JPWO2009031200A1 - データ記録プログラム、データ記録装置、データ記録方法および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施の形態の概要を示す図である。図1に示されるコンピュータ1は、シミュレーションプログラム10などが算出する、複数の次元軸データから構成される多次元空間において変化するデータについて、データを格納するために必要な記憶容量を節約すると共に、データ数を削減するための計算負荷も低減させるものである。コンピュータ1は、データ取得手段11、モード設定手段12、軸判定変化率算出手段13、軸判定手段14、対象軸設定手段15、記録判定変化率算出手段16、記録判定手段17、および記録手段18を有する。
対象軸設定手段15は、軸判定手段14によって軸データ変化率が高いと判定された軸を対象軸に設定する一方、軸判定手段14によって軸データ変化率が高いと判定されなかった軸を対象軸に設定しない。
記録手段18は、記録判定手段17が取得されたデータを記録すると判定した場合、軸データに対応する取得されたデータをデータテーブル19に記録する一方、記録判定手段17が取得されたデータを記録しないと判定した場合、軸データに対応する取得されたデータをデータテーブル19に記録しない。
図2は、データ記録装置のハードウェア構成を示す図である。データ記録装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105および通信インタフェース106が接続されている。
次に、データ記録装置100のモジュール構成について説明する。
図4は、設定パラメータテーブルのデータ構造例を示す図である。
設定パラメータテーブル701には、データ記録装置100によるデータ数削減のための設定パラメータを示す設定情報210が、テーブル化されて格納されている。設定パラメータテーブル701には、パラメータ名を示すフィールド701a、およびパラメータの設定値を示すフィールド701bが設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、更新情報を構成する。
フィールド701bには、フィールド701aに示されるパラメータに設定される設定値が設定される。
ここで、本実施の形態の設定パラメータテーブル701に格納されている設定情報210に含まれる各パラメータについて説明する。
図5は、データ記録装置で行われる計算を示す図である。
図6は、一次元性モデルの例を示す図である。本実施の形態における一次元性モデルとは、例えば、物質の沈殿のように、空間において一次元方向(物質の沈殿の場合は上下方向)に大きな変化が見られるモデルである。一次元モデルの場合には、一次元方向に対する変化率と時間軸の変化率とが重視される。
図7は、一次元性モデルの場合の空間データテーブルのデータ構造例を示す図である。空間データテーブル910には、一次元性モデルの場合のシミュレーションの実行の結果取得されるデータの一例が、記録部118によってテーブル化されてデータテーブル121として格納されている。空間データテーブル910には、TIMEを示すフィールド911、X−AXISを示すフィールド912、Y−AXISを示すフィールド913、Z−AXISを示すフィールド914、およびOUTPUTを示すフィールド915が設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、多次元データを構成する。
X軸方向の変化率を計算する場合、X軸の値が1だけ異なり、時間軸および他の空間軸が等しいもの同士のデータのすべての組み合わせについて、X軸が大きいもののデータの値からX軸が小さいもののデータの値を引いた差分を計算する。そして、求めた差分の平均値を、X軸方向の変化率とする。
図8は、二次元性モデルの例を示す図である。本実施の形態における二次元性モデルとは、例えば、管内を流れる流体のように、空間において二次元方向(管内を流れる流体の場合は管の断面と平行な方向)に大きな変化が見られるモデルである。二次元モデルの場合には、二次元方向に対する変化率と時間軸の変化率とが重視される。
図9は、二次元性モデルの場合の空間データテーブルのデータ構造例を示す図である。空間データテーブル920には、二次元性モデルの場合のシミュレーションの実行の結果取得されるデータの一例が、記録部118によってテーブル化されてデータテーブル121として格納されている。空間データテーブル920には、空間データテーブル910と同様に、TIMEを示すフィールド921、X−AXISを示すフィールド922、Y−AXISを示すフィールド923、Z−AXISを示すフィールド924、およびOUTPUTを示すフィールド925が設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、多次元データを構成する。
