JPWO2009038234A1 - 粘着ラベルシート及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

保護層(3、3a)/画像層(2、2a)/基材層(1、1a)/粘着剤層(4、4a)/剥離シート(5)の構成を有する粘着ラベルシート(10)であって、前記画像層表面から、所定形状のラベル切抜き用の切込み(P)が、前記画像層(2、2a)の表面から、切込み(P)の先端が剥離シート(5)に達するように形成されてなることを特徴とする粘着ラベルシート及びその製造方法。この粘着ラベルシートは画像層が剥がれることがなく、ハーフカットの位置調整が容易であって、少ない工程数で作製し得る上、カス上げや剥離シートからの粘着ラベルの剥離が容易である特徴を有する。

Description

本発明は、粘着ラベルシート及びその製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、画像層が剥がれることがなく、ハーフカットの位置調整が容易であって、少ない工程数で作製し得る粘着ラベルシート、及びこのものを効率よく製造する方法に関するものである。
従来、ラベル類は、種々の分野において幅広く用いられている。また、そのサイズも小さいものから大きいものまで様々なものがある。
小さいサイズのラベルとしては、例えば改ざん防止用ラベルや封印用ラベル、証紙類などを挙げることができる。
近年、自動車部品、電気・電子部品、精密機械部品などが小型化、高密度化、高性能化するに伴い、あるいはPL法の施行により、商品使用上の安全を期するために、法規制上それぞれの部品や製品に、特徴や取り扱い上の注意点を表示することが必要になってきている。この場合には表示内容が改ざんされることを防止しなければならず、したがって、改ざん防止用ラベルなどが用いられる。
一方、商品などのバージン性の証明や封印などの目的で、封印用ラベルが使用されることが多くなっている。
大きなサイズのラベルとしては、いわゆるステッカー類、例えば車輌・コンテナー類の装飾もしくは標示用ストライプステッカー類、看板・広告板類に図形・文字などをあらわすのに用いる広告用ステッカー類、交通標識・道路標識・案内板・危険予防標識・商品用マーク類などの各種表示用ステッカー類などを挙げることができる。
ところで近年、コンピュータ利用技術の普及により、コンピュータにより作成した資料や画像をプリンターなどを用いてポスターやプレゼンテーション資料を手軽にプリントアウトすることが頻繁に行われるようになってきた。その際使用されるプリンターとしては、ドットインパクトプリンター、レーザープリンター、ダイレクトサーマルプリンター、熱転写プリンター又はインクジェットプリンターなどが挙げられるが、これらの中でインクジェットプリンターは、プリントアウト時の機械騒音が少ない、フルカラー印刷ができる、プリントアウトに伴うランニングコストが安いなどの利点を有することから広く利用されている。
このインクジェットプリンターを用いるインクジェット方式においては、染料系インクは耐候性が悪いために、耐候性が要求される用途には、通常顔料系インクが用いられる。しかしながら、顔料系インクは、染料系インクと異なって基材に浸透せず、基材表面に付着しているために、手などで擦ると剥がれやすいという欠点があった。
したがって、画像層表面に、ポリエチレンテレフタレートフィルムやポリプロピレンフィルムなどの透明フィルムをラミネートするコールドラミネート法が行われてきたが、上記透明フィルムは柔軟性に乏しく、これらをラミネートした粘着ラベルは3次元曲面への追従性が悪いという問題があった。
そこで、樹脂エマルションと滑剤成分とを含有する保護層形成液を、画像層上に塗布、乾燥して保護層を形成してなる画像保護シートが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、画像層の形成と保護層の形成を、一つの装置で行うことができるため、工程を削限することは可能である。
しかしながら、粘着ラベルは特定形状に型抜きを行う必要があり画像層形成及び保護層形成後、別体の装置であるカッティングプロッターでハーフカットをする際に、ハーフカットの位置を画像に合わせるのが困難であった。
一方、インクジェットヘッドと、カッティングヘッドを1本のガイドレールに装着し、一つの駆動装置で制御することにより、カッティングラインのずれを解消した、画像作成及び切抜き装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、画像層形成の後、該切抜き装置から粘着ラベルを外し、別の装置で保護層を積層したのち、再び上記切抜き装置でハーフカットを行わなければならず、実用面からこのような操作を行うことは困難であって、カッティングラインがずれないという長所を享受できていなかった。
