JPWO2008044421A1 - 試験装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、被試験デバイスに接続され、制御プロセッサの指示に応じて被試験デバイスを試験する試験ユニットと、制御プロセッサおよび試験ユニットに接続され、制御プロセッサから試験ユニットへと送信される制御命令を中継する中継部とを備え、中継部は、制御プロセッサから試験ユニットに割り当てられたアドレスに対して書き込まれるべき制御命令をバッファするバッファ部と、制御プロセッサから受信した、制御命令を試験ユニットに対して送信すべきタイミングを記憶するタイミング記憶部と、タイミング記憶部に記憶されたタイミングが到達したことに応じて、バッファ部にバッファされた制御命令を、試験ユニットへ送信するバッファ制御部とを有する試験装置を提供する。

Description

本発明は、試験装置および制御方法に関する。特に本発明は、被試験デバイスを試験する試験ユニットを制御するために、制御プロセッサから試験ユニットに対し制御用の命令を送信する試験装置および制御方法に関する。本出願は、下記の米国特許出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
1. 出願番号 11/546,926 出願日 2006年10月12日
2. 出願番号 11/546,929 出願日 2006年10月12日
試験装置に設けられた制御プロセッサは、インストールされた制御プログラムに基づいて動作し、試験ユニットに対し命令を送信する。これにより、試験ユニットの制御、例えば試験ユニットを適切に起動し、または、動作中の試験ユニットの設定を変更することができる。
但し、試験ユニットには、その仕様に応じて、処理するべき命令の順序が定められており、命令の実行順序がその仕様に反すると、試験ユニットや被試験デバイスを破損させてしまうおそれがある。このため、プログラマは、この仕様に準拠する順序で命令を実行させるように制御プログラムを作成している。
また、試験ユニットには、その仕様に応じて、命令を実行するべきタイミングが定められている。例えば、電圧変更などの後には、予め定められた期間待機してから次の命令を実行させないと、不安定な電圧が原因で試験ユニットが異常動作する場合がある。このため、プログラマは、命令を実行せずに一定期間待機する命令を、制御プログラム中に適宜挿入している。
また、ある命令は、試験ユニットが予め定められた状態となったタイミングで実行するように定められている。このような状態変化を検出する方法としては、制御プロセッサによるポーリング、または、試験ユニットから制御プロセッサに対する割込み処理が考えられる。
なお、半導体試験装置に関する参考技術としては、特許文献1を参照されたい。
特開平11−64450号公報
一定期間待機する命令とは、例えば、制御プロセッサ外部のタイマに待機時間を設定し、そのタイマから制御プロセッサに対し割込みを発生させることによって実現できる。その他にも、制御プログラム中でアイドル・ループなどの本来不要な処理をさせたり、制御プロセッサを制御するオペレーティングシステムの機能によって待機処理をさせることによって実現できる。
ところが、制御プロセッサが待機する時間は、プログラマが想定した時間とは異なってしまう場合がある。これは、命令の実行タイミングにばらつきがあるからである。例えば、制御プロセッサが様々な割込み処理を受けて他の処理を行ったり、または、複数のタスクを時分割して実行すると、命令の実行タイミングは遅延する場合がある。この結果、実行タイミングのばらつきにより命令実行のタイミングが早まると、充分な待機時間を確保できずに次の処理を行い、試験ユニット等を破損するおそれがある。
このような事態を避けるため、プログラマは、実際に必要な待機時間よりも充分に長い待機時間を確保できるように制御プログラムを作成している。この結果、設定変更等に要する時間が本来必要な時間よりも大幅に長くなり、試験処理全体の効率を低下させてしまうおそれがあった。
また、制御プロセッサによるポーリングとは、制御プロセッサから試験ユニット中のレジスタを定期的に読み出し、その値の変化によって状態変化を検出する処理をいう。しかしながら、レジスタからの値の読み出し処理は制御プロセッサの命令実行と比較して所要時間が長く、制御プロセッサに入出力待ち時間が生じ、制御プロセッサの計算能力を有効活用できない場合があった。
一方で、割込み処理を実現しようとすると、各試験ユニットに割込みを実現するための機構が必要となり、試験装置全体の設計を複雑化するおそれがある。さらには、割込みを迅速に検出しようとすると、割込みの有無を高頻度で確認しなければならず、割込みを制御するオペレーティングシステムが制御プロセッサの処理負荷を増加させてしまうおそれがある。
このように、試験ユニットの状態変化を迅速かつ適切に検出しようとすると、制御プロセッサには高い計算能力が要求される。このため、複数の試験ユニットを備えた試験装置においても、試験ユニット毎に制御プロセッサが必要となり、試験装置内に多数の制御プロセッサが搭載されることとなる。制御プロセッサの数の増加は、試験装置やその冷却装置の大型化や費用の増大、ひいては、試験装置の故障発生率を増加させる要因ともなり得る。