一次元モデルの場合と同様にX軸方向について変化率を計算すると、空間データテーブル920において、X軸の値が1だけ異なり他の軸が等しいデータの組み合わせは、データ925aおよびデータ925g、データ925bおよびデータ925h、ならびにデータ925cおよびデータ925jがある。これらの組のそれぞれについてX軸の値が大きいものからX軸の値が小さいもののデータの値を引いて差分を求めると、それぞれ、0.8−0.8=0、1.3−1.2=0.1、1.7−1.6=0.1となる。この差分の平均値である、(0+0.1+0.1)÷3≒0.07が、X軸方向の変化率となる。
図10は、三次元性モデルの例を示す図である。本実施の形態における三次元性モデルとは、空間において三次元方向に大きな変化が見られるモデルである。三次元モデルの場合には、三次元方向に対する変化率と時間軸の変化率とが重視される。
次に、データ記録装置100が有する三次元モデルの空間データテーブルについて説明する。
一次元モデルの場合と同様にX軸方向について変化率を計算すると、空間データテーブル930において、X軸の値が1だけ異なり他の軸が等しいデータの組み合わせは、データ935aおよびデータ935g、データ935bおよびデータ935h、ならびにデータ935cおよびデータ935jがある。これらの組のそれぞれについてX軸の値が大きいものからX軸の値が小さいもののデータの値を引いて差分を求めると、それぞれ、2.3−1.7=0.6、2.4−0.5=1.9、0.6−1.3=−0.7となる。この差分の平均値である、(0.6+1.9−0.7)÷3≒0.6が、X軸方向の変化率となる。
図12および図13は、データ記録処理の手順を示すフローチャートである。以下、図12および図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS13] モード設定部112は、所定の条件に従って、次元性調査モードに設定する。所定の条件が成立して次元性調査モードに設定される場合、および既に次元性調査モードに設定されている場合には、ステップS14に処理が進む一方、次元性調査モードが解除されていれば、ステップS15に処理が進む。
[ステップS21] 記録部118は、データテーブル121にデータを記録する。ここでは、次元性調査モードではステップS14で変化率が算出された物理量を示すデータが記録される。また、次元性調査モードの解除時ではステップS15で算出された変化率に基づいてステップS15で記録すると判定された物理量を示すデータが記録される。
[ステップS24] 軸判定部114は、ステップS23で算出された各軸の変化率の平均値に基づいて、データを記録するか否かを判定する記録判定処理(図14および図15)のための変化率計算の対象となる対象軸を決定する(図5)。
[ステップS32] 記録判定部117は、ステップS11(図12)において取得した設定パラメータ(図4)から、ステップS31において選択した軸に対応する閾値を取得する。
[ステップS37] 記録判定部117は、現在判定しているデータを記録しないように設定し、その後処理を終了する。
[ステップS44] 記録判定部117は、現在判定しているデータを記録するように設定し、その後処理を終了する。
10 シミュレーションプログラム
11 データ取得手段
12 モード設定手段
13 軸判定変化率算出手段
14 軸判定手段
15 対象軸設定手段
16 記録判定変化率算出手段
17 記録判定手段
18 記録手段
19 データテーブル
Claims (16)
- 複数の次元軸で構成される空間において時間の経過に応じて変化するデータを記録するデータ記録プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記空間を構成する各次元軸の方向の変位と、時間軸によって示される前記時間の経過とに従って変化する前記データを、前記各次元軸と前記時間軸とに対応付けて取得するデータ取得手段、
次元性調査の対象となる対象軸を前記軸データの変化の大きさに基づいて決定する次元性調査モードに設定し、設定した前記次元性調査モードを解除するモード設定手段、
前記次元性調査モードにおいて、前記データ取得手段によって取得された前記データに基づき、前記次元軸および前記時間軸の各軸の方向の変化に応じて前記データが変化する率を示す軸データ変化率をそれぞれ算出する軸判定変化率算出手段、
前記軸選択変化率算出手段によって算出された前記軸データ変化率に基づき、各前記軸の軸データ変化率が低いか否かを判定する軸判定手段、
前記軸判定手段によって前記軸データ変化率が高いと判定された軸を対象軸に設定する一方、前記軸判定手段によって前記軸データ変化率が高いと判定されなかった軸を対象軸に設定しない対象軸設定手段、
前記次元性調査モードが解除されているときにおいて、前記データ取得手段によって取得された前記データに基づき、前記対象軸設定手段によって設定された対象軸の各軸の方向の変化に応じて前記データが変化する率を示す軸データ変化率をそれぞれ算出する記録判定変化率算出手段、