また、保護層/画像層/基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する粘着ラベルシートにおいて、保護層には切込みを入れず、画像層表面から剥離シートに達する切込みが形成されてなる、カス上げや、剥離シートからのラベル剥離を容易に行うことができる粘着ラベルシートは、これまで知られていない。
特開2004−1446号公報 特開平7−256960号公報
本発明は、このような事情のもとで、画像層が剥がれることがなく、ハーフカットの位置調整が容易であって、少ない工程数で作製し得る上、カス上げや剥離シートからの粘着ラベルの剥離が容易な粘着ラベルシート、及びこのものを効率よく製造する方法を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、以下に示す知見を得た。
基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する印刷用部材の基材層表面に画像層を形成し、その表面からラベル切抜き用の切込みを、その先端が剥離シートに達するように形成したのち、該画像層上に樹脂エマルションからなるコーティング液を塗布、乾燥して保護層を形成することにより、その目的を達成し得ることを見出した。
特に、コーティング液として、ポリウレタン系樹脂エマルションを用いることにより、また、画像層の形成と切込みを形成する操作を、同一装置で連続的に行うことにより、一層効果的に本発明の目的を達成し得ることを見出した。
本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、
[1]保護層/画像層/基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する粘着ラベルシートであって、所定形状のラベル切抜き用の切込みが、前記画像層表面から、切込みの先端が剥離シートに達するように形成されてなることを特徴とする粘着ラベルシート、
[2]保護層が、樹脂エマルションからなるコーティング液を塗布、乾燥して形成された層である上記[1]項に記載の粘着ラベルシート、
[3]コーティング液が、固形分5〜60質量%のポリウレタン系樹脂エマルションである上記[2]項に記載の粘着ラベルシート、
[4]保護層の厚さが、1〜60μmである上記[2]又は[3]項に記載の粘着ラベルシート、
[5]画像層が、インクジェット方式又は熱転写方式で形成された層である上記[1]乃至[4]項のいずれかに記載の粘着ラベルシート、
[6]保護層/画像層/基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する粘着ラベルシートの製造方法において、
(a)基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する印刷用部材の基材層表面に、画像層を形成する画像層形成工程、
(b)前記(a)工程で形成された画像層の表面から、所定形状のラベル切抜き用の切込みを、その先端が剥離シートに達するように形成するハーフカット工程、及び
(c)前記画像層上に、樹脂エマルションからなるコーティング液を塗布、乾燥して保護層を形成する保護層積層工程を、
上記(a)乃至(c)の順に有することを特徴とする、上記[1]乃至[5]項のいずれかに記載の粘着ラベルシートの製造方法、
[7](a)画像層形成工程と、(b)ハーフカット工程とを、同一装置で連続して行う上記[6]項に記載の粘着ラベルシートの製造方法、及び
[8]上記[7]項に記載の製造方法により製造されたことを特徴とする上記[1]乃至[5]項のいずれかに記載の粘着ラベルシート、
を提供するものである。
本発明によれば画像層が剥がれることがなく、ハーフカットの位置調整が容易であって、少ない工程数で作製し得る上、カス上げや剥離シートからの粘着ラベルの剥離が容易な粘着ラベルシート、及びこのものを効率よく製造する方法を提供することができる。
Fig.1は本発明の粘着ラベルシートの構成の1例の断面図、Fig.2はFig.1で示す粘着ラベルシートのカス上げ後の状態を示す断面図である。図中、符号1及び1aは基材層、2及び2aは画像層、3及び3aは保護層、4及び4aは粘着剤層、5は剥離シート、10は粘着ラベルシート、20は粘着ラベル、Pはラベル切抜き用切込みを表す。
本発明の粘着ラベルシートは、保護層/画像層/基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する粘着ラベルシートであって、所定形状のラベル切抜き用の切込みが、前記画像層表面から、切込みの先端が剥離シートに達するように形成されていることを特徴とする。
次に、本発明の粘着ラベルシートの構成について、添付図面に従って説明する。
