JPWO2009078062A1 - 保持台および情報処理システム - Google Patents

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Abstract

携帯電話機4を着脱可能に保持するための保持台3であって、携帯電話機4をその自重にて保持する第1の保持位置HT1と、携帯電話機4をその一部に係合して保持する第2の保持位置HT2と、第1の保持位置HT1および第2の保持位置HT2において携帯電話機4と接続される電源端子TN5H,6Hと、第2の保持位置HT2において携帯電話機4と接続され第1の保持位置HT1においてはその内の少なくとも1つが携帯電話機4と離間する信号端子TN1H〜4Hとを有する。

Description

本発明は、携帯電話機などの電子機器を着脱可能に保持するための保持台、および、携帯電話機と保持台とによって構成される情報処理システムに関する。
近年において、携帯電話機など電子機器の一層の薄型化、高機能化が図られている。これにともなって、携帯電話機を保持する保持台についても、携帯電話機の機能を活用しまたは拡張できるような工夫がなされている。このような保持台は、卓上ホルダまたはクレードルなどと呼称されることもある。
従来において、保持台には充電用のコネクタが設けられ、このコネクタに充電電源装置からのコネクタを接続しておくことによって、保持台に保持された携帯電話機の電池を充電することができる。
また、日本で公開された特開2006−303859には、外部周辺機器を接続するための通信用のUSB端子、外部から電力を供給するための電源端子、供給された電力によって携帯電話機を充電する充電制御部、および、ホスト機能を有するUSB制御部を設けた保持台が開示されている。この従来の保持台によると、パソコンを用いなくても外部周辺機器と携帯電話機とをUSB接続し、外部周辺機器と携帯電話機との間でデータ通信を行うことが可能である。
また、従来より、USB(Universal Serial Bus)には周辺機器同士をつなぐためのUSB−OTG(On-The-Go )という規格があり、携帯電話機にもUSB−OTGの機能を有したチップが組み込まれたものがある。
しかし、従来において、充電用の端子と通信用の端子を備えた保持台では、携帯電話機を保持した状態で、充電用の端子および通信用の端子がいずれも携帯電話機と接続された状態となる。
そのため、例えばパーソナルコンピュータとのUSB接続が行われていた場合には、保持台に携帯電話機を保持させるたび毎に、パーソナルコンピュータの表示面にその旨のメッセージが表示され、それへの対応を余儀なくされる。これは、単に充電のために保持台に保持させたユーザにとっては面倒なことであり、不必要なパーソナルコンピュータの操作が鬱陶しく感じられる。
また、充電のみを行わせる場合にも、通信用の端子との接続が常に行われることとなるので、通信用の端子の磨耗を早め寿命を短くする原因となる。
さらに、このような従来の保持台では、携帯電話機を保持させるためには携帯電話機を単に保持台の上に置くだけでは不十分であり、置いた後で携帯電話機を押し込んだり、または携帯電話機をスライド移動させるなど、何らかのロック操作を行う必要がある。このようなロック操作についても、充電のみを行いたいユーザにとっては極めて面倒なことである。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、電子機器への充電および電子機器を用いた通信の両方を行うことができるとともに、充電のみを行いたい場合には電子機器の保持のための操作が簡単であってユーザが面倒な操作を行う必要のない保持台、および情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る一実施形態の保持台は、電子機器をその自重にて保持する第1の保持位置と、前記電子機器をその一部に係合して保持する第2の保持位置と、前記第1の保持位置および前記第2の保持位置において前記電子機器と接続される電源端子と、前記第2の保持位置において前記電子機器と接続され前記第1の保持位置においてはその内の少なくとも1つが前記電子機器と離間する通信端子とを有する。