前記記録判定変化率算出手段によって算出された前記軸データ変化率に基づき、当該軸データに対応する前記データを記録するか否かを判定する記録判定手段、
前記記録判定手段が前記データを記録すると判定した場合、前記軸データに対応する前記データをデータテーブルに記録する一方、前記記録判定手段が前記データを記録しないと判定した場合、前記データに対応する前記データを前記データテーブルに記録しない記録手段、
として機能させることを特徴とするデータ記録プログラム。 - 前記軸判定変化率算出手段は、各前記軸について、単位時間ごとの当該軸方向の前記データの変化率の平均値を算出して、算出した各平均値をそれぞれ当該軸の軸データ変化率とし、
前記記録判定変化率算出手段は、各前記軸について、単位時間ごとの当該軸方向の前記データの変化率の平均値を算出して、算出した各平均値をそれぞれ当該軸の軸データ変化率とする、
ことを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録プログラム。 - さらに前記コンピュータを、前記軸データ変化率が低いか否かを判定するための前記軸ごとに対応する閾値を取得する設定情報取得手段として機能させ、
前記軸判定手段は、前記軸判定変化率算出手段によって算出された各前記軸の軸データ変化率と、前記設定情報取得手段によって取得された当該軸に対応する閾値とを比較して、当該軸の軸データ変化率が前記閾値未満である場合、当該軸の軸データ変化率が低いと判定し、
前記記録判定手段は、前記記録判定変化率算出手段によって算出された前記対象軸の軸データ変化率と、前記設定情報取得手段によって取得された当該対象軸に対応する閾値とを比較して、少なくともいずれか1つの前記対象軸の軸データ変化率が前記閾値未満である場合、前記軸データに対応する前記データを前記データテーブルに記録しないと判定する、
ことを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録プログラム。 - 前記設定情報取得手段は、さらに、前記軸判定手段による判定の対象としてユーザにより指定された軸を示す指定軸を取得し、
前記軸判定手段は、前記指定軸のみについて、前記軸判定変化率算出手段によって算出された各前記軸の軸データ変化率と、前記設定情報取得手段によって取得された当該軸に対応する閾値とを比較して、当該軸の軸データ変化率が前記閾値未満である場合、当該軸の軸データ変化率が低いと判定し、
前記記録判定手段は、前記対象軸について、前記軸の軸データ変化率と当該軸に対応する閾値とを比較して、前記対象軸のうち少なくともいずれか1つの軸の軸データ変化率が前記閾値未満である場合、前記軸データに対応する前記データを前記データテーブルに記録しないと判定する、
ことを特徴とする請求の範囲第3項記載のデータ記録プログラム。 - 前記軸判定変化率算出手段は、前記指定軸についてのみ、単位時間ごとの当該指定軸方向の前記データの変化率の平均値を算出して、算出した各平均値をそれぞれ当該指定軸の軸データ変化率とし、
前記記録判定変化率算出手段は、前記対象軸についてのみ、単位時間ごとの当該対象軸方向の前記データの変化率の平均値を算出して、算出した各平均値をそれぞれ当該対象軸の軸データ変化率とする、
ことを特徴とする請求の範囲第4項記載のデータ記録プログラム。 - さらに前記コンピュータを、前記軸データ変化率が低いか否かを判定するための前記軸ごとに対応する閾値を取得する設定情報取得手段として機能させ、
前記軸判定手段は、前記軸判定変化率算出手段によって算出された各前記軸の軸データ変化率と、前記設定情報取得手段によって取得された当該軸に対応する閾値とを比較して、当該軸の軸データ変化率が前記閾値未満である場合、当該軸の軸データ変化率が低いと判定し、
前記記録判定手段は、前記記録判定変化率算出手段によって算出された前記対象軸の軸データ変化率と、前記設定情報取得手段によって取得された当該対象軸に対応する閾値とを比較して、すべての前記対象軸の軸データ変化率が前記閾値未満である場合、前記軸データに対応する前記データを前記データテーブルに記録しないと判定する、
ことを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録プログラム。 - 前記設定情報取得手段は、さらに、前記軸判定手段による判定の対象としてユーザにより指定された軸を示す指定軸を取得し、
前記軸判定手段は、前記指定軸について、前記軸判定変化率算出手段によって算出された各前記軸の軸データ変化率と、前記設定情報取得手段によって取得された当該軸に対応する閾値とを比較して、当該軸の軸データ変化率が前記閾値未満である場合、当該軸の軸データ変化率が低いと判定し、
前記記録判定手段は、前記対象軸のみについて、前記軸の軸データ変化率と当該軸に対応する閾値とを比較して、すべての前記対象軸の軸データ変化率が前記閾値未満である場合、前記軸データに対応する前記データを前記データテーブルに記録しないと判定する、