そこで本発明の1つの側面においては、上記の課題を解決することのできる試験装置および制御方法を提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の形態によると、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、被試験デバイスに接続され、制御プロセッサの指示に応じて被試験デバイスを試験する試験ユニットと、制御プロセッサおよび試験ユニットに接続され、制御プロセッサから試験ユニットへと送信される制御命令を中継する中継部とを備え、中継部は、制御プロセッサから試験ユニットに割り当てられたアドレスに対して書き込まれるべき制御命令をバッファするバッファ部と、制御プロセッサから受信した、制御命令を試験ユニットに対して送信すべきタイミングを記憶するタイミング記憶部と、タイミング記憶部に記憶されたタイミングが到達したことに応じて、バッファ部にバッファされた制御命令を、試験ユニットへ送信するバッファ制御部とを有する試験装置を提供する。
本発明の第2の形態によると、被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、被試験デバイスに接続され、制御プロセッサの指示に応じて被試験デバイスを試験する試験ユニットとを備える試験装置を制御する制御方法であって、制御プロセッサから試験ユニットに割り当てられたアドレスに対して書き込まれるべき制御命令をバッファし、制御プロセッサから受信した、制御命令を試験ユニットに対して送信すべきタイミングを記憶し、タイミングが到達したことに応じて、バッファされた制御命令を、試験ユニットへ送信する制御方法を提供する。
本発明の第3の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、被試験デバイスに接続され、制御プロセッサの指示に応じて被試験デバイスを試験する試験ユニットと、制御プロセッサおよび試験ユニットに接続され、制御プロセッサから試験ユニットへと送信される制御命令を中継する中継部とを備え、中継部は、制御プロセッサから指定された、試験ユニットの状態を示す状態レジスタを繰返し読み出すポーリング部と、状態レジスタの値が制御プロセッサから指定された期待値となったことに応じて、状態レジスタの値が期待値となった後に試験ユニットが処理すべき制御命令を試験ユニットへ送信する処理制御部とを有する試験装置を提供する。
本発明の第4の形態においては、被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、被試験デバイスに接続され、制御プロセッサの指示に応じて被試験デバイスを試験する試験ユニットとを備える試験装置を制御する制御方法であって、制御プロセッサから指定された、試験ユニットの状態を示す状態レジスタを繰返し読み出し、状態レジスタの値が制御プロセッサから指定された期待値となったことに応じて、状態レジスタの値が期待値となった後に試験ユニットが処理すべき制御命令を試験ユニットへ送信する制御方法を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
試験装置10の全体構成を示す。 中継部20の機能構成を示す。 バッファ制御部35の機能構成を示す。 制御プロセッサ15から試験ユニット40に対する命令を中継部20によって中継する処理の流れを示す。 図4のS420における処理の詳細を示す。 図4のS430における処理の詳細を示す。 バッファ部200にバッファリングされる命令群の第1例を示す。 バッファ部200にバッファリングされる命令群の第2例を示す。 本実施形態の変形例における試験装置10の全体構成を示す。 本実施形態の変形例におけるバッファ部200にバッファリングされる命令群の一例を示す。
符号の説明
10・・・試験装置、15・・・制御プロセッサ、20・・・中継部、40・・・試験ユニット、50・・・被試験デバイス、100・・・試験プログラム、400・・・状態レジスタ、410・・・状態レジスタ、30・・・処理制御部、200・・・バッファ部、210・・・タイミング記憶部、220・・・条件記憶部、230・・・ポーリング部、35・・・バッファ制御部、300・・・取出部、310・・・書込部、320・・・検出部、330・・・送信部
以下、発明の実施の形態を通じて本発明の(一)側面を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、試験装置10の全体構成を示す。試験装置10は、制御プロセッサ15と、複数の中継部20と、複数の試験ユニット40とを有する。制御プロセッサ15は、被試験デバイスを試験する試験プログラム100を実行する。制御プロセッサ15は、それぞれが異なる試験ユニット40を制御する複数の試験プログラム100を実行してもよい。複数の試験プログラム100のそれぞれは、マルチタスク、マルチプロセス、または、マルチスレッドと呼ばれる実行機構を備えるオペレーティングシステムにおいて、制御プロセッサ15の計算機資源を時分割して並行に実行されてもよい。
