JP2003251718A - ラベル作成方法 - Google Patents

ラベル作成方法

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JP2003251718A
JP2003251718A JP2002057854A JP2002057854A JP2003251718A JP 2003251718 A JP2003251718 A JP 2003251718A JP 2002057854 A JP2002057854 A JP 2002057854A JP 2002057854 A JP2002057854 A JP 2002057854A JP 2003251718 A JP2003251718 A JP 2003251718A
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Mineo Hashimoto
峯生 橋本
Motoharu Miki
基晴 三木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】シート上の任意の形状に切り取られる画像に合
わせて、簡便にかつ安価にラミネート処理できるラベル
の作成方法を提供する 【解決手段】 ラベル材料としてのベースシートに対し
て、その表面に所望の画像を記録する記録工程と、前記
記録工程においてシートに記録された画像に関連付けて
ベースシートに切り込みを入れるカッティング工程と、
前記カッティング工程において切り込みを入れられたシ
ート表面に対して、セパレートシートと当該セパレート
シート上に設けられた感熱接着性樹脂層とを有するラミ
ネート材を熱転写させ、その後に前記セパレートシート
を剥離させるラミネート工程と、を有する

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、保護層が被覆さ
れた任意の形状のラベルの作成方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のラベル作成機の一例を図10〜図
11を参照して説明する。図10に示すように、キャリ
ッジ210には、例えば記録紙に所望の作図を行うイン
クジェットヘッド211、作図された画像を切り抜くた
めのカッティングヘッド212が取り付けられている。
なお、キャリッジ210はYレール200を含むキャリ
ッジ移送機構によりY方向に、記録紙は図示しない記録
紙移送機構によりX方向に、それぞれ移動可能に構成さ
れている。 【0003】図11に示すように、キャリッジ210に
取り付けられた各ヘッドは装置の制御手段300に制御
されるよう取り付けられている。この制御手段300
に、作画データとしてインクジェットデータあるいはカ
ッティングデータが入力される。 【0004】インクジェットデータは、記録すべき用紙
の大きさに対応する画像メモリに展開される例えばビッ
トマップ形式のデータとして与えられ、また、カッティ
ングデータは、一般に、一つ一つの作画線毎に「始点と
終点」あるいは「作画線の属性」などにより規定された
ベクトルデータの集合として与えられる。 【0005】インクジェットデータが制御手段300に
到来すると、記録ライン毎に画像メモリに格納される。
次いで、インクジェットドライバ301が画像データを
1ラインづつ読み出してインクジェットヘッド211に
送出する。この時の記録は、図10を参照すれば、キャ
リッジ210がレール200に沿ってY方向(主走査方
向)の一端から他の一端へ移動する間に読み出した1ラ
イン分の画像データに基づきインクジェットヘッド21
1を駆動する。そして、この1ライン分の画像データの
記録が完了する毎に図示しない記録紙移送機構により記
録紙をX方向(副走査方向)に単位移動させて、上記と
同様対応するラインデータのインクジェット記録を行
う。 【0006】カッティング動作に関しては、制御手段3
00に入力されるカッティングデータにしたがって、図
10のカッティングヘッド212をY方向、記録紙をX
方向に駆動しながら個々のカッティング命令(ベクトル
データ)を実行していく。したがって、例えば上述のイ
ンクジェットヘッド211を用いてインクジェット記録
を行った後、特定の作画図形について、カッティングヘ
ッド212を用いて切り抜いたりあるいは縁取りしたり
する場合に使用できる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】以上のような装置にお
いて、記録紙表面にラミネート処理を行う場合には以下