前記保持台には、前記電子機器がその背部に向かって傾斜した姿勢においてその底部を支持する底受け部、その背部を支持する背受け部、およびその両側面部を挟んで支持するアーム部が、それぞれ設けられ、前記電子機器が自由状態である前記第1の保持位置においては、前記背部は前記背受け部から浮いた状態であってかつ前記アーム部がその内側部分において前記背部を支持するとともに、前記電子機器をその背部に向かって押し込んで前記第2の保持位置とすることにより、前記アーム部が弾性的に撓んで前記両側面部が前記アーム部に挟まれた状態となり、かつ前記背部が前記背受け部に当接して支持される。
電子機器の充電のみを行う場合には、電子機器をその自重にて保持する第1の保持位置とすればよく、例えば電子機器を保持台に投げ入れるだけでよい。この状態では、電源端子のみが接続され、通信端子の少なくとも1つは接続されない。
本発明に係る情報処理システムを斜め正面から見た斜視図である。 情報処理システムを斜め背面から見た斜視図である。 携帯電話機を背面側から見た斜視図である。 保持台の内部構造を示す斜視図である。 保持台の内部構造を示す斜視図である。 情報処理システムの右側面断面図である。 情報処理システムの右側面断面図である。 情報処理システムにおける信号端子の状態を示す斜視図である。 情報処理システムの平面図である。 情報処理システムの平面図である。 保持台のUSBコネクタの近傍を拡大して示す斜視図である。 保持台の背面側から見た内部構造を示す斜視図である。 保持台の背面側から見た内部構造を示す斜視図である。 第1の保持位置で保持じた状態を示す平面図である。 第2の保持位置で保持じた状態を示す平面図である。 保持台の内部回路を示す回路図である。 情報処理システムの回路を機能的に示すブロック図である。
図1〜図3において、本実施形態の情報処理システム1は、保持台3および携帯電話機4からなる。本実施形態において、電子機器である携帯電話機4は、外形がほぼ直方体状であって、送話器側(固定側)SGと受話器側(可動側)JGとがスライド機構によって連結されたスライド式のものである。携帯電話機4には、底部TEに充電用の電極TN5K,6Kが設けられ、背部HEに通信用の電極TN1K〜4Kが設けられている。
保持台3は、携帯電話機4を、携帯電話機4がその背部に向かって傾斜した姿勢で着脱可能に保持する。保持台3のほぼ全体を覆って外形を形成する保持台本体10は、合成樹脂材料の成形によって製作されている。
保持台本体10は、携帯電話機4の底部TEを支持する底受け部11、背部HEを支持する背受け部12、および、両側面部SEを挟んで支持するアーム部13を有する。
保持台3は、携帯電話機4を保持台本体10内に単に入れた場合には、つまり携帯電話機4の自由状態においては、背部HEは背受け部12から浮いた状態であってかつアーム部13がその先端部分において背部HEを支持する。そして、ユーザが携帯電話機4をその背部HEに向かって押し込むことにより、アーム部13が撓んで両側面部SEがアーム部13に嵌まり込み、かつ背部HEが背受け部12に当接して支持される。
なお、携帯電話機4がその自由状態において保持台3で保持される位置(図7、図14に示す位置)を「第1の保持位置HT1」と記載し、携帯電話機4の両側面部SEがアーム部13に嵌まり込んで保持される位置(図6、図15に示す位置)を「第2の保持位置HT2」と記載する。
充電用の電極TN5K,6Kは、第1の保持位置HT1および第2の保持位置HT2のいずれにおいても、保持台3の電源端子TN5H,6Hと接触して電気的に接続される。通信用の電極TN1K〜4Kは、第1の保持位置HT1においては、信号端子TN1H〜4Hと接触することなく離間し、したがって電気的に接続されない(図7参照)。しかし、第2の保持位置HT2においては、信号端子TN1H〜4Hと接触して電気的に接続される(図6参照)。
