JPWO2008129789A1 - 観察装置および波長制限フィルタ - Google Patents

観察装置および波長制限フィルタ Download PDF

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Abstract

【解決手段】培養容器で培養される試料を観察する観察装置であって、照明光学系を備え、試料を照明する照明部と、撮像素子を備え、照明部により照明された試料の像を撮像して画像を生成する撮像部と、照明光学系の光軸上で、かつ、照明部と撮像部との間に配置され、試料の培養に用いる培地に含まれる添加物の光吸収特性に応じて、照明光学系からの照明光の一部の波長を制限する波長制限フィルタとを備える。したがって、添加物に起因する画像の変化を抑え、自動観察において適切な画像の生成を可能とすることができる。

Description

本発明は、培養容器で培養される試料を観察する観察装置および観察装置用の波長制限フィルタに関する。
従来から、培養容器で培養される試料を観察する観察装置として、位相差顕微鏡などが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような観察装置により観察される試料には、各種の微生物や細胞等がある。
特開平11−84260号公報
ところで、上述した微生物や細胞などの試料の培養においては、培地にpH指示薬などの添加物を添加することが多い。pH指示薬などの添加物には、特徴的な光吸収特性を有するものがある。そのため、添加物に起因して、観察される試料の明るさや見え方が変化してしまう場合がある。人間による目視観察の場合には、明るさやコントラストなどを人間が適宜調整することにより、このような変化に対応することが可能である。しかし、カメラなどの撮像装置を用いた自動観察の場合には、生成される画像の明るさやコントラストが変化してしまうため、画像において発生した各種の変化が試料の変化に起因するものか添加物に起因するものか区別がつかないという問題がある。
本発明の観察装置および観察装置用の波長制限フィルタは、添加物に起因する画像の変化を抑え、自動観察において適切な画像の生成を可能とすることを目的とする。
本発明の観察装置は、培養容器で培養される試料を観察する観察装置であって、照明光学系を備え、前記試料を照明する照明部と、撮像素子を備え、前記照明部により照明された前記試料の像を撮像して画像を生成する撮像部と、前記照明光学系の光軸上で、かつ、前記照明部と前記撮像部との間に配置され、前記試料の培養に用いる培地に含まれる添加物の光吸収特性に応じて、前記照明光学系からの照明光の一部の波長を制限する波長制限フィルタとを備える。
なお、好ましくは、前記添加物の光吸収特性は、前記培地のpH変化に伴う光吸収特性と前記培地の濃度変化に伴う光吸収特性との少なくとも一方であっても良い。
また、好ましくは、前記波長制限フィルタは、前記添加物の光吸収特性に加えて、前記撮像素子の感度特性に応じて、前記照明光の一部の波長を制限しても良い。
また、好ましくは、制限波長の異なる複数の前記波長制限フィルタを備え、前記添加物の光吸収特性に応じて、前記複数の波長制限フィルタのうち何れかの波長制限フィルタを前記照明光学系の光軸上で、かつ、前記照明部と前記撮像部との間に配置するフィルタ制御部を備えても良い。
また、好ましくは、前記波長制限フィルタは、制限波長が可変であるフィルタであり、前記添加物の光吸収特性に応じて、前記波長制限フィルタによる制限波長を変更する制限波長制御部を備えても良い。
本発明の波長制限フィルタは、照明光学系を備え、試料を照明する照明部と、撮像素子を備え、前記照明部により照明された前記試料の像を撮像して画像を生成する撮像部とを備えるとともに、培養容器で培養される前記試料を観察する観察装置用の波長制限フィルタであって、前記照明光学系の光軸上で、かつ、前記照明部と前記撮像部との間に配置され、前記試料の培養に用いる培地に含まれる添加物の光吸収特性に応じて、前記照明光学系からの照明光の一部の波長を制限する。
本発明の観察装置および観察装置用の波長制限フィルタによれば、添加物に起因する画像の変化を抑え、自動観察において適切な画像の生成を可能とすることができる。
