、キャリッジが停止するまでにキャリア移動開始条件が満たされれば、キャリアを同期させるので、キャリッジ駆動用の電力の供給の遮断解除後に編成を適切に再開することができる。
[0016]
さらに本発明によれば、キャリッジの移動中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断しても、キャリッジが停止するまで、キャリッジの位置と一定の関係となる同期を保つように、キャリアの移動を制御する。これによって、停止スイッチの操作などでキャリッジを駆動する電力の供給が遮断されても、キャリッジと自走式キャリアとの同期を保って、電力の供給の遮断解除後に編成を適切に再開することができる。
図面の簡単な説明
[0017]
[図1]図1は、本発明の実施の一形態である横編機1の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
[図2]図2は、図1の横編機1で、メモリ25に格納している過去のキャリッジ3の位置に基づき、キャリッジ駆動用の電力の供給の遮断後に減速するキャリッジ3の位置を予想する考え方を示す図である。
[図3]図3は、図1の横編機1で、キャリッジ3の起動時の制御と、キャリッジ駆動用の電力の供給が遮断される場合に行う制御についての考え方とを示す図である。
[図4]図4は、図1のコントローラ10による制御手順を全体的に示すフローチャートである。
符号の説明
[0018]
1 横編機

Claims (4)

  1. 編針が並設される針床に沿って往復移動し、編針を選択的に編成駆動するカムを搭載するキャリッジと、キャリッジとは独立に自走して、キャリッジの位置に同期しながら、編成駆動される編針に編糸を供給するキャリアとを、備える横編機において、
    キャリッジの位置を検出し、キャリッジの移動中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されても、少なくともキャリッジが停止するまでは位置の検出が可能なセンサと、
    キャリッジの移動中にキャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが移動を停止するまで、センサが検出するキャリッジの位置に対してキャリアの位置の同期を保つように、キャリアの移動を制御するコントローラとを、
    含むことを特徴とする横編機。
  2. 前記キャリッジの位置を時系列的に格納しておくメモリを含み、
    前記コントローラは、メモリに格納されている位置に基づいてキャリッジの位置を予想し、予想された位置に対して前記同期を保つように前記キャリアの移動を制御することを特徴とする請求項1記載の横編機。
  3. 前記コントローラは、
    前記キャリッジの起動時に、予め定めるキャリア移動開始条件が満たされるまでキャリッジのみ単独で加速してから、前記キャリアを起動して、前記同期しながら移動するようにキャリアの制御を行い、
    キャリッジのみ単独で加速中に、前記キャリッジ駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが停止するまでにキャリア移動開始条件が満たされれば、キャリアを起動してキャリッジに同期するように移動を制御することを特徴とする請求項1または2記載の横編機。
  4. 編針が並設される針床に沿って往復移動し、編針を選択的に編成駆動するカムを搭載するキャリッジと、キャリッジとは独立に自走して、キャリッジの位置に同期しながら、編成駆動される編針に編糸を供給するキャリアとを備える横編機で、キャリッジが移動中に駆動用の電力が遮断されるときに、キャリアの移動を制御する横編機での自走式キャリアの制御方法であって、
    キャリッジを駆動する電力の供給が遮断されても、少なくともキャリッジが停止するまではキャリッジの位置を検出可能にしておき、
    キャリッジとキャリアとが同期しながら移動している間に、キャリッジへの駆動用の電力の供給が遮断されると、キャリッジが停止するまで、キャリッジの位置に対するキャリアの位置の同期を保つように、キャリアの移動を制御することを特徴とする横編機での自走式キャリアの制御方法。
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