図4〜図13をも参照して、保持台3には、信号端子TN1H〜4Hと接続されかつ他の電子機器に対して互いに排他的に接続するための複数種類のコネクタCN1,2、複数種類のコネクタCN1,2の接続口を開閉するようかつ1種類のみのコネクタCN1またはCN2の接続口を選択的に開口するように移動可能に設けられた蓋部材41、および、蓋部材41による開口位置を検出するスイッチSW2が設けられている。
つまり、蓋部材41は、スライド移動することによって2個のコネクタCN1,2の接続口を排他的に開口するように設けられている。換言すれば、蓋部材41は、使用可能なコネクタCN以外の接続口を遮断するシャッタの役割を果たす。
スイッチSW2は、一方のコネクタCN1の接続口が開口したときにオフし、他方のコネクタCN2の接続口が開口したときにオンする。
コネクタCN1,CN2は、プリント基板31の表面に取り付けられ、信号端子TN2H〜4Hと接続される。コネクタCN2は、コネクタCN1が取り付けられた表面とは反対側の表面の同じ位置に取り付けられる。
本実施形態において、コネクタCN1はUSB−A端子であり、コネクタCN2はUSB−B端子である。USB−A端子はホスト側に設けられ、USB−B端子はスレーブ側(周辺機器側またはデバイス側)に設けられるものである。また、ミニUSB端子を用いてもよい。なお、コネクタCN1を、「第1のコネクタCN1」「一方のコネクタCN1」と記載することがあり、コネクタCN2を、「第2のコネクタCN2」「他方のコネクタCN2」と記載することがある。
プリント基板31は、コネクタCN1を下側に保持した状態で、当該コネクタCN1の接続口が保持台本体10の背面側EGに臨むように、かつ、前面側ZGの端縁部が背面側EGの端縁部よりも第1のオフセット量LF1分低くなった姿勢で、保持台本体10の底受け部11に保持されている。
つまり、図6および図7に示されるように、プリント基板31は、後端縁部が前端縁部よりも第1のオフセット量LF1だけ高い斜め姿勢で取り付けられている。なお、第1のオフセット量LF1は、コネクタCN1の厚み(縦方向の寸法)よりも小さく設定されている。
これにより、2個のコネクタCN1,2は、それぞれの接続口がほぼ同じ平面上において同じ方向を向いて配置される。コネクタCN2の接続口は、コネクタCN1の接続口の上方において開口する。一方のコネクタCN1の接続口の蓋部材41のスライド方向(上下方向)に沿った寸法は、他方のコネクタCN2のそれよりも大きい。
プリント基板31には、コネクタCN2が取り付けられた側と同じ表面に、コネクタCN3、およびスイッチSW1,2が取り付けられている。また、上に述べた信号端子TN1H〜4Hおよび電源端子TN5H,6Hも、プリント基板31の同じ表面に取り付けられている。コネクタCN3は、スイッチSW1を介して、電源端子TN5H,6Hと接続されている。なお、これらの部品は、半田付けによって取り付けられている。
信号端子TN1H〜4Hおよび電源端子TN5H,6Hは、いずれも弾性を有した金属製の線材の表面に金メッキを施し、それを所定の形状に曲げて成形したものである。
保持台本体10は、その背面部に、プリント基板31に対して垂直な壁面101を有しており、コネクタCN1,2の接続口は、壁面101に設けられた開口部102に開口する。また、コネクタCN3は、壁面101に設けられた開口部103に開口する。
図11に示されるように、蓋部材41は、保持台本体10の背面部の壁面101に設けられた開口部102に対し、スライド可能に設けられている。
蓋部材41は、合成樹脂材料から一体的に成形されており、図12によく示されるように、矩形の平板状の本体411、本体411の表面から突出して設けられたつまみ部412、上寄り中央部に設けられた開口部413、裏面側に設けられてスイッチSW2をオンオフするドグ片414を有する。