Fig.1は、それぞれ本発明の粘着ラベルシートの異なる例の断面図であって、Fig.1においては、粘着ラベルシート10は、表面に順次形成された画像層2及び保護層3を有する基材層1が、粘着剤層4を介して剥離シート5上に貼着された構造を有しており、そして画像層2の表面から、所定形状のラベル切抜き用切込みPが、その先端が剥離シート5に達するように形成されている。
Fig.2は、前記Fig.1で示す粘着ラベルシート10のカス上げ後の状態を示す断面図であって、カス上げ後の粘着ラベル20は、所望形状に切抜かれ、表面に画像層2a及び保護層3aが順次積層されてなる基材層1aが、粘着剤層4aを介して、剥離シート5上に貼着されている。Fig.1で示すように、保護層3には切込みが形成されていないが、該保護層3はカス上げ時に、下の層の切込み部の位置で破れ、該カス上げを容易に行うことができる。
なお、要求されるラベルの大きさによって、カス上げを行わずに、ラベルを直接剥離シートから剥がすこともできる。この場合も、保護層3は、下の層の切込み部の位置で破れ、所定形状のラベルを剥離シートから容易に剥がすことができる。
次に、本発明の粘着ラベルシートにおける各構成層について説明する。
[基材層]
本発明の粘着ラベルシートにおける基材層を構成する基材としては、特に制限はなく、従来粘着剤層を有するラベルなどの基材として慣用されている各種のプラスチックフィルムや紙類などを用いることができる。
このプラスチックフィルムとしては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、各種オレフィン系共重合体などのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素系樹脂及びこれらの樹脂の混合物又は積層物からなるフィルムを挙げることができる。
基材がプラスチックフィルムの場合、3次元曲面追従性がよく、画像の受容性がよいことから、インクジェット方式による画像形成ではポリ塩化ビニル系樹脂フィルム及びポリウレタン系樹脂フィルムが好ましい。また、熱転写方式による画像形成ではアクリル系樹脂フィルム及びポリウレタン系樹脂フィルムが好適である。
また、これらプラスチックフィルムは、その上に形成される粘着剤層、画像層や後出の画像受容層などの層との密着性を向上させるために、所望により酸化法や凹凸化法などの表面処理を施すことができる。上記酸化法としては、例えばコロナ放電処理、クロム酸処理(湿式)、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線照射処理などが挙げられ、また、凹凸化法としては、例えばサンドブラスト法、溶剤処理法などが挙げられる。これらの表面処理法はフィルムの種類に応じて適宜選ばれるが、一般にはコロナ放電処理法が効果及び操作性などの面から、好ましく用いられる。また、プライマー層を形成するプライマー処理を施すこともできる。
紙類としては、上質紙、アート紙、コート紙、クラフト紙などが用いられる。基材に紙類を用いる場合、坪量は、通常40〜120g/mの範囲で選定される。
また、基材にプラスチックフィルムを用いる場合、その厚さは特に制限はないが、通常20〜500μm、好ましくは30〜200μmの範囲で選定される。
[画像受容層]
本発明の粘着ラベルシートに使用する基材は画像の受容性を向上させる観点から、該基材の表面側に画像受容層を有するものであってもよい。
画像受容層の種類に特に制限はなく、公知の画像受容層の中から任意のものを適宜選択することができる。この画像受容層は、通常バインダー樹脂及び充填材を含む。
(バインダー樹脂及び充填材)
バインダー樹脂としては、例えばポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリオール樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリイミド樹脂などが挙げられる。このバインダー樹脂は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
一方、充填材としては、無機充填材及び有機充填材のいずれも用いることができる。無機充填材としては、例えばシリカ、クレー、タルク、カオリン、ケイソウ土、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、ゼオライトなどの粒子が挙げられる。有機充填材としては、例えばイオン交換樹脂、尿素樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂などの樹脂粒子が挙げられる。これらの充填材は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、その他充填材として、シリカゾル、アルミナゾル、ジルコニアゾル、チタニアゾルなどの無機酸化物ゾルやセルロース誘導体、アセテート樹脂、ラテックス樹脂、デンプン、ゼラチン、植物蛋白、カゼイン、アラビアゴム、アルブミンなどを添加してもよい。