複数の試験ユニット40のそれぞれは、複数の被試験デバイス50のそれぞれに対応して設けられている。そして、複数の試験ユニット40のそれぞれは、対応する被試験デバイス50に接続され、制御プロセッサ15の指示に応じてその被試験デバイス50を試験する。また、複数の試験ユニット40のそれぞれは、当該試験ユニット40の状態を示す状態レジスタを有する。例えば、複数の試験ユニット40のそれぞれは、第1の状態レジスタの一例である状態レジスタ400と、第2の状態レジスタの一例である状態レジスタ410とを有する。図中では1つの試験ユニット40にのみ状態レジスタ400、410を例示したが、他のそれぞれの試験ユニット40もまた状態レジスタを有していてよい。そして、複数の試験ユニット40のそれぞれは、試験の進行による状態変化に応じて、当該試験ユニット40の状態をこれらの状態レジスタに記憶する。
複数の中継部20のそれぞれは、複数の試験ユニット40のそれぞれに対応して設けられている。複数の中継部20のそれぞれは、制御プロセッサ15および対応する試験ユニット40に接続される。そして、複数の中継部20のそれぞれは、制御プロセッサ15から対応する試験ユニット40へと送信される制御命令を中継する。具体的には、中継部20内の記憶領域および試験ユニット40内の記憶領域は、制御プロセッサ15上で試験プログラム100が動作する仮想的なアドレス空間にマッピングされている。そして、制御プロセッサ15は、試験プログラム100中の書込コマンドを実行することにより、その仮想的なアドレス空間、即ち中継部20または試験ユニット40に対し書き込みを行う。なお、試験ユニット40に対する制御命令とは、例えば、その試験ユニット40から被試験デバイス50に印加する電圧の大きさを設定・変更する命令などのほか、試験用の信号の周波数を設定・変更する命令や、試験シーケンスの動作の開始を指示する命令などであってよい。
中継部20は、試験ユニット40に割り当てられたアドレス空間に対する書込データについては、制御プロセッサ15から受け取ってそのまま試験ユニット40に転送する。一方で、中継部20は、中継部20に割り当てられたアドレス空間に対する書込データについては、その内容に応じて当該中継部20中のレジスタまたはメモリなどに対し書込み処理を行う。中継部20は、書込まれた内容に応じて、命令転送のタイミングを制御する。例えば、中継部20は、当該書込データに続いて受信した制御命令などのデータを、当該書込データによって示される時間を待機した後に試験ユニット40に対し送信してもよい。
このように、本実施形態に係る試験装置10は、試験ユニット40に対しコマンドを送信するタイミングを、制御プロセッサ15とは別体に設けられた中継部20によって制御する。これにより、制御プロセッサ15の処理負荷を軽減すると共に、制御命令送信のタイミングを正確に制御することを目的とする。
続いて、複数の中継部20のうちある1つの中継部20についての機能構成を説明する。
図2は、中継部20の機能構成を示す。中継部20は、処理制御部30と、バッファ部200と、タイミング記憶部210と、条件記憶部220と、ポーリング部230とを有する。実装の一例としては、バッファ部200、タイミング記憶部210および条件記憶部220は、レジスタやメモリといった記憶媒体によって実装されており、ポーリング部230および処理制御部30は、シーケンサによって実装されている。まず、制御プロセッサ15が、制御命令の書き込みに先立って、その制御命令を試験ユニット40に対して送信すべきタイミングを、試験ユニット40に割り当てられたアドレスに対し書き込む場合の処理機能を説明する。バッファ部200は、当該中継部20に割り当てられたアドレスに対して制御プロセッサ15から書き込まれるべきタイミング値、および、対応する試験ユニット40に割り当てられたアドレスに対して制御プロセッサ15から書き込まれるべき制御命令を順次バッファする。
詳細には、バッファ部200は、制御プロセッサ15から受信した、タイミング値を書き込むタイミング書込コマンドと、制御命令を書き込む制御命令書込コマンドとを順次バッファする。タイミング書込コマンドとは、例えば、中継部20に割り当てられたアドレス空間中のアドレス、および、当該アドレスに書き込まれるべきタイミング値の組である。一方、制御命令書込コマンドとは、例えば、試験ユニット40に割り当てられたアドレス空間中のアドレス、および、当該アドレスに書き込まれるべき制御命令の組である。
タイミング記憶部210は、制御プロセッサ15から受信した、制御命令を試験ユニット40に対して送信すべきタイミングを記憶する。このタイミングは、タイミング書込コマンドに応じてバッファ制御部35によりタイミング値として記憶されるものである。処理制御部30は、バッファ制御部35を有する。バッファ制御部35は、上記のタイミング値の記憶の他、タイミング書込コマンドに続いて受信する制御命令の送信タイミングを制御する。詳細には、バッファ制御部35は、タイミング記憶部210に記憶されたタイミングが到達したことに応じて、バッファ部200にバッファされた制御命令を、対応する試験ユニット40に対し送信する。このタイミング値は、例えば、続いて受信した制御命令の送信を遅延させる遅延量などである。つまり、バッファ制御部35は、バッファ部200からタイミング書込コマンドを取出したことに応じてそのタイミングが到達するまで、タイミング書込コマンドより後に受信した制御命令書込コマンドの処理を遅延させる。