蓋部材41は、壁面101の内面側に設けられた図示しないスライド溝に嵌まり込んで上下方向にスライド移動可能となっている。蓋部材41は、図11(A)に示すように、開口部102の下端位置にあるときは、開口部413がコネクタCN2の接続口の正面に配置され、これによって、外部からはコネクタCN2のみへの接続が可能となる。このとき、ドグ片414はスイッチSW2を上から押して動作させ、これによりスイッチSW2はオンとなる(図4、図12参照)。
また、蓋部材41が図11(B)に示すように開口部102の上端位置にあるときは、開口部102の下半分が開口し、これによってコネクタCN1の接続口が開口され、外部からはコネクタCN1のみへの接続が可能となる。このとき、ドグ片414はスイッチSW2から離れ、スイッチSW2はオフとなる(図5、図13参照)。
ところで、携帯電話機4を底受け部11に入れたときには、図示しないドグ片を介してスイッチSW1がオンするようになっている。つまり、底受け部11の中央部には、図示しない穴が設けられかつその穴から外方へ突出する図示しないドグ片が設けられ、携帯電話機4を底受け部11に入れたときにその底部TEがドグ片を押し、これによってスイッチSW1がオンする。スイッチSW1のオンによって、コネクタCN3を介して外部から供給された充電用の電力が電源端子TN5H,6Hに現れる。なお、底受け部11に携帯電話機4が投入されている場合には、第1の保持位置HT1または第2の保持位置HT2のいずれであっても、スイッチSW1はオンする。
図6および図7に示すように、背受け部12には、その内部に合成樹脂からなるレバー32が設けられ、レバー32の先端部321が背受け部12の内側から外側に向かって突出している。レバー32は、その本体が軸323を中心に回動可能であり、図示しないバネによって、自由状態では図7に示す突出位置となるように付勢されている。上に述べた第1の保持位置HT1では、レバー32は自由状態である。
先端部321は、レバー32の本体に対して、軸324において回動可能に支持されている。これにより、先端部321は、携帯電話機4の背部HEと当接した状態で変位することが可能となるため、携帯電話機4が第1の保持位置HT1から第2の保持位置HT2に移る際に、携帯電話機4の背部HEが先端部321の表面と擦れて傷が付くことが防止される。
レバー32の突出位置では、その作動端部322が信号端子TN1H〜4Hの端部に係合してそれを図7の右側へ移動させ、これによって、信号端子TN1H〜4Hは背受け部12の内部に引き込まれた状態となる。この状態では、携帯電話機4を底受け部11に投げ入れまたは載置しても、信号端子TN1H〜4Hと電極TN1K〜4Kとは離間した状態であり、それらが互いに接触することはない。
そして、ユーザが携帯電話機4を背受け部12に押しつけて第2の保持位置HT2とすることによって、携帯電話機4の背部HEによってレバー32が背受け部12の内側へ押され、これと同時に作動端部322が図6の左方へ移動し、信号端子TN1H〜4Hが作動端部322による引き込みから開放される。その結果、信号端子TN1H〜4Hは、その弾性力によって背受け部12に設けた穴から外方へ突出し、携帯電話機4の背部HEの電極TN1K〜4Kに接触して接続される。
アーム部13の動作についてさらに詳しく説明する。
図14に示すように、第1の保持位置HT1においては、携帯電話機4の背部HEの両端部は、両側のアーム部13の内側部分つまり内外面131によって保持される。アーム部13は、上に述べたように合成樹脂によって形成されており、それ自体が適当な弾力性を持っている。図14に示すアーム部13の状態が、アーム部13の自由状態である。
アーム部13の内外面131は、携帯電話機4の背部HEの両端部の曲面と同じ曲面となっており、底受け部11に携帯電話機4が投げ込まれると、携帯電話機4はアーム部13の方に自然と凭れ掛かり、図14に示す第1の保持位置HT1となる。