のように行われる。 【0008】インクジェットヘッド211で特定の画像
を描いた後、シート100を一旦ラベル作成機から取り
外して、ラミネータに記録紙をセッティングする。そし
て、当該ラミネータによって当該記録紙表面に保護フィ
ルムを圧着(ラミネート)する。その後、記録紙をラミ
ネータから取り外し再度ラベル作成機にセットして、カ
ッティングヘッド212で当該特定の画像を切り抜く。 【0009】このような方法でラミネート処理が行われ
る場合、インクジェットヘッド211によるインクジェ
ット画像とカッティングヘッド212の軌跡を合致させ
なければならない。しかしながら、上述したラベル作成
機では、インクジェット画像が完了した後に記録紙が取
り外されてしまうため、再度ラベル作成機にこれらの合
致度が損なわれる危険性がある。そのため、既に描かれ
た画像に合致する新たな画像を作成する際、先の画像の
位置を、使用者がルーペ等を用いて測定する必要があっ
た。 【0010】このような不具合を解決するために、特開
2000−71687号公報(先行技術1)には、記録
紙上に十字の基準線を記録しておき、それをセンサによ
って検出することで、特定の画像の位置を正確に把握す
ることができ、ラミネート処理後のカッティングの際お
いても当該画像を正確に合わせた状態で行うことが可能
となることが開示されている。 【0011】しかし、先行技術1では、画像の位置とカ
ッティングの位置を合わせるために、予め基準線が設け
られた記録紙を用いるか、特定画像の記録時に基準線も
合わせて記録する必要があり、使用可能な記録紙を限定
したり、記録紙に基準線記録用のスペースを確保しなけ
ればならないまた、特開平11−221792号公報
(先行技術2)には、プリント部、ラミネート処理部、
カッター部とを有するラベル作成装置が開示されてい
る。このような従来技術2のラベル作成装置であれば、
画像記録済みのシートを装置から取り外すこともないた
め、カッティング時の位置合わせの問題は生じない。し
かし、このような3つの機能を合わせもった装置は一般
的ではなく、高価である。 【0012】本発明は、上述した不具合を鑑みてなされ
たものであって、シート上の任意の形状に切り取られる
画像に合わせて、簡便にかつ安価にラミネート処理でき
るラベルの作成方法を提供することを目的とするもので
ある。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、シートに対して、その表面に所望の画像
を記録する記録工程と、前記記録工程においてシートに
記録された画像に関連付けて、シートに切り込みを入れ
るカッティング工程と、前記カッティング工程において
切り込みを入れられたシート表面に対して、セパレート
シートと当該セパレートシート上に設けられた感熱接着
性樹脂層とを有するラミネート材を熱転写させ、その後
に前記セパレートシートを剥離させるラミネート工程
と、を有することを特徴とした。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる第1実施形
態について図1乃至図9を参照して説明する。なお、図
1乃至図4及び図7については、A図において平面図
を、B図において断面図を図示している。 【0015】本実施形態では、特開2000−7168
7号公報に開示されているラベル作成機と同様の、カッ
ティングヘッドを具備するインクジェットプリンタと、
公知のラミネータを用いて、保護膜付きラベルを作成す
る方法について説明する。従って、カッティングヘッド
付きインクジェットプリンタ及びラミネータの構成の詳
細説明は省略する。 【0016】まず、ラベルの材料となるベースシートの
構成に関して説明する。ベースシート1は、インクジェ
ットプリント記録を可能とする記録層2と、記録層2の
裏面側に形成された糊層3と、糊層3を挟んで記録層2
の反対側の面に貼り付けられるセパレートシート4とか
ら構成される。ベースシート1は、利用形態に合わせて
ロール状もしくはカットシート状をなしている。 【0017】このベースシート1を用いて、ラベルを形
成する。以下、ラベルの作成方法について説明する。ま
ず使用者は、上述したベースシートをインクジェットプ
リンタの所定位置にセットして、画像記録処理の準備を
行う。 【0018】インクジェットプリンタは、ベースシート
1を搬送しつつ画像データに基づきベースシート1の記
録層2上に画像100を記録する(図1参照)。画像1
00の記録が完了したならば、画像のカッティングを行
う(図2参照)。ここでのカッティング処理では、記録
層2と糊層3にのみ切り込み101を入れ、セパレート
