JPWO2009057485A1 - サーバ、認証サーバ、コンテンツ配信システム及びプログラム - Google Patents

サーバ、認証サーバ、コンテンツ配信システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

サービス提供サーバに、サービス利用者に対応する利用者IDと、サービス利用者が所有する情報処理端末に対応するデバイスIDとを相互に関連付けて管理する管理手段を備えることとした。

Description

本発明は、IDを管理する管理サーバ、認証サーバ、コンテンツ配信システム及びプログラムに関する。
昨今、インターネット又はケーブルテレビ等のネットワークを介し、音楽や映像、画像等のコンテンツを配信するシステムが在る。
コンテンツを配信する方法には、大別してストリーミング方式とダウンロード方式がある。ストリーミング方式では、ネットワークを介してコンテンツ提供サーバから提供されるデータを、利用者端末でリアルタイム再生処理し、表示部等で表示を可能にする。ダウンロード形式では、ネットワークを介してコンテンツ提供サーバからファイルに順ずるデータを記録部にダウンロードし、当該データを任意のタイミングで再生処理し、表示部等で表示を可能にする。
著先権やコンテンツの適正利用の為、ストリーミング方式のデータを記録することや、ダウンロード形式のデータを他の情報処理端末に移動することに制限等を加えることが多い。
関連する技術としては、例えば特許文献1が挙げられる。特許文献1には、コンテンツ配信サーバと情報端末用使用権管理サーバ(管理サーバ)と複数の情報処理端末(利用者端末)とがネットワークを介して接続され、コンテンツ配信サーバが課金手段を有し、情報端末用使用権管理サーバが端末用使用権課金手段を有し、更に、著作権管理方式変換手段を備えたコンテンツ課金システムが開示されている。
上記コンテンツ課金システムでは、利用者が特定の情報処理端末で購買したコンテンツ(コンテンツデータ)を、別の情報処理端末に移動(転送)する時に、著作権管理方式変換手段と情報端末用使用権管理サーバとにアクセスし、適正な著作権管理とそれに附随する課金等の処理を行う。
特開2006−309326号公報
当該分野では、特許文献1によって開示されているコンテンツ配信システムを始め、利用者が利用する情報処理端末間でのコンテンツ利用に関するシームレスなサービスが望まれ、また、常時ユーザビリティーの向上が望まれる。
そこで、コンテンツの適正利用を図りつつ更なるユーザビリティーの向上を課題とする。具体的な一例としては、利用者が使用する情報処理端末間で再生中のコンテンツの引継ぎを実現可能とし、また、引継ぎ時の処理の簡略化や情報処理端末毎に適した形式に変換する。
本発明の目的は、上記課題を鑑み、ユーザビリティーを向上した認証を行なうサーバシステムを提供することにある。
本発明の別の目的は、ユーザビリティーを向上したコンテンツ配信システムを提供することである。
更に本発明の別の目的は、ユーザビリティーを向上したコンテンツ配信システムを提供する為のID管理サーバ及び認証サーバを提供することである。
更に本発明の別の目的は、ユーザビリティーを向上した認証方法およびコンテンツ配信方法を提供することである。
本発明に係るサーバは、サービス利用者に対応する利用者IDと、サービス利用者が所有する情報処理端末に対応するデバイスIDとを相互に関連付けて管理する管理手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザビリティーを向上したサーバシステムを提供できる。
同じく、本発明によれば、ユーザビリティーを向上したコンテンツ配信システムを提供する為のID管理サーバ及び認証サーバを提供できる。
同じく、本発明によれば、ユーザビリティーを向上した認証方法およびコンテンツ配信方法を提供できる。
図1は、第1の実施の一形態のコンテンツ配信サービスの構成例を概略的に示す図である。
図2は、認証サーバの構成を示すブロック図である。
図3は、配信サーバの構成を示すブロック図である。
図4は、認証サーバに記録されるID管理情報を可視的に例示した説明図である。
図5は、マスターID情報に記録されているマスターID毎に関連付けて記録される個別情報を可視的に例示した説明図である。
図6は、スレーブID情報に記録されているスレーブID毎に関連付けて記録される個別情報を可視的に例示した説明図である。
図7は、コンテンツ配信システムの動作例を示すシーケンス図である。
図8は、第2の実施の一形態のコンテンツ配信システムの動作例を示すシーケンス図である。
図9は、第3の実施の一形態のコンテンツ配信サービスの構成例を概略的に示す図である。
図10は、第3の実施の一形態のコンテンツ配信システムの動作例を示すシーケンス図である。
図11は、第1の実施例のコンテンツ配信サービスの構成を概略的に示す図である。
図12は、実施例のコンテンツ配信システムの動作を示すシーケンス図である。
図13は、第2の実施例のコンテンツ配信システムの動作を示すシーケンス図である。
本発明の第1の実施の一形態を図1ないし図7に基づいて説明する。尚、コンテンツ配信サービスを例に挙げ説明する。本発明はコンテンツ配信サービス以外にも適応可能であり、サービス利用者が複数の情報処理端末を利用し、サービスを享受するシステムであれば、適応できる。
図1は、第1の実施の一形態のコンテンツ配信サービスの構成例を概略的に示す図である。コンテンツ配信サービスは、概ねサービス提供者側システム10とサービス利用者側システム20、両システムを接続するネットワーク30に分けることが可能である。
サービス提供者側システム10は、コンテンツ配信システムの認証処理を行う認証サーバ100と、多種のコンテンツ(コンテンツデータ)を格納し、認証サーバ100の要求に応じ配信を行なう配信サーバ200と、ネットワーク820とで構成される。尚、本実施の一形態では、コンテンツ配信システムを認証サーバ100と配信サーバ200とに分けたが、この分け方は説明を明瞭にする為の分け方であり、一つのサーバに認証処理や配信処理を行わせても良いし、コンテンツデータベースサーバ等の更に別のサーバを設けても良い。
サービス利用者側システム20は、例えば、パソコン910やデジタル対応テレビ920、セットトップボックス(図示せず)等の固定型の情報処理端末と、携帯電話930、PHS(図示せず)、PDA(図示せず)、スマートフォン(図示せず)、モバイルIPフォン(図示せず)等のモバイル型の情報処理端末が挙げられる。また、ネットワーク810を構成するルータやモデム、ネットワークHDD等も含まれることとする。これらの情報処理端末は、夫々コンテンツ配信サービスを享受する為のネットワーク接続手段や記憶手段を有し、また、ブラウザや専用ソフト等の再生手段を有する。
ネットワーク30は、サービス提供者側システム10とサービス利用者側システム20とを接続し、コンテンツや様々な情報を伝える。代表的な構成は、インターネット網800と携帯電話通信システム850が挙げられる。また、PHSシステムや、ケーブルテレビ網、IMS網、NGN網を利用しても良い。
図2は、認証サーバ100の構成を示すブロック図である。本実施の一形態の認証サーバ100の構成は、一般的なサーバと同一である。即ち、各種情報処理や演算を行う制御部を始め、ROM、RAM等の記憶部(記憶媒体)、入力部、出力部、ネットワークインタフェース、補助記憶装置110等を備えている。また、補助記憶装置110やROM、RAMに記憶されるソフトウェアによって制御部を各種手段として機能させる。
補助記憶装置110には、前述のソフトウェアとしてOS(Operating System)や各種手段を実現するサーバ用ソフトウェアが記録され、また、マスターID情報111、スレーブID情報112、ID管理情報113、コンテンツ管理情報114も記録される。
マスターID情報111は、コンテンツ配信サービスの利用者毎に割当てられた利用者を一意に特定できるID(利用者ID、利用者用認証ID)を集合的に記録した情報であって、更に、夫々のマスターID毎に個人情報(生年月日、性別等)やサービスに関連する情報等の個別情報が記録されている。
スレーブID情報112は、サービス利用者が使用する情報処理端末を一意に特定できるユニーク情報(IPアドレス、ドメイン名、URI(Uniform Resource Identifier)、マックアドレス、シリアルナンバー等)を含むID(デバイスID、デバイス認証ID)を集合的に記録した情報であって、更に、夫々のスレーブID毎にサービスに関連する情報等の個別情報が記録されている。