ことを特徴とする請求の範囲第6項記載のデータ記録プログラム。 - 前記軸判定変化率算出手段は、前記指定軸についてのみ、単位時間ごとの当該指定軸方向の前記データの変化率の平均値を算出して、算出した各平均値をそれぞれ当該指定軸の軸データ変化率とし、
前記記録判定変化率算出手段は、前記対象軸についてのみ、単位時間ごとの当該対象軸方向の前記データの変化率の平均値を算出して、算出した各平均値をそれぞれ当該対象軸の軸データ変化率とする、
ことを特徴とする請求の範囲第7項記載のデータ記録プログラム。 - 前記データ取得手段は、前記データを前記時間軸の変化に基づいて順次取得し、
前記モード設定手段は、前記データ取得手段によって最初に取得されたデータから所定個数のデータまでは前記次元調査モードに設定して当該データを処理する一方、前記データ取得手段によって最初に取得されたデータから所定個数のデータ以後のデータは前記次元性調査モードを解除して当該データを処理することを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録プログラム。 - 前記データ取得手段は、前記データを前記時間軸の変化に基づいて順次取得し、
前記モード設定手段は、前記データ取得手段によって最初にデータが取得されてから経過した前記時間が所定の時間以内のデータまでは前記次元調査モードに設定して当該データを処理する一方、前記データ取得手段によって最初にデータが取得されてから経過した前記時間が所定の時間以後に取得されたデータは前記次元性調査モードを解除して当該データを処理することを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録プログラム。 - 前記データ取得手段は、前記データを前記時間軸の変化に基づいて順次取得し、
前記モード設定手段は、前記データ取得手段によって取得されたあるデータから所定個数のデータまでは前記次元調査モードに設定して当該データを処理すると共に、その後に取得された第2の所定の個数のデータについては前記次元調査モードを解除して当該データを処理し、その後はこれらの前記次元調査モードの設定および解除を交互に繰り返して当該データを処理することを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録プログラム。 - 前記データ取得手段は、前記データを前記時間軸の変化に基づいて順次取得し、
前記モード設定手段は、前記データ取得手段によって取得されたあるデータから経過した前記時間が第1の所定時間内のデータまでは前記次元調査モードに設定して当該データを処理すると共に、その後経過した前記時間が第2の所定時間内のデータについては前記次元調査モードを解除して当該データを処理し、その後はこれらの前記次元調査モードの設定および解除を交互に繰り返して当該データを処理することを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録プログラム。 - 前記軸判定変化率算出手段は、各前記次元軸データにおける単位時間ごとの当該次元軸方向の前記データの変化率の平均値を算出して、算出した各平均値をそれぞれ当該次元軸の軸データ変化率とし、
前記軸判定手段は、前記軸判定変化率算出手段によって算出された前記次元軸の軸データ変化率に基づき、各前記次元軸の軸データ変化率が低いか否かを判定し、
前記記録判定変化率算出手段は、前記対象軸の各前記次元軸データにおける単位時間ごとの当該対象軸の前記データの変化率の平均値を算出して、算出した各平均値をそれぞれ当該対象軸の軸データ変化率とし、
前記記録判定手段は、前記記録判定変化率算出手段によって算出された前記対象軸の軸データ変化率に基づき、当該対象軸の軸データに対応する前記データを記録するか否かを判定する、
ことを特徴とする請求の範囲第1項記載のデータ記録プログラム。 - 複数の次元軸で構成される空間において時間の経過に応じて変化するデータを記録するデータ記録装置において、
前記空間を構成する各次元軸の方向の変位と、時間軸によって示される前記時間の経過とに従って変化する前記データを、前記各次元軸と前記時間軸とに対応付けて取得するデータ取得手段と、
次元性調査の対象となる対象軸を前記軸データの変化の大きさに基づいて決定する次元性調査モードに設定し、および設定した前記次元性調査モードを解除するモード設定手段と、
前記次元性調査モードにおいて、前記データ取得手段によって取得された前記データに基づき、前記次元軸および前記時間軸の各軸の方向の変化に応じて前記データが変化する率を示す軸データ変化率をそれぞれ算出する軸判定変化率算出手段と、
前記軸選択変化率算出手段によって算出された前記軸データ変化率に基づき、各前記軸の軸データ変化率が低いか否かを判定する軸判定手段と、
前記軸判定手段によって前記軸データ変化率が高いと判定された軸を対象軸に設定する一方、前記軸判定手段によって前記軸データ変化率が高いと判定されなかった軸を対象軸に設定しない対象軸設定手段と、