この状態では、携帯電話機4とは電源端子TN5H,6Hのみが接続され、信号端子TN1H〜4Hは接続されない。したがって、充電または外部電源による動作のみが行われ、USBによる通信は行われない。したがって、コネクタCN1,2に外部の電子機器が接続されたいた場合でも、その電子機器との間で何らの通信も行われないので、従来のようにメッセージが出たり面倒な操作が必要となったりしない。また、携帯電話機4を底受け部11に単に置いたり、投げ入れたり、または放り込んだりするだけでよいので、ユーザは携帯電話機4の充電を極めて簡単に行うことができる。
第1の保持位置HT1に保持された状態において、ユーザが携帯電話機4の表面部YEを矢印M1方向に押すと、両側のアーム部13は携帯電話機4の側面部SEに押されて外側に弾性的に撓み、携帯電話機4は背受け部12の中まで押し込まれる。これによって、図15に示す第2の保持位置HT2となる。
第2の保持位置HT2では、携帯電話機4の両側の側面部SEは、両側のアーム部13の内側部分つまり内内面132によって弾性的に挟まれて保持される。このとき、両側のアーム部13の弾性力によって、携帯電話機4はその背部HEを背受け部12に軽く押し付けられる。
この状態では、携帯電話機4はアーム部13によってしっかりと保持され、所謂ロック状態となるので、信号端子TN1H〜4Hを介した通信は安定して確実に行われる。この状態から携帯電話機4を取り外すには、例えば携帯電話機4を矢印M2方向に押して背受け部12から離せばよい。
次に、保持台3の回路について説明する。
図16に示すように、USB用の2つのコネクタCN1,2は、それぞれのピンP1〜4が互いに並列に接続され、それぞれ、信号端子TN2H,3H,4Hまたは電源端子TN6Hに接続されている。電源端子TN6Hは、電源のマイナス側でもあり、接地ラインGに接続される。
充電用のコネクタCN3は、プラス側のピンP1がスイッチSW1を介して電源端子TN5Hに接続され、マイナス側のピンP2は接地ラインGに接続される。
コネクタCN1,2の切り替え検出用のスイッチSW2は、信号端子TN1Hに接続され、そのオンオフに応じて、信号端子TN1Hを接地ラインGLに接続する。したがって、携帯電話機4に対して「L」または「H」の信号S1を出力することが可能である。
つまり、蓋部材41を下端位置に下げた状態では、上に述べたようにコネクタCN2のみの使用が可能であり、このときスイッチSW2がオンして信号端子TN1Hは「H」となる。また、蓋部材41を上端位置に上げた状態では、コネクタCN1のみの使用が可能となり、このときスイッチSW2がオフして信号端子TN1Hは「L」となる。したがって、信号端子TN1Hに現れる信号を用いることにより、2つのコネクタCN1,2のいずれの側を使用しているかを認識できる。
次に、保持台3と携帯電話機4とからなる情報処理システム1について説明する。
図17に示すように、携帯電話機4は、CPU201、音声部202、無線通信部203、操作部204、表示部205、USBコントローラ206、メモリ207、バス208、および電池回路210、その他、図示しないカメラ、指紋センサ、非接触通信用規格であるFeliCa(登録商標)用チップ、その他のチップまたは電子回路を備えている。
CPU201は、各部の動作および全体の動作を制御する。CPU201は、メモリ207に格納された種々のOSおよびアプリケーションプログラムを実行することによって、種々の処理を行い、また種々の機能を実現することができる。例えば、携帯電話機として必要な無線電話を初めとして、メールの送受信、インターネット通信、Webブラウザ、静止画撮像、動画撮像、カード決済、音楽データのライブラリ、USBのホスト、USBのスレーブ、データ入力装置、データ表示装置など、種々の機能を実現することが可能である。また、OSとしてWindows(登録商標)をインストールしておくことによって、パーソナルコンピュータとしての機能が実現可能である。
また、スイッチSW2からの信号S1が、電極TN1を介してCPU201に入力されるようになっている。CPU201は、信号S1の状態に応じて、USBのホストまたはスレーブのいずれとして動作するかを判別する。つまり、例えば信号S1に応じてCPU201の内部にフラグが立てられ、そのフラグの状態に応じて、USBのホストとして動作するかまたはスレーブとして動作するかが判断される。