マスターID情報111とスレーブID情報112との組み合わせはID管理情報113として管理され、認証や、どのサービス利用者がどの情報処理端末を利用するかの判別、サービスのユーザビリティーの向上に用いる。
コンテンツ管理情報114は、配信サーバ200に送信する付加情報の作成に用いる。コンテンツ管理情報114には、配信サーバ200に格納されているコンテンツの種類や符号化方式、対応DRM、配信先等のメタデータが記録されており、サービスの提供に用いられる。マスターID情報111等は、図4ないし図6を用いて後に詳述する。
図3は、配信サーバ200の構成を示すブロック図である。配信サーバ200の構成も、認証サーバ100と同様、一般的なサーバと同一である。即ち、各種情報処理や演算を行う制御部を始め、ROM、RAM等の記憶部(記憶媒体)、入力部、出力部、ネットワークインタフェース、補助記憶装置210等を備えている。また、補助記憶装置210やROM、RAMに記憶されたソフトウェアによって制御部を各種手段として機能させる。
補助記憶装置210には、前述のソフトウェアとしてOS(Operating System)や各種手段を実現するサーバ用ソフトウェアが記録され、また、多くのコンテンツの集合体であるコンテンツ群220が格納される。
コンテンツ群220には、多種多量のコンテンツが含まれ、例えば、動画、音楽、画像等が挙げられる。尚、例示は、配信するコンテンツを限定するものではない。
図4は、認証サーバ100に記録されるID管理情報113を可視的に例示した説明図である。
ID管理情報113には、マスターIDとスレーブIDとの関連付けが示されており、例えばマスターID『username****』には、『mail0093@xxxx.xx.com』、『mail00322@xxxx.xx.com』、『192.168.XXX.XXX』、『1.XXX.YYYY.co.jp』、『2.XXX.YYYY.co.jp』の5つのスレーブIDが関連付けられて一元管理されている。尚、関連付けは、コンテンツ配信システムに対して、利用者が登録しても良いし、別の方法を用いても良い。
マスターID欄401に示された利用者毎のマスターIDには、サービス提供者から任意に割当てられたIDや利用者が自ら定めたIDなどが利用される。また、複数のサービスプロバイダーに跨るサービスを展開した場合には、ユーザ名とドメイン名等が含まれた形式のIDにしても良い。
スレーブID欄402に示されたスレーブIDには、サービス利用者が使用する情報処理端末を一意に特定できる情報を含み、IPアドレス、ドメイン名、URI、マックアドレス、シリアルナンバー等及びその組み合わせを利用すれば良い。また、サービス提供者から任意に割当てられたIDや利用者が自ら定めたIDを用いても良い。
図5は、マスターID情報111に記録されているマスターID毎に関連付けて記録される個別情報を可視的に例示した説明図である。図5には、マスターID『username****』に関連付けられて個人情報等の様々な個別情報が記載してある。例示された個別情報を説明すると、認証クラス、個人情報、サービスステータス、視聴状況、ヒストリー等が挙げられる。尚、これらの情報は、どの様な形式で記録されても良く、提供するサービスに合致する様に構成すれば良い。
認証クラスは、利用者がアクセスできる加入サービス毎に定められたクラスであって、例えば、年齢、性別、毎月の使用状況、利用状況等によって定められる。各種コンテンツに、視聴制限等が掛けられている場合や、付加価値的サービスを提供する場合に利用する。即ち、サービス利用者をサービス提供者が選別する為に用いる。
サービスステータスは、サービス利用者が契約しているサービスの状態を示す。
視聴状況は、サービス利用者が、視聴した最新のコンテンツの情報、認証状態を示す。図5の例では、コンテンツBの00:34:21を再生中であることを示し、当該情報を用いて、デバイス間の再生位置等の引継ぎを実現する。
ヒストリーは、過去に購入したコンテンツの状態や享受したサービスの状態を示す。また、再生停止位置や再生日時を示す。
認証デバイスは、サービス利用者が使用する情報処理端末のデバイスクラス情報を示し、PCやPDA、携帯電話など毎に適応可能なサービス等が記録される。尚、デバイス欄に記載される認証デバイスクラスは、スレーブIDと対応付けられている。
ライセンス情報は、現在までに購入したサービスやコンテンツ等の情報、また有効期限等を示す。
課金情報は、クレジットカードや引落口座などの課金に関する情報を示す。
使用ISPは、ISP等のネットワーク経路情報を示す。また、サービス毎の経路を示す。
配信サーバは、コンテンツを配信するサーバのIPアドレス等を示す。尚、IPアドレス以外でもコンテンツをサービス利用者に提供できればどのような特定方法でも良い。
CM視聴履歴は、CM視聴による課金やポイント付加に利用する情報を示す。また、必要に応じて、視聴日時の情報を記憶しても良い。
嗜好情報は、利用者が自ら登録した情報や、過去の購入履歴、サーチ履歴等から抽出する情報を示し、配信広告やコンテンツの推薦に使用する。
図6は、スレーブID情報112に記録されているスレーブID毎に関連付けて記録される個別情報を可視的に例示した説明図である。図6には、スレーブID『192.168.XXX.XXX』に関連付けられて様々な個別情報が記載してある。個別情報を説明すると、認証デバイスクラス、識別情報、デバイス能力、ヒストリー等が挙げられる。尚、これらの情報は、どの様な形式で記録されても良く、提供するサービスに合致する様に構成すれば良い。
認証デバイスクラスは、マスターIDの個別情報に記載された、認証デバイスと関連付けられ、スレーブIDが示す情報処理端末のクラスを示す。
識別情報とは、情報処理端末を一意に特定できるIPアドレス、ドメイン名、URL(Uniform Resource Locator)、マックアドレス、シリアルナンバー等である。
デバイス能力は、スレーブIDによって示される情報処理端末の再生解像度や処理能力、通信速度、対応符号化方式、対応DRM等の情報を示し、サービス利用者が設定したり、サーバで自動取得したりする。
伝送能力は、xDSLやFDDI等の加入サービスや実行通信速度、パケットロス率等を登録や測定等によって定める。
ヒストリーは、スレーブIDが示す情報処理端末で再生されたコンテンツ履歴等である。
課金情報は、従量制、定額、時間制など、サービスの対価の支払い形態を示す。
通信課金形態は、当該情報処理端末で発生した課金をどの様に処理するかを示す。
現在位置は、GPS等で取得した情報を示し、CM配信や提供するサービスの選定に使用する。
CM再生履歴は、当該情報処理端末で再生したCM視聴による課金やポイント付加に利用する情報を示す。
嗜好情報は、当該情報処理端末用に登録した情報や、過去の購入履歴、サーチ履歴等から抽出する情報を示し、配信広告やコンテンツの推薦に使用する。
このような構成によって、実施の一形態のコンテンツ配信システムは、マスターIDとスレーブIDとを相互に関連付けて管理し、ユーザビリティーの向上を図れる。
また、利用者が使用する情報処理端末間で再生中のコンテンツの引継可能とできる。更に、付加情報を引継ぐ時に情報処理端末毎に適した形式に変換できる。
図7は、第1の実施の一形態のコンテンツ配信システムの動作例を示すシーケンス図である。動作の流れは、情報処理端末1である携帯電話930と情報処理端末2であるパソコン910とを使用する利用者が、携帯電話930でコンテンツAを視聴し、帰宅等によって当該コンテンツAをパソコン910で視聴するときのシームレスな動作を示す。即ち、モバイル型の情報処理端末から固定型の情報処理端末にコンテンツを引継ぐ動作を示している。尚、本動作例は、前述した個別情報及び付加情報等によって実現される動作の一例である。利用者の契約形態や、使用する情報処理端末等によって変化する。また、各情報処理機器の動作は、制御部によって行われるが、説明を明瞭にする為、記載を省略し、各情報処理機器が行う様に記載する。
コンテンツ配信システムの利用者は、携帯電話930やポータルを利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツAの配信要求を行なう。このとき、携帯電話930は、ネットワーク接続手段を用い、ネットワーク30を介して認証サーバ100にアクセスし、スレーブIDとコンテンツAの視聴要求を送信する(ステップS701)。