本実施形態の顕微鏡の構成を示すブロック図である。 GIFフィルタの光吸収特性を示す図である。 フェノールレッドの光吸収特性を示す図である。 培地の光路長と培地中のフェノールレッドの濃度とを固定し、培地のpH値を変化させた場合の光吸収特性を示す図である。 培地のpH値と培地中のフェノールレッドの濃度とを固定し、培地の光路長を変化させた場合の光吸収特性を示す図である。 照明光源部21から照射された光が撮像素子8Aに到達し、画像が生成されるまでの流れを示す図である。 撮像素子8Aの分光感度特性を示す図である。 培地の光路長と培地中のフェノールレッドの濃度とを固定し、培地のpH値を変化させた場合の光吸収特性に、撮像素子8Aの感度特性を加えた場合の出力特性を示す図である。 培地のpH値と培地中のフェノールレッドの濃度とを固定し、培地の光路長を変化させた場合の光吸収特性に、撮像素子8Aの感度特性を加えた場合の出力特性を示す図である。 pH値の変化に伴う出力値O(Io)の平均値からの変動幅の変化を示す図である。 pH値の変化に伴う出力値O(Io)の平均値からの変動幅の変化を示す別の図である。 照明光源部21から照射された光が撮像素子8Aに到達し、画像が生成されるまでの流れを示す別の図である。 コンピュータ制御部31の動作を示すフローチャートである。 コンピュータ制御部31の動作を示す別のフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、本発明の観察装置の一例として、位相差顕微鏡を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態における顕微鏡の構成を示すブロック図である。図1に示すように、顕微鏡1は、顕微鏡本体2、照明部3、コンピュータ4から構成される。
顕微鏡本体2は、観察対象の試料を静置するステージ5、対物レンズ部6、位相板7、撮像部8、対物レンズ部6からの光束を撮像部8に導くミラー9を備える。また、顕微鏡本体2は、照明部3と相互に接続可能なコネクタI/F部10、コンピュータ4と相互に接続可能な外部I/F部11、焦点調節を行う焦点調節部12、各部を制御する顕微鏡制御部13を備える。顕微鏡制御部13は、撮像部8、コネクタI/F部10、外部I/F部11、焦点調節部12と相互に接続されるとともに、ステージ5を制御する。
対物レンズ部6は、対物レンズ、対物レンズ駆動部、中間変倍部などを備える。なお、複数の対物レンズを備え、それらを切り替えて使用可能な構成であっても良い。また、位相板7の断面図を7Aに示す。また、撮像部8は、撮像素子8A、A/D変換などの画像処理を行う画像処理部などを備える。
照明部3は、照明光源部21、リング絞り22、照明光源部21を制御する照明部制御部23、波長制限フィルタ24を備える。照明光源部21は、LEDなどの光源、集光レンズ、絞り、ミラーなどを備える。照明部制御部23は、上述したコネクタI/F部10を介して、顕微鏡制御部13と接続され、顕微鏡制御部13の指示にしたがって照明光源部21を制御する。リング絞り22の断面図を22Aに示す。
波長制限フィルタ24は、照明光源部21からの照明光の一部の波長を制限するフィルタであり、図1に示すように、照明光源部21とリング絞り22との間に配置される。波長制限フィルタ24の詳細は後述する。
コンピュータ4は、コンピュータ制御部31、表示部32、操作部33を備え、操作部33を介して顕微鏡1の動作に関わるユーザ指示を受け付けるとともに、顕微鏡1から取得した画像を表示部32に表示する。また、コンピュータ制御部31は、不図示のメモリに各部を制御するためのプログラムを予め記録する。そして、コンピュータ制御部31は、外部I/F部11を介して顕微鏡制御部13と接続され、撮像部8により生成された画像を顕微鏡制御部13から取得するとともに、顕微鏡制御部13を制御する。
顕微鏡1の観察においては、ステージ5に静置された培養容器に対して、照明光源部21により照明光を照射する。照明光は、リング絞り22によって絞られ、波長制限フィルタ24を透過してステージ5上の培養容器内の試料を照明する。そして、試料を透過した光束(直接光と回折光とを含む)は、対物レンズ6を透過して位相板7に到達する。そして、位相板7を経た光束は、ミラー9により撮像部8に導かれる。撮像部8は、撮像素子8Aにより試料の透過像を撮像して画像を生成する。撮像部8により生成される画像は、位相差により明暗のコントラストを有する画像である。