次に、制御プロセッサ15が、試験ユニット40に割り当てられたアドレス空間内の状態レジスタのアドレスおよび期待値を、中継部20に割り当てられたアドレスに対して書き込んだ後、当該試験ユニット40に割り当てられたアドレスに制御命令を書き込む場合の処理機能を説明する。条件記憶部220は、制御プロセッサ15から受信した、試験ユニット40の状態を示す状態レジスタのアドレスと、その状態レジスタの値と比較される期待値とを記憶する。これらのアドレスおよび期待値は、バッファ制御部35によって記憶されるものである。即ち、バッファ制御部35は、バッファ部200から、状態レジスタのアドレスおよび期待値を書き込む条件書込コマンドを取得すると、そのアドレスおよび期待値を条件記憶部220に記憶する。
なお、状態レジスタのアドレスとは、その状態レジスタに割り当てられた制御プロセッサ15における仮想的なアドレスの他、その状態レジスタの番号その他の識別情報などであってもよい。
ポーリング部230は、制御プロセッサ15から指定された、試験ユニット40の状態を示す状態レジスタ(制御プロセッサ15の指定に応じて状態レジスタ400および状態レジスタ410の一方または双方)を繰返し読み出す。詳細には、ポーリング部230は、バッファ部200から条件書込みコマンドを取得したことに応じて、状態レジスタのアドレス(即ち条件記憶部220に記憶したアドレス)を読出アドレスとする読出コマンドを試験ユニット40へと繰返し発行する。処理制御部30は、読み出した状態レジスタの値が制御プロセッサ15から指定された期待値となったことに応じて、その状態レジスタの値がその期待値となった後に試験ユニット40が処理すべき制御命令を試験ユニット40へ送信する。状態レジスタの値が期待値となった後に処理すべき制御命令とは、例えば、条件書込コマンドより後に受信した制御命令書込コマンドにより書き込まれる命令である。即ち、バッファ制御部35は、状態レジスタの値が期待値となったことに応じて、条件書込コマンドより後に受信した制御命令書込コマンドを試験ユニット40へ送信する。
これに代えて、または、これに加えて、バッファ制御部35は、状態レジスタの値が期待値となったことに応じて、制御プロセッサ15から後続の制御命令を送信させるべく制御プロセッサに割込みを発行してもよい。この処理は、一連の試験処理が終了したような場合に有効である。即ち例えば、バッファ制御部35は、制御プロセッサ15に対し割込みを発行して制御プロセッサ15を再起動させることで、次の試験を初めから開始することができる。
図3は、バッファ制御部35の機能構成を示す。バッファ制御部35は、取出部300と、書込部310と、検出部320と、送信部330とを有する。取出部300は、バッファ部200にバッファされた書込コマンドを順次取り出す。取出部300は、書込部310による書込み完了の通知、または、送信部330による送信完了の通知に応じ、FIFO方式のバッファ部200の先頭から書込コマンドを1つ取出してもよい。また、取出部300は、中継部20用の書込コマンドを取出した後にその書込みコマンドをバッファ部200から直ちに削除してもよいし、その書込コマンドに応じた処理の完了後にその書込コマンドをバッファ部200から削除してもよい。
書込部310は、本発明に係るタイミング書込部の一例であり、タイミング書込コマンドを取出したことに応じて当該タイミングをタイミング記憶部210に記憶させる。また、書込部310は、条件書込コマンドを取出したことに応じて、状態レジスタのアドレスおよび期待値を条件記憶部220に記憶させる。検出部320は、タイミング記憶部210に記憶されたタイミングの到達を検出する。また、検出部320は、ポーリング部230により読み出された状態レジスタの値が期待値となったかを検出する。
送信部330は、タイミングの到達が検出されたことを条件として、タイミング書込コマンドの後に受信した制御命令書込コマンドを、試験ユニット40へと送信する。また、送信部330は、状態レジスタの値が期待値となったことを条件として、条件書込コマンドの後に受信した制御命令書込コマンドを試験ユニット40へと送信する。
図4は、制御プロセッサ15から試験ユニット40に対する命令を中継部20によって中継する処理の流れを示す。バッファ部200は、制御プロセッサ15から試験ユニット40または当該中継部20に割り当てられたアドレスに対して書き込まれるべき制御命令をバッファする(S400)。取出部300は、バッファ部200にバッファされた書込コマンドを順次取り出す(S410)。取出した書込コマンドが、当該中継部20に割り当てられたアドレス空間に対する書込コマンドであれば、中継部20は、タイミング記憶部210または条件記憶部220に対し書込みを行う(S420)。取出した書込コマンドが、試験ユニット40の状態レジスタ400、410のアドレスに対する書込コマンドであれば、中継部20は、制御命令の送信処理を行う(S430)。