認証サーバ100は、ネットワーク30を介して送信されてくる、携帯電話930からのスレーブIDとコンテンツAの視聴要求を受信し、当該スレーブIDに基づき、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得する(ステップS702)。
認証サーバ100は、マスターID及び、スレーブIDの情報をマスターID情報111及びスレーブID情報112から取得し、更に、コンテンツAの視聴要求を解析する(ステップS703)。
認証サーバ100は、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ200に対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS704)。
ここで、付加情報とは、ID管理情報113に含まれるマスターID及びスレーブIDの個別情報に基づき、配信サーバ200に送信されコンテンツ配信に用いる情報であって、例えば、認証クラスや視聴状況、デバイス(図5参照)を参照し、また、認証デバイスクラス、デバイス能力、伝送能力(図6参照)を参照し、コンテンツを要求した情報処理端末に適した解像度や圧縮率、通信速度(QoS)制御等を配信サーバ200に通知する情報や、ライセンスや課金情報等を配信サーバ200を介して利用者に送信する情報、DRM種類や暗号化キーを指定する情報等である。即ち、付加情報とは、認証サーバ100から配信サーバ200にコンテンツを要求する時に送信され、配信サーバ200の動作を指示制御する情報である。
配信サーバ200は、認証サーバ100から送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、当該情報に基づき、コンテンツAを携帯電話930に配信する。詳細には、配信サーバ200が格納するコンテンツAに、携帯電話930がアクセスすることを許可するか、又は、配信サーバ200が携帯電話930にアクセスし、コンテンツAを送信する(ステップS705)。
このようにして、情報処理端末1である携帯電話930は、スレーブIDを用いて、コンテンツAの視聴を可能とする。尚、配信されたコンテンツAは、携帯電話930の有する記憶手段(記憶部、記憶領域)や再生手段を用いて、視聴可能とされる。
次に、コンテンツ配信システムの利用者が、携帯電話930で視聴中のコンテンツAを、パソコン910で視聴するときのシームレスな動作を示す。
コンテンツ配信システムの利用者は、パソコン910を利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツAの配信要求を行なう。尚、パソコンでの操作は、コンテンツAの任意の位置(現在の視聴位置など)から再生するか、又は最初から再生するか等の選択や、課金形態や解像度の変更等を行い、利用者の好みを選択できる。このとき、パソコン910は、ネットワーク30を介して認証サーバ100にアクセスし、スレーブID、コンテンツAの視聴要求、及び視聴要求に付随する情報を送信する(ステップS706)。
認証サーバ100は、ネットワーク30を介して送信されてくる、パソコン910からのスレーブID、コンテンツAの視聴要求及び視聴要求に付随する情報を受信し、当該スレーブIDに基づき、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得する(ステップS707)。
認証サーバ100は、マスターID及び、スレーブIDの情報をマスターID情報111及びスレーブID情報112から取得し、更に、コンテンツAの視聴要求及び視聴要求に付随する情報を解析する(ステップS708)。
認証サーバ100は、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ200に対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS709)。
尚、ここで付加情報には、携帯電話930に配信中であるコンテンツAを停止し、コンテンツAをパソコン910に配信する処理を指示する情報や、コンテンツAのライセンス状態によって発生する、解像度変更や、追加料金、DRM変更などを示す情報、コンテンツの配信先を示す情報などが含まれる。これらの付加情報を生成することによって、コンテンツの視聴位置や過去のCM再生履歴などが情報処理端末間で引き継ぐことが可能となり、ユーザビリティーの向上が図れ、シームレスなサービスを提供できる。
配信サーバ200は、認証サーバ100から送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、当該情報に基づき、携帯電話930に配信中のコンテンツAを終了処理する(ステップS710)。
配信サーバ200は、コンテンツAを認証サーバ100に送信する(ステップS711)。尚、認証サーバ100にコンテンツAを送信する理由は、認証サーバ100で、コンテンツAの解像度の変更、DRMの変更及び、再生位置の調整を行ない、パソコン910に配信する為である。即ち、調整を行なわなければ、直接配信する様にしても良い。また、プロキシサーバ等を用いる場合には、調整(変更)はプロキシサーバに行なわせても良い。これらの配信先は、IDに関連付けられて記憶される個別情報やコンテンツ配信システムの状態等によって定められる。
認証サーバ100は、コンテンツAを受信し、解像度の変換、DRMの変更及び再生位置を設定する(ステップS712)。
認証サーバ100は、コンテンツAをパソコン910に配信する(ステップS713)。
このようにして、情報処理端末2であるパソコン910は、スレーブIDを用いて、コンテンツAの配信を可能とする。合わせて、パソコン910に適した解像度でコンテンツAの配信を可能とする。
更に、コンテンツAの再生位置等の引継ぎを可能とし、シームレスなサービスを提供できる。尚、配信されたコンテンツAは、パソコン910の有する記憶手段(記憶部、記憶領域)や再生手段を用いて、視聴可能とされる。
本発明の第2の実施の一形態を図8に基づいて説明する。第2の実施の一形態は、第1の実施の一形態と異なり、認証サーバ100は解像度やDRMの変換を行なわずに、変換サーバ300が各種変換処理などを行う。尚、変換サーバ300は一般的なサーバであって、制御部を各種プログラムが各種変換手段として機能させることによって動作する。即ち、視聴されるコンテンツは、変換サーバ300を介して変換され、情報処理端末へ提供される。尚、変換サーバ300以外の構成は第1の実施の一形態とほぼ同じ為、詳細な説明を省略する。
図8は、第2の実施の一形態のコンテンツ配信システムの動作例を示すシーケンス図である。
動作の流れは、情報処理端末1であるパソコン910と情報処理端末2であるデジタル対応テレビ920とを使用する利用者が、パソコン910でコンテンツBを視聴し、再生途中で一時停止後、別の部屋のデジタル対応テレビ920で停止位置からコンテンツBを再度再生するシームレスな動作を示す。
尚、デジタル対応テレビ920は、パソコン910と異なる符号化形式で再生し、ストリーミングで再生する。また、パソコンに比べ高解像度で再生可能であり、コンテンツ再生に広帯域を要する。本動作例も、説明を明瞭にする為、各情報処理機器の制御部が行う動作を各情報処理機器が行う様に記載する。
コンテンツ配信システムの利用者は、パソコン910を利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツBの配信要求を行なう。このとき、パソコン910は、ネットワーク接続手段を用い、ネットワーク30を介して認証サーバ100にアクセスし、スレーブIDとコンテンツBの視聴要求を送信する(ステップS801)。
認証サーバ100は、ネットワーク30を介して送信されてくる、パソコン910からのスレーブIDとコンテンツBの視聴要求を受信し、当該スレーブIDに基づき、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得する(ステップS802)。
認証サーバ100は、マスターID及び、スレーブIDの情報をマスターID情報111及びスレーブID情報112から取得し、更に、コンテンツBの視聴要求を解析する(ステップS803)。