顕微鏡制御部13は、ステージ5を上下方向に移動することにより、焦点調節の対象となる面を変更するとともに、焦点調節部12を介して対物レンズ部6の一部を対物レンズの光軸方向に移動して、焦点調節を行う。なお、焦点調節は、公知技術と同様に行われるため、説明を省略する。
次に、波長制限フィルタ24について説明する。波長制限フィルタ24は、上述したように、照明光源部21からの照明光の一部の波長を制限するフィルタである。どの部分の波長を制限するかは、試料の培養に用いる培地に含まれる添加物によって決まる。以下では、添加物の一例として、pH指示薬であるフェノールレッドを例に挙げて説明する。
図2は、顕微鏡において一般的に用いられているGIF(グリーン干渉)フィルタの光吸収特性を示す図である。図2に示すように、GlFフィルタは、500〜600nmの範囲で透過率が高く、この領域の波長を用いて観察が行われる。したがって、人間による目視観察においては、視感度にマッチして観察しやすい。
次に、フェノールレッドの光吸収特性について説明する。図3は、フェノールレッドの光吸収特性を示す図である。図3に示すように、フェノールレッドは500〜600nm付近に特徴的な吸収帯がある。この吸収帯は、培地のpH値の変化、光軸方向の培地の厚さ(以下、「培地の光路長」と称する)、および培地中のフェノールレッドの濃度変化に応じて変化することが知られている。なお、培地の光路長および培地中のフェノールレッドの濃度変化は、培地の濃度に関するファクターである。
図4に培地の光路長と培地中のフェノールレッドの濃度とを固定し、培地のpH値を変化させた場合の光吸収特性を示す。図4に示すように、pH値がpH7.0、pH7.4、pH7.8、pH8.2と高くなると、光吸収特性の変化が大きくなることが分かる。
図5に培地のpH値と培地中のフェノールレッドの濃度とを固定し、培地の光路長を変化させた場合の光吸収特性を示す。図5に示すように、培地の光路長が5mm、10mm、15mmと長くなると、光吸収特性の変化が大きくなることが分かる。
培地のpH値と培地の光路長とを固定し、培地中のフェノールレッドの濃度を変化させた場合にも、濃度が高くなるほど光吸収特性の変化が大きくなる。
ここで、照明光源部21から照射された光が撮像素子8Aに到達し、画像が生成されるまでの流れを考える。図6は、照明光源部21から照射された光が撮像素子8Aに到達し、画像が生成されるまでの流れを示す図である。図6において、撮像素子8Aに入射する入射光Iin(λ)は、以下の式1で表される。
in(λ)=Io(λ)×τ1(λ)×τ2(λ)×A ・・・(式1)
ただし、式1において、Io(λ)は照明光源部21の出力を示し、τ1(λ)は波長制限フィルタ24の影響を示し、τ2(λ)は培地(培地に添加されたフェノールレッド)の影響を示し、Aは、以下の式2で表される試料の周囲媒体による光吸収特性を示す。
A=α(λ)×L×C ・・・(式2)
ただし、式2において、α(λ)は吸光係数を示し、Lは培地の光路長を示し、Cは培地中のフェノールレッドの濃度を示す。
また、図6中の撮像素子8AにおけるRes(λ)は撮像素子8Aのレスポンス関数を示す。このレスポンス関数は、撮像素子8Aの分光感度特性に応じて決まる関数である。図7に撮像素子8Aの分光感度特性を示す。
次に、撮像素子8Aにより画像が生成される際の出力値O(Io)について説明する。撮像素子8Aによる画像の生成において各種波長が合成され、出力値O(Io)は以下の式3で表される。
Figure 2008129789
式3から明らかなように、フェノールレッドの光吸収特性に加えて、撮像素子8Aの感度特性を鑑みて、波長制限フィルタ24を構成することが好ましい。
そこで、図4で説明した培地の光路長と培地中のフェノールレッドの濃度とを固定し、培地のpH値を変化させた場合の光吸収特性に、撮像素子8Aの感度特性を加えた場合の出力特性を図8に示す。図8の縦軸は撮像素子8Aに入射する入射光Iin(λ)と撮像素子8Aのレスポンス関数Res(λ)とを乗じて0〜1に正規化した値の変化を示す。図8に示すように、出力特性は500〜600nmの範囲で大きく変化し、600〜650nmの範囲で安定する。