無線通信部203は、無線ネットワークにおける固定局(基地局)と通信可能であり、複数の固定局間を切り替えながら通信可能なハンドオーバー機能を有する。無線通信部203によって、複数の通信規格の遠距離無線通信および近距離無線通信を行うことができる。例えば、FORMA−B、WCDMA、WiMAX、無線LANなどの通信規格に適応する。
USBコントローラ206は、USB−OTGの機能を有しており、USBのホストまたはスレーブのいずれとしても動作可能である。上に述べたように、信号S1に応じて、、CPU201がUSBコントローラ206を制御する。
メモリ207は、SIMカード、マイクロSDメモリ、その他の半導体メモリまたは磁気ディスクなどを含む。SIMカードには、例えば、電話番号、SIPアドレス、IPアドレスなど、通信に関する情報やユーザの個人情報などが記憶される。マイクロSDメモリには、例えば、撮影した画像データ、送受信した電子メール、ネットワークからダウンロードしたデータ、電話帳のデータなどが記憶される。
バス208は、種々の外部バスやメモリバス、またはPCIバスなどである。バス208を介して、CPU201と周辺素子との間でデータの転送が行われる。
電池回路210は、内蔵された電池、電池への充電回路、安全回路などからなる。充電用の電極TN5K,6Kから供給された電力は、電池を充電し、また携帯電話機4の動作用の電源ともなる。
保持台3によって携帯電話機4を第2の保持位置HT2で保持した状態では、電極TN1K〜4Kと信号端子TN1H〜4H、電極TN5K,6Kと電源端子TN5H,6Hとがそれぞれ互いに接続され、導通状態となる。また、スイッチSW1がオンし、コネクタCN3と電源端子TN5H,6Hとが接続状態となる。
そこで、コネクタCN3に充電用のコードを介して充電電源装置に接続することによって、携帯電話機4に電力を供給し、充電を行うことができる。また、コネクタCN1またはコネクタCN2にUSBコードを介して他の電子機器に接続することにより、情報処理システム1はUSBのホストとしてまたはスレーブとして動作する。
例えば、外部の電子機器をUSBコードを介してコネクタCN1に接続したときは、携帯電話機4はホスト(主装置)として動作し、外部の電子機器はスレーブ(従装置)として動作する。外部の電子機器は、例えば、携帯電話機4に対する入力装置、出力装置、またはストレージ装置として動作する。
また、外部の電子機器をUSBコードを介してコネクタCN2に接続したときは、携帯電話機4はスレーブとして動作し、外部の電子機器はマスタとして動作する。携帯電話機4は、例えば、ストレージ装置または通信装置として動作する。
このように、本実施形態によると、形状の異なる複数種類のコネクタCN1,2を備えることによって、例えばホストまたはスレーブのいずれかを簡単に切り替えることができる。しかも、コネクタCN1,2の接続口の開閉と連動するスイッチSW2によって切り替え状態を検出するので、その切り替えを間違いなく容易に自動的に行うことができる。
2個のコネクタCN1,2が、それぞれの接続口がほぼ同じ平面上において同じ方向を向いて配置されるので、蓋部材41の取り付けおよび開閉が容易であり、また接続口へのUSBケーブルの接続も容易である。
一方のコネクタCN1の寸法が他方のコネクタCN2の寸法よりも大きいので、大きい方のコネクタCN1の接続口に合わせて蓋部材41の外形寸法を決定することにより、小さい方のコネクタCN2については蓋部材41に開口部413を設けることによってその接続口に合わせることができる。
上に述べた実施形態において、検出センサであるスイッチSW1にマイクロスイッチを用いたが、他の形式のスイッチ、または近接センサ、光電センサなど、種々のセンサを用いることが可能である。