図5は、図4のS420における処理の詳細を示す。書込部310は、取出したコマンドがタイミング書込コマンドか否かを判断する(S500)。タイミング書込コマンドであれば(S500:YES)、書込部310は、そのタイミング書込コマンドによって指定されたタイミングをタイミング記憶部210に記憶させる(S510)。条件書込コマンドであれば(S520:YES)、書込部310は、後続の制御命令を送信する条件、即ち、状態レジスタのアドレスおよび期待値を条件記憶部220に記憶させる(S530)。
図6は、図4のS430における処理の詳細を示す。検出部320は、タイミング記憶部210に記憶されたタイミングの到達を検出する(S600)。タイミングの到達が検出された場合に、または、そもそもタイミングが設定されていない場合に(S600:YES)、検出部320は、状態レジスタの値が制御プロセッサ15から指定された期待値となったかを判断する(S610)。この判断において、状態レジスタの値は所定のマスク値によってビットマスクされた上で判断に用いられてもよい。具体的には、以下の通りである。
まず、制御プロセッサ15は、状態レジスタのアドレスおよび期待値の書き込みにおいて、その期待値として、ポーリング部230が読み出した状態レジスタの値の各ビットをマスクするか否かを指定するマスク値と、マスクされた状態レジスタの値が満たすべき値を示すマスク後期待値とを条件記憶部220に書き込む。そして、ポーリング部230は、状態レジスタの値を読み出すとともに、その状態レジスタの値をそのマスク値によりマスクした値がマスク後期待値となったか否かを判断する。
そして、タイミングの到達が検出され、かつ、状態レジスタの値が期待値となったことに応じ(S600:YES、S610:YES)、バッファ制御部35の検出部320は、条件書込コマンドまたはタイミング書込コマンドよりも後に受信した制御命令書込コマンドを試験ユニット40へ送信する(S620)。なお、状態レジスタにマスク値が指定されている場合には、マスクした値がマスク後期待値となったことが条件となる。
タイミングの到達が検出されず、または、状態レジスタの値が期待値となっていない場合には、処理制御部30は、バッファ部200から条件書込コマンドが取得されてから予め設定されたタイムアウト時間が経過したかどうかを判断する(S630)。経過していれば(S630:YES)、処理制御部30は、制御プロセッサ15に対してタイムアウト割込みを発行する(S640)。これにより、条件を設定したものの障害の発生などでそれが成立しない場合や、設定した条件に誤りがありその条件が成立することが無い場合であっても、エラーの検出処理や次の試験を適切に開始させることができる。
この割込みを受けた制御プロセッサ15は、バッファ部200の内容を消去して次の処理を正しく開始できるようにするため、バッファ部200の内容を消去する命令を中継部20に対し発行してもよい。この場合、中継部20は、この命令を受信すると、バッファ部200内にバッファリングせずにバッファ部200内の書込コマンドを消去する。さらに他の例として、制御プロセッサ15は、バッファ部200の内容を読み出す命令を中継部20に対し発行してもよい。この場合、中継部20は、この命令を受信すると、その命令をバッファ部200内にバッファリングせずに、バッファ部200から書込コマンドを読み出して制御プロセッサ15に送信する。これらの仕組みを実装することで、エラー発生後の復旧や原因追究を効率化できる。
また、処理制御部30は、特定の条件成立、例えば、予め定められた特定の状態レジスタの値が期待値となったかどうかを判断する(S650)。この状態レジスタがその期待値となった状態とは、例えば、試験装置10による一連の試験が終了したことを示す状態である。この場合には(S650:YES)、処理制御部30は、制御プロセッサ15から後続の制御命令、即ち次の試験の制御命令を送信させるべく、制御プロセッサ15に対し割込みを発行する(S640)。
図7は、バッファ部200にバッファリングされる命令群の第1例を示す。第1例を用いて、制御命令を実行させるために充足するべき条件を複数設定する例を説明する。この第1例において、FIFO方式のバッファ部200には、先頭から順に、状態レジスタ400に条件を書込むための第1の条件書込みコマンドである条件書込コマンド1と、状態レジスタ410に条件を書込むための第2の条件書込コマンドである条件書込コマンド2と、試験ユニット40を制御する制御命令とが記憶される。条件書込コマンド1は、制御プロセッサ15のアドレス空間において状態レジスタ400を特定するための第1のアドレスと、状態レジスタ400と比較されるべき第1の期待値とによって構成される。また、条件書込コマンド2は、制御プロセッサ15のアドレス空間において状態レジスタ410を特定するための第2のアドレスと、状態レジスタ410と比較されるべき第2の期待値とによって構成される。
即ち、制御プロセッサ15は、状態レジスタ400が第1の期待値となり、かつ、状態レジスタ410が第2の期待値となったことを条件として、制御命令を試験ユニット40へ送信したい場合には、状態レジスタ400のアドレスおよび第1の期待値と、状態レジスタ410のアドレスおよび第2の期待値とをバッファ部200に割り当てられたアドレスに対して順次書き込む。そしてその後に、制御プロセッサ15は、試験ユニット40に割り当てられたアドレスに制御命令を書き込む。その結果、図7に示すように、条件書込コマンド1、条件書込コマンド2、および、制御命令が順次バッファ部200に格納されることとなる。