認証サーバ100は、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ200に対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS804)。
配信サーバ200は、認証サーバ100から送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、当該情報に基づき、コンテンツBをパソコン910に配信する(ステップS805)。
次に、コンテンツ配信システムの利用者が、パソコン910で視聴を停止し、コンテンツBを、デジタル対応テレビ920で視聴するときのシームレスな動作を示す。
コンテンツ配信システムの利用者は、パソコン910を利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツBの停止処理を行い、デジタル対応テレビ920の操作を行い、デジタル対応テレビ920からの配信要求を行なう。このとき、デジタル対応テレビ920は、ネットワーク30を介して認証サーバ100にアクセスし、スレーブID、コンテンツBの視聴要求、及び視聴要求に付随する情報を送信する(ステップS806)。
認証サーバ100は、ネットワーク30を介して送信されてくる、デジタル対応テレビ920からのスレーブID、コンテンツBの視聴要求及び視聴要求に付随する情報を受信し、当該スレーブIDに基づき、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得する(ステップS807)。
認証サーバ100は、マスターID及び、スレーブIDの情報をマスターID情報111及びスレーブID情報112から取得し、更に、コンテンツBの視聴要求及び視聴要求に付随する情報を解析する(ステップS808)。
認証サーバ100は、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ200に対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS809)。
尚、ここで付加情報には、コンテンツBの停止位置の取得要求や、コンテンツBをデジタル対応テレビ920に配信処理する情報、コンテンツBのライセンス状態を確認する情報、符号化方式、解像度を変更する情報、QoS制御に用いる情報などが含まれる。これらの付加情報を生成し送信することによって、コンテンツの視聴位置や認証の状態、帯域幅、パケットの優先度、クラス、符号化方式などが情報処理装置間で引き継ぐことが可能となり、ユーザビリティーの向上が図れ、シームレスなサービスを提供できる。
配信サーバ200は、認証サーバ100から送信された情報を受信し、当該情報に基づき、パソコン910への配信許可を終了処理する(ステップS810)。
配信サーバ200は、コンテンツBを変換サーバ300に送信する(ステップS811)。尚、変換サーバ300にコンテンツBを送信する理由は、変換サーバ300で、コンテンツBの解像度変更や符号化方式の変更、QoS制御、デジタル対応テレビ920に配信する為である。
変換サーバ300は、コンテンツBを受信し、解像度の変換、符号化方式の変更等を行ない、QoS制御の各種パラメータを設定する(ステップS812)。
変換サーバ300は、コンテンツBをデジタル対応テレビ920に配信する(ステップS813)。
このようにして、情報処理端末2であるデジタル対応テレビ920は、スレーブIDを用いて、コンテンツBの再生を可能とし、適した符号化方式、解像度、通信状態でコンテンツBを視聴できる。
本発明の第3の実施の一形態を図9、図10に基づいて説明する。
図9は、第3の実施の一形態のコンテンツ配信サービスの構成例を概略的に示す図である。第3の実施の一形態は、第1の実施の一形態と異なり、認証サーバ100aで、複数の配信サーバ200a〜cを管理するコンテンツ配信システムである。
配信サーバ200a〜cは、別の配信システムに組み込まれたサーバであって、サービス提供者の協議等によって、格納されているコンテンツを融通しあう配信サーバである。例えば、自らのコンテンツ配信サービスの利用者が所望するコンテンツを、自らは有さずに、別のコンテンツ配信システムが有する場合に、課金処理や配信サーバのロケーション情報を通信し合い、サービス利用者に所望のコンテンツを配信する。
図10は、第3の実施の一形態のコンテンツ配信システムの動作例を示すシーケンス図である。
動作の流れは、情報処理端末1であるパソコン910aと情報処理端末2である携帯電話930aとを使用する利用者が、パソコン910aでコンテンツCを視聴し、外出等によって続きを携帯電話930aで視聴するときのシームレスな動作を示す。尚、各情報処理機器の動作は、制御部によって行われるが、各情報処理機器が行う様に記載する。
コンテンツ配信システムの利用者は、パソコン910aを利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツCの配信要求を行なう。このとき、パソコン910aは、ネットワーク接続手段を用い、ネットワーク30aを介して認証サーバ100aにアクセスし、スレーブIDとコンテンツCの視聴要求を送信する(ステップS1001)。
認証サーバ100aは、ネットワーク30aを介して送信されてくる、パソコン910aからのスレーブIDとコンテンツCの視聴要求を受信し、当該スレーブIDに基づき、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得する(ステップS1002)。
認証サーバ100aは、マスターID及び、スレーブIDの情報をマスターID情報111及びスレーブID情報112から取得し、更に、コンテンツCの視聴要求を解析する(ステップS1003)。
認証サーバ100aは、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ200aに対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS1004)。
配信サーバ200aは、認証サーバ100aから送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、当該情報に基づき、コンテンツCをパソコン910aに配信する(ステップS1005)。
次に、コンテンツ配信システムの利用者が、パソコン910aで視聴を停止し、コンテンツCを、携帯電話930aで視聴するときのシームレスな動作を示す。
コンテンツ配信システムの利用者は、パソコン910aを利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツCの停止処理を行い、携帯電話930aの操作を行い、携帯電話930aからの配信要求を行なう。このとき、携帯電話930aは、ネットワーク30aを介して認証サーバ100aにアクセスし、スレーブID、コンテンツBの視聴要求、及び視聴要求に付随する情報を送信する(ステップS1006)。
認証サーバ100aは、ネットワーク30aを介して送信されてくる、携帯電話930aからのスレーブID、コンテンツCの視聴要求及び視聴要求に付随する情報を受信し、当該スレーブIDに基づき、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得する(ステップS1007)。
認証サーバ100aは、マスターID及び、スレーブIDの情報をマスターID情報111及びスレーブID情報112から取得し、更に、コンテンツCの視聴要求及び視聴要求に付随する情報を解析する。認証サーバ100aは、解析結果から自らの管理する配信サーバ200aに利用者が所望する携帯電話930aに対応したコンテンツCが無いことを識別し、また、携帯電話930aに対応するコンテンツCが配信サーバ200cに有ることを識別する(ステップS1008)。
認証サーバ100aは、パソコン910aへのコンテンツCの視聴終了処理を行う(ステップS1009)。
認証サーバ100aは、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ200cに対して、利用者の認証結果、課金情報、CM視聴履歴、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS1010)。