当該充填材の平均粒径は、特に制限はないが、通常0.001〜20μm程度、好ましくは0.01〜10μmである。また、バインダー樹脂と当該充填材との含有割合は、特に制限はないが、質量比で、通常100:1〜100:1000であり、好ましくは100:10〜100:500である。
(画像受容層の形成)
当該画像受容層には、必要に応じて、各種添加剤、例えば定着剤、分散剤、レベリング剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、消泡剤などを含有させることができる。
当該画像受容層を形成するには、まず、水などの適当な溶媒中に、バインダー樹脂、充填材及び所望により用いられる各種添加剤を溶解又は分散させ、塗工に適した濃度になるように画像受容層形成用塗工液を調製する。次いで、この塗工液を、基材の片面に、ダイレクトグラビア、グラビアリバース、マイクログラビア、マイヤーバー、エアーナイフ、ブレード、ダイ、ロールナイフ、リバース、カーテンコートなどのコート法や、フレキソ、レタープレス、スクリーンなどの印刷方法で塗工、乾燥し、必要ならばさらに加熱することにより、形成することができる。
画像受容層の厚さは、通常は0.1〜100μmであり、好ましくは1〜20μmである。
[粘着剤層]
本発明の粘着ラベルシートにおいて、基材の裏面側に形成される粘着材層を構成する粘着剤としては、特に制限はなく、従来ラベルなどの粘着剤層に慣用されているものの中から、任意のものを適宜選択して用いることができる。例えばアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤及びポリエステル系粘着剤などを用いることができるが、これらの中で、耐候性などの観点からアクリル系粘着剤が好ましく用いられる。
前記アクリル系粘着剤としては、主成分として、例えばアクリル酸エステル単独重合体、アクリル酸エステル単位2種以上を含む共重合体及びアクリル酸エステルと他の官能性単量体との共重合体の中から選ばれた少なくとも1種を含有するものが用いられる。該アクリル酸エステルとしては、例えば(メタ)アクリル酸ブチルエステル、(メタ)アクリル酸ペンチルエステル、(メタ)アクリル酸ヘキシルエステル、(メタ)アクリル酸ヘプチルエステル、(メタ)アクリル酸オクチルエステル、(メタ)アクリル酸ノニルエステル、(メタ)アクリル酸デシルエステルなどが挙げられる。また、官能性単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルエステルなどのヒドロキシル基含有単量体、(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミドなどのアミド基含有単量体、(メタ)アクリル酸などのカルボン酸基含有単量体などが挙げられる。また、この他必要に応じて上記アクリル酸エステルと共重合可能な他の単量体、例えば、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル等を共重合させてもよい。
この粘着剤には、所望に応じて粘着付与剤、架橋剤、充填剤などが配合される。粘着付与剤としては、例えばロジン系樹脂、ポリテルペン系樹脂などの天然樹脂、C系、C系、DCPD系石油樹脂、クマロンインデン樹脂、キシレン樹脂などの合成樹脂などが挙げられる。
架橋剤としては、ポリイソシアネート化合物、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、金属キレート化合物、金属塩などが挙げられる。充填剤としては、亜鉛華、酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウムなどが挙げられる。
粘着剤層の形成方法に特に制限はなく、上記粘着剤を、基材の裏面に直接塗布する方法を用いてもよいし、まず剥離シートの剥離処理面に上記粘着剤を塗布して粘着剤層を形成し、これを基材の裏面に転写する方法を用いてもよい。この転写する方法においては、剥離シートはそのまま貼付しておく。また、前者の直接に粘着剤層を形成する方法においては、この粘着剤層に剥離シートを貼付する。
[剥離シート]
本発明の粘着ラベルシートにおける剥離シートとしては、例えば上質紙、グラシン紙、コート紙などの紙基材、これらの紙基材にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙、あるいはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンフィルムなどのプラスチックフィルムに、シリコーン樹脂などの剥離剤を塗布し剥離剤層を形成したものなどが挙げられる。この剥離シートの厚さについては特に制限はないが、通常30〜150μm程度である。
[画像層、ハーフカット]