また、図9に、図5で説明した培地のpH値と培地中のフェノールレッドの濃度とを固定し、培地の光路長を変化させた場合の光吸収特性に、撮像素子8Aの感度特性を加えた場合の出力特性を示す。図9の縦軸は図8と同様に撮像素子8Aに入射する入射光Iin(λ)と撮像素子8Aのレスポンス関数Res(λ)とを乗じて0〜1に正規化した値の変化を示す。図9に示すように、出力特性は500〜600nmの範囲で大きく変化し、600〜650nmの範囲で安定する。
なお、培地のpH値と培地の光路長とを固定し、培地中のフェノールレッドの濃度を変化させた場合にも、出力特性は同様に500〜600nmの範囲で大きく変化し、600〜650nmの範囲で安定する。
以上説明したように、600〜650nmの範囲では、フェノールレッドを添加した培地のpH値を変化させても、培地の光路長を変化させても、培地中のフェノールレッドの濃度を変化させても安定した出力を得ることができる。さらに、600〜650nmの範囲では、撮像素子8Aの分光感度特性も安定している。
そこで、撮像素子8Aにおいて、600〜650nmの範囲の波長の光を撮像して画像を生成することにより、フェノールレッドの添加に起因する画像の変化を抑えることができる。したがって、波長制限フィルタ24は、600〜650nmの範囲の波長の光を透過し、それ以外の波長の光を制限する性質を持つ。なお、制限波長の詳細な範囲は画像の解析精度などに応じて決めれば良い。
図10に、pH値の変化に伴う出力値O(Io)の平均値からの変動幅の変化を、2種類のフィルタに関して示したグラフを示す。2種類のフィルタの一方は、460〜590nmの範囲で高い透過率を有するGlFフィルタなどのフィルタであり、もう一方は、620〜645nmの範囲の光を透過する本実施形態の波長制限フィルタ24である。図10から明らかなように、本実施形態の波長制限フィルタ24によれば、pH値の変化にかかわらず安定した出力を得ることができる。すなわち、撮像素子8Aにより、フェノールレッドの添加に起因する変化の小さい画像を生成することができる。
図11に、培地の光路長の変化に伴う出力値O(Io)の平均値からの変動幅の変化を、図10と同様の2種類のフィルタに関して示したグラフを示す。図11から明らかなように、本実施形態の波長制限フィルタ24によれば、培地の光路長の変化にかかわらず安定した出力を得ることができる。すなわち、撮像素子8Aにより、フェノールレッドの添加に起因する変化の小さい画像を生成することができる。
なお、本実施形態の波長制限フィルタ24によれば、培地中のフェノールレッドの濃度の変化にかかわらず安定した出力を得ることができる。
<変形例>
本実施形態では、波長制限フィルタ24を照明光源部21とリング絞り22との間に配置する例を示したが、照明光源部21と撮像部8との間で、照明光源部21の光軸上であれば、どの位置に配置しても良い。波長制限フィルタ24の配置位置は、波長制限フィルタ24により制限される波長や顕微鏡1の構成に応じて決めると良い。図12に、ステージ5と撮像部8との間に波長制限フィルタ24を配置した場合の、照明光源部21から照射された光が撮像素子8Aに到達し、画像が生成されるまでの流れ図を示す。図12に示すように、波長制限フィルタ24を配置する位置を変更しても、入射光Iin(λ)は図6の場合と同様である。
また、本実施形態では、1枚の波長制限フィルタを備える例を示したが、制限波長の異なる複数の波長制限フィルタを備え、添加物の光吸収特性に応じて、複数の波長制限フィルタのうち何れかの波長制限フィルタを照明光源部21と撮像部8との間に配置する構成としても良い。例えば、蛍光観察に用いるターレットなどに制限波長の異なる複数の波長制限フィルタを設置しておき、何れかの波長制限フィルタを照明光源部21と撮像部8との間に配置する構成としても良い。
図13のフローチャートは、制限波長の異なる複数の波長制限フィルタを備える場合のコンピュータ制御部31の動作を示す。