シート4までは切り込みを入れない(切断しない)。 【0019】このカッティング処理においては、セパレ
ートシート4にまで切り込みを入れないように、カッテ
ィングヘッドの高さ位置が調節される。そして、その調
整が終わった後にベースシート1及びカッティングヘッ
ドを相対的に移動させることで、画像100に沿って記
録層2と糊層3のみをカッティングする。 【0020】カッティング処理が完了したならば、ベー
スシートがカットシート状であればそのまま、ロール状
をなしているのであればカッティングヘッドによってベ
ースシート1をカットシート状に切断する。 【0021】カッティング処理が終わったならば、使用
者は画像記録処理済み及びカッティング処理済みのベー
スシート1をインクジェットプリンタから取り外し、ラ
ミネータの所定位置にセットする。 【0022】ベースシート1は、ラミネータによってそ
の表面をラミネート処理される(図3,4参照)。な
お、ここで用いられるラミネートシートは熱転写タイプ
のものであり、その構成の詳細については図5を参照し
て説明する。 【0023】熱転写ラミネートシート11は、ベースシ
ート1の表面側に対向する部位とシート1の裏面側に対
向する部位の2つから構成されている。表面側に対向す
る部位(以下、熱転写箔と呼ぶ)12は、セパレートシ
ート13と、セパレートシート13上に形成された剥離
層14と、さらに剥離層14上に形成された感熱接着性
樹脂層15からなる。 【0024】セパレートシート13は感熱接着性樹脂層
15を支持する基材としての役割を果たしている。この
セパレートシート13は感熱接着性樹脂層15の熱転写
後に感熱接着性樹脂層15から分離される。素材として
は、耐熱性を有する各種樹脂フィルム、例えばポリエス
テル、ポリプロピレン、ナイロンなどが好適であり、さ
らには紙やプラスチックコーティング紙も好適である。
厚さは25μm乃至50μm程度が扱い易い。表面をつ
や消し仕上げにする場合や、表面を光沢仕上げにする場
合には、その目的にあったセパレートシートを用いる。 【0025】剥離層14はセパレートシート13上に塗
布されており、後述する感熱接着性樹脂層15とセパレ
ートシート13との剥離を容易にさせる作用を有する。
素材としては、公知のワックスやシリコーン、アクリル
系樹脂、ガゼイン、ステアリン酸などの薄い塗布層が用
いられる。 【0026】感熱接着性樹脂層15は剥離層14上に設
けられており、無色透明の耐水性を有し、80乃至20
0℃の加熱により軟化又は溶融状態となり、温度が低下
したときに当接した部材と接着状態となる樹脂からな
り、このような樹脂としてはホットメルト接着剤が産業
界で広く知られており、代表例としては、エチレン酢酸
ビニル系、エチレンアクリル酸系、ポリアミド系、ポリ
オレフィン系、ウレタン系、ポリ酢酸ビニル系等の樹脂
が良好に適用可能である。このようなホットメルト接着
剤は良好な耐水性を保有している。 【0027】これらから構成される熱転写箔12は、矩
形に切断された、いわゆるカットシート状を呈してお
り、その形状は被覆されるべきベースシート1の形状よ
りも大きくしてある。 【0028】裏面側に対向する部位は上記熱転写箔12
とほぼ同一の形状あるいはそれよりもやや大きな形状の
バックアップシート16を有する。バックアップシート
16は、種々の素材が適用可能であるが、それ自身接着
性の無いシートを用いるものとする。熱転写後は捨てて
しまうものであるため安価な素材、特に紙が有効であ
る。バックアップシートの役割は、熱転写箔12と協働
してシート1をラミネータのヒートローラ対のニップ部
に適切に送り込むことができるように保持することと、
熱転写時に被覆領域外の感熱接着性樹脂層15を受け止
めて、ラミネータに感熱接着性樹脂層15が付着しない
ようにすることである。 【0029】熱転写箔12とバックアップシート16と
は、図5に示すように互いの一端10で接合され一体に
なっており、熱転写ラミネートシート11を構成してい
る。次にラミネート処理について説明する。 【0030】使用者は、ベースシート1上に保護層とし
ての感熱接着性樹脂層を転写させるために、ベースシー
ト1の表面と感熱接着性樹脂層15とが対向するよう
に、ベースシート1を熱転写箔12およびバックアップ
シート16の間に挟み、その状態で接合部10が用紙搬
送方向下流(ヒートローラ対)に向かうようにラミネー
タの所定位置にセットする。 【0031】熱転写ラミネートシート11に挟まれた状
態のベースシートは、ラミネータのヒートローラ対のニ
ップ部に向けて所定速度で搬送される。ヒートローラ対
によってニップされた部分のラミネートシートの感熱接