バッファ部200がこのような状態にある場合において、ポーリング部230は、状態レジスタ400のアドレスおよび第1の期待値を書き込む条件書込コマンド1をバッファ部200から取得したことに応じて、状態レジスタ400のアドレスを読出アドレスとする第1の読出コマンドを試験ユニット40へと繰返し発行する。そして、バッファ制御部35は、状態レジスタ400の値が第1の期待値となったことに応じて、条件書込みコマンド1より後に受信した、状態レジスタ410のアドレスおよび第2の期待値を書き込む条件書込コマンド2をバッファ部200から取り出す。
そして、ポーリング部230は、条件書込コマンド2をバッファ部200から取得したことに応じて、状態レジスタ410のアドレスを読み出しアドレスとする第2の読出コマンドを試験ユニット40へと繰返し発行する。そして、バッファ制御部35は、状態レジスタ410の値が第2の期待値となったことに応じて、条件書込コマンド2より後に受信した制御命令書込コマンドを試験ユニット40へ送信する。このように、複数の条件書込コマンドを用いれば、制御命令を実行させるために充足するべき条件を複数指定することができる。
図8は、バッファ部200にバッファリングされる命令群の第2例を示す。第2例を用いて、制御命令を実行させるために充足するべき複数の異なる条件を設定する処理を説明する。この第2例において、FIFO方式のバッファ部200には、先頭から順に、制御命令を試験ユニット40に対して送信するべきタイミングを定めるタイミング書込コマンドと、状態レジスタ400に条件を書込むための条件書込コマンドと、試験ユニット40を制御する制御命令とが記憶される。
即ち、制御プロセッサ15は、タイミング書込コマンドと、条件書込コマンドと、制御命令書込コマンドとをこの順に順次発行している。このような状態において、検出部320は、タイミング書込コマンドによって書込まれたタイミングの到達を検出する。タイミングの到達が検出されると、取出部300は、その次のコマンド、即ち条件書込コマンドをバッファ部200から取り出す。そして、ポーリング部230は、状態レジスタ400のアドレスおよび期待値を書き込む条件書込コマンドをバッファ部200から取得したことに応じて、状態レジスタ400のアドレスを読出アドレスとする読出コマンドを試験ユニット40へと繰返し発行する。そして、バッファ制御部35は、状態レジスタ400の値が期待値となったことに応じて、条件書込みコマンドより後に受信した、制御命令書込コマンドを試験ユニット40へ送信する。このように、制御命令を実行させるために充足するべき条件は、複数の異なる種類の条件の組合せであってもよい。
図9は、本実施形態の変形例における試験装置10の全体構成を示す。本変形例は、複数の試験ユニット40が協業して単一の被試験デバイス50を試験することを目的とする。被試験デバイス50の高性能化に伴い、被試験デバイス50の入出力端子の数も増加しており、1つの試験ユニット40によっては1つの被試験デバイス50を試験できない場合がある。このような場合には、複数の試験ユニット40が被試験デバイス50の入出力端子の一部ずつに接続されて試験を行う。
具体的には、本変形例に係る試験装置10は、試験ユニット40−1および試験ユニット40−2によって被試験デバイス50−1を試験する。また、試験装置10は、試験ユニット40−3および試験ユニット40−4によって被試験デバイス50−2を試験する。また、試験ユニット40−1〜4のそれぞれに対応付けて、中継部20−1〜4のそれぞれが設けられている。このような形態において、中継部20−1〜2は、制御プロセッサ15における同一のアドレス空間を共有してもよい。また、中継部20−3〜4は、制御プロセッサ15における同一のアドレス空間を共有してもよい。この場合における命令中継処理の一例を、図10を参照して説明する。
なお、図9を参照して述べた構成以外の構成については、図1〜図8を参照して説明した実施形態に係る試験装置10と略同一であるから説明を省略する。
図10は、本実施形態の変形例におけるバッファ部200にバッファリングされる命令群の一例を示す。中継部20−1および中継部20−2は同一のアドレス空間を共有しているので、中継部20−1のバッファ部200および中継部20−2のバッファ部200には、同一の命令群がバッファリングされている。具体的には、それぞれのバッファ部200には、先頭から順に、試験ユニット40−1に対する制御命令1と、試験ユニット40−2に対する制御命令2と、試験ユニット40−1に対する制御命令1とがこの順に記憶されている。
中継部20−1の取出部300は、バッファ部200の先頭から制御命令1を取り出すと、この制御命令1の書込み先が試験ユニット40−1であるかを判断する。書込み先は試験ユニット40−1であるから、中継部20−1はこの制御命令1を試験ユニット40−1に対し送信させる。一方で、中継部20−2の取出部300は、バッファ部200の先頭の制御命令1の書込み先は試験ユニット40−2ではないので、その制御命令1を実行しないで破棄する。