本発明の粘着ラベルシートは、オンデマンド方式の印刷に適しているので、印刷方法としては、オンデマンド方式に有利な方法、例えば熱転写方式、インクジェット方式、電子写真方式などを挙げることができるが、特に熱転写方式及びインクジェット方式が好適である。熱転写方式には、インクリボンから転写する方式と、転写材にトナー画像を形成した後にトナー画像を転写する方式がある。
本発明においては、このようにして、基材層表面又はインク受理層上に文字や図柄を印刷し、画像層を形成したのち、各個別ラベルについて、画像層表面から、所定形状のラベル切抜き用の切込みを、その先端が剥離シートに達するように、例えば可動刃により形成する。この印刷や切込みを形成する操作は、コンピュータを操作することによって行うことができる。
前記印刷及び切込みを形成する操作は、印刷機構とカッティング機構の両方を備えた装置を用いて行ってもよいし、印刷機構を備えた装置と、カッティング機構を備えた装置を別々に用いて行ってもよいが、前者の印刷機構とカッティング機構の両方を備えた装置を用い、画像層の形成と切込みの形成を連続して行うことが好ましい。印刷機構を備えた装置と、カッティング機構を備えた装置が別であると、印刷機構を備えた装置からカッティング機構を備えた装置にラベルシートを移し変える際に印刷パターンとカッティングパターンの間にズレを生じる恐れがある。
[保護層]
本発明の粘着ラベルシートにおいて、前記の切込みが形成された画像層上に積層される保護層は、透明であって、カス上げ時や剥離シートからの粘着ラベルの剥離時に、下の層の切込み部の位置で破れ、カス上げや、剥離シートからの粘着ラベルの剥離が容易になるような性状を有することが肝要である。
このような保護層は、樹脂エマルションからなるコーティング液を、前記画像層上に塗布、乾燥することにより形成することができる。コーティング液を塗布する方法にはダイレクトグラビア、グラビアリバース、マイクログラビア、マイヤーバー、エアーナイフ、ブレード、ダイ、ロールナイフ、リバース、カーテンコート、キスタッチロールなどのコート法や、フレキソ、レタープレス、スクリーン、インクジェットなどの印刷法があるが、少量の粘着ラベルを製造するにはキスタッチロールやインクジェットが好ましい。
前記樹脂エマルションとしては、前記性状を有する保護層を形成し得るものであればよく、特に制限されず、様々な樹脂エマルションを用いることができる。このような樹脂エマルションとしては、例えば固形分濃度5〜60質量%程度、好ましくは20〜50質量%のポリウレタン系樹脂水性エマルションが好適である。
このポリウレタン系樹脂水性エマルションとしては、アクリル変性ポリウレタン系樹脂水性エマルションや、エポキシ変性ポリウレタン系樹脂水性エマルションなどを好ましく挙げることができる。これらの中で、アクリル変性ポリウレタン系樹脂水性エマルションは、例えば(1)水分散ポリウレタンを調製し、次いでアクリル基含有単量体を加えてその場重合させる方法、(2)ビニル基を末端基として含有するポリウレタン組成物の水分散体に、アクリル基含有単量体を共重合させる方法、(3)水分散性ポリウレタンと水分散体として予備形成されたアクリル系樹脂の存在下でアクリル系単量体を重合し、水性分散物を製造する方法などにより、得ることができる。
一方、エポキシ変性ポリウレタン系樹脂水性エマルションは、例えば、カルボキシル基を有する水性ポリウレタン樹脂に対して、エポキシ基を1分子中に2個以上有するエポキシ化合物を反応させることにより、得ることができる。
保護層の厚さは、画像層の保護性能及びカス上げ時や、剥離シートからの粘着ラベルの剥離時における破れやすさなどのバランスの観点から、1〜60μmが好ましく、10〜40μmがより好ましい。
[粘着ラベルシートの製造方法]
本発明はまた、前述した本発明の粘着ラベルシートを製造する方法をも提供する。
本発明の方法は、(a)基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する印刷用部材の基材層表面に、画像層を形成する画像層形成工程、(b)前記(a)工程で形成された画像層の表面から、所定形状のラベル切抜き用の切込みを、その先端が剥離シートに達するように形成するハーフカット工程、及び(c)前記画像層上に、樹脂エマルションからなるコーティング液を塗布、乾燥して保護層を形成する保護層積層工程、を有することを特徴とする。
本発明の方法においては、前述したように、(a)画像層形成工程と、(b)ハーフカット工程とを同一装置で連続して行うことが好ましい。また、(c)保護層積層工程において用いるコーティング液は、前述したように樹脂エマルションからなるものであって、この樹脂エマルションとしては、ポリウレタン系樹脂水性エマルション、特にアクリル変性ポリウレタン系樹脂水性エマルションやエポキシ変性ポリウレタン系樹脂水性エマルションが好適である。