着性樹脂層15は、ベースシート1の表面で溶融状態と
なる。そして、さらにベースシート1が搬送されてヒー
トローラ対のニップ部を越えると、感熱接着性樹脂層1
5に印加される熱は低下し、感熱接着性離樹脂層15は
再び固着するものの、その際、感熱接着性樹脂層15は
ベースシート1上に転写される。 【0032】ラミネータからベースシート1及び熱転写
ラミネートシート11が排出された際には、ベースシー
ト4は熱転写ラミネートシート11の熱転写箔12とバ
ックアップシート16の間に挟まれた状態で、かつ感熱
接着性樹脂15の熱転写により一枚のシート状になって
いる(図3参照)。 【0033】使用者はラミネータから排出された、この
シートを取り出し、セパレートシート13の端部を摘ん
でベースシート4から剥離させる。また、バックアップ
シート16は接着性がないため、セパレートシート13
を剥離させることでこちらもも容易に除去することがで
きる。 【0034】この結果、図4に示すように感熱接着性樹
脂層15が保護層として、ベースシート4の表面全体に
わたって転写されることになる。使用者は、この状態即
ちカットシート状のベースシート1上に保護層が被覆さ
れている状態のものを作業現場に持ち込み、その場で各
画像毎のラベルをセパレートシートから剥がして所望の
位置に貼り付ける作業を行う。なお、各画像毎のラベル
をベースシート1から剥がす際には、ベースシート1を
保護層15側が外側になるように湾曲させる(図6参
照)。特に、ラベルの境界部分を湾曲させることで、ベ
ースシート1の記録層2と糊層3とに入れた切り込み1
01が開き、その切り込み101の延長線上にある保護
層15が割れることになる。さらに湾曲させると、ラベ
ルの端部がセパレートシート4の湾曲に耐えられず、ラ
ベルの端部がセパレートシート4から剥がれることにな
る。使用者はラベルのこの剥離した部分を摘むことで、
ラベル全体をセパレートシート4から剥離させることが
可能となる(図7参照)。 【0035】なお、上記転写被覆層15、即ち感熱接着
性樹脂層15は、転写を受けるベースシート1の表面の
耐水性を高め、物理的強度を高める等の基本的な保護作
用効果を持たせておくことが好ましい。又、被覆される
ベースシート1の表面の光学的な散乱を抑えて、絵柄の
良好な視認性も得られる。更に転写被覆層15を構成す
る樹脂中に特殊な機能を有する添加剤を加えて、特殊な
作用効果を得ることが可能である。例えば紫外線吸収剤
を加えて、絵柄の耐光堅牢度を高めることが出来る。
又、電気抵抗を下げる添加剤を加え、埃が付着しにくく
することも可能である。又抗菌性・防黴性の添加剤を加
えて、抗菌・防かび効果を得ることが出来る。 【0036】また、被覆されるシート1の領域外に対応
する外側の感熱接着性樹脂層15は、バックアップシー
ト16に接着することになるので、ラミネータを汚すこ
とも防止できる。 【0037】なお、上記説明では感熱接着性樹脂層15
は単層であり、この単層であっても良好な表面被覆効果
が得られるが、より強い保護効果が要求される場合に
は、剥離層14と感熱接着性樹脂層15との間に別の透
明な樹脂層を介在させる構成をとることが出来る。被覆
されるベースシート1の表面との馴染みを良くするた
め、この樹脂は熱可塑性樹脂であることが好ましい。エ
チレン酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン、ポリ塩化
ビニル、ポリウレタン等が好適である。 【0038】感熱接着性樹脂層15及びこれに熱可塑性
樹脂層を積層させた転写被覆層の厚さを数μmから十数
μm程度といった極めて薄い厚さに設定したとしても、
同様に熱転写工程におけるハンドリング上は全く支障が
なく、良好に熱転写作業を行うことができる。 【0039】また、熱転写ラミネートシート11のセパ
レートシート13の剥離を容易にするために、例えば、
図8に図示するように、熱転写箔12とバックアップシ
ート16とが分離状態となっている他端側の周辺に非熱
接着加工部26を設けても良い。非接着加工部26は、
バックアップシート16の他端部周辺に、ワックス加工
やシリコーン加工等の高いレベルの低表面エネルギー非
粘着加工を施したものである。 【0040】この非接着加工部26は、熱転写の為にラ
ミネータのヒートローラ対を通過させた後も、接着しな
いか又は極めて弱い接着状態となっており、使用者が容
易に摘めることができるようになっている。使用者はこ
の非接着加工部26からセパレートシート13を摘ん
で、そこをきっかけにセパレートシート13を剥離させ
ることができる。このため、セパレートシート13並び