配信サーバ200cは、認証サーバ200aと通信し合いし、課金情報やコンテンツCと共に配信するCM情報等を引き継ぐ(ステップS1011)。尚、認証サーバ100aを介することで、利用者は契約や認証処理を行わなくとも配信サーバ200cにアクセス可能となる。
配信サーバ200cは、認証サーバ100aから送信されたコンテンツ配信に関する情報に基づき、コンテンツCを携帯電話930aに配信する(ステップS1012)。
このようにして、マスターIDとスレーブIDとを関連付けて一元管理することにより、複数の配信サーバに跨るコンテンツを有効利用できる。
同じく、課金情報やCM視聴履歴を引き継ぐことで、他のサービス事業者の有するコンテンツを有効利用できると共に、コンテンツの適正利用も可能である。
同じく、信頼が置ける認証サーバを利用することにより、認証処理の簡略化が図れ、ユーザビリティーの向上が図れる。
次に、本発明を、ISMネットワークを用いて実現した実施例を説明する。尚、本実施例は、第1の実施の一形態を具現化した例であり、同一部分については、同一の用語を用い説明を省略する。また、本実施例では、ETSI(ヨーロッパ電気通信標準化協会:European Telecommunications Standards Institute)のTISPAN(Telecommunications and Internet converged Services and Protocols for Advanced Networking)において使用する用語を用いる。
図11は、第1の実施例のコンテンツ配信サービスの構成を概略的に示す図である。図11に示すように、実施例のコンテンツ配信サービスは、サービス提供者側システム10bとサービス利用者側システム20b、両システムを接続するネットワーク30bに分けることが可能である。尚、図においての略号を以下に示す。
UE:User Equipment
S−CSCF:Serving Call Session Control Function
P−CSCF:Proxy−Call Session Control Function
NASS:Network Attachment SubSystem
RACS:Resource and Admission Control Subsystem
SSF:Service Selection Function
SCF:Service Control Function
UPSF:User Profile Server Function
MCF:Media Control Function
MDF:Media Delivery Function
サービス提供者側システム10bは、ポータルとしてSSF7000、認証サーバとしてSCF1000、ユーザ情報(利用者ID)や各種ID情報(デバイスID等)を相互に関連付けて管理するUPSF(ID管理サーバ)1100、多種のコンテンツ(コンテンツデータ)を格納してSCF1000の要求に応じてコンテンツ配信を行なう配信サーバ2000(MCF2100+MDF2200)で構成される。
サービス利用者側システム20bは、複数のUE9000で構成され、必要に応じてネットワーク接続用の機器が設けられる。
ネットワーク30bは、SIPを用いて認証処理等を行うcore−IMSネットワーク8000と、コンテンツデータを通信するTF(Transport Function:トランスポート機能)8100とで構成され、サービス提供者側システム10bとサービス利用者側システム20bとを接続し、コンテンツや様々な情報を伝える。
SCF1000は、ネットワーク30bを介して送られてくるUE9000からの要求を受け、UPSF1100に記憶管理されている情報に基づき、要求の認証処理を行う。
UPSF1100には、図4ないし図6を用いて例示した、マスターID情報、スレーブID情報、ID管理情報が記録され管理される。
MCF2100は、SCF1000から通知される情報に基づき、MDF2200を制御する。また、MCFは、必要に応じてTF8100を介してUE9000と通信し、コンテンツの再生開始タイミング等を調整する。
MDF2200は、多くのコンテンツの集合体であるコンテンツ群を格納し、MCF2100からのコンテンツデータの配信要求に従い、UEや指定された装置(サーバ)に対して指定されたコンテンツデータを送信する。また、MDF2100は、上述した第1の実施の形態で認証サーバ100が担当したコンテンツの変換機能や調整機能を受持つ。
UE9000は、サービスを享受する為の情報処理端末である。UE9000は、必要に応じて、SIPやHTTP、HTTPS、RTP、RTSP等のプロトコルに準拠した通信を行ない、MDFから送信されてくるコンテンツデータを再生処理する。
Core−IMSネットワーク8000は、S−CSCF、P−CSCF(必要に応じてI−CSCF)等で構成され、SIPを基本プロトコルとして使用し、セッションの制御を行う。
TF8100は、TCF(Transport Control Function)とTPF(Transport Processing Function)とで構成される。具現化した場合には、NASS(Network Attachment SubSystem)、RACS(Resource and Admission Control Subsystem)、専用ルータ等で構成される。
このような構成によって、実施例のコンテンツ配信システムは、UPSFおよびSCFを用いて、マスターIDとスレーブIDとを相互に関連付けて管理し、ユーザビリティーの向上を図る。更に、利用者が使用するUE間で、コンテンツに付随する情報の引継ぎなどを管理できる。また、付加情報を引継ぐ時にUE毎に適した形式に変換できる。
図12は、実施例のコンテンツ配信システムの動作を示すシーケンス図である。動作の流れは、UE9000aとUE9000bとを使用する利用者が、UE9000aでコンテンツAを視聴し、その後、UE9000bでコンテンツAを視聴するときのシームレスな動作を示す。即ち、UE間でコンテンツを引継ぐ動作を示している。
コンテンツ配信システムの利用者は、UE9000aやポータルを利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツAの配信要求を行なう。このとき、UE9000aは、Xaインタフェースを介してSSF7000と通信し、コンテンツリスト等を取得し、利用者に提示する。その後、UE9000aは、使用者の選択に基づいて、Gmインタフェースを介してSCF1000にアクセスし、スレーブIDとコンテンツAの視聴要求を送信する(ステップS1201)。
SCF1000は、UE9000aからのスレーブIDとコンテンツAの視聴要求を受信し、当該スレーブIDに基づき、UPSF1100にマスターIDを要求する。UPSF1100は、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得し、SCF1000に対して応答する(ステップS1202)。
SCF1000は、マスターID及び、スレーブIDの情報を、UPSF1100に要求する。UPSF1100は、記憶するマスターID情報111及びスレーブID情報112から要求に対する情報を取得し、SCF1000に対して応答する。SCF1000は、取得した情報と、コンテンツAの視聴要求を解析処理する(ステップS1203)。
SCF1000は、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ2000(MCF2100)に対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS1204)。
配信サーバ2000は、SCF1000から送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、当該情報に基づき、コンテンツAをUE9000aに配信する。詳細には、MCF2100は、SCF1000から送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、必要に応じてUE9000aと配信に関する条件を通知し、MDF2200に対して、コンテンツAの配信要求を通知する。MDF2200は、MCF2100の制御に従い、UE9000aに対してコンテンツAのデータを送信する(ステップS1205)。
このようにして、UE9000aは、スレーブIDを用いて、コンテンツAの視聴を可能とする。