ステップS1において、コンピュータ制御部31は、培地に添加された添加物に関する情報を取得する。添加物に関する情報には、培地のpH変化に伴う光吸収特性や、培地の濃度変化に伴う光吸収特性等が含まれる。なお、培養に用いられる添加物に関する情報を予め記憶しておき、添加物の種類や濃度に関する情報のみを取得しても良い。
ステップS2において、コンピュータ制御部31は、制限すべき波長を算出する。コンピュータ制御部31は、ステップS1で取得した情報に基づいて、上述した実施形態で説明した方法と同様に、制限すべき波長を算出する。
ステップS3において、コンピュータ制御部31は、光路に挿入する波長制限フィルタを選択する。コンピュータ制御部31は、ステップS2における算出結果に応じて、複数の波長制限フィルタから、光路に挿入する波長制限フィルタを選択する。
ステップS4において、コンピュータ制御部31は、選択した波長制限フィルタを光路に挿入する。コンピュータ制御部31は、外部I/F部11を介して顕微鏡制御部13を制御し、ステップS3で選択した波長制限フィルタを、照明光源部21と撮像部8との間の所定の位置に配置する。
このように、制限波長の異なる複数の波長制限フィルタを備え、添加物の光吸収特性に応じて、複数の波長制限フィルタのうち何れかの波長制限フィルタを照明光源部21と撮像部8との間に配置する構成とすれば、添加物に応じて、最適な波長制限フィルタを用いて観察を行うことができる。特に、上述したように蛍光観察に用いるターレット等を利用すれば、新たな機構を顕微鏡に追加せずに本実施形態で説明した波長制限フィルタを用いた観察を行うことができる。
また、本実施形態では、1枚の波長制限フィルタを備える例を示したが、制限波長が可変であるモジュレーションフィルタを備え、添加物の光吸収特性に応じて、波長制限フィルタによる制限波長を変更する構成としても良い。
図14のフローチャートは、制限波長が可変であるフィルタを備える場合のコンピュータ制御部31の動作を示す。
ステップS11において、コンピュータ制御部31は、培地に添加された添加物に関する情報を取得する。添加物に関する情報には、培地のpH変化に伴う光吸収特性や、培地の濃度変化に伴う光吸収特性等が含まれる。なお、培養に用いられる添加物に関する情報を予め記憶しておき、添加物の種類や濃度に関する情報のみを取得しても良い。
ステップS12において、コンピュータ制御部31は、制限すべき波長を算出する。コンピュータ制御部31は、ステップS11で取得した情報に基づいて、上述した実施形態で説明した方法と同様に、制限すべき波長を算出する。
ステップS13において、コンピュータ制御部31は、波長制限フィルタを調整する。コンピュータ制御部31は、外部I/F部11を介して顕微鏡制御部13を制御し、ステップS12における算出結果に応じて波長制限フィルタを調整する。
このように、制限波長が可変であるフィルタを備え、添加物の光吸収特性に応じて、波長制限フィルタによる制限波長を変更する構成とすれば、添加物に応じて、波長制限フィルタを最適化して観察を行うことができる。
なお、撮像部8の撮像素子8Aとしてスペクトル型の撮像素子を用い、ステップS12における算出結果に応じて撮像素子の受光特性を変更する構成としても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、照明光学系を備え試料を照明する照明部と、撮像素子を備え照明部により照明された試料の像を撮像して画像を生成する撮像部と、照明光学系の光軸上で、かつ、照明部と撮像部との間に配置され、試料の培養に用いる培地に含まれる添加物の光吸収特性に応じて、照明光学系からの照明光の一部の波長を制限す波長制限フィルタとを備える。したがって、添加物に起因する画像の変化を抑え、自動観察において適切な画像の生成を可能とすることができる。また、本実施形態によれば、明るさの変化の少ない画像を生成することができるので、画像に基づく焦点調節の時間短縮や精度向上も期待できる。
また、本実施形態によれば、添加物の光吸収特性は、培地のpH変化に伴う光吸収特性と培地の濃度変化に伴う光吸収特性とである。したがって、試料の培養中に培地のpHや培地の濃度が変化しても、フェノールレッドの添加に起因する変化の小さい画像を生成することができる。