上に述べた実施形態において、蓋部材41をスライド移動するように設けたが、回動移動するように設けてもよい。コネクタCN1,2をそれぞれ1個ずつ設けたが、それぞれ2個以上設けてもよい。その場合には、同じ種類のコネクタCNについて同時に複数の接続口が利用可能となるが、いずれもホスト用かまたはスレーブ用のいずれかに統一されるので、スイッチSW2の信号S1に応じて切り替えて制御できる。
また、2種類ではなく、3種類以上のコネクタCNを設けた場合には、その内の1種類のみのコネクタCNが接続可能となるようにし、信号S1によって接続可能なコネクタCNを識別して制御を行えばよい。
上に述べた実施形態においては、USB用のコネクタCN1,2と充電用のコネクタCN3とを別個に設けたが、USB用と充電用とを1つのコネクタで兼用することも可能である。上の実施形態では、電子機器として携帯電話機4を例にあげて説明したが、携帯電話機4以外の携帯型情報機器、携帯端末機、通信装置、電子装置などに適用することが可能である。
その他、信号端子TN1H〜4H、電源端子TN5H,6H、底受け部11、背受け部12、アーム部13、携帯電話機4、保持台3、または情報処理システム1の全体または各部の構成、構造、形状、寸法、材質、個数、制御内容、制御タイミングなどは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。

Claims (7)

  1. 電子機器を着脱可能に保持するための保持台であって、
    前記電子機器をその自重にて保持する第1の保持位置と、
    前記電子機器をその一部に係合して保持する第2の保持位置と、
    前記第1の保持位置および前記第2の保持位置において前記電子機器と接続される電源端子と、
    前記第2の保持位置において前記電子機器と接続され前記第1の保持位置においてはその内の少なくとも1つが前記電子機器と離間する通信端子と、
    を有することを特徴とする保持台。
  2. 前記保持台には、前記電子機器がその背部に向かって傾斜した姿勢においてその底部を支持する底受け部、その背部を支持する背受け部、およびその両側面部を挟んで支持するアーム部が、それぞれ設けられ、
    前記電子機器が自由状態である前記第1の保持位置においては、前記背部は前記背受け部から浮いた状態であってかつ前記アーム部がその内側部分において前記背部を支持するとともに、
    前記電子機器をその背部に向かって押し込んで前記第2の保持位置とすることにより、前記アーム部が弾性的に撓んで前記両側面部が前記アーム部に挟まれた状態となり、かつ前記背部が前記背受け部に当接して支持される、
    請求項1記載の保持台。
  3. 前記背受け部には、内側から外側に向かってレバーの先端部が突出して設けられており、
    前記電子機器が前記第1の保持位置にあるときは、前記レバーが前記通信端子の少なくとも1つを前記電子機器と離間させており、
    前記電子機器を前記第2の保持位置とすることにより、前記レバーが内側へ押され、これによって前記通信端子の全部が前記電子機器と接続されるようになっている、
    請求項2記載の保持台。
  4. 前記通信端子と接続されかつ他の電子機器と接続するためのコネクタが設けられている、
    請求項3記載の保持台。
  5. 前記電子機器は携帯電話機であり、
    請求項1記載の保持台と、
    前記保持台に保持された携帯電話機と、
    からなることを特徴とする情報処理システム。
  6. 前記他方のコネクタの接続口に前記他の電子機器が接続されたときに、
    前記他の電子機器は、主装置として動作し、
    前記携帯電話機は、従装置としてかつストレージ装置または通信装置として動作する、
    請求項5記載の情報処理システム。
  7. 前記一方のコネクタの接続口に前記他の電子機器が接続されたときに、
    前記携帯電話機は、主装置として動作し、
    前記他の電子機器は、従装置としてかつ入力装置、出力装置、またはストレージ装置として動作する、
    請求項5記載の情報処理システム。
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