次に、コンテンツ配信システムの利用者が、UE9000aで視聴中のコンテンツAを、UE9000bで視聴するときのシームレスな動作を示す。
コンテンツ配信システムの利用者は、UE9000bを利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツAの配信要求を行なう。このとき、UE9000bは、Gmインタフェースを介してSCF1000にアクセスし、スレーブID、コンテンツAの視聴要求、及び視聴要求に付随する情報を送信する(ステップS1206)。
SCF1000は、UE9000bからのスレーブIDとコンテンツAの視聴要求を受信し、当該スレーブIDに基づき、UPSF1100にマスターIDを要求する。UPSF1100は、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得し、SCF1000に対して応答する(ステップS1207)。
SCF1000は、マスターID及び、スレーブIDの情報を、UPSF1100に要求する。UPSF1100は、記憶するマスターID情報111及びスレーブID情報112から要求に対する情報を取得し、SCF1000に対して応答する。SCF1000は、取得した情報と、コンテンツAの視聴要求を解析処理する(ステップS1208)。
SCF1000は、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ2000に対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS1209)。
尚、ここで付加情報には、UE9000aに配信中であるコンテンツAを停止し、コンテンツAをUE9000bに配信する処理を指示する情報や、コンテンツAのライセンス状態によって発生する、解像度変更や、追加料金、DRM変更などを示す情報、コンテンツの配信先を示す情報などが含まれる。これらの付加情報を生成することによって、コンテンツの視聴位置や過去のCM再生履歴などがUE間で引き継ぐことが可能となり、ユーザビリティーの向上が図れ、シームレスなサービスを提供できる。
配信サーバ2000は、SCF1000から送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、当該情報に基づき、UE9000aに配信中のコンテンツAを終了処理する(ステップS1210)。
配信サーバ2000は、必要に応じてMDF2200の機能を用いて、コンテンツAを調整(変換、変更)する(ステップS1211)。尚、ここでの調整は、例えば、コンテンツAをUE9000bに適するように調整したり、著作権の適正使用の為の調整を計ったりする。
配信サーバ2000は、コンテンツAをUE9000bに配信する(ステップS1213)。
このようにして、UE9000bは、スレーブIDを用いて、コンテンツAの配信を可能とする。合わせて、UE9000bに適したコンテンツAの配信を可能とする。更に、コンテンツAの再生位置等の引継ぎを可能とし、シームレスなサービスを提供できる。
次に、第2の実施例を説明する。第2の実施例は、第2の実施の一形態を具現化した例である。即ち、第1の実施例に変換サーバ3000を付加して、MDF2200で行なったコンテンツの変換や調整を変換サーバ3000に移管した構成例である。尚、第2の実施の一形態と第1の実施例と同一部分については、同一の用語を用い説明を省略する。また、変換サーバ3000以外の構成は第1の実施例とほぼ同じ為、構成の詳細な説明を省略する。
図13は、第2の実施例のコンテンツ配信システムの動作を示すシーケンス図である。動作の流れは、再生可能であるDRMが異なるUE9000aとUE9000bとを使用する利用者が、UE9000aでコンテンツBを視聴し、再生途中で一時停止後、UE9000bで停止位置からコンテンツBを再度再生するシームレスな動作を示す。
コンテンツ配信システムの利用者は、UE9000aやポータルを利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツBの配信要求を行なう。このとき、UE9000aは、使用者の選択に基づいて、SCF1000にアクセスし、スレーブIDとコンテンツBの視聴要求を送信する(ステップS1301)。
SCF1000は、UE9000aからのスレーブIDとコンテンツBの視聴要求を受信し、当該スレーブIDに基づき、UPSF1100にマスターIDを要求する。UPSF1100は、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得し、SCF1000に対して応答する(ステップS1302)。
SCF1000は、マスターID及びスレーブIDの情報を、UPSF1100に要求する。UPSF1100は、記憶するマスターID情報111及びスレーブID情報112から要求に対する情報を取得し、SCF1000に対して応答する。SCF1000は、取得した情報と、コンテンツBの視聴要求を解析処理する(ステップS1303)。
SCF1000は、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ2000(MCF2100)に対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS1304)。
配信サーバ2000は、SCF1000から送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、当該情報に基づき、コンテンツBをUE9000aに配信する(ステップS1305)。
次に、コンテンツ配信システムの利用者が、UE9000aで一時停止中のコンテンツBを、UE9000bで停止位置から視聴するときのシームレスな動作を示す。
利用者は、UE9000bを利用し、コンテンツ配信システムに対してコンテンツBの配信要求を行なう。このとき、UE9000bは、SCF1000にアクセスし、スレーブID、コンテンツAの視聴要求、及び視聴要求に付随する情報を送信する(ステップS1306)。
SCF1000は、UE9000bからのスレーブIDとコンテンツBの視聴要求を受信し、当該スレーブIDに基づき、UPSF1100にマスターIDを要求する。UPSF1100は、ID管理情報113を参照し、マスターIDを取得し、SCF1000に対して応答する(ステップS1307)。
SCF1000は、マスターID及びスレーブIDの情報を、UPSF1100に要求する。UPSF1100は、記憶するマスターID情報111及びスレーブID情報112から要求に対する情報を取得し、SCF1000に対して応答する。SCF1000は、取得した情報と、コンテンツBの視聴要求を解析処理する(ステップS1308)。
SCF1000は、解析結果を用いて付加情報を生成し、配信サーバ2000に対して、利用者の認証結果、要求に関する情報及び付加情報を送信する(ステップS1309)。
尚、ここで付加情報には、UE9000aに配信中であるコンテンツBを停止し、コンテンツBをUE9000bに配信する処理を指示する情報や、コンテンツBのライセンス状態によって発生する、解像度変更や、追加料金、DRM変更などを示す情報、コンテンツの配信先を示す情報などが含まれる。これらの付加情報を生成することによって、コンテンツの視聴位置や過去のCM再生履歴などがUE間で引き継ぐことが可能となり、ユーザビリティーの向上が図れ、シームレスなサービスを提供できる。
配信サーバ2000は、SCF1000から送信されたコンテンツ配信に関する情報を受信し、当該情報に基づき、UE9000aに停止中のコンテンツBを終了処理する(ステップS1310)。
配信サーバ2000は、コンテンツBを変換サーバ3000に送信する(ステップS1311)。尚、変換サーバ3000にコンテンツBを送信する理由は、変換サーバ3000で、コンテンツBのDRM方式を、UE9000bの対応した形式に変更する為である。尚、DRMの変換以外にも、解像度やQoS等の調整を行ってもよい。
変換サーバ3000は、コンテンツBを受信し、DRMを変更し、コンテンツBを変換する(ステップS1312)。
変換サーバ3000は、コンテンツBをUE9000bに配信する(ステップS713)。
このようにして、UE9000bは、スレーブIDを用いて、コンテンツBの再生を可能とし、適したDRMでコンテンツBを視聴できる。換言すれば、UE9000aの利用者は、UE9000aとUE9000bとの対応するDRMの差を意識することなく、UE9000bを用いて、UE9000aで停止した位置からコンテンツの視聴を再開できる。