また、本実施形態によれば、波長制限フィルタは、添加物の光吸収特性に加えて、撮像素子の感度特性に応じて、照明光の一部の波長を制限する。したがって、撮像素子の感度特性に起因する変化の小さい画像を生成することができる。
なお、本実施形態では、添加物として、pH指示薬であるフェノールレッドを例に挙げて説明したが、他のpH指示薬にも本発明を同様に適用することができる。また、pH指示薬以外の添加物についても同様である。例えば、培地に添加される添加物である血清や各種試薬などについても本発明を同様に適用することができる。何れの場合も、培地のpH変化に伴う光吸収特性の変化や培地の濃度変化に伴う光吸収特性の変化を有する添加物であれば、その特性に応じて波長制限フィルタにより制限する波長を決定すれば良い。例えば、血清は、培地の濃度変化に伴い光吸収特性が変化する。したがって、培地の濃度変化に伴う光吸収特性の変化に応じて波長制限フィルタにより制限する波長を決定すれば良い。
また、本実施形態では、培地のpH変化に伴う光吸収特性と、培地の濃度変化に伴う光吸収特性と、撮像素子の感度特性とに応じて、波長制限フィルタにより制限する波長を決定する例を示したが、培地のpH変化に伴う光吸収特性と、培地の濃度変化に伴う光吸収特性と、撮像素子の感度特性とのうち1つか2つの要素に応じて波長制限フィルタにより制限する波長を決定しても良い。
また、本実施形態では、本発明の検査装置の一例として位相差顕微鏡を例に挙げて説明したが、その他の顕微鏡や観察装置にも本発明を同様に適用することができる。

Claims (6)

  1. 培養容器で培養される試料を観察する観察装置であって、
    照明光学系を備え、前記試料を照明する照明部と、
    撮像素子を備え、前記照明部により照明された前記試料の像を撮像して画像を生成する撮像部と、
    前記照明光学系の光軸上で、かつ、前記照明部と前記撮像部との間に配置され、前記試料の培養に用いる培地に含まれる添加物の光吸収特性に応じて、前記照明光学系からの照明光の一部の波長を制限する波長制限フィルタと
    を備えたことを特徴とする観察装置。
  2. 請求項1に記載の観察装置において、
    前記添加物の光吸収特性は、前記培地のpH変化に伴う光吸収特性と前記培地の濃度変化に伴う光吸収特性との少なくとも一方である
    ことを特徴とする観察装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の観察装置において、
    前記波長制限フィルタは、前記添加物の光吸収特性に加えて、前記撮像素子の感度特性に応じて、前記照明光の一部の波長を制限する
    ことを特徴とする観察装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の観察装置において、
    制限波長の異なる複数の前記波長制限フィルタを備え、
    前記添加物の光吸収特性に応じて、前記複数の波長制限フィルタのうち何れかの波長制限フィルタを前記照明光学系の光軸上で、かつ、前記照明部と前記撮像部との間に配置するフィルタ制御部を備える
    ことを特徴とする観察装置。
  5. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の観察装置において、
    前記波長制限フィルタは、制限波長が可変であるフィルタであり、
    前記添加物の光吸収特性に応じて、前記波長制限フィルタによる制限波長を変更する制限波長制御部を備える
    ことを特徴とする観察装置。
  6. 照明光学系を備え、試料を照明する照明部と、撮像素子を備え、前記照明部により照明された前記試料の像を撮像して画像を生成する撮像部とを備えるとともに、培養容器で培養される前記試料を観察する観察装置用の波長制限フィルタであって、
    前記照明光学系の光軸上で、かつ、前記照明部と前記撮像部との間に配置され、前記試料の培養に用いる培地に含まれる添加物の光吸収特性に応じて、前記照明光学系からの照明光の一部の波長を制限する
    ことを特徴とする波長制限フィルタ。
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