先頭の制御命令1の実行または破棄が完了すると、中継部20−1〜2はともに次の命令の処理に移る。即ち、中継部20−1のバッファ部200は、制御命令2を取り出すと、その制御命令2の書込み先が試験ユニット40−2なので、その制御命令2を破棄する。一方で、中継部20−2のバッファ部200は、制御命令2の書込み先が試験ユニット40−2なので、その制御命令を試験ユニット40−2に対し送信させる。以降の制御命令についても同様である。
このように、本変形例によれば、1つの被試験デバイス50を複数の試験ユニット40を用いて試験する場合においても、制御プロセッサ15から見たアドレス空間を被試験デバイス50ごとに設定することができる。このようにしても、中継部20により、それぞれの試験ユニット40に対する命令は適切に振り分けられて処理される。このように、本変形例によれば、図1から図8に示した実施形態において説明した処理に加えて、命令の振分処理をも中継部20に集中させて、制御プロセッサ15の負荷を軽減することができる。さらには、既存の試験プログラム100および試験ユニット40の流用を容易とすることができる。
以上、本発明の(一)側面を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。例えば、本実施例またはその変形例に示す中継部20は、それに対応する試験ユニット40の中に含めて実装されてもよい。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
上記説明から明らかなように、本発明の(一)実施形態によれば、試験ユニットの動作タイミングを精度良くかつ効率的に制御する試験装置および制御方法を実現することができる。

Claims (12)

  1. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、
    前記被試験デバイスに接続され、前記制御プロセッサの指示に応じて前記被試験デバイスを試験する試験ユニットと、
    前記制御プロセッサおよび前記試験ユニットに接続され、前記制御プロセッサから前記試験ユニットへと送信される制御命令を中継する中継部と
    を備え、
    前記中継部は、
    前記制御プロセッサから前記試験ユニットに割り当てられたアドレスに対して書き込まれるべき前記制御命令をバッファするバッファ部と、
    前記制御プロセッサから受信した、前記制御命令を前記試験ユニットに対して送信すべきタイミングを記憶するタイミング記憶部と、
    前記タイミング記憶部に記憶されたタイミングが到達したことに応じて、前記バッファ部にバッファされた前記制御命令を、前記試験ユニットへ送信するバッファ制御部と
    を有する試験装置。
  2. 前記制御プロセッサは、前記制御命令の書き込みに先立って、前記制御命令を前記試験ユニットに対して送信すべきタイミングを、前記中継部に割り当てられたアドレスに対して書き込み、
    前記バッファ部は、前記制御プロセッサから受信した、前記タイミングを書き込むタイミング書込コマンドと、前記制御命令を書き込む制御命令書込コマンドとを順次バッファし、
    前記バッファ制御部は、前記バッファ部から前記タイミング書込コマンドを取り出したことに応じて前記タイミングが到達するまで、前記タイミング書込コマンドより後に受信した前記制御命令書込コマンドの処理を遅延させる
    請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記バッファ制御部は、
    前記バッファ部にバッファされた書込コマンドを順次取り出す取出部と、
    前記タイミング書込コマンドを取り出したことに応じて当該タイミングを前記タイミング記憶部に記憶させるタイミング書込部と、
    前記タイミング記憶部に記憶された前記タイミングの到達を検出する検出部と、
    前記タイミングの到達が検出されたことを条件として、前記タイミング書込コマンドの後に受信した前記制御命令書込コマンドを、前記試験ユニットへと送信する送信部と
    を含む請求項2に記載の試験装置。
  4. 当該試験装置は、複数の被試験デバイスを試験するものであり、
    前記複数の被試験デバイスのそれぞれに対応して、複数の前記試験ユニットのそれぞれが設けられ、
    前記複数の試験ユニットのそれぞれに対応して、複数の前記中継部のそれぞれが設けられる
    請求項3に記載の試験装置。
  5. 被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、前記被試験デバイスに接続され、前記制御プロセッサの指示に応じて前記被試験デバイスを試験する試験ユニットとを備える試験装置を制御する制御方法であって、
    前記制御プロセッサから前記試験ユニットに割り当てられたアドレスに対して書き込まれるべき制御命令をバッファし、
    前記制御プロセッサから受信した、前記制御命令を前記試験ユニットに対して送信すべきタイミングを記憶し、
    前記タイミングが到達したことに応じて、バッファされた前記制御命令を、前記試験ユニットへ送信する
    制御方法。
  6. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、