前記次元性調査モードが解除されているときにおいて、前記データ取得手段によって取得された前記データに基づき、前記対象軸設定手段によって設定された対象軸の各軸の方向の変化に応じて当該軸の軸データが変化する率を示す軸データ変化率をそれぞれ算出する記録判定変化率算出手段と、
前記記録判定変化率算出手段によって算出された前記軸データ変化率に基づき、当該軸データに対応する前記データを記録するか否かを判定する記録判定手段と、
前記記録判定手段が前記データを記録すると判定した場合、前記軸データに対応する前記データをデータテーブルに記録する一方、前記記録判定手段が前記データを記録しないと判定した場合、前記軸データに対応する前記データを前記データテーブルに記録しない記録手段と、
を有することを特徴とするデータ記録装置。 - コンピュータが、複数の次元軸で構成される空間において時間の経過に応じて変化するデータを記録するデータ記録方法において、
データ取得手段が、前記空間を構成する各次元軸の方向の変位と、時間軸によって示される前記時間の経過とに従って変化する前記データを、前記各次元軸と前記時間軸とに対応付けて取得し、
モード設定手段が、次元性調査の対象となる対象軸を前記軸データの変化の大きさに基づいて決定する次元性調査モードに設定し、および設定した前記次元性調査モードを解除し、
軸判定変化率算出手段が、前記次元性調査モードにおいて、前記データ取得手段によって取得された前記データに基づき、前記次元軸および前記時間軸の各軸の方向の変化に応じて前記データが変化する率を示す軸データ変化率をそれぞれ算出し、
軸判定手段が、前記軸選択変化率算出手段によって算出された前記軸データ変化率に基づき、各前記軸の軸データ変化率が低いか否かを判定し、
対象軸設定手段が、前記軸判定手段によって前記軸データ変化率が高いと判定された軸を対象軸に設定する一方、前記軸判定手段によって前記軸データ変化率が高いと判定されなかった軸を対象軸に設定せず、
記録判定変化率算出手段が、前記次元性調査モードが解除されているときにおいて、前記データ取得手段によって取得された前記データに基づき、前記対象軸設定手段によって設定された対象軸の各軸の方向の変化に応じて当該軸の軸データが変化する率を示す軸データ変化率をそれぞれ算出し、
記録判定手段が、前記記録判定変化率算出手段によって算出された前記軸データ変化率に基づき、当該軸データに対応する前記データを記録するか否かを判定し、
記録手段が、前記記録判定手段が前記データを記録すると判定した場合、前記軸データに対応する前記データをデータテーブルに記録する一方、前記記録判定手段が前記データを記録しないと判定した場合、前記軸データに対応する前記データを前記データテーブルに記録しない、
ことを特徴とするデータ記録方法。 - 複数の次元軸で構成される空間において時間の経過に応じて変化するデータを記録するデータ記録プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記コンピュータを、
前記空間を構成する各次元軸の方向の変位と、時間軸によって示される前記時間の経過とに従って変化する前記データを、前記各次元軸と前記時間軸とに対応付けて取得するデータ取得手段、
次元性調査の対象となる対象軸を前記軸データの変化の大きさに基づいて決定する次元性調査モードに設定し、および設定した前記次元性調査モードを解除するモード設定手段、
前記次元性調査モードにおいて、前記データ取得手段によって取得された前記データに基づき、前記次元軸および前記時間軸の各軸の方向の変化に応じて前記データが変化する率を示す軸データ変化率をそれぞれ算出する軸判定変化率算出手段、
前記軸選択変化率算出手段によって算出された前記軸データ変化率に基づき、各前記軸の軸データ変化率が低いか否かを判定する軸判定手段、
前記軸判定手段によって前記軸データ変化率が高いと判定された軸を対象軸に設定する一方、前記軸判定手段によって前記軸データ変化率が高いと判定されなかった軸を対象軸に設定しない対象軸設定手段、
前記次元性調査モードが解除されているときにおいて、前記データ取得手段によって取得された前記データに基づき、前記対象軸設定手段によって設定された対象軸の各軸の方向の変化に応じて前記データが変化する率を示す軸データ変化率をそれぞれ算出する記録判定変化率算出手段、
前記記録判定変化率算出手段によって算出された前記軸データ変化率に基づき、当該軸データに対応する前記データを記録するか否かを判定する記録判定手段、
前記記録判定手段が前記データを記録すると判定した場合、前記軸データに対応する前記データをデータテーブルに記録する一方、前記記録判定手段が前記データを記録しないと判定した場合、前記データに対応する前記データを前記データテーブルに記録しない記録手段、
として機能させることを特徴とするデータ記録プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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