尚、上記実施例は、TISPANにおいて使用する用語を用いて説明したが、I−TUTにおいて規定される用語を用いた場合でも同様に説明できる。即ち、SCFの機能をASおよび/又はS−CSCFに担当させ、UPSFの機能をHSS、SLF等を用いて実現すれば良い。また、変換サーバや配信サーバはASとなる。
本発明は、上記実施の形態、実施例に限定されるものではない。本発明の構成や動作は、本発明の請求の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更を行なうことができる。
この出願は、2007年10月29日に出願された日本出願特願2007−280265号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (37)

  1. ネットワークに接続して用いられるサーバにおいて、
    セットワーク接続手段と、
    サービス利用者に対応する利用者IDと、サービス利用者が所有する情報処理端末に対応するデバイスIDとを相互に関連付けて管理する管理手段と
    を備えることを特徴とするサーバ。
  2. 前記利用者IDと前記デバイスIDとに、個別情報を関連付けて管理することを特徴とする請求項1記載のサーバ。
  3. 更に、サービス利用者が情報処理端末を使用して行なう前記情報処理端末の認証を、デバイスIDを用いて認証する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のサーバ。
  4. 前記デバイスIDを用いて行なう認証は、前記デバイスIDに相互に関連付けて管理される利用者IDを用いて認証処理することを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載のサーバ。
  5. ネットワークを介し、情報処理端末にコンテンツを配信する、配信サーバと認証サーバとを含むコンテンツ配信システムで用いられる認証サーバであって、
    認証サーバは、
    サービス利用者が使用する情報処理端末のユニーク情報をデバイス認証IDとして管理し、前記サービス利用者に関連する情報を利用者用認証IDとして管理し、前記デバイス認証IDと前記利用者用認証IDとを関連付けてID管理情報として一元管理し、
    前記情報処理端末からの前記デバイス認証IDを用いたコンテンツ配信要求に応じ、
    前記ID管理情報を参照して前記デバイス認証IDと一元管理されている前記利用者用認証IDを取得し、当該利用者用認証IDを用いて前記コンテンツ配信要求に関する認証を行なうことを特徴とする認証サーバ。
  6. 請求項5記載の認証サーバであって、
    前記デバイスIDごとに当該デバイスIDに対応付けられた付加情報を生成し、前記配信サーバに認証結果と共に送信することを特徴とする認証サーバ。
  7. 請求項5又は6記載の認証サーバであって、
    予め登録され前記デバイスID及び前記利用者用認証IDに含まれている個別情報を用い、当該個別情報に対応付けられた付加情報を生成することを特徴とする認証サーバ。
  8. ネットワークを介し、情報処理端末にコンテンツを配信する、利用者を認証する認証手段とコンテンツを配信する配信手段とを有するコンテンツ配信システムにおいて、
    サービス利用者が使用する情報処理端末のユニーク情報をデバイス認証IDとして管理し、
    前記サービス利用者に関連する情報を利用者用認証IDとして管理し、
    前記デバイス認証IDと前記利用者用認証IDとを関連付けてID管理情報として一元管理し、
    前記認証手段を用いて、前記情報処理端末からの前記デバイス認証IDを用いたコンテンツ配信要求に応じ、前記ID管理情報を参照して前記デバイス認証IDと一元管理されている前記利用者用認証IDを取得し、当該利用者用認証IDを用いて前記コンテンツ配信要求を認証し、
    当該認証結果を受けて、前記配信手段を用い、要求されたコンテンツを配信可能とすることを特徴とするコンテンツ配信システム。
  9. 前記デバイス認証ID及び前記利用者用認証IDと共に予め登録された情報に基づき、コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報を生成し、当該付加情報に基づいて前記配信手段が要求されたコンテンツを配信可能とすることを特徴とする請求項8記載のコンテンツ配信システム。
  10. 前記デバイスID及び前記利用者用認証IDに関連付けて記録される個別情報に基づき、コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報を生成し、当該付加情報に基づいて前記配信手段が要求されたコンテンツを配信可能とすることを特徴とする請求項8又は9記載のコンテンツ配信システム。
  11. 前記サービス利用者が使用する情報処理端末からのコンテンツ配信要求を認証するときに、前記利用者用認証IDの利用状況を取得し、当該利用状況に基づき、付加情報を生成することを特徴とする請求項9又は10記載のコンテンツ配信システム。
  12. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    コンテンツを要求した利用者の情報処理端末の再生解像度を示す情報であって、当該情報に基づき、配信可能にするコンテンツの解像度を設定することを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  13. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    コンテンツを要求した利用者の情報処理端末の認証の状態を示す情報であって、当該情報に基づき、認証の簡略化を図ることを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  14. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    コンテンツを要求した利用者の情報処理端末の配信先を示す情報であって、当該情報に基づき、コンテンツの配信経路を選択することを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  15. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    コンテンツを要求した利用者の情報処理端末のDRM(Digital Rights Management)に関する情報であって、当該情報に基づき、コンテンツの配信時に設定するDRMを選択することを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  16. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    コンテンツを要求した利用者の情報処理端末のQoS(Quality of Service)制御に関する情報であって、当該情報に基づき、コンテンツの配信時に設定するパケットの優先度及び/又はクラスを設定することを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  17. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    コンテンツを要求した利用者の情報処理端末のQoS制御に関する情報であって、当該情報に基づき、コンテンツの配信時に保証する帯域幅を設定することを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  18. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    コンテンツを要求した利用者の情報処理端末に適応する符号化方式を示す情報であって、当該情報に基づき、コンテンツの配信時に配信する配信形式を設定することを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  19. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    コンテンツの再生開始位置を示す情報であって、当該情報に基づき、コンテンツの配信時に当該コンテンツの再生開始位置を設定することを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  20. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    CM視聴履歴を示す情報であることを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  21. 前記コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報は、