このような本発明の方法によれば、印刷機構とカッティング機構の両方を備えた装置を用い、画像層形成工程とハーフカット工程を連続して行ったのち、樹脂エマルションからなるコーティング液を用いて保護層を積層することにより、ハーフカットの位置調整が容易であって、少ない工程数で粘着ラベルシートを作製することができ、しかもこの粘着ラベルシートは、カス上げや、剥離シートからの粘着ラベルの剥離が容易である。
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
実施例1
基材層を構成する基材としての厚さ80μmの白色ポリ塩化ビニル樹脂フィルムに厚さ20μmのアクリル系粘着剤層と剥離シートを順次積層した印刷用部材[リンテック(株)製 「LAgマウント P−282ZW」]における基材層表面に、インクジェット方式による印刷機構とカッティング機構を備えた装置[ローランドディー.ジー.(株)製、商品名「Versa CAMM VP−300」]を用いて複数のラベル用印刷を施し、画像層を形成したのち、各ラベル切抜き用の切込みを、その先端が剥離シートに達する程度に形成した。
さらに、上記画像層上に、コーティング液として変性ポリウレタン樹脂水性エマルション[リンテック(株)製 「LAg Protect Liquid 100−g」]、固形分42.5質量%を、キスタッチロールコーター[リンテック(株)製 「LAgLA Liquid1400」]を用いて乾燥厚さが15μmになるように塗布し、80℃の温風をあてて乾燥して保護層を積層し、前記Fig.1に示す構成の粘着ラベルシートを作製した。
この粘着ラベルシートについて、カス上げを行ったところ、カス上げを容易に行うことができ、前記Fig.2に示す構成の粘着ラベルが得られた。
実施例2
印刷用部材として、厚さ70μmの白色ポリウレタン樹脂フィルムに厚さ20μmのアクリル系粘着剤層と剥離シートを順次積層した印刷用部材[リンテック(株)製 「LAg SSJ U−1001ZW」]を用いた以外は実施例1と同様にしてFig.1に示す構成の粘着ラベルシートを作製した。
実施例3
印刷用部材として、厚さ80μmの白色アクリル系樹脂フィルムに厚さ20μmのアクリル系粘着剤層と剥離シートを順次積層した印刷用部材[リンテック(株)製 「LAg SSJ−AW」]を用いた以外は実施例1と同様にしてFig.1に示す構成の粘着ラベルシートを作製した。
実施例2及び3で作製した粘着ラベルシートについてカス上げを行ったところ、カス上げを容易に行うことができ前記Fig.2に示す構成の粘着ラベルが得られた。
本発明の粘着ラベルシートは、ハーフカットの位置調整が容易であって、少ない工程数で作製し得る上、カス上げや剥離シートからの粘着ラベルの剥離が容易である。

Claims (8)

  1. 保護層/画像層/基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する粘着ラベルシートであって、所定形状のラベル切抜き用の切込みが、前記画像層表面から、切込みの先端が剥離シートに達するように形成されてなることを特徴とする粘着ラベルシート。
  2. 保護層が、樹脂エマルションからなるコーティング液を塗布、乾燥して形成された層である請求の範囲1に記載の粘着ラベルシート。
  3. コーティング液が、固形分5〜60質量%のポリウレタン系樹脂エマルションである請求の範囲2に記載の粘着ラベルシート。
  4. 保護層の厚さが、1〜60μmである請求の範囲2又は3に記載の粘着ラベルシート。
  5. 画像層が、インクジェット方式又は熱転写方式で形成された層である請求の範囲1乃至4のいずれかに記載の粘着ラベルシート。
  6. 保護層/画像層/基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する粘着ラベルシートの製造方法において、
    (a)基材層/粘着剤層/剥離シートの構成を有する印刷用部材の基材層表面に、画像層を形成する画像層形成工程、
    (b)前記(a)工程で形成された画像層の表面から、所定形状のラベル切抜き用の切込みを、その先端が剥離シートに達するように形成するハーフカット工程、及び
    (c)前記画像層上に、樹脂エマルションからなるコーティング液を塗布、乾燥して保護層を形成する保護層積層工程を、
    上記(a)乃至(c)の順に有することを特徴とする、請求の範囲1乃至5のいずれかに記載の粘着ラベルシートの製造方法。
  7. (a)画像層形成工程と、(b)ハーフカット工程とを、同一装置で連続して行う請求の範囲6に記載の粘着ラベルシートの製造方法。
  8. 請求の範囲7に記載の製造方法により製造されたことを特徴とする請求の範囲1乃至5のいずれかに記載の粘着ラベルシート。
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