バックアップシート16の除去が容易になる。 【0041】また、セパレートシート13の剥離を容易
にするための変形例としては、図9に図示するように、
熱転写箔12の分離状態となっている他端部周辺に、そ
れ自身では接着性の無い、例えば紙材などからなるシー
ト片を接着して、そのシート片を非接着加工部27とし
たものも考えられる。この構成によれば、被覆のために
ラミネータのヒートローラ対のニップ部を通過させた後
でも、このシート片27はバックアップシート16とは
接着しないので、この部分を手掛かりにしてセパレート
シート13とバックアップシート16を除去することが
できる。 【0042】以上説明したように、本実施形態によれば
汎用のインクジェット&カッティングプロッタであって
も、容易に保護膜が施されたラベルを作成することが可
能である。特に、画像の記録後にカッティング処理を行
い、その後に転写工程を行うようにしているので、画像
とカッティングヘッドとの移動軌跡とのずれ量を増幅さ
れることがない。つまり、インクジェット&カッティン
グプロッタの性能上具備している画像とカッティングヘ
ッドとの移動軌跡とのずれ量に、ラミネート工程は何ら
関与しない。このためベースシートに基準線を記録する
必要がない。 【0043】また、被覆保護層も、ベースシートの記録
層及び糊層に入れた切り込みをきっかけにして手作業で
容易に割れるので、カッティングヘッドなどでの切断作
業が必要ない。 【0044】 【発明の効果】以上、本発明によれば、作成しようとす
るラベルが、いかなる形状であったとしても、簡便にか
つ安価に、ラベル表面に保護層を形成することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 図1(A)は第1実施形態の記録工程後のベ
ースシート1の平面図であり、図1(B)はその断面図
である。 【図2】 図2(A)は第1実施形態のカッティング工
程後のベースシート1の平面図であり、図2(B)はそ
の断面図である。 【図3】 図3(A)は第1実施形態のラミネート工程
におけるラミネータから排出された時のベースシート1
の平面図であり、図3(B)はその断面図である。 【図4】 図4(A)は第1実施形態のラミネート工程
におけるセパレートシート13の剥離後のベースシート
1の平面図であり、図4(B)はその断面図である。 【図5】 図5は第1実施形態に用いられる熱転写ラミ
ネートシート11の断面図である。 【図6】 図6はラベルをセパレートシート4から剥離
させる状態を示す断面図である。 【図7】 図7(A)はラベルの平面図であり、図7
(B)はその断面図である。 【図8】 図8は熱転写ラミネートシートの変形例の断
面図である。 【図9】 図9は熱転写ラミネートシートの変形例の断
面図である。 【図10】 図10は従来のラベル作成機におけるキャ
リッジ周辺の構成を示した斜視図である。 【図11】 図11は従来のラベル作成機における構成
のブロック図である。 【符号の説明】 1 ベースシート 2 記録層 3 糊層 4 セパレーシート 10 接合部 11 熱転写ラミネートシート 12 熱転写箔 13 セパレートシート 14 剥離層 15 感熱接着性樹脂層 16 バックアップシート 26 非接着加工部(低表面エネルギー非粘着加工部) 27 非接着加工部(シート片) 100 画像 101 切り込み

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】シートに対して、その表面に所望の画像を
    記録する記録工程と、 前記記録工程においてシートに記録された画像に関連付
    けて、シートに切り込みを入れるカッティング工程と、 前記カッティング工程において切り込みを入れられたシ
    ート表面に対して、セパレートシートと当該セパレート
    シート上に設けられた感熱接着性樹脂層とを有するラミ
    ネート材を熱転写させ、その後に前記セパレートシート
    を剥離させるラミネート工程と、を有することを特徴と
    するラベル作成方法。
JP2002057854A 2002-03-04 2002-03-04 ラベル作成方法 Withdrawn JP2003251718A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009038234A1 (ja) * 2007-09-20 2009-03-26 Lintec Corporation 粘着ラベルシート及びその製造方法
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