    課金履歴を示す情報であることを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載のコンテンツ配信システム。
  22. ネットワークに接続して用いられるサーバで使用されるプログラムであって、
    サーバの制御部を、
    サービス利用者に対応する利用者IDと、サービス利用者が所有する情報処理端末に対応するデバイスIDとを相互に関連付けて管理するID管理手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  23. 前記ID管理手段は、
    前記利用者IDと前記デバイスIDとに、個別情報を関連付けて管理することを特徴とする請求項22記載のプログラム。
  24. 更に、前記サーバの制御部を、
    サービス利用者が情報処理端末を使用して行なう前記情報処理端末の認証を、デバイスIDを用いて当該デバイスIDに関連付けて管理される利用者IDを取得し、当該取得した利用者IDを用い認証処理させることを特徴とする請求項22又は23記載のプログラム。
  25. ネットワークを介して情報処理端末にコンテンツを配信するコンテンツ配信システムで用いられるサーバで用いられるプログラムであって、
    前記サーバの制御部を、
    サービス利用者が使用する情報処理端末のユニーク情報をデバイス認証IDとして管理し、前記サービス利用者に関連する情報を利用者用認証IDとして管理し、前記デバイス認証IDと前記利用者用認証IDとを関連付けてID管理情報として一元管理する手段と、
    前記ID管理情報を参照して前記デバイス認証IDと一元管理されている前記利用者用認証IDを取得し、当該利用者用認証IDを用いてコンテンツ配信要求を認証する手段として
    機能させることを特徴とするプログラム。
  26. 請求項25記載のプログラムであって、
    前記認証サーバの制御部を、
    前記デバイスIDごとに当該デバイスIDに対応付けられた付加情報を生成する手段と、
    前記配信サーバに認証結果と前記付加情報とを送信する手段として
    機能させることを特徴とするプログラム。
  27. 請求項25又は26記載のプログラムであって、
    予め登録され前記デバイスID及び前記利用者用認証IDに含まれている個別情報を用い、当該個別情報に対応付けられた付加情報を生成する手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  28. ネットワークを介し、情報処理端末にコンテンツを配信する、利用者を認証する認証手段とコンテンツを配信する配信手段とを有するコンテンツ配信システムに用いられるプログラムにおいて、
    コンテンツ配信システムは、サービス利用者が使用する情報処理端末のユニーク情報をデバイス認証IDとし、前記サービス利用者に関連する情報を利用者用認証IDとし、前記デバイス認証IDと前記利用者用認証IDとを関連付けてID管理情報として一元管理し、
    コンテンツ配信システムを構成し認証を行なう制御部を、
    前記情報処理端末からの前記デバイス認証IDを用いたコンテンツ配信要求に応じ、前記ID管理情報を参照して前記デバイス認証IDと一元管理されている前記利用者用認証IDを取得し、当該利用者用認証IDを用いて前記コンテンツ配信要求を認証する認証手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  29. コンテンツ配信システムを構成する何れかの制御部を、
    前記デバイス認証ID及び前記利用者用認証IDと共に予め登録された情報に基づき、コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報を生成する手段と、
    前記付加情報に基づき前記配信手段に要求されるコンテンツを配信する手段として
    機能させることを特徴とする請求項28記載のプログラム。
  30. コンテンツ配信システムを構成する何れかの制御部を、
    前記デバイスID及び前記利用者用認証IDに関連付けて記録される個別情報に基づき、コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報を生成する手段と、
    前記付加情報に基づいて前記配信手段に要求されるコンテンツを配信する手段として
    機能させることを特徴とする請求項28又は29記載のプログラム。
  31. 情報処理端末にコンテンツを配信するコンテンツ配信システムで用いられる情報処理端末の認証方法であって、
    サービス利用者が使用する情報処理端末のユニーク情報をデバイス認証IDとして管理し、前記サービス利用者に関連する情報を利用者用認証IDとして管理し、前記デバイス認証IDと前記利用者用認証IDとを関連付けてID管理情報として一元管理し、
    前記情報処理端末からの前記デバイス認証IDを用いたコンテンツ配信要求に応じ、
    前記ID管理情報を参照して前記デバイス認証IDと一元管理されている前記利用者用認証IDを取得し、当該利用者用認証IDを用いて前記コンテンツ配信要求に関する認証を行なうことを特徴とする認証方法。
  32. 請求項31記載の認証方法であって、
    前記デバイスIDごとに当該デバイスIDに対応付けられた付加情報を生成し、配信サーバに認証結果と共に送信することを特徴とする認証方法。
  33. 請求項31又は32記載の認証方法であって、
    予め登録され前記デバイスID及び前記利用者用認証IDに含まれている個別情報を用い、当該個別情報に対応付けられた付加情報を生成することを特徴とする認証方法。
  34. 情報処理端末にコンテンツを配信する、利用者を認証する認証手段とコンテンツを配信する配信手段とを用いるコンテンツ配信方法において、
    サービス利用者が使用する情報処理端末のユニーク情報をデバイス認証IDとして管理し、
    前記サービス利用者に関連する情報を利用者用認証IDとして管理し、
    前記デバイス認証IDと前記利用者用認証IDとを関連付けてID管理情報として一元管理し、
    前記認証手段を用いて、前記情報処理端末からの前記デバイス認証IDを用いたコンテンツ配信要求に応じ、前記ID管理情報を参照して前記デバイス認証IDと一元管理されている前記利用者用認証IDを取得し、当該利用者用認証IDを用いて前記コンテンツ配信要求を認証し、
    当該認証結果を受けて、前記配信手段を用い、要求されたコンテンツを配信可能とすることを特徴とするコンテンツ配信方法。
  35. 前記デバイス認証ID及び前記利用者用認証IDと共に予め登録された情報に基づき、コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報を生成し、当該付加情報に基づいて前記配信手段が要求されたコンテンツを配信可能とすることを特徴とする請求項34記載のコンテンツ配信方法。
  36. 前記デバイスID及び前記利用者用認証IDに関連付けて記録される個別情報に基づき、コンテンツ配信に関する付加的条件を示す付加情報を生成し、当該付加情報に基づいて前記配信手段が要求されたコンテンツを配信可能とすることを特徴とする請求項34又は35記載のコンテンツ配信方法。
  37. 前記サービス利用者が使用する情報処理端末からのコンテンツ配信要求を認証するときに、前記利用者用認証IDの利用状況を取得し、当該利用状況に基づき、付加情報を生成することを特徴とする請求項35又は36記載のコンテンツ配信方法。
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