    前記被試験デバイスに接続され、前記制御プロセッサの指示に応じて前記被試験デバイスを試験する試験ユニットと、
    前記制御プロセッサおよび前記試験ユニットに接続され、前記制御プロセッサから前記試験ユニットへと送信される制御命令を中継する中継部と
    を備え、
    前記中継部は、
    前記制御プロセッサから指定された、前記試験ユニットの状態を示す状態レジスタを繰返し読み出すポーリング部と、
    前記状態レジスタの値が前記制御プロセッサから指定された期待値となったことに応じて、前記状態レジスタの値が前記期待値となった後に前記試験ユニットが処理すべき前記制御命令を前記試験ユニットへ送信する処理制御部と
    を有する試験装置。
  7. 前記制御プロセッサは、前記試験ユニットに割り当てられたアドレス空間内の前記状態レジスタのアドレスおよび前記期待値を、前記中継部に割り当てられたアドレスに対して書き込んだ後、前記試験ユニットに割り当てられたアドレスに前記制御命令を書き込み、
    前記中継部は、前記制御プロセッサから受信した、前記状態レジスタのアドレスおよび前記期待値を書き込む条件書込コマンドと、前記制御命令を書き込む制御命令書込コマンドとを順次バッファするバッファ部を更に有し、
    前記ポーリング部は、前記バッファ部から前記条件書込コマンドを取得したことに応じて、前記状態レジスタのアドレスを読出アドレスとする読出コマンドを前記試験ユニットへと繰返し発行し、
    前記処理制御部は、前記状態レジスタの値が前記期待値となったことに応じて、前記条件書込コマンドより後に受信した前記制御命令書込コマンドを前記試験ユニットへ送信するバッファ制御部を含む
    請求項6に記載の試験装置。
  8. 前記制御プロセッサは、前記状態レジスタのアドレスおよび前記期待値の書き込みにおいて、前記期待値として、前記ポーリング部が読み出した前記状態レジスタの値の各ビットをマスクするか否かを指定するマスク値と、マスクされた前記状態レジスタの値が満たすべき値を示すマスク後期待値とを書き込み、
    前記バッファ制御部は、前記状態レジスタの値を前記マスク値によりマスクした値が前記マスク後期待値となったことに応じて、前記条件書込コマンドより後に受信した前記制御命令書込コマンドを前記試験ユニットへ送信する
    請求項7に記載の試験装置。
  9. 前記制御プロセッサは、第1の前記状態レジスタが第1の前記期待値となり、かつ、第2の前記状態レジスタが第2の前記期待値となったことを条件として前記制御命令を前記試験ユニットへ送信する場合において、前記第1の状態レジスタのアドレスおよび前記第1の期待値と、前記第2の状態レジスタのアドレスおよび前記第2の期待値とを前記中継部に割り当てられたアドレスに対して順次書き込んだ後、前記試験ユニットに割り当てられたアドレスに前記制御命令を書き込み、
    前記ポーリング部は、前記第1の状態レジスタのアドレスおよび前記第1の期待値を書き込む第1の前記条件書込コマンドを前記バッファ部から取得したことに応じて、前記第1の状態レジスタのアドレスを読出アドレスとする第1の読出コマンドを前記試験ユニットへと繰返し発行し、
    前記バッファ制御部は、前記第1の状態レジスタの値が前記第1の期待値となったことに応じて、前記第1の条件書込コマンドより後に受信した、前記第2の状態レジスタのアドレスおよび前記第2の期待値を書き込む第2の前記条件書込コマンドを前記バッファ部から取り出し、
    前記ポーリング部は、前記第2の条件書込コマンドを前記バッファ部から取得したことに応じて、前記第2の状態レジスタのアドレスを読み出しアドレスとする第2の読出コマンドを前記試験ユニットへと繰返し発行し、
    前記バッファ制御部は、前記第2の状態レジスタの値が前記第2の期待値となったことに応じて、前記第2の条件書込コマンドより後に受信した前記制御命令書込コマンドを前記試験ユニットへ送信する
    請求項7に記載の試験装置。
  10. 前記処理制御部は、前記バッファ部から前記条件書込コマンドが取得されてから予め設定されたタイムアウト時間が経過したことに応じて、前記制御プロセッサに対してタイムアウト割り込みを発行する請求項6に記載の試験装置。
  11. 前記処理制御部は、前記状態レジスタの値が前記制御プロセッサから指定された期待値となったことに応じて、前記制御プロセッサから後続の前記制御命令を送信させるべく前記制御プロセッサに割り込みを発行する請求項6に記載の試験装置。
  12. 被試験デバイスを試験する試験プログラムを実行する制御プロセッサと、
    前記被試験デバイスに接続され、前記制御プロセッサの指示に応じて前記被試験デバイスを試験する試験ユニットとを備える試験装置を制御する制御方法であって、
    前記制御プロセッサから指定された、前記試験ユニットの状態を示す状態レジスタを繰返し読み出し、
    前記状態レジスタの値が前記制御プロセッサから指定された期待値となったことに応じて、前記状態レジスタの値が前記期待値となった後に前記試験ユニットが処理すべき前記制御命令を前記試験ユニットへ送信する
    